JP2002208832A - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
- Publication number
- JP2002208832A JP2002208832A JP2001002838A JP2001002838A JP2002208832A JP 2002208832 A JP2002208832 A JP 2002208832A JP 2001002838 A JP2001002838 A JP 2001002838A JP 2001002838 A JP2001002838 A JP 2001002838A JP 2002208832 A JP2002208832 A JP 2002208832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acoustic wave
- surface acoustic
- wave device
- signal terminal
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/0023—Balance-unbalance or balance-balance networks
- H03H9/0028—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices
- H03H9/008—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having three acoustic tracks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/0023—Balance-unbalance or balance-balance networks
- H03H9/0028—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices
- H03H9/0033—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having one acoustic track only
- H03H9/0038—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having one acoustic track only the balanced terminals being on the same side of the track
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/0023—Balance-unbalance or balance-balance networks
- H03H9/0028—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices
- H03H9/0047—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks
- H03H9/0052—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks being electrically cascaded
- H03H9/0057—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks being electrically cascaded the balanced terminals being on the same side of the tracks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/0023—Balance-unbalance or balance-balance networks
- H03H9/0028—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices
- H03H9/0047—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks
- H03H9/0066—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks being electrically parallel
- H03H9/0071—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having two acoustic tracks being electrically parallel the balanced terminals being on the same side of the tracks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/0023—Balance-unbalance or balance-balance networks
- H03H9/0028—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices
- H03H9/0085—Balance-unbalance or balance-balance networks using surface acoustic wave devices having four acoustic tracks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/05—Holders; Supports
- H03H9/10—Mounting in enclosures
- H03H9/1064—Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices
- H03H9/1071—Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices the enclosure being defined by a frame built on a substrate and a cap, the frame having no mechanical contact with the SAW device
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/125—Driving means, e.g. electrodes, coils
- H03H9/145—Driving means, e.g. electrodes, coils for networks using surface acoustic waves
- H03H9/14544—Transducers of particular shape or position
- H03H9/14588—Horizontally-split transducers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
- H03H9/6433—Coupled resonator filters
- H03H9/6436—Coupled resonator filters having one acoustic track only
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H2250/00—Indexing scheme relating to dual- or multi-band filters
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
ジに収納してなり、複数の弾性表面波フィルタ間の相互
干渉の影響を低減することができ、通過帯域外減衰量を
大きくし得る弾性表面波装置を得る。 【解決手段】 パッケージ3内に中心周波数が異なる複
数の弾性表面波フィルタ1,2が収納されており、少な
くとも1つの弾性表面波フィルタの入力信号端子または
出力信号端子が平衡信号端子5,6とされており、出力
