JP2002074278A - 無線情報処理装置 - Google Patents
無線情報処理装置Info
- Publication number
- JP2002074278A JP2002074278A JP2000255458A JP2000255458A JP2002074278A JP 2002074278 A JP2002074278 A JP 2002074278A JP 2000255458 A JP2000255458 A JP 2000255458A JP 2000255458 A JP2000255458 A JP 2000255458A JP 2002074278 A JP2002074278 A JP 2002074278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- antenna
- output level
- wireless
- wireless communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検
知可能となり、性能劣化などを迅速に発見することがで
きる無線情報処理装置を提供する。 【解決手段】ベルトコンベア上の物品などに貼付される
無線タグ100との間で無線による送受信を行なうこと
により所定の情報処理を行なう無線タグリーダ・ライタ
200において、送信アンテナ250の送信出力レベル
を検出する出力レベル検出回路240を設け、この出力
レベル検出回路240で検出された送信出力レベルをデ
ータ処理回路210へ送り、ここで検出された送信出力
レベルが規定値内であるか否かを判定し、規定値外であ
れば、出力調整回路290により送信ドライバ230を
介して送信出力レベルを正常値に調整するとともに、送
信系統に異常があるものとして制御コンピュータ300
に警告信号を送り、係員にその旨を報知する。
知可能となり、性能劣化などを迅速に発見することがで
きる無線情報処理装置を提供する。 【解決手段】ベルトコンベア上の物品などに貼付される
無線タグ100との間で無線による送受信を行なうこと
により所定の情報処理を行なう無線タグリーダ・ライタ
200において、送信アンテナ250の送信出力レベル
を検出する出力レベル検出回路240を設け、この出力
レベル検出回路240で検出された送信出力レベルをデ
ータ処理回路210へ送り、ここで検出された送信出力
レベルが規定値内であるか否かを判定し、規定値外であ
れば、出力調整回路290により送信ドライバ230を
介して送信出力レベルを正常値に調整するとともに、送
信系統に異常があるものとして制御コンピュータ300
に警告信号を送り、係員にその旨を報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、物流管
理において、ベルトコンベア上の物品に対して貼付され
るバッテリレス式の無線タグなどの無線通信媒体との間
で無線による送受信を行なうことにより、無線タグに対
して電力の送信やデータの送信および受信など、所定の
情報処理を行なう無線タグリーダ・ライタなどの無線情
報処理装置に関する。
理において、ベルトコンベア上の物品に対して貼付され
るバッテリレス式の無線タグなどの無線通信媒体との間
で無線による送受信を行なうことにより、無線タグに対
して電力の送信やデータの送信および受信など、所定の
情報処理を行なう無線タグリーダ・ライタなどの無線情
報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、たとえば、無線タグとの間で無線
により情報通信を行なう無線タグリーダ・ライタ、ある
いは、無線カードとの間で無線により情報通信を行なう
無線カードリーダ・ライタは、物流管理、入退室管理、
個人認証などのシステムに利用されている。
により情報通信を行なう無線タグリーダ・ライタ、ある
いは、無線カードとの間で無線により情報通信を行なう
無線カードリーダ・ライタは、物流管理、入退室管理、
個人認証などのシステムに利用されている。
【0003】たとえば、物流管理では、宛先および履歴
情報などを記録した無線タグをベルトコンベア上の物品
に貼付し、ベルトコンベアの近辺に設置した無線タグリ
ーダ・ライタとの間で無線で通信を行なうことにより、
物品の配送先の自動仕分け、履歴の読み書きを行なうシ
ステムなどに利用されている。
情報などを記録した無線タグをベルトコンベア上の物品
に貼付し、ベルトコンベアの近辺に設置した無線タグリ
ーダ・ライタとの間で無線で通信を行なうことにより、
物品の配送先の自動仕分け、履歴の読み書きを行なうシ
ステムなどに利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記無線タグ
は、電池交換作業の削除、小形化、低コスト化、長寿命
化などから電池レスのものが主流となっている。そこ
で、最近の無線タグでは、無線タグリーダ・ライタから
の送信電波から情報通信と、無線タグの動作に必要な電
力の生成を行なっている。そのため、無線タグリーダ・
ライタの送信電波の出力レベルの変化は、電池レス無線
タグの通信可能エリア(距離)にとって非常に影響され
るものである。
は、電池交換作業の削除、小形化、低コスト化、長寿命
化などから電池レスのものが主流となっている。そこ
で、最近の無線タグでは、無線タグリーダ・ライタから
の送信電波から情報通信と、無線タグの動作に必要な電
力の生成を行なっている。そのため、無線タグリーダ・
ライタの送信電波の出力レベルの変化は、電池レス無線
タグの通信可能エリア(距離)にとって非常に影響され
るものである。
【0005】しかし、従来の無線タグリーダ・ライタ
は、送信アンテナの断線や部品の寿命、不良による送信
出力レベルの低下、変動を制御用コンピュータ側で現状
把握ができず、通信品質の劣化に対し迅速な対応が不可
能である。
は、送信アンテナの断線や部品の寿命、不良による送信
出力レベルの低下、変動を制御用コンピュータ側で現状
把握ができず、通信品質の劣化に対し迅速な対応が不可
能である。
【0006】そこで、本発明は、送信アンテナの送信出
力レベルの変化を常時検知可能となり、性能劣化などを
迅速に発見することができる無線情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
力レベルの変化を常時検知可能となり、性能劣化などを
迅速に発見することができる無線情報処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】また、本発明は、本装置の送受信性能を迅
速に検知して確認することができる無線情報処理装置を
提供することを目的とする。
速に検知して確認することができる無線情報処理装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線情報処理装
置は、外部の無線通信媒体との間で無線による情報の送
受信を行なうことにより所定の情報処理を行なう無線情
報処理装置において、前記無線通信媒体に対して電波を
送信するための送信アンテナと、前記無線通信媒体から
送信される電波を受信するための受信アンテナと、これ
ら送信アンテナおよび受信アンテナを介して前記無線通
信媒体との間で無線による送受信を行なう無線通信手段
と、この無線通信手段による送受信の結果に基づき所定
の情報処理を行なう処理手段と、前記送信アンテナの出
力レベルを検出する出力レベル検出手段と、この出力レ
ベル検出手段により検出された出力レベルに基づき異常
の有無を検知する異常検知手段とを具備している。
置は、外部の無線通信媒体との間で無線による情報の送
受信を行なうことにより所定の情報処理を行なう無線情
報処理装置において、前記無線通信媒体に対して電波を
送信するための送信アンテナと、前記無線通信媒体から
送信される電波を受信するための受信アンテナと、これ
ら送信アンテナおよび受信アンテナを介して前記無線通
