JP2001341829A - 物品の搬送装置 - Google Patents
物品の搬送装置Info
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- JP2001341829A JP2001341829A JP2000166432A JP2000166432A JP2001341829A JP 2001341829 A JP2001341829 A JP 2001341829A JP 2000166432 A JP2000166432 A JP 2000166432A JP 2000166432 A JP2000166432 A JP 2000166432A JP 2001341829 A JP2001341829 A JP 2001341829A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 物品を簡便に選り分けて分離搬送することを
可能とする物品の搬送装置。 【解決手段】 投入される物品Wを整列させながら送り
出す物品供給機構Eと、この物品供給機構Eの下流側に
設けられ、物品Wを一列単位にて搬送する物品搬送機構
Cとを備えた物品Wの搬送装置である。物品供給機構E
の搬送路に物品Wの大きさに対して小の開口部16から
落下した不良品となる小さな物品Wを送り出す選り分け
移送部17と、物品搬送機構Cの搬送路に設けられた検
出部S2信号に基づいて不良品と判別された物品Wを物
品搬送機構Cの搬送路から選り分けて除去する不良品排
除機構19と、不良品である物品Wを受けて搬出する選
り分け搬出部20を設け、選り分け移送部17と選り分
け搬出部20によって選り分けられた良品以外の物品W
を一括して集めるストック部18とを配設してなる。
可能とする物品の搬送装置。 【解決手段】 投入される物品Wを整列させながら送り
出す物品供給機構Eと、この物品供給機構Eの下流側に
設けられ、物品Wを一列単位にて搬送する物品搬送機構
Cとを備えた物品Wの搬送装置である。物品供給機構E
の搬送路に物品Wの大きさに対して小の開口部16から
落下した不良品となる小さな物品Wを送り出す選り分け
移送部17と、物品搬送機構Cの搬送路に設けられた検
出部S2信号に基づいて不良品と判別された物品Wを物
品搬送機構Cの搬送路から選り分けて除去する不良品排
除機構19と、不良品である物品Wを受けて搬出する選
り分け搬出部20を設け、選り分け移送部17と選り分
け搬出部20によって選り分けられた良品以外の物品W
を一括して集めるストック部18とを配設してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、投入され
る米菓類などの物品を整列させながら送り出し、次い
で、その物品を一列単位にて搬出するようにしてなる物
品の搬送装置に関するものである。
る米菓類などの物品を整列させながら送り出し、次い
で、その物品を一列単位にて搬出するようにしてなる物
品の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】物品を大量に製造するための製造ライン
においては、それぞれの製造工程間を繋ぐ際に搬送コン
ベヤにより製品である物品を連続的に自動搬送すること
は一般的に行われているが、工程上において搬送される
物品を互いに分離して搬送を行った方が後処理を行いや
すい場合がある。
においては、それぞれの製造工程間を繋ぐ際に搬送コン
ベヤにより製品である物品を連続的に自動搬送すること
は一般的に行われているが、工程上において搬送される
物品を互いに分離して搬送を行った方が後処理を行いや
すい場合がある。
【0003】例えば、米菓類などの物品を大量に自動的
に焼き上げるためには、物品の元となる生地をベルトコ
ンベヤに乗せ、味付けなどを行いつつこれをオーブンな
どに通して焼き上げるようにしており、この焼き上げ後
は湿気ることを防ぐため、あるいは、衛生面を考慮して
包装機械などにより一個毎包装袋に収納して密封保持す
ることが行われている。
に焼き上げるためには、物品の元となる生地をベルトコ
ンベヤに乗せ、味付けなどを行いつつこれをオーブンな
どに通して焼き上げるようにしており、この焼き上げ後
は湿気ることを防ぐため、あるいは、衛生面を考慮して
包装機械などにより一個毎包装袋に収納して密封保持す
ることが行われている。
【0004】この際、物品を前記包装機械によって包装
フィルムにより一個毎包みながらシールする必要があ
り、このため包装機械の前工程となる搬入コンベヤに所
定の間隔を配して物品を送り込むための移送爪を設け、
この移送爪によって物品を前記包装機械側に所定間隔を
開けて送り込むように構成している。
フィルムにより一個毎包みながらシールする必要があ
り、このため包装機械の前工程となる搬入コンベヤに所
定の間隔を配して物品を送り込むための移送爪を設け、
この移送爪によって物品を前記包装機械側に所定間隔を
開けて送り込むように構成している。
【0005】この場合、大量に製造された不揃いの物品
を、列単位にして連続状態に揃えて送り出し、その後一
個毎分離状態にして間隔を開けて前記搬入コンベヤへと
供給して前記包装機側へと送り込む物品の搬送装置とし
て、例えば、特開昭57−9619号公報,特開平3−
200626号公報,特開平5−162714号公報な
どが提案されている。
を、列単位にして連続状態に揃えて送り出し、その後一
個毎分離状態にして間隔を開けて前記搬入コンベヤへと
供給して前記包装機側へと送り込む物品の搬送装置とし
て、例えば、特開昭57−9619号公報,特開平3−
200626号公報,特開平5−162714号公報な
どが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来装置にあっては、物品を一個毎包装袋内に包装するた
めに、その物品となる米菓類を上部を投入口とし、下部
に向かって口径を小さくしてなる漏斗状のホッパ内に投
入し、この投入された物品を振動型物品供給機構によっ
て整列させ、整列させられた物品の有無を検知する検出
器の作動によって次の工程であるベルトコンベヤ上へと
物品を連なった状態にて前記振動型物品供給機構側から
送り出すようにしており、この送り出された物品の最先
側の物品を回転ブラシや回転爪車によって一個毎分離さ
せて前記包装機械の前工程となる搬送コンベヤへと物品
を供給するようにしているが、特に米菓類などのように
物品自体が脆い場合には、物品の供給時などにおいて割
れたり、物品の屑や欠片などが発生したり、あるいは、
無理に送り出そうとすると割れてしまうことがある。
来装置にあっては、物品を一個毎包装袋内に包装するた
