JP2001169497A - 交流発電機のステータ - Google Patents
交流発電機のステータInfo
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- H02K21/48—Generators with two or more outputs
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- H02K3/28—Layout of windings or of connections between windings
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- H02K3/52—Fastening salient pole windings or connections thereto
- H02K3/521—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only
- H02K3/522—Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to stators only for generally annular cores with salient poles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間タップの位置を変更することにより異な
るコイル群の発電電圧・電力の配分を容易に変えること
を可能にし、ボビンの新規製作や巻線機の変更も不要に
する。 【解決手段】 ステータコアの各極歯に絶縁樹脂製のボ
ビンを介してそれぞれステータコイルを巻き付け、異な
るステータコイルの間に外部接続用配線に接続される中
間タップを設けた交流発電機のステータにおいて、ボビ
ンに形成され異なる2つのステータコイルの端末と外部
接続用配線とが導かれた複数の内部配線用ターミナル
と、これらの内部配線用ターミナルに導かれた異なる2
つのステータコイルの端末を接続するバイパス回路と、
これらの内部配線用ターミナルに挿入可能であって異な
る2つのステータコイルの端末と外部接続用配線とを接
続する中間タップ用ブロックとを備え、中間タップ用ブ
ロックを挿入する内部配線用ターミナルを変えることに
よりステータコイルの配分比率を変更可能にした。
るコイル群の発電電圧・電力の配分を容易に変えること
を可能にし、ボビンの新規製作や巻線機の変更も不要に
する。 【解決手段】 ステータコアの各極歯に絶縁樹脂製のボ
ビンを介してそれぞれステータコイルを巻き付け、異な
るステータコイルの間に外部接続用配線に接続される中
間タップを設けた交流発電機のステータにおいて、ボビ
ンに形成され異なる2つのステータコイルの端末と外部
接続用配線とが導かれた複数の内部配線用ターミナル
と、これらの内部配線用ターミナルに導かれた異なる2
つのステータコイルの端末を接続するバイパス回路と、
これらの内部配線用ターミナルに挿入可能であって異な
る2つのステータコイルの端末と外部接続用配線とを接
続する中間タップ用ブロックとを備え、中間タップ用ブ
ロックを挿入する内部配線用ターミナルを変えることに
よりステータコイルの配分比率を変更可能にした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マグネト発電機
などの交流発電機に用いるステータコイルを巻いたステ
ータに関するものである。
などの交流発電機に用いるステータコイルを巻いたステ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】交流発電機において、ステータコイルを
巻き付けたステータを用いるものが公知である。例えば
自動二輪車などの小型車両用内燃機関に用いる交流マグ
ネト発電機では、複数のステータコイルを直列接続して
おき、中間タップによって2つのステータコイル群に分
けて各ステータコイル群の発電電力を別々に利用するも
のがある。この場合、各ステータコイル群の発電電力を
例えばランプ類の電源と電池充電用電源とに分けて利用
するものである。
巻き付けたステータを用いるものが公知である。例えば
自動二輪車などの小型車両用内燃機関に用いる交流マグ
ネト発電機では、複数のステータコイルを直列接続して