信媒体との間で無線による送受信を行なう無線通信手段
と、この無線通信手段による送受信の結果に基づき所定
の情報処理を行なう処理手段と、前記送信アンテナの出
力レベルを検出する出力レベル検出手段と、この出力レ
ベル検出手段により検出された出力レベルに基づき異常
の有無を検知する異常検知手段とを具備している。
【0009】また、本発明の無線情報処理装置は、前記
出力レベル検出手段は、前記送信アンテナと前記無線通
信手段との間の信号路において前記送信アンテナの出力
レベルを検出することを特徴とする。
出力レベル検出手段は、前記送信アンテナと前記無線通
信手段との間の信号路において前記送信アンテナの出力
レベルを検出することを特徴とする。
【0010】また、本発明の無線情報処理装置は、前記
出力レベル検出手段は、前記受信アンテナにより受信さ
れる前記送信アンテナからの送信電波による信号に基づ
き前記送信アンテナの出力レベルを検出することを特徴
とする。
出力レベル検出手段は、前記受信アンテナにより受信さ
れる前記送信アンテナからの送信電波による信号に基づ
き前記送信アンテナの出力レベルを検出することを特徴
とする。
【0011】また、本発明の無線情報処理装置は、前記
出力レベル検出手段は、前記送信アンテナからの送信電
波を受信する出力レベル検出用のアンテナを有し、この
アンテナの出力信号に基づき前記送信アンテナの出力レ
ベルを検出することを特徴とする。
出力レベル検出手段は、前記送信アンテナからの送信電
波を受信する出力レベル検出用のアンテナを有し、この
アンテナの出力信号に基づき前記送信アンテナの出力レ
ベルを検出することを特徴とする。
【0012】また、本発明の無線情報処理装置は、前記
異常検知手段が異常を検知すると、前記出力レベル検出
手段により検出された出力レベルに応じて前記送信アン
テナの出力レベルを調整する出力レベル調整手段をさら
に具備している。
異常検知手段が異常を検知すると、前記出力レベル検出
手段により検出された出力レベルに応じて前記送信アン
テナの出力レベルを調整する出力レベル調整手段をさら
に具備している。
【0013】また、本発明の無線情報処理装置は、前記
異常検知手段が異常を検知すると、その旨を報知する異
常報知手段をさらに具備している。
異常検知手段が異常を検知すると、その旨を報知する異
常報知手段をさらに具備している。
【0014】また、本発明の無線情報処理装置は、外部
の無線通信媒体との間で無線による情報の送受信を行な
うことにより所定の情報処理を行なう無線情報処理装置
において、前記無線通信媒体に対して電波を送信するた
めの送信アンテナと、前記無線通信媒体から送信される
電波を受信するための受信アンテナと、これら送信アン
テナおよび受信アンテナを介して前記無線通信媒体との
間で無線による送受信を行なう無線通信手段と、この無
線通信手段による送受信の結果に基づき所定の情報処理
を行なう処理手段と、前記外部の無線通信媒体と同一に
構成されていて、前記送信アンテナおよび受信アンテナ
と通信可能な場所に設けられた通信異常検知用の無線通
信媒体と、前記送信アンテナおよび受信アンテナを介し
て前記外部の無線通信媒体および前記通信異常検知用の
無線通信媒体との間で無線による送受信を行なうことに
より通信異常の有無を検知する通信異常検知手段とを具
備している。
の無線通信媒体との間で無線による情報の送受信を行な
うことにより所定の情報処理を行なう無線情報処理装置
において、前記無線通信媒体に対して電波を送信するた
めの送信アンテナと、前記無線通信媒体から送信される
電波を受信するための受信アンテナと、これら送信アン
テナおよび受信アンテナを介して前記無線通信媒体との
間で無線による送受信を行なう無線通信手段と、この無
線通信手段による送受信の結果に基づき所定の情報処理
を行なう処理手段と、前記外部の無線通信媒体と同一に
構成されていて、前記送信アンテナおよび受信アンテナ
と通信可能な場所に設けられた通信異常検知用の無線通
信媒体と、前記送信アンテナおよび受信アンテナを介し
て前記外部の無線通信媒体および前記通信異常検知用の
無線通信媒体との間で無線による送受信を行なうことに
より通信異常の有無を検知する通信異常検知手段とを具
備している。
【0015】さらに、本発明の無線情報処理装置は、前
記通信異常検知手段は、前記送信アンテナを介して無線
通信媒体の識別情報リードコマンドを送信し、この送信
された識別情報リードコマンドを受信した前記外部の無
線通信媒体および前記通信異常検知用の無線通信媒体か
ら送信される個々の識別情報の中に前記通信異常検知用
の無線通信媒体の識別情報が存在するか否かにより通信
異常の有無を検知することを特徴とする。
記通信異常検知手段は、前記送信アンテナを介して無線
通信媒体の識別情報リードコマンドを送信し、この送信
された識別情報リードコマンドを受信した前記外部の無
線通信媒体および前記通信異常検知用の無線通信媒体か
ら送信される個々の識別情報の中に前記通信異常検知用
の無線通信媒体の識別情報が存在するか否かにより通信
異常の有無を検知することを特徴とする。
【0016】本発明によれば、送信アンテナの出力レベ
ルを検出し、この検出された出力レベルに基づき異常の
有無を検知することにより、送信アンテナの送信出力レ
ベルの変化を常時検知可能となり、性能劣化などを迅速
に発見することができる。
ルを検出し、この検出された出力レベルに基づき異常の
有無を検知することにより、送信アンテナの送信出力レ
ベルの変化を常時検知可能となり、性能劣化などを迅速
に発見することができる。
【0017】また、本発明によれば、外部の無線通信媒
体と同一構成の通信異常検知用の無線通信媒体を設け、
この通信異常検知用の無線通信媒体および外部の無線通
信媒体との間で無線による送受信を行なうことにより通
信異常の有無を検知することで、本装置の送受信性能を
迅速に検知して確認することができる。
体と同一構成の通信異常検知用の無線通信媒体を設け、
この通信異常検知用の無線通信媒体および外部の無線通
信媒体との間で無線による送受信を行なうことにより通
信異常の有無を検知することで、本装置の送受信性能を
迅速に検知して確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0019】まず、第1の実施の形態について説明す
る。
る。
【0020】図1は、第1の実施の形態に係る無線通信
媒体としてのバッテリレス式の無線タグ100、およ
び、この無線タグ100と無線により通信を行なう無線
情報処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の
構成を示すものである。
媒体としてのバッテリレス式の無線タグ100、およ
び、この無線タグ100と無線により通信を行なう無線
情報処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の
構成を示すものである。
【0021】無線タグ100は、たとえば、ベルトコン
ベア上の物品に対して貼付されるもので、無線タグリー
ダ・ライタ200との間で送受信を行なうための送受信
アンテナ110、送受信アンテナ110を制御するアン
テナ入出力回路120、受信した電力波を整流して平滑
することにより安定化された直流電圧を生成して各回路
に動作電圧として供給する電源生成部130、受信信号
に対し復調処理を行なう復調回路140、各種データ処
理などを行なうデータ処理回路150、各種データを記
憶するメモリ160、送信データに対し変調処理を行な
う変調回路170、および、送信処理を行なう送信ドラ
イバ180から構成されている。
ベア上の物品に対して貼付されるもので、無線タグリー
ダ・ライタ200との間で送受信を行なうための送受信
アンテナ110、送受信アンテナ110を制御するアン
テナ入出力回路120、受信した電力波を整流して平滑
することにより安定化された直流電圧を生成して各回路
に動作電圧として供給する電源生成部130、受信信号
