JP2002345084A - スピーカ - Google Patents
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/03—Constructional features of telephone transmitters or receivers, e.g. telephone hand-sets
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
- H04R1/2869—Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself
- H04R1/2892—Mountings or supports for transducers
- H04R1/2896—Mountings or supports for transducers for loudspeaker transducers
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2499/00—Aspects covered by H04R or H04S not otherwise provided for in their subgroups
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 信頼性の高い組立工数のかからない小型スピ
ーカを提供。 【解決手段】 スピーカ1、ガスケット2、異方性導電
コネクタ3を接合して一体型スピーカ4とした。スピー
カ1の外径と略同じ外径を持つエラストマーから成るガ
スケット2には、スピーカ1の放音孔1a領域に合わせ
た径の中心穴2aが形成されており、スピーカ1の前面
に接着あるいは粘着により貼付される。スピーカ1の外
径と略同じ外径を持つコネクタ3には、スピーカ1の底
面中心の突出部を逃げる中心穴3cが形成され、両面の
凸部3b上の接続パターンを接続する導体処理3aがな
されている。コネクタ3のスピーカ1と接する面に異方
導電性接着剤または導電性接着剤を印刷することによ
り、スピーカ1との導通性を持たせて接着している。
ーカを提供。 【解決手段】 スピーカ1、ガスケット2、異方性導電
コネクタ3を接合して一体型スピーカ4とした。スピー
カ1の外径と略同じ外径を持つエラストマーから成るガ
スケット2には、スピーカ1の放音孔1a領域に合わせ
た径の中心穴2aが形成されており、スピーカ1の前面
に接着あるいは粘着により貼付される。スピーカ1の外
径と略同じ外径を持つコネクタ3には、スピーカ1の底
面中心の突出部を逃げる中心穴3cが形成され、両面の
凸部3b上の接続パターンを接続する導体処理3aがな
されている。コネクタ3のスピーカ1と接する面に異方
導電性接着剤または導電性接着剤を印刷することによ
り、スピーカ1との導通性を持たせて接着している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカ、さらに
詳しくは電子機器への組み込み性を改良した表面実装型
の小型スピーカに関する。
詳しくは電子機器への組み込み性を改良した表面実装型
の小型スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の小型化に伴い、電子部品
を回路基板に表面実装する技術が開発され、各種電子部
品に応用されている。また、この実装に当たってはなる
べく半田付けをしないで電気的導通をとる半田レスの要
求がある。携帯電話やボイスメモ等に用いられている小
型スピーカもこのような電子部品の一つである。このよ
うな従来のスピーカの一例を図面により説明する。図4
は従来の動電型スピーカの断面図である。
を回路基板に表面実装する技術が開発され、各種電子部
品に応用されている。また、この実装に当たってはなる
べく半田付けをしないで電気的導通をとる半田レスの要
求がある。携帯電話やボイスメモ等に用いられている小
型スピーカもこのような電子部品の一つである。このよ
うな従来のスピーカの一例を図面により説明する。図4
は従来の動電型スピーカの断面図である。
【0003】まず、このスピーカの構成について説明す
る。図4において、50はこのスピーカである。51は
環状のケースであり、内周段部51aと中間段部51b
とを有している。52はケース51内周に埋設された磁
性体から成る皿形ヨークである。53はヨーク52の内
面中央に固定され中心軸方向に磁化された円盤形の永久
磁石であり、54は永久磁石53の上面に固定された円
板型のトッププレートである。永久磁石53によりヨー
ク52上端部とトッププレート54外周部との間の間隙
を通って磁気回路が形成されている。
る。図4において、50はこのスピーカである。51は
環状のケースであり、内周段部51aと中間段部51b
とを有している。52はケース51内周に埋設された磁
性体から成る皿形ヨークである。53はヨーク52の内
