JP2002279819A - 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源の発熱によるリフレクタに伝達した熱を
効率よく放熱するとともに、光源の寿命も長くする。 【解決手段】 光源２と、光源２からの光を導光させる
導光板３と、光源を囲むように配されて導光板の方向に
光を反射させるリフレクタ４と、リフレクタ４を囲むよ
うに配されるハウジング１０とを備え、ハウジング１０
に熱放出用の開口部Ｓ１が形成されている。熱放出の効
果を高めるために、開口部Ｓ１は複数設けても良く、
又、一つの開口部を広くしても良い。
効率よく放熱するとともに、光源の寿命も長くする。 【解決手段】 光源２と、光源２からの光を導光させる
導光板３と、光源を囲むように配されて導光板の方向に
光を反射させるリフレクタ４と、リフレクタ４を囲むよ
うに配されるハウジング１０とを備え、ハウジング１０
に熱放出用の開口部Ｓ１が形成されている。熱放出の効
果を高めるために、開口部Ｓ１は複数設けても良く、
又、一つの開口部を広くしても良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いられる照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
用いられる照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
やワードプロセッサ等の情報機器の表示装置、あるいは
携帯型テレビやビデオムービー、カーナビゲーションシ
ステム等の映像機器の表示装置において、軽量、薄型、
低消費電力という特徴を生かして液晶表示装置が多く用
いられるようになっっている。これらの液晶表示装置に
は明るい表示画面を実現するために、内蔵した照明ユニ
ットにより表示素子の背後から照明光を当てるという構
成をとっているものが多い。
やワードプロセッサ等の情報機器の表示装置、あるいは
携帯型テレビやビデオムービー、カーナビゲーションシ
ステム等の映像機器の表示装置において、軽量、薄型、
低消費電力という特徴を生かして液晶表示装置が多く用
いられるようになっっている。これらの液晶表示装置に
は明るい表示画面を実現するために、内蔵した照明ユニ
ットにより表示素子の背後から照明光を当てるという構
成をとっているものが多い。
【０００３】この照明ユニットにおいては、導光板を表
示素子の裏面に置きその導光板の端面に蛍光放電管等の
線光源を配置するエッジライト方式が、薄型化と発光面
の輝度均一性に優れるという特徴を有しており、ノート
型パーソナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置
のバックライトの方式としては、薄さを優先してエッジ
ライト方式を採用することが多い。携帯型テレビやカー
ナビゲーションシステム等に使用される液晶表示装置に
おいては、薄さと輝度を両立させるために、導光板の左
右両側に光源が配されるエッジライト方式や片側のみに
配されるエッジライト方式が採用されるケースも多い。
示素子の裏面に置きその導光板の端面に蛍光放電管等の
線光源を配置するエッジライト方式が、薄型化と発光面
の輝度均一性に優れるという特徴を有しており、ノート
型パーソナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置
のバックライトの方式としては、薄さを優先してエッジ
ライト方式を採用することが多い。携帯型テレビやカー
ナビゲーションシステム等に使用される液晶表示装置に
おいては、薄さと輝度を両立させるために、導光板の左
右両側に光源が配されるエッジライト方式や片側のみに
配されるエッジライト方式が採用されるケースも多い。
【０００４】図４は、従来の光源が導光板の両側に配さ
れるエッジライト方式の照明ユニットＵＴと、これを有
する液晶表示装置Ｌである。この照明ユニットＵＴは、
背面全体に光を伝達する平板状の透明な導光板３と、こ
の導光板３の一方側側面配された光源２と、光源２から
発せられた光を導光板３の端面３ａに導く反射シート５
が配されている。これら導光板３、光源２等はハウジン
グ１０により保持されることにより、照明ユニットＵＴ
を構成している。
れるエッジライト方式の照明ユニットＵＴと、これを有
する液晶表示装置Ｌである。この照明ユニットＵＴは、