に対し復調処理を行なう復調回路140、各種データ処
理などを行なうデータ処理回路150、各種データを記
憶するメモリ160、送信データに対し変調処理を行な
う変調回路170、および、送信処理を行なう送信ドラ
イバ180から構成されている。
【0022】無線タグリーダ・ライタ200は、送信ア
ンテナ側で送信レベルを検出し、送信アンテナの断線や
送信レベルの減少などの異常をデータ処理回路に伝える
ことで、制御コンピュータ側にエラーメッセージとして
知らせるとともに、出力レベルを自動的に正常値に調節
するもので、各種データ処理などを行なうデータ処理回
路210、送信データに対し変調処理を行なう変調回路
220、後述する送信アンテナ250を駆動する送信ド
ライバ230、後述する送信アンテナ250の出力レベ
ルを検出する出力レベル検出手段としての出力レベル検
出回路240、無線タグ100に対して電波を送信する
ための送信アンテナ250、無線タグ100から送信さ
れる電波を受信するための受信アンテナ260、受信ア
ンテナ260を制御するアンテナ入力回路270、受信
信号に対し復調処理を行なう復調回路280、および、
送信アンテナ250の出力レベルを送信ドライバ230
を介して調整する出力レベル調整手段としての出力調整
回路290から構成されている。
ンテナ側で送信レベルを検出し、送信アンテナの断線や
送信レベルの減少などの異常をデータ処理回路に伝える
ことで、制御コンピュータ側にエラーメッセージとして
知らせるとともに、出力レベルを自動的に正常値に調節
するもので、各種データ処理などを行なうデータ処理回
路210、送信データに対し変調処理を行なう変調回路
220、後述する送信アンテナ250を駆動する送信ド
ライバ230、後述する送信アンテナ250の出力レベ
ルを検出する出力レベル検出手段としての出力レベル検
出回路240、無線タグ100に対して電波を送信する
ための送信アンテナ250、無線タグ100から送信さ
れる電波を受信するための受信アンテナ260、受信ア
ンテナ260を制御するアンテナ入力回路270、受信
信号に対し復調処理を行なう復調回路280、および、
送信アンテナ250の出力レベルを送信ドライバ230
を介して調整する出力レベル調整手段としての出力調整
回路290から構成されている。
【0023】無線タグリーダ・ライタ200のデータ処
理回路210は、その上位装置としての制御コンピュー
タ300に接続されている。制御コンピュータ300
は、無線タグリーダ・ライタ200を制御するパーソナ
ルコンピュータである。
理回路210は、その上位装置としての制御コンピュー
タ300に接続されている。制御コンピュータ300
は、無線タグリーダ・ライタ200を制御するパーソナ
ルコンピュータである。
【0024】送信ドライバ230は、たとえば、図2に
示すように、可変直流電源231、この可変直流電源2
31に接続されていて、変調回路220の出力信号によ
ってオン、オフ動作するスイッチング素子(トランジス
タ)232、このスイッチング素子232のオン、オフ
動作によるスイッチング信号を出力するコンデンサ23
3によって構成されている。
示すように、可変直流電源231、この可変直流電源2
31に接続されていて、変調回路220の出力信号によ
ってオン、オフ動作するスイッチング素子(トランジス
タ)232、このスイッチング素子232のオン、オフ
動作によるスイッチング信号を出力するコンデンサ23
3によって構成されている。
【0025】可変直流電源231は、出力調整回路29
0により可変制御されて、その出力電圧が可変されるこ
とにより、送信アンテナ250の送信出力レベルが最適
値に調整されるようになっている。
0により可変制御されて、その出力電圧が可変されるこ
とにより、送信アンテナ250の送信出力レベルが最適
値に調整されるようになっている。
【0026】出力レベル検出回路240は、たとえば、
図2あるいは図3に示すように構成されていて、いずれ
を用いてもよい。図2の出力レベル検出回路240は、
抵抗による検出方式を用いたものである。すなわち、送
信ドライバ230と送信アンテナ250との間の信号路
に固定抵抗241を挿入接続し、その抵抗241の両端
の電圧値をA/D変換器242によりデジタル化し、そ
の出力を送信出力レベルとしてデータ処理回路210へ
送るものである。
図2あるいは図3に示すように構成されていて、いずれ
を用いてもよい。図2の出力レベル検出回路240は、
抵抗による検出方式を用いたものである。すなわち、送
信ドライバ230と送信アンテナ250との間の信号路
に固定抵抗241を挿入接続し、その抵抗241の両端
の電圧値をA/D変換器242によりデジタル化し、そ
の出力を送信出力レベルとしてデータ処理回路210へ
送るものである。
【0027】図3の出力レベル検出回路240は、コイ
ルによる検出方式を用いたものである。すなわち、送信
ドライバ230と送信アンテナ250との間の信号路に
トランス243の1次コイル243aを挿入接続し、そ
のトランス243の2次コイル243bの出力電圧値を
A/D変換器242によりデジタル化し、その出力を送
信出力レベルとしてデータ処理回路210へ送るもので
ある。
ルによる検出方式を用いたものである。すなわち、送信
ドライバ230と送信アンテナ250との間の信号路に
トランス243の1次コイル243aを挿入接続し、そ
のトランス243の2次コイル243bの出力電圧値を
A/D変換器242によりデジタル化し、その出力を送
信出力レベルとしてデータ処理回路210へ送るもので
ある。
【0028】次に、このような構成において、無線タグ
リーダ・ライタ200および無線タグ100の動作につ
いて説明する。無線タグリーダ・ライタ200のデータ
処理回路210において、無線タグ100と通信するた
めのコマンドおよびデータを生成し、これらのコマンド
あるいはデータを用いて、変調回路220で搬送波を変
調することにより、送信信号を生成する。この生成され
た送信信号は、送信ドライバ230において増幅された
後、送信アンテナ250から送信電波として送信され
る。このとき、出力レベル検出回路240で送信出力レ
ベルが検出される。
リーダ・ライタ200および無線タグ100の動作につ
いて説明する。無線タグリーダ・ライタ200のデータ
処理回路210において、無線タグ100と通信するた
めのコマンドおよびデータを生成し、これらのコマンド
あるいはデータを用いて、変調回路220で搬送波を変
調することにより、送信信号を生成する。この生成され
た送信信号は、送信ドライバ230において増幅された
後、送信アンテナ250から送信電波として送信され
る。このとき、出力レベル検出回路240で送信出力レ
ベルが検出される。
【0029】以下、出力レベルの検出以降の処理を図4
に示すフローチャートを参照して説明する。出力レベル
検出回路240で送信出力レベルが検出されると(S
1)、その検出された出力レベルはデータ処理回路21
0へ送られる。データ処理回路210は、検出された出
力レベルが、あらかじめ設定される規定値内であるか否
かを判定する(S2)。
に示すフローチャートを参照して説明する。出力レベル
検出回路240で送信出力レベルが検出されると(S
1)、その検出された出力レベルはデータ処理回路21
0へ送られる。データ処理回路210は、検出された出
力レベルが、あらかじめ設定される規定値内であるか否
かを判定する(S2)。
【0030】この判定の結果、規定値内であれば、デー
タ処理回路210は、この出力レベル検出処理を終了
し、規定値外であれば(異常の場合)、出力調整回路2
90を介して送信ドライバ230の可変直流電源231
を可変制御することにより、送信出力レベルを正常値に
調整する(S3)。
タ処理回路210は、この出力レベル検出処理を終了
し、規定値外であれば(異常の場合)、出力調整回路2
90を介して送信ドライバ230の可変直流電源231
を可変制御することにより、送信出力レベルを正常値に
調整する(S3)。