めに、その物品となる米菓類を上部を投入口とし、下部
に向かって口径を小さくしてなる漏斗状のホッパ内に投
入し、この投入された物品を振動型物品供給機構によっ
て整列させ、整列させられた物品の有無を検知する検出
器の作動によって次の工程であるベルトコンベヤ上へと
物品を連なった状態にて前記振動型物品供給機構側から
送り出すようにしており、この送り出された物品の最先
側の物品を回転ブラシや回転爪車によって一個毎分離さ
せて前記包装機械の前工程となる搬送コンベヤへと物品
を供給するようにしているが、特に米菓類などのように
物品自体が脆い場合には、物品の供給時などにおいて割
れたり、物品の屑や欠片などが発生したり、あるいは、
無理に送り出そうとすると割れてしまうことがある。
【0007】このため、前記包装機械へ送られる前段階
において、規格に適合する物品(以下、良品と言う)
と、その良品以外の物品である物品の屑や欠片あるいは
割れなどによる規格から外れる物品(以下、不良品と言
う)とを選り分ける必要があり、この選り分け作業は一
般的には、作業者が手作業にて取り除くようにしている
ため、手間がかかるという問題がある。
において、規格に適合する物品(以下、良品と言う)
と、その良品以外の物品である物品の屑や欠片あるいは
割れなどによる規格から外れる物品(以下、不良品と言
う)とを選り分ける必要があり、この選り分け作業は一
般的には、作業者が手作業にて取り除くようにしている
ため、手間がかかるという問題がある。
【0008】本発明は、前記従来例の問題を解決するも
のであって、物品の搬送経路において物品を良品と不良
品とを簡便に選り分けて良品のみを分離搬送することを
可能とする物品の搬送装置を提供することを目的とす
る。
のであって、物品の搬送経路において物品を良品と不良
品とを簡便に選り分けて良品のみを分離搬送することを
可能とする物品の搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、物品の搬送経路において異なる規格
の物品を選別することを可能とする物品の搬送装置を提
供することを目的とする。
の物品を選別することを可能とする物品の搬送装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、投入
される物品を整列させながら送り出す物品供給機構と、
この物品供給機構の下流側に設けられて前記物品を一列
単位にて搬送する物品搬送機構と、を備えた物品の搬送
装置であって、前記物品供給機構の搬送面の所要箇所に
前記物品の大きさに対して小さく形成され、かつ、前記
物品の送りに支障がない程度に設けられた開口部と、そ
の開口部の位置に対応して設けられて前記開口部から落
下する良品以外の物品を送り出す選り分け移送部と、前
記物品搬送機構の搬送路の適所に良品であるか否かを判
別するために設けられた検出部と、この検出部の信号に
基づいて良品以外の物品と判別された前記物品を前記物
品搬送機構の搬送路から選り分けて除去する排除部と、
この排除部によって選り分けられた良品以外の物品を受
けて搬出する選り分け搬出部と、前記選り分け移送部と
前記選り分け搬出部によって選り分けられた良品以外の
物品を一括して集めるストック部と、を備えてなること
を特徴とする物品の搬送装置である。
される物品を整列させながら送り出す物品供給機構と、
この物品供給機構の下流側に設けられて前記物品を一列
単位にて搬送する物品搬送機構と、を備えた物品の搬送
装置であって、前記物品供給機構の搬送面の所要箇所に
前記物品の大きさに対して小さく形成され、かつ、前記
物品の送りに支障がない程度に設けられた開口部と、そ
の開口部の位置に対応して設けられて前記開口部から落
下する良品以外の物品を送り出す選り分け移送部と、前
記物品搬送機構の搬送路の適所に良品であるか否かを判
別するために設けられた検出部と、この検出部の信号に
基づいて良品以外の物品と判別された前記物品を前記物
品搬送機構の搬送路から選り分けて除去する排除部と、
この排除部によって選り分けられた良品以外の物品を受
けて搬出する選り分け搬出部と、前記選り分け移送部と
前記選り分け搬出部によって選り分けられた良品以外の
物品を一括して集めるストック部と、を備えてなること
を特徴とする物品の搬送装置である。
【0011】また、請求項2の発明は、前記請求項1に
おいて、前記物品供給機構として、投入された前記物品
を整列搬送させる振動型物品供給装置によって構成して
なることを特徴とする物品の搬送装置である。
おいて、前記物品供給機構として、投入された前記物品
を整列搬送させる振動型物品供給装置によって構成して
なることを特徴とする物品の搬送装置である。
【0012】また、請求項3の発明は、前記請求項1に
おいて、前記物品搬送機構として、無端状の搬送コンベ
アによって構成してなることを特徴とする物品の搬送装
置である。
おいて、前記物品搬送機構として、無端状の搬送コンベ
アによって構成してなることを特徴とする物品の搬送装
置である。
【0013】また、請求項4の発明は、前記請求項1に
おいて、前記排除部として、エア噴射ノズルによって構
成してなることを特徴とする物品の搬送装置である。
おいて、前記排除部として、エア噴射ノズルによって構
成してなることを特徴とする物品の搬送装置である。
【0014】また、請求項5の発明は、前記請求項1に
おいて、前記物品搬送機構には前記物品を一列に整列搬
送可能に案内するガイド部を設けてなることを特徴とす
る物品の搬送装置である。
おいて、前記物品搬送機構には前記物品を一列に整列搬
送可能に案内するガイド部を設けてなることを特徴とす
る物品の搬送装置である。
【0015】また、請求項6に記載の発明は、投入され
る物品を整列させながら送り出す物品供給機構と、この
物品供給機構における前記物品の送り出し方向の下流側
に設けられて前記物品を一列状に搬送する物品搬送機構
と、を備えた物品の搬送装置であって、前記物品の規格
の形状よりも小さな前記物品を取り除いて前記物品供給
機構の外へ送り出すために前記物品供給機構の適宜箇所
に設ける選別機構と、前記物品を前記物品搬送機構にお
ける前記物品の搬送方向の下流側へ送るか否かを判別し
て前記下流側へ送らない前記物品であると判別される前
記物品を前記物品搬送機構から搬出する搬出機構と、前
記選別機構および前記搬出機構からの前記物品を一括し
て集めるストック部と、を備えることを特徴とする物品
の搬送装置である。
る物品を整列させながら送り出す物品供給機構と、この
物品供給機構における前記物品の送り出し方向の下流側
に設けられて前記物品を一列状に搬送する物品搬送機構
