JP2002080798A - 吸放湿性塗料組成物及び吸放湿性シート - Google Patents
吸放湿性塗料組成物及び吸放湿性シートInfo
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Abstract
度、密着性を維持することができる高吸放湿性の塗料組
成物及び吸放湿性シートを提供する。 【解決手段】(A)反応性官能基含有合成樹脂エマルシ
ョン、(B)吸湿性を有する反応性官能基含有合成樹脂
微粒子、(C)(A)及び(B)成分の反応性官能基と
反応可能な官能基を有する架橋剤を含有する塗料組成物
で、各成分の固形分比率を(A)成分100重量部に対
し、(B)成分1〜100重量部、(C)成分0.05
〜15重量部とする。
Description
面等に適用する吸放湿性塗料組成物に関するものであ
る。
っている。これに関し、室内に塗装する塗料について
は、内壁面の結露防止やカビ発生防止、あるいは湿度の
調整による不快感抑制、等の機能を有する吸放湿性塗材
への期待が高まっている。
2−15108号(以下、従来技術1)、特開昭62−
74966号(以下、従来技術2)があげられる。従来
技術1では、特定粒子径の合成樹脂エマルションと珪藻
土を必須成分とする塗料が開示されており、珪藻土を高
比率で含有することにより吸放湿性の発揮を図ってい
る。一方、従来技術2では、合成樹脂エマルション、珪
藻土、及び高吸水ポリマーを含有する高顔料体積濃度の
塗料が開示されており、珪藻土及び高吸水ポリマーを高
比率で含有することによって吸放湿性を発揮させてい
る。
従来技術はいずれも、吸放湿性を発揮させるため、結合
剤として用いる合成樹脂エマルションの配合比率を極端
に小さくしている。このため、これらの形成塗膜では塗
膜強度や密着性が十分ではなく、特に、長時間高湿度下
に曝された場合や、繰り返し結露が発生した場合等に
は、塗膜が軟化したり、塗膜が剥離してしまう等の問題
が生じやすいものである。また、従来技術は吸放湿性能
についても十分とは言えず、特に従来技術2では一旦吸
収した水分が放出され難く、放湿性能に劣るものであ
る。
ものであり、耐水性、耐湿性に優れ、長期にわたり塗膜
強度、密着性を維持することができる高吸放湿性の塗料
組成物を提供することを目的とする。
基を有する合成樹脂エマルションと吸放湿性合成樹脂微
粒子、及び該官能基と反応性可能な架橋剤を特定比率で
組み合わせることにより、上記課題を解決できることを
見出した。
ある。 1.(A)反応性官能基含有合成樹脂エマルション、
(B)吸湿性を有する反応性官能基含有合成樹脂微粒
子、(C)(A)及び(B)成分の反応性官能基と反応
可能な官能基を有する架橋剤、を含有し、各成分の固形
分比率が(A)成分100重量部に対し、(B)成分1
〜100重量部、(C)成分0.05〜15重量部であ
ることを特徴とする吸放湿性塗料組成物。 2.(A)及び(B)成分の反応性官能基がカルボキシ
ル基であることを特徴とする1.に記載の吸放湿性塗料
組成物。 3.1.または2.に記載の吸放湿性塗料組成物がシー
ト状に形成されていることを特徴とする吸放湿性シー
ト。
基づき詳細に説明する。
基含有合成樹脂エマルションである。反応性官能基とし
ては、後述の(C)成分の官能基と反応可能であるもの
が使用できる。このような官能基の組み合わせとして
は、例えば、カルボキシル基と金属イオン、カルボキシ
ル基とカルボジイミド基、カルボキシル基とエポキシ
基、カルボキシル基とアジリジン基、カルボキシル基と
オキサゾリン基、水酸基とイソシアネート基、カルボニ
ル基とヒドラジド基、エポキシ基とアミノ基、等があげ
られる。本発明では(A)成分の反応性官能基として、
特に、カルボキシル基が好適に用いられる。カルボキシ
ル基含有合成樹脂エマルションは、カルボキシル基を有
する単量体(以下「(a)成分」という)を共重合する
ことにより得られる。
酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン
酸、フマル酸などのエチレン性不飽和カルボン酸等、及
びこれらのアンモニウム塩、有機アミン塩、アルカリ金
属塩等があげられる。これらは単独で、または2種以上
を混合して使用することができる。
し、通常、(a)成分を0.1〜40重量%、好ましく
は0.5〜20重量%含有する。(a)成分が40重量
%より多い場合は、皮膜の耐水性、密着性も低下する。
(a)成分が0.1重量%より少ない場合は、強靭な皮
膜を形成することができず、耐水性、耐湿性が低下す
る。