【0031】この調整後、データ処理回路210は、再
び検出された出力レベルが、あらかじめ設定される規定
値内であるか否かを判定する(S4)。この判定の結
果、規定値内であれば、データ処理回路210は、この
出力レベル検出処理を終了し、規定値外であれば(異常
の場合)、送信系統(送信ドライバ230や送信アンテ
ナ250など)に異常があるものとして、制御コンピュ
ータ300に警告信号を送り、係員にその旨を報知する
(S5)。
び検出された出力レベルが、あらかじめ設定される規定
値内であるか否かを判定する(S4)。この判定の結
果、規定値内であれば、データ処理回路210は、この
出力レベル検出処理を終了し、規定値外であれば(異常
の場合)、送信系統(送信ドライバ230や送信アンテ
ナ250など)に異常があるものとして、制御コンピュ
ータ300に警告信号を送り、係員にその旨を報知する
(S5)。
【0032】一方、無線タグ100は、無線タグリーダ
・ライタ200の送信アンテナ250に近づいた場合、
送受信アンテナ110およびアンテナ入出力回路120
により、無線タグリーダ・ライタ200からの送信電波
を受信する。受信された送信電波は、電源生成部130
において、整流平滑されて電源が生成され、無線タグ1
00が動作するために必要な電力として各回路に供給さ
れる。
・ライタ200の送信アンテナ250に近づいた場合、
送受信アンテナ110およびアンテナ入出力回路120
により、無線タグリーダ・ライタ200からの送信電波
を受信する。受信された送信電波は、電源生成部130
において、整流平滑されて電源が生成され、無線タグ1
00が動作するために必要な電力として各回路に供給さ
れる。
【0033】また、送受信アンテナ110で受信された
無線タグリーダ・ライタ200からの送信電波は、復調
回路140で復調された後、データ処理回路150に送
られる。データ処理回路150は、受信データに基づ
き、メモリ160を用いて所定のデータ処理を行ない、
その処理結果を送信データとして変調回路170へ送
る。変調回路170は、データ処理回路150からの送
信データを変調することにより、送信信号を生成する。
この生成された送信信号は、送信ドライバ180におい
て増幅された後、アンテナ入出力回路120を介して送
受信アンテナ110から送信電波として送信される。
無線タグリーダ・ライタ200からの送信電波は、復調
回路140で復調された後、データ処理回路150に送
られる。データ処理回路150は、受信データに基づ
き、メモリ160を用いて所定のデータ処理を行ない、
その処理結果を送信データとして変調回路170へ送
る。変調回路170は、データ処理回路150からの送
信データを変調することにより、送信信号を生成する。
この生成された送信信号は、送信ドライバ180におい
て増幅された後、アンテナ入出力回路120を介して送
受信アンテナ110から送信電波として送信される。
【0034】無線タグ100から送信された送信電波
は、無線タグリーダ・ライタ200の受信アンテナ26
0で受信され、アンテナ入力回路270により必要な電
波のみ通過させ、復調回路280で復調された後、デー
タ処理回路210に送られる。データ処理回路210
は、受信データに基づく所定のデータ処理を行なう。
は、無線タグリーダ・ライタ200の受信アンテナ26
0で受信され、アンテナ入力回路270により必要な電
波のみ通過させ、復調回路280で復調された後、デー
タ処理回路210に送られる。データ処理回路210
は、受信データに基づく所定のデータ処理を行なう。
【0035】このように、第1の実施の形態によれば、
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
【0036】また、送信アンテナ側に送信出力レベル検
出機能を設けることで、無線タグリーダ・ライタの周り
に電磁波を遮蔽するようなものがあった場合、送信出力
レベルの検出が最も正確に検知することが可能である。
出機能を設けることで、無線タグリーダ・ライタの周り
に電磁波を遮蔽するようなものがあった場合、送信出力
レベルの検出が最も正確に検知することが可能である。
【0037】次に、第2の実施の形態について説明す
る。
る。
【0038】図5は、第2の実施の形態に係る無線情報
処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構成
を示すものである。第2の実施の形態の第1の実施の形
態と異なる点は、第1の実施の形態では送信出力レベル
の検出を送信アンテナ系から行なったのに対し、第2の
実施の形態では送信出力レベルの検出を受信アンテナ系
で行なうようにした点にあり、その他は前述した第1の
実施の形態と同様である。
処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構成
を示すものである。第2の実施の形態の第1の実施の形
態と異なる点は、第1の実施の形態では送信出力レベル
の検出を送信アンテナ系から行なったのに対し、第2の
実施の形態では送信出力レベルの検出を受信アンテナ系
で行なうようにした点にあり、その他は前述した第1の
実施の形態と同様である。
【0039】図5において、アンテナ入力回路270に
は、送信アンテナ250の出力レベルを検出する出力レ
ベル検出手段としての送信出力検出回路310が接続さ
れ、この送信出力検出回路310の出力はデータ処理回
路210に送られる。
は、送信アンテナ250の出力レベルを検出する出力レ
ベル検出手段としての送信出力検出回路310が接続さ
れ、この送信出力検出回路310の出力はデータ処理回
路210に送られる。
【0040】このような構成において要部の動作を説明
する。無線タグ100から送信された送信電波は、無線
タグリーダ・ライタ200の受信アンテナ260で受信
され、アンテナ入力回路270により必要な電波のみ通
過させ、復調回路280で復調された後、データ処理回
路210に送られる。データ処理回路210は、受信デ
ータに基づく所定のデータ処理を行なう。
する。無線タグ100から送信された送信電波は、無線
タグリーダ・ライタ200の受信アンテナ260で受信
され、アンテナ入力回路270により必要な電波のみ通
過させ、復調回路280で復調された後、データ処理回
路210に送られる。データ処理回路210は、受信デ
ータに基づく所定のデータ処理を行なう。
【0041】ここで、送信アンテナ250からの送信電
波は、無線タグ100との通信のための送信電波である
が、受信アンテナ260においても受信される。そのた
め、送信出力検出回路310は、アンテナ入力回路27
0から得られる送信アンテナ250からの送信電波によ
る受信信号により、送信アンテナ250の出力レベルを
検出する。検出された出力レベルはデータ処理回路21
0に送られ、図1の場合と同様に、送信アンテナ250
からの送信出力レベルが正常か否かの判断が行なわれ
る。
波は、無線タグ100との通信のための送信電波である
が、受信アンテナ260においても受信される。そのた
め、送信出力検出回路310は、アンテナ入力回路27
0から得られる送信アンテナ250からの送信電波によ
る受信信号により、送信アンテナ250の出力レベルを
検出する。検出された出力レベルはデータ処理回路21
0に送られ、図1の場合と同様に、送信アンテナ250
からの送信出力レベルが正常か否かの判断が行なわれ
る。
【0042】この場合、送受信アンテナの構成位置の一
例は、たとえば、図6(a)に示すように、送信アンテ
ナ250の中央部に受信アンテナ260を配設すること
が考えられる。なお、図6(b)は、このような送受信
アンテナの構成位置とした場合の通信可能エリアを示し
ている。
例は、たとえば、図6(a)に示すように、送信アンテ
ナ250の中央部に受信アンテナ260を配設すること
が考えられる。なお、図6(b)は、このような送受信
アンテナの構成位置とした場合の通信可能エリアを示し
ている。
【0043】このように、第2の実施の形態によれば、