信号端子または入力信号端子が不平衡信号端子4とされ
ている、弾性表面波装置。
Description
フィルタを組み合わせてなる弾性表面波装置に関し、特
に、複数の弾性表面波フィルタが1つのパッケージ内に
収納されている構造を備える弾性表面波装置に関する。
ために、2つ以上の通信システムを有するマルチバンド
対応の携帯電話が検討されている。この種の携帯電話で
は、広帯域のフィルタが求められている。しかしなが
ら、2つ以上の帯域をカバーしつつ、低損失であり、広
帯域のフィルタを実現することは困難であった。
複数の弾性表面波フィルタを1つのパッケージ内に収納
してなる弾性表面波装置が広く用いられている。図18
に示す弾性表面波装置100では、中心周波数が異なる
弾性表面波フィルタ101,102が用いられている。
また、弾性表面波フィルタ101には、不平衡入力信号
端子104から信号が入力され、不平衡出力信号端子1
05から信号が出力される。同様に、弾性表面波フィル
タ102では、不平衡入力信号端子106から信号が入
力され、不平衡出力信号端子107から信号が出力され
る。
は、2つの不平衡入力信号に対応して、2つの不平衡出
力信号を出力する。他方、図19に示す弾性表面波装置
200では、中心周波数が異なる2つの弾性表面波フィ
ルタ201,202がパッケージ203に収納されてい
る。ここでは、2つの不平衡入力信号端子が共通化さ
れ、不平衡入力信号端子204が構成されている。すな
わち、不平衡入力信号端子204から入力された信号
は、弾性表面波フィルタ201,202に入力され、弾
性表面波フィルタ201,202から、それぞれ、不平
衡出力信号端子205,206に信号が出力される。こ
の場合、共通化されている不平衡入力信号端子204側
においてはインピーダンスが容量性となるため、不平衡
入力信号端子104に並列にインダクタンス素子207
が接続されている。インダクタンス素子207は、パッ
ケージ203の外部または内部に設けられる。このよう
な弾性表面波装置は、例えば、特開平11−68511
号公報に開示されている。
つの不平衡入出力端子を有する弾性表面波フィルタを1
つのパッケージに収納する場合、2つの弾性表面波フィ
ルタ間における電磁誘導的あるいは静電的な相互干渉に
より、通過帯域外減衰量が小さくなり、十分な減衰量を
確保できないという問題があった。この相互干渉は、弾
性表面波フィルタとパッケージの電極パッドとの電気的
導通をワイヤボンディングにより果たす場合には、ワイ
ヤボンディングが接続される電極パッドの配置、ワイヤ
ボンディング条件などを最適化することにより、ある程
度小さくすることができる。しかしながら、特に弾性表
面波フィルタをフェイスダウン工法でパッケージに電気
的に接続すると共に収納する場合には、ワイヤボンディ
ングを用いる場合に比べて、上記相互干渉を小さくする
ことが困難であった。
タを1つのパッケージに収納してなる弾性表面波装置で
あって、複数の弾性表面波フィルタ間の相互干渉の影響
を低減することができ、通過帯域外減衰量を十分な大き
さとし得る弾性表面波装置を提供することにある。
装置は、パッケージと、前記パッケージ内に収納されて
おり、中心周波数が異なる複数の弾性表面波フィルタと
を備え、前記複数の弾性表面波フィルタのうち少なくと
も1つの弾性表面波フィルタの入出力信号端子の一方が
平衡信号端子とされており、他方が不平衡信号端子とさ
れていることを特徴とする。
表面波フィルタの全てにおいて、入出力信号端子の一方
が平衡信号端子とされており、他方が不平衡信号端子と
されている。
の弾性表面波フィルタの不平衡信号端子が共通化されて
いる。本発明に係る弾性表面波装置のより限定的な局面
では、共通化された不平衡信号端子に付加されたインピ
ーダンス整合素子がさらに備えられる。好ましくは、イ
ンピーダンス整合素子として、不平衡信号端子に並列に
付加されるインダクタンス素子が用いられる。
局面では、複数の弾性表面波フィルタのうち、少なくと
も1つの弾性表面波フィルタが縦結合共振子型弾性表面
波フィルタにより構成される。
特定の局面では、前記複数の弾性表面波フィルタのうち
少なくとも1つの弾性表面波フィルタの電極の膜厚が他
の弾性表面波フィルタの膜厚と異ならされている。
数の弾性表面波フィルタは好ましくは単一の圧電基板上
に構成され、それによって弾性表面波装置の小型化を図
ることができる。
成された弾性表面波装置を帯域フィルタとして備えるこ
とを特徴とする。
の具体的な実施例を説明することにより、本発明を明ら
かする。
表面波装置の概略構成図である。本実施例の弾性表面波
装置では、DCS受信用弾性表面波フィルタ1と、PC
S受信用弾性表面波フィルタ2とが1つのパッケージ3
内に収納されている。なお、弾性表面波フィルタ1,2
は、単一の圧電基板上に電極を形成することにより一体
に形成されている。圧電基板としては、本実施例では4
0±5°YカットX伝搬LiTaO3 基板が用いられて
いる。また、弾性表面波フィルタ1,2を構成するイン
ターデジタルトランスデューサなどの電極はAlにより
形成されている。
的正面断面図である。上記弾性表面波フィルタ1,2
(図2では図示されず)が、上記LiTaO3からなる
圧電基板11を用いて構成されている。
を構成するための電極が形成されている面が下方を向く
ようにして、弾性表面波素子がパッケージ3内にフェイ
スダウン工法で収納されている。
ス基板3a上に固定された環状の側壁3bとを有する。
環状の側壁3bの上方の開口が蓋材3cにより閉成され
ている。また、ベース基板3a上には、ダイアタッチ部
としての電極ランド3dが形成されている。弾性表面波
素子は、バンプ12により上記電極ランド3dに接合さ
れており、かつ弾性表面波装置の電極がパッケージ3側
に設けられた電極ランド3dと電気的に接続されてい
る。
平衡入力信号端子4と、平衡出力信号端子5,6とを有
する。他方、弾性表面波フィルタ2は、不平衡入力信号
端子7と、平衡出力信号端子8,9とを有する。
いずれも、不平衡入力−平衡出力を有する平衡−不平衡
変換機能を有するフィルタである。なお、入力端子と出
力端子とは逆に用いられてもよい。
Hのインダクタンス素子10aがパッケージ3外で付加
されている。また、平衡信号端子8,9間には、27n
Hのインダクタンス素子10bがパッケージ3外で付加
されている。インダクタンス素子10a,10bは、弾
性表面波フィルタ1,2が構成されている上記圧電基板
11上やパッケージ3内に形成されていてもよい。
のいずれにおいても、1つのパッケージ内に2個の弾性
表面波フィルタを収納してなる従来の弾性表面波装置に
比べて、通過帯域外減衰量が改善される。これを具体的
な実験例に基づき説明する。
造を図3に、弾性表面波フィルタ2の電極構造を図4に
示す。弾性表面波フィルタ1では、2個の縦結合共振子
型弾性表面波フィルタ501,502と、4個の弾性表
面波共振子503〜506とを有する。縦結合共振子型
弾性表面波フィルタ501は、第1〜第3のIDT50
7〜509を有する。IDT507,509が、中央の
IDT508の表面波伝搬方向両側に配置されている。
また、IDT507〜509が設けられている領域の表
面波伝搬方向両側に反射器510,511が形成されて
いる。なお、図3では、図を簡潔にするために、電極指
の本数は実際より少なく示されている。上記縦結合共振
子型弾性表面波フィルタ501の詳細な設計を以下に示
す。
T508では31本、IDT509では22本 IDTの波長λI=2.16μm 反射器の波長λR=2.20μm 反射器の電極指の本数=120本 IDT−IDT間の間隔=0.76λI IDT−反射器の間隔=0.51λR IDTのデューティー比=0.60、反射器のデューテ
ィー比=0.60 IDT及び反射器における電極膜厚=0.08λI なお、図3から明らかなように、中央の第2のIDT5
08の表面波伝搬方向両側に位置する電極指508a,
508bの幅が他の電極指よりも太くされており、それ
によってIDT−IDT間隔のフリーな部分が小さくさ
れている。縦結合共振子型弾性表面波フィルタ502
は、基本的には縦結合共振子型弾性表面波フィルタ50
1と同じである。もっとも、信号の位相を反転させるた
めに、IDT−IDT間隔が0.5λI広げられ、1.