と、を備えた物品の搬送装置であって、前記物品の規格
の形状よりも小さな前記物品を取り除いて前記物品供給
機構の外へ送り出すために前記物品供給機構の適宜箇所
に設ける選別機構と、前記物品を前記物品搬送機構にお
ける前記物品の搬送方向の下流側へ送るか否かを判別し
て前記下流側へ送らない前記物品であると判別される前
記物品を前記物品搬送機構から搬出する搬出機構と、前
記選別機構および前記搬出機構からの前記物品を一括し
て集めるストック部と、を備えることを特徴とする物品
の搬送装置である。
【0016】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
において、前記選別機構は、前記物品の規格の形状より
も小さな前記物品を取り除くために前記物品供給機構の
適宜箇所に設ける選別部と、この選別部からの前記物品
を前記ストック部へ送り出す選り分け移送部と、からな
ることを特徴とする物品の搬送装置である。
において、前記選別機構は、前記物品の規格の形状より
も小さな前記物品を取り除くために前記物品供給機構の
適宜箇所に設ける選別部と、この選別部からの前記物品
を前記ストック部へ送り出す選り分け移送部と、からな
ることを特徴とする物品の搬送装置である。
【0017】また、請求項8に記載の発明は、請求項6
又は請求項7において、前記選別部は、前記物品の規格
形状よりも小さな前記物品を取り除き、かつ、前記規格
内にある前記物品の送り出しには支障を及ぼさないよう
に前記前記物品供給機構の搬送面に設けた開口部からな
ることを特徴とする物品の搬送装置である。
又は請求項7において、前記選別部は、前記物品の規格
形状よりも小さな前記物品を取り除き、かつ、前記規格
内にある前記物品の送り出しには支障を及ぼさないよう
に前記前記物品供給機構の搬送面に設けた開口部からな
ることを特徴とする物品の搬送装置である。
【0018】また、請求項9に記載の発明は、請求項6
において、前記搬出機構は、前記物品を前記物品搬送機
構における前記物品の搬送方向の下流側へ送るか否かを
判別するために前記物品搬送機構の搬送路の適宜箇所に
設ける検出部と、この検出部において前記搬送方向の下
流側へ送らない前記物品であると判別された前記物品を
前記物品搬送機構から排除する排除部と、この排除部に
より排除された前記物品を前記ストック部へ搬出する選
り分け搬出部と、からなることを特徴とする物品の搬送
装置。
において、前記搬出機構は、前記物品を前記物品搬送機
構における前記物品の搬送方向の下流側へ送るか否かを
判別するために前記物品搬送機構の搬送路の適宜箇所に
設ける検出部と、この検出部において前記搬送方向の下
流側へ送らない前記物品であると判別された前記物品を
前記物品搬送機構から排除する排除部と、この排除部に
より排除された前記物品を前記ストック部へ搬出する選
り分け搬出部と、からなることを特徴とする物品の搬送
装置。
【0019】
【発明の実施の形態】投入される物品を整列させながら
送り出す物品供給機構の搬送路の所要箇所に、前記物品
の大きさに対して小さく形成され、かつ、その物品の送
りに支障がない程度に設けられた開口部によって、物品
の屑や欠片などを前記開口部から落下させて良品である
物品と選り分け、選り分けられた前記開口部から落下し
た不良品となる小さな物品を選り分け移送部へと送り込
み、この選り分けられた良品以外の物品を集中的に集積
箱などからなるストック部へと収容することができる。
送り出す物品供給機構の搬送路の所要箇所に、前記物品
の大きさに対して小さく形成され、かつ、その物品の送
りに支障がない程度に設けられた開口部によって、物品
の屑や欠片などを前記開口部から落下させて良品である
物品と選り分け、選り分けられた前記開口部から落下し
た不良品となる小さな物品を選り分け移送部へと送り込
み、この選り分けられた良品以外の物品を集中的に集積
箱などからなるストック部へと収容することができる。
【0020】また、物品供給機構の下流側に設けられ、
前記物品を一列単位にて搬送する物品搬送機構には、前
記物品搬送機構の搬送路の適所に良品であるか否かを判
別するための検出部が設けられ、この検出部からの信号
に基づいて不良品と判別された物品を前記物品搬送機構
の搬送路から選り分けて除去するエア噴射ノズルなどか
らなる不良品排除機構によって前記搬送経路から除去
し、この不良品排除機構によって選り分けられた不良品
である物品を選り分け搬出部によって受けて搬出し、こ
の搬出された不良品である物品を前記ストック部へと送
り込むことにより、前記選り分け移送部と前記選り分け
搬出部とによってそれぞれ選り分けられた良品以外の物
品を、一括して集中的に集積箱などからなるストック部
へと集めることができ、たとえば不良品の回収作業など
を手間を掛けずに行うことが可能となる。
前記物品を一列単位にて搬送する物品搬送機構には、前
記物品搬送機構の搬送路の適所に良品であるか否かを判
別するための検出部が設けられ、この検出部からの信号
に基づいて不良品と判別された物品を前記物品搬送機構
の搬送路から選り分けて除去するエア噴射ノズルなどか
らなる不良品排除機構によって前記搬送経路から除去
し、この不良品排除機構によって選り分けられた不良品
である物品を選り分け搬出部によって受けて搬出し、こ
の搬出された不良品である物品を前記ストック部へと送
り込むことにより、前記選り分け移送部と前記選り分け
搬出部とによってそれぞれ選り分けられた良品以外の物
品を、一括して集中的に集積箱などからなるストック部
へと集めることができ、たとえば不良品の回収作業など
を手間を掛けずに行うことが可能となる。
【0021】また、前記物品供給機構として、投入され
た物品を整列搬送させる振動型物品供給装置によって構
成してなることにより、垂直振動と水平振動との合成ベ
クトルからなる微振動によって物品供給機構の搬送面が
振動し、この搬送面上に沿って良品である物品と物品の
屑や欠片などの細かい不良品である物品までもスムース
に送ることができ、搬送面上に設けられた上記開口部に
よって不良品である物品を落下させて簡単に選り分ける
ことができる。
た物品を整列搬送させる振動型物品供給装置によって構
成してなることにより、垂直振動と水平振動との合成ベ
クトルからなる微振動によって物品供給機構の搬送面が
振動し、この搬送面上に沿って良品である物品と物品の
屑や欠片などの細かい不良品である物品までもスムース
に送ることができ、搬送面上に設けられた上記開口部に
よって不良品である物品を落下させて簡単に選り分ける
ことができる。
【0022】また、物品供給機構や物品搬送機構などの
物品の搬送経路において、前記良品塗料品との物品の選