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
【0044】また、送信アンテナ系で送信出力レベルを
検出する場合は、高耐圧の部品を使用することとなり、
故障の原因と成りやすいこと、製品寿命が短いなどの欠
点があるが、第2の実施の形態のように受信アンテナ側
に送信出力レベル検出機能を設けることで、上記のよう
な問題が回避される。
検出する場合は、高耐圧の部品を使用することとなり、
故障の原因と成りやすいこと、製品寿命が短いなどの欠
点があるが、第2の実施の形態のように受信アンテナ側
に送信出力レベル検出機能を設けることで、上記のよう
な問題が回避される。
【0045】次に、第3の実施の形態について説明す
る。
る。
【0046】図7は、第3の実施の形態に係る無線情報
処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構成
を示すものである。第3の実施の形態の第2の実施の形
態と異なる点は、第2の実施の形態では送信出力レベル
の検出を受信アンテナ系から行なったのに対し、第3の
実施の形態では送信出力レベルの検出を専用の受信アン
テナで行なうようにした点にあり、その他は前述した第
2の実施の形態と同様である。
処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構成
を示すものである。第3の実施の形態の第2の実施の形
態と異なる点は、第2の実施の形態では送信出力レベル
の検出を受信アンテナ系から行なったのに対し、第3の
実施の形態では送信出力レベルの検出を専用の受信アン
テナで行なうようにした点にあり、その他は前述した第
2の実施の形態と同様である。
【0047】図7において、送信出力レベル検出アンテ
ナ311は、無線タグ100との通信を行なう送受信ア
ンテナ250,260とは別に設けた送信出力レベル検
出専用の受信アンテナであり、この送信出力レベル検出
アンテナ311は送信出力検出回路310に接続され、
この送信出力検出回路310の出力はデータ処理回路2
10に送られる。
ナ311は、無線タグ100との通信を行なう送受信ア
ンテナ250,260とは別に設けた送信出力レベル検
出専用の受信アンテナであり、この送信出力レベル検出
アンテナ311は送信出力検出回路310に接続され、
この送信出力検出回路310の出力はデータ処理回路2
10に送られる。
【0048】このような構成において要部の動作を説明
する。送信アンテナ250からの送信電波を、無線タグ
100との通信を行なう送受信アンテナ以外の送信出力
レベル検出アンテナ311で受信し、その受信信号に基
づき、送信出力検出回路310で送信アンテナ250の
送信出力レベルを検出して、データ処理回路210に送
り、図5の場合と同様に、送信アンテナ250からの送
信出力レベルが正常か否かの判断を行なう。
する。送信アンテナ250からの送信電波を、無線タグ
100との通信を行なう送受信アンテナ以外の送信出力
レベル検出アンテナ311で受信し、その受信信号に基
づき、送信出力検出回路310で送信アンテナ250の
送信出力レベルを検出して、データ処理回路210に送
り、図5の場合と同様に、送信アンテナ250からの送
信出力レベルが正常か否かの判断を行なう。
【0049】ところで、通信可能エリアを拡げるため、
無線タグリーダ・ライタは、送信アンテナからの送信電
波が受信アンテナ側に回り込んだ場合、受信アンテナに
とって不要な電波であり、無線タグからの微弱な送信電
波に対しノイズとなる。そのため、送信アンテナと受信
アンテナがお互い干渉し合わないように、双方のアンテ
ナ配置や形状を工夫する場合があり、上記の送信出力レ
ベル検出アンテナ311は、このような無線タグリーダ
・ライタ時に有効である。
無線タグリーダ・ライタは、送信アンテナからの送信電
波が受信アンテナ側に回り込んだ場合、受信アンテナに
とって不要な電波であり、無線タグからの微弱な送信電
波に対しノイズとなる。そのため、送信アンテナと受信
アンテナがお互い干渉し合わないように、双方のアンテ
ナ配置や形状を工夫する場合があり、上記の送信出力レ
ベル検出アンテナ311は、このような無線タグリーダ
・ライタ時に有効である。
【0050】一例として、図8に示す干渉除去送受信ア
ンテナについて説明する。
ンテナについて説明する。
【0051】図8(a)は送受信アンテナの配置と接続
図を示し、図8(b)はその等価回路を示している。ル
ープ状の送信アンテナ250のほぼ中央部に、受信アン
テナ260を構成する第2のアンテナ2602を配設
し、かつ、この第2の受信アンテナ2602と送信アン
テナ250との隙間に、受信アンテナ260を構成する
第1の受信アンテナ2601を配設している。
図を示し、図8(b)はその等価回路を示している。ル
ープ状の送信アンテナ250のほぼ中央部に、受信アン
テナ260を構成する第2のアンテナ2602を配設
し、かつ、この第2の受信アンテナ2602と送信アン
テナ250との隙間に、受信アンテナ260を構成する
第1の受信アンテナ2601を配設している。
【0052】送信アンテナ250から送信される送信電
波により、第2,第1のアンテナ2602,2601に
誘起される誘起電流I2602-250、I2601-250が流れる。
ここで、第2,第1のアンテナ2602,2601に誘
起される誘起電流が、打ち消し合う方向に第2のアンテ
ナ2602の一端Cと第1のアンテナ2601の一端E
とを差動接続する。これにより、第2のアンテナ260
2の他端Dと第1のアンテナ2601の他端Fとの間
は、 IDF=[I2602-250]−[I2601-250]≒0 となり、送信アンテナ250からの干渉を減少させるこ
とができる。
波により、第2,第1のアンテナ2602,2601に
誘起される誘起電流I2602-250、I2601-250が流れる。
ここで、第2,第1のアンテナ2602,2601に誘
起される誘起電流が、打ち消し合う方向に第2のアンテ
ナ2602の一端Cと第1のアンテナ2601の一端E
とを差動接続する。これにより、第2のアンテナ260
2の他端Dと第1のアンテナ2601の他端Fとの間
は、 IDF=[I2602-250]−[I2601-250]≒0 となり、送信アンテナ250からの干渉を減少させるこ
とができる。
【0053】図9(a)に送受信アンテナの構成を示
し、図9(b)にその場合の通信可能エリアを示す。
し、図9(b)にその場合の通信可能エリアを示す。
【0054】本実施の形態では、図10(a)に示すよ
うに、送信アンテナ250からの送信電波を受信できる
場所、たとえば、送信アンテナ250の近傍に送信出力
レベル検出アンテナ311を配設している。なお、図1
0(b)は、その場合の通信可能エリアを示している。
うに、送信アンテナ250からの送信電波を受信できる
場所、たとえば、送信アンテナ250の近傍に送信出力
レベル検出アンテナ311を配設している。なお、図1
0(b)は、その場合の通信可能エリアを示している。
【0055】このように、第3の実施の形態によれば、
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
送信アンテナの送信出力レベルを検出し、この検出され
た送信出力レベルに基づき異常の有無を検知することに
より、送信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知
可能となり、性能劣化などを迅速に発見することができ
る。
【0056】また、通信可能エリアを拡げるため、無線
タグリーダ・ライタは、送信アンテナから送信電波が受
信アンテナ側に回り込んだ場合、受信アンテナにとって
不要な電波であり、無線タグからの微弱な送信電波に対
しノイズとなる。そのため、送信アンテナと受信アンテ
ナとがお互い干渉し合わないように、双方のアンテナ配
置や形状を工夫する場合がある。このような場合、受信