背面全体に光を伝達する平板状の透明な導光板３と、こ
の導光板３の一方側側面配された光源２と、光源２から
発せられた光を導光板３の端面３ａに導く反射シート５
が配されている。これら導光板３、光源２等はハウジン
グ１０により保持されることにより、照明ユニットＵＴ
を構成している。
【０００５】導光板３は、光伝達に必要な透過率及び屈
折率で代表される光学特性が最適な透明なアクリル等の
材料で形成されている。反射シート５は、導光板３から
外へ出る光を再度導光板３の中へ戻し出射面から出る照
明光を増大させるという役割を有する。この反射シート
５としては、高反射率を有する白色の樹脂製のフィルム
が使用されている。
折率で代表される光学特性が最適な透明なアクリル等の
材料で形成されている。反射シート５は、導光板３から
外へ出る光を再度導光板３の中へ戻し出射面から出る照
明光を増大させるという役割を有する。この反射シート
５としては、高反射率を有する白色の樹脂製のフィルム
が使用されている。
【０００６】リフレクタ４は、光源２の光を導光板３の
入射端面３ａに効率よく光を入射させるもので、光源２
を囲むように断面コ字状又は横Ｕ字状に折り曲げられて
いる。このリフレクタ４としては、上記反射シート５を
光源２の周囲の部分（この部分が「リフレクタ」）をほ
ぼコ字状又は横Ｕ字状に折り曲げることにより、上記反
射シート５と一体的構成のものもある。
入射端面３ａに効率よく光を入射させるもので、光源２
を囲むように断面コ字状又は横Ｕ字状に折り曲げられて
いる。このリフレクタ４としては、上記反射シート５を
光源２の周囲の部分（この部分が「リフレクタ」）をほ
ぼコ字状又は横Ｕ字状に折り曲げることにより、上記反
射シート５と一体的構成のものもある。
【０００７】ハウジング１０は、リフレクタ４の側面と
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング１
０は、リフレクタ４のホルダーとしての役割を果たすと
ともに、液晶表示パネル１と光源２と導光板３を保持す
る役割も有する。このハウジング１０としては、例えば
ポリカーボネート樹脂などから作られている。
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング１
０は、リフレクタ４のホルダーとしての役割を果たすと
ともに、液晶表示パネル１と光源２と導光板３を保持す
る役割も有する。このハウジング１０としては、例えば
ポリカーボネート樹脂などから作られている。
【０００８】このような構成の照明ユニットＵＴは、そ
の照射面側（図面上は上方）に液晶表示パネル１を配
し、裏面カバーＲＣと金属製の表側フレームＦＣとを取
り付けることにより、液晶表示装置Ｌとなる。液晶表示
装置Ｌは、光源２から発光された光は、直接又はリフレ
クタ４により集光されて導光板３へと導かれ、液晶表示
パネル１の背面全体に均等に伝えられることにより、液
晶表示パネル１の表示面１ａに映し出された文字や映像
が可視状態となる。
の照射面側（図面上は上方）に液晶表示パネル１を配
し、裏面カバーＲＣと金属製の表側フレームＦＣとを取
り付けることにより、液晶表示装置Ｌとなる。液晶表示
装置Ｌは、光源２から発光された光は、直接又はリフレ
クタ４により集光されて導光板３へと導かれ、液晶表示
パネル１の背面全体に均等に伝えられることにより、液
晶表示パネル１の表示面１ａに映し出された文字や映像
が可視状態となる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の構成では、発光した光源２の発熱により光源２
の周辺の温度が上昇し、輝度の低下が生じ液晶表示パネ
ル１の表示面１ａに映し出された文字や映像が見えにく
くなってしまうという問題点を有していた。また、光源
２の発熱により光源２の周辺の温度が上昇すると、光源
２の寿命が短くなるという問題も有していた。特に、近
年の液晶表示装置は大画面化が進行していることから、
液晶表示パネルを照射している光源２の発熱をどのよう
に放熱させるかが重要になっている。
従来例の構成では、発光した光源２の発熱により光源２
の周辺の温度が上昇し、輝度の低下が生じ液晶表示パネ
ル１の表示面１ａに映し出された文字や映像が見えにく
くなってしまうという問題点を有していた。また、光源
２の発熱により光源２の周辺の温度が上昇すると、光源
２の寿命が短くなるという問題も有していた。特に、近