り分けに換えて、異なる規格の物品を選別することを可
能とする物品の搬送装置として適用することができ、簡
単に規格外の物品を振り分けることができる。
物品の搬送経路において、前記良品塗料品との物品の選
り分けに換えて、異なる規格の物品を選別することを可
能とする物品の搬送装置として適用することができ、簡
単に規格外の物品を振り分けることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明について、米菓類などの物品を
整列させながら送り出し、次いで、その物品を一列単位
にて搬出するようにしてなる物品の搬送装置を例にして
説明する。
整列させながら送り出し、次いで、その物品を一列単位
にて搬出するようにしてなる物品の搬送装置を例にして
説明する。
【0024】図1,図2は、本発明の実施例を示すもの
であり、同図において、米菓類などの物品Wを図示しな
いが包装機械によって包装フィルムにより一個毎包みな
がらシールする際に、前記包装機械の前工程として物品
を搬入するための物品搬入コンベヤ装置Aを設置してい
る。
であり、同図において、米菓類などの物品Wを図示しな
いが包装機械によって包装フィルムにより一個毎包みな
がらシールする際に、前記包装機械の前工程として物品
を搬入するための物品搬入コンベヤ装置Aを設置してい
る。
【0025】物品搬入コンベヤ装置Aは、物品Wを所定
ピッチの間隔を配して送るための移送爪1が設けられた
エンドレス状のチェーンコンベヤ2によって構成されて
おり、このチェーンコンベヤ2はスプロケット3間に平
行に架け渡されており、一方のスプロケット3の軸端に
駆動源となるサーボモータM1が取り付け固定されてい
る。
ピッチの間隔を配して送るための移送爪1が設けられた
エンドレス状のチェーンコンベヤ2によって構成されて
おり、このチェーンコンベヤ2はスプロケット3間に平
行に架け渡されており、一方のスプロケット3の軸端に
駆動源となるサーボモータM1が取り付け固定されてい
る。
【0026】チェーンコンベヤ2に設けられた移送爪1
の搬送経路両側には、フレームからなる案内枠4が設け
られ、この案内枠4に沿って物品Wを移送爪1にて図示
しない包装機械側へと送ることができるように構成して
いる。
の搬送経路両側には、フレームからなる案内枠4が設け
られ、この案内枠4に沿って物品Wを移送爪1にて図示
しない包装機械側へと送ることができるように構成して
いる。
【0027】物品搬入コンベヤ装置Aの入口側には、物
品Wをストック可能とする受け渡し機構Bが物品の搬送
装置の機枠5に設置されており、この実施例における受
け渡し機構Bは、物品Wの一個を乗せて搬送可能とする
プレート6と、このプレート6の上方に回転可能にして
物品Wを送り出す回転送り出しユニット7とを備えてい
る。
品Wをストック可能とする受け渡し機構Bが物品の搬送
装置の機枠5に設置されており、この実施例における受
け渡し機構Bは、物品Wの一個を乗せて搬送可能とする
プレート6と、このプレート6の上方に回転可能にして
物品Wを送り出す回転送り出しユニット7とを備えてい
る。
【0028】回転送り出しユニット7には、機枠5の一
部に回転軸部8が軸支され、この回転軸部8の外周面部
分に等間隔にして二つの柔軟性部材からなる軟圧搬送体
9が取り付け固定されており、回転軸部8は、駆動源と
なるサーボモータM2に接続されている。
部に回転軸部8が軸支され、この回転軸部8の外周面部
分に等間隔にして二つの柔軟性部材からなる軟圧搬送体
9が取り付け固定されており、回転軸部8は、駆動源と
なるサーボモータM2に接続されている。
【0029】受け渡し機構Bの上流側には、物品Wを一
列に供給可能とする物品搬送機構Cが備え付けられてお
り、この物品搬送機構Cはローラ10間にエンドレス状
のベルトコンベヤ11が架け渡されて構成されており、
ローラ10の一方側を駆動ローラ10とし、その駆動ロ
ーラ10には駆動源であるサーボモータM3が連結され
ている。なお、この実施例における物品搬送機構Cにお
いては、物品搬送機構Cの搬入側を高く、搬出側を低く
なるように傾斜状態に配設している物品搬送機構Cとな
るベルトコンベヤ11の表面側には、そのベルトコンベ
ヤ11の長手方向に沿い、物品Wを一列に整列するよう
に位置規整するガイド部Dが設けられており、この実施
例におけるガイド部Dとして、ベルトコンベヤ11の表
面部分に対して垂直方向に立ち上がる物品Wの側面側を
位置決め案内する側壁ガイド部12が設けられている。
列に供給可能とする物品搬送機構Cが備え付けられてお
り、この物品搬送機構Cはローラ10間にエンドレス状
のベルトコンベヤ11が架け渡されて構成されており、
ローラ10の一方側を駆動ローラ10とし、その駆動ロ
ーラ10には駆動源であるサーボモータM3が連結され
ている。なお、この実施例における物品搬送機構Cにお
いては、物品搬送機構Cの搬入側を高く、搬出側を低く
なるように傾斜状態に配設している物品搬送機構Cとな
るベルトコンベヤ11の表面側には、そのベルトコンベ
ヤ11の長手方向に沿い、物品Wを一列に整列するよう
に位置規整するガイド部Dが設けられており、この実施
例におけるガイド部Dとして、ベルトコンベヤ11の表
面部分に対して垂直方向に立ち上がる物品Wの側面側を
位置決め案内する側壁ガイド部12が設けられている。
【0030】物品搬送機構Cの入口側には、投入された
物品Wを整列搬送させる振動型物品供給装置からなる物
品供給機構Eが備え付けられており、この物品供給機構
Eの投入部側には、物品Wを貯留しつつ所定の量を供給
するホッパーコンベヤ装置Fが設置されている。
物品Wを整列搬送させる振動型物品供給装置からなる物
品供給機構Eが備え付けられており、この物品供給機構
Eの投入部側には、物品Wを貯留しつつ所定の量を供給
するホッパーコンベヤ装置Fが設置されている。
【0031】物品Wを整列搬送させる振動型物品供給装
置からなる物品供給機構Eは、この実施例では円形状の
ボウルからなるバケット13と、垂直振動と水平振動と
の二つの振動系の振幅を各々独立して設定できる機能を
備えた振動発生装置14とによって構成されており、バ
ケット13の内周面に沿って螺旋状に物品Wを送り出す
搬送面13Aが緩やかな登り勾配に形成されており、こ
の搬送面13Aの出口側に物品搬送機構Cのベルトコン
ベヤ11の入口部が配置するように設けられている。こ
の場合、バケット13内に多数の物品Wを投入してバケ
ット13を振動発生装置14による垂直振動と水平振動
の合成ベクトルからなる微振動を与えると、多数の物品
Wは螺旋状の傾斜面からなる搬送面13Aを整列しなが