アンテナ系での送信出力レベルの検出は難しいこととな
る。そこで、無線タグと通信を行なう送受信アンテナ以
外に、送信出力レベル検出専用の受信アンテナおよび送
信出力検出回路を設けることで、送信出力レベルの検出
が可能となる。
タグリーダ・ライタは、送信アンテナから送信電波が受
信アンテナ側に回り込んだ場合、受信アンテナにとって
不要な電波であり、無線タグからの微弱な送信電波に対
しノイズとなる。そのため、送信アンテナと受信アンテ
ナとがお互い干渉し合わないように、双方のアンテナ配
置や形状を工夫する場合がある。このような場合、受信
アンテナ系での送信出力レベルの検出は難しいこととな
る。そこで、無線タグと通信を行なう送受信アンテナ以
外に、送信出力レベル検出専用の受信アンテナおよび送
信出力検出回路を設けることで、送信出力レベルの検出
が可能となる。
【0057】次に、第4の実施の形態について説明す
る。
る。
【0058】図11は、第4の実施の形態に係る無線情
報処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構
成を示すものである。第4の実施の形態の第1の実施の
形態と異なる点は、出力レベル検出回路240および出
力調整回路290を削除し、その代わりに、通信異常検
知用の無線タグ101を常時組み込ませた点にあり、そ
の他は前述した第1の実施の形態と同様である。
報処理装置としての無線タグリーダ・ライタ200の構
成を示すものである。第4の実施の形態の第1の実施の
形態と異なる点は、出力レベル検出回路240および出
力調整回路290を削除し、その代わりに、通信異常検
知用の無線タグ101を常時組み込ませた点にあり、そ
の他は前述した第1の実施の形態と同様である。
【0059】通信異常検知用の無線タグ101は、外部
の無線タグ100と同一に構成されていて、送信アンテ
ナ250および受信アンテナ260と通信ができる場所
に設置されている。
の無線タグ100と同一に構成されていて、送信アンテ
ナ250および受信アンテナ260と通信ができる場所
に設置されている。
【0060】なお、この実施の形態では、無線タグリー
ダ・ライタ200は、複数の無線タグと同時に通信が行
なえるものであるとする。
ダ・ライタ200は、複数の無線タグと同時に通信が行
なえるものであるとする。
【0061】図12に、通信異常検知用の無線タグ10
1の設置例を示す。通常、通信を行なう無線タグ100
からは見えなく無意識に行なえるように、送受信アンテ
ナ250,260が収納されているアンテナユニット3
12の内部で、かつ、送受信アンテナ250,260と
通信が行なえる位置に通信異常検知用の無線タグ101
を設置している。
1の設置例を示す。通常、通信を行なう無線タグ100
からは見えなく無意識に行なえるように、送受信アンテ
ナ250,260が収納されているアンテナユニット3
12の内部で、かつ、送受信アンテナ250,260と
通信が行なえる位置に通信異常検知用の無線タグ101
を設置している。
【0062】なお、送受信アンテナ250,260と通
信が行なえる無線タグの傾きとして、送受信アンテナ2
50,260の面と平行に通信異常検知用の無線タグ1
01を配置することも有効である。
信が行なえる無線タグの傾きとして、送受信アンテナ2
50,260の面と平行に通信異常検知用の無線タグ1
01を配置することも有効である。
【0063】このような構成において要部の動作を図1
3に示すフローチャートを参照して説明する。無線タグ
リーダ・ライタ200において、データ処理回路210
は、無線タグを識別するための識別情報としてのIDを
読取るためのIDリードコマンドを生成し、この生成し
たIDリードコマンドを送信アンテナ250から送信す
る(S11)。
3に示すフローチャートを参照して説明する。無線タグ
リーダ・ライタ200において、データ処理回路210
は、無線タグを識別するための識別情報としてのIDを
読取るためのIDリードコマンドを生成し、この生成し
たIDリードコマンドを送信アンテナ250から送信す
る(S11)。
【0064】すると、無線タグリーダ・ライタ200の
通信可能エリア内にあるそれぞれの無線タグ100およ
び無線タグリーダ・ライタ200内に常設してある通信
異常検知用の無線タグ101から、それぞれ個々のID
が送信され、無線タグリーダ・ライタ200のデータ処
理回路210は、受信アンテナ260を介して各無線タ
グ100,101からのIDを受信(取得)する(S1
2)。
通信可能エリア内にあるそれぞれの無線タグ100およ
び無線タグリーダ・ライタ200内に常設してある通信
異常検知用の無線タグ101から、それぞれ個々のID
が送信され、無線タグリーダ・ライタ200のデータ処
理回路210は、受信アンテナ260を介して各無線タ
グ100,101からのIDを受信(取得)する(S1
2)。
【0065】ここで、データ処理回路210は、各無線
タグから取得(受信)した各IDの中に通信異常検知用
の無線タグ101のIDが存在するか否かをチェックし
(S13)、存在する場合、取得した全てのIDから通
信異常検知用の無線タグ101のIDを除いた各IDの
無線タグ100に対し、所定のデータリードおよびライ
ト処理を行なう(S14)。
タグから取得(受信)した各IDの中に通信異常検知用
の無線タグ101のIDが存在するか否かをチェックし
(S13)、存在する場合、取得した全てのIDから通
信異常検知用の無線タグ101のIDを除いた各IDの
無線タグ100に対し、所定のデータリードおよびライ
ト処理を行なう(S14)。
【0066】ステップS13のチェックにおいて、通信
異常検知用の無線タグ101のIDが存在しない場合、
無線タグリーダ・ライタ200の送信系あるいは受信系
に異常があることとなり、データ処理回路210は、制
御コンピュータ300に通信異常の警告信号を送り、係
員にその旨を報知する(S15)。
異常検知用の無線タグ101のIDが存在しない場合、
無線タグリーダ・ライタ200の送信系あるいは受信系
に異常があることとなり、データ処理回路210は、制
御コンピュータ300に通信異常の警告信号を送り、係
員にその旨を報知する(S15)。
【0067】このように、第4の実施の形態によれば、
通信異常検知用の無線タグを1個、無線タグリーダ・ラ
イタ内に潜らせておくだけで、無線タグリーダ・ライタ
の送受信性能を迅速に確認することができる。従来の無
線タグリーダ・ライタに回路の改良を加えることが殆ど
無いため、非常に簡単な構成であり、かつ、効果は大き
いと考えられる。
通信異常検知用の無線タグを1個、無線タグリーダ・ラ
イタ内に潜らせておくだけで、無線タグリーダ・ライタ
の送受信性能を迅速に確認することができる。従来の無
線タグリーダ・ライタに回路の改良を加えることが殆ど
無いため、非常に簡単な構成であり、かつ、効果は大き
いと考えられる。
【0068】なお、前記実施の形態では、無線タグを処
理する無線タグリーダ・ライタに適用した場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
たとえば、無線タグと無線カードは外観形状が異なるだ
けで、機能は殆ど同じであるため、無線カードを処理す
る無線カードリーダ・ライタにも同様に適用できる。
理する無線タグリーダ・ライタに適用した場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
たとえば、無線タグと無線カードは外観形状が異なるだ
けで、機能は殆ど同じであるため、無線カードを処理す
る無線カードリーダ・ライタにも同様に適用できる。
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知可能とな
り、性能劣化などを迅速に発見することができる無線情
報処理装置を提供できる。
信アンテナの送信出力レベルの変化を常時検知可能とな
り、性能劣化などを迅速に発見することができる無線情
報処理装置を提供できる。