年の液晶表示装置は大画面化が進行していることから、
液晶表示パネルを照射している光源２の発熱をどのよう
に放熱させるかが重要になっている。
【００１０】そこで、本発明の目的は、光源の発熱によ
るリフレクタに伝達した熱を効率よく放熱するととも
に、光源の寿命も長くすることができる照明ユニット及
びそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
るリフレクタに伝達した熱を効率よく放熱するととも
に、光源の寿命も長くすることができる照明ユニット及
びそれを用いた液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１記載の照明ユニットは、光源と、
光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むように
配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタと、
リフレクタを囲むように配されるハウジングとを備える
照明ユニットにおいて、上記ハウジングに熱放出用の開
口部が形成されていることを特徴とする。ここで、熱放
出の効果を高めるために、開口部を複数設けても良く、
又、一つの開口部を広くしても良い。
に、本発明の請求項１記載の照明ユニットは、光源と、
光源からの光を導光させる導光板と、光源を囲むように
配されて導光板の方向に光を反射させるリフレクタと、
リフレクタを囲むように配されるハウジングとを備える
照明ユニットにおいて、上記ハウジングに熱放出用の開
口部が形成されていることを特徴とする。ここで、熱放
出の効果を高めるために、開口部を複数設けても良く、
又、一つの開口部を広くしても良い。
【００１２】この発明によれば、上記リフレクタを囲む
ように配されるハウジングに熱放出用の開口部が形成さ
れていることから、光源の発熱によりリフレクタに伝達
した熱を外部に放出させることとなる。したがって、こ
の照明ユニットが用いられる液晶表示装置やその他の機
器に光源の発熱によるリフレクタに伝達した熱を効率よ
く放熱するために、光源の寿命も長くすることができ
る。
ように配されるハウジングに熱放出用の開口部が形成さ
れていることから、光源の発熱によりリフレクタに伝達
した熱を外部に放出させることとなる。したがって、こ
の照明ユニットが用いられる液晶表示装置やその他の機
器に光源の発熱によるリフレクタに伝達した熱を効率よ
く放熱するために、光源の寿命も長くすることができ
る。
【００１３】本発明の請求項２記載の照明ユニットは、
前記ハウジングは、リフレクタに近接して囲む一方の薄
板部とリフレクタから離間して囲む他方の薄板部とから
なる段差部に前記開口部が形成されことを特徴とする。
前記ハウジングは、リフレクタに近接して囲む一方の薄
板部とリフレクタから離間して囲む他方の薄板部とから
なる段差部に前記開口部が形成されことを特徴とする。
【００１４】この発明によれば、前記開口部は、一方と
他方の薄板部の段差部に形成されていることから、光源
から発熱によりリフレクタに伝達した熱を離間した他方
の薄板部側から一方の薄板部の外側に向かって外方に放
出させることとなる。そして、段差部に開口部が形成さ
れていることから、外部からの塵埃がリフレクタに付着
することが防止される。
他方の薄板部の段差部に形成されていることから、光源
から発熱によりリフレクタに伝達した熱を離間した他方
の薄板部側から一方の薄板部の外側に向かって外方に放
出させることとなる。そして、段差部に開口部が形成さ
れていることから、外部からの塵埃がリフレクタに付着
することが防止される。
【００１５】本発明の請求項３記載の照明ユニットを用
いた液晶表示装置は、請求項１又は請求項３のいずれか
に記載した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面
側に配される液晶表示パネルとを備えることを特徴とす
る。
いた液晶表示装置は、請求項１又は請求項３のいずれか
に記載した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面
側に配される液晶表示パネルとを備えることを特徴とす
る。
【００１６】この発明によれば、光源の発熱よりリフレ
クタに伝達した熱を開口部により放出させることから、
液晶表示パネルの輝度低下等の光源の発熱による悪影響