26λIとされている。
設計を下記の表1に示す。
ルタ2は、2つの縦結合共振子型弾性表面波フィルタ6
01,602と、4つの弾性表面波共振子603〜60
6とから構成されている。縦結合共振子型弾性表面波フ
ィルタ601は、表面波伝搬方向に配置された第1〜第
3のIDT607〜609を有し、IDT607〜60
9が設けられている領域の表面波伝搬方向両側に反射器
610,611が形成されている。なお、図4では、図
を簡潔にするために、電極指の本数は実際よりも少なく
されている。
の詳細な設計は以下のとおりである。 交叉幅W=29.7λI IDTの電極指の本数…IDT607では24本、ID
T608では35本、IDT609では24本 IDTの波長λI=2.02μm 反射器の波長λR=2.05μm 反射器の電極指の本数=100本 IDT−IDT間隔=0.79λI IDT−反射器間隔=0.52λR IDTのデューティー比=0.60、反射器のデューテ
ィー比=0.60 IDT及び反射器の電極膜厚=0.08λI なお、IDT608の表面波伝搬方向両側に位置してい
る電極指608a,608bが残りの電極指よりも太く
されており、それによってIDT−IDT間隔のフリー
の部分が小さくされている。また、縦結合共振子型弾性
表面波フィルタ602は、縦結合共振子型弾性表面波フ
ィルタ601と基本的には同じとされているが、信号の
位相を反転させるために、IDT−IDT間隔が0.5
λI広げられており、1.29λIとされている。
設計を下記の表2に示す。
フィルタ501,502,601,602におけるID
T部の電極膜厚は、弾性表面波フィルタ1,2のいずれ
においてもIDT部の波長の8%とされている。従っ
て、絶対的な電極膜厚は2個の弾性表面波フィルタ1,
2で異なっている。
上に電極膜厚が異なる2つの弾性表面波フィルタ1,2
が形成されていたが、弾性表面波フィルタ1,2はそれ
ぞれ別の圧電基板上に形成されてもよく、すなわち1つ
のパッケージ内に弾性表面波フィルタ1,2を構成する
ための2つの圧電基板を収納してもよい。
性表面波フィルタ1の周波数特性を、図7は、PCS受
信用弾性表面波フィルタ2の周波数特性を示す。また、
比較のために、図18に示した2個の不平衡入力−不平
衡出力弾性表面波フィルタを1つのパッケージに収納し
た第1の従来例の弾性表面波装置100のDCS受信用
弾性表面波フィルタの周波数特性を図6に、PCS受信
用弾性表面波フィルタの周波数特性を図8に示す。
構成するにあたって、弾性表面波フィルタ101,10
2の電極構造は、それぞれ、図9及び図10に示すとお
りとした。すなわち、弾性表面波フィルタ101として
は、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ701と、弾性
表面波共振子702,703とを有するものを用いた。
縦結合共振子型弾性表面波フィルタ701では、IDT
704〜706が表面波伝搬方向に沿って配置されてお
り、これらが設けられている領域の両側に反射器70
7,708が形成されている。
701の詳細な設計は、実施例の弾性表面波装置で用い
た縦結合共振子型弾性表面波フィルタ501に対して交
叉幅を2倍にしたこと以外は全て同じとした。また、弾
性表面波共振子702,703の設計も、実施例の弾性
表面波装置における弾性表面波共振子503,505に
対し、交叉幅を2倍としたこと以外は全て同じとした。
ける弾性表面波フィルタ102については、図10に示
すように、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ801
と、2個の弾性表面波共振子802,803とを有する
ものを用いた。縦結合共振子型弾性表面波フィルタ80
1の詳細な設計は、実施例の弾性表面波装置における縦
結合共振子型弾性表面波フィルタ601に対し交叉幅を
2倍としたこと以外は全て同じとした。また、弾性表面
波共振子802,803についても、実施例の弾性表面
波装置における弾性表面波共振子603,605に対
し、電極指交叉幅を2倍としたこと以外は全て同じとし
た。
の弾性表面波装置では入力インピーダンス及び出力イン
ピーダンスがいずれも50Ωであるのに対し、本実施例
では、不平衡信号入力側が50Ω、平衡信号出力側が2
00Ωとされていることにある。
7に示した特性と図8に示した特性とをそれぞれ比較す
ると、本実施例の弾性表面波装置では、従来例に比べ
て、いずれの弾性表面波フィルタ1,2においても、通
過帯域外減衰量が改善されていることがわかる。より具
体的には、例えば0〜1GHzまでの周波数帯域におけ
る最小減衰量は、従来例ではDCS受信用弾性表面波フ
ィルタ101において42dBであるのに対し、本実施
例では55dBとなり、13dB改善されている。ま
た、PCS受信用弾性表面波フィルタでは、従来の弾性
表面波装置において上記最小減衰量は32dBであるの
に対し、本実施例では47dBであり15dB改善され
ている。また、4〜6GHzまでの周波数帯域における
最小減衰量で比較すると、従来例では、DCS受信用フ
ィルタで18dBであるのに対し、本実施例では35d
Bであり、17dB改善されている。同様に、PCS受
信用フィルタでは、従来例では23dBであるのに対
し、本実施例では42dBであり、19dB改善されて
いる。
減衰量が改善されている理由を説明する。本実施例のよ
うに、不平衡信号入力(出力)−平衡信号出力(入力)
を有する弾性表面波装置の通過帯域外減衰量の大きさは
フィルタの平衡度により大きく影響を受ける。フィルタ
の平衡度とは、不平衡信号端子と平衡信号端子のそれぞ
れの端子間の伝送特性の振幅特性及び位相特性の差によ
り表され、それぞれ、振幅平衡度及び位相平衡度と呼ば
れている。
衡信号入力(出力)−平衡信号出力(入力)を有する弾
性表面波フィルタを3ポートのデバイスと考え、例えば
不平衡入力端子をポート1、一対の平衡出力端子をポー
ト2,3とした場合、振幅平衡度=|A|、但しA=|
20log(S21)|−|20log(S31)| 位相平衡度=|B|、但しB=|∠S21−∠S31| で定義される。ここで、S21はポート1からポート2
への伝達係数を、S31はポート1からポート3への伝
達係数を示す。
平衡度が0dB、位相平衡度は0度とされる。理想的な
平衡度を有するフィルタの通過帯域外減衰量の大きさは
無限大となる。すなわち、平衡度が良好であり、理想的
な平衡度に近づけば近づく程、不平衡信号入力−平衡信
号出力を有する弾性表面波フィルタは、不平衡入力−不
平衡出力を有する弾性表面波フィルタよりも通過帯域外
減衰量が大きくなる。
5°YカットX伝搬LiTaO3 基板を用いたが、本発
明は上記のように、複数の弾性表面波フィルタ1,2の
平衡度を改善し、不平衡−平衡変換機能を持たせること
により通過帯域外減衰量の改善を図ったものであるた
め、圧電基板については、これに限定されず、64〜7
2°YカットX伝搬LiNbO3 基板、41°Yカット
X伝搬LiNbO3 基板などの他の基板を用いてもよ
い。
ィルタ1において、1段の縦結合共振子型弾性表面波フ
ィルタ501,502を2個使用して不平衡入力−平衡
出力を有する弾性表面波フィルタ1が構成されていた
が、不平衡入力−平衡出力を有する弾性表面波フィルタ
であれば、弾性表面波フィルタ1の具体的な構造につい
ては特に限定されない。
合共振子型弾性表面波フィルタ901のような、第1〜
第3のIDT902〜904が設けられている領域の表
面波伝搬方向両側に反射器が配置されている構成におい