面中央に固定され中心軸方向に磁化された円盤形の永久
磁石であり、54は永久磁石53の上面に固定された円
板型のトッププレートである。永久磁石53によりヨー
ク52上端部とトッププレート54外周部との間の間隙
を通って磁気回路が形成されている。
【0004】55は周辺部寄りに平坦部55a及びこれ
に続く湾曲部を持ったプラスチック材料で一体成形され
た略球面状の振動板であって、周縁部55bは平面を成
しフレーム51の中間段部51bに接着固定されてい
る。56はエナメル被覆された銅線であるコイル巻線を
断面長方形に整列巻きし塗料で固めた円筒状の空芯コイ
ルであるボイスコイルであり、その上面は振動板55の
平坦部55a下面に接着固定されている。ボイスコイル
56はトッププレート54外周部とヨーク52上端部と
の間の間隙にコイル丈の略半分の深さに嵌入している。
57はフレーム51の中間段部51bに周辺部を固定さ
れた振動板55を保護するプロテクタである。58はケ
ース51の後面に配設された外部接続端子となるリード
フレームであり、ボイスコイル56の端末56aが接続
されている。
に続く湾曲部を持ったプラスチック材料で一体成形され
た略球面状の振動板であって、周縁部55bは平面を成
しフレーム51の中間段部51bに接着固定されてい
る。56はエナメル被覆された銅線であるコイル巻線を
断面長方形に整列巻きし塗料で固めた円筒状の空芯コイ
ルであるボイスコイルであり、その上面は振動板55の
平坦部55a下面に接着固定されている。ボイスコイル
56はトッププレート54外周部とヨーク52上端部と
の間の間隙にコイル丈の略半分の深さに嵌入している。
57はフレーム51の中間段部51bに周辺部を固定さ
れた振動板55を保護するプロテクタである。58はケ
ース51の後面に配設された外部接続端子となるリード
フレームであり、ボイスコイル56の端末56aが接続
されている。
【0005】リードフレーム58を通してスピーカ50
のボイスコイル56に音声信号が入力されると、フレミ
ングの左手の法則に従い、ボイスコイル56に電磁力が
働いて振動板55が前後に振動して音を発する。
のボイスコイル56に音声信号が入力されると、フレミ
ングの左手の法則に従い、ボイスコイル56に電磁力が
働いて振動板55が前後に振動して音を発する。
【0006】次に、このようなスピーカを電子機器へ実
装する方法を説明する。図5は電話機への実装方法を示
す断面図である。図5において、61は電話機の外装で
ある上ケース、62は同じく下ケースである。63は上
ケース61内面に固定されたエラストマーより成るガス
ケットであり、スピーカ50の前面周囲を接着保持して
音響的密閉を保ち組込公差を吸収している。64は下ケ
ース15に配設された回路基板である。65はコイルバ
ネまたは板バネを内蔵したプラスチックモールドのコネ
クタであり、回路基板64の配線パターンと電気的に接
続されている。
装する方法を説明する。図5は電話機への実装方法を示
す断面図である。図5において、61は電話機の外装で
ある上ケース、62は同じく下ケースである。63は上
ケース61内面に固定されたエラストマーより成るガス
ケットであり、スピーカ50の前面周囲を接着保持して
音響的密閉を保ち組込公差を吸収している。64は下ケ
ース15に配設された回路基板である。65はコイルバ
ネまたは板バネを内蔵したプラスチックモールドのコネ
クタであり、回路基板64の配線パターンと電気的に接
続されている。
【0007】スピーカ50の実装手順は、予めコネクタ
が回路基板64上に組立てられており()、次にガス
ケット63を上ケース61に貼付する()。次にスピ
ーカ50をガスケット63に貼付する()。最後に上
ケース61を下ケース62に組み合わせる()。な
お、ガスケット63は予めスピーカ50側へ貼付してお
く方法もある。上ケース61と下ケース62とが組み立
てられたときに、バネがスピーカ50の接続端子へ圧着
して回路基板への導通が図られる。この他に配線コード
によってスピーカと回路基板上のコネクタとを接続する
方法がある。
が回路基板64上に組立てられており()、次にガス
ケット63を上ケース61に貼付する()。次にスピ
ーカ50をガスケット63に貼付する()。最後に上
ケース61を下ケース62に組み合わせる()。な
お、ガスケット63は予めスピーカ50側へ貼付してお
く方法もある。上ケース61と下ケース62とが組み立
てられたときに、バネがスピーカ50の接続端子へ圧着
して回路基板への導通が図られる。この他に配線コード
によってスピーカと回路基板上のコネクタとを接続する
方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなスピーカ構造では、ガスケット、スピーカ、
コネクタは各々別体で各部品メーカにより製造され、こ
れらを最終組立メーカが組み合わせて電子機器に組み込
んでいた。そのため部品の管理、作業上の取り扱いに手
間が掛かり、組立工数も多く掛かっていた。また、各々
の部品メーカが異なっていたため設計情報を一元化する