ら徐々に上っていき、次工程である物品搬送機構Cへと
一個毎供給される。
置からなる物品供給機構Eは、この実施例では円形状の
ボウルからなるバケット13と、垂直振動と水平振動と
の二つの振動系の振幅を各々独立して設定できる機能を
備えた振動発生装置14とによって構成されており、バ
ケット13の内周面に沿って螺旋状に物品Wを送り出す
搬送面13Aが緩やかな登り勾配に形成されており、こ
の搬送面13Aの出口側に物品搬送機構Cのベルトコン
ベヤ11の入口部が配置するように設けられている。こ
の場合、バケット13内に多数の物品Wを投入してバケ
ット13を振動発生装置14による垂直振動と水平振動
の合成ベクトルからなる微振動を与えると、多数の物品
Wは螺旋状の傾斜面からなる搬送面13Aを整列しなが
ら徐々に上っていき、次工程である物品搬送機構Cへと
一個毎供給される。
【0032】なお、この実施例におけるホッパーコンベ
ヤ装置Fは、図示しないが前記振動型物品供給装置から
なる物品供給機構Eの内部に設けたセンサからの信号を
受けて物品Wが少なくなった場合には、ホッパーコンベ
ヤ装置Fのモータを回転させて物品供給機構Eのバケッ
ト13内に物品Wを供給し、物品Wが一定量に達した場
合にはホッパーコンベヤ装置Fのモータを停止させ、バ
ケット13内の物品Wの量が多くなりすぎないようにし
ている。
ヤ装置Fは、図示しないが前記振動型物品供給装置から
なる物品供給機構Eの内部に設けたセンサからの信号を
受けて物品Wが少なくなった場合には、ホッパーコンベ
ヤ装置Fのモータを回転させて物品供給機構Eのバケッ
ト13内に物品Wを供給し、物品Wが一定量に達した場
合にはホッパーコンベヤ装置Fのモータを停止させ、バ
ケット13内の物品Wの量が多くなりすぎないようにし
ている。
【0033】また、受け渡し部Bのプレート6上には、
物品搬送機構Cのベルトコンベヤ11による無端状ベル
トからなる物品Wの搬送路11Aの幅寸法を設定する側
壁ガイド部12に合わせて、ガイド板15が左右に設置
されており、物品搬送機構Cの側壁ガイド部12とプレ
ート6上のガイド板15とは、物品Wの幅寸法に合わせ
て移動調整可能に設けられている。
物品搬送機構Cのベルトコンベヤ11による無端状ベル
トからなる物品Wの搬送路11Aの幅寸法を設定する側
壁ガイド部12に合わせて、ガイド板15が左右に設置
されており、物品搬送機構Cの側壁ガイド部12とプレ
ート6上のガイド板15とは、物品Wの幅寸法に合わせ
て移動調整可能に設けられている。
【0034】また、この実施例においては、前記包装機
械の前工程に設置された物品搬入コンベヤ装置Aのチェ
ーンコンベヤ2に所定のピッチ間隔に設けられた移送爪
1の位置を読み取る位置割り出しセンサS1が設けら
れ、この位置割り出しセンサS1の信号を基準にして、
受け渡し機構Bの回転送り出しユニット7の全体の動作
を設定して前記包装機械との同期制御を行っている。
械の前工程に設置された物品搬入コンベヤ装置Aのチェ
ーンコンベヤ2に所定のピッチ間隔に設けられた移送爪
1の位置を読み取る位置割り出しセンサS1が設けら
れ、この位置割り出しセンサS1の信号を基準にして、
受け渡し機構Bの回転送り出しユニット7の全体の動作
を設定して前記包装機械との同期制御を行っている。
【0035】なお、受け渡し機構Bの回転送り出しユニ
ット7には、二つの軟圧搬送体9が取り付けてある回転
軸部8に、回転角度180度に一回の原点信号を発生さ
せる原点センサ(図示せず)が取り付けてあり、その信
号を基準にして回転軸部8自体の回転を加減速すること
で物品Wの長さが異なる場合や、搬送爪1のピッチが異
なる包装機械に対応する場合、あるいは、前記包装機械
の運転速度を変えて時間当たりの生産個数を変える場合
などに対応することができるようにしている。
ット7には、二つの軟圧搬送体9が取り付けてある回転
軸部8に、回転角度180度に一回の原点信号を発生さ
せる原点センサ(図示せず)が取り付けてあり、その信
号を基準にして回転軸部8自体の回転を加減速すること
で物品Wの長さが異なる場合や、搬送爪1のピッチが異
なる包装機械に対応する場合、あるいは、前記包装機械
の運転速度を変えて時間当たりの生産個数を変える場合
などに対応することができるようにしている。
【0036】ところで、この実施例にあっては、物品供
給機構Eには、バケット13の内周面に沿って螺旋状に
物品を送り出す搬送面13Aが緩やかな登り勾配に形成
されており、この搬送面13Aの途中に物品Wの大きさ
に対して小さく、かつ、その物品Wの送りに支障がない
程度の小さな穴からなる開口部16設けられており、こ
の実施例では螺旋状の搬送面13Aの搬送経路の2箇所
にそれぞれ開口部16が形成され、搬送面13Aの出口
側と対向して物品搬送機構Cのベルトコンベヤ11の入
口部が位置するように設置されている。この場合、バケ
ット13内に多数の物品Wを投入してバケット13を振
動発生装置14による垂直振動と水平振動の合成ベクト
ルからなる微振動を与えると、多数の物品Wは螺旋状の
傾斜面からなる搬送面13Aを整列しながら徐々に上っ
ていき、次工程である物品搬送機構Cへと一個毎排出さ
れる。
給機構Eには、バケット13の内周面に沿って螺旋状に
物品を送り出す搬送面13Aが緩やかな登り勾配に形成
されており、この搬送面13Aの途中に物品Wの大きさ
に対して小さく、かつ、その物品Wの送りに支障がない
程度の小さな穴からなる開口部16設けられており、こ
の実施例では螺旋状の搬送面13Aの搬送経路の2箇所
にそれぞれ開口部16が形成され、搬送面13Aの出口
側と対向して物品搬送機構Cのベルトコンベヤ11の入
口部が位置するように設置されている。この場合、バケ
ット13内に多数の物品Wを投入してバケット13を振
動発生装置14による垂直振動と水平振動の合成ベクト
ルからなる微振動を与えると、多数の物品Wは螺旋状の
傾斜面からなる搬送面13Aを整列しながら徐々に上っ
ていき、次工程である物品搬送機構Cへと一個毎排出さ
れる。
【0037】また、バケット13の搬送面13Aに設け
られたそれぞれの開口部16の下方位置には、開口部1
6から落下した良品以外の物品W例えば規格よりも形状
が小さくて不良品である物品Wを送り出すシューターか
らなる選り分け移送部17が設置され、そのシューター
からなる選り分け移送部17の排出側に、選り分けられ
た良品以外の物品Wを一括して収容するための集積箱な
どからなるストック部18が設けられている。
られたそれぞれの開口部16の下方位置には、開口部1
6から落下した良品以外の物品W例えば規格よりも形状
が小さくて不良品である物品Wを送り出すシューターか
らなる選り分け移送部17が設置され、そのシューター