て、両側のIDT902,904のIDT903に対す
る位相を逆転させることにより、平衡−不平衡変換機能
を有するように構成されたものを用いてもよい。ここで
は、不平衡入力信号端子905がIDT903に接続さ
れており、平衡出力信号端子906,907がIDT9
02,904に接続されている。
の両側のIDTに対する位相をそれぞれの間で逆転させ
た2個の縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1001,
1002を並列接続し、さらにもう1つの縦結合共振子
型弾性表面波フィルタ1003を直列接続した構成を用
いてもよい。ここでは、縦結合共振子型弾性表面波フィ
ルタ1003の一端が平衡入力信号端子1004に接続
されており、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ100
1,1002の中央のIDTが、それぞれ、平衡出力信
号端子1005,1006に接続されている。
した縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1003の交叉
幅を1/2とし、縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1
003を、2個の縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1
101,1102に分割し、縦結合共振子型弾性表面波
フィルタ1101,1102を、それぞれ、縦結合共振
子型弾性表面波フィルタ1001,1002に直列に接
続した構造としてもよい。また、図14に示すように、
2つの縦結合共振子型弾性表面波フィルタ1201,1
202を2段縦続接続し、縦結合共振子型弾性表面波フ
ィルタ1202の中央のIDT1203を2分割し、分
割されたIDT部分を、それぞれ平衡出力信号端子12
04,1205に接続して平衡信号を得てもよい。
衡変換機能を有する弾性表面波フィルタの電極指構造に
ついては特に限定されず、いずれの場合においても、上
記実施例と同様に平衡度が高められるため、通過帯域外
減衰量を改善することができる。
ルタとPCS受信用フィルタとが1つのパッケージ内に
収納されていたが、本発明においては、3以上の弾性表
面波フィルタが1つのパッケージ内に収納されていても
よく、また、本発明においては、DCS受信用やPCS
受信用以外の様々な弾性表面波フィルタを1つのパッケ
ージ内に収納することができる。例えば、EGSM受信
用フィルタ及びDCS受信用フィルタとが1つのパッケ
ージ内に収納されてもよく、あるいは、EGSM受信用
弾性表面波フィルタ、DCS受信用弾性表面波フィルタ
及びPCS受信用弾性表面波フィルタの3つが1つのパ
ッケージ内に収納されてもよい。
性表面波装置の概略構成を示すブロック図である。第2
の実施例の弾性表面波装置では、単一の圧電基板(図示
せず)上に、DCS受信用フィルタとして機能する弾性
表面波フィルタ1301と、PCS受信用フィルタとし
て機能する弾性表面波フィルタ1302がAl電極によ
り形成されている。なお圧電基板としては、第1の実施
例と同じものが用いられている。また、圧電基板上にこ
れらの弾性表面波フィルタ1301,1302が構成さ
れている弾性表面波素子がパッケージ1303内に第1
の実施例の場合と同様にフェイスダウン工法で収納され
ている。
は、弾性表面波フィルタ1301,1302における不
平衡入力信号端子が共通化され、1つの不平衡入力信号
端子1304とされており、かつ不平衡入力信号端子1
304に並列にインダクタンス素子1309が付加され
ていることにある。平衡出力信号端子1305,130
6,1307,1308側の構成は、第1の実施例と同
様である。
子側を共通化した場合においても、図19に示した第2
の従来例の弾性表面波装置に比べて、弾性表面波フィル
タ1301,1302における出力信号端子を平衡端子
としたので、通過帯域外減衰量を改善することができ
る。
に対して、図19に示した第2の従来例では、入力端子
が共通化されるため、回路上で2つの信号経路を切り換
えるスイッチを必要としないという利点を有するもの
の、インピーダンス整合素子207が必要であるため、
例えば出力側にインピーダンス整合素子208,209
を設けねばならず(図19参照)、整合素子208,2
09同士の電磁誘導的な結合により、減衰量が小さくな
るという問題があった。これに対して、第2の実施例の
弾性表面波装置では、出力信号端子が平衡信号端子13
05,1306,1307,1308とされているの
で、電磁誘導的な結合による同相信号はキャンセルされ
ることになり、それによって通過帯域外減衰量の改善を
図ることができる。
成するにあたって、弾性表面波フィルタ1301,13
02の具体的な素子構成については、図19に示した従
来例の弾性表面波装置200と同様とすればよい。より
具体的には、共通化された不平衡入力信号端子1304
と、弾性表面波フィルタ1301,1302との間に、
弾性表面波共振子を直列接続することにより、インピー
ダンス整合を容易に図ることができる。この弾性表面波
共振子は、少なくとも相対的に中心周波数が最も高い弾
性表面波フィルタと、共通化された不平衡入力信号端子
1304との間に付加すればよく、それによってインピ
ーダンス整合をより一層容易に図ることができる。ま
た、直列接続された弾性表面波共振子の反共振周波数
を、直列接続されている弾性表面波フィルタの通過帯域
の高周波数側よりも高い周波数に位置させることによ
り、通過帯域高域側極近傍の減衰量をさらに大きくする
ことができる。
間引き重み付けしたり、あるいは直列接続されている弾
性表面波フィルタよりも電極膜厚を薄くすることによ
り、通過帯域高域側の減衰量の急峻性をより一層高める
ことができる。
端子1304側に並列にインダクタンス素子1309が
付加されているが、インダクタンス素子1309に代え
て他のインピーダンス整合素子を用いてもよい。また、
図16に示すように、さらに弾性表面波フィルタ130
1,1302の平衡出力信号端子同士を並列接続し、1
つの不平衡入力信号端子1304と、一対の平衡出力信
号端子1305,1306とにより2つの通過帯域を有
する弾性表面波装置を構成してもよい。
用いた通信機160を説明するための各概略ブロック図
である。図17において、アンテナ161に、ディプレ
クサ162が接続されている。ディプレクサ162と受
信側ミキサ163,163aとの間に、スイッチSW
と、RF段を構成する弾性表面波フィルタ164と、増
幅器165,165aとが接続されている。さらにミキ
サ163,163aにIF段の弾性表面波フィルタ16
9,169aが接続されている。また、ディプレクサ1
62と送信側のミキサ166との間には、RF段を構成
する増幅器167及び弾性表面波フィルタ168が接続
されている。
ルタ164として本発明に従って構成された弾性表面波
装置を好適に用いることができる。
装置では、中心周波数が異なる複数の弾性表面波フィル
タが1つのパッケージに収納されている構造において、
複数の弾性表面波フィルタのうち少なくとも1つの弾性
表面波フィルタの入出力信号端子の一方が平衡信号端子
とされており、他方が不平衡信号端子とされているの
で、従来の不平衡信号入力−不平衡信号出力を有する弾
性表面波フィルタを1つのパッケージ内に複数収納した
第1の従来例の弾性表面波装置に比べ、通過帯域外減衰