ことができなかった。また、コイルバネや板バネを用い
たコネクタでは作業中に変形が発生し易いので工数も多
くかかっていた。また、配線コードを用いるような場合
では、配線部材やコネクタ等の高コスト部品が必要であ
った。
このようなスピーカ構造では、ガスケット、スピーカ、
コネクタは各々別体で各部品メーカにより製造され、こ
れらを最終組立メーカが組み合わせて電子機器に組み込
んでいた。そのため部品の管理、作業上の取り扱いに手
間が掛かり、組立工数も多く掛かっていた。また、各々
の部品メーカが異なっていたため設計情報を一元化する
ことができなかった。また、コイルバネや板バネを用い
たコネクタでは作業中に変形が発生し易いので工数も多
くかかっていた。また、配線コードを用いるような場合
では、配線部材やコネクタ等の高コスト部品が必要であ
った。
【0009】上記発明は、このような従来の問題を解決
するためになされたものであり、その目的は、信頼性が
高く多くの組立工数を要しないスピーカを提供すること
である。
するためになされたものであり、その目的は、信頼性が
高く多くの組立工数を要しないスピーカを提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、永久磁石
と、該永久磁石の一方の磁極側に固定したヨークと、他
方の磁極側に固定したトッププレートと、前記ヨークを
固定したフレームと、該フレームに固定した振動板と、
該振動板に固定したボイスコイルと、該ボイスコイルの
巻き線端末から外部へ接続する接続端子とを備えたスピ
ーカにおいて、前記スピーカ前面にはガスケットを接合
し、前記接続端子を露出させた前記スピーカの後面には
前記接続端子と導通するコネクタを接合して一体型スピ
ーカを構成したことを特徴とする。
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、永久磁石
と、該永久磁石の一方の磁極側に固定したヨークと、他
方の磁極側に固定したトッププレートと、前記ヨークを
固定したフレームと、該フレームに固定した振動板と、
該振動板に固定したボイスコイルと、該ボイスコイルの
巻き線端末から外部へ接続する接続端子とを備えたスピ
ーカにおいて、前記スピーカ前面にはガスケットを接合
し、前記接続端子を露出させた前記スピーカの後面には
前記接続端子と導通するコネクタを接合して一体型スピ
ーカを構成したことを特徴とする。
【0011】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の構成のうち、前記コネクタおよび前記ガスケッ
トの外径が共に、前記スピーカの外径と同径であること
を特徴とする。
の発明の構成のうち、前記コネクタおよび前記ガスケッ
トの外径が共に、前記スピーカの外径と同径であること
を特徴とする。
【0012】また請求項3記載の発明は、請求項1また
は請求項2のいずれかに記載の発明の構成のうち、前記
スピーカと前記コネクタとを異方導電性接着剤または導
電性接着剤により接着したことを特徴とする。
は請求項2のいずれかに記載の発明の構成のうち、前記
スピーカと前記コネクタとを異方導電性接着剤または導
電性接着剤により接着したことを特徴とする。
【0013】また請求項4記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の発明のうち、前記コネクタ
には前記スピーカの後面形状にはとらわれないフラット
な導通面が形成されていることを特徴とする。
請求項3のいずれかに記載の発明のうち、前記コネクタ
には前記スピーカの後面形状にはとらわれないフラット
な導通面が形成されていることを特徴とする。
【0014】また請求項5記載の発明は、請求項1乃至
請求項4のいずれかに記載の発明のうち、前記コネクタ
には前記スピーカの後面形状に合わせた凹凸形状又は穴
形状が形成されていることを特徴とする。
請求項4のいずれかに記載の発明のうち、前記コネクタ
には前記スピーカの後面形状に合わせた凹凸形状又は穴
形状が形成されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のの実施の形
態であるスピーカの断面図、図2はこのスピーカの分解
斜視図である。図3はこのスピーカを電子機器へ実装す
る方法を示す断面図である。まず、このスピーカの構成
について説明する。図1、図2において、1はスピーカ
であり、スピーカ1の基本構成は従来技術で説明したも
のと同様であるから、詳細な説明は省略する。前面には
複数の放音孔1aが設けられており、後面側には接続端
子1bが露出して設けられており、中央部にはヨーク部
が突出している。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のの実施の形
態であるスピーカの断面図、図2はこのスピーカの分解
斜視図である。図3はこのスピーカを電子機器へ実装す
る方法を示す断面図である。まず、このスピーカの構成