可能な単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェニ
ル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸エステル;スチレン、2−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン等の
芳香族ビニル類;アクリルアミド、メタクリルアミド、
マレイン酸アミド、N−メチロールアクリルアミド、N
−メチロールメタクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド等のアミド類;2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等
の(メタ)アクリル酸エステル類;酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル等のビニルエステル類;塩化ビニリデン、
フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニリデン類:エチレ
ン、プロピレン、イソプレン、ブタジエン、ビニルピロ
リドン、(メタ)アクリロニトリル、塩化ビニル等があ
げられる。また、グリシジルアクリレート、グリシジメ
タクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ
誘導体等を使用することもできる。
限定されず、公知のものを使用することができる。特
に、エチレン性不飽和二重結合を有する反応性乳化剤を
使用すると、皮膜の耐水性等を向上させることができ、
好ましい。使用される乳化剤の量は、単量体100重量
部に対して、0.05〜20重量部程度である。
面から、通常、−20〜50℃に設定すればよい。
応性官能基含有合成樹脂微粒子であり、本発明組成物に
吸放湿性能を付与する成分である。この反応性官能基に
より、(B)成分は後述の(C)成分と反応性を有する
こととなり、耐水性、耐湿性向上に寄与することができ
る。反応性官能基としては、(A)成分と同様に種々の
ものが使用可能であるが、本発明では特に、カルボキシ
ル基が好適に用いられる。
のであるが、温度20℃・湿度65%における吸湿率が
10%以上、好ましくは20%以上である反応性官能基
含有合成樹脂微粒子を好適に用いることができる。
湿率とは、試料を120℃にて1時間乾燥した後、温度
20℃・湿度65%の恒温恒湿器にて24時間吸湿させ
たときの重量変化より求められる値である。即ち、 吸湿率(%)={(吸湿後の重量−乾燥後の重量)/乾
燥後の重量}×100
法としては、特に限定されないが、例えば、カルボキシ
ル基を有する単量体の単独重合あるいは共重合可能な他
の単量体との共重合による方法、(メタ)アクリロニト
リル等のシアノ基含有単量体を共重合した重合体に加水
分解処理を施す方法、アルケン、ハロゲン化アルキル、
アルコール、アルデヒド等の酸化による方法、等があげ
られる。(B)成分のカルボキシル基含有量は、1mmo
l/g以上であることが望ましい。
しては、特に限定されず、(A)成分と同様の単量体も
使用することができる。
橋構造を有することが望ましい。このような架橋構造
は、重合段階における架橋性単量体の導入、重合後にお
ける架橋性化合物の導入等の方法により形成することが
できる。架橋性単量体としては、ジビニルベンゼン、エ
チレングリコールジ(メタ)アクリレート、メチレンビ
スアクリルアミド等、また、架橋性化合物としては、ヒ
ドラジン系化合物等を好適に用いることができる。
が、0.1〜100μm程度のものを使用することがで
きる。
部、好ましくは10〜60重量部である。1重量部未満
の場合は、吸放湿性能が不十分となり、100重量部を
超える場合は、耐水性、耐湿性に悪影響を及ぼす。
(B)成分の反応性官能基と反応可能な官能基を有する
架橋剤である。本発明組成物においては、(C)成分が
含まれることにより、塗膜の強度や密着性が向上し、さ
らには優れた吸放湿性を発揮することができる。(C)
成分は、これらの官能基を一分子中に二個以上含むこと
が望ましい。また、(C)成分の形態としては、エマル
ションタイプ、水溶性タイプのいずれでもよい。(C)
成分の官能基としては、(A)成分及び(B)成分と反
応可能なものである限り限定されないが、本発明では特
に、カルボキシル基と反応可能な官能基であるカルボジ
イミド基、エポキシ基、アジリジン基、オキサゾリン基
等が好適に用いられる。
ルボジイミド基を含む架橋剤として、特開平10−60
272号公報、特開平10−316930号公報、特開
平11−60667号公報等に記載のもの等、エポキシ