量を大きくすることができる。
て、複数の弾性表面波フィルタの全てにおいて、入出力
信号端子の一方が平衡信号端子とされており、他方が不
平衡信号端子とすれば、弾性表面波装置内に収納されて
いる全ての弾性表面波フィルタにおいて通過帯域外減衰
量を大きくすることができる。
数の弾性表面波フィルタの不平衡信号端子が共通化され
ている場合には、図19に示した第2の従来例、すなわ
ち1つの不平衡信号入力と2つ以上の不平衡信号出力と
を有する弾性表面波装置200に比べて、通過帯域外減
衰量を大きくすることができる。
ピーダンス整合素子を付加することにより、より好まし
くは不平衡信号端子に並列にインダクタンス素子を付加
することにより、より一層良好な周波数特性を得ること
ができる。
る複数の弾性表面波フィルタにおいて、少なくとも1つ
の弾性表面波フィルタの電極膜厚を他の弾性表面波フィ
ルタの電極膜厚と異ならせた場合には、各弾性表面波フ
ィルタのフィルタ特性を電極膜厚を異ならせることによ
り最適化することができ、良好な周波数特性を実現する
ことができる。
概略構成図。
面図。
る一方の弾性表面波フィルタの電極構造を示す模式的平
面図。
る他方の弾性表面波フィルタの電極構造を示す模式的平
面図。
る一方の弾性表面波フィルタとしてのDCS受信用弾性
表面波フィルタの周波数特性を示す図。
弾性表面波フィルタの周波数特性を示す図。
る他方の弾性表面波フィルタとしてのPCS受信用弾性
表面波フィルタの周波数特性を示す図。
弾性表面波フィルタの周波数特性を示す図。
弾性表面波フィルタの電極構造を示す図。
用弾性表面波フィルタの電極構造を示す模式的平面図。
例としての縦結合共振子型弾性表面波フィルタを示す模
式的平面図。
の例としての縦結合共振子型弾性表面波フィルタを示す
模式的平面図。
らに他の例としての縦結合共振子型弾性表面波フィルタ
を示す模式的平面図。
の例としての縦結合共振子型弾性表面波フィルタを示す
模式的平面図。
の概略構成を示す図。
す概略構成図。
の概略構造を示すブロック図。
構成図。
構成図。
タ 1003…縦結合共振子型弾性表面波フィルタ 1004…不平衡入力信号端子 1005,1006…平衡出力信号端子 1101,1102…縦結合共振子型弾性表面波フィル
タ 1201,1202…縦結合共振子型弾性表面波フィル
タ 1203…IDT 1204,1205…平衡出力信号端子 1301…弾性表面波フィルタ 1302…弾性表面波フィルタ 1304…不平衡入力信号端子 1305,1306,1307,1308…平衡出力信
号端子 1309…インダクタンス素子
Claims (9)
- 【請求項1】 パッケージと、 前記パッケージ内に収納されており、中心周波数が異な
る複数の弾性表面波フィルタとを備え、 前記複数の弾性表面波フィルタのうち少なくとも1つの
弾性表面波フィルタの入出力信号端子の一方が平衡信号
端子とされており、他方が不平衡信号端子とされている
ことを特徴とする、弾性表面波装置。 - 【請求項2】 前記複数の弾性表面波フィルタの全てに
おいて、入出力信号端子の一方が平衡信号端子とされて
おり、他方が不平衡信号端子とされている、請求項1に
記載の弾性表面波装置。 - 【請求項3】 前記複数の弾性表面波フィルタの不平衡
信号端子が共通化されている、請求項2に記載の弾性表
面波装置。 - 【請求項4】 共通化された前記不平衡信号端子に付加
されたインピーダンス整合素子をさらに備える、請求項
3に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項5】 前記インピーダンス整合素子が、前記不
平衡信号端子に並列に付加されているインダクタンス素
子である、請求項4に記載の弾性表面波装置。 - 【請求項6】 前記複数の弾性表面波フィルタのうち、
少なくとも1つの弾性表面波フィルタが縦結合共振子型
弾性表面波フィルタである、請求項1〜5のいずれかに
記載の弾性表面波装置。 - 【請求項7】 前記複数の弾性表面波フィルタのうち少
なくとも1つの弾性表面波フィルタの電極の膜厚が他の
弾性表面波フィルタの膜厚と異なっている、請求項1〜
6のいずれかに記載の弾性表面波装置。 - 【請求項8】 前記複数の弾性表面波フィルタが、単一
の圧電基板上に構成されている、請求項7に記載の弾性
表面波装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の弾性表
面波装置を帯域フィルタとして備えることを特徴とす
る、通信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002838A JP3480445B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 弾性表面波装置 |
US10/029,989 US6713940B2 (en) | 2001-01-10 | 2001-12-31 | Surface acoustic wave device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001002838A JP3480445B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 弾性表面波装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002208832A true JP2002208832A (ja) | 2002-07-26 |
JP3480445B2 JP3480445B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=18871277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001002838A Expired - Lifetime JP3480445B2 (ja) | 2001-01-10 | 2001-01-10 | 弾性表面波装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6713940B2 (ja) |
JP (1) | JP3480445B2 (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1635456A2 (en) | 2004-09-09 | 2006-03-15 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | Surface acoustic wave device and method for manufacturing the same |
JP2006186747A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Corp | 弾性波デバイスおよび携帯電話 |
JP2007142654A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 弾性表面波素子 |
JP2007189390A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波フィルタ装置及び分波器 |
WO2008096514A1 (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-14 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性波フィルタ装置 |
