JP2002160302A - Frp構造体 - Google Patents
Frp構造体Info
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- JP2002160302A JP2002160302A JP2000360071A JP2000360071A JP2002160302A JP 2002160302 A JP2002160302 A JP 2002160302A JP 2000360071 A JP2000360071 A JP 2000360071A JP 2000360071 A JP2000360071 A JP 2000360071A JP 2002160302 A JP2002160302 A JP 2002160302A
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- reinforcing fiber
- core materials
- core material
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T50/00—Aeronautics or air transport
- Y02T50/40—Weight reduction
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】複雑な形状で強度と軽量化を両立しながら、成
型欠陥がなく品質が安定したFRP構造体を提供する。 【解決手段】基礎骨格として複数部材に分割されてなる
芯材1a,1b,1cを設け、その内側に芯材1a,1
b,1cを展開した形状に夫々形成した強化繊維布2を
複数層貼着して内側強化層3とする。芯材1a,1b,
1cの外側に、これら芯材1a,1b,1cを包む形状
に形成した強化繊維布2を複数層貼着して外側強化層4
とし、芯材同士の接合面を芯材表面の接線に対して20
度から70度の範囲の角度を以て対峙するよう形成す
る。強化繊維布2は、芯材同士の接合部の近傍において
隣り合う強化繊維布2が交互に重なり合うように積層さ
れ、その重なり部分は芯材同士の接合部全体をカバーす
るよう階段状にずらして貼着される。
型欠陥がなく品質が安定したFRP構造体を提供する。 【解決手段】基礎骨格として複数部材に分割されてなる
芯材1a,1b,1cを設け、その内側に芯材1a,1
b,1cを展開した形状に夫々形成した強化繊維布2を
複数層貼着して内側強化層3とする。芯材1a,1b,
1cの外側に、これら芯材1a,1b,1cを包む形状
に形成した強化繊維布2を複数層貼着して外側強化層4
とし、芯材同士の接合面を芯材表面の接線に対して20
度から70度の範囲の角度を以て対峙するよう形成す
る。強化繊維布2は、芯材同士の接合部の近傍において
隣り合う強化繊維布2が交互に重なり合うように積層さ
れ、その重なり部分は芯材同士の接合部全体をカバーす
るよう階段状にずらして貼着される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFRP構造体に関
し、更に詳細には軽量化と高い強度を両立させる必要が
ある運輸機器のフレーム構造に関する。
し、更に詳細には軽量化と高い強度を両立させる必要が
ある運輸機器のフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】FRP構造体の成型方法としては、ハン
ドレイアップ法やスプレーアップ法など種々の方法があ
るが、軽飛行機のフレームのように高水準の重量対強度
が要求されるものにあっては、フレームの核となる部材
にアラミド等の強化繊維布を貼着した後、これを高温下
で硬化させるレジントランスファ(またはレジンインジ
ェクション)という手法が採られる。
ドレイアップ法やスプレーアップ法など種々の方法があ
るが、軽飛行機のフレームのように高水準の重量対強度
が要求されるものにあっては、フレームの核となる部材
にアラミド等の強化繊維布を貼着した後、これを高温下
で硬化させるレジントランスファ(またはレジンインジ
ェクション)という手法が採られる。
【0003】これは始めに硬質ウレタンなどのような軽
量で成型し易い部材で芯材を形成し、この芯材の内側と
外側に夫々強化繊維布を貼着する。そして、芯材の内部
(多くは筒状に形成されている)に膨張収縮可能な中子
を入れ、続いて全体を割り型に入れる。次に割り型を加
熱しながら割り型内にエポキシ樹脂等のレジンを注入し
強化繊維布に含浸させることで極めて強靭なフレームを
作るものである。
量で成型し易い部材で芯材を形成し、この芯材の内側と
外側に夫々強化繊維布を貼着する。そして、芯材の内部
(多くは筒状に形成されている)に膨張収縮可能な中子
を入れ、続いて全体を割り型に入れる。次に割り型を加
熱しながら割り型内にエポキシ樹脂等のレジンを注入し
強化繊維布に含浸させることで極めて強靭なフレームを
作るものである。
【0004】例えば、特開平9−267408号公報に
はこのような方法でFRP管を製作する方法が記載され
ているが、同公報の中でも指摘しているように内圧成型
法(レジントランスファ法)には特有の技術的困難性が
ある。
はこのような方法でFRP管を製作する方法が記載され