おき、中間タップによって2つのステータコイル群に分
けて各ステータコイル群の発電電力を別々に利用するも
のがある。この場合、各ステータコイル群の発電電力を
例えばランプ類の電源と電池充電用電源とに分けて利用
するものである。
【0003】例えばランプ類の定格電圧を12Vとし電
池の電圧を6Vとした場合には、各ステータコイル群の
コイル数の比率(分配比率)を2:1として各ステータ
コイル群の発電電圧がそれぞれ12V、6Vよりやや高
い電圧になるようにする。なお内燃機関の点火回路は一
方のステータコイル群により充電された電池を電源とし
ている。
池の電圧を6Vとした場合には、各ステータコイル群の
コイル数の比率(分配比率)を2:1として各ステータ
コイル群の発電電圧がそれぞれ12V、6Vよりやや高
い電圧になるようにする。なお内燃機関の点火回路は一
方のステータコイル群により充電された電池を電源とし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように多数のステ
ータコイルを中間タップによって複数のコイル群に分
け、各コイル群の発電電圧を別々に用いる場合には、中
間タップの位置によって各コイル群の発生電圧・電力が
決まる。しかし特に自動二輪車においては、使用目的に
よってランプ類や電池の消費電力が大きく変化するた
め、用途や車種に応じて各コイル群の発電電圧・電力を
変更したい場合が生じ得る。特に発電機のステータコイ
ル数が増えて(極数が増えて)多極化した場合には、中
間タップの位置を変えることによって各コイル群の発電
電圧・電力の配分を細かく変えることが可能になるた
め、このような要求は一層強くなる。
ータコイルを中間タップによって複数のコイル群に分
け、各コイル群の発電電圧を別々に用いる場合には、中
間タップの位置によって各コイル群の発生電圧・電力が
決まる。しかし特に自動二輪車においては、使用目的に
よってランプ類や電池の消費電力が大きく変化するた
め、用途や車種に応じて各コイル群の発電電圧・電力を
変更したい場合が生じ得る。特に発電機のステータコイ
ル数が増えて(極数が増えて)多極化した場合には、中
間タップの位置を変えることによって各コイル群の発電
電圧・電力の配分を細かく変えることが可能になるた
め、このような要求は一層強くなる。
【0005】しかし従来は、中間タップの位置を簡単に
は変えられないため、発電機全体を新規に設計する必要
があった。この場合にはステータコアに装着するボビン
の形状も変更しなければならないが、ボビンを絶縁性樹
脂で一体成形する場合には、このボビンの金型を変更し
なければならず、金型の設計・製作に時間と費用がかか
り、製品のコストアップを招くという問題があった。さ
らにステータコアにコイルを巻き付けるために専用の巻
線機を用いることが多いが、この巻線機の設定や段取り
も変更しなければならない。
は変えられないため、発電機全体を新規に設計する必要
があった。この場合にはステータコアに装着するボビン
の形状も変更しなければならないが、ボビンを絶縁性樹
脂で一体成形する場合には、このボビンの金型を変更し
なければならず、金型の設計・製作に時間と費用がかか
り、製品のコストアップを招くという問題があった。さ
らにステータコアにコイルを巻き付けるために専用の巻
線機を用いることが多いが、この巻線機の設定や段取り
も変更しなければならない。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、中間タップの位置を変更することにより異
なるコイル群の発電電圧・電力の配分を容易に変えるこ
とが可能になり、ボビンの新規製作や巻線機の変更も不
要である交流発電機のステータを提供することを目的と
する。
ものであり、中間タップの位置を変更することにより異
なるコイル群の発電電圧・電力の配分を容易に変えるこ
とが可能になり、ボビンの新規製作や巻線機の変更も不
要である交流発電機のステータを提供することを目的と
する。
【0007】
【発明の構成】この発明によればこの目的は、ステータ
コアの各極歯に絶縁樹脂製のボビンを介してそれぞれス
テータコイルを巻き付け、異なるステータコイルの間に
外部接続用配線に接続される中間タップを設けた交流発
電機のステータにおいて、前記ボビンに形成され異なる
2つのステータコイルの端末と外部接続用配線とが導か
