JP2001248878A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents
浴室暖房乾燥機Info
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- JP2001248878A JP2001248878A JP2000064005A JP2000064005A JP2001248878A JP 2001248878 A JP2001248878 A JP 2001248878A JP 2000064005 A JP2000064005 A JP 2000064005A JP 2000064005 A JP2000064005 A JP 2000064005A JP 2001248878 A JP2001248878 A JP 2001248878A
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- heating
- indoor temperature
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内温度検出手段に異常が発生して室内温度
の検出ができなくなった場合にも、応急処置的に暖房運
転や乾燥運転を行えるようにする。 【解決手段】 熱交換器12で空気を加熱し、暖房循環
ファン11で温風を吹き出させるようにし、空気吸い込
み口20の近傍に設けた室内温度センサ17で室温を検
知しながら、設定温度となるように暖房運転等を行う。
室内温度センサ17に異常が発生した場合には、室内温
度に基づいて暖房運転等を制御できないので、この場合
には、既定のデューティ比で断続的に暖房運転等を行わ
せる。
の検出ができなくなった場合にも、応急処置的に暖房運
転や乾燥運転を行えるようにする。 【解決手段】 熱交換器12で空気を加熱し、暖房循環
ファン11で温風を吹き出させるようにし、空気吸い込
み口20の近傍に設けた室内温度センサ17で室温を検
知しながら、設定温度となるように暖房運転等を行う。
室内温度センサ17に異常が発生した場合には、室内温
度に基づいて暖房運転等を制御できないので、この場合
には、既定のデューティ比で断続的に暖房運転等を行わ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内の天井部分
に設置され、温風を吹き出すことによって浴室内を暖房
する浴室暖房乾燥機に関する。
に設置され、温風を吹き出すことによって浴室内を暖房
する浴室暖房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】温風を吹き出すことによって浴室内を暖
房したり、浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させ
るための浴室暖房乾燥機が従来より使用されている。こ
のような浴室暖房乾燥機においては、空気吸い込み口か
ら吸引した空気を温水熱交換器で熱交換させることによ
って加熱し、暖房用循環ファンによって温風吹き出し口
から浴室内へ温風を吹き出すことで、浴室内の暖房や衣
類等の乾燥を行っている。
房したり、浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させ
るための浴室暖房乾燥機が従来より使用されている。こ
のような浴室暖房乾燥機においては、空気吸い込み口か
ら吸引した空気を温水熱交換器で熱交換させることによ
って加熱し、暖房用循環ファンによって温風吹き出し口
から浴室内へ温風を吹き出すことで、浴室内の暖房や衣
類等の乾燥を行っている。
【0003】また、このような浴室暖房乾燥機において
は、特に入浴時には、快適な暖房温度を保つようにする
必要があるので、空気吸い込み口の近傍に設けた室温セ
ンサによって室温を検知し、室温が設定温度に保たれる
よう室温センサの検出温度に応じて熱動弁を開閉制御し
ている。すなわち、室温が設定温度よりも低くなったら
熱動弁を開いて温水熱交換器に温水を循環させ、あるい
は室温が設定温度よりも高くなったら熱動弁を閉じて温
水熱交換器における温水の循環を停止させ、これによっ
て室内温度を設定温度近傍に保つようにしている。
は、特に入浴時には、快適な暖房温度を保つようにする
必要があるので、空気吸い込み口の近傍に設けた室温セ
ンサによって室温を検知し、室温が設定温度に保たれる
よう室温センサの検出温度に応じて熱動弁を開閉制御し
ている。すなわち、室温が設定温度よりも低くなったら
熱動弁を開いて温水熱交換器に温水を循環させ、あるい
は室温が設定温度よりも高くなったら熱動弁を閉じて温
水熱交換器における温水の循環を停止させ、これによっ
て室内温度を設定温度近傍に保つようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浴室暖房乾燥機では、室温センサやそのセンサ回路など
からなる室内温度検出手段が断線や破損によって異常と
なり、浴室の室内温度を検知できなくなった場合には、
室内温度を制御不能になるので、暖房運転や乾燥運転を
停止していた。
浴室暖房乾燥機では、室温センサやそのセンサ回路など
からなる室内温度検出手段が断線や破損によって異常と
なり、浴室の室内温度を検知できなくなった場合には、
室内温度を制御不能になるので、暖房運転や乾燥運転を
停止していた。
【0005】そのため、修理等によって異常の原因を除
去し、元の状態に修復するするまでは暖房も乾燥運転も
全く行えないという問題を有していた。特に、シャワー
などを使用していて、しかも浴室内が十分に暖まってい
ない場合では、寒さを感じて困ることになる。また、衣
類等の乾燥を行う場合では、あまり精度の高い室温制御
は必要ないにもかかわらず、室内温度検出手段が異常を
起こすと、乾燥運転も行えないという不都合があった。
去し、元の状態に修復するするまでは暖房も乾燥運転も
全く行えないという問題を有していた。特に、シャワー
などを使用していて、しかも浴室内が十分に暖まってい
ない場合では、寒さを感じて困ることになる。また、衣
類等の乾燥を行う場合では、あまり精度の高い室温制御
は必要ないにもかかわらず、室内温度検出手段が異常を
起こすと、乾燥運転も行えないという不都合があった。
【0006】このように従来の浴室暖房乾燥機では、室
温センサや熱交換器温度センサ等の温度検出手段が故障
すると、適切な運転動作を行うことができなかった。
温センサや熱交換器温度センサ等の温度検出手段が故障
すると、適切な運転動作を行うことができなかった。
【0007】本発明は上記の従来例の解決課題に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、室内温
度検出手段や熱交換器温度検出手段等の温度検出手段が
故障した場合でも、適切な動作で浴室暖房乾燥機を運転
できるようにすることにある。
なされたものであり、その目的とするところは、室内温
度検出手段や熱交換器温度検出手段等の温度検出手段が
故障した場合でも、適切な動作で浴室暖房乾燥機を運転
できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段とその作用】請求項1に記
載の浴室暖房乾燥機は、浴室の天井部分に設置され、室