を防止することができるとともに、外部からの塵埃がリ
フレクタに付着することが防止され、安価で信頼性の高
い照明ユニットを用いた液晶表示装置となる。
クタに伝達した熱を開口部により放出させることから、
液晶表示パネルの輝度低下等の光源の発熱による悪影響
を防止することができるとともに、外部からの塵埃がリ
フレクタに付着することが防止され、安価で信頼性の高
い照明ユニットを用いた液晶表示装置となる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を引用しながら説明する。
て図面を引用しながら説明する。
【００１８】（第１の実施の形態）本実施の形態の照明
ユニットＵＴは、図１に示すように、光源２と、光源２
からの光を伝達する平板状の導光板３と、光源２を囲む
ように配されて導光板３の方向に光を反射させるリフレ
クタ４と、リフレクタ４を囲むように配されるハウジン
グ１０とを備える。光源２は、高周波の交流（４０〜１
００ｋＨｚ）で駆動されて発光する蛍光放電管２であ
る。本実施の形態の光源２は、導光板３の左右両側に各
々２灯配されているが、１灯配されるもの、導光板３の
片側側面に１灯或いは複数配されるものや、導光板３の
四辺のうち二辺にＬ字型に一つ配されるもの（「Ｌ字型
の蛍光放電管」と呼ばれる）等があり、いずれもエッジ
ライト方式と呼ばれる。
ユニットＵＴは、図１に示すように、光源２と、光源２
からの光を伝達する平板状の導光板３と、光源２を囲む
ように配されて導光板３の方向に光を反射させるリフレ
クタ４と、リフレクタ４を囲むように配されるハウジン
グ１０とを備える。光源２は、高周波の交流（４０〜１
００ｋＨｚ）で駆動されて発光する蛍光放電管２であ
る。本実施の形態の光源２は、導光板３の左右両側に各
々２灯配されているが、１灯配されるもの、導光板３の
片側側面に１灯或いは複数配されるものや、導光板３の
四辺のうち二辺にＬ字型に一つ配されるもの（「Ｌ字型
の蛍光放電管」と呼ばれる）等があり、いずれもエッジ
ライト方式と呼ばれる。
【００１９】導光板３は、光伝達に必要な透過率及び屈
折率で代表される光学特性が最適なアクリル等の材料で
形成されている。この導光板３には、光源２からの距離
に応じて形状を変化させたドットパターンあるいは溝パ
ターン（図示せず）等が裏面に施されている。
折率で代表される光学特性が最適なアクリル等の材料で
形成されている。この導光板３には、光源２からの距離
に応じて形状を変化させたドットパターンあるいは溝パ
ターン（図示せず）等が裏面に施されている。
【００２０】リフレクタ４は、蛍光放電管２の光を反射
させ、導光板３の入射側側面３ａに効率よく光を入射さ
せるもので、高反射率を有する白色の樹脂製フィルムや
銀やアルミニウム等の金属膜が使用されており、蛍光放
電管２を囲むように断面コ字状又は横Ｕ字状に折り曲げ
られている。
させ、導光板３の入射側側面３ａに効率よく光を入射さ
せるもので、高反射率を有する白色の樹脂製フィルムや
銀やアルミニウム等の金属膜が使用されており、蛍光放
電管２を囲むように断面コ字状又は横Ｕ字状に折り曲げ
られている。
【００２１】反射シート５は、導光板３の裏面から外へ
出る光を再度導光板３の中へ戻し出射する照明光を増大
させる役割を有し、導光板３の裏面に沿うように配され
ている。この反射シート５は、高反射率を有する白色の
樹脂製フィルムが使用されている。なお、この反射シー
ト５の一方側を光源２を囲むようにコ字状又は横Ｕ字状
に折り曲げて、この反射シート５と一体的構成のリフレ
クタ４を形成したものもある。
出る光を再度導光板３の中へ戻し出射する照明光を増大
させる役割を有し、導光板３の裏面に沿うように配され
ている。この反射シート５は、高反射率を有する白色の
樹脂製フィルムが使用されている。なお、この反射シー
ト５の一方側を光源２を囲むようにコ字状又は横Ｕ字状
に折り曲げて、この反射シート５と一体的構成のリフレ
クタ４を形成したものもある。
【００２２】ハウジング１０は、リフレクタ４の側面と
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング１
０は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル１と光源２と導光板３を保持する
役割も有する。このハウジング１０と後述する金属製の
表側フレームＦＣとの間には、隙間７ａが形成されてい