れた複数の内部配線用ターミナルと、これらの内部配線
用ターミナルに導かれた異なる2つのステータコイルの
端末を接続するバイパス回路と、これらの内部配線用タ
ーミナルに挿入可能であって異なる2つのステータコイ
ルの端末と外部接続用配線とを接続する中間タップ用ブ
ロックとを備え、前記中間タップ用ブロックを挿入する
内部配線用ターミナルを変えることによりステータコイ
ルの配分比率を変更可能にしたことを特徴とする交流発
電機のステータ、により達成される。
コアの各極歯に絶縁樹脂製のボビンを介してそれぞれス
テータコイルを巻き付け、異なるステータコイルの間に
外部接続用配線に接続される中間タップを設けた交流発
電機のステータにおいて、前記ボビンに形成され異なる
2つのステータコイルの端末と外部接続用配線とが導か
れた複数の内部配線用ターミナルと、これらの内部配線
用ターミナルに導かれた異なる2つのステータコイルの
端末を接続するバイパス回路と、これらの内部配線用タ
ーミナルに挿入可能であって異なる2つのステータコイ
ルの端末と外部接続用配線とを接続する中間タップ用ブ
ロックとを備え、前記中間タップ用ブロックを挿入する
内部配線用ターミナルを変えることによりステータコイ
ルの配分比率を変更可能にしたことを特徴とする交流発
電機のステータ、により達成される。
【0008】ここに交流発電機を内燃機関により駆動す
るアウターロータ型の交流マグネト発電機とし、3以上
のステータコイルを直列接続し、中間タップにより複数
のステータコイル群に分けることができる。内部配線用
ターミナルに導かれる外部接続用配線は、ボビンにイン
サートした配線用導体とすることにより、ステータの小
型化が図れる。
るアウターロータ型の交流マグネト発電機とし、3以上
のステータコイルを直列接続し、中間タップにより複数
のステータコイル群に分けることができる。内部配線用
ターミナルに導かれる外部接続用配線は、ボビンにイン
サートした配線用導体とすることにより、ステータの小
型化が図れる。
【0009】この場合に、配線用導体をインサートした
ボビン半体には複数の内部配線用ターミナルを一体に形
成し、各ターミナルにステータコイルの端末が導かれた
ターミナル孔とインサートされた配線用導体の一端が導
かれたターミナル孔とを隣接して設け、これらのターミ
ナル孔に挿入する中間タップ用ブロックにこれらのステ
ータコイル端末と配線用導体とを接続する接続回路を設
けておけばよい。
ボビン半体には複数の内部配線用ターミナルを一体に形
成し、各ターミナルにステータコイルの端末が導かれた
ターミナル孔とインサートされた配線用導体の一端が導
かれたターミナル孔とを隣接して設け、これらのターミ
ナル孔に挿入する中間タップ用ブロックにこれらのステ
ータコイル端末と配線用導体とを接続する接続回路を設
けておけばよい。
【0010】バイパス回路は内部配線用ターミナルに設
け、例えば2つのステータコイル間の巻線をこの内部配
線用ターミナルに迂回させたものであってもよい。また
内部配線用ターミナルに導かれた2つのステータコイル
端末は互いに開放しておき、この内部配線用ターミナル
に挿入するバイパス用ブロックまたは前記中間タップ付
きブロックにバイパス回路を内蔵させてもよい。
け、例えば2つのステータコイル間の巻線をこの内部配
線用ターミナルに迂回させたものであってもよい。また
内部配線用ターミナルに導かれた2つのステータコイル
端末は互いに開放しておき、この内部配線用ターミナル
に挿入するバイパス用ブロックまたは前記中間タップ付
きブロックにバイパス回路を内蔵させてもよい。
【0011】
【実施態様】図1はステータの正面図、図2はステータ
コアの斜視図、図3はステータコイルの巻線方向を示す
正面図、図4は図3におけるIV−O−IV線断面図、図5
は図3におけるO−IV線断面の拡大図、図6は図3にお
けるO−VI線断面の拡大図、図7は一方のボビン半体の
正面図、図8はその内部にインサートされた配線用導体
の配線を示す図、図9はボビン半体の斜視図、図10は
外部接続用ターミナルのカップラ着脱方向から見た正面
図(A)とここにカップラを挿入した状態を示す図
(B)、図11は中間タップの位置変更の説明図であ
る。
コアの斜視図、図3はステータコイルの巻線方向を示す
正面図、図4は図3におけるIV−O−IV線断面図、図5
は図3におけるO−IV線断面の拡大図、図6は図3にお
けるO−VI線断面の拡大図、図7は一方のボビン半体の
正面図、図8はその内部にインサートされた配線用導体
の配線を示す図、図9はボビン半体の斜視図、図10は
外部接続用ターミナルのカップラ着脱方向から見た正面
図(A)とここにカップラを挿入した状態を示す図
(B)、図11は中間タップの位置変更の説明図であ
る。
【0012】これらの図において符号10はステータで
あり、このステータ10は図4に示すようにロータ12
と組合せて交流マグネト発電機として用いられる。図4
においてロータ12の内周面には偶数個の永久磁石14
が接着固定され、これら永久磁石14は磁極対を形成す
る。このロータ12は内燃機関のクランク軸16に固定
される。ステータ10はクランクケースやクランクケー
スカバーに固定され、放射状に突出した複数(12個)
の磁極18はロータ12の永久磁石14に内径側から対
向する。
あり、このステータ10は図4に示すようにロータ12
と組合せて交流マグネト発電機として用いられる。図4
においてロータ12の内周面には偶数個の永久磁石14
が接着固定され、これら永久磁石14は磁極対を形成す
る。このロータ12は内燃機関のクランク軸16に固定
される。ステータ10はクランクケースやクランクケー
スカバーに固定され、放射状に突出した複数(12個)
の磁極18はロータ12の永久磁石14に内径側から対
向する。
【0013】ステータ10の磁極18は、図2に示すス
テータコア20の多数の極歯22に樹脂製のボビン24
を介してステータコイル26を巻き付けたものである。
ステータコア20はけい素鋼板や炭素鋼板の薄板を絶縁
層を介して積層したものである。ボビン24はステータ
20の極歯22を両側から挟む一対のボビン半体24
A、24Bで形成され、放射状にのびる各極歯22の先
端側と根元側にそれぞれフランジ28(28A、28
B)、30(30A、30B)が形成されている(図
5、6参照)。これらボビン半体24A、24Bは絶縁
性樹脂を射出成形することにより作られる。
テータコア20の多数の極歯22に樹脂製のボビン24
を介してステータコイル26を巻き付けたものである。
ステータコア20はけい素鋼板や炭素鋼板の薄板を絶縁
層を介して積層したものである。ボビン24はステータ
20の極歯22を両側から挟む一対のボビン半体24
A、24Bで形成され、放射状にのびる各極歯22の先
端側と根元側にそれぞれフランジ28(28A、28
B)、30(30A、30B)が形成されている(図
5、6参照)。これらボビン半体24A、24Bは絶縁
性樹脂を射出成形することにより作られる。
【0014】ボビン半体24A、24Bは、各極歯22
の根元側で連結され、中央部分が空いた環状となってい
る。これらボビン半体24A、24Bはステータコア2
0の両側から各極歯22を挟んでステータコア20に装
着される。そして各極歯22の先端側と根元側のフラン
ジ28、30の間にステータコイル26が巻付けられ
る。
の根元側で連結され、中央部分が空いた環状となってい
る。これらボビン半体24A、24Bはステータコア2
0の両側から各極歯22を挟んでステータコア20に装
着される。そして各極歯22の先端側と根元側のフラン
ジ28、30の間にステータコイル26が巻付けられ
る。
【0015】一方のボビン半体24Aには3本の配線用
導体32(32A、32B、32C)がインサートされ
ている(図8参照)。すなわちこれらの配線用導体32
は、銅薄板などを打抜きかつ折曲して形成され、ボビン
半体24Aの内周縁に沿って形成された環状の厚肉部3
4内にインサートされる。これらの一端はいずれかのス
テータコイル26の端末に接続され、これらの他端は1
個の外部接続用ターミナル36に集合している。
導体32(32A、32B、32C)がインサートされ
ている(図8参照)。すなわちこれらの配線用導体32
は、銅薄板などを打抜きかつ折曲して形成され、ボビン
半体24Aの内周縁に沿って形成された環状の厚肉部3
4内にインサートされる。これらの一端はいずれかのス
テータコイル26の端末に接続され、これらの他端は1
個の外部接続用ターミナル36に集合している。
【0016】この外部接続用ターミナル36は図3,
7,8,9,10に示すように、1個の磁極18Aの幅
方向(ロータ12の中心軸と平行な厚さ方向)に隣接し
て形成され、このターミナル36には外周方向から磁極
18Aと平行に後記するカップラ50が着脱可能となっ
ている(図4、9、11)。
7,8,9,10に示すように、1個の磁極18Aの幅
方向(ロータ12の中心軸と平行な厚さ方向)に隣接し
て形成され、このターミナル36には外周方向から磁極
18Aと平行に後記するカップラ50が着脱可能となっ
ている(図4、9、11)。
【0017】1つの配線用導体32Aの一端32Aa
は、この磁極18Aを1番目として図3で右回りに6番
目の磁極18Bの根元まで延びている。2本目の配線用
導体32Bの一端32Baは同様に10番目の磁極18
Cの根元までのびている。また3本目の配線用導体32
Cの一端32Caは、同様に5番目の磁極18Fの根元
までのびている。
は、この磁極18Aを1番目として図3で右回りに6番
目の磁極18Bの根元まで延びている。2本目の配線用
導体32Bの一端32Baは同様に10番目の磁極18
Cの根元までのびている。また3本目の配線用導体32
Cの一端32Caは、同様に5番目の磁極18Fの根元
までのびている。
【0018】これらの配線用導体32の一端(32A
a、32Ba、32Ca)は、それぞれ内部配線用ター
ミナル38(38A、38B、38C)のターミナル孔
(38Aa、38Ba、38Ca)内へ導かれている。
また配線用導体32Bはターミナル38Bの隣りに設け
たターミナル38Dのターミナル孔38Da内まで延出
している(図7、8参照)。ターミナル38A、38C
はそれぞれ2つのターミナル孔38Aa、38Ab、3
8Ca、38Cbを持ち、一方のターミナル孔38A
a、38Caには前記した配線用導体32A、32Cの
一端32Aa、32Caが入り、他方のターミナル孔3
8Ab、38Cbにはそれぞれ磁極18B、18Eのコ
イルの端末がステータ10の内径方向に横断する溝が形
成されている。
a、32Ba、32Ca)は、それぞれ内部配線用ター
ミナル38(38A、38B、38C)のターミナル孔
(38Aa、38Ba、38Ca)内へ導かれている。
また配線用導体32Bはターミナル38Bの隣りに設け
たターミナル38Dのターミナル孔38Da内まで延出
している(図7、8参照)。ターミナル38A、38C
はそれぞれ2つのターミナル孔38Aa、38Ab、3
8Ca、38Cbを持ち、一方のターミナル孔38A
a、38Caには前記した配線用導体32A、32Cの
一端32Aa、32Caが入り、他方のターミナル孔3
8Ab、38Cbにはそれぞれ磁極18B、18Eのコ
イルの端末がステータ10の内径方向に横断する溝が形
成されている。
【0019】これらのターミナル孔38Aa、38Ab
および38Ca、38Cbにはそれぞれ接続用ブロック
40(図9,1)が着脱可能になっている。この接続用
ブロック40には接続回路が内蔵され、ターミナル38
Aに装着した時にはターミナル孔38Aa内の配線用導
体32Aの一端32Aaと、ターミナル孔38Abを横
断するコイルの端末とを接続する。同様にこのブロック
40をターミナル38Cに装着した時には、配線用導体
32Cの一端32Caとターミナル孔38Cbを横断す
るコイル端末とを接続する。
および38Ca、38Cbにはそれぞれ接続用ブロック
40(図9,1)が着脱可能になっている。この接続用
ブロック40には接続回路が内蔵され、ターミナル38
Aに装着した時にはターミナル孔38Aa内の配線用導
体32Aの一端32Aaと、ターミナル孔38Abを横
断するコイルの端末とを接続する。同様にこのブロック
40をターミナル38Cに装着した時には、配線用導体
32Cの一端32Caとターミナル孔38Cbを横断す
るコイル端末とを接続する。
【0020】ターミナル38Bには3つのターミナル孔
38Ba、38Bb、38Bcが形成され、中央のター
ミナル孔38Ba内には配線用導体32Bの一端32B
aが導かれ、その両側のターミナル孔38Bb、38B
cには、磁極18Cの1つ前の磁極18Dのコイルと、
磁極18Cのコイルの端末が横断する溝が形成されてい
る。ターミナル38Dは3つのターミナル孔38Da、
38Db、38Dcが形成され、中央のターミナル孔3
8Da内には配線用導体32Bの一端32Bbが導か
れ、その両側のターミナル孔38Db、38Dcには磁
極18Dの1つ前の磁極18Eのコイルと磁極18Dの
コイルの端末が横断する溝が形成されている。
38Ba、38Bb、38Bcが形成され、中央のター
ミナル孔38Ba内には配線用導体32Bの一端32B
aが導かれ、その両側のターミナル孔38Bb、38B
cには、磁極18Cの1つ前の磁極18Dのコイルと、
磁極18Cのコイルの端末が横断する溝が形成されてい
る。ターミナル38Dは3つのターミナル孔38Da、
38Db、38Dcが形成され、中央のターミナル孔3
8Da内には配線用導体32Bの一端32Bbが導か
れ、その両側のターミナル孔38Db、38Dcには磁
極18Dの1つ前の磁極18Eのコイルと磁極18Dの
コイルの端末が横断する溝が形成されている。
【0021】これらのターミナル38B、38Dには前
記ブロック40に似た他のブロック42(42A、42
B)が着脱可能である。ブロック42Aは中間タップを
取り出すために用いられ、ここでは中間タップ用ブロッ
クという。このブロック42Aには図11に示すよう
に、ターミナル38B、38Dのいずれかに装着した時
に、ターミナル38B、38D内の3つの導体を接続す
る回路が収容されている。
記ブロック40に似た他のブロック42(42A、42
B)が着脱可能である。ブロック42Aは中間タップを
取り出すために用いられ、ここでは中間タップ用ブロッ
クという。このブロック42Aには図11に示すよう
に、ターミナル38B、38Dのいずれかに装着した時
に、ターミナル38B、38D内の3つの導体を接続す
る回路が収容されている。
【0022】例えばターミナル38Bにこのブロック4
2Aを装着した状態では、磁極18D、18Cのコイル
端末と配線用導体32Bの一端32Baとが電気的に接
続される。同様にターミナル38Dにこのブロック40
Aを装着した状態では、磁極18F、18Dのコイル端
末と配線用導体32Bの一端32Bbとが電気的に接続
される。
2Aを装着した状態では、磁極18D、18Cのコイル
端末と配線用導体32Bの一端32Baとが電気的に接
続される。同様にターミナル38Dにこのブロック40
Aを装着した状態では、磁極18F、18Dのコイル端
末と配線用導体32Bの一端32Bbとが電気的に接続
される。
【0023】ブロック42Bは中間タップを取り出さず
にバイパスさせるために用いられ、ここではバイパス用
ブロックという。このブロック42Bには図11に示す
ように、ターミナル38B、38Dのいずれかに装着し
た時に、ターミナル38B、38D内の2つのコイル端
末だけを接続する回路が収容されている。例えばこのブ
ロック42Bをターミナル38Bに装着した時には、コ
イル18Eと18Dの端末が接続される。
にバイパスさせるために用いられ、ここではバイパス用
ブロックという。このブロック42Bには図11に示す
ように、ターミナル38B、38Dのいずれかに装着し
た時に、ターミナル38B、38D内の2つのコイル端
末だけを接続する回路が収容されている。例えばこのブ
ロック42Bをターミナル38Bに装着した時には、コ
イル18Eと18Dの端末が接続される。
【0024】従ってブロック42Aをターミナル38D
に、ブロック42Bをターミナル38Bにそれぞれ装着
した図11の(A)に示した状態では、12個のステー
タコイル26は磁極18B〜18Eまでの3個と、磁極
18D〜18Fの9個との2つのコイル群N1、N2に分
割されることになる。
に、ブロック42Bをターミナル38Bにそれぞれ装着
した図11の(A)に示した状態では、12個のステー
タコイル26は磁極18B〜18Eまでの3個と、磁極
18D〜18Fの9個との2つのコイル群N1、N2に分
割されることになる。
【0025】またブロック42Aをターミナル38B
に、ブロック42Bをターミナル38Dにそれぞれ装着
した図11の(B)に示した状態では、12個のステー
タコイル26は磁極18B〜18Dまでの4個と、磁極
18C〜18Fまでの8個の2つのコイル群N1、N2に
分割されることになる。このようにブロック42Aと4
2Bの装着位置を変えることにより中間タップ位置を変
えて、12個のステータコイルの配分比率を9:3と
8:4に変更することができる。
に、ブロック42Bをターミナル38Dにそれぞれ装着
した図11の(B)に示した状態では、12個のステー
タコイル26は磁極18B〜18Dまでの4個と、磁極
18C〜18Fまでの8個の2つのコイル群N1、N2に
分割されることになる。このようにブロック42Aと4
2Bの装着位置を変えることにより中間タップ位置を変
えて、12個のステータコイルの配分比率を9:3と
8:4に変更することができる。
【0026】この実施態様によればコイルの端末は、内
部配線用ターミナル38(38A、38B、38C、1
8D)の溝に掛け渡してブロック40,42を装着する
ことにより、配線用導体32に電気的に接続することが
可能になる。このためコイル端末に外部接続用コードを
はんだ付けする必要がなくなり、接続作業が簡単にな
る。
部配線用ターミナル38(38A、38B、38C、1
8D)の溝に掛け渡してブロック40,42を装着する
ことにより、配線用導体32に電気的に接続することが
可能になる。このためコイル端末に外部接続用コードを
はんだ付けする必要がなくなり、接続作業が簡単にな
る。
【0027】外部接続用ターミナル36のターミナル孔
内には図10(A)に示すように、3つの配線用導体3
2A、32B、32Cの他端が臨む。このターミナル3
6に接続されるカップラ50には、これらの配線用導体
32の他端に圧接されて電気的に接続される接続端子が
収納されている。これら接続端子は外部配線コード52
が接続されている。これらのコード52は白(W)、黒
(B)、黄(Y)に着色されている。
内には図10(A)に示すように、3つの配線用導体3
2A、32B、32Cの他端が臨む。このターミナル3
6に接続されるカップラ50には、これらの配線用導体
32の他端に圧接されて電気的に接続される接続端子が
収納されている。これら接続端子は外部配線コード52
が接続されている。これらのコード52は白(W)、黒
(B)、黄(Y)に着色されている。
【0028】この結果ブロック42Aをターミナル38
Bに、ブロック42Bをターミナル38Dにそれぞれ装
着した図11の(A)の時には、コード52の白−黒端
子間に、磁極18Bから18Eまでの3個のコイル群N
1が接続されたことになり、黒−黄端子間に磁極18D
から18Fまでの9個のコイル群N2が接続されたこと
になる。同様にブロック42Aをターミナル38Dに、
ブロック42Bをターミナル38Bにそれぞれ装着した
図11の(B)の時には、コード52の白−黒端子間に
は4個のコイル群N1が接続され、黒−黄端子間には8
個のコイル群N2が接続されたことになる。コイル群N
1は灯具の点灯用の電源電圧を発生し、コイル群2は点
火回路などの電源となる電池(図示せず)の充電電圧を
発生する(図3参照)。
Bに、ブロック42Bをターミナル38Dにそれぞれ装
着した図11の(A)の時には、コード52の白−黒端
子間に、磁極18Bから18Eまでの3個のコイル群N
1が接続されたことになり、黒−黄端子間に磁極18D
から18Fまでの9個のコイル群N2が接続されたこと
になる。同様にブロック42Aをターミナル38Dに、
ブロック42Bをターミナル38Bにそれぞれ装着した
図11の(B)の時には、コード52の白−黒端子間に
は4個のコイル群N1が接続され、黒−黄端子間には8
個のコイル群N2が接続されたことになる。コイル群N
1は灯具の点灯用の電源電圧を発生し、コイル群2は点
火回路などの電源となる電池(図示せず)の充電電圧を
発生する(図3参照)。
【0029】
【他の実施態様】図12は他の実施態様の説明図であ
る。前記図1〜11で説明した実施態様では、内部配線
用ターミナル38B、38Dにそれぞれ導かれるステー
タコイル26は互いに開放されている。すなわち切り離
されている。このため中間タップ用ブロック42Aおよ
びバイパス用ブロック42Bに、それぞれステータコイ
ル26の端末を接続するバイパス回路を設けていた。図
11において42a、42bがこれらのブロック42
A、42Bに内蔵させたバイパス回路に相当する。
る。前記図1〜11で説明した実施態様では、内部配線
用ターミナル38B、38Dにそれぞれ導かれるステー
タコイル26は互いに開放されている。すなわち切り離
されている。このため中間タップ用ブロック42Aおよ
びバイパス用ブロック42Bに、それぞれステータコイ
ル26の端末を接続するバイパス回路を設けていた。図
11において42a、42bがこれらのブロック42
A、42Bに内蔵させたバイパス回路に相当する。
【0030】しかしこのバイパス回路は内部配線用ター