内温度検出手段により検出した室内温度に基づいて暖房
運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前
記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、既定の
デューティ比で断続的に暖房運転又は乾燥運転を行わせ
るようにしたものである。
載の浴室暖房乾燥機は、浴室の天井部分に設置され、室
内温度検出手段により検出した室内温度に基づいて暖房
運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前
記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、既定の
デューティ比で断続的に暖房運転又は乾燥運転を行わせ
るようにしたものである。
【0009】請求項1に記載した浴室暖房乾燥機にあっ
ては、温度センサやセンサ回路等の室内温度検出手段に
異常が発生した場合には、規定のデューティ比で断続的
に暖房運転又は乾燥運転を行わせるようにしているの
で、最適な室温制御は行えないにしても、異常が修復さ
れるまでの間、応急処置的に一定の能力で浴室内の暖房
や衣類等の乾燥を行うことができる。また、一定のデュ
ーティ比で連続的に暖房運転又は乾燥運転を行ってお
り、連続的に運転しないので、過度に室内が暖められる
こともない。また、室内温度検出手段に異常がない場合
には、通常の運転を行うことができるので、その場合に
は快適な運転状態を保つことができる。なお、熱源機の
熱源は、ガス、電気、石油など任意なもので差し支えな
い。
ては、温度センサやセンサ回路等の室内温度検出手段に
異常が発生した場合には、規定のデューティ比で断続的
に暖房運転又は乾燥運転を行わせるようにしているの
で、最適な室温制御は行えないにしても、異常が修復さ
れるまでの間、応急処置的に一定の能力で浴室内の暖房
や衣類等の乾燥を行うことができる。また、一定のデュ
ーティ比で連続的に暖房運転又は乾燥運転を行ってお
り、連続的に運転しないので、過度に室内が暖められる
こともない。また、室内温度検出手段に異常がない場合
には、通常の運転を行うことができるので、その場合に
は快適な運転状態を保つことができる。なお、熱源機の
熱源は、ガス、電気、石油など任意なもので差し支えな
い。
【0010】請求項2に記載の浴室暖房乾燥機は、空気
を加熱するための熱交換器と、該熱交換器の温度を検出
する手段と、室内温度を検出する手段とを備え、室内温
度検出手段により検出した室内温度に基づいて乾燥運転
を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前記室
内温度検出手段に異常が発生した場合には、前記熱交換
器温度検出手段の検出温度が所定温度に達した後に換気
装置を運転開始させるようにしたことを特徴としてい
る。
を加熱するための熱交換器と、該熱交換器の温度を検出
する手段と、室内温度を検出する手段とを備え、室内温
度検出手段により検出した室内温度に基づいて乾燥運転
を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前記室
内温度検出手段に異常が発生した場合には、前記熱交換
器温度検出手段の検出温度が所定温度に達した後に換気
装置を運転開始させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項2に記載した浴室暖房乾燥機によれ
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合でも、熱交
換器温度が所定温度に達するまでは換気装置が運転され
ないので、室内温度の立ち上がりを速くするため室内温
度が上昇するまで換気装置を停止しておく低温換気防止
制御を応急処置的に行うことができる。
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合でも、熱交
換器温度が所定温度に達するまでは換気装置が運転され
ないので、室内温度の立ち上がりを速くするため室内温
度が上昇するまで換気装置を停止しておく低温換気防止
制御を応急処置的に行うことができる。
【0012】請求項3に記載の浴室暖房乾燥機は、空気
を加熱するための熱交換器と、該熱交換器の温度を検出
する手段と、室内温度を検出する手段とを備え、室内温
度検出手段により検出した室内温度に基づいて凍結防止
運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前
記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房用
ファンを駆動して送風させ、前記熱交換器温度検出手段
の検出温度が所定温度以下となったときに凍結防止運転
を行わせるようにしたことを特徴としている。
を加熱するための熱交換器と、該熱交換器の温度を検出
する手段と、室内温度を検出する手段とを備え、室内温
度検出手段により検出した室内温度に基づいて凍結防止
運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、前
記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房用
ファンを駆動して送風させ、前記熱交換器温度検出手段
の検出温度が所定温度以下となったときに凍結防止運転
を行わせるようにしたことを特徴としている。
【0013】請求項3に記載した浴室暖房乾燥機によれ
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させることによって熱交換器温
度と室内温度とを平衡させようとしているので、熱交換
器温度検出手段によって室内温度を検出することがで
き、従って、室内温度検出手段に異常がある場合でも応
急処置的に凍結防止運転を行わせることができる。
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させることによって熱交換器温
度と室内温度とを平衡させようとしているので、熱交換
器温度検出手段によって室内温度を検出することがで
き、従って、室内温度検出手段に異常がある場合でも応
急処置的に凍結防止運転を行わせることができる。
【0014】請求項4に記載の浴室暖房乾燥機は、空気
を加熱するための熱交換器と、熱交換器で加熱された空
気を吹き出させるための暖房用ファンと、該熱交換器の
温度を検出する手段と、室内温度を検出する手段とを備
え、室内温度検出手段により検出した室内温度に基づい
て凍結防止運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機に
おいて、前記室内温度検出手段に異常が発生した場合に
は、暖房用ファンを駆動して送風させ、送風開始から一
定時間が経過したとき、あるいは前記熱交換器温度検出
手段の検出温度がほぼ変化しなくなったとき、その検出
温度がほぼ変化しなくなったときの該検出温度を室温と
して扱うようにしたことを特徴としている。
を加熱するための熱交換器と、熱交換器で加熱された空
気を吹き出させるための暖房用ファンと、該熱交換器の
温度を検出する手段と、室内温度を検出する手段とを備
え、室内温度検出手段により検出した室内温度に基づい