基を含む架橋剤として、ポリエチレングリコールジグリ
シジルエーテル、ポリヒドロキシアルカンポリグリシジ
ルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、
ソルビトールポリグリシジルエーテル等、アジリジン基
を含む架橋剤として、2,2−ビスヒドロキシメチルブ
タノール−トリス[3−(1−アジリジニル)プロピオ
ネート]、1,6−ヘキサメチレンジエチレンウレア、
ジフェニルメタン−ビス−4,4’−N,N’−ジエチ
レンウレア等、オキサゾリン基を含む架橋剤として、2
−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル
−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オ
キサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン等
の重合性オキサゾリン化合物を該化合物と共重合可能な
単量体と共重合した樹脂等、があげられる。
(A)成分100重量部に対し、0.05〜15重量
部、好ましくは0.1〜5重量部である。0.05重量
部未満の場合は、耐水性、耐湿性、塗膜強度、密着性、
吸放湿性が不十分となる。15重量部を超える場合は、
コスト上昇に見合う物性の向上が望めない。
ゼオライト、シリカゲル、活性炭、シラスバルーン、パ
ーライト、発泡バーミキュライト、珪藻土、アロフェ
ン、アルミノケイ酸マグネシウム、等の無機多孔微粒子
を使用することもできる。また、通常塗料に配合する各
種の添加剤、例えば、顔料、骨材、増粘剤、可塑剤、防
腐剤、防黴剤、防藻剤、造膜助剤、凍結防止剤、乾燥調
整剤、分散剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤等を本発明の
効果を損なわない程度に適宜配合してもよい。
ル、石膏ボード、壁紙等の各種基材の表面仕上げに使用
することができ、主に建築構築物の内壁面等に使用する
ものである。この際、本発明組成物は、基材に直接塗装
することもできるし、何らかの表面処理(下地処理等)
を施した上に塗装することも可能である。塗装方法とし
ては、スプレー塗装、ローラー塗装、刷毛塗り、コテ塗
り等種々の方法により塗装することができる。さらに
は、建材表面に工場等においてプレコートすることも可
能である。
成することもできる。この場合、本発明塗料組成物を公
知の方法によりシート状にすることができるが、シート
の折り曲げまたは引き裂きに対する強度等を考慮する
と、基材の上に本発明塗料組成物を積層し、シート状に
することが好ましい。
が、例えば、壁紙、織布、不織布、セラミックペーパ
ー、合成紙、ガラスクロス、メッシュ、等が挙げられ
る。その形状としては、特に限定されず、汎用のものを
使用することができる。
ー塗装、刷毛塗り、コテ塗り、流し込み等の公知の方法
で積層することができ、必要であれば基材の上に予め下
地処理を施しておいてもよい。
もできる。この様な意匠性を付与する際には、例えば、
予め各種凸凹模様等の意匠性を付与した型枠を作製し、
この型枠に本発明塗料組成物を流し込み、組成物の硬化
後に脱型する方法等が用いられる。この様な方法によ
り、本発明塗料組成物から得られる意匠性とあいまっ
て、さらに深み感のある意匠性を得ることができる。本
発明シートの乾燥膜厚としては特に限定されないが、密
着性等を考慮すると1〜6mmが好ましい。
面、床面等に接着層や粘着層を介して貼着することがで
きる。接着層としては、特に限定されず、汎用のものを
使用することができる。例えば、粘着テープ等、及び、
感圧性樹脂、感熱性樹脂、感光性樹脂等の接着剤または
粘着剤、が挙げられる。
とにより、現場施工において、例えばスプレー塗装によ
る材料の飛散等の問題がなく、作業性に優れ且つ予め工
場で塗膜を形成することから、塗膜管理が容易であり、
より安定した塗膜性能を提供することができる。
ート表面に保護層を積層したり、撥水剤を含浸させるこ
ともできる。特に耐久性が要求される部位に施工する際
に、保護の目的でクリヤー塗料を塗布するのが好まし
い。保護層としては、例えば、アクリル樹脂系、アクリ
ルシリコン樹脂系、ウレタン樹脂系、エポキシ樹脂系、
フッ素樹脂系、等が挙げられ、水系または溶剤系いずれ
であってもよい。さらに、艶消しタイプでも艶有りタイ
プでもいずれであっても良い。また、本発明の効果を損
なわない程度に着色することも可能である。クリヤー塗
料による塗装は、公知の塗装によればよく、例えば吹き
付け塗装、ローラー塗装、刷毛塗り等の各種の塗装方法