WO2008108113A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性波フィルタ装置及びデュプレクサ |
US7498902B2 (en) | 2004-12-28 | 2009-03-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Balanced/unbalanced filter module and communication apparatus |
WO2009128202A1 (ja) * | 2008-04-14 | 2009-10-22 | 株式会社村田製作所 | 弾性波フィルタ装置 |
JP2009260463A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性波フィルタ装置 |
US7629864B2 (en) | 2007-01-11 | 2009-12-08 | Fujitsu Media Devices Limited | Filter including acoustic wave filters connected in parallel |
JP2010512077A (ja) * | 2006-12-05 | 2010-04-15 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 整合が改善されたdmsフィルタ |
JP2011061570A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 弾性波フィルタ装置及びこれを用いたデュプレクサ及び電子機器 |
US8222969B2 (en) | 2008-09-18 | 2012-07-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Duplexer module |
WO2013128541A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 太陽誘電株式会社 | 弾性波デバイス |
WO2014167752A1 (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-16 | 株式会社村田製作所 | デュプレクサ |
JP2016028505A (ja) * | 2008-10-17 | 2016-02-25 | エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag | Gps用周波数帯域において帯域外サプレッション効果をもつアンテナデュプレクサ |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1263137B1 (en) * | 2001-05-31 | 2017-07-26 | Skyworks Filter Solutions Japan Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter, balanced type filter and communication device |
JP2003037467A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波装置 |
JP2003060484A (ja) * | 2001-08-14 | 2003-02-28 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波装置 |
JP3826877B2 (ja) * | 2002-01-22 | 2006-09-27 | 株式会社村田製作所 | 弾性表面波装置およびそれを有する通信装置 |
EP1505728A3 (en) * | 2002-03-15 | 2011-12-07 | Panasonic Corporation | Balanced high-frequency device and balance characteristics improving method and balanced high-frequency circuit using the same |
US7224240B2 (en) * | 2002-03-15 | 2007-05-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Balanced high-frequency filter, antenna duplexer, balanced high-frequency circuit and communication apparatus |
US6882250B2 (en) * | 2002-04-15 | 2005-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency device and communication apparatus |
EP1557944A4 (en) * | 2002-10-25 | 2008-03-05 | Hitachi Metals Ltd | BALANCED-UNBALANCED MULTIBAND FILTER MODULE |
EP1429460A1 (en) * | 2002-12-09 | 2004-06-16 | Evolium S.A.S. | Circuit comprising a filter and an analog to digital converter |
JP2005167969A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-23 | Fujitsu Media Device Kk | 弾性波素子および弾性波素子の製造方法 |
EP1696562A4 (en) * | 2003-12-16 | 2010-07-07 | Murata Manufacturing Co | ACOUSTIC LIMIT WAVE DEVICE |
KR100755184B1 (ko) * | 2004-07-23 | 2007-09-03 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 탄성 표면파 장치 |
DE102004037819B4 (de) * | 2004-08-04 | 2021-12-16 | Snaptrack, Inc. | Elektroakustisches Bauelement mit geringen Verlusten |
US7274270B2 (en) | 2005-04-13 | 2007-09-25 | Avago Technologies Wireless Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Resonator matching network |
JP5016467B2 (ja) | 2007-12-14 | 2012-09-05 | 太陽誘電株式会社 | 弾性波フィルタ |
KR20110093878A (ko) | 2008-11-10 | 2011-08-18 | 코넬 유니버시티 | 자가-발전형 압전-표면 탄성파 장치 및 방법 |