て凍結防止運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機に
おいて、前記室内温度検出手段に異常が発生した場合に
は、暖房用ファンを駆動して送風させ、送風開始から一
定時間が経過したとき、あるいは前記熱交換器温度検出
手段の検出温度がほぼ変化しなくなったとき、その検出
温度がほぼ変化しなくなったときの該検出温度を室温と
して扱うようにしたことを特徴としている。
【0015】請求項4に記載した浴室暖房乾燥機によれ
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させることによって熱交換器温
度と室内温度とを平衡させるようにしているので、送風
開始から一定時間が経過して、あるいは熱交換器温度が
ほぼ変化しなくなって熱交換器温度と室温とが平衡に達
したと判断された後は、熱交換器温度を室温と見なし、
室内温度検出手段に異常があるときも応急処置的に凍結
防止運転を行うことができる。
ば、室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させることによって熱交換器温
度と室内温度とを平衡させるようにしているので、送風
開始から一定時間が経過して、あるいは熱交換器温度が
ほぼ変化しなくなって熱交換器温度と室温とが平衡に達
したと判断された後は、熱交換器温度を室温と見なし、
室内温度検出手段に異常があるときも応急処置的に凍結
防止運転を行うことができる。
【0016】請求項5に記載の浴室暖房乾燥機は、空気
を加熱するための熱交換器と、熱交換器で加熱された空
気を吹き出させるための暖房用ファンと、該熱交換器の
温度を検出する手段と、熱交換器温度検出手段により検
出した熱交換器温度に基づいて暖房運転を制御するよう
にした浴室暖房乾燥機において、前記熱交換器温度検出
手段に異常が発生した場合には、暖房運転開始から所定
時間経過後に暖房用ファンを駆動するようにしたもので
ある。
を加熱するための熱交換器と、熱交換器で加熱された空
気を吹き出させるための暖房用ファンと、該熱交換器の
温度を検出する手段と、熱交換器温度検出手段により検
出した熱交換器温度に基づいて暖房運転を制御するよう
にした浴室暖房乾燥機において、前記熱交換器温度検出
手段に異常が発生した場合には、暖房運転開始から所定
時間経過後に暖房用ファンを駆動するようにしたもので
ある。
【0017】請求項5に記載した浴室暖房乾燥機にあっ
ては、暖房運転時、熱交換器温度検出手段の異常により
熱交換器温度を検出できない場合でも、暖房開始から所
定時間が経過するまでは暖房用ファンを停止して送風を
止めておくことにより、冷風の吹き出しを防止すること
ができる。また、熱交換器温度検出手段に異常がない場
合には、通常の暖房運転を行うことができるので、冷風
の吹き出しを防止して快適な暖房運転を行うことができ
る。
ては、暖房運転時、熱交換器温度検出手段の異常により
熱交換器温度を検出できない場合でも、暖房開始から所
定時間が経過するまでは暖房用ファンを停止して送風を
止めておくことにより、冷風の吹き出しを防止すること
ができる。また、熱交換器温度検出手段に異常がない場
合には、通常の暖房運転を行うことができるので、冷風
の吹き出しを防止して快適な暖房運転を行うことができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は本発明
の一実施形態による浴室暖房乾燥機1の断面図である。
この浴室暖房乾燥機1は、主として浴室暖房乾燥機本体
2及びフロントカバー3によって構成されている。浴室
暖房乾燥機本体2にあっては、下面開口したケーシング
4の内部にファン収納部5と換気装置収納部6とが設け
られており、ケーシング4の下端部外周にはフランジ7
が周設されている。ファン収納部5の下部には送風路8
が連続的に形成されており、送風路8の下部には風向調
整用のルーバー板19が設けられている。
の一実施形態による浴室暖房乾燥機1の断面図である。
この浴室暖房乾燥機1は、主として浴室暖房乾燥機本体
2及びフロントカバー3によって構成されている。浴室
暖房乾燥機本体2にあっては、下面開口したケーシング
4の内部にファン収納部5と換気装置収納部6とが設け
られており、ケーシング4の下端部外周にはフランジ7
が周設されている。ファン収納部5の下部には送風路8
が連続的に形成されており、送風路8の下部には風向調
整用のルーバー板19が設けられている。
【0019】ファン収納部5内には、クロスフローファ
ンのような暖房用循環ファン11が設置されており、フ
ァン収納部5の吸引側には温水熱交換器12が設けられ
ている。温水熱交換器12は、図2に示すように、給湯
器等の熱源機23と給湯配管24を通じて接続されてお
り、給湯配管には循環ポンプ25及び熱動弁26が設け
られている。従って、循環ポンプ25を運転して熱源機
23から供給された湯を温水熱交換器12に循環させる
ことにより、温水熱交換器を通過する空気と温水とを熱
交換させ、温水熱交換器12を通過する空気を加熱する
ことができる。温水熱交換器の表面ないし近傍には、温
水熱交換器の温度を計測するための熱交換器温度センサ
18が設けられている。
ンのような暖房用循環ファン11が設置されており、フ
ァン収納部5の吸引側には温水熱交換器12が設けられ
ている。温水熱交換器12は、図2に示すように、給湯
器等の熱源機23と給湯配管24を通じて接続されてお
り、給湯配管には循環ポンプ25及び熱動弁26が設け
られている。従って、循環ポンプ25を運転して熱源機
23から供給された湯を温水熱交換器12に循環させる
ことにより、温水熱交換器を通過する空気と温水とを熱
交換させ、温水熱交換器12を通過する空気を加熱する
ことができる。温水熱交換器の表面ないし近傍には、温
水熱交換器の温度を計測するための熱交換器温度センサ
18が設けられている。
【0020】また、換気装置収納部6内にはシロッコフ
ァン13とモータ14によって構成された換気装置15
が納められており、換気装置15の吹き出し方向では、
ケーシング4に排気口16が開口されている。
ァン13とモータ14によって構成された換気装置15
が納められており、換気装置15の吹き出し方向では、
ケーシング4に排気口16が開口されている。
【0021】一方、フロントカバー3には、浴室暖房乾
燥機本体2の送風路8下端面と対向させて温風吹き出し
口21が設けられている。温風吹き出し口21と隣接し
て一方には空気を吸い込むための空気吸い込み口20
が、他方には換気用吸気口22が設けられており、いず
れもグリル状に形成されている。また、空気吸い込み口
の20の近傍には、浴室内の室温を検出するための室温
センサ17が設けられている。
燥機本体2の送風路8下端面と対向させて温風吹き出し
口21が設けられている。温風吹き出し口21と隣接し
て一方には空気を吸い込むための空気吸い込み口20
が、他方には換気用吸気口22が設けられており、いず
れもグリル状に形成されている。また、空気吸い込み口
の20の近傍には、浴室内の室温を検出するための室温
センサ17が設けられている。
【0022】しかして、この浴室暖房乾燥機1にあって
は、暖房運転時には、空気吸い込み口20から吸い込ん
だ空気を温水熱交換器12で温水と熱交換させ、温水熱