について説明する。図1、図2において、1はスピーカ
であり、スピーカ1の基本構成は従来技術で説明したも
のと同様であるから、詳細な説明は省略する。前面には
複数の放音孔1aが設けられており、後面側には接続端
子1bが露出して設けられており、中央部にはヨーク部
が突出している。
【0016】2はスピーカ1の外径と略同じ外径を持つ
シリコーン、ウレタン、アクリル等のエラストマーから
成るガスケットであり、スピーカ1の放音孔1a領域に
合わせた径の中心穴2aが形成されており、スピーカ1
の前面に接着あるいは粘着により貼付される。5はこの
ような接着層である。
シリコーン、ウレタン、アクリル等のエラストマーから
成るガスケットであり、スピーカ1の放音孔1a領域に
合わせた径の中心穴2aが形成されており、スピーカ1
の前面に接着あるいは粘着により貼付される。5はこの
ような接着層である。
【0017】3はエラストマーから成るコネクタであ
り、スピーカ1の後面中心の凸部(突出部)を逃げるた
めの中心穴3cを有し、スピーカ1と略同じ外径を持つ
略円筒形に加工されたものである。なお、中心穴3cは
貫通穴ではなく凹部形状にしてスピーカ1の後面中心の
凸部を逃げてもよい。コネクタ3は絶縁シート上に特願
2000−149104号、特願2000−20759
1号、特願2000−207592号、特願2001−
007094号により出願されている電気コネクタと同
様の導体処理3aが成された異方性導電コネクタであ
り、導体処理3aは、両面の弾性凸部3b上に形成した
図示しない接続パターン同士をコネクタ3を貫通して接
続するように施されている。導体処理3aはスピーカ1
の接続端子よりも狭ピッチで成されており、コネクタを
任意の形にカットするだけで様々な形状のコネクタを実
現できる。コネクタ3のスピーカ1と接する面には、ス
ピーカ1の後面形状にはとらわれないフラットな導通面
が全面に形成されており、ここに異方性導電フィルム
(ACF)、異方性導電ペースト(ACP)等の異方導
電性接着剤または導電ペースト等の導電性接着剤を印刷
することにより、コネクタ3をスピーカ1と導通性を持
たせて接着している。6はこのような導電性接着層であ
る。4はこのようにしてスピーカ1、ガスケット2、コ
ネクタ3が接合され一体となった一体型スピーカであ
る。
り、スピーカ1の後面中心の凸部(突出部)を逃げるた
めの中心穴3cを有し、スピーカ1と略同じ外径を持つ
略円筒形に加工されたものである。なお、中心穴3cは
貫通穴ではなく凹部形状にしてスピーカ1の後面中心の
凸部を逃げてもよい。コネクタ3は絶縁シート上に特願
2000−149104号、特願2000−20759
1号、特願2000−207592号、特願2001−
007094号により出願されている電気コネクタと同
様の導体処理3aが成された異方性導電コネクタであ
り、導体処理3aは、両面の弾性凸部3b上に形成した
図示しない接続パターン同士をコネクタ3を貫通して接
続するように施されている。導体処理3aはスピーカ1
の接続端子よりも狭ピッチで成されており、コネクタを
任意の形にカットするだけで様々な形状のコネクタを実
現できる。コネクタ3のスピーカ1と接する面には、ス
ピーカ1の後面形状にはとらわれないフラットな導通面
が全面に形成されており、ここに異方性導電フィルム
(ACF)、異方性導電ペースト(ACP)等の異方導
電性接着剤または導電ペースト等の導電性接着剤を印刷
することにより、コネクタ3をスピーカ1と導通性を持
たせて接着している。6はこのような導電性接着層であ
る。4はこのようにしてスピーカ1、ガスケット2、コ
ネクタ3が接合され一体となった一体型スピーカであ
る。
【0018】次に、図3を用いてこの一体型スピーカ4
を電子機器へ実装する方法について説明する。図3にお
いて、11は電話器の上ケースであり、12は下ケース
である。13は下ケースに組み込まれた回路基板であ
り、組立完成後の上ケース11との位置関係が適切に設
定されている。まず、一体型スピーカ4のガスケット2
を上ケース11の放音孔11aの位置に合わせて接着す
る()。次に、上ケース11を下ケース12に組み合
わせる()。こうして、コネクタ3が回路基板13上
の接続パターンに圧着されて導通が取られ実装が完了す
る。
を電子機器へ実装する方法について説明する。図3にお
いて、11は電話器の上ケースであり、12は下ケース
である。13は下ケースに組み込まれた回路基板であ
り、組立完成後の上ケース11との位置関係が適切に設
定されている。まず、一体型スピーカ4のガスケット2
を上ケース11の放音孔11aの位置に合わせて接着す
る()。次に、上ケース11を下ケース12に組み合
わせる()。こうして、コネクタ3が回路基板13上
の接続パターンに圧着されて導通が取られ実装が完了す
る。
【0019】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。スピーカを電子機器に実装する際に必要となるガス