る。このハウジング１０としては、例えばポリカーボネ
ート樹脂などから作られている。
上方から囲むように近接配置されている。ハウジング１
０は、リフレクタのホルダーとしての役割を果たすとと
もに、液晶表示パネル１と光源２と導光板３を保持する
役割も有する。このハウジング１０と後述する金属製の
表側フレームＦＣとの間には、隙間７ａが形成されてい
る。このハウジング１０としては、例えばポリカーボネ
ート樹脂などから作られている。
【００２３】ハウジング１０の側面には、熱放出用の開
口部Ｓ１が形成されている。熱放出用の開口部Ｓ１は、
光源２の発熱によりリフレクタ４に伝達した熱を外部に
放出させるもので、本実施の形態の開口部Ｓ１は、円形
であるが、その形状は問われない。また、開口部Ｓ１
は、放熱効果を高めるために一つの開口部Ｓ１を広くし
ても良く、又、開口部Ｓ１を複数設けても良い。なお、
表側フレームＦＣに上記開口部Ｓ１と連続するような穴
を形成し、この穴と上記開口部Ｓ１を介して、光源２の
発熱によりリフレクタ４に伝達した熱を外部に放出させ
ることも可能である。
口部Ｓ１が形成されている。熱放出用の開口部Ｓ１は、
光源２の発熱によりリフレクタ４に伝達した熱を外部に
放出させるもので、本実施の形態の開口部Ｓ１は、円形
であるが、その形状は問われない。また、開口部Ｓ１
は、放熱効果を高めるために一つの開口部Ｓ１を広くし
ても良く、又、開口部Ｓ１を複数設けても良い。なお、
表側フレームＦＣに上記開口部Ｓ１と連続するような穴
を形成し、この穴と上記開口部Ｓ１を介して、光源２の
発熱によりリフレクタ４に伝達した熱を外部に放出させ
ることも可能である。
【００２４】このような照明ユニットＵＴは、その照射
面側（図面上は上方）に液晶表示パネル１を配し、裏面
カバーＲＣと金属製の表側フレームＦＣとを取り付ける
ことにより、液晶表示装置Ｌとなる。液晶表示パネル１
は、文字および映像を表示するもので、表示用電極が敷
設された一対の透明基板を適宜な間隔で対峙させ、その
間隔に液晶材料を前記透明基板の周辺をシール材で封止
して構成される液晶表示パネルと、この液晶表示パネル
の周囲に配置され、液晶表示パネルを表示させるための
複数の駆動用回路と、この駆動用回路を実装した基板な
どから構成される。
面側（図面上は上方）に液晶表示パネル１を配し、裏面
カバーＲＣと金属製の表側フレームＦＣとを取り付ける
ことにより、液晶表示装置Ｌとなる。液晶表示パネル１
は、文字および映像を表示するもので、表示用電極が敷
設された一対の透明基板を適宜な間隔で対峙させ、その
間隔に液晶材料を前記透明基板の周辺をシール材で封止
して構成される液晶表示パネルと、この液晶表示パネル
の周囲に配置され、液晶表示パネルを表示させるための
複数の駆動用回路と、この駆動用回路を実装した基板な
どから構成される。
【００２５】この照明ユニットＵＴの上に液晶表示パネ
ル１が搭載された液晶表示装置Ｌにおいて、光源２から
発光された光は、直接又はリフレクタ４により集光され
て導光板３へと導かれ、液晶表示パネル１の背面全体に
均等に伝えられることにより、液晶表示パネル１の表示
面１ａに映し出された文字や映像が可視状態となる。
ル１が搭載された液晶表示装置Ｌにおいて、光源２から
発光された光は、直接又はリフレクタ４により集光され
て導光板３へと導かれ、液晶表示パネル１の背面全体に
均等に伝えられることにより、液晶表示パネル１の表示
面１ａに映し出された文字や映像が可視状態となる。
【００２６】したがって、本実施の形態の液晶表示装置
Ｌにおいて、光源２の発熱によりリフレクタ４に伝達し
た熱は、上記開口部Ｓ１を介してハウジング１０と表側
フレームＦＣとの隙間７ａに放出されるので、光源２の
寿命も長くすることができるとともに、光源２の発熱に
よる悪影響からから照明ユニットＵＴと液晶表示装置Ｌ
を構成する部品を保護することとなる。
Ｌにおいて、光源２の発熱によりリフレクタ４に伝達し
た熱は、上記開口部Ｓ１を介してハウジング１０と表側
フレームＦＣとの隙間７ａに放出されるので、光源２の
寿命も長くすることができるとともに、光源２の発熱に
よる悪影響からから照明ユニットＵＴと液晶表示装置Ｌ
を構成する部品を保護することとなる。
【００２７】（第２の実施の形態）本実施の形態は、図
２及び図３に示すように、上記ハウジング１０の側面部
は、リフレクタ４に近接する一方の薄板部１０ａとリフ