交換器12で加熱された温風を暖房用循環ファン11に
よって温風吹き出し口21から浴室内へ吹き出すように
している。また、浴室内に吊した衣類等を乾燥させる場
合には、同様にしてて温風吹き出し口21から衣類等に
向けて温風を吹き出すと共に、換気装置15を運転させ
て湿気を含んだ浴室内の空気を排気口16から屋外に排
出している。
は、暖房運転時には、空気吸い込み口20から吸い込ん
だ空気を温水熱交換器12で温水と熱交換させ、温水熱
交換器12で加熱された温風を暖房用循環ファン11に
よって温風吹き出し口21から浴室内へ吹き出すように
している。また、浴室内に吊した衣類等を乾燥させる場
合には、同様にしてて温風吹き出し口21から衣類等に
向けて温風を吹き出すと共に、換気装置15を運転させ
て湿気を含んだ浴室内の空気を排気口16から屋外に排
出している。
【0023】正常な暖房運転又は乾燥運転においては、
このとき空気吸い込み口20の近傍に設置された室温セ
ンサ17によって室温を検出し、室温に応じて熱動弁2
6を開閉制御することにより、温風吹き出し口21から
吹き出される温風の温度が設定温度となるように制御し
ている。
このとき空気吸い込み口20の近傍に設置された室温セ
ンサ17によって室温を検出し、室温に応じて熱動弁2
6を開閉制御することにより、温風吹き出し口21から
吹き出される温風の温度が設定温度となるように制御し
ている。
【0024】しかし、室温センサ17又はそのセンサ回
路などが故障したり、異常な信号を出力したりした場合
には、室温センサ17により検出した室温に基づいてて
熱動弁26を制御することができない。そのため、浴室
暖房乾燥機1内のメインコントローラ(図示せず)によ
って室温センサ17やそのセンサ回路等が異常であると
判断した場合には、図3(a)に示すように、所定のデ
ューティ比〔=T1/(T1+T2)〕で温水弁26を
開閉制御すると共に、図3(b)のように同じデューテ
ィ比又は同じ開閉タイミングで熱源機に運転指令を出力
させるようにし、図3(d)のように室温を制御する。
なお、このとき運転停止期間に冷風が吹き出されるのを
防止するため、図3(c)のように、暖房用循環ファン
11も熱動弁26とほぼ同じタイミングで開閉させるの
が好ましい。なお、このデューティ比は、あらかじめ実
験によって最適な値を定めておくことができる。
路などが故障したり、異常な信号を出力したりした場合
には、室温センサ17により検出した室温に基づいてて
熱動弁26を制御することができない。そのため、浴室
暖房乾燥機1内のメインコントローラ(図示せず)によ
って室温センサ17やそのセンサ回路等が異常であると
判断した場合には、図3(a)に示すように、所定のデ
ューティ比〔=T1/(T1+T2)〕で温水弁26を
開閉制御すると共に、図3(b)のように同じデューテ
ィ比又は同じ開閉タイミングで熱源機に運転指令を出力
させるようにし、図3(d)のように室温を制御する。
なお、このとき運転停止期間に冷風が吹き出されるのを
防止するため、図3(c)のように、暖房用循環ファン
11も熱動弁26とほぼ同じタイミングで開閉させるの
が好ましい。なお、このデューティ比は、あらかじめ実
験によって最適な値を定めておくことができる。
【0025】このように室温センサ17等に異常があっ
ても、あらかじめ決められたデューティ比で暖房運転又
は乾燥運転を行わせるようにしているので、最適な温度
制御ということはできないものの、室温センサ17等の
異常が修復されるまでの間、応急処置的に、しかも安全
に浴室内の暖房や衣類等の乾燥を行わせることができ、
センサ異常時の不便さを軽減することができる。
ても、あらかじめ決められたデューティ比で暖房運転又
は乾燥運転を行わせるようにしているので、最適な温度
制御ということはできないものの、室温センサ17等の
異常が修復されるまでの間、応急処置的に、しかも安全
に浴室内の暖房や衣類等の乾燥を行わせることができ、
センサ異常時の不便さを軽減することができる。
【0026】なお、上記実施形態は種々の変更が可能で
あって、図4に示すように、熱源機23への運転指令を
オンに保って熱源機23を連続的に燃焼運転させたま
ま、熱動弁26を規定のデューティ比で開閉させてもよ
く、あるいは図5に示すように、熱動弁26を開状態に
保ったままで、熱源機23への運転指令をオン、オフ制
御することにより熱源機23を断続的に燃焼運転させて
もよい。また、図6に示すように、熱動弁26を開閉制
御するタイミングを、熱源機23への運転指令がオン、
オフに切り替わるタイミングよりも少し遅らせてもよ
い。
あって、図4に示すように、熱源機23への運転指令を
オンに保って熱源機23を連続的に燃焼運転させたま
ま、熱動弁26を規定のデューティ比で開閉させてもよ
く、あるいは図5に示すように、熱動弁26を開状態に
保ったままで、熱源機23への運転指令をオン、オフ制
御することにより熱源機23を断続的に燃焼運転させて
もよい。また、図6に示すように、熱動弁26を開閉制
御するタイミングを、熱源機23への運転指令がオン、
オフに切り替わるタイミングよりも少し遅らせてもよ
い。
【0027】(第2の実施形態)図7は本発明のさらに
別な実施形態による浴室暖房乾燥機において、室温セン
サ等の異常が発生したときの凍結防止運転を説明する図
である。ここで図7は室内温度が凍結防止運転開始温度
以下である場合の動作を示しており、(a)は熱交換器
温度センサ18により検出されている熱交換器温度の変
化を示すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファン1
1の運転状態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁2
6の開閉動作を示すタイムチャートである。以下、凍結
防止運転開始温度以下で、室温センサ17に異常が発生
した場合の動作を図7により説明する。
別な実施形態による浴室暖房乾燥機において、室温セン
サ等の異常が発生したときの凍結防止運転を説明する図
である。ここで図7は室内温度が凍結防止運転開始温度
以下である場合の動作を示しており、(a)は熱交換器
温度センサ18により検出されている熱交換器温度の変
化を示すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファン1
1の運転状態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁2
6の開閉動作を示すタイムチャートである。以下、凍結
防止運転開始温度以下で、室温センサ17に異常が発生
した場合の動作を図7により説明する。
【0028】室温センサ17又はそのセンサ回路に異常
が発生した場合には、熱動弁26を閉じると共に暖房用
循環ファン11を運転開始する(期間I)。暖房用循環
ファンの運転によって熱交換器温度が室温と平衡状態に
なる方向に変化する。
が発生した場合には、熱動弁26を閉じると共に暖房用
循環ファン11を運転開始する(期間I)。暖房用循環
ファンの運転によって熱交換器温度が室温と平衡状態に
なる方向に変化する。
【0029】熱交換器温度センサ18で監視している温
度が凍結防止運転開始温度を超えて凍結防止運転開始温
度以下になると、室内及び屋外温度が凍結の恐れのある
温度であると判断し、暖房用循環ファン18を停止する