からなる選り分け移送部17の排出側に、選り分けられ
た良品以外の物品Wを一括して収容するための集積箱な
どからなるストック部18が設けられている。
【0038】また、物品搬送機構Cのベルトコンベヤ1
1の搬送路11Aの途上には、良品である物品Wと、良
品以外の物品W例えば半分に割れてしまった不良品であ
る物品Wと、を判別するための物品判別センサS2から
なる検出部が設けられており、この物品判別センサS2
の検出信号に基づいて不良品と判別された物品Wを物品
搬送機構Cの搬送路11Aから選り分けて除去するエア
噴射ノズル19Aなどからなる排除部19が搬送路11
Aの脇に設けられ、この排除部19のエア噴射ノズル1
9Aの作動によって選り分けられた良品以外の物品Wを
搬送路11Aから除去してシューターなどからなる選り
分け搬出部20へと送り込み、この選り分け搬出部20
によって受けて良品以外の物品Wを搬出し、この搬出さ
れた物品Wをストック部18へと送り込むことにより、
選り分け移送部17と選り分け搬出部20によってそれ
ぞれ選り分けられた良品以外の物品Wを一括してストッ
ク部18へと集めることができ、たとえば不良品の回収
作業などを手間を掛けずに行うことを可能としている。
1の搬送路11Aの途上には、良品である物品Wと、良
品以外の物品W例えば半分に割れてしまった不良品であ
る物品Wと、を判別するための物品判別センサS2から
なる検出部が設けられており、この物品判別センサS2
の検出信号に基づいて不良品と判別された物品Wを物品
搬送機構Cの搬送路11Aから選り分けて除去するエア
噴射ノズル19Aなどからなる排除部19が搬送路11
Aの脇に設けられ、この排除部19のエア噴射ノズル1
9Aの作動によって選り分けられた良品以外の物品Wを
搬送路11Aから除去してシューターなどからなる選り
分け搬出部20へと送り込み、この選り分け搬出部20
によって受けて良品以外の物品Wを搬出し、この搬出さ
れた物品Wをストック部18へと送り込むことにより、
選り分け移送部17と選り分け搬出部20によってそれ
ぞれ選り分けられた良品以外の物品Wを一括してストッ
ク部18へと集めることができ、たとえば不良品の回収
作業などを手間を掛けずに行うことを可能としている。
【0039】従って、本願発明による物品Wの搬送装置
の作用を詳述すると、物品Wは不揃いのままコンベヤに
乗せられて搬送され、ホッパーコンベヤ装置Fへと送ら
れ、このホッパーコンベヤ装置F内にて一旦貯留した後
に、前記振動型物品供給装置からなる物品供給機構Eの
内部すなわち物品供給機構Eのバケット13の内部に一
定の量が供給されるようにバケット13内に設けた図示
しないセンサからの信号を受けて物品Wを供給するよう
にしているため、物品Wの搬送装置を自動化を行うに際
し有益であり、この物品Wの供給時において、物品供給
機構Eとして、投入された物品Wを整列搬送させる振動
型物品供給装置によって構成してなることにより、垂直
振動と水平振動との合成ベクトルからなる微振動によっ
て物品供給機構Eの搬送面11Aが振動し、この搬送面
11A上に沿って良品である物品Wと良品以外の物品W
をスムースに送ることができ、これにより搬送面A上に
設けられた開口部16によって規格の形状よりも小さい
不良品である物品Wのみを落下させて簡単に選り分ける
ことができる。
の作用を詳述すると、物品Wは不揃いのままコンベヤに
乗せられて搬送され、ホッパーコンベヤ装置Fへと送ら
れ、このホッパーコンベヤ装置F内にて一旦貯留した後
に、前記振動型物品供給装置からなる物品供給機構Eの
内部すなわち物品供給機構Eのバケット13の内部に一
定の量が供給されるようにバケット13内に設けた図示
しないセンサからの信号を受けて物品Wを供給するよう
にしているため、物品Wの搬送装置を自動化を行うに際
し有益であり、この物品Wの供給時において、物品供給
機構Eとして、投入された物品Wを整列搬送させる振動
型物品供給装置によって構成してなることにより、垂直
振動と水平振動との合成ベクトルからなる微振動によっ
て物品供給機構Eの搬送面11Aが振動し、この搬送面
11A上に沿って良品である物品Wと良品以外の物品W
をスムースに送ることができ、これにより搬送面A上に
設けられた開口部16によって規格の形状よりも小さい
不良品である物品Wのみを落下させて簡単に選り分ける
ことができる。
【0040】また、物品供給機構Eによる振動型物品供
給装置のバケット13の内部に供給された物品Wは、前
述したように前記バケット13を振動発生装置14によ
る垂直振動と水平振動の合成ベクトルからなる微振動を
与えることにより、多数の物品Wは螺旋状の傾斜面から
なる搬送面13Aを整列しながら徐々に上っていき、次
工程である物品搬送機構Cへと一つ一つ連続して供給さ
れ、物品搬送機構C側へと送り出された物品Wは、駆動
源となるサーボモータM3の回転駆動によりベルトコン
ベヤ11が作動し、このベルトコンベヤ11の移行に伴
い物品Wがガイド部Dに沿って一列に整列されて連続状
態に連なって送られる。
給装置のバケット13の内部に供給された物品Wは、前
述したように前記バケット13を振動発生装置14によ
る垂直振動と水平振動の合成ベクトルからなる微振動を
与えることにより、多数の物品Wは螺旋状の傾斜面から
なる搬送面13Aを整列しながら徐々に上っていき、次
工程である物品搬送機構Cへと一つ一つ連続して供給さ
れ、物品搬送機構C側へと送り出された物品Wは、駆動
源となるサーボモータM3の回転駆動によりベルトコン
ベヤ11が作動し、このベルトコンベヤ11の移行に伴
い物品Wがガイド部Dに沿って一列に整列されて連続状
態に連なって送られる。
【0041】この際、物品搬送機構Cのベルトコンベヤ
11の搬送路11A上に良品以外の物品Wが供給されて
くると、前述したように物品判別センサS2が不良品で
あることを判別して作動し、この作動によって排除部1
9のエア噴射ノズル19Aにエアを供給することによっ
て不良品である物品Wが飛ばされてベルトコンベヤ11
の搬送路11Aから除去されて選り分け搬出部20へと
送り込まれ、この選り分け搬出部20を介してストック
部18へと送られ、選り分け移送部17と選り分け搬出
部20とによってそれぞれ選り分けられた良品以外の物
品Wを一括してストック部18へ集めるられる。
11の搬送路11A上に良品以外の物品Wが供給されて
くると、前述したように物品判別センサS2が不良品で
あることを判別して作動し、この作動によって排除部1
9のエア噴射ノズル19Aにエアを供給することによっ
て不良品である物品Wが飛ばされてベルトコンベヤ11
の搬送路11Aから除去されて選り分け搬出部20へと