により実施することができる。
徴をより明確にする。
20℃・湿度90%下で24時間放置後、重量WW1を
測定し、続いて、温度20℃・湿度40%下で24時間
放置し、重量WD1を測定した。同様の操作をもう1回
繰り返し、湿潤状態での重量WW2と乾燥状態での重量
WD2とを測定した。次に、図1に示すように横軸に時
間、縦軸に重量をとり、吸放湿曲線を作成し、下式によ
り吸放湿特性値を算出して、その平均値を求めた。 吸湿量W1(g)=WW1−WD0 放湿量W2(g)=WW1−WD1 吸湿量W3(g)=WW2−WD1 放湿量W4(g)=WW2−WD2 吸放湿特性値(g/m2)=(W1+W2+W3+
W4)/{4×(試験体面積)}
標準状態にて24時間乾燥させ、JIS K5400の
鉛筆引っかき試験手かき法に準じて試験を行い、濃度記
号Bの鉛筆を用いたときの塗膜の破れで評価を行った。
評価は、○:塗膜の破れが認められない、△:部分的に
塗膜の破れが認められる、×:塗膜の破れが認められ
る、とした。
標準状態にて24時間乾燥させ、JIS K5400の
碁盤目テープ法に準じ、密着性を評価した。評価は以下
の通り。 ○:欠損部面積が5%以内 △:欠損部面積が5〜35% ×:欠損部面積が35%以上
に示す配合にて塗料を作製した。なお、いずれの塗料
も、表2に示す以外に、造膜助剤として2,2,4−ト
リメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレー
トを、合成樹脂エマルションの固形分100重量部に対
し5重量部添加した。
#1000プライマー(エポキシ樹脂系下塗材;エスケ
ー化研株式会社製)を塗装し、温度20℃・湿度65%
下(以下「標準状態」という)で8時間乾燥を行った
後、作製した塗料を乾燥膜厚250μmで塗付し、標準
状態で14日間乾燥養生して試験体を作製した。表3に
示すように、優れた吸放湿性能を示し、温水浸漬後の塗
膜強度、密着性も優れていた。
表2に示す所定の配合にて実施例1と同様塗料を作製
し、試験体を作製した。表3に示すように、優れた吸放
湿性能を示し、温水浸漬後の塗膜強度、密着性も優れて
いた。
に示す所定の配合にて実施例1と同様塗料を作製し、試
験体を作製した。架橋剤を含まない系であり、実施例に
比べ吸放湿性能に劣る結果となった。また、温水浸漬後
の塗膜強度、密着性も十分ではなかった。
表2に示す所定の配合にて実施例1と同様塗料を作製
し、試験体を作製した。吸放湿剤として珪藻土のみを用
いた系であり、吸放湿性能、密着性に劣る結果となっ
た。
を、凸凹を有するシリコンゴム製型枠に流し込み、20
℃で24時間養生させた後、メッシュを貼りつけ、さら
に塗料を流し込み、20℃で14日間養生させて脱型
し、シートを作製した。この時のシートの乾燥膜厚は
1.5mmであった。このシートをエポキシ樹脂系接着
剤を用いて150×70mmのアルミニウム板に貼着
し、試験体を作製した。表3に示すように、優れた吸放
湿性能を示し、温水浸漬後の塗膜強度、密着性も優れて
おり、意匠性に富む外観を得ることができた。また、接
着剤を介して貼着するのみという簡便な工程で施工する
ことができ、作業性に優れていた。
を、凸凹を有するシリコンゴム製型枠に流し込み、20
℃で24時間養生させた後、メッシュを貼りつけ、さら
に塗料を流し込み、20℃で14日間養生させて脱型
し、シートを作製した。この時のシートの乾燥膜厚は
1.5mmであった。このシートをエポキシ樹脂系接着
剤を用いて150×70mmのアルミニウム板に貼着
し、試験体を作製した。表3に示すように、優れた吸放
湿性能を示し、温水浸漬後の塗膜強度、密着性も優れて
おり、意匠性に富む外観を得ることができた。また、接
着剤を介して貼着するのみという簡便な工程で施工する
ことができ、作業性に優れていた。
を、凸凹を有するシリコンゴム製型枠に流し込み、20
℃で24時間養生させた後、メッシュを貼りつけ、さら
に塗料を流し込み、20℃で14日間養生させて脱型
し、シートを作製した。この時のシートの乾燥膜厚は
1.5mmであった。このシートをエポキシ樹脂系接着
剤を用いて150×70mmのアルミニウム板に貼着
し、試験体を作製した。表3に示すように、優れた吸放
湿性能を示し、温水浸漬後の塗膜強度、密着性も優れて
おり、意匠性に富む外観を得ることができた。また、接
着剤を介して貼着するのみという簡便な工程で施工する
ことができ、作業性に優れていた。
れ、長期にわたり塗膜強度、密着性を維持し、高い吸放
湿性能を発揮し続けることができるという効果を発揮す