と共に熱動弁26を開いて循環ポンプ25により給湯配
管24に温水を循環させて凍結を防止する(期間II)。
度が凍結防止運転開始温度を超えて凍結防止運転開始温
度以下になると、室内及び屋外温度が凍結の恐れのある
温度であると判断し、暖房用循環ファン18を停止する
と共に熱動弁26を開いて循環ポンプ25により給湯配
管24に温水を循環させて凍結を防止する(期間II)。
【0030】次に、図8は室内温度が凍結防止運転開始
温度より高い場合の動作を示しており、(a)は熱交換
器温度センサ18により検出されている熱交換器温度の
変化を示すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファン
11の運転状態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁
26の開閉動作を示すタイムチャートである。この状況
で室温センサ17又はそのセンサ回路に異常が発生した
場合には、熱動弁26を閉じると共に暖房用循環ファン
11を運転開始する(期間I)。この場合も暖房用循環
ファンの運転によって熱交換器温度が室温と平衡状態に
なる方向に変化する。そして、暖房用循環ファン11の
動作開始から一定時間経過後、あるいは熱交換器温度の
変化率が一定値以下になると、熱交換器温度が室温と平
衡状態になったと判断し、熱交換器温度センサ18によ
って室温を検出する。
温度より高い場合の動作を示しており、(a)は熱交換
器温度センサ18により検出されている熱交換器温度の
変化を示すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファン
11の運転状態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁
26の開閉動作を示すタイムチャートである。この状況
で室温センサ17又はそのセンサ回路に異常が発生した
場合には、熱動弁26を閉じると共に暖房用循環ファン
11を運転開始する(期間I)。この場合も暖房用循環
ファンの運転によって熱交換器温度が室温と平衡状態に
なる方向に変化する。そして、暖房用循環ファン11の
動作開始から一定時間経過後、あるいは熱交換器温度の
変化率が一定値以下になると、熱交換器温度が室温と平
衡状態になったと判断し、熱交換器温度センサ18によ
って室温を検出する。
【0031】このように、熱交換器温度センサ18の検
出温度が凍結防止運転開始温度以下になる前に、熱交換
器温度センサ18の検出温度の変化率が小さくなった場
合には、室内及び屋外温度が凍結の恐れのある温度では
ないと判断し、暖房用循環ファン18を停止する(期間
II)。
出温度が凍結防止運転開始温度以下になる前に、熱交換
器温度センサ18の検出温度の変化率が小さくなった場
合には、室内及び屋外温度が凍結の恐れのある温度では
ないと判断し、暖房用循環ファン18を停止する(期間
II)。
【0032】こうして熱交換器温度センサ18によって
熱交換器温度(室温)の監視を継続しているときに、熱
交換器温度が凍結防止運転開始温度以下になった場合
(期間III)には、熱動弁26を開いて循環ポンプ25
により給湯配管24に温水を循環させて凍結を防止す
る。
熱交換器温度(室温)の監視を継続しているときに、熱
交換器温度が凍結防止運転開始温度以下になった場合
(期間III)には、熱動弁26を開いて循環ポンプ25
により給湯配管24に温水を循環させて凍結を防止す
る。
【0033】よって、この実施形態によれば、浴室暖房
乾燥機において、室温センサ17等に異常が発生した場
合でも、別途設けられた熱交換器温度センサ18によっ
て凍結の恐れのある室温を検知できるので、無条件に熱
動弁を開けることなく凍結防止運転ができる。
乾燥機において、室温センサ17等に異常が発生した場
合でも、別途設けられた熱交換器温度センサ18によっ
て凍結の恐れのある室温を検知できるので、無条件に熱
動弁を開けることなく凍結防止運転ができる。
【0034】室温センサ17に異常が発生した時、上記
のように暖房用循環ファン11を運転するだけでなく、
暖房用循環ファン11と共に換気装置15も運転させる
ようにすれば、浴室内温度を屋外温度にも近付けること
ができ、より正確に凍結防止運転ができるようになる。
のように暖房用循環ファン11を運転するだけでなく、
暖房用循環ファン11と共に換気装置15も運転させる
ようにすれば、浴室内温度を屋外温度にも近付けること
ができ、より正確に凍結防止運転ができるようになる。
【0035】(第3の実施形態)浴室暖房乾燥機の乾燥
運転においては、運転開始時等で浴室内温度が十分に上
昇していないときには、浴室内温度の立ち上がりを速く
するため換気装置を停止しておき(低温換気防止制御と
いう)、室内温度センサによって浴室内の温度が十分に
上昇したことを確認してから換気装置を運転開始させて
いた。このような低温換気防止制御も、室内温度センサ
による室温検知が前提となるので、室温センサ等が故障
すると行えない。そこで、以下に説明する実施形態で
は、室温センサ等の室内温度検出手段に異常が発生した
場合には、熱交換器温度センサにより低温換気防止制御
を行えるようにする。
運転においては、運転開始時等で浴室内温度が十分に上
昇していないときには、浴室内温度の立ち上がりを速く
するため換気装置を停止しておき(低温換気防止制御と
いう)、室内温度センサによって浴室内の温度が十分に
上昇したことを確認してから換気装置を運転開始させて
いた。このような低温換気防止制御も、室内温度センサ
による室温検知が前提となるので、室温センサ等が故障
すると行えない。そこで、以下に説明する実施形態で
は、室温センサ等の室内温度検出手段に異常が発生した
場合には、熱交換器温度センサにより低温換気防止制御
を行えるようにする。
【0036】この実施例形態における乾燥運転時の低温
換気防止制御の方法を図9のフロー図に示す。まず、浴
室暖房乾燥機の乾燥スイッチがオンになって乾燥運転が
開始すると、浴室暖房乾燥機内のメインコントローラは
室温センサ17やそのセンサ回路等の室内温度検出手段
に異常がないか検査する(ステップS1)。
換気防止制御の方法を図9のフロー図に示す。まず、浴
室暖房乾燥機の乾燥スイッチがオンになって乾燥運転が
開始すると、浴室暖房乾燥機内のメインコントローラは
室温センサ17やそのセンサ回路等の室内温度検出手段
に異常がないか検査する(ステップS1)。
【0037】このとき室内温度検出手段に異常がない場
合には、通常の低温換気防止制御を行う(ステップS
2)。即ち、乾燥運転開始時には、換気装置15を運転
停止したままで温風吹き出し口21から温風を吹き出し
て室温を速やかに上昇させながら衣類等の乾燥運転を行
う。室温センサ17で検出している室内温度が所定温度
に達したら換気装置15の運転を開始し、換気装置15
により湿気を屋外に排出しながら温風吹き出し口21か
ら温風を吹き出して乾燥運転を行う。
合には、通常の低温換気防止制御を行う(ステップS
2)。即ち、乾燥運転開始時には、換気装置15を運転
停止したままで温風吹き出し口21から温風を吹き出し
て室温を速やかに上昇させながら衣類等の乾燥運転を行
う。室温センサ17で検出している室内温度が所定温度
に達したら換気装置15の運転を開始し、換気装置15