送り込まれ、この選り分け搬出部20を介してストック
部18へと送られ、選り分け移送部17と選り分け搬出
部20とによってそれぞれ選り分けられた良品以外の物
品Wを一括してストック部18へ集めるられる。
【0042】また、ベルトコンベヤ11によって連続状
態に送られてきた良品である物品Wは、その先頭となる
最先の物品Wが後続の物品Wに押されて受け渡し部Bの
プレート6上に一つだけ分離状態にして供給され、この
受け渡し部Bのプレート6上に送られてきた物品Wは、
物品搬送部Aのチェーンコンベヤ2に所定のピッチ間隔
に設けられた移送爪1の移動位置を読み取る位置割り出
しセンサS1の作動によって、サーボモータM2も作動
して回転軸部8が回転し、回転軸部8の周りに取り付け
られた軟圧搬送体9が回転駆動しながら物品Wを軽く押
し付けながらプレート6上からチェーンコンベヤ2上へ
と送り出し、所定のピッチ間隔に設けられた移送爪1の
間に物品Wを送り出して供給することができる。
態に送られてきた良品である物品Wは、その先頭となる
最先の物品Wが後続の物品Wに押されて受け渡し部Bの
プレート6上に一つだけ分離状態にして供給され、この
受け渡し部Bのプレート6上に送られてきた物品Wは、
物品搬送部Aのチェーンコンベヤ2に所定のピッチ間隔
に設けられた移送爪1の移動位置を読み取る位置割り出
しセンサS1の作動によって、サーボモータM2も作動
して回転軸部8が回転し、回転軸部8の周りに取り付け
られた軟圧搬送体9が回転駆動しながら物品Wを軽く押
し付けながらプレート6上からチェーンコンベヤ2上へ
と送り出し、所定のピッチ間隔に設けられた移送爪1の
間に物品Wを送り出して供給することができる。
【0043】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能であり、例えば前記実施例では、物品供給機
構Eの搬送面13Aには開口部16を2箇所に設けてい
たが、搬送面の長さや物品Wの形状や大きさなどに応じ
て開口部16の個数を設定すれば良いものであり、また
開口部16の孔の形状として前記実施例では長孔形状に
て形成していたが、小さな丸孔やスリット状の開口孔で
あっても良く、それらの形状については適宜変更可能で
あり、また、場合によっては開口部16の孔の大きさ
を、例えば物品Wの大きさによって移動調整可能に設け
ても良いものである。
ものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能であり、例えば前記実施例では、物品供給機
構Eの搬送面13Aには開口部16を2箇所に設けてい
たが、搬送面の長さや物品Wの形状や大きさなどに応じ
て開口部16の個数を設定すれば良いものであり、また
開口部16の孔の形状として前記実施例では長孔形状に
て形成していたが、小さな丸孔やスリット状の開口孔で
あっても良く、それらの形状については適宜変更可能で
あり、また、場合によっては開口部16の孔の大きさ
を、例えば物品Wの大きさによって移動調整可能に設け
ても良いものである。
【0044】また、物品搬送機構Cの搬送路11Aの途
上に設けられた物品判別センサS2として、前記実施例
では反射型のセンサを用いていたが、画像認識による物
品判別センサであってもよいものであり、また前記実施
例では、物品判別センサS2の検出信号に基づいて不良
品と判別された物品Wを物品搬送機構Cの搬送路11A
から選り分けて除去する排除部19としてエア噴射ノズ
ル19Aを1個のみを設置して設けていたが、エア噴射
ノズル19Aの個数を増やしたり、あるいは、その取り
付ける向きなどは適宜設定すれば良いものである。
上に設けられた物品判別センサS2として、前記実施例
では反射型のセンサを用いていたが、画像認識による物
品判別センサであってもよいものであり、また前記実施
例では、物品判別センサS2の検出信号に基づいて不良
品と判別された物品Wを物品搬送機構Cの搬送路11A
から選り分けて除去する排除部19としてエア噴射ノズ
ル19Aを1個のみを設置して設けていたが、エア噴射
ノズル19Aの個数を増やしたり、あるいは、その取り
付ける向きなどは適宜設定すれば良いものである。
【0045】なお、物品供給機構Eに設けられた螺旋状
の搬送面13Aに沿って各物品Wが順次搬送されるが、
この搬送時において、物品Wから生じる物品Wの細かい
屑や欠片などが搬送面13Aに沿って物品Wとともに物
品搬送機構C側へと送り出されることが懸念されるが、
物品Wに対して小さな穴からなる開口部16によって搬
送面13A上から所定の場所に外部へと落とすことがで
き、これにより物品Wの物品搬送機構Cの搬送路11A
の供給路箇所が汚れてしまうという問題を改善すること
もできる。
の搬送面13Aに沿って各物品Wが順次搬送されるが、
この搬送時において、物品Wから生じる物品Wの細かい
屑や欠片などが搬送面13Aに沿って物品Wとともに物
品搬送機構C側へと送り出されることが懸念されるが、
物品Wに対して小さな穴からなる開口部16によって搬
送面13A上から所定の場所に外部へと落とすことがで
き、これにより物品Wの物品搬送機構Cの搬送路11A
の供給路箇所が汚れてしまうという問題を改善すること
もできる。
【0046】なお、この発明に係る物品の搬送装置は、
不良品と呼ばれる良品以外の物品Wを排除する目的での
使用だけでなく、物品供給機構Eに設ける選別機構(選
別部16、選り分け移送部17)や、物品搬送機構Cに
設ける搬出機構(検出部S2、排除部19、選り分け搬
出部20)の各設定により、異なる規格の物品Wを選別
する目的での使用も可能である。
不良品と呼ばれる良品以外の物品Wを排除する目的での
使用だけでなく、物品供給機構Eに設ける選別機構(選
別部16、選り分け移送部17)や、物品搬送機構Cに
設ける搬出機構(検出部S2、排除部19、選り分け搬
出部20)の各設定により、異なる規格の物品Wを選別
する目的での使用も可能である。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による物品
の搬送装置においては、物品の搬送経路において物品を
良品と不良品とを簡便に選り分けて良品のみを分離搬送
することを可能とする物品の搬送装置を実現することが
でき、また、物品の搬送経路において異なる規格の物品
を選別することを可能とする物品の搬送装置を実現する
ことができるものである。
の搬送装置においては、物品の搬送経路において物品を
良品と不良品とを簡便に選り分けて良品のみを分離搬送
することを可能とする物品の搬送装置を実現することが
でき、また、物品の搬送経路において異なる規格の物品