レクタ４から離間する他方の薄板部１０ｂとからなり、
開口部Ｓ２は、一方と他方の薄板部１０ａ，１０ｂの段
差部に形成されている。すなわち、上方側がリフレクタ
４と接触する一方の薄板部１０ａとされ、下方側がリフ
レクタ４から離間する他方の薄板部１０ｂとのほぼ中央
から段差部を設けることにより、この段差部により放熱
経路が形成される開口部Ｓ２が構成されている。なお、
下方側がリフレクタ４と接触する一方の薄板部１０ａと
し、上方側がリフレクタ４から離間する他方の薄板部１
０ｂとすることも可能である。また、本実施の形態の開
口部Ｓ２は、所定箇所毎に設けられているが、一方の薄
板部１０ａと他方の薄板部１０ｂとは、ハウジング１０
の長手方向の全域に亘って分離して設け、一つの長い開
口部Ｓ２としても良い。したがって、光源２の発熱がリ
フレクタ４を介して、下方側の他方の離間した薄板部１
０ｂ側に伝達すると、上記段差部の開口部Ｓ１から上方
側がリフレクタ４に接触する一方の薄板部１０ａの外側
に向かって放出させることができ、ハウジング１０と表
側フレームＦＣとの隙間７ａに放出される。
２及び図３に示すように、上記ハウジング１０の側面部
は、リフレクタ４に近接する一方の薄板部１０ａとリフ
レクタ４から離間する他方の薄板部１０ｂとからなり、
開口部Ｓ２は、一方と他方の薄板部１０ａ，１０ｂの段
差部に形成されている。すなわち、上方側がリフレクタ
４と接触する一方の薄板部１０ａとされ、下方側がリフ
レクタ４から離間する他方の薄板部１０ｂとのほぼ中央
から段差部を設けることにより、この段差部により放熱
経路が形成される開口部Ｓ２が構成されている。なお、
下方側がリフレクタ４と接触する一方の薄板部１０ａと
し、上方側がリフレクタ４から離間する他方の薄板部１
０ｂとすることも可能である。また、本実施の形態の開
口部Ｓ２は、所定箇所毎に設けられているが、一方の薄
板部１０ａと他方の薄板部１０ｂとは、ハウジング１０
の長手方向の全域に亘って分離して設け、一つの長い開
口部Ｓ２としても良い。したがって、光源２の発熱がリ
フレクタ４を介して、下方側の他方の離間した薄板部１
０ｂ側に伝達すると、上記段差部の開口部Ｓ１から上方
側がリフレクタ４に接触する一方の薄板部１０ａの外側
に向かって放出させることができ、ハウジング１０と表
側フレームＦＣとの隙間７ａに放出される。
【００２８】以上、各実施の形態では、直管型の光源２
を２灯使用した場合について説明したが、必ずしも直管
型２灯でなく１灯でもよい。また、導光板３の両側に光
源が配されるもので説明したが、本発明は、導光板３の
片側に電源が配されるエッジライト方式や光源がＬ字状
に配されるタイプ等にエッジライト方式に汎用的に適用
可能である。
を２灯使用した場合について説明したが、必ずしも直管
型２灯でなく１灯でもよい。また、導光板３の両側に光
源が配されるもので説明したが、本発明は、導光板３の
片側に電源が配されるエッジライト方式や光源がＬ字状
に配されるタイプ等にエッジライト方式に汎用的に適用
可能である。
【００２９】
【発明の効果】本発明の照明ユニット及びそれを用いた
液晶表示装置は、上記リフレクタを囲むように配される
ハウジングに熱放出用の開口部が形成されていることか
ら、光源の発熱によりリフレクタに伝達した熱を外部に
放出させることとなり、この照明ユニットが用いられる
液晶表示装置における輝度の低下等、発熱による悪影響
を防止することが可能になるとともに、光源の寿命も長
くすることが可能になる。
液晶表示装置は、上記リフレクタを囲むように配される
ハウジングに熱放出用の開口部が形成されていることか
ら、光源の発熱によりリフレクタに伝達した熱を外部に
放出させることとなり、この照明ユニットが用いられる
液晶表示装置における輝度の低下等、発熱による悪影響
を防止することが可能になるとともに、光源の寿命も長
くすることが可能になる。
【００３０】
【図１】本発明の第１の実施の形態における照明ユニッ
トを用いた液晶表示装置の断面図
トを用いた液晶表示装置の断面図
【図２】本発明の第２の実施の形態における照明ユニッ
トを用いた液晶表示装置の断面図
トを用いた液晶表示装置の断面図
【図３】上記第２の実施の形態の斜視図
【図４】従来の液晶表示装置の断面図
１ 液晶表示パネル ２ 光源 ３ 導光板 ４ リフレクタ ５ 反射シート ＲＣ 裏面カバー ＦＣ 表側フレーム １０ ハウジング Ｓ１，Ｓ２ 開口部
Claims (3)