により湿気を屋外に排出しながら温風吹き出し口21か
ら温風を吹き出して乾燥運転を行う。
【0038】一方、室内温度検出手段に異常が発見され
た場合には、熱交換器温度センサによって熱交換器温度
を検出し、その検出温度が所定温度t℃(例えば、5
℃)に達しているか否かを調べる(ステップS3)。所
定温度t℃まで上昇していない場合には、換気装置15
を停止して乾燥運転を行い(ステップS5)、室温を速
やかに上昇させる。こうして浴室内の温度がt℃以上に
なると、そのt℃以上の状態が時間T1(例えば、10
分)の間持続することを確認した後(ステップS4)、
換気装置15の運転を開始し、換気装置15により湿気
を屋外に排出しながら温風吹き出し口21から温風を吹
き出して乾燥運転を行う(ステップS6)。
た場合には、熱交換器温度センサによって熱交換器温度
を検出し、その検出温度が所定温度t℃(例えば、5
℃)に達しているか否かを調べる(ステップS3)。所
定温度t℃まで上昇していない場合には、換気装置15
を停止して乾燥運転を行い(ステップS5)、室温を速
やかに上昇させる。こうして浴室内の温度がt℃以上に
なると、そのt℃以上の状態が時間T1(例えば、10
分)の間持続することを確認した後(ステップS4)、
換気装置15の運転を開始し、換気装置15により湿気
を屋外に排出しながら温風吹き出し口21から温風を吹
き出して乾燥運転を行う(ステップS6)。
【0039】従って、この実施形態によれば、浴室暖房
乾燥機の乾燥運転において、室温センサ又はそのセンサ
回路などの異常で浴室内温度を検出できないときでも、
熱交換器温度センサを利用して低温換気防止制御を行う
ことができ、乾燥運転開始時に浴室内温度の立ち上がり
が遅くなるのを防止することができる。
乾燥機の乾燥運転において、室温センサ又はそのセンサ
回路などの異常で浴室内温度を検出できないときでも、
熱交換器温度センサを利用して低温換気防止制御を行う
ことができ、乾燥運転開始時に浴室内温度の立ち上がり
が遅くなるのを防止することができる。
【0040】(第4の実施形態)浴室暖房乾燥機の暖房
運転においては、運転開始時等で熱交換器の温度が十分
に上昇していない状態では、冷風の吹き出しを防止する
ため暖房用循環ファンを停止しておき(冷風防止制御と
いう)、熱交換器温度センサによって熱交換器の温度が
十分に上昇したことを確認してから暖房用循環ファンを
運転開始させていた。このような冷風防止制御も、熱交
換器温度センサによる熱交換器温度の検知が前提となる
ので、熱交換器温度センサが故障すると行えない。そこ
で、以下に説明する実施形態では、熱交換器温度センサ
又はそのセンサ回路に異常が発生した場合には、室温セ
ンサにより冷風防止制御を行えるようにする。
運転においては、運転開始時等で熱交換器の温度が十分
に上昇していない状態では、冷風の吹き出しを防止する
ため暖房用循環ファンを停止しておき(冷風防止制御と
いう)、熱交換器温度センサによって熱交換器の温度が
十分に上昇したことを確認してから暖房用循環ファンを
運転開始させていた。このような冷風防止制御も、熱交
換器温度センサによる熱交換器温度の検知が前提となる
ので、熱交換器温度センサが故障すると行えない。そこ
で、以下に説明する実施形態では、熱交換器温度センサ
又はそのセンサ回路に異常が発生した場合には、室温セ
ンサにより冷風防止制御を行えるようにする。
【0041】この実施例形態における暖房運転時の冷風
防止制御の方法を図10のフロー図に示す。まず、浴室
暖房乾燥機の暖房スイッチがオンになって暖房運転が開
始すると、浴室暖房乾燥機内のメインコントローラは熱
交換器温度センサ18やそのセンサ回路等の熱交換器温
度検出手段に異常がないか検査する(ステップS1
1)。
防止制御の方法を図10のフロー図に示す。まず、浴室
暖房乾燥機の暖房スイッチがオンになって暖房運転が開
始すると、浴室暖房乾燥機内のメインコントローラは熱
交換器温度センサ18やそのセンサ回路等の熱交換器温
度検出手段に異常がないか検査する(ステップS1
1)。
【0042】このとき熱交換器温度検出手段に異常がな
い場合には、通常の冷風防止制御を行う(ステップS1
5)。即ち、暖房運転開始時には、暖房用循環ファン1
1を運転停止したままで熱交換器12により空気を加熱
して自然対流及び熱伝導により室温を上昇させ、冷風を
防止しながら浴室の暖房を行う。熱交換器温度センサ1
8で検出している熱交換器温度が十分な値に設定されて
いる所定温度に達したら暖房用循環ファン11の運転を
開始して温風吹き出し口21から温風を吹き出して暖房
運転を行う。
い場合には、通常の冷風防止制御を行う(ステップS1
5)。即ち、暖房運転開始時には、暖房用循環ファン1
1を運転停止したままで熱交換器12により空気を加熱
して自然対流及び熱伝導により室温を上昇させ、冷風を
防止しながら浴室の暖房を行う。熱交換器温度センサ1
8で検出している熱交換器温度が十分な値に設定されて
いる所定温度に達したら暖房用循環ファン11の運転を
開始して温風吹き出し口21から温風を吹き出して暖房
運転を行う。
【0043】一方、熱交換器温度検出手段に異常が発見
された場合には、暖房運転開始時からの経過時間を調
べ、経過時間が時間T11以内であるかどうか判断する
(ステップS12)。ここで、時間T11は、実験的も
しくは経験的に、暖房運転を開始してからまだ十分に熱
交換器温度が上昇していないと考えられる温度である。
された場合には、暖房運転開始時からの経過時間を調
べ、経過時間が時間T11以内であるかどうか判断する
(ステップS12)。ここで、時間T11は、実験的も
しくは経験的に、暖房運転を開始してからまだ十分に熱
交換器温度が上昇していないと考えられる温度である。
【0044】経過時間が時間T11以内であれば、まだ
熱交換器温度は低いと予想されるので、暖房用循環ファ
ン11は停止しておく(ステップS16)。暖房運転開
始からの経過時間が時間T11を超えている場合には、
さらに十分な時間T12(>T11)が経過したかどう
か判断する(ステップS13)。この時間T12は、経
験的もしくは実験的に、暖房運転が開始してから熱交換
器温度が十分な温度に上昇するのに十分であると考えら
れる経過時間である。
熱交換器温度は低いと予想されるので、暖房用循環ファ
ン11は停止しておく(ステップS16)。暖房運転開
始からの経過時間が時間T11を超えている場合には、
さらに十分な時間T12(>T11)が経過したかどう
か判断する(ステップS13)。この時間T12は、経
験的もしくは実験的に、暖房運転が開始してから熱交換
器温度が十分な温度に上昇するのに十分であると考えら
れる経過時間である。
【0045】経過時間が時間T11以上で時間T12以
内であれば、暖房用循環ファン11が停止している間の
熱によって熱交換器近傍の温度は上昇していると予想さ
れるが、室温はまだ十分に上昇していない恐れもあるの
で、暖房用循環ファン11を運転して弱風を送り(ステ
ップS17)、熱交換器12の近傍にこもった熱を室内
へ送って熱交換器12内の温度と室温とが均一になるよ
うにする。なお、ここでいう弱風とは、設定風速より低
速に設定された冷風防止のための風速である。
内であれば、暖房用循環ファン11が停止している間の
熱によって熱交換器近傍の温度は上昇していると予想さ