【0069】また、本発明によれば、本装置の送受信性
能を迅速に検知して確認することができる無線情報処理
装置を提供できる。
能を迅速に検知して確認することができる無線情報処理
装置を提供できる。
【図1】第1の実施の形態に係る無線タグおよび無線タ
グリーダ・ライタの構成を概略的に示すブロック図。
グリーダ・ライタの構成を概略的に示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態に係る出力レベル検出回路の
構成を概略的に示すブロック図。
構成を概略的に示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態に係る出力レベル検出回路の
他の構成を概略的に示すブロック図。
他の構成を概略的に示すブロック図。
【図4】第1の実施の形態に係る送信出力レベルの検出
以降の処理を説明するためのフローチャート。
以降の処理を説明するためのフローチャート。
【図5】第2の実施の形態に係る無線タグリーダ・ライ
タの構成を概略的に示すブロック図。
タの構成を概略的に示すブロック図。
【図6】第2の実施の形態に係る送受信アンテナの構成
と通信可能エリアを示す図。
と通信可能エリアを示す図。
【図7】第3の実施の形態に係る無線タグリーダ・ライ
タの構成を概略的に示すブロック図。
タの構成を概略的に示すブロック図。
【図8】第4の実施の形態に係る干渉除去送受信アンテ
ナを説明する図。
ナを説明する図。
【図9】第3の実施の形態に係る干渉除去送受信アンテ
ナの構成と通信可能エリアを示す図。
ナの構成と通信可能エリアを示す図。
【図10】第3の実施の形態に係る干渉除去送受信アン
テナに送信出力レベル検出アンテナを付加した場合の構
成と通信可能エリアを示す図。
テナに送信出力レベル検出アンテナを付加した場合の構
成と通信可能エリアを示す図。
【図11】第4の実施の形態に係る無線タグリーダ・ラ
イタの構成を概略的に示すブロック図。
イタの構成を概略的に示すブロック図。
【図12】第4の実施の形態に係る通信異常検知用の無
線タグの設置例を示す斜視図。
線タグの設置例を示す斜視図。
【図13】第4の実施の形態に係る無線タグリーダ・ラ
イタの処理を説明するためのフローチャート。
イタの処理を説明するためのフローチャート。
100……無線タグ(無線通信媒体) 101……通信異常検知用の無線タグ(無線通信媒体) 110……送受信アンテナ 120……アンテナ入出力回路 130……電源生成部 140……復調回路 150……データ処理回路 160……メモリ 170……変調回路 180……送信ドライバ 200……無線タグリーダ・ライタ(無線情報処理装
置) 210……データ処理回路 220……変調回路 230……送信ドライバ 240………出力レベル検出回路(出力レベル検出手
段) 250……送信アンテナ 260……受信アンテナ 2601……第1のアンテナ 2602……第2のアンテナ 270……アンテナ入力回路 280……復調回路 290……出力調整回路 300……制御コンピュータ 310……送信出力検出回路(出力レベル検出手段) 311……送信出力レベル検出アンテナ 312……アンテナユニット
置) 210……データ処理回路 220……変調回路 230……送信ドライバ 240………出力レベル検出回路(出力レベル検出手
段) 250……送信アンテナ 260……受信アンテナ 2601……第1のアンテナ 2602……第2のアンテナ 270……アンテナ入力回路 280……復調回路 290……出力調整回路 300……制御コンピュータ 310……送信出力検出回路(出力レベル検出手段) 311……送信出力レベル検出アンテナ 312……アンテナユニット
Claims (8)
- 【請求項1】 外部の無線通信媒体との間で無線による
情報の送受信を行なうことにより所定の情報処理を行な
う無線情報処理装置において、 前記無線通信媒体に対して電波を送信するための送信ア
ンテナと、 前記無線通信媒体から送信される電波を受信するための
受信アンテナと、 これら送信アンテナおよび受信アンテナを介して前記無
線通信媒体との間で無線による送受信を行なう無線通信
手段と、 この無線通信手段による送受信の結果に基づき所定の情
報処理を行なう処理手段と、 前記送信アンテナの出力レベルを検出する出力レベル検
出手段と、 この出力レベル検出手段により検出された出力レベルに
基づき異常の有無を検知する異常検知手段と、 を具備したことを特徴とする無線情報処理装置。 - 【請求項2】 前記出力レベル検出手段は、前記送信ア
ンテナと前記無線通信手段との間の信号路において前記
送信アンテナの出力レベルを検出することを特徴とする
請求項1記載の無線情報処理装置。 - 【請求項3】 前記出力レベル検出手段は、前記受信ア
ンテナにより受信される前記送信アンテナからの送信電
波による信号に基づき前記送信アンテナの出力レベルを
検出することを特徴とする請求項1記載の無線情報処理
装置。 - 【請求項4】 前記出力レベル検出手段は、前記送信ア
ンテナからの送信電波を受信する出力レベル検出用のア
ンテナを有し、このアンテナの出力信号に基づき前記送
信アンテナの出力レベルを検出することを特徴とする請
求項1記載の無線情報処理装置。 - 【請求項5】 前記異常検知手段が異常を検知すると、
前記出力レベル検出手段により検出された出力レベルに
応じて前記送信アンテナの出力レベルを調整する出力レ
ベル調整手段をさらに具備したことを特徴とする請求項
1記載の無線情報処理装置。 - 【請求項6】 前記異常検知手段が異常を検知すると、
その旨を報知する異常報知手段をさらに具備したことを
特徴とする請求項1記載の無線情報処理装置。 - 【請求項7】 外部の無線通信媒体との間で無線による
情報の送受信を行なうことにより所定の情報処理を行な
う無線情報処理装置において、 前記無線通信媒体に対して電波を送信するための送信ア
ンテナと、 前記無線通信媒体から送信される電波を受信するための
受信アンテナと、 これら送信アンテナおよび受信アンテナを介して前記無
線通信媒体との間で無線による送受信を行なう無線通信
手段と、 この無線通信手段による送受信の結果に基づき所定の情
報処理を行なう処理手段と、 前記外部の無線通信媒体と同一に構成されていて、前記
送信アンテナおよび受信アンテナと通信可能な場所に設
けられた通信異常検知用の無線通信媒体と、 前記送信アンテナおよび受信アンテナを介して前記外部
の無線通信媒体および前記通信異常検知用の無線通信媒
体との間で無線による送受信を行なうことにより通信異
常の有無を検知する通信異常検知手段と、 を具備したことを特徴とする無線情報処理装置。 - 【請求項8】 前記通信異常検知手段は、前記送信アン
テナを介して無線通信媒体の識別情報リードコマンドを
送信し、この送信された識別情報リードコマンドを受信
した前記外部の無線通信媒体および前記通信異常検知用
の無線通信媒体から送信される個々の識別情報の中に前
記通信異常検知用の無線通信媒体の識別情報が存在する
か否かにより通信異常の有無を検知することを特徴とす
る請求項7記載の無線情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255458A JP2002074278A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000255458A JP2002074278A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002074278A true JP2002074278A (ja) | 2002-03-15 |
Family