DE102009032093B9 (de) * | 2009-07-07 | 2017-03-02 | Epcos Ag | Diplexerschaltung mit Balun-Funktionalität |
DE102010055648B4 (de) * | 2010-12-22 | 2018-03-22 | Snaptrack, Inc. | Filterbauelement |
WO2013118240A1 (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-15 | 太陽誘電株式会社 | フィルタ回路およびモジュール |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3254779B2 (ja) * | 1993-01-05 | 2002-02-12 | 株式会社村田製作所 | 多電極形弾性表面波装置 |
DE69423062T2 (de) * | 1993-08-06 | 2000-06-29 | Kinseki, Ltd. | Akustische Oberflächenwellenanordnung |
US5847626A (en) * | 1994-02-22 | 1998-12-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Balanced-type surface acoustic wave lattice filter |
JPH0846476A (ja) | 1994-07-26 | 1996-02-16 | Hitachi Ltd | 弾性表面波装置およびそれを用いたアンテナ分波器 |
US5835990A (en) * | 1995-06-16 | 1998-11-10 | Northern Telecom Limited | Longitudinally coupled double mode surface wave resonators |
JPH09284093A (ja) | 1996-04-13 | 1997-10-31 | Toyo Commun Equip Co Ltd | マルチバンドsawフィルタ |
DE19638370C2 (de) * | 1996-09-19 | 2001-06-13 | Epcos Ag | Oberflächenwellenfilter für unsymmetrische/symmetrische und symmetrische/symmetrische Betriebsweise |
JP3186604B2 (ja) * | 1996-10-09 | 2001-07-11 | 株式会社村田製作所 | 弾性表面波フィルタ装置 |
JPH10313229A (ja) | 1997-05-13 | 1998-11-24 | Mitsubishi Electric Corp | 多端子対sawフィルタ及びその使用方法 |
JP3315644B2 (ja) | 1998-05-14 | 2002-08-19 | 富士通株式会社 | 弾性表面波素子 |
JP3487414B2 (ja) | 1998-05-29 | 2004-01-19 | 富士通株式会社 | 弾性表面波フィルタ装置 |
JP2000201049A (ja) | 1999-01-08 | 2000-07-18 | Kyocera Corp | 弾性表面波装置 |
US6255915B1 (en) * | 1999-05-10 | 2001-07-03 | Research In Motion Limited | Differential surface acoustic wave filter having balanced outputs |
JP2001267885A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Fujitsu Media Device Kk | 弾性表面波装置 |
JP3454239B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2003-10-06 | 株式会社村田製作所 | 弾性表面波フィルタ |
-
2001
- 2001-01-10 JP JP2001002838A patent/JP3480445B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-31 US US10/029,989 patent/US6713940B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7436273B2 (en) | 2004-09-09 | 2008-10-14 | Epson Toyocom Corporation | Surface acoustic wave device and method for manufacturing the same |
EP1635456A2 (en) | 2004-09-09 | 2006-03-15 | Toyo Communication Equipment Co., Ltd. | Surface acoustic wave device and method for manufacturing the same |
JP2006186747A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Corp | 弾性波デバイスおよび携帯電話 |
US7498902B2 (en) | 2004-12-28 | 2009-03-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Balanced/unbalanced filter module and communication apparatus |
JP2007142654A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Kyocera Corp | 弾性表面波素子 |
JP4694951B2 (ja) * | 2005-11-16 | 2011-06-08 | 京セラ株式会社 | 弾性表面波素子 |
JP4534990B2 (ja) * | 2006-01-12 | 2010-09-01 | 株式会社村田製作所 | 弾性表面波フィルタ装置及び分波器 |
JP2007189390A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性表面波フィルタ装置及び分波器 |
JP2010512077A (ja) * | 2006-12-05 | 2010-04-15 | エプコス アクチエンゲゼルシャフト | 整合が改善されたdmsフィルタ |
US7629864B2 (en) | 2007-01-11 | 2009-12-08 | Fujitsu Media Devices Limited | Filter including acoustic wave filters connected in parallel |
WO2008096514A1 (ja) | 2007-02-02 | 2008-08-14 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性波フィルタ装置 |
JP4702454B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2011-06-15 | 株式会社村田製作所 | 弾性波フィルタ装置 |