れるが、室温はまだ十分に上昇していない恐れもあるの
で、暖房用循環ファン11を運転して弱風を送り(ステ
ップS17)、熱交換器12の近傍にこもった熱を室内
へ送って熱交換器12内の温度と室温とが均一になるよ
うにする。なお、ここでいう弱風とは、設定風速より低
速に設定された冷風防止のための風速である。
【0046】暖房運転開始からの経過時間が時間T12
を超えた後は、室内温度が一定温度t℃以上になるまで
は弱風運転を継続し(ステップS14、S17)、時間
T12経過後、室内温度センサ17によって検出した室
内温度が所定温度t℃以上になった時、暖房用循環ファ
ン11を設定風速運転する。
を超えた後は、室内温度が一定温度t℃以上になるまで
は弱風運転を継続し(ステップS14、S17)、時間
T12経過後、室内温度センサ17によって検出した室
内温度が所定温度t℃以上になった時、暖房用循環ファ
ン11を設定風速運転する。
【0047】従って、この実施形態によれば、浴室暖房
乾燥機の暖房運転において、熱交換器温度センサ18又
はそのセンサ回路等の異常で熱交換器温度を検出できな
い場合でも、室内温度センサ17を利用して冷風防止制
御を行ないつつ快適な暖房運転を行うことができる。
乾燥機の暖房運転において、熱交換器温度センサ18又
はそのセンサ回路等の異常で熱交換器温度を検出できな
い場合でも、室内温度センサ17を利用して冷風防止制
御を行ないつつ快適な暖房運転を行うことができる。
【0048】なお、この実施形態においては、設定風速
運転を開始する室内温度t℃は、固定値でもよく、暖房
設定温度によって変更してもよい。また、ステップS1
4の処理は省略しても差し支えない。
運転を開始する室内温度t℃は、固定値でもよく、暖房
設定温度によって変更してもよい。また、ステップS1
4の処理は省略しても差し支えない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、室温センサや熱交換器
センサ等の温度検出手段に異常が発生した場合でも、そ
の異常をカバーして適切な暖房運転や乾燥運転を行わせ
ることができる。
センサ等の温度検出手段に異常が発生した場合でも、そ
の異常をカバーして適切な暖房運転や乾燥運転を行わせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥機の構
造を示す概略断面図である。
造を示す概略断面図である。
【図2】温水熱交換器と熱源機との間の温水回路を示す
概略図である。
概略図である。
【図3】室温センサ等の異常時における暖房運転又は乾
燥運転の様子を示す図であって、(a)は熱動弁の開閉
動作を示すタイムチャート、(b)は熱源機に対して出
力される暖房運転指令のオン、オフを示すタイムチャー
ト、(c)は暖房用循環ファンのオン、オフ動作を示す
タイムチャート、(d)は室温の変化を示すタイムチャ
ートである。
燥運転の様子を示す図であって、(a)は熱動弁の開閉
動作を示すタイムチャート、(b)は熱源機に対して出
力される暖房運転指令のオン、オフを示すタイムチャー
ト、(c)は暖房用循環ファンのオン、オフ動作を示す
タイムチャート、(d)は室温の変化を示すタイムチャ
ートである。
【図4】室温センサ等の異常時における暖房運転又は乾
燥運転の別な制御方法を示す図であって、(a)は熱動
弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱源機に
対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示すタイ
ムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、オフ動
作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を示すタ
イムチャートである。
燥運転の別な制御方法を示す図であって、(a)は熱動
弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱源機に
対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示すタイ
ムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、オフ動
作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を示すタ
イムチャートである。
【図5】室温センサ等の異常時における暖房運転又は乾
燥運転のさらに別な制御方法を示す図であって、(a)
は熱動弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱
源機に対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示
すタイムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、
オフ動作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を
示すタイムチャートである。
燥運転のさらに別な制御方法を示す図であって、(a)
は熱動弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱
源機に対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示
すタイムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、
オフ動作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を
示すタイムチャートである。
【図6】室温センサ等の異常時における暖房運転又は乾
燥運転のさらに別な制御方法を示す図であって、(a)
は熱動弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱
源機に対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示
すタイムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、
オフ動作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を
示すタイムチャートである。
燥運転のさらに別な制御方法を示す図であって、(a)
は熱動弁の開閉動作を示すタイムチャート、(b)は熱
源機に対して出力される暖房運転指令のオン、オフを示
すタイムチャート、(c)は暖房用循環ファンのオン、
オフ動作を示すタイムチャート、(d)は室温の変化を
示すタイムチャートである。
【図7】本発明のさらに別な実施形態における凍結防止
運転の様子を示す図であって、室温が凍結防止運転開始
温度以下である場合の動作を示し、(a)は熱交換器温
度センサにより検出されている熱交換器温度の変化を示
すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファンの運転状
態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁の開閉動作を