ているが、同公報の中でも指摘しているように内圧成型
法(レジントランスファ法)には特有の技術的困難性が
ある。
【0005】それは、芯材の寸法安定性と、これに一体
化する強化繊維布の伸び許容特性が関係している。すな
わち、レジントランスファ法では中子の膨張によってフ
レームを割り型内部に押し付けこれによって十分な密度
をもったFRPを得るものであるが、強化繊維布の特性
としてその繊維の長手方向にはほとんど伸びが得られな
い。したがって、型の内部では膨張不足が起きてフレー
ムの外側に不必要に厚い樹脂リッチ層が発生したり、フ
レーム表面にボイドが残る可能性がある。
化する強化繊維布の伸び許容特性が関係している。すな
わち、レジントランスファ法では中子の膨張によってフ
レームを割り型内部に押し付けこれによって十分な密度
をもったFRPを得るものであるが、強化繊維布の特性
としてその繊維の長手方向にはほとんど伸びが得られな
い。したがって、型の内部では膨張不足が起きてフレー
ムの外側に不必要に厚い樹脂リッチ層が発生したり、フ
レーム表面にボイドが残る可能性がある。
【0006】これを回避するために、強化繊維布を伸び
易い方向(フレームの長手方向と繊維とを平行にする)
に配置して、中子の膨張を妨げないようにする方法も考
えられるが、完成後に必要なフレーム強度という観点か
ら見れば、むしろ強化繊維布は中子の膨張を妨げる方向
に沿っている方が望ましく、強度確保との間に矛盾が生
じる。
易い方向(フレームの長手方向と繊維とを平行にする)
に配置して、中子の膨張を妨げないようにする方法も考
えられるが、完成後に必要なフレーム強度という観点か
ら見れば、むしろ強化繊維布は中子の膨張を妨げる方向
に沿っている方が望ましく、強度確保との間に矛盾が生
じる。
【0007】このため、強度と品質を両立させることが
できず、理想的な成型は困難であった。そこで、同公報
にはこれを解決するために、中子による加圧前のフレー
ムの外周長Pと割り型内のキャビティの内周長Cとの関
係を、P>0.6Cに設定することで安定的な成型を達
成する方法が開示されている。
できず、理想的な成型は困難であった。そこで、同公報
にはこれを解決するために、中子による加圧前のフレー
ムの外周長Pと割り型内のキャビティの内周長Cとの関
係を、P>0.6Cに設定することで安定的な成型を達
成する方法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載されている方法は、単純な管状の製品を製造するため
のものに過ぎないため、軽飛行機や車両のフレームのよ
うに、内周長が一定ではなく複雑な形状をもつフレーム
には適用することができない。
載されている方法は、単純な管状の製品を製造するため
のものに過ぎないため、軽飛行機や車両のフレームのよ
うに、内周長が一定ではなく複雑な形状をもつフレーム
には適用することができない。
【0009】なぜならば、フレームと割り型は共に複雑
な形状をしており、かつ硬化前(未完成)のフレーム各
部分の強度は極めて低いため、中子によって押圧される
各部分でフレームの膨張率が異なり成型欠陥が生ずるか
らである。これを回避するにはフレームの大きさに自由
度をもたせればよいが(割り型の内部で自動的に最適な
寸法に収まる)、その場合はフレームを分割する必要が
生じ、その接合部分の強度を確保することが極めて難し
いという問題がある。
な形状をしており、かつ硬化前(未完成)のフレーム各
部分の強度は極めて低いため、中子によって押圧される
各部分でフレームの膨張率が異なり成型欠陥が生ずるか
らである。これを回避するにはフレームの大きさに自由
度をもたせればよいが(割り型の内部で自動的に最適な
寸法に収まる)、その場合はフレームを分割する必要が
生じ、その接合部分の強度を確保することが極めて難し
いという問題がある。
【0010】このような理由から、複雑な形状で強度と
軽量化を両立したフレームを得ることは困難であった。
軽量化を両立したフレームを得ることは困難であった。
【0011】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、複雑な形状でも強度と軽量化を両
立させると同時に、成型欠陥がなく品質が安定したFR
P構造体を提供することを技術的課題とする。
めになされたもので、複雑な形状でも強度と軽量化を両
立させると同時に、成型欠陥がなく品質が安定したFR
P構造体を提供することを技術的課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した技術的
課題を解決するために以下のように構成されている。
課題を解決するために以下のように構成されている。
【0013】すなわち、基礎骨格として複数部材に分割
されてなる芯材を設け、この芯材の内側にこれら芯材を
展開した形状に夫々形成した強化繊維布を複数層貼着し
て内側強化層とするとともに、前記芯材の外側に、これ
ら芯材を包む形状に形成した強化繊維布を複数層貼着し
て外側強化層とし、前記芯材同士の接合面を芯材表面の
接線に対して20度から70度の範囲の角度を以て対峙
するよう形成する。
されてなる芯材を設け、この芯材の内側にこれら芯材を
展開した形状に夫々形成した強化繊維布を複数層貼着し
て内側強化層とするとともに、前記芯材の外側に、これ
ら芯材を包む形状に形成した強化繊維布を複数層貼着し
て外側強化層とし、前記芯材同士の接合面を芯材表面の
接線に対して20度から70度の範囲の角度を以て対峙
するよう形成する。
【0014】また前記強化繊維布は芯材同士の接合部の
近傍において隣り合う強化繊維布が交互に重なり合うよ
うに積層するとともに、この強化繊維布の重合部が芯材
1同士の接合部全体をカバーするように、この重合部を
階段状にずらして貼着した。
近傍において隣り合う強化繊維布が交互に重なり合うよ
うに積層するとともに、この強化繊維布の重合部が芯材
1同士の接合部全体をカバーするように、この重合部を
階段状にずらして貼着した。
【0015】ここで、芯材は軽量で成型が容易な硬質ウ
レタンフォームが好適であるが、軽量なフォーム材であ
れば他のものでも適用可能である。
レタンフォームが好適であるが、軽量なフォーム材であ
れば他のものでも適用可能である。
【0016】この芯材を補強する強化繊維布としては、
ガラス繊維、炭素繊維が使用できるのは勿論、ポリアラ
ミド繊維等の有機高弾性率繊維を用いることもできる。
また、布の織り方としては平織りが好適だが、不織布で
あってもよい。
ガラス繊維、炭素繊維が使用できるのは勿論、ポリアラ
ミド繊維等の有機高弾性率繊維を用いることもできる。
また、布の織り方としては平織りが好適だが、不織布で
あってもよい。
【0017】この強化繊維布に含浸させるべき樹脂とし
ては、熱硬化性、熱可塑性、あるいはこれらの混合樹脂
のいずれも使用できるが、一般的には熱硬化性樹脂中で
もエポキシ樹脂が好適である。
ては、熱硬化性、熱可塑性、あるいはこれらの混合樹脂
のいずれも使用できるが、一般的には熱硬化性樹脂中で
もエポキシ樹脂が好適である。
【0018】エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジル
アミン型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ウレタン
変性エポキシ樹脂、ブロム化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、等が例示できる。これらのエポキシ樹脂は単独
または2種以上を併用して使用することができ、さらに
液状のものから粘性のあるものまで適宜使用することが
できる。
型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジル
アミン型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ウレタン
変性エポキシ樹脂、ブロム化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、等が例示できる。これらのエポキシ樹脂は単独
または2種以上を併用して使用することができ、さらに
液状のものから粘性のあるものまで適宜使用することが
できる。
【0019】一般に、エポキシ樹脂には硬化剤が添加さ
れている一液硬化型のものが用いられるが、本発明では
これに限定されるものではなく、保存性に優れるジシア
ンジアミド等のグアニジン系のものを用いてもよい。
れている一液硬化型のものが用いられるが、本発明では
これに限定されるものではなく、保存性に優れるジシア
ンジアミド等のグアニジン系のものを用いてもよい。
【0020】そして、前記隣り合う強化繊維布が交互に
重なり合うよう積層する際、隣り合う強化繊維布の縦糸
の配向を相互に45度の角度差を以て貼着することが望
ましい。このような角度差を以て交互に重ねることで、
すべての方向で極めて強い引っ貼り強度が得られる。
重なり合うよう積層する際、隣り合う強化繊維布の縦糸
の配向を相互に45度の角度差を以て貼着することが望
ましい。このような角度差を以て交互に重ねることで、
すべての方向で極めて強い引っ貼り強度が得られる。
【0021】さらに、その重なり部分は、芯材同士の接
合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着する。
その理由は、同じ場所で全ての層を重ねると、この重合
部だけが盛り上がって中子の圧力が均等にかからなくな
るからである。また、かかる貼着構造によれば、芯材同
士の接合部においては高い強度が得られるからである。
合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着する。
その理由は、同じ場所で全ての層を重ねると、この重合
部だけが盛り上がって中子の圧力が均等にかからなくな
るからである。また、かかる貼着構造によれば、芯材同
士の接合部においては高い強度が得られるからである。
【0022】前記したように芯材同士の接合面は、芯材
表面の接線に対して20度から70度の範囲、より好ま
しくは35から55度の範囲の角度を以て対峙するよう
に形成することができるが、45度の角度で接合したと
きに最も良好な強度が得られた。
表面の接線に対して20度から70度の範囲、より好ま
しくは35から55度の範囲の角度を以て対峙するよう
に形成することができるが、45度の角度で接合したと
きに最も良好な強度が得られた。
【0023】なお、前記強化繊維布2同士の重合部が、
全積層数の途中までの積層工程において、積層毎に一方
向にずれるように積層するとともに、全積層数の途中以
降の積層工程において、積層毎に逆方向にずれるように
積層し、積層部分の断面形状が横V字状となるようにす
ることができる。すなわち、重なり合う部分を一方向に
ずらしていくのではなく、積層工程の中間からずらす方
向を反転させることでさらに高い接合強度が得られる。
全積層数の途中までの積層工程において、積層毎に一方
向にずれるように積層するとともに、全積層数の途中以
降の積層工程において、積層毎に逆方向にずれるように
積層し、積層部分の断面形状が横V字状となるようにす
ることができる。すなわち、重なり合う部分を一方向に
ずらしていくのではなく、積層工程の中間からずらす方
向を反転させることでさらに高い接合強度が得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のFRP構造体を図
1から図14に示される実施形態について更に詳細に説
明する。
1から図14に示される実施形態について更に詳細に説
明する。
【0025】本実施形態は図14に示すように、低翼軽
飛行機の胴体部のフレーム10に適用したものである。
これは図1に示すように、コックピットと主翼取り付け
部周辺を模った3分割の硬質ウレタンフォームによって
芯材1(1a,1b,1c)が形成されており、これを
基礎としてフレーム10を形成するものである。なお、
芯材1の分割は左右側面(1a,1b)とルーフ部(1
c)の3分割としてある。
飛行機の胴体部のフレーム10に適用したものである。
これは図1に示すように、コックピットと主翼取り付け
部周辺を模った3分割の硬質ウレタンフォームによって
芯材1(1a,1b,1c)が形成されており、これを
基礎としてフレーム10を形成するものである。なお、
芯材1の分割は左右側面(1a,1b)とルーフ部(1
c)の3分割としてある。
【0026】左右側面(1a,1b)とルーフ部(1
c)の相互の接合部分は、図5に示すように、夫々の芯
材1表面の接線に対して45度の角度(θ)を以て対峙
するよう形成されている。
c)の相互の接合部分は、図5に示すように、夫々の芯
材1表面の接線に対して45度の角度(θ)を以て対峙
するよう形成されている。
【0027】なお、主翼取り付け部周辺に比較して強度
を要しない後部胴体はより軽量なサンドイッチコアとな
っている。
を要しない後部胴体はより軽量なサンドイッチコアとな
っている。
【0028】前記芯材1の表面には、その内側に6層の
強化繊維布2(2a,2b,2c,2d,2e,2f)
が貼着される。この強化繊維布2はカーボン繊維(商品
名:T7000S−12K、東レ株式会社製)からなる
扁平糸を用いた平織組織の織物であり、その縦糸の配向
は第1層から第6層まで、夫々0度:45度:0度:0
度:45度:0度の角度(基準角度に対して)となるよ
うになっている。
強化繊維布2(2a,2b,2c,2d,2e,2f)
が貼着される。この強化繊維布2はカーボン繊維(商品
名:T7000S−12K、東レ株式会社製)からなる
扁平糸を用いた平織組織の織物であり、その縦糸の配向
は第1層から第6層まで、夫々0度:45度:0度:0
度:45度:0度の角度(基準角度に対して)となるよ
うになっている。
【0029】一方、前記芯材1の外側には2層の強化繊
維布2(2f、2h)が貼付されている。その配向角は
基準角度に対して全て45度となるようになっている。
なお、芯材1の内側の強化繊維布2は内側強化層3、外
側の強化繊維布2は外側強化層4となる。
維布2(2f、2h)が貼付されている。その配向角は
基準角度に対して全て45度となるようになっている。
なお、芯材1の内側の強化繊維布2は内側強化層3、外
側の強化繊維布2は外側強化層4となる。
【0030】これら強化繊維布2は、芯材1を展開した
形状に予め裁断されており、順次芯材1に積層して貼り
付ける。その際、糊材を吹き付けながら強化繊維布2同
士を貼り付けてゆく。
形状に予め裁断されており、順次芯材1に積層して貼り
付ける。その際、糊材を吹き付けながら強化繊維布2同
士を貼り付けてゆく。
【0031】ここで前記した分割された芯材1の接合部
分に着目すると、接合部分の一つはコックピット横のピ
ラー1dの途中にあり(図3)、その部分を拡大したも
のが図5である。すなわち、芯材1c,1bは斜めに接
触しているとともに、この芯材1c,1b同士の接合部
全体をカバーするように、強化繊維布2が交互に階段状
にずれるよう重合してある。
分に着目すると、接合部分の一つはコックピット横のピ
ラー1dの途中にあり(図3)、その部分を拡大したも
のが図5である。すなわち、芯材1c,1bは斜めに接
触しているとともに、この芯材1c,1b同士の接合部
全体をカバーするように、強化繊維布2が交互に階段状
にずれるよう重合してある。
【0032】この重合部分の方式によって接合部分の強
度が変化するが、図11に基づいて重合方式(ラップ構
成)別に説明する。この図においてPのみは基準強度を
定めるため一体の強化繊維布2で芯材1を接合したもの
で、この強度を1とする。
度が変化するが、図11に基づいて重合方式(ラップ構
成)別に説明する。この図においてPのみは基準強度を
定めるため一体の強化繊維布2で芯材1を接合したもの
で、この強度を1とする。
【0033】Qは接合部分において同じ位置で重ねたも
のであり、基準強度に比較して62%程度の強度となっ
ている。
のであり、基準強度に比較して62%程度の強度となっ
ている。
【0034】Rは強化繊維布2を相互に斜めに裁断し、
これらを突き合わせたものである。このラップ構成を採
ると基準強度に比較して70%の強度が得られた。
これらを突き合わせたものである。このラップ構成を採
ると基準強度に比較して70%の強度が得られた。
【0035】次に、Sは芯材1同士の接合部全体をカバ
ーするよう階段状にずらして貼着したもので、基準強度
に比較して88%の強度が得られた。
ーするよう階段状にずらして貼着したもので、基準強度
に比較して88%の強度が得られた。
【0036】そしてTでは、全積層数の途中までの積層
工程においては、積層毎に一方向にずれるように積層
し、全積層数の途中以降の積層工程において、積層毎に
逆方向にずれるように積層したものである。すなわち、
重なり合う部分を一方向のみにずらしてゆくのではな
く、積層工程の中間からずらす方向を反転させることで
積層部分の断面形状が図示のように横V字状となるよう
にした。これによって基準強度に比較して92%という
高い接合強度が得られた。
工程においては、積層毎に一方向にずれるように積層
し、全積層数の途中以降の積層工程において、積層毎に
逆方向にずれるように積層したものである。すなわち、
重なり合う部分を一方向のみにずらしてゆくのではな
く、積層工程の中間からずらす方向を反転させることで
積層部分の断面形状が図示のように横V字状となるよう
にした。これによって基準強度に比較して92%という
高い接合強度が得られた。
【0037】上記の実験結果によって、芯材1同士の接
合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着したも
の(S)と、全積層数の途中までの積層工程において
は、積層毎に一方向にずれるように積層し、全積層数の
途中以降の積層工程において、積層毎に逆方向にずれる
ように積層したTが、実用上十分な強度を示すことが明
らかとなった。
合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着したも
の(S)と、全積層数の途中までの積層工程において
は、積層毎に一方向にずれるように積層し、全積層数の
途中以降の積層工程において、積層毎に逆方向にずれる
ように積層したTが、実用上十分な強度を示すことが明
らかとなった。
【0038】次に、芯材1同士の接合面が芯材1表面の
接線に対してどのような角度である場合に良好な結果が
得られるかについて図6から図9に基づいて説明する。
接線に対してどのような角度である場合に良好な結果が
得られるかについて図6から図9に基づいて説明する。
【0039】図6及び図7は、芯材1同士の接合面が芯
材1表面の接線に対して法線(直角)方向であるケース
である。このような形状とした場合、後述する割り型8
内において図6に示すように接合面同士が過不足なく接
着したときは強度的な低下は少ない。
材1表面の接線に対して法線(直角)方向であるケース
である。このような形状とした場合、後述する割り型8
内において図6に示すように接合面同士が過不足なく接
着したときは強度的な低下は少ない。
【0040】しかし、図7に示すように接合面間に透き
間が生じた場合(相対的に芯材1側の寸法が小さい場
合)には、この透き間に強化繊維布2が落ち込んだりエ
ポキシ樹脂9dが浸透する。このように強化繊維布2が
落ち込んだ場合には外観上及び強度上の欠陥となり、ま
たエポキシ樹脂9dが必要以上に浸透すると製品重量の
増加を招来する。
間が生じた場合(相対的に芯材1側の寸法が小さい場
合)には、この透き間に強化繊維布2が落ち込んだりエ
ポキシ樹脂9dが浸透する。このように強化繊維布2が
落ち込んだ場合には外観上及び強度上の欠陥となり、ま
たエポキシ樹脂9dが必要以上に浸透すると製品重量の
増加を招来する。
【0041】図8及び図9は、前記したように、芯材1
同士の接合面を芯材1表面の接線に対して45度の角度
を以て対峙するよう形成したものである。
同士の接合面を芯材1表面の接線に対して45度の角度
を以て対峙するよう形成したものである。
【0042】このような形状とした場合、寸法に過不足
がない場合(図8)には当然問題はなく、また、相対的
に芯材1側の寸法が小さい場合でも図7に示すような透
き間が生ずることはなく、両者に僅かなズレが生ずるだ
けで済む(図9)。したがって強化繊維布2が落ち込ん
だり、エポキシ樹脂が必要以上に浸透するなどのおそれ
はなく、表面に僅かな凹部が出るだけなので後処理が容
易である。
がない場合(図8)には当然問題はなく、また、相対的
に芯材1側の寸法が小さい場合でも図7に示すような透
き間が生ずることはなく、両者に僅かなズレが生ずるだ
けで済む(図9)。したがって強化繊維布2が落ち込ん
だり、エポキシ樹脂が必要以上に浸透するなどのおそれ
はなく、表面に僅かな凹部が出るだけなので後処理が容
易である。
【0043】一方、相対的に芯材1側の寸法が大きい場
合は、表面に僅かな凸部が形成されるだけなので後処理
が可能である。ただし、このような凸部が出ると表面研
磨の必要が出て強度が低下する虞れがあるので、平均し
て僅かな凹部が生じるように各部の寸法を設定しておけ
ばよい。
合は、表面に僅かな凸部が形成されるだけなので後処理
が可能である。ただし、このような凸部が出ると表面研
磨の必要が出て強度が低下する虞れがあるので、平均し
て僅かな凹部が生じるように各部の寸法を設定しておけ
ばよい。
【0044】次に、本発明のFRP構造体の製造工程に
つき簡単に説明する。
つき簡単に説明する。
【0045】実際の工程では中子7を用い、これに部品
を装着してレジントランスファ法によって製造する。
を装着してレジントランスファ法によって製造する。
【0046】中子7はポリエチレン樹脂を用い回転成型
により形成された厚さ3mmから5mmの中空の袋であ
る。この中子7には図示しないエアポンプが接続されて
おり、任意に膨らましたり萎めたりすることができるよ
うになっている。
により形成された厚さ3mmから5mmの中空の袋であ
る。この中子7には図示しないエアポンプが接続されて
おり、任意に膨らましたり萎めたりすることができるよ
うになっている。
【0047】この中子7の表面には芯材1が嵌合する凹
部が形成されており、ここに芯材1を嵌合してゆく。な
お、芯材1には図4に示すように予め内側の強化繊維布
2を貼っておき、そのまま芯材1を中子7に装着する
(図1)。ここで図10は図4におけるD−D断面図で
あり、強化繊維布2を交互に貼ることを示している。
部が形成されており、ここに芯材1を嵌合してゆく。な
お、芯材1には図4に示すように予め内側の強化繊維布
2を貼っておき、そのまま芯材1を中子7に装着する
(図1)。ここで図10は図4におけるD−D断面図で
あり、強化繊維布2を交互に貼ることを示している。
【0048】同様に外側の強化繊維布2(プリフォー
ム)も交互に貼り付けるようにする(図3)。
ム)も交互に貼り付けるようにする(図3)。
【0049】このようにして、前処理が済んだフレーム
10を、図12に示すように割り型8内に装着する。こ
の割り型8は、図13に示すように複数の型から構成し
たもので、内部はフレーム10の雌型となっている。
10を、図12に示すように割り型8内に装着する。こ
の割り型8は、図13に示すように複数の型から構成し
たもので、内部はフレーム10の雌型となっている。
【0050】またこの内部は熱した油9bが循環する油
流路8aが形成され、ヒーター9cによって熱せられた
油9bがポンプ9aによって油流路8aを循環するよう
になっている。
流路8aが形成され、ヒーター9cによって熱せられた
油9bがポンプ9aによって油流路8aを循環するよう
になっている。
【0051】一方、割り型8の雌型部分前方にはエポキ
シ樹脂9dがポンプ9eを介して圧入されるようになっ
ている。さらに割り型8の雌型部分後方には真空ポンプ
9fが接続されており、雌型内の圧力を抜くことができ
るようになっている。
シ樹脂9dがポンプ9eを介して圧入されるようになっ
ている。さらに割り型8の雌型部分後方には真空ポンプ
9fが接続されており、雌型内の圧力を抜くことができ
るようになっている。
【0052】このような構成になる型8内に装着された
芯材1(フレーム10)は十分に型締めがなされた後、
真空ポンプ9fを作動させ内部の空気を抜いて減圧す
る。
芯材1(フレーム10)は十分に型締めがなされた後、
真空ポンプ9fを作動させ内部の空気を抜いて減圧す
る。
【0053】雌型内にはエポキシ樹脂9dが注入される
が、その際に特に圧力を与える必要はない。樹脂の注入
が十分に行われた後、型温を70度で1時間保持し、樹
脂の一次硬化を行う。
が、その際に特に圧力を与える必要はない。樹脂の注入
が十分に行われた後、型温を70度で1時間保持し、樹
脂の一次硬化を行う。
【0054】次に、一次硬化したフレーム10を型8か
ら抜き、熱風循環式の硬化炉(図示しない)内に投入し
120度で1時間硬化させる(二次硬化)。
ら抜き、熱風循環式の硬化炉(図示しない)内に投入し
120度で1時間硬化させる(二次硬化)。
【0055】二次硬化の終了後、図14に示すようにフ
レーム10を硬化炉から出し、中子7の前端に設けられ
ているバルブ(図示しない)から内部の空気を抜き、中
子7を完成したフレーム10内から取り出す。
レーム10を硬化炉から出し、中子7の前端に設けられ
ているバルブ(図示しない)から内部の空気を抜き、中
子7を完成したフレーム10内から取り出す。
【0056】以上のようにして得られた小型航空機用の
胴体は、プリフォームを構成する強化繊維の継ぎ手にお
いて、強度及び外観品質の低下がきわめて少ないものと
することができ、かつ容易にこれを製造することが可能
である。
胴体は、プリフォームを構成する強化繊維の継ぎ手にお
いて、強度及び外観品質の低下がきわめて少ないものと
することができ、かつ容易にこれを製造することが可能
である。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、芯材同士の接合面を芯
材表面の接線に対して20度から70度の範囲の角度を
以て対峙するよう形成し、前記強化繊維布は芯材同士の
接合部の近傍において隣り合う強化繊維布が交互に重な
り合うよう積層するとともに、その重なり部分は芯材同
士の接合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着
したので、各部の寸法的な誤差を吸収することができ
る。
材表面の接線に対して20度から70度の範囲の角度を
以て対峙するよう形成し、前記強化繊維布は芯材同士の
接合部の近傍において隣り合う強化繊維布が交互に重な
り合うよう積層するとともに、その重なり部分は芯材同
士の接合部全体をカバーするよう階段状にずらして貼着
したので、各部の寸法的な誤差を吸収することができ
る。
【0058】したがって、航空機の胴体のような複雑な
形状の構造物についても、強度と軽量化を両立しながら
成型欠陥がなく品質が安定したFRP構造体とすること
ができる。
形状の構造物についても、強度と軽量化を両立しながら
成型欠陥がなく品質が安定したFRP構造体とすること
ができる。
【図1】本発明の一実施形態であるFRP構造体の製造
工程において芯材を中子に装着する段階を示す斜視図で
ある。
工程において芯材を中子に装着する段階を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態であるFRP構造体の製造
工程において芯材に外側強化層を貼着する段階を示す斜
視図である。
工程において芯材に外側強化層を貼着する段階を示す斜
視図である。
【図3】本発明の一実施形態であるFRP構造体の製造
工程において芯材に外側強化層を貼着した段階を示す斜
視図である。
工程において芯材に外側強化層を貼着した段階を示す斜
視図である。
【図4】本発明の一実施形態であるFRP構造体の製造
工程において芯材に内側強化層を貼着した段階を示す斜
視図である。
工程において芯材に内側強化層を貼着した段階を示す斜
視図である。
【図5】本発明の一実施形態であるFRP構造体の芯材
同士の接合面を示す断面図である。
同士の接合面を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施形態であるFRP構造体の試作
品における芯材同士の接合面を示す断面図である。
品における芯材同士の接合面を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施形態であるFRP構造体の試作
品における芯材同士の接合面を示す断面図である。
品における芯材同士の接合面を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施形態であるFRP構造体におけ
る芯材同士の接合面を示す断面図である。
る芯材同士の接合面を示す断面図である。
【図9】本発明の一実施形態であるFRP構造体におけ
る芯材同士の接合面を示す断面図である。
る芯材同士の接合面を示す断面図である。
【図10】本発明の一実施形態であるFRP構造体にお
ける芯材同士の接合面を示す分解断面図である。
ける芯材同士の接合面を示す分解断面図である。
【図11】本発明の一実施形態であるFRP構造体にお
ける強化繊維布同士の重合方法別の強度グラフ図であ
る。
ける強化繊維布同士の重合方法別の強度グラフ図であ
る。
【図12】本発明の一実施形態であるFRP構造体のレ
ジントランスファ製法の初期状態を示す斜視図である。
ジントランスファ製法の初期状態を示す斜視図である。
【図13】本発明の一実施形態であるFRP構造体のレ
ジントランスファ製法の中期状態を示す斜視図である。
ジントランスファ製法の中期状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の一実施形態であるFRP構造体のレ
ジントランスファ製法の後期状態を示す斜視図である。
ジントランスファ製法の後期状態を示す斜視図である。
1 芯材 2 強化繊維布 3 内側強化層 4 外側強化層 7 中子 8 割り型 10 フレーム
フロントページの続き (72)発明者 土屋 泰広 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 高野 雄一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 関戸 俊英 愛媛県伊予郡松前町大字筒井1515番地 東 レ株式会社愛媛工場内 (72)発明者 北野 彰彦 愛媛県伊予郡松前町大字筒井1515番地 東 レ株式会社愛媛工場内 Fターム(参考) 4F205 AA39 AA42 AD16 AD18 AD35 AH17 AH31 HA02 HA33 HA35 HA40 HB01 HB11 HC05 HL11 HL28 HT21
Claims (3)
- 【請求項1】基礎骨格として複数部材に分割されてなる
芯材を設け、この芯材の内側にこれら芯材を展開した形
状に夫々形成した強化繊維布を複数層貼着して内側強化
層とするとともに、前記芯材の外側に、これら芯材を包
む形状に形成した強化繊維布を複数層貼着して外側強化
層とし、前記芯材同士の接合面を芯材表面の接線に対し
て20度から70度の範囲の角度を以て対峙するよう形
成し、前記強化繊維布は芯材同士の接合部の近傍におい
て隣り合う強化繊維布が交互に重なり合うよう積層する
とともに、この強化繊維布の重合部が芯材同士の接合部
全体をカバーするように、この重合部を階段状にずらし
て貼着したことを特徴とするFRP構造体。 - 【請求項2】前記芯材同士の接合面を芯材表面の接線に
対して35から55度の角度に設定したことを特徴とす
る請求項1に記載のFRP構造体。 - 【請求項3】前記強化繊維布同士の重合部が、全積層数
の途中までの積層工程において、積層毎に一方向にずれ
るように積層するとともに、全積層数の途中以降の積層
工程において、積層毎に逆方向にずれるように積層し、
積層部分の断面形状を横V字状としたことを特徴とする
請求項1または2に記載のFRP構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360071A JP3590346B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | Frp構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360071A JP3590346B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | Frp構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002160302A true JP2002160302A (ja) | 2002-06-04 |
JP3590346B2 JP3590346B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=18831726
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360071A Expired - Fee Related JP3590346B2 (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | Frp構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3590346B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006062355A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-03-09 | Toray Ind Inc | Frp筒体およびその製造方法 |
JP2007015203A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Toray Ind Inc | プリフォーム用基材、プリフォーム、およびこれらを用いた繊維強化複合材料構造物 |
JP2008266373A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Toyota Motor Corp | 繊維強化複合材料 |
JP2010533216A (ja) * | 2007-07-13 | 2010-10-21 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | コア材料のための改善された突合せ接続 |
JP2012201716A (ja) * | 2011-03-24 | 2012-10-22 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | プリプレグの製造方法 |
JP2012527769A (ja) * | 2009-05-18 | 2012-11-08 | アップル インコーポレイテッド | 強化型装置ハウジング |
JP2015107650A (ja) * | 2015-01-07 | 2015-06-11 | 株式会社Ihi | ファンケースの製造方法、及びファンケース |
JP2016172437A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-29 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | 複合材料構造体を接合するための共硬化プロセス |
RU2734518C1 (ru) * | 2018-09-21 | 2020-10-19 | Пэсифик Индастриал Ко., Лтд. | Формованное изделие из смолы и способ изготовления формованного изделия из смолы |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000360071A patent/JP3590346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3590346B2 (ja) | 2004-11-17 |
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