JP2001249802A - 伝送方法、伝送システム、伝送制御装置及び入力装置 - Google Patents
伝送方法、伝送システム、伝送制御装置及び入力装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 IEEE1394方式などのネットワークを
使用して伝送を行う際に、各機器間でのバージョンの不
整合による問題を簡単に回避できるようにする。 【解決手段】 所定のネットワークに接続された出力機
器に得られるデータを、その出力機器からネットワーク
に送出し、ネットワークに接続された入力機器でそのデ
ータを受信する場合に、出力機器又はネットワーク上で
の伝送を管理するコントローラは、入力機器に設定され
た機能のバージョンを問い合わせる第1の指令を送り、
その第1の指令に対する返送で入力機器に設定されたバ
ージョンを確認し、その確認した入力機器のバージョン
より、出力機器又はコントローラに設定されたバージョ
ンの方が低いバージョンであるとき、入力機器に設定さ
れるバージョンを低いバージョンに変更する第2の指令
を入力機器に送ってバージョンを変更させてから、出力
機器からのデータの伝送を開始させるようにした。
使用して伝送を行う際に、各機器間でのバージョンの不
整合による問題を簡単に回避できるようにする。 【解決手段】 所定のネットワークに接続された出力機
器に得られるデータを、その出力機器からネットワーク
に送出し、ネットワークに接続された入力機器でそのデ
ータを受信する場合に、出力機器又はネットワーク上で
の伝送を管理するコントローラは、入力機器に設定され
た機能のバージョンを問い合わせる第1の指令を送り、
その第1の指令に対する返送で入力機器に設定されたバ
ージョンを確認し、その確認した入力機器のバージョン
より、出力機器又はコントローラに設定されたバージョ
ンの方が低いバージョンであるとき、入力機器に設定さ
れるバージョンを低いバージョンに変更する第2の指令
を入力機器に送ってバージョンを変更させてから、出力
機器からのデータの伝送を開始させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE
(The Institute of Electrical and ElectronicsEngin
eers )1394方式のバスラインで複数台の機器を接
続して、その機器間でデータ伝送を行う場合に適用して
好適な伝送方法及び伝送システムと、その伝送システム
を組むのに必要な伝送制御装置及び入力装置に関する。
(The Institute of Electrical and ElectronicsEngin
eers )1394方式のバスラインで複数台の機器を接
続して、その機器間でデータ伝送を行う場合に適用して
好適な伝送方法及び伝送システムと、その伝送システム
を組むのに必要な伝送制御装置及び入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394方式のシリアルデータ
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量の動画
データ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送する
際に使用されるアイソクロナス転送モードと、静止画
像,テキストデータ,制御コマンドなどを確実に伝送す
る際に使用されるアシンクロナス転送モードとが用意さ
れ、それぞれのモード毎に専用の帯域が伝送に使用さ
れ、両モードの伝送は1つのバス上で混在できるように
してある。
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量の動画
データ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送する
際に使用されるアイソクロナス転送モードと、静止画
像,テキストデータ,制御コマンドなどを確実に伝送す
る際に使用されるアシンクロナス転送モードとが用意さ
れ、それぞれのモード毎に専用の帯域が伝送に使用さ
れ、両モードの伝送は1つのバス上で混在できるように
してある。
【0003】このようなバスで接続された複数台の機器
間でデータを伝送することで可能な処理の一例をあげる
と、例えばビデオカメラやデジタルスチルカメラのよう
な映像信号源を、バスを介してプリンタ装置に接続し、
映像信号源が出力する静止画像を、プリンタ装置で印刷
させることが可能である。このような印刷のための静止
画像データの伝送は、アシンクロナス転送モードで伝送
される。なお、アシンクロナス転送モードで伝送を行う
際には、データの送出側の機器(出力装置)をプロデュ
ーサと称し、データの受信側の機器(入力装置)をコン
スーマと称する。また、このプロデューサとコンスーマ
とのデータ伝送の制御を行う伝送制御装置を、コントロ
ーラと称する。コントローラについては、プロデューサ
又はコンスーマが兼ねる場合もある。
間でデータを伝送することで可能な処理の一例をあげる
と、例えばビデオカメラやデジタルスチルカメラのよう
な映像信号源を、バスを介してプリンタ装置に接続し、
映像信号源が出力する静止画像を、プリンタ装置で印刷
させることが可能である。このような印刷のための静止
画像データの伝送は、アシンクロナス転送モードで伝送
される。なお、アシンクロナス転送モードで伝送を行う
際には、データの送出側の機器(出力装置)をプロデュ
ーサと称し、データの受信側の機器(入力装置)をコン
スーマと称する。また、このプロデューサとコンスーマ
とのデータ伝送の制御を行う伝送制御装置を、コントロ
ーラと称する。コントローラについては、プロデューサ
又はコンスーマが兼ねる場合もある。
【0004】なお、IEEE1394方式のシリアルデ
ータバスで、オーディオ機器やビデオ機器を接続して、
その機器間でデータ伝送を行う場合には、例えばAV/
Cコマンド(AV/C Command Transaction Set)と称され
る制御コマンドの伝送方式が適用できる。AV/Cコマ
ンドの詳細については、http://www.1394TA.org に公開
されている。
ータバスで、オーディオ機器やビデオ機器を接続して、
その機器間でデータ伝送を行う場合には、例えばAV/
Cコマンド(AV/C Command Transaction Set)と称され
る制御コマンドの伝送方式が適用できる。AV/Cコマ
ンドの詳細については、http://www.1394TA.org に公開
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IEEE1
394方式のシリアルデータバスなどで複数の機器を接
続して、上述した印刷などの処理を行うためには、プロ
デューサとコンスーマとに設定された処理機能のバージ
ョンが一致している必要がある。即ち、例えばコンスー
マがプリンタである場合には、そのプリンタで印刷可能
な画像データの形式がバージョン毎に定めてあり、プロ
デューサが送出可能な画像データの形式についても、バ
ージョン毎に異なる可能性がある。このような場合、プ
ロデューサとコンスーマとの間でバージョンが一致しな
いと、プロデューサから出力させたデータを、コンスー
マで受信して印刷できないことが発生する。
394方式のシリアルデータバスなどで複数の機器を接
続して、上述した印刷などの処理を行うためには、プロ
デューサとコンスーマとに設定された処理機能のバージ
ョンが一致している必要がある。即ち、例えばコンスー
マがプリンタである場合には、そのプリンタで印刷可能
な画像データの形式がバージョン毎に定めてあり、プロ
デューサが送出可能な画像データの形式についても、バ
ージョン毎に異なる可能性がある。このような場合、プ
ロデューサとコンスーマとの間でバージョンが一致しな
いと、プロデューサから出力させたデータを、コンスー
マで受信して印刷できないことが発生する。
【0006】このようなバージョンの不整合による動作
不能に関する問題は、機器のバージョンアップにより生
じる場合がある。即ち、制御機能を更新可能な機器の場
合には、その制御プログラムの更新により、バージョン
を新しいものに更新するバージョンアップを行うことが
ある。このバージョンアップを随時行うことで、最新の
形式のデータについても扱うことが可能になる。ところ
が、このバージョンアップを行うことで、一部の古い形
式のデータについては処理できなくなる場合がある。具
体的には、最新の形式のデータ処理機能と、古い形式の
データ処理機能の2つの処理機能を共存させることが不
可能である場合、通常のバージョンアップでは、最新の
形式のデータ処理機能だけが設定されて、更新前のバー
ジョンで用意されていた古い形式のデータ処理機能につ
いては、削除されることになる。
不能に関する問題は、機器のバージョンアップにより生
じる場合がある。即ち、制御機能を更新可能な機器の場
合には、その制御プログラムの更新により、バージョン
を新しいものに更新するバージョンアップを行うことが
ある。このバージョンアップを随時行うことで、最新の
形式のデータについても扱うことが可能になる。ところ
が、このバージョンアップを行うことで、一部の古い形
式のデータについては処理できなくなる場合がある。具
体的には、最新の形式のデータ処理機能と、古い形式の
データ処理機能の2つの処理機能を共存させることが不
可能である場合、通常のバージョンアップでは、最新の
形式のデータ処理機能だけが設定されて、更新前のバー
ジョンで用意されていた古い形式のデータ処理機能につ
いては、削除されることになる。
【0007】従来、IEEE1394方式のバス等のネ
ットワークに接続された機器間で、このようなバージョ
ンの不整合による処理不能、特にバージョンアップに伴
った処理不能が発生した場合には、対応した機器のバー
ジョンを変更する操作を、ユーザが個別に行う必要があ
り、迅速に対処することは不可能であった。
ットワークに接続された機器間で、このようなバージョ
ンの不整合による処理不能、特にバージョンアップに伴
った処理不能が発生した場合には、対応した機器のバー
ジョンを変更する操作を、ユーザが個別に行う必要があ
り、迅速に対処することは不可能であった。
【0008】本発明の目的は、IEEE1394方式な
どのネットワークを使用して伝送を行う際に、各機器間
でのバージョンの不整合による問題を簡単に回避できる
ようにすることにある。
どのネットワークを使用して伝送を行う際に、各機器間
でのバージョンの不整合による問題を簡単に回避できる
ようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、所定
のネットワークに接続された出力機器に得られるデータ
を、その出力機器からネットワークに送出し、ネットワ
ークに接続された入力機器でそのデータを受信する場合
に、出力機器又はネットワーク上での伝送を管理するコ
ントローラは、入力機器に設定された機能のバージョン
を問い合わせる第1の指令を送り、その第1の指令に対
する返送で入力機器に設定されたバージョンを確認し、
その確認した入力機器のバージョンより、出力機器又は
コントローラに設定されたバージョンの方が低いバージ
ョンであるとき、入力機器に設定されるバージョンを低
いバージョンに変更する第2の指令を入力機器に送って
バージョンを変更させてから、出力機器からのデータの
伝送を開始させるようにした。
のネットワークに接続された出力機器に得られるデータ
を、その出力機器からネットワークに送出し、ネットワ