示すタイムチャートである。
運転の様子を示す図であって、室温が凍結防止運転開始
温度以下である場合の動作を示し、(a)は熱交換器温
度センサにより検出されている熱交換器温度の変化を示
すタイムチャート、(b)は暖房用循環ファンの運転状
態を示すタイムチャート、(c)は熱動弁の開閉動作を
示すタイムチャートである。
【図8】本発明のさらに別な実施形態における凍結防止
運転の様子を示す図であって、室温が凍結防止運転開始
温度より高い場合の動作を示し、(a)は熱交換器温度
センサにより検出されている熱交換器温度の変化を示す
タイムチャート、(b)は暖房用循環ファンの運転状態
を示すタイムチャート、(c)は熱動弁の開閉動作を示
すタイムチャートである。
運転の様子を示す図であって、室温が凍結防止運転開始
温度より高い場合の動作を示し、(a)は熱交換器温度
センサにより検出されている熱交換器温度の変化を示す
タイムチャート、(b)は暖房用循環ファンの運転状態
を示すタイムチャート、(c)は熱動弁の開閉動作を示
すタイムチャートである。
【図9】本発明のさらに別な実施形態による乾燥運転時
の動作を表したフロー図である。
の動作を表したフロー図である。
【図10】本発明のさらに別な実施形態による暖房運転
時の動作を表したフロー図である。
時の動作を表したフロー図である。
1 浴室暖房乾燥機 11 暖房用循環ファン 12 熱交換器 15 換気装置 17 室内温度センサ 18 熱交換器温度センサ 20 空気吸い込み口 21 温風吹き出し口 22 換気用吸気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 節田 経行 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 Fターム(参考) 3L060 AA02 CC02 CC04 DD07 EE32 EE33 EE35 3L071 AA02 AB03 AC01 AE05 AF00 AG01 AG02 AG06 3L072 AA06 AB01 AB06 AC01 AD16 AE06 AE10 AF01 AF06 AG05 3L113 AA01 AB02 AC03 AC66 AC81 BA14 CA08 CB02 CB24 CB37 DA21
Claims (5)
- 【請求項1】 空気を加熱するための熱交換器と室内温
度を検出する手段とを備え、室内温度検出手段により検
出した室内温度に基づいて暖房運転及び乾燥運転を制御
するようにした浴室暖房乾燥機において、 前記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、既定
のデューティ比で断続的に暖房運転又は乾燥運転を行わ
せるようにしたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。 - 【請求項2】 空気を加熱するための熱交換器と、該熱
交換器の温度を検出する手段と、室内温度を検出する手
段とを備え、室内温度検出手段により検出した室内温度
に基づいて乾燥運転を制御するようにした浴室暖房乾燥
機において、 前記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、前記
熱交換器温度検出手段の検出温度が所定温度に達した後
に換気装置を運転開始させるようにしたことを特徴とす
る浴室暖房乾燥機。 - 【請求項3】 空気を加熱するための熱交換器と、該熱
交換器の温度を検出する手段と、室内温度を検出する手
段とを備え、室内温度検出手段により検出した室内温度
に基づいて凍結防止運転を制御するようにした浴室暖房
乾燥機において、 前記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させ、前記熱交換器温度検出手
段の検出温度が所定温度以下となったときに凍結防止運
転を行わせるようにしたことを特徴とする浴室暖房乾燥
機。 - 【請求項4】 空気を加熱するための熱交換器と、熱交
換器で加熱された空気を吹き出させるための暖房用ファ
ンと、該熱交換器の温度を検出する手段と、室内温度を
検出する手段とを備え、室内温度検出手段により検出し
た室内温度に基づいて凍結防止運転を制御するようにし
た浴室暖房乾燥機において、 前記室内温度検出手段に異常が発生した場合には、暖房
用ファンを駆動して送風させ、送風開始から一定時間が
経過したとき、あるいは前記熱交換器温度検出手段の検
出温度がほぼ変化しなくなったとき、その検出温度を室
温として扱うようにしたことを特徴とする浴室暖房乾燥
機。 - 【請求項5】 空気を加熱するための熱交換器と、熱交
換器で加熱された空気を吹き出させるための暖房用ファ
ンと、該熱交換器の温度を検出する手段と、熱交換器温
度検出手段により検出した熱交換器温度に基づいて暖房
運転を制御するようにした浴室暖房乾燥機において、 前記熱交換器温度検出手段に異常が発生した場合には、
暖房運転開始から所定時間経過後に暖房用ファンを駆動
するようにした浴室暖房乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000064005A JP2001248878A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 浴室暖房乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000064005A JP2001248878A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 浴室暖房乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001248878A true JP2001248878A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18583777
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000064005A Pending JP2001248878A (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 浴室暖房乾燥機 |
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015183925A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | リンナイ株式会社 | 空調システム |
WO2019024682A1 (zh) * | 2017-08-02 | 2019-02-07 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种设备控制的方法及装置 |
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2000
- 2000-03-08 JP JP2000064005A patent/JP2001248878A/ja active Pending
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