ケット、コネクタを予めスピーカ本体と接合しておく構
成としたので、部品の手扱いも減り、実装作業が簡略化
され工数が削減できた。物流管理面でも手間が省けて製
品のコストダウンに寄与できた。また、エラストマーに
よるコネクタの採用により回路基板組込時の半田レスの
要求にも答えられた。また、作業中に変形し易い部品を
使用せず導通の信頼性が向上する。また、ガスケット、
コネクタともスピーカ外径と同じにしたので、実装面積
を最小に維持して電気的接続の安定性を最大に確保でき
た。
る。スピーカを電子機器に実装する際に必要となるガス
ケット、コネクタを予めスピーカ本体と接合しておく構
成としたので、部品の手扱いも減り、実装作業が簡略化
され工数が削減できた。物流管理面でも手間が省けて製
品のコストダウンに寄与できた。また、エラストマーに
よるコネクタの採用により回路基板組込時の半田レスの
要求にも答えられた。また、作業中に変形し易い部品を
使用せず導通の信頼性が向上する。また、ガスケット、
コネクタともスピーカ外径と同じにしたので、実装面積
を最小に維持して電気的接続の安定性を最大に確保でき
た。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子機器にスピーカを組み立てる際に、必要となるガス
ケット及びコネクタを予めスピーカと一体化したので、
電気的接続、音響的密閉、組立公差の吸収の三つの機能
を持ち合わせたスピーカができた。最終組立メーカはス
ピーカの組立に関し、1部品のみの設計、購入、組立と
なるため各々の負荷を軽減できた。ガスケット、スピー
カ、コネクタの三つの機能を一つの製品で実現できるい
わゆる3in1の標準化ができ、カスタム要素をなくす
ことができた。また、優れた耐衝撃性のために信頼性が
向上して、小型、低価格、高機能なスピーカが実現でき
た。
電子機器にスピーカを組み立てる際に、必要となるガス
ケット及びコネクタを予めスピーカと一体化したので、
電気的接続、音響的密閉、組立公差の吸収の三つの機能
を持ち合わせたスピーカができた。最終組立メーカはス
ピーカの組立に関し、1部品のみの設計、購入、組立と
なるため各々の負荷を軽減できた。ガスケット、スピー
カ、コネクタの三つの機能を一つの製品で実現できるい
わゆる3in1の標準化ができ、カスタム要素をなくす
ことができた。また、優れた耐衝撃性のために信頼性が
向上して、小型、低価格、高機能なスピーカが実現でき
た。
【図1】本発明の実施の形態であるスピーカの断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態であるスピーカの分解斜視
図である。
図である。
【図3】本発明の実施の形態であるスピーカの実装方法
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】従来のスピーカの断面図である。
【図5】従来のスピーカの実装方法を示す断面図であ
る。
る。
1 スピーカ 1a 放音孔 1b 接続端子 2 コネクタ 3 ガスケット 3a 導体処理 3b 凸部 3c 中心穴 4 一体型スピーカ 5 接着剤 6 導電性接着剤
Claims (5)
- 【請求項1】 永久磁石と、該永久磁石の一方の磁極側
に固定したヨークと、他方の磁極側に固定したトッププ
レートと、前記ヨークを固定したフレームと、該フレー
ムに固定した振動板と、該振動板に固定したボイスコイ
ルと、該ボイスコイルの巻き線端末から外部へ接続する
接続端子とを備えたスピーカにおいて、前記スピーカ前
面にはガスケットを接合し、前記接続端子を露出させた
前記スピーカの後面には前記接続端子と導通するコネク
タを接合して一体型スピーカを構成したことを特徴とす
るスピーカ。 - 【請求項2】 前記コネクタおよび前記ガスケットの外
径が共に、前記スピーカの外径と略同径であることを特
徴とする請求項1記載のスピーカ。 - 【請求項3】 前記スピーカと前記コネクタとを異方導
電性接着剤または導電性接着剤により接着したことを特
徴とする請求項1または請求項2記載のスピーカ。 - 【請求項4】 前記コネクタには前記スピーカの後面形
状にはとらわれないフラットな導通面が形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載のスピーカ。 - 【請求項5】 前記コネクタには前記スピーカの後面形
状に合わせた凹凸形状又は穴形状が形成されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
スピーカ。
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- 2002-05-16 US US10/145,719 patent/US6876743B2/en not_active Expired - Fee Related
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