ークに接続された入力機器でそのデータを受信する場合
に、出力機器又はネットワーク上での伝送を管理するコ
ントローラは、入力機器に設定された機能のバージョン
を問い合わせる第1の指令を送り、その第1の指令に対
する返送で入力機器に設定されたバージョンを確認し、
その確認した入力機器のバージョンより、出力機器又は
コントローラに設定されたバージョンの方が低いバージ
ョンであるとき、入力機器に設定されるバージョンを低
いバージョンに変更する第2の指令を入力機器に送って
バージョンを変更させてから、出力機器からのデータの
伝送を開始させるようにした。
【0010】本発明によると、ネットワークに接続され
た入力機器のバージョンを、出力機器のバージョンに合
わせるような下位のバージョンへの変更が、コントロー
ラからの指令に基づいて自動的に実行されるようにな
る。
た入力機器のバージョンを、出力機器のバージョンに合
わせるような下位のバージョンへの変更が、コントロー
ラからの指令に基づいて自動的に実行されるようにな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態による伝送
システムの接続構成を示すブロック図である。本例にお
いては、それぞれがIEEE1394インターフェース
方式で規定されたバスライン9に接続可能な端子を備え
た複数台の機器1,2,3が、バス9で相互に接続して
ある。用意された機器1〜3としては、例えば撮影動作
で取り込んだ静止画像データ(又は動画像データ)を、
用意された記憶媒体に記憶させることができるデジタル
スチルカメラ1と、静止画像データ(又は動画像データ
の内の任意の1フレーム又は1フィールドの画像デー
タ)を紙などにプリントアウトすることができるプリン
タ2と、デジタル放送などを受信して受像させることが
できるデジタルテレビジョン受像機3とが用意してあ
る。
システムの接続構成を示すブロック図である。本例にお
いては、それぞれがIEEE1394インターフェース
方式で規定されたバスライン9に接続可能な端子を備え
た複数台の機器1,2,3が、バス9で相互に接続して
ある。用意された機器1〜3としては、例えば撮影動作
で取り込んだ静止画像データ(又は動画像データ)を、
用意された記憶媒体に記憶させることができるデジタル
スチルカメラ1と、静止画像データ(又は動画像データ
の内の任意の1フレーム又は1フィールドの画像デー
タ)を紙などにプリントアウトすることができるプリン
タ2と、デジタル放送などを受信して受像させることが
できるデジタルテレビジョン受像機3とが用意してあ
る。
【0013】ここで、バス9に接続された機器1〜3の
内の少なくとも1台の機器には、バス9上での通信を制
御するコントローラとしての機能を有する。ここでは、
デジタルテレビジョン受像機3がコントローラとして機
能するようにしてある。また、以下の説明ではバス9上
にデータを送出する機器をプロデューサと称し、データ
を受信する機器をコンスーマと称する場合がある。本例
の場合には、デジタルスチルカメラ1をプロデューサと
してあり、プリンタ2をコンスーマとした場合の伝送例
を説明する。
内の少なくとも1台の機器には、バス9上での通信を制
御するコントローラとしての機能を有する。ここでは、
デジタルテレビジョン受像機3がコントローラとして機
能するようにしてある。また、以下の説明ではバス9上
にデータを送出する機器をプロデューサと称し、データ
を受信する機器をコンスーマと称する場合がある。本例
の場合には、デジタルスチルカメラ1をプロデューサと
してあり、プリンタ2をコンスーマとした場合の伝送例
を説明する。
【0014】図2は、デジタルスチルカメラ1の構成を
示したものである。デジタルスチルカメラ1は、撮像し
て得た映像信号を、所定の方式(例えばDV方式)の静
止画像データとして記憶媒体に記憶させ、またその記憶
させた静止画像データを読出すことができる記録再生装
置としてある。
示したものである。デジタルスチルカメラ1は、撮像し
て得た映像信号を、所定の方式(例えばDV方式)の静
止画像データとして記憶媒体に記憶させ、またその記憶
させた静止画像データを読出すことができる記録再生装
置としてある。
【0015】即ち図3に示すように、光学系101を介
してイメージャ102の撮像面に結像した像光を、電気
的な撮像信号に変換し、イメージャ102が出力する撮
像信号を、撮像処理部103に供給する。撮像処理部1
03では、供給される撮像信号の撮像処理を行い、処理
された信号をアナログ・デジタル変換器104を介して
データ処理回路105に供給する。そして、データ処理
回路105で所定のフォーマットの静止画像データとす
る処理を行い、得られた静止画像データを、メモリカー
ド装着部106に装着されたメモリカード107に記憶
させる。このメモリカード107としては、例えばステ
ィック状の樹脂パッケージ内に所定容量の半導体メモリ
が収納されたものを使用する。
してイメージャ102の撮像面に結像した像光を、電気
的な撮像信号に変換し、イメージャ102が出力する撮
像信号を、撮像処理部103に供給する。撮像処理部1
03では、供給される撮像信号の撮像処理を行い、処理
された信号をアナログ・デジタル変換器104を介して
データ処理回路105に供給する。そして、データ処理
回路105で所定のフォーマットの静止画像データとす
る処理を行い、得られた静止画像データを、メモリカー
ド装着部106に装着されたメモリカード107に記憶
させる。このメモリカード107としては、例えばステ
ィック状の樹脂パッケージ内に所定容量の半導体メモリ
が収納されたものを使用する。
【0016】また、メモリカード107に記憶された静
止画像データをデータ処理回路105に読出して、その
静止画像データをデジタル・アナログ変換器110に供
給し、所定のフォーマットのアナログ映像信号に変換
し、出力端子111から出力させることもできる。ま
た、撮影時や記憶データの読出し時には、スチルカメラ
1が備えるモニタとしての表示部109に映像を表示さ
せることができるようにしてある。
止画像データをデータ処理回路105に読出して、その
静止画像データをデジタル・アナログ変換器110に供
給し、所定のフォーマットのアナログ映像信号に変換
し、出力端子111から出力させることもできる。ま
た、撮影時や記憶データの読出し時には、スチルカメラ
1が備えるモニタとしての表示部109に映像を表示さ
せることができるようにしてある。
【0017】また、アナログ/デジタル変換器104や
デジタル・アナログ変換器110に供給される静止画像
データを、IEEE1394インターフェース部112
に供給して、デジタルビデオデータとして、接続された
バス9に送出できるようにしてある。
デジタル・アナログ変換器110に供給される静止画像
データを、IEEE1394インターフェース部112
に供給して、デジタルビデオデータとして、接続された
バス9に送出できるようにしてある。
【0018】これらの回路での撮影動作及び読出し動作
は、中央制御ユニット(CPU)113の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部11
2からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部112での受信についても、CPU
113の制御で実行されるようにしてある。CPU11
3には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ11
4が接続してある。
は、中央制御ユニット(CPU)113の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部11
2からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部112での受信についても、CPU
113の制御で実行されるようにしてある。CPU11
3には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ11
4が接続してある。
【0019】図3は、プリンタ2の構成を示したもので
ある。本例のプリンタ2は、IEEE1394インター
フェース部201を備えて、バス9を介して伝送される
データの印刷ができる構成としてある。このプリンタ2
は、印刷動作を制御する中央制御ユニット(CPU)2
04と、印刷用のデータなどを一旦蓄積するRAM20
2と、印刷制御に必要なデータを記憶するROM203
と、印刷動作を実行するプリントエンジン205とを備
えて、それぞれが内部バスで接続してある。
ある。本例のプリンタ2は、IEEE1394インター
フェース部201を備えて、バス9を介して伝送される
データの印刷ができる構成としてある。このプリンタ2
は、印刷動作を制御する中央制御ユニット(CPU)2
04と、印刷用のデータなどを一旦蓄積するRAM20
2と、印刷制御に必要なデータを記憶するROM203
と、印刷動作を実行するプリントエンジン205とを備
えて、それぞれが内部バスで接続してある。
【0020】図4は、デジタルテレビジョン受像機3の
構成を示したものである。デジタルテレビジョン受像機
3は、アンテナ又はケーブルテレビ用信号線が接続され
る入力端子301を備え、端子301に得られる信号を
チューナ302で受信処理して、所定のチャンネルの放
送波を受信する。チューナ302で受信した信号は、デ
スクランブ回路303で放送データに施されたスクラン
ブルを解除する処理を施し、そのスクランブルが解除さ
れたデータを、データ分離部304に供給し、1チャン
ネルに多重化されたデータの内の所望のデータを抽出す
る。
構成を示したものである。デジタルテレビジョン受像機
3は、アンテナ又はケーブルテレビ用信号線が接続され
る入力端子301を備え、端子301に得られる信号を
チューナ302で受信処理して、所定のチャンネルの放
送波を受信する。チューナ302で受信した信号は、デ
スクランブ回路303で放送データに施されたスクラン
ブルを解除する処理を施し、そのスクランブルが解除さ
れたデータを、データ分離部304に供給し、1チャン
ネルに多重化されたデータの内の所望のデータを抽出す
る。
【0021】データ分離部304で分離されたビデオデ
ータについては、MPEGビデオデコーダ305に供給
し、MPEG方式のデコード処理を行った後、受像処理
部306に供給して、陰極線管などの表示手段307で
映像を表示させるための処理を行う。データ分離部30
4で分離されたオーディオデータについては、MPEG
オーディオデコーダ308に供給し、MPEG方式のデ
コード処理を行った後、オーディオ出力処理部309に
供給して、テレビジョン受像機に内蔵(又は外付け)さ
れたスピーカ310L,310Rからオーディオ(音
声)を出力させるための処理を行う。
ータについては、MPEGビデオデコーダ305に供給
し、MPEG方式のデコード処理を行った後、受像処理
部306に供給して、陰極線管などの表示手段307で
映像を表示させるための処理を行う。データ分離部30
4で分離されたオーディオデータについては、MPEG
オーディオデコーダ308に供給し、MPEG方式のデ
コード処理を行った後、オーディオ出力処理部309に
供給して、テレビジョン受像機に内蔵(又は外付け)さ
れたスピーカ310L,310Rからオーディオ(音
声)を出力させるための処理を行う。
【0022】また本例のテレビジョン受像機3は、IE
EE1394インターフェース部311を備えて、受信
したMPEG方式のビデオデータやオーディオデータ
を、接続されたバス9に送出できるようにしてある。ま
た、その他のデータ放送チャンネルを受信した際に、そ
の受信したデータを、IEEE1394インターフェー
ス部311からバス9に送出することも可能である。
EE1394インターフェース部311を備えて、受信
したMPEG方式のビデオデータやオーディオデータ
を、接続されたバス9に送出できるようにしてある。ま
た、その他のデータ放送チャンネルを受信した際に、そ
の受信したデータを、IEEE1394インターフェー
ス部311からバス9に送出することも可能である。
【0023】これらの受信動作やバス9への送出動作
は、中央制御ユニット(CPU)312の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部31
1からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部311での受信についても、CPU
312の制御で実行されるようにしてある。CPU31
2には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ31
3が接続してある。
は、中央制御ユニット(CPU)312の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部31
1からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部311での受信についても、CPU
312の制御で実行されるようにしてある。CPU31
2には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ31
3が接続してある。
【0024】また本例のテレビジョン受像機3は、バス
9により構成されるネットワーク上でのコントローラと
して機能するようにしてあり、CPU312がコントロ
ーラとしての機能を実行する構成としてある。
9により構成されるネットワーク上でのコントローラと
して機能するようにしてあり、CPU312がコントロ
ーラとしての機能を実行する構成としてある。
【0025】なお、バス9に接続された各機器1,2,
3間で、IEEE1394方式のアシンクロナス転送モ
ードでデータ伝送を行うことを考えた場合、伝送制御用
のために必要なフロー制御データの伝送構成と、出力デ
ータを送出させる構成(プロデューサの場合)又は入力
データを受信する構成(コンスーマの場合)とを備えて
いると見なすことができる。図5は、コンスーマ機器の
例としてプリンタ2の場合の伝送処理から見た構成例を
示したものであり、バス9で伝送されるデータとして
は、制御に必要なフロー制御データ9aと、実際に伝送
されるデータ(静止画像データなど)であるセグメント
データ9bとがある。セグメントデータ9aについて
は、例えばアイソクロナス転送モードで伝送できる単位
であるセグメント単位で伝送されるデータである。
3間で、IEEE1394方式のアシンクロナス転送モ
ードでデータ伝送を行うことを考えた場合、伝送制御用
のために必要なフロー制御データの伝送構成と、出力デ
ータを送出させる構成(プロデューサの場合)又は入力
データを受信する構成(コンスーマの場合)とを備えて
いると見なすことができる。図5は、コンスーマ機器の
例としてプリンタ2の場合の伝送処理から見た構成例を
示したものであり、バス9で伝送されるデータとして
は、制御に必要なフロー制御データ9aと、実際に伝送
されるデータ(静止画像データなど)であるセグメント
データ9bとがある。セグメントデータ9aについて
は、例えばアイソクロナス転送モードで伝送できる単位
であるセグメント単位で伝送されるデータである。
【0026】そして、フロー制御データ9aについて
は、インターフェース部201を介して、CPU204
と直接やり取りを行う。このフロー制御データについて
は、AV/Cコマンドで規定されたコマンド及びレスポ
ンスのやり取りが含まれる。このAV/CコマンドでC
PU204と外部との間で伝送されるデータにより、他
の機器とのコネクションの確立処理などが実行される。
また、機器に設定されるバージョンに関する処理につい
ても、このCPU204と外部との間で伝送されるAV
/Cコマンドによるデータで実行されるようにしてあ
る。このバージョンに関する処理については後述する。
は、インターフェース部201を介して、CPU204
と直接やり取りを行う。このフロー制御データについて
は、AV/Cコマンドで規定されたコマンド及びレスポ
ンスのやり取りが含まれる。このAV/CコマンドでC
PU204と外部との間で伝送されるデータにより、他
の機器とのコネクションの確立処理などが実行される。
また、機器に設定されるバージョンに関する処理につい
ても、このCPU204と外部との間で伝送されるAV
/Cコマンドによるデータで実行されるようにしてあ
る。このバージョンに関する処理については後述する。
【0027】インターフェース部201に得られるセグ
メントデータ9bについては、ダイレクトメモリアクセ
ス(DMA)と称される処理でセグメントバッファ20
1a,201bに直接伝送されて、そのセグメントバッ
ファ201a,201bからプリントエンジン205な
どのデータ処理部に転送される。セグメントバッファ2
01a,201bは、インターフェース部201内の入
力プラグを構成するレジスタ内の所定のエリアに設定さ
れるものであり、ここでは図3に示したプリンタ内のR
AM502とは別のものである。また、図5では2つの
セグメントバッファを設けた例としたが、1つのセグメ
ントバッファだけの場合もあり、或いはより多くのセグ
メントバッファが設定される場合もある。
メントデータ9bについては、ダイレクトメモリアクセ
ス(DMA)と称される処理でセグメントバッファ20
1a,201bに直接伝送されて、そのセグメントバッ
ファ201a,201bからプリントエンジン205な
どのデータ処理部に転送される。セグメントバッファ2
01a,201bは、インターフェース部201内の入
力プラグを構成するレジスタ内の所定のエリアに設定さ
れるものであり、ここでは図3に示したプリンタ内のR
AM502とは別のものである。また、図5では2つの
セグメントバッファを設けた例としたが、1つのセグメ
ントバッファだけの場合もあり、或いはより多くのセグ
メントバッファが設定される場合もある。
【0028】次に、上述した各機器が接続されるIEE
E1394方式のバス9でデータが伝送される状態につ
いて説明する。図6は、IEEE1394で接続された
機器のデータ伝送のサイクル構造を示す図である。IE
EE1394では、データは、パケットに分割され、1
25μSの長さのサイクルを基準として時分割にて伝送
される。このサイクルは、サイクルマスタ機能を有する
ノード(バスに接続ささたいずれかの機器)から供給さ
れるサイクルスタート信号によって作り出される。アイ
ソクロナスパケットは、全てのサイクルの先頭から伝送
に必要な帯域(時間単位であるが帯域と呼ばれる)を確
保する。このため、アイソクロナス伝送では、データの
一定時間内の伝送が保証される。ただし、伝送エラーが
発生した場合は、保護する仕組みが無く、データは失わ
れる。各サイクルのアイソクロナス伝送に使用されてい
ない時間に、アービトレーションの結果、バスを確保し
たノードが、アシンクロナスパケットを送出するアシン
クロナス伝送では、アクノリッジ、およびリトライを用
いることにより、確実な伝送は保証されるが、伝送のタ
イミングは一定とはならない。
E1394方式のバス9でデータが伝送される状態につ
いて説明する。図6は、IEEE1394で接続された
機器のデータ伝送のサイクル構造を示す図である。IE
EE1394では、データは、パケットに分割され、1
25μSの長さのサイクルを基準として時分割にて伝送
される。このサイクルは、サイクルマスタ機能を有する
ノード(バスに接続ささたいずれかの機器)から供給さ
れるサイクルスタート信号によって作り出される。アイ
ソクロナスパケットは、全てのサイクルの先頭から伝送
に必要な帯域(時間単位であるが帯域と呼ばれる)を確
保する。このため、アイソクロナス伝送では、データの
一定時間内の伝送が保証される。ただし、伝送エラーが
発生した場合は、保護する仕組みが無く、データは失わ
れる。各サイクルのアイソクロナス伝送に使用されてい
ない時間に、アービトレーションの結果、バスを確保し
たノードが、アシンクロナスパケットを送出するアシン
クロナス伝送では、アクノリッジ、およびリトライを用
いることにより、確実な伝送は保証されるが、伝送のタ
イミングは一定とはならない。
【0029】所定のノード(機器)がアイソクロナス伝
送を行う為には、そのノードがアイソクロナス機能に対
応していなければならない。また、アイソクロナス機能
に対応したノードの少なくとも1つは、サイクルマスタ
機能を有していなければならない。更に、IEEE13
94シリアスバスに接続されたノードの中の少なくとも
1つは、アイソクロナスリソースマネージャの機能を有
していなければならない。このアイソクロナスリソース
マネージャの機能を有する機器が、上述したコントロー
ラに相当する。
送を行う為には、そのノードがアイソクロナス機能に対
応していなければならない。また、アイソクロナス機能
に対応したノードの少なくとも1つは、サイクルマスタ
機能を有していなければならない。更に、IEEE13
94シリアスバスに接続されたノードの中の少なくとも
1つは、アイソクロナスリソースマネージャの機能を有
していなければならない。このアイソクロナスリソース
マネージャの機能を有する機器が、上述したコントロー
ラに相当する。
【0030】ここで本例のシステムでは、このIEEE
1394シリアスバスを介して接続された機器のコント
ロールのためのコマンドとして規定されたAV/Cコマ
ンドを利用して、各機器のコントロールや状態の判断な
どが行えるようにしてある。このAV/Cコマンドで使
用されるデータについて以下説明する。
1394シリアスバスを介して接続された機器のコント
ロールのためのコマンドとして規定されたAV/Cコマ
ンドを利用して、各機器のコントロールや状態の判断な
どが行えるようにしてある。このAV/Cコマンドで使
用されるデータについて以下説明する。
【0031】図7は、AV/Cコマンドのアシンクロナ
ス転送モードで伝送されるパケットのデータ構造を示し
ている。AV/Cコマンドは、AV機器を制御するため
のコマンドセットで、CTS(コマンドセットのID)
=“0000”である。AV/Cコマンドフレームおよ
びレスポンスフレームが、ノード間でやり取りされる。
バスおよびAV機器に負担をかけないために、コマンド
に対するレスポンスは、100ms以内に行うことにな
っている。図7に示すように、アシンクロナスパケット
のデータは、水平方向32ビット(=1 quadle
t)で構成されている。図中上段はパケットのヘッダ部
分を示しており、図中下段はデータブロックを示してい
る。destination ID(ディスティネーシ
ョンID)は、宛先を示している。
ス転送モードで伝送されるパケットのデータ構造を示し
ている。AV/Cコマンドは、AV機器を制御するため
のコマンドセットで、CTS(コマンドセットのID)
=“0000”である。AV/Cコマンドフレームおよ
びレスポンスフレームが、ノード間でやり取りされる。
バスおよびAV機器に負担をかけないために、コマンド
に対するレスポンスは、100ms以内に行うことにな
っている。図7に示すように、アシンクロナスパケット
のデータは、水平方向32ビット(=1 quadle
t)で構成されている。図中上段はパケットのヘッダ部
分を示しており、図中下段はデータブロックを示してい
る。destination ID(ディスティネーシ
ョンID)は、宛先を示している。
【0032】CTSはコマンドセットのIDを示してお
り、AV/CコマンドセットではCTS=“0000”
である。ctype/response(コマンドタイ
プ/レスポンス)のフィールドは、パケットがコマンド
の場合はコマンドの機能分類を示し、パケットがレスポ
ンスの場合はコマンドの処理結果を示す。
り、AV/CコマンドセットではCTS=“0000”
である。ctype/response(コマンドタイ
プ/レスポンス)のフィールドは、パケットがコマンド
の場合はコマンドの機能分類を示し、パケットがレスポ
ンスの場合はコマンドの処理結果を示す。
【0033】コマンドは大きく分けて、(1)機能を外
部から制御するコマンド(CONTROL)、(2)外
部から状態を問い合わせるコマンド(STATUS)、
(3)制御コマンドのサポートの有無を外部から問い合
わせるコマンド(GENERAL INQUIRY(o
pcodeのサポートの有無)およびSPECIFIC
INQUIRY(opcodeおよびoperand
sのサポートの有無))、(4)状態の変化を外部に知
らせるよう要求するコマンド(NOTIFY)の4種類
が定義されている。
部から制御するコマンド(CONTROL)、(2)外
部から状態を問い合わせるコマンド(STATUS)、
(3)制御コマンドのサポートの有無を外部から問い合
わせるコマンド(GENERAL INQUIRY(o
pcodeのサポートの有無)およびSPECIFIC
INQUIRY(opcodeおよびoperand
sのサポートの有無))、(4)状態の変化を外部に知
らせるよう要求するコマンド(NOTIFY)の4種類
が定義されている。
【0034】レスポンスはコマンドの種類に応じて返さ
れる。CONTROLコマンドに対するレスポンスに
は、NOT INPLEMENTED(実装されていな
い)、ACCEPTED(受け入れる)、REJECT
ED(拒絶)、および(INTERIM(暫定)があ
る。STATUSコマンドに対するレスポンスには、N
OT INPLEMENTED、REJECTED、I
N TRANSITION(移行中)、およびSTAB
LE(安定)がある。GENERAL INQUIRY
およびSPECIFIC INQUIRYコマンドに対
するレスポンスには、IMPLEMENTED(実装さ
れている)、およびNOT IMPLEMENTEDが
ある。NOTIFYコマンドに対するレスポンスには、
NOT IMPLEMENTED,REJECTED,
INTERIMおよびCHANGED(変化した)があ
る。
れる。CONTROLコマンドに対するレスポンスに
は、NOT INPLEMENTED(実装されていな
い)、ACCEPTED(受け入れる)、REJECT
ED(拒絶)、および(INTERIM(暫定)があ
る。STATUSコマンドに対するレスポンスには、N
OT INPLEMENTED、REJECTED、I
N TRANSITION(移行中)、およびSTAB
LE(安定)がある。GENERAL INQUIRY
およびSPECIFIC INQUIRYコマンドに対
するレスポンスには、IMPLEMENTED(実装さ
れている)、およびNOT IMPLEMENTEDが
ある。NOTIFYコマンドに対するレスポンスには、
NOT IMPLEMENTED,REJECTED,
INTERIMおよびCHANGED(変化した)があ
る。
【0035】subunit type(サブユニット
タイプ)は、機器内の機能を特定するために設けられて
おり、例えば、tape recorder/play
er(テープレコーダ/プレーヤ),tuner(チュ
ーナ)等の機器の機能毎に割り当てられる。同じ種類の
subunit(サブユニット)が複数存在する場合の
判別を行うために、判別番号としてsubunit i
d(サブユニットID)でアドレッシングを行う。op
codeはコマンドの種類を表しており、operan
dはコマンドのパラメータを表している。Additi
onal operandsは必要に応じて付加される
フィールドである。paddingも必要に応じて付加
されるフィールドである。data CRC(Cycl
ic Redundancy Check)はデータ伝
送時のエラーチェックに使われる。
タイプ)は、機器内の機能を特定するために設けられて
おり、例えば、tape recorder/play
er(テープレコーダ/プレーヤ),tuner(チュ
ーナ)等の機器の機能毎に割り当てられる。同じ種類の
subunit(サブユニット)が複数存在する場合の
判別を行うために、判別番号としてsubunit i
d(サブユニットID)でアドレッシングを行う。op
codeはコマンドの種類を表しており、operan
dはコマンドのパラメータを表している。Additi
onal operandsは必要に応じて付加される
フィールドである。paddingも必要に応じて付加
されるフィールドである。data CRC(Cycl
ic Redundancy Check)はデータ伝
送時のエラーチェックに使われる。
【0036】図8は、AV/Cコマンドの具体例を示し
ている。図8の(A)は、ctype/respons
eの具体例を示している。図中上段がコマンドを表して
おり、図中下段がレスポンスを表している。“000
0”にはCONTROL、“0001”にはSTATU
S、“0010”にはSPECIFIC INQUIR
Y、“0011”にはNOTIFY、“0100”には
GENERAL INQUIRYが割り当てられてい
る。“0101乃至0111”は将来の仕様のために予
約確保されている。また、“1000”にはNOT I
NPLEMENTED、“1001”にはACCEPT
ED、“1010”にはREJECTED、“101
1”にはIN TRANSITION、“1100”に
はIMPLEMENTED/STABLE、“110
1”にはCHNGED、“1111”にはINTERI
Mが割り当てられている。“1110”は将来の仕様の
ために予約確保されている。
ている。図8の(A)は、ctype/respons
eの具体例を示している。図中上段がコマンドを表して
おり、図中下段がレスポンスを表している。“000
0”にはCONTROL、“0001”にはSTATU
S、“0010”にはSPECIFIC INQUIR
Y、“0011”にはNOTIFY、“0100”には
GENERAL INQUIRYが割り当てられてい
る。“0101乃至0111”は将来の仕様のために予
約確保されている。また、“1000”にはNOT I
NPLEMENTED、“1001”にはACCEPT
ED、“1010”にはREJECTED、“101
1”にはIN TRANSITION、“1100”に
はIMPLEMENTED/STABLE、“110
1”にはCHNGED、“1111”にはINTERI
Mが割り当てられている。“1110”は将来の仕様の
ために予約確保されている。
【0037】図8の(B)は、subunit typ
eの具体例を示している。“00000”にはVide
o Monitor、“00011”にはDisk r
ecorder/Player、“00100”にはT
ape recorder/Player、“0010
1”にはTuner、“00111”にはVideoC
amera、“11100”にはVendor uni
que、“11110”にはSubunit type
extended to next byteが割り
当てられている。
eの具体例を示している。“00000”にはVide
o Monitor、“00011”にはDisk r
ecorder/Player、“00100”にはT
ape recorder/Player、“0010
1”にはTuner、“00111”にはVideoC
amera、“11100”にはVendor uni
que、“11110”にはSubunit type
extended to next byteが割り
当てられている。
【0038】図には示していないが、その他の各種機器
についてもサブユニットタイプを設定することは可能で
ある。例えば、図1に示したデジタルスチルカメラやプ
リンタについても、サブユニットタイプとして割り当て
ることが可能である。この場合、規格化されたサブユニ
ットタイプとして割り当てられる場合と、上述した〔V
endor unique〕として、各メーカーに特有
のサブユニットタイプとして割り当てられる場合があ
る。尚、“11111”にはunitが割り当てられて
いるが、これは機器そのものに送られる場合に用いら
れ、例えば電源のオンオフなどが挙げられる。
についてもサブユニットタイプを設定することは可能で
ある。例えば、図1に示したデジタルスチルカメラやプ
リンタについても、サブユニットタイプとして割り当て
ることが可能である。この場合、規格化されたサブユニ
ットタイプとして割り当てられる場合と、上述した〔V
endor unique〕として、各メーカーに特有
のサブユニットタイプとして割り当てられる場合があ
る。尚、“11111”にはunitが割り当てられて
いるが、これは機器そのものに送られる場合に用いら
れ、例えば電源のオンオフなどが挙げられる。
【0039】図8の(C)は、opcodeの具体例を
示している。各subunit type毎にopco
deのテーブルが存在し、ここでは、subunit
typeがTape recorder/Player
の場合のopcodeを示している。また、opcod
e毎にoperandが定義されている。ここでは、
“00h”にはVENDOR−DEPENDENT、
“50h”にはSEACHMODE、“51h”にはT
IMECODE、“52h”にはATN、“60h”に
はOPEN MIC、“61h”にはREAD MI
C、“62h”にはWRITE MIC、“C1h”に
はLOAD MEDIUM、“C2h”にはRECOR
D、“C3h”にはPLAY、“C4h”にはWIND
が割り当てられている。
示している。各subunit type毎にopco
deのテーブルが存在し、ここでは、subunit
typeがTape recorder/Player
の場合のopcodeを示している。また、opcod
e毎にoperandが定義されている。ここでは、
“00h”にはVENDOR−DEPENDENT、
“50h”にはSEACHMODE、“51h”にはT
IMECODE、“52h”にはATN、“60h”に
はOPEN MIC、“61h”にはREAD MI
C、“62h”にはWRITE MIC、“C1h”に
はLOAD MEDIUM、“C2h”にはRECOR
D、“C3h”にはPLAY、“C4h”にはWIND
が割り当てられている。
【0040】このように規定されるAV/Cコマンドを
利用して、バスに接続された機器の制御が行われて、そ
の制御に基づいてバスで接続された機器間でのデータ伝
送が行われる。
利用して、バスに接続された機器の制御が行われて、そ
の制御に基づいてバスで接続された機器間でのデータ伝
送が行われる。
【0041】次に、このようにバスで接続された機器間
でデータ伝送が行われる例について説明する。本例にお
いては、相手の機器に対してバージョンを問い合わせて
確認するためのコマンド及びレスポンスと、相手の機器
に対してバージョンの変更を要求するためのコマンド及
びレスポンスを用意する。
でデータ伝送が行われる例について説明する。本例にお
いては、相手の機器に対してバージョンを問い合わせて
確認するためのコマンド及びレスポンスと、相手の機器
に対してバージョンの変更を要求するためのコマンド及
びレスポンスを用意する。
【0042】図9は、バージョンを問い合わせるコマン
ドと、そのコマンドに対するレスポンスのデータ構成を
示す図である。図7に示したAV/Cコマンドのパケッ
ト内のデータブロック内のopcodeとoperan
dの区間に、図9に示すデータが配置される。左側はコ
マンドの構成を示したもので、右側はそのコマンドに対
するレスポンスの構成を示したものである。なお、図に
おいてレスポンス側で左側を矢印で示すものは、コマン
ドで送られたデータをそのまま配置して返送する場合を
示してある。また、以下のデータ例の説明では、値は全
て16進数の値(即ち1つの桁が0,1,‥‥9,A,
B,C,D,E,Fの16値で示される値)としてあ
る。
ドと、そのコマンドに対するレスポンスのデータ構成を
示す図である。図7に示したAV/Cコマンドのパケッ
ト内のデータブロック内のopcodeとoperan
dの区間に、図9に示すデータが配置される。左側はコ
マンドの構成を示したもので、右側はそのコマンドに対
するレスポンスの構成を示したものである。なお、図に
おいてレスポンス側で左側を矢印で示すものは、コマン
ドで送られたデータをそのまま配置して返送する場合を
示してある。また、以下のデータ例の説明では、値は全
て16進数の値(即ち1つの桁が0,1,‥‥9,A,
B,C,D,E,Fの16値で示される値)としてあ
る。
【0043】このコマンドは、相手の機器に対して状態
を問い合わせるコマンドであるので、コマンドタイプと
してはステータス(STATUS)になる。コマンドの
詳細を示すopcodeの区間には、VERSION
(バージョン)のコマンドであることを示すデータが配
置される。そしてコマンドでは、operand
を問い合わせるコマンドであるので、コマンドタイプと
してはステータス(STATUS)になる。コマンドの
詳細を示すopcodeの区間には、VERSION
(バージョン)のコマンドであることを示すデータが配
置される。そしてコマンドでは、operand
〔0〕
〜〔32〕の区間には、特定の一定値(ここでは2桁の
16進数値での最大値FF)を配置する。
〜〔32〕の区間には、特定の一定値(ここでは2桁の
16進数値での最大値FF)を配置する。
【0044】このコマンドを受信した側のレスポンス
で、そのバージョンの問い合わせに答える場合には、レ
スポンスタイプとしてアセプト(ACCEPTED)と
なる。そして、opcodeの区間にVERSION
(バージョン)のデータを返送する。operand
で、そのバージョンの問い合わせに答える場合には、レ
スポンスタイプとしてアセプト(ACCEPTED)と
なる。そして、opcodeの区間にVERSION
(バージョン)のデータを返送する。operand
〔0〕の区間には、バージョンインフォメーション(ve
rsion information )のデータを配置する。このバージ
ョンインフォメーションのデータは、設定されたバージ
ョンに関するデータ、即ちバージョン情報である。op
erand〔1〕〜〔32〕の区間には、プロファイル
IDと称されるインプリメンテイション・プロファイル
ID(implementation profile id )を配置し、この機
器に設定されたバージョンで実行可能な機能の詳細を示
す。なお、コマンドの問い合わせに答えることができな
い場合には、レスポンスタイプが、例えば拒絶を示すリ
ジェクト(REJECTED)となる。
rsion information )のデータを配置する。このバージ
ョンインフォメーションのデータは、設定されたバージ
ョンに関するデータ、即ちバージョン情報である。op
erand〔1〕〜〔32〕の区間には、プロファイル
IDと称されるインプリメンテイション・プロファイル
ID(implementation profile id )を配置し、この機
器に設定されたバージョンで実行可能な機能の詳細を示
す。なお、コマンドの問い合わせに答えることができな
い場合には、レスポンスタイプが、例えば拒絶を示すリ
ジェクト(REJECTED)となる。
【0045】図10は、operand
〔0〕の区間に
配置されるバージョン情報の例を示した図である。ここ
では、カメラストレージデバイス(デジタルスチルカメ
ラ)に関するバージョン情報の例であり、例えば値10
のときバージョン1.0であることを示し、値11であ
るときバージョン2.0であることを示し、以下用意さ
れたバージョン毎に値が割当ててある。プリンタなどの
バージョンが設定される他の機器の場合にも、同様にし
て個別にバージョン情報が割当ててある。
配置されるバージョン情報の例を示した図である。ここ
では、カメラストレージデバイス(デジタルスチルカメ
ラ)に関するバージョン情報の例であり、例えば値10
のときバージョン1.0であることを示し、値11であ
るときバージョン2.0であることを示し、以下用意さ
れたバージョン毎に値が割当ててある。プリンタなどの
バージョンが設定される他の機器の場合にも、同様にし
て個別にバージョン情報が割当ててある。
【0046】図11は、operand〔1〕〜〔3
2〕の区間に配置されるプロファイルIDの例を示した
図である。ここでは、値00のとき、データをバス上の
他の機器に送出可能な機能(即ちプロデューサとしての
機能)を備えていることを示す送出機能プロファイル
(sender profile)であることを示す。また、値01の
とき、バス上の他の機器から受信可能な機能(即ちコン
スーマとしての機能)を備えていることを示す受信機能
プロファイル(receiver profile)であることを示す。
値FFのときには、プロファイルに関して案内する情報
がないことを示す。その他の値については、ここでは未
定義とされる。
2〕の区間に配置されるプロファイルIDの例を示した
図である。ここでは、値00のとき、データをバス上の
他の機器に送出可能な機能(即ちプロデューサとしての
機能)を備えていることを示す送出機能プロファイル
(sender profile)であることを示す。また、値01の
とき、バス上の他の機器から受信可能な機能(即ちコン
スーマとしての機能)を備えていることを示す受信機能
プロファイル(receiver profile)であることを示す。
値FFのときには、プロファイルに関して案内する情報
がないことを示す。その他の値については、ここでは未
定義とされる。
【0047】このプロファイルIDについては、例えば
その機器に設定される全ての機能のプロファイルID
が、レスポンスに配置される。例えば、プロデューサと
しての機能とコンスーマとしての機能の双方を備えた場
合には、operand〔1〕の区間に値00が配置さ
れ、operand〔2〕の区間に値01が配置され
る。また、operand〔3〕以降の区間には、最大
値FFなどの特定値が配置される。
その機器に設定される全ての機能のプロファイルID
が、レスポンスに配置される。例えば、プロデューサと
しての機能とコンスーマとしての機能の双方を備えた場
合には、operand〔1〕の区間に値00が配置さ
れ、operand〔2〕の区間に値01が配置され
る。また、operand〔3〕以降の区間には、最大
値FFなどの特定値が配置される。
【0048】次に、バージョンの変更を要求するコマン
ド及びレスポンスについて説明する。図12は、バージ
ョンの変更を要求するコマンドと、そのコマンドに対す
るレスポンスのデータ構成を示す図である。図7に示し
たAV/Cコマンドのパケット内のデータブロック内の
opcodeとoperandの区間に、図9に示すデ
ータが配置される。左側はコマンドの構成を示したもの
で、右側はそのコマンドに対するレスポンスの構成を示
したものである。図12の場合にも、レスポンス側で左
側を矢印で示すものは、コマンドで送られたデータをそ
のまま配置して返送する場合を示してある。
ド及びレスポンスについて説明する。図12は、バージ
ョンの変更を要求するコマンドと、そのコマンドに対す
るレスポンスのデータ構成を示す図である。図7に示し
たAV/Cコマンドのパケット内のデータブロック内の
opcodeとoperandの区間に、図9に示すデ
ータが配置される。左側はコマンドの構成を示したもの
で、右側はそのコマンドに対するレスポンスの構成を示
したものである。図12の場合にも、レスポンス側で左
側を矢印で示すものは、コマンドで送られたデータをそ
のまま配置して返送する場合を示してある。
【0049】このバージョンの変更を要求するコマンド
は、相手の機器の状態を制御するコマンドであるので、
コマンドタイプとしてはコントロール(CONTRO
L)コマンドになる。コマンドの詳細を示すopcod
eの区間には、VERSION(バージョン)のコマン
ドであることを示すデータが配置される。そしてコマン
ドでは、operand
は、相手の機器の状態を制御するコマンドであるので、
コマンドタイプとしてはコントロール(CONTRO
L)コマンドになる。コマンドの詳細を示すopcod
eの区間には、VERSION(バージョン)のコマン
ドであることを示すデータが配置される。そしてコマン
ドでは、operand
〔0〕の区間には、変更を指示
するバージョン情報(version information )を配置す
る。このバージョン情報は、例えば図10に示したよう
なバージョンを直接指示する情報である。operan
d〔1〕〜〔32〕の区間には、特定の一定値(ここで
は2桁の16進数値での最大値FF)を配置する。な
お、ここでのバージョンの変更には、相手の機器に設定
されるバージョンを上位のバージョンに変更する場合
(いわゆるバージョンアップ)の他に、バージョンを下
位のバージョンに変更する場合もある。
するバージョン情報(version information )を配置す
る。このバージョン情報は、例えば図10に示したよう
なバージョンを直接指示する情報である。operan
d〔1〕〜〔32〕の区間には、特定の一定値(ここで
は2桁の16進数値での最大値FF)を配置する。な
お、ここでのバージョンの変更には、相手の機器に設定
されるバージョンを上位のバージョンに変更する場合
(いわゆるバージョンアップ)の他に、バージョンを下
位のバージョンに変更する場合もある。
【0050】このコマンドを受信した側のレスポンスと
しては、その指示されたバージョンへの変更が可能であ
る場合には、レスポンスタイプとしてアセプト(ACC
EPTED)となる。そして、opcodeの区間と、
operand
しては、その指示されたバージョンへの変更が可能であ
る場合には、レスポンスタイプとしてアセプト(ACC
EPTED)となる。そして、opcodeの区間と、
operand
〔0〕の区間は、コマンドに付加された
データ(即ちVERSIONを示すデータ及びバージョ
ン情報)をそのまま配置する。operand〔1〕〜
〔32〕の区間には、変更されたバージョンで実現可能
な機能を示すプロファイルID(implementation profi
le id )を配置する。このプロファイルIDについて
は、図11で既に説明したバージョン問い合わせ時のプ
ロファイルIDと同じ形式の情報が使用される。
データ(即ちVERSIONを示すデータ及びバージョ
ン情報)をそのまま配置する。operand〔1〕〜
〔32〕の区間には、変更されたバージョンで実現可能
な機能を示すプロファイルID(implementation profi
le id )を配置する。このプロファイルIDについて
は、図11で既に説明したバージョン問い合わせ時のプ
ロファイルIDと同じ形式の情報が使用される。
【0051】次に、このように構成されるバージョン問
い合わせコマンド及びバージョン変更コマンドが、各機
器間で実際に伝送される例を、図13を参照して説明す
る。この例では、デジタルスチルカメラ1に蓄積された
静止画像データを、バス9を介してプリンタ2に伝送し
て、そのプリンタ2で印刷を実行する際の処理例として
ある。ここでの静止画像データのバス9上での伝送は、
アシンクロナス転送モードで伝送を行うものとし、その
アシンクロナス転送モードで伝送を行うためのコネクシ
ョンの確立は、バス9上に用意されたコントローラ(こ
こではデジタルテレビジョン受像機3)の制御で設定さ
れる。
い合わせコマンド及びバージョン変更コマンドが、各機
器間で実際に伝送される例を、図13を参照して説明す
る。この例では、デジタルスチルカメラ1に蓄積された
静止画像データを、バス9を介してプリンタ2に伝送し
て、そのプリンタ2で印刷を実行する際の処理例として
ある。ここでの静止画像データのバス9上での伝送は、
アシンクロナス転送モードで伝送を行うものとし、その
アシンクロナス転送モードで伝送を行うためのコネクシ
ョンの確立は、バス9上に用意されたコントローラ(こ
こではデジタルテレビジョン受像機3)の制御で設定さ
れる。
【0052】まず、伝送を制御するコントローラ(デジ
タルテレビジョン受像機3)は、デジタルスチルカメラ
1に蓄積された静止画像データのプリンタでの印刷指示
があることが何らかの操作などで判ると、コンスーマ
(プリンタ2)に対して、そのコンスーマに設定された
バージョンを確認するコマンドを送る(ステップS1
1)。このコマンドを受信したコンスーマでは、バージ
ョンの問い合わせに返答ができるとき、コントローラに
対するレスポンスで設定中のバージョン情報を伝送する
(ステップS12)。このステップS11,S12での
コマンド及びレスポンスは、図9に示したデータ構成と
なる。
タルテレビジョン受像機3)は、デジタルスチルカメラ
1に蓄積された静止画像データのプリンタでの印刷指示
があることが何らかの操作などで判ると、コンスーマ
(プリンタ2)に対して、そのコンスーマに設定された
バージョンを確認するコマンドを送る(ステップS1
1)。このコマンドを受信したコンスーマでは、バージ
ョンの問い合わせに返答ができるとき、コントローラに
対するレスポンスで設定中のバージョン情報を伝送する
(ステップS12)。このステップS11,S12での
コマンド及びレスポンスは、図9に示したデータ構成と
なる。
【0053】ここでコントローラは、画像データの送信
元であるプロデューサに設定されたバージョンと、レス
ポンスで得たコンスーマのバージョンとを比較して、プ
ロデューサが出力する画像データをコンスーマで印刷用
に扱えるか否か判断する。この判断で、バージョンの不
一致、即ちプロデューサが出力する画像データをコンス
ーマで扱えないバージョンであると判断したとする。こ
のとき、コントローラは、コンスーマに対して、バージ
ョンを変更するコマンドを送る(ステップS13)。こ
のコマンドに付加するバージョン情報では、プロデュー
サが出力する画像データが扱える形式のバージョン(下
位のバージョン又は上位のバージョン)を指定する。
元であるプロデューサに設定されたバージョンと、レス
ポンスで得たコンスーマのバージョンとを比較して、プ
ロデューサが出力する画像データをコンスーマで印刷用
に扱えるか否か判断する。この判断で、バージョンの不
一致、即ちプロデューサが出力する画像データをコンス
ーマで扱えないバージョンであると判断したとする。こ
のとき、コントローラは、コンスーマに対して、バージ
ョンを変更するコマンドを送る(ステップS13)。こ
のコマンドに付加するバージョン情報では、プロデュー
サが出力する画像データが扱える形式のバージョン(下
位のバージョン又は上位のバージョン)を指定する。
【0054】このコマンドを受信したコンスーマでは、
指定されたバージョンへの変更が可能であるとき、該当
するバージョンへの変更処理を行う。即ち、プリンタ2
の場合には、CPU204の制御でバージョンを下位の
バージョン又は上位のバージョンに変更させる。そし
て、その変更が行えたとき、コントローラに対するレス
ポンスで変更したバージョン情報を伝送する(ステップ
S14)。このステップS13,S14でのコマンド及
びレスポンスは、図12に示したデータ構成となる。
指定されたバージョンへの変更が可能であるとき、該当
するバージョンへの変更処理を行う。即ち、プリンタ2
の場合には、CPU204の制御でバージョンを下位の
バージョン又は上位のバージョンに変更させる。そし
て、その変更が行えたとき、コントローラに対するレス
ポンスで変更したバージョン情報を伝送する(ステップ
S14)。このステップS13,S14でのコマンド及
びレスポンスは、図12に示したデータ構成となる。
【0055】ステップS14のレスポンスから、コンス
ーマでのバージョンの変更をコントローラが確認したと
き、プロデューサとコンスーマとの間のコネクションを
確立させる処理に移る。このコネクション確立処理とし
ては、コントローラからコンスーマに対して、アロケー
トコマンドを伝送し(ステップS15)、そのレスポン
スをコンスーマから返送させ(ステップS16)、コン
スーマの入力プラグなどを設定させる。次にコントロー
ラは、プロデューサに対して、アロケートアタッチコマ
ンドを伝送し(ステップS17)、そのレスポンスをプ
ロデューサから返送させ(ステップS18)、コンスー
マ側の入力プラグ設定などに関する情報をプロデューサ
に伝えると共に、プロデューサの出力プラグなどを設定
させる。さらにコントローラは、コンスーマに対して、
アタッチコマンドを伝送し(ステップS19)、そのレ
スポンスをコンスーマから返送させ(ステップS2
0)、プロデューサ側の出力プラグ設定などに関する情
報をコンスーマに伝える。
ーマでのバージョンの変更をコントローラが確認したと
き、プロデューサとコンスーマとの間のコネクションを
確立させる処理に移る。このコネクション確立処理とし
ては、コントローラからコンスーマに対して、アロケー
トコマンドを伝送し(ステップS15)、そのレスポン
スをコンスーマから返送させ(ステップS16)、コン
スーマの入力プラグなどを設定させる。次にコントロー
ラは、プロデューサに対して、アロケートアタッチコマ
ンドを伝送し(ステップS17)、そのレスポンスをプ
ロデューサから返送させ(ステップS18)、コンスー
マ側の入力プラグ設定などに関する情報をプロデューサ
に伝えると共に、プロデューサの出力プラグなどを設定
させる。さらにコントローラは、コンスーマに対して、
アタッチコマンドを伝送し(ステップS19)、そのレ
スポンスをコンスーマから返送させ(ステップS2
0)、プロデューサ側の出力プラグ設定などに関する情
報をコンスーマに伝える。
【0056】ここまでの処理がコントローラの制御で実
行されると、コンスーマは、プロデューサの出力プラグ
oAPRのレジスタに、出力可であることをセットする
(ステップS21)。この出力プラグのセットを行うデ
ータは、IEEE1394方式でのアシンクロナスのト
ランザクションで規定されたデータとして直接伝送され
る(即ちAV/Cコマンドで規定されたコマンド形式の
データではない)。
行されると、コンスーマは、プロデューサの出力プラグ
oAPRのレジスタに、出力可であることをセットする
(ステップS21)。この出力プラグのセットを行うデ
ータは、IEEE1394方式でのアシンクロナスのト
ランザクションで規定されたデータとして直接伝送され
る(即ちAV/Cコマンドで規定されたコマンド形式の
データではない)。
【0057】ここまでの処理が終了すると、プロデュー
サは設定されたコネクションを使用してアシンクロナス
転送モードで、セグメント単位でコンスーマに対してデ
ータを伝送する(ステップS22)。
サは設定されたコネクションを使用してアシンクロナス
転送モードで、セグメント単位でコンスーマに対してデ
ータを伝送する(ステップS22)。
【0058】このようにしてバージョンを確認して、プ
ロデューサとコンスーマとのバージョンが一致しないと
きにバージョンを変更してから、データ伝送が行われる
ことで、コンスーマの設定状態がそのときに伝送される
データに適合した状態となり、適切に処理が実行され
る。この例の場合には、コンスーマであるプリンタで印
刷が適正に実行されるようになる。
ロデューサとコンスーマとのバージョンが一致しないと
きにバージョンを変更してから、データ伝送が行われる
ことで、コンスーマの設定状態がそのときに伝送される
データに適合した状態となり、適切に処理が実行され
る。この例の場合には、コンスーマであるプリンタで印
刷が適正に実行されるようになる。
【0059】ここで、機器に設定されるバージョンの変
更の具体的例について説明する。バージョンを上位のバ
ージョンに変更するいわゆるバージョンアップの場合に
は、下位互換性を維持したバージョンアップを行う場合
と、下位互換性がないバージョンアップを行う場合とが
ある。下位互換性を維持したバージョンアップとして
は、例えば図14に示すように、ある機器に設定される
バージョンB1が、第1の機能群aを備えたものである
とき、このバージョンB1を、上位のバージョンB2に
更新したとする。このとき、この更新されたバージョン
B2では、第1の機能群aの他に、新規に追加された機
能群bを備えたものであるとする。このとき、下位互換
性が完全に保たれたバージョンアップが行われることに
なる。
更の具体的例について説明する。バージョンを上位のバ
ージョンに変更するいわゆるバージョンアップの場合に
は、下位互換性を維持したバージョンアップを行う場合
と、下位互換性がないバージョンアップを行う場合とが
ある。下位互換性を維持したバージョンアップとして
は、例えば図14に示すように、ある機器に設定される
バージョンB1が、第1の機能群aを備えたものである
とき、このバージョンB1を、上位のバージョンB2に
更新したとする。このとき、この更新されたバージョン
B2では、第1の機能群aの他に、新規に追加された機
能群bを備えたものであるとする。このとき、下位互換
性が完全に保たれたバージョンアップが行われることに
なる。
【0060】これに対して、例えば図15に示すよう
に、ある機器に設定されたバージョンB2が、第1の機
能群aと第2の機能群bを備えたものであるときに、こ
のバージョンB2を、上位のバージョンB3に更新した
とする。このとき、更新されたバージョンB3では、以
前から備えていた第1の機能群aの他に、第3の機能群
cを備えたものになったとする。但し、ここでは第3の
機能群cは、第2の機能群bと共存できない機能であ
り、第2の機能群bについてはバージョンアップ時に外
される。
に、ある機器に設定されたバージョンB2が、第1の機
能群aと第2の機能群bを備えたものであるときに、こ
のバージョンB2を、上位のバージョンB3に更新した
とする。このとき、更新されたバージョンB3では、以
前から備えていた第1の機能群aの他に、第3の機能群
cを備えたものになったとする。但し、ここでは第3の
機能群cは、第2の機能群bと共存できない機能であ
り、第2の機能群bについてはバージョンアップ時に外
される。
【0061】このような場合に、第2の機能群bを使用
したい要求があるとき、コントローラはバージョンB3
を、下位のバージョンであるバージョンB2に変更させ
るコマンドを送って、第2の機能群bを使用できるよう
にするのが、上述したバージョン変更処理である。相互
に共存ができない第2の機能群bと第3の機能群cとし
ては、例えば第2の機能群bでは、IDを4ビットデー
タで処理する機能であり、第3の機能群cでは、IDを
8ビットデータで処理する機能であった場合などが考え
られる。また、プリンタの場合には、扱える画像データ
の方式や解像度などの場合でも、相互に共存ができない
機能群が存在することもある。
したい要求があるとき、コントローラはバージョンB3
を、下位のバージョンであるバージョンB2に変更させ
るコマンドを送って、第2の機能群bを使用できるよう
にするのが、上述したバージョン変更処理である。相互
に共存ができない第2の機能群bと第3の機能群cとし
ては、例えば第2の機能群bでは、IDを4ビットデー
タで処理する機能であり、第3の機能群cでは、IDを
8ビットデータで処理する機能であった場合などが考え
られる。また、プリンタの場合には、扱える画像データ
の方式や解像度などの場合でも、相互に共存ができない
機能群が存在することもある。
【0062】なお、本例のようなバージョン変更処理が
実行可能であるためには、バージョン変更が指示された
機器(上述した例ではプリンタ2)内のメモリなどに、
予め複数のバージョンを設定されるプログラムなどが用
意されている必要がある。このバージョン変更に必要な
情報が、機器内に用意されていない場合には、接続され
たネットワークを介して他の機器からバージョン変更に
必要な情報を伝送するようにしても良い。また、インタ
ーネットなどが行える通信手段が接続されている場合に
は、その通信手段を介してバージョン変更に必要なプロ
グラムを得るようにしても良い。
実行可能であるためには、バージョン変更が指示された
機器(上述した例ではプリンタ2)内のメモリなどに、
予め複数のバージョンを設定されるプログラムなどが用
意されている必要がある。このバージョン変更に必要な
情報が、機器内に用意されていない場合には、接続され
たネットワークを介して他の機器からバージョン変更に
必要な情報を伝送するようにしても良い。また、インタ
ーネットなどが行える通信手段が接続されている場合に
は、その通信手段を介してバージョン変更に必要なプロ
グラムを得るようにしても良い。
【0063】また、本例の場合には、プロファイルの情
報についてもバージョン情報と共に得るようにしたの
で、そのプロファイルの情報から、バージョンの変更が
必要か否か判断するようにしても良い。プロファイルを
維持したバージョン変更の例について説明すると、例え
ば図16に示すように、バージョンB11で用意されて
いるプロファイルAでは、機能1と、その機能1に付随
する機能1Aが用意されているとする。このとき、この
バージョンB11をバージョンB12に更新したとき、
実行可能な機能として、機能2と、その機能2に付随す
る機能2Aになったとする。この機能2及び機能2Aに
ついては、機能1及び機能1Aと互換性があるものと
し、プロファイルAについては変更がないとき、プロフ
ァイルが維持されたバージョンアップが行われたとす
る。このような場合には、バージョンを下位のバージョ
ンに変更させる必要はない。
報についてもバージョン情報と共に得るようにしたの
で、そのプロファイルの情報から、バージョンの変更が
必要か否か判断するようにしても良い。プロファイルを
維持したバージョン変更の例について説明すると、例え
ば図16に示すように、バージョンB11で用意されて
いるプロファイルAでは、機能1と、その機能1に付随
する機能1Aが用意されているとする。このとき、この
バージョンB11をバージョンB12に更新したとき、
実行可能な機能として、機能2と、その機能2に付随す
る機能2Aになったとする。この機能2及び機能2Aに
ついては、機能1及び機能1Aと互換性があるものと
し、プロファイルAについては変更がないとき、プロフ
ァイルが維持されたバージョンアップが行われたとす
る。このような場合には、バージョンを下位のバージョ
ンに変更させる必要はない。
【0064】また、例えば図17に示すように、バージ
ョンB21で2つのプロファイルB,Cが用意され、そ
れぞれが機能1を利用しているとする。機能1に付随し
た機能1Bについては、プロファイルBの実現に必要な
機能であり、機能1に付随した機能1Cについては、プ
ロファイルCの実現に必要な機能であるとする。このと
き、バージョンB21をバージョンB22にバージョン
アップしたとすると、このバージョンでは、新たにプロ
ファイルDが加わったとする。このバージョンB22で
セットされた機能2及びその機能2に付随した機能2
B,2Cが、機能1に付随した機能1B,1Cと下位互
換性が保たれている場合には、バージョンを下位のバー
ジョンに戻す必要はない。
ョンB21で2つのプロファイルB,Cが用意され、そ
れぞれが機能1を利用しているとする。機能1に付随し
た機能1Bについては、プロファイルBの実現に必要な
機能であり、機能1に付随した機能1Cについては、プ
ロファイルCの実現に必要な機能であるとする。このと
き、バージョンB21をバージョンB22にバージョン
アップしたとすると、このバージョンでは、新たにプロ
ファイルDが加わったとする。このバージョンB22で
セットされた機能2及びその機能2に付随した機能2
B,2Cが、機能1に付随した機能1B,1Cと下位互
換性が保たれている場合には、バージョンを下位のバー
ジョンに戻す必要はない。
【0065】ところが、図17の例で、バージョンB2
1に更新させたとき、プロファイルDが加わったため
に、プロファイルCが削除されたとすると、プロファイ
ルCを戻すためには、バージョンを元に戻す処理が必要
になり、図13に示したようなバージョン変更処理を行
う必要が生じる。
1に更新させたとき、プロファイルDが加わったため
に、プロファイルCが削除されたとすると、プロファイ
ルCを戻すためには、バージョンを元に戻す処理が必要
になり、図13に示したようなバージョン変更処理を行
う必要が生じる。
【0066】なお、ここまでの説明では、バージョンを
下位のバージョンに変更させる場合について説明した
が、上位のバージョンへの変更が可能である場合には、
図13に示すようなコマンドの伝送で、上位のバージョ
ンへの変更処理を行うようにしても良い。また、下位の
バージョンに変更して、図13に示すようなデータ伝送
を行った後に、コントローラからのバージョン変更指示
を行うコマンドの伝送で、元のバージョンに戻す処理を
行うようにしても良い。
下位のバージョンに変更させる場合について説明した
が、上位のバージョンへの変更が可能である場合には、
図13に示すようなコマンドの伝送で、上位のバージョ
ンへの変更処理を行うようにしても良い。また、下位の
バージョンに変更して、図13に示すようなデータ伝送
を行った後に、コントローラからのバージョン変更指示
を行うコマンドの伝送で、元のバージョンに戻す処理を
行うようにしても良い。
【0067】また、図13の伝送例では、プロデューサ
とは別の機器であるコントローラが、コンスーマに対し
てバージョン確認や変更を指示するようにしたが、プロ
デューサがコントローラとしての機能を備えている場合
には、プロデューサが直接コンスーマに対してバージョ
ン確認や変更を指示できるようになる。また、コントロ
ーラがプロデューサに対して、バージョン確認や変更を
同様のコマンドで実行するようにしても良い。
とは別の機器であるコントローラが、コンスーマに対し
てバージョン確認や変更を指示するようにしたが、プロ
デューサがコントローラとしての機能を備えている場合
には、プロデューサが直接コンスーマに対してバージョ
ン確認や変更を指示できるようになる。また、コントロ
ーラがプロデューサに対して、バージョン確認や変更を
同様のコマンドで実行するようにしても良い。
【0068】また、上述した実施の形態では、バージョ
ン確認を行った後、バージョン変更が必要であるとコン
トローラが判断したとき、直ちにバージョン変更コマン
ドを伝送するようにしたが、その前に、バージョン変更
が可能か否か、該当する機器に問い合わせるようにして
も良い。即ち、例えばAV/Cコマンドでは、サポート
の有無を問い合わせるSPECIFIC INQUIR
Yのコマンドが用意され、そのコマンドを使用して、バ
ージョン変更が可能か問い合わせて、そのコマンドに対
するレスポンスで、バージョン変更可能であると判断さ
れた場合にだけ、バージョン変更コマンドを送るように
しても良い。バージョン変更が不可能である場合には、
NOT INPLEMENTEDのレスポンスが返送さ
れる。
ン確認を行った後、バージョン変更が必要であるとコン
トローラが判断したとき、直ちにバージョン変更コマン
ドを伝送するようにしたが、その前に、バージョン変更
が可能か否か、該当する機器に問い合わせるようにして
も良い。即ち、例えばAV/Cコマンドでは、サポート
の有無を問い合わせるSPECIFIC INQUIR
Yのコマンドが用意され、そのコマンドを使用して、バ
ージョン変更が可能か問い合わせて、そのコマンドに対
するレスポンスで、バージョン変更可能であると判断さ
れた場合にだけ、バージョン変更コマンドを送るように
しても良い。バージョン変更が不可能である場合には、
NOT INPLEMENTEDのレスポンスが返送さ
れる。
【0069】また、上述した実施の形態では、IEEE
1394方式のバスで構成されるネットワークの場合に
ついて説明したが、その他のネットワーク構成の機器間
で同様のデータ伝送を行う場合にも適用できるものであ
る。その場合に接続される機器についても、上述した映
像機器やプリンタなどに限定されるものではない。
1394方式のバスで構成されるネットワークの場合に
ついて説明したが、その他のネットワーク構成の機器間
で同様のデータ伝送を行う場合にも適用できるものであ
る。その場合に接続される機器についても、上述した映
像機器やプリンタなどに限定されるものではない。
【0070】
【発明の効果】本発明によると、ネットワークに接続さ
れた入力機器のバージョンを、出力機器のバージョンに
合わせるような下位のバージョンへの変更が、コントロ
ーラからの指令に基づいて自動的に実行されるようにな
る。従って、出力機器と入力機器とのバージョンが、入
力機器でのバージョンアップの実行で一致しないように
なって、出力機器から出力されるデータの入力機器での
処理が不可能になった場合でも、コントローラからの制
御に基づいた下位のバージョンへの変更で、処理できる
ように復帰し、自動的に対応できるようになる。
れた入力機器のバージョンを、出力機器のバージョンに
合わせるような下位のバージョンへの変更が、コントロ
ーラからの指令に基づいて自動的に実行されるようにな
る。従って、出力機器と入力機器とのバージョンが、入
力機器でのバージョンアップの実行で一致しないように
なって、出力機器から出力されるデータの入力機器での
処理が不可能になった場合でも、コントローラからの制
御に基づいた下位のバージョンへの変更で、処理できる
ように復帰し、自動的に対応できるようになる。
【0071】この場合、コントローラからのバージョン
を問い合わせる指令に対する入力機器からの返送に、そ
のバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加する
ようにしたことで、コントローラ側では、入力機器で実
行可能な機能を確実に判断できるようになり、コントロ
ーラによるバージョンの制御が的確に実行できるように
なる。
を問い合わせる指令に対する入力機器からの返送に、そ
のバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加する
ようにしたことで、コントローラ側では、入力機器で実
行可能な機能を確実に判断できるようになり、コントロ
ーラによるバージョンの制御が的確に実行できるように
なる。
【0072】また、バージョンを下位のバージョンに変
更させる指令に対する入力機器からの返送時にも、変更
したバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加す
るようにしたことで、その変更されたバージョンでどの
ような処理が可能になったかを、コントローラが確実に
判断できるようになる。
更させる指令に対する入力機器からの返送時にも、変更
したバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加す
るようにしたことで、その変更されたバージョンでどの
ような処理が可能になったかを、コントローラが確実に
判断できるようになる。
【0073】また、出力機器がコントローラを兼ねるこ
とで、出力機器が入力機器に対して、直接的にバージョ
ンが一致するかを確認することが可能になり、出力機器
と入力機器とのバージョンを一致させる処理がより簡単
に実行できるようになる。
とで、出力機器が入力機器に対して、直接的にバージョ
ンが一致するかを確認することが可能になり、出力機器
と入力機器とのバージョンを一致させる処理がより簡単
に実行できるようになる。
【図1】本発明の一実施の形態によるシステムの全体構
成例を示すブロック図である。
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるデジタルスチルカ
メラの構成例を示すブロック図である。
メラの構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるプリンタの構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるデジタルテレビジ
ョン受像機の構成例を示すブロック図である。
ョン受像機の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態によるコンスーマ機器
(プリンタ)の伝送処理から見た構成例を示すブロック
図である。
(プリンタ)の伝送処理から見た構成例を示すブロック
図である。
【図6】本発明の一実施の形態による伝送状態の例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態による転送パケットのデ
ータ例を示す説明図である。
ータ例を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態によるデータ構造の例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態によるバージョン問い合
わせ用のコマンド及びレスポンスの構成例を示す説明図
である。
わせ用のコマンド及びレスポンスの構成例を示す説明図
である。
【図10】本発明の一実施の形態によるバージョン情報
の例を示す説明図である。
の例を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態によるプロファイルI
Dの例を示す説明図である。
Dの例を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態によるバージョン変更
用のコマンド及びレスポンスの構成例を示す説明図であ
る。
用のコマンド及びレスポンスの構成例を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の一実施の形態によるバージョン変更
を行ってデータ伝送を行う場合の処理例を示すタイミン
グチャートである。
を行ってデータ伝送を行う場合の処理例を示すタイミン
グチャートである。
【図14】下位互換性を維持したバージョンアップの例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図15】下位互換性がないバージョンアップの例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図16】プロファイルを維持したバージョンアップの
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
【図17】プロファイルを維持したバージョンアップの
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
1…デジタルスチルカメラ(プロデューサ)、2…プリ
ンタ(コンスーマ)、3…デジタルテレビジョン受像機
(コントローラ)、9…IEEE1394方式のバスラ
イン、112…インターフェース部、113…中央制御
ユニット(CPU)、201…インターフェース部、2
04…中央制御ユニット(CPU)、311…中央制御
ユニット(CPU)、312…インターフェース部
ンタ(コンスーマ)、3…デジタルテレビジョン受像機
(コントローラ)、9…IEEE1394方式のバスラ
イン、112…インターフェース部、113…中央制御
ユニット(CPU)、201…インターフェース部、2
04…中央制御ユニット(CPU)、311…中央制御
ユニット(CPU)、312…インターフェース部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04L 13/00 305C 5K034 (72)発明者 井原 祐之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EA04 EB01 GC06 GD35 HC08 5B021 AA19 BB01 CC05 CC07 EE01 5B076 AB17 AC07 5B077 AA03 AA18 NN02 5C064 BA07 BB05 BC20 BD13 5K034 AA19 DD03 FF12 HH63
Claims (13)
- 【請求項1】 所定のネットワークに接続された出力機
器に得られるデータを、その出力機器から上記ネットワ
ークに送出し、上記ネットワークに接続された入力機器
でそのデータを受信する伝送方法において、 上記出力機器又はネットワーク上での伝送を管理するコ
ントローラは、上記入力機器に設定された機能のバージ
ョンを問い合わせる第1の指令を送り、その第1の指令
に対する返送で上記入力機器に設定されたバージョンを
確認し、 その確認した入力機器のバージョンより、出力機器又は
コントローラに設定されたバージョンの方が低いバージ
ョンであるとき、上記入力機器に設定されるバージョン
を低いバージョンに変更する第2の指令を上記入力機器
に送ってバージョンを変更させてから、上記出力機器か
らの上記データの伝送を開始させるようにした伝送方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の伝送方法において、 上記第1の指令に対する上記入力機器からの返送に、そ
のバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加する
ようにした伝送方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の伝送方法において、 上記第2の指令に対する上記入力機器からの返送に、変
更したバージョンで実行可能な機能に関する情報を付加
するようにした伝送方法。 - 【請求項4】 所定のネットワークに接続されたコント
ローラの制御に基づいて設定されたコネクションを使用
して、出力機器に得られるデータを、その出力機器から
上記ネットワークに送出し、上記ネットワークに接続さ
れた入力機器でそのデータを受信する伝送システムにお
いて、 上記コントローラは、上記入力機器に設定された機能の
バージョンを問い合わせる第1の指令と、上記入力機器
に設定されるバージョンを低いバージョンに変更させる
第2の指令とを発行させる指令発行手段を備え、 上記入力機器は、上記第1の指令を受信したとき、設定
されたバージョンを返送し、上記第2の指令を受信した
とき、設定されたバージョンを低いバージョンに変更す
ることが可能か否かを返送するバージョン管理手段を備
えた伝送システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の伝送システムにおいて、 上記入力機器のバージョン管理手段は、第1の指令を受
信したときの返信に、そのときに設定されているバージ
ョンで実行可能な機能に関する情報を付加する伝送シス
テム。 - 【請求項6】 請求項5記載の伝送システムにおいて、 上記入力機器のバージョン管理手段は、第2の指令を受
信したときの返信に、そのときに変更したバージョンで
実行可能な機能に関する情報を付加する伝送システム。 - 【請求項7】 請求項4記載の伝送システムにおいて、 上記コントローラは、上記出力機器が兼ねるようにした
伝送システム。 - 【請求項8】 所定のネットワークに接続された出力機
器に得られるデータを、その出力機器から上記ネットワ
ークに送出し、上記ネットワークに接続された入力機器
でそのデータを受信する場合の、上記ネットワーク上で
の伝送の管理を行う伝送制御装置において、 上記入力機器に設定された機能のバージョンを問い合わ
せる第1の指令と、上記入力機器に設定されるバージョ
ンを低いバージョンに変更させる第2の指令とを発行さ
せる指令発行手段を備えた伝送制御装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の伝送制御装置において、 上記指令発行手段は、そのときに設定されているバージ
ョンで実行可能な機能を問い合わせる情報を、上記第1
の指令に付加する伝送制御装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の伝送制御装置におい
て、 上記指令発行手段は、変更されたバージョンで実行可能
な機能を問い合わせる情報を、上記第2の指令に付加す
る伝送制御装置。 - 【請求項11】 所定のネットワークに接続された出力
機器から上記ネットワークに送出されるデータを受信す
る入力装置において、 第1の指令を受信したとき、設定されたバージョンを返
送し、第2の指令を受信したとき、設定されたバージョ
ンを低いバージョンに変更することが可能か否かを返送
するバージョン管理手段を備えた入力装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の入力装置において、 上記バージョン管理手段は、そのときに設定されている
バージョンで実行可能な機能を示す情報を、上記第1の
指令に対する返送に付加する入力装置。 - 【請求項13】 請求項12記載の入力装置において、 上記バージョン管理手段は、上記第2の指令に基づいて
バージョン変更が可能なとき、その変更されたバージョ
ンで実行可能な機能を示す情報を、上記第2の指令に対
する返送に付加する入力装置。
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