US7868716B2 (en) | 2007-02-02 | 2011-01-11 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Acoustic wave filter apparatus |
WO2008108113A1 (ja) * | 2007-03-01 | 2008-09-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | 弾性波フィルタ装置及びデュプレクサ |
JP2009260463A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Murata Mfg Co Ltd | 弾性波フィルタ装置 |
WO2009128202A1 (ja) * | 2008-04-14 | 2009-10-22 | 株式会社村田製作所 | 弾性波フィルタ装置 |
US8222969B2 (en) | 2008-09-18 | 2012-07-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Duplexer module |
JP2016028505A (ja) * | 2008-10-17 | 2016-02-25 | エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag | Gps用周波数帯域において帯域外サプレッション効果をもつアンテナデュプレクサ |
JP2011061570A (ja) * | 2009-09-11 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 弾性波フィルタ装置及びこれを用いたデュプレクサ及び電子機器 |
JPWO2013128541A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2015-07-30 | 太陽誘電株式会社 | 弾性波デバイス |
WO2013128541A1 (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-06 | 太陽誘電株式会社 | 弾性波デバイス |
US9667221B2 (en) | 2012-02-27 | 2017-05-30 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Acoustic wave device |
WO2014167752A1 (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-16 | 株式会社村田製作所 | デュプレクサ |
JP5994929B2 (ja) * | 2013-04-10 | 2016-09-21 | 株式会社村田製作所 | デュプレクサ |
US9966929B2 (en) | 2013-04-10 | 2018-05-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Duplexer including a low-pass filter capacitor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3480445B2 (ja) | 2003-12-22 |
US20020135267A1 (en) | 2002-09-26 |
US6713940B2 (en) | 2004-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3480445B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
US6720842B2 (en) | Surface acoustic wave filter device having first through third surface acoustic wave filter elements | |
JP3186604B2 (ja) | 弾性表面波フィルタ装置 | |
US6606016B2 (en) | Surface acoustic wave device using two parallel connected filters with different passbands | |
US7034639B2 (en) | Longitudinally coupled resonator type surface acoustic wave filter and communication apparatus incorporating the same | |
US7902940B2 (en) | Duplexer | |
US7876176B2 (en) | Acoustic wave filter device and duplexer | |
EP1221769A1 (en) | Surface acoustic wave device | |
US6936952B2 (en) | Surface acoustic wave device and communication device | |
JP2002084163A (ja) | 縦結合共振子型弾性表面波フィルタ | |
US6710676B2 (en) | Surface acoustic wave filter device | |
JP4541853B2 (ja) | アンテナ分波器およびアンテナ分波器用表面弾性波フィルタ | |
JP2001308672A (ja) | 弾性表面波フィルタ装置 | |
US6768397B2 (en) | Surface acoustic wave filter with balanced and unbalanced terminals | |
JP3743341B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
JP3985717B2 (ja) | 弾性表面波装置およびそれを用いた通信装置 | |
JP4734751B2 (ja) | 平衡型弾性表面波フィルタ | |
JP3855758B2 (ja) | 弾性表面波装置、通信装置 | |
JP4403861B2 (ja) | 弾性表面波装置 | |
JP2006129131A (ja) | 平衡型高周波フィルタ、アンテナ共用器、及び平衡型高周波回路 | |
CN117375555A (zh) | 声波滤波结构、滤波器及电子设备 | |
JP2004128928A (ja) | 弾性表面波フィルタ装置、通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3480445 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071010 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081010 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091010 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101010 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |