JP2002155597A - 屋外用乗客コンベア - Google Patents
屋外用乗客コンベアInfo
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- JP2002155597A JP2002155597A JP2000352986A JP2000352986A JP2002155597A JP 2002155597 A JP2002155597 A JP 2002155597A JP 2000352986 A JP2000352986 A JP 2000352986A JP 2000352986 A JP2000352986 A JP 2000352986A JP 2002155597 A JP2002155597 A JP 2002155597A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger conveyor
- outdoor
- outdoor passenger
- openable
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、雨天時に転倒することなく、か
つ、晴天時に開放感をもって、気持ちよく踏段に乗客が
乗ることができる屋外用乗客コンベアを提供する。 【解決手段】 乗降口、踏段3、ハンドレール5を含む
屋外用乗客コンベアであって、この屋外用乗客コンベア
1全体をおおう開閉式ドーム6、7を設け、この開閉式
ドーム6、7を、晴天時に開き、かつ雨天時に閉じる構
成とすることにより達成される。
つ、晴天時に開放感をもって、気持ちよく踏段に乗客が
乗ることができる屋外用乗客コンベアを提供する。 【解決手段】 乗降口、踏段3、ハンドレール5を含む
屋外用乗客コンベアであって、この屋外用乗客コンベア
1全体をおおう開閉式ドーム6、7を設け、この開閉式
ドーム6、7を、晴天時に開き、かつ雨天時に閉じる構
成とすることにより達成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外に露出された
状態で設置されるエスカレーターや動く歩道などの屋外
用乗客コンベアに関する。
状態で設置されるエスカレーターや動く歩道などの屋外
用乗客コンベアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外用乗客コンベアは、乗降口、
踏段、ハンドレールなどは、雨風にさらされた状態で屋
外に設置されていた。
踏段、ハンドレールなどは、雨風にさらされた状態で屋
外に設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1)雨天時には、踏
段表面などが雨で濡れてしまうために、乗客がすべって
転倒する危険がある。また、雨天時には、乗客が、一方
の片手で傘を持ち、かつ、他方の片手で荷物を持った場
合には、その乗客は、両手がふさがれた状態となるため
に、バランスを崩した際、転倒する危険がある。
段表面などが雨で濡れてしまうために、乗客がすべって
転倒する危険がある。また、雨天時には、乗客が、一方
の片手で傘を持ち、かつ、他方の片手で荷物を持った場
合には、その乗客は、両手がふさがれた状態となるため
に、バランスを崩した際、転倒する危険がある。
【0004】(2)さらに、雨天時には、踏段を駆動す
るためのチェーン等に給油した潤滑油が流れてしまうの
で、潤滑油の消費量が多くなる。
るためのチェーン等に給油した潤滑油が流れてしまうの
で、潤滑油の消費量が多くなる。
【0005】(3)さらに、雨天時には、屋外用乗客コ
ンベアを構成する各部分が、雨で濡れてしまうので、さ
びやすくなるという問題があった。
ンベアを構成する各部分が、雨で濡れてしまうので、さ
びやすくなるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点を簡単な構
成によって解決しえる屋外用乗客コンベアを提供するに
ある。
成によって解決しえる屋外用乗客コンベアを提供するに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗降口、踏
段、ハンドレールを含む屋外用乗客コンベアであって、
この屋外用乗客コンベア全体をおおう開閉式ドームを設
け、この開閉式ドームを、晴天時に開き、かつ雨天時に
閉じるようにしたことにより達成される。
段、ハンドレールを含む屋外用乗客コンベアであって、
この屋外用乗客コンベア全体をおおう開閉式ドームを設
け、この開閉式ドームを、晴天時に開き、かつ雨天時に
閉じるようにしたことにより達成される。
【0008】かかる構成によれば、雨が降ってきそうな
場合には、開閉式ドームを閉じて屋外用乗客コンベア全
体をおおってしまい、踏段などの表面が雨に濡れるのを
防止したり、あるいは、踏段などの隙間から内部に雨が
侵入してチェーン等に付着している潤滑油を流してしま
ったりすることを防止できる。雨が降らないときには開
閉式ドームを開いておくことで、乗客は開放的な気分で
屋外用乗客コンベアを利用することができる。
場合には、開閉式ドームを閉じて屋外用乗客コンベア全
体をおおってしまい、踏段などの表面が雨に濡れるのを
防止したり、あるいは、踏段などの隙間から内部に雨が
侵入してチェーン等に付着している潤滑油を流してしま
ったりすることを防止できる。雨が降らないときには開
閉式ドームを開いておくことで、乗客は開放的な気分で
屋外用乗客コンベアを利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の屋外用乗客コンベ
アの実施の形態を図に基づき説明する。
アの実施の形態を図に基づき説明する。
【0010】図1から図4において、エスカレーターな
どの屋外用乗客コンベアは、乗降口2、2Aと、無端状
に複数個連結してなる踏段3と、欄干4と、欄干4の上
面に設けたハンドレール5とを備えている。
どの屋外用乗客コンベアは、乗降口2、2Aと、無端状
に複数個連結してなる踏段3と、欄干4と、欄干4の上
面に設けたハンドレール5とを備えている。
【0011】屋外用乗客コンベア全体は、開閉式ドーム
6、7でおおわれる。開閉式ドーム6、7は、透明の材
料からなっており固定側部材6A、7Aと回動側部材6
B、7Bとからなっている。
6、7でおおわれる。開閉式ドーム6、7は、透明の材
料からなっており固定側部材6A、7Aと回動側部材6
B、7Bとからなっている。
【0012】ハンドル8、9を手動で回転させると、固
定側部材6A、7Aの外周に沿って回動側部材6B、7
Bが移動できるようにラック機構が固定側部材6A、7
Aと回動側部材6B、7Bとの間に形成されている。
定側部材6A、7Aの外周に沿って回動側部材6B、7
Bが移動できるようにラック機構が固定側部材6A、7
Aと回動側部材6B、7Bとの間に形成されている。
【0013】開閉式ドーム6、7は、回動側部材6B、
7Bを図2の矢印P1、P2方向に移動させると開いた
状態となり、回動側部材6B、7Bを図4の矢印Q1、
Q2方向に移動させると閉じた状態となる。
7Bを図2の矢印P1、P2方向に移動させると開いた
状態となり、回動側部材6B、7Bを図4の矢印Q1、
Q2方向に移動させると閉じた状態となる。
【0014】上記構成によれば、晴天時には、図1及び
図2のごとく、開閉式ドーム6、7を開いた状態で屋外
用乗客コンベア1を使用すればよい。雨天時には、ハン
ドル8、9を操作して、回転側部材6B、7Bを図4の
矢印Q1、Q2方向に移動させれば、図3及び図4のご
とく、開閉式ドーム6、7は閉じた状態となる。
図2のごとく、開閉式ドーム6、7を開いた状態で屋外
用乗客コンベア1を使用すればよい。雨天時には、ハン
ドル8、9を操作して、回転側部材6B、7Bを図4の
矢印Q1、Q2方向に移動させれば、図3及び図4のご
とく、開閉式ドーム6、7は閉じた状態となる。
【0015】上記構成によると、図1及び図2に示すよ
うに、晴天時には、開閉式ドーム6、7を開いた状態で
屋外用乗客コンベア1を開放感をもって気持ちよく利用
することができる。
うに、晴天時には、開閉式ドーム6、7を開いた状態で
屋外用乗客コンベア1を開放感をもって気持ちよく利用
することができる。
【0016】また、図3及び図4に示すように、雨天時
に開閉式ドーム6、7を閉じた状態で屋外用乗客コンベ
ア1を利用することができ、その開閉式ドームによって
乗降口2、2A、踏段3、欄干4などが雨に濡れるのを
防止できる。さらに、踏段3の下方に配置されたチェー
ンその他の部品まで、踏段3の隙間などを通して雨が侵
入するのを防止できる。
に開閉式ドーム6、7を閉じた状態で屋外用乗客コンベ
ア1を利用することができ、その開閉式ドームによって
乗降口2、2A、踏段3、欄干4などが雨に濡れるのを
防止できる。さらに、踏段3の下方に配置されたチェー
ンその他の部品まで、踏段3の隙間などを通して雨が侵
入するのを防止できる。
【0017】また開閉方式を電動(モーター)で開閉で
きるようにしたり、センサーを取り付けることにより雨
を感知してドームを閉じたり、雨がやめばドームを開く
ようにする方法もある。
きるようにしたり、センサーを取り付けることにより雨
を感知してドームを閉じたり、雨がやめばドームを開く
ようにする方法もある。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、雨天時
には、乗客が転倒したりすることもなくあるいは、潤滑
油が流出することもないとともに、晴天時には、開放感
をもって気持ちよく踏段に乗ることのできる屋外用乗客
コンベアがえられた。
には、乗客が転倒したりすることもなくあるいは、潤滑
油が流出することもないとともに、晴天時には、開放感
をもって気持ちよく踏段に乗ることのできる屋外用乗客
コンベアがえられた。
【図1】本発明の一実施形態に係り、開閉式ドームを開
いた状態の上面図である。
いた状態の上面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係り、開閉式ドームを開
いた状態の正面図である。
いた状態の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係り、開閉式ドームを閉
じた状態の上面図である。
じた状態の上面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係り、開閉式ドームを閉
じた状態の正面図である。
じた状態の正面図である。
1 乗客コンベア 2、2A 乗降口 3 踏段 4 欄干 5 ハンドレール 6、7 開閉式ドーム 6A、7A 固定側部材 6B、7B 回動側部材 8、9 ハンドル
Claims (3)
- 【請求項1】 乗降口、踏段、ハンドレールを含む屋外
用乗客コンベアであって、この屋外用乗客コンベア全体
をおおう開閉式ドームを設け、この開閉式ドームを、晴
天時に開き、かつ雨天時に閉じるようにしたことを特徴
とする屋外用乗客コンベア。 - 【請求項2】 前記開閉式ドームは、風が吹き付ける場
合にも閉じるようにしたことを特徴とする請求項1記載
の屋外用乗客コンベア。 - 【請求項3】 開閉式ドームは、手動で開閉できるよう
にしたことを特徴とする請求項1若しくは2記載の屋外
用乗客コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000352986A JP2002155597A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 屋外用乗客コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000352986A JP2002155597A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 屋外用乗客コンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002155597A true JP2002155597A (ja) | 2002-05-31 |
Family
ID=18825810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000352986A Pending JP2002155597A (ja) | 2000-11-20 | 2000-11-20 | 屋外用乗客コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002155597A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2942786A1 (fr) * | 2009-03-03 | 2010-09-10 | Ficap | Dispositif de protection pour tapis roulant de transfert |
EP2325130A1 (en) * | 2009-11-23 | 2011-05-25 | Capotex 2000, S. L. | Walkway or passageway cover |
-
2000
- 2000-11-20 JP JP2000352986A patent/JP2002155597A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2942786A1 (fr) * | 2009-03-03 | 2010-09-10 | Ficap | Dispositif de protection pour tapis roulant de transfert |
EP2325130A1 (en) * | 2009-11-23 | 2011-05-25 | Capotex 2000, S. L. | Walkway or passageway cover |
WO2011061357A1 (es) * | 2009-11-23 | 2011-05-26 | Capotex 2000, S. L. | Cubierta de pasillos o pasadizos, en especial cubierta para cintas transportadoras de estaciones de esquí |
US8528267B2 (en) | 2009-11-23 | 2013-09-10 | Capotex 2000, S.L. | Walkway or passageway cover |
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