を選別することを可能とする物品の搬送装置を実現する
ことができるものである。
【図1】 本発明の実施例である物品の搬送装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】 同上実施例のホッパコンベヤ装置を取り除い
た搬送装置の主要部を示す側面図である。
た搬送装置の主要部を示す側面図である。
A 物品搬入コンベヤ装置 B 受け渡し機構 C 物品搬送機構 D ガイド部 E 物品供給機構 F ホッパーコンベヤ装置 M1,M2,M3 サーボモータ S1 位置割り出しセンサ S2 物品判別センサ(検出部、搬出機構) W 物品 1 移送爪 2 チェーンコンベヤ(搬送コンベヤ) 3 スプロケット 4 案内枠 5 機枠 6 プレート 7 回転送り出しユニット 8 回転軸部 9 軟圧搬送体 10 ローラ 11 ベルトコンベヤ 11A 搬送路 12 側壁ガイド部 13 バケット 13A 搬送面 14 振動発生装置 15 ガイド板 16 開口部(選別機構、選別部) 17 選り分け移送部(選別機構) 18 ストック部 19 排除部(搬出機構) 19A エア噴射ノズル 20 選り分け搬出部(搬出機構)
Claims (9)
- 【請求項1】 投入される物品を整列させながら送り出
す物品供給機構と、この物品供給機構の下流側に設けら
れて前記物品を一列単位にて搬送する物品搬送機構と、
を備えた物品の搬送装置であって、前記物品供給機構の
搬送面の所要箇所に前記物品の大きさに対して小さく形
成され、かつ、前記物品の送りに支障がない程度に設け
られた開口部と、その開口部の位置に対応して設けられ
て前記開口部から落下する良品以外の物品を送り出す選
り分け移送部と、前記物品搬送機構の搬送路の適所に良
品であるか否かを判別するために設けられた検出部と、
この検出部の信号に基づいて良品以外の物品と判別され
た前記物品を前記物品搬送機構の搬送路から選り分けて
除去する排除部と、この排除部によって選り分けられた
良品以外の物品を受けて搬出する選り分け搬出部と、前
記選り分け移送部と前記選り分け搬出部によって選り分
けられた良品以外の物品を一括して集めるストック部
と、を備えてなることを特徴とする物品の搬送装置。 - 【請求項2】 前記物品供給機構として、投入された前
記物品を整列搬送させる振動型物品供給装置によって構
成してなることを特徴とする請求項1に記載の物品の搬
送装置。 - 【請求項3】 前記物品搬送機構として、無端状の搬送
コンベアによって構成してなることを特徴とする請求項
1に記載の物品の搬送装置。 - 【請求項4】 前記排除部として、エア噴射ノズルによ
って構成してなることを特徴とする請求項1に記載の物
品の搬送装置。 - 【請求項5】 前記物品搬送機構には前記物品を一列に
整列搬送可能に案内するガイド部を設けてなることを特
徴とする請求項1に記載の物品の搬送装置。 - 【請求項6】 投入される物品を整列させながら送り出
す物品供給機構と、この物品供給機構における前記物品
の送り出し方向の下流側に設けられて前記物品を一列状
に搬送する物品搬送機構と、を備えた物品の搬送装置で
あって、前記物品の規格の形状よりも小さな前記物品を
取り除いて前記物品供給機構の外へ送り出すために前記
物品供給機構の適宜箇所に設ける選別機構と、前記物品
を前記物品搬送機構における前記物品の搬送方向の下流
側へ送るか否かを判別して前記下流側へ送らない前記物
品であると判別される前記物品を前記物品搬送機構から
搬出する搬出機構と、前記選別機構および前記搬出機構
からの前記物品を一括して集めるストック部と、を備え
ることを特徴とする物品の搬送装置。 - 【請求項7】 前記選別機構は、前記物品の規格の形状
よりも小さな前記物品を取り除くために前記物品供給機
構の適宜箇所に設ける選別部と、この選別部からの前記
物品を前記ストック部へ送り出す選り分け移送部と、か
らなることを特徴とする請求項6に記載の物品の搬送装
置。 - 【請求項8】 前記選別部は、前記物品の規格形状より
も小さな前記物品を取り除き、かつ、前記規格内にある
前記物品の送り出しには支障を及ぼさないように前記前
記物品供給機構の搬送面に設けた開口部からなることを
特徴とする請求項6、又は、請求項7の何れかに記載の
物品の搬送装置。 - 【請求項9】 前記搬出機構は、前記物品を前記物品搬
送機構における前記物品の搬送方向の下流側へ送るか否
かを判別するために前記物品搬送機構の搬送路の適宜箇
所に設ける検出部と、この検出部において前記搬送方向
の下流側へ送らない前記物品であると判別された前記物
品を前記物品搬送機構から排除する排除部と、この排除
部により排除された前記物品を前記ストック部へ搬出す
る選り分け搬出部と、からなることを特徴とする請求項
6に記載の物品の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000166432A JP2001341829A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 物品の搬送装置 |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2000166432A Pending JP2001341829A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 物品の搬送装置 |
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JP (1) | JP2001341829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110732493A (zh) * | 2018-07-18 | 2020-01-31 | 大连因特视智能传感科技有限公司 | 具有基于图像处理的可编程伸缩分拣模组的货物分拣设备 |
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2000
- 2000-05-31 JP JP2000166432A patent/JP2001341829A/ja active Pending
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CN110732493A (zh) * | 2018-07-18 | 2020-01-31 | 大连因特视智能传感科技有限公司 | 具有基于图像处理的可编程伸缩分拣模组的货物分拣设备 |
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