るものである。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】(A)反応性官能基含有合成樹脂エマルシ
ョン、(B)吸湿性を有する反応性官能基含有合成樹脂
微粒子、(C)(A)及び(B)成分の反応性官能基と
反応可能な官能基を有する架橋剤、を含有し、各成分の
固形分比率が(A)成分100重量部に対し、(B)成
分1〜100重量部、(C)成分0.05〜15重量部
であることを特徴とする吸放湿性塗料組成物。 - 【請求項2】(A)及び(B)成分の反応性官能基がカ
ルボキシル基であることを特徴とする請求項1に記載の
吸放湿性塗料組成物。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の吸放湿性
塗料組成物がシート状に形成されていることを特徴とす
る吸放湿性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192664A JP2002080798A (ja) | 2000-06-28 | 2001-06-26 | 吸放湿性塗料組成物及び吸放湿性シート |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-193944 | 2000-06-28 | ||
JP2000193944 | 2000-06-28 | ||
JP2001192664A JP2002080798A (ja) | 2000-06-28 | 2001-06-26 | 吸放湿性塗料組成物及び吸放湿性シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002080798A true JP2002080798A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=26594829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001192664A Pending JP2002080798A (ja) | 2000-06-28 | 2001-06-26 | 吸放湿性塗料組成物及び吸放湿性シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002080798A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005194377A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Nippon Paint Co Ltd | 壁面改装方法 |
JP2012111809A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Masanaga Sakaguchi | 結露防止剤 |
JP2017119818A (ja) * | 2015-12-26 | 2017-07-06 | エスケー化研株式会社 | 水性被覆材 |
JP2020139396A (ja) * | 2015-12-26 | 2020-09-03 | エスケー化研株式会社 | 水性被覆材 |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001192664A patent/JP2002080798A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005194377A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Nippon Paint Co Ltd | 壁面改装方法 |
JP4519469B2 (ja) * | 2004-01-07 | 2010-08-04 | 日本ペイント株式会社 | 壁面改装方法 |
JP2012111809A (ja) * | 2010-11-22 | 2012-06-14 | Masanaga Sakaguchi | 結露防止剤 |
JP2017119818A (ja) * | 2015-12-26 | 2017-07-06 | エスケー化研株式会社 | 水性被覆材 |
JP2020139396A (ja) * | 2015-12-26 | 2020-09-03 | エスケー化研株式会社 | 水性被覆材 |
JP6995928B2 (ja) | 2015-12-26 | 2022-01-17 | エスケー化研株式会社 | 水性被覆材 |
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