ID=18744239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000255458A Pending JP2002074278A (ja) | 2000-08-25 | 2000-08-25 | 無線情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002074278A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006018456A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sato Corp | プリンタ |
JP2006023817A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Nec Infrontia Corp | 電波検出装置およびリーダライタ装置 |
WO2006080300A1 (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-03 | Central Engineering Co., Ltd. | アンテナ装置、アンテナ駆動方法およびidタグ読取装置 |
JP2006287844A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Sony Corp | 通信装置および携帯端末 |
JP2008009567A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 電子タグリーダ装置及びそれを用いた自律移動装置 |
JP2008186097A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 自律移動システム |
JP2009110236A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Nec Tokin Corp | リーダライタ及びゲートシステム |
JP2010039858A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Omron Corp | Rfid用リーダライタ |
JP2015012587A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | トヨタ自動車株式会社 | 通信制御装置、携帯機並びに通信制御方法 |
-
2000
- 2000-08-25 JP JP2000255458A patent/JP2002074278A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006018456A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Sato Corp | プリンタ |
JP2006023817A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Nec Infrontia Corp | 電波検出装置およびリーダライタ装置 |
WO2006080300A1 (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-03 | Central Engineering Co., Ltd. | アンテナ装置、アンテナ駆動方法およびidタグ読取装置 |
JP2006287844A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Sony Corp | 通信装置および携帯端末 |
JP2008009567A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 電子タグリーダ装置及びそれを用いた自律移動装置 |
JP2008186097A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-08-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 自律移動システム |
JP2009110236A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Nec Tokin Corp | リーダライタ及びゲートシステム |
JP2010039858A (ja) * | 2008-08-06 | 2010-02-18 | Omron Corp | Rfid用リーダライタ |
JP2015012587A (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-19 | トヨタ自動車株式会社 | 通信制御装置、携帯機並びに通信制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1760900B1 (en) | Rfid tag and rfid tag communication distance modification method | |
JP4519142B2 (ja) | 非接触情報記憶装置内の情報にアクセスするための情報アクセス・システム及びその方法 | |
US7014103B2 (en) | Differential radio frequency identification reader | |
JP2007533204A (ja) | 周波数可変無線認証(rfid)タグ | |
JP2007312177A (ja) | Rfidシステム | |
JP2002074278A (ja) | 無線情報処理装置 | |
JP4463574B2 (ja) | Icタグ用リーダ/ライタ及びicタグ用リーダ/ライタを有する装置 | |
US8274375B2 (en) | Combined RFID reader and transponder with common elements | |
JP4983017B2 (ja) | 情報アクセス・システム、および非接触情報記憶装置内の情報にアクセスする方法 | |
KR20010075032A (ko) | 비접촉 프로그래밍이 가능한 정전 무선 주파수 식별 시스템 | |
JP2000090215A (ja) | リーダ及びライタ装置並びに非接触icカードシステム | |
US20090066482A1 (en) | Radio frequency identification system capable of reducing power consumption and method for operating the same | |
JP5034850B2 (ja) | 通信システム並びに通信装置 | |
WO2000016289A1 (en) | Electrostatic rfid/eas system | |
JP4237572B2 (ja) | リーダライタ | |
JP2003168083A (ja) | リーダライタ | |
JP4825454B2 (ja) | 非接触型リーダライタシステム | |
WO2005064527A1 (ja) | 無線タグ及び無線タグリーダライタ | |
JP2000341170A (ja) | Rf−idを利用したファイル類保管管理システムにおけるアンテナ切替え方式 | |
JP4460683B2 (ja) | リーダライタ | |
JP3478143B2 (ja) | 非接触通信方法、非接触通信媒体、非接触通信装置、乗車カードおよび自動改札機 | |
US20050048949A1 (en) | Wireless communication device and wireless communication method | |
US8938198B2 (en) | Wireless communication device and medium processing apparatus | |
JP4876394B2 (ja) | Rfid及び通信動作距離設定方法 | |
JP5080937B2 (ja) | リーダライタ及びゲートシステム |