- 【請求項１】 光源と、光源からの光を導光させる導光
板と、光源を囲むように配されて導光板の方向に光を反
射させるリフレクタと、リフレクタを囲むように配され
るハウジングとを備える照明ユニットにおいて、 上記ハウジングに熱放出用の開口部が形成されているこ
とを特徴とする照明ユニット。 - 【請求項２】 前記ハウジングは、リフレクタに近接し
て囲む一方の薄板部とリフレクタから離間して囲む他方
の薄板部とを備え、前記開口部は、一方と他方の薄板部
の段差部に形成されていることを特徴とする請求項１記
載の照明ユニット。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２のいずれかに記載
した照明ユニットと、この照明ユニットの照射面側に配
される液晶表示パネルとを備えることを特徴とする液晶
表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001077628A JP2002279819A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001077628A JP2002279819A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002279819A true JP2002279819A (ja) | 2002-09-27 |
Family
ID=18934355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001077628A Pending JP2002279819A (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | 照明ユニット及びそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002279819A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100399156C (zh) * | 2004-02-11 | 2008-07-02 | 友达光电股份有限公司 | 具有散热装置的液晶显示器及其背光模块 |
| JP2009238721A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Eishin Seimitsu Kagi Kofun Yugenkoshi | サイドライト型バックライトモジュールの反射器 |
| KR100928484B1 (ko) * | 2002-12-26 | 2009-11-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시장치용 백 라이트 방열구조 |
| JP2010118348A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Samsung Electronics Co Ltd | バックライトアセンブリ及びこれを含む表示装置並びにその製造方法 |
| KR100959785B1 (ko) * | 2003-09-16 | 2010-05-28 | 삼성전자주식회사 | 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 액정표시장치 |
-
2001
- 2001-03-19 JP JP2001077628A patent/JP2002279819A/ja active Pending
Cited By (6)
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| KR101529579B1 (ko) * | 2008-11-13 | 2015-06-19 | 삼성디스플레이 주식회사 | 백라이트 어셈블리, 그를 포함하는 표시 장치 및 표시 장치의 제조 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
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| A521 | Written amendment |
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