ミナル38B、38D側に設けてもよい。この場合には
図1、3に仮想線38b、38dで、また図12では実
線38b、38dでそれぞれ示すようにバイパス回路を
設ければよい。このバイパス回路38b、38dは、2
つのステータコイル26間の巻線をこれらの内部配線用
ターミナル38B、38Dに迂回させることにより形成
することができる。このようにバイパス回路38b、3
8dを内部配線用ターミナル38B、38D側に設けれ
ば、図12から明らかなように、前記バイパス用ブロッ
ク42Bが不用になり、構成を簡単にすることができ
る。
ミナル38B、38D側に設けてもよい。この場合には
図1、3に仮想線38b、38dで、また図12では実
線38b、38dでそれぞれ示すようにバイパス回路を
設ければよい。このバイパス回路38b、38dは、2
つのステータコイル26間の巻線をこれらの内部配線用
ターミナル38B、38Dに迂回させることにより形成
することができる。このようにバイパス回路38b、3
8dを内部配線用ターミナル38B、38D側に設けれ
ば、図12から明らかなように、前記バイパス用ブロッ
ク42Bが不用になり、構成を簡単にすることができ
る。
【0031】この実施態様はアウターロータ型の交流マ
グネト発電機にこの発明を適用したものであるが、この
発明はインナーロータ型の発電機にも適用できる。この
場合にはボビン半体の外径側をほぼ環状または一部を切
って環状につなぎ、外径縁に沿ってターミナルを形成し
たり配線用導体をインサートすればよい。
グネト発電機にこの発明を適用したものであるが、この
発明はインナーロータ型の発電機にも適用できる。この
場合にはボビン半体の外径側をほぼ環状または一部を切
って環状につなぎ、外径縁に沿ってターミナルを形成し
たり配線用導体をインサートすればよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、ボビン
に異なる2つのステータコイルの端末と外部接続用配線
とが導かれた内部配線用ターミナルを複数設け、これら
のターミナルに導かれたステータコイルの端末同志をバ
イパス回路で接続し、ステータコイルの端末と外部接続
用配線とを接続する中間タップ用ブロックをいずれかの
内部接続用ターミナルに選択的に装着することによりス
テータコイル数の配分比率を変更できるようにしたもの
である。従って中間タップ用ブロックの装着位置を変え
ることにより各コイル群の発電電圧や発電電力を容易に
変更することができる。このため発電電圧や発電電力を
変更する際に新たに発電機全体を設計しなおしたり、ボ
ビンの金型を新規に製作したり、巻線機の設定を変更し
たりする必要がなくなる。
に異なる2つのステータコイルの端末と外部接続用配線
とが導かれた内部配線用ターミナルを複数設け、これら
のターミナルに導かれたステータコイルの端末同志をバ
イパス回路で接続し、ステータコイルの端末と外部接続
用配線とを接続する中間タップ用ブロックをいずれかの
内部接続用ターミナルに選択的に装着することによりス
テータコイル数の配分比率を変更できるようにしたもの
である。従って中間タップ用ブロックの装着位置を変え
ることにより各コイル群の発電電圧や発電電力を容易に
変更することができる。このため発電電圧や発電電力を
変更する際に新たに発電機全体を設計しなおしたり、ボ
ビンの金型を新規に製作したり、巻線機の設定を変更し
たりする必要がなくなる。
【0033】この発明をアウターロータ型の交流マグネ
ト発電機に適用する場合には、ステータコイルを直列接
続して、中間タップ位置を変更することによりステータ
コイル数の分配比を変えればよい(請求項2)。この場
合外部接続用配線はボビンにインサートした配線用導体
とすることができ、ステータの小型化に適する(請求項
3)。
ト発電機に適用する場合には、ステータコイルを直列接
続して、中間タップ位置を変更することによりステータ
コイル数の分配比を変えればよい(請求項2)。この場
合外部接続用配線はボビンにインサートした配線用導体
とすることができ、ステータの小型化に適する(請求項
3)。
【0034】インサートされた配線用導体とステータコ
イル端末とは、ボビン半体に一体に形成した内部配線用
ターミナルの隣接するターミナル孔に臨ませておき、こ
れらのターミナル孔に進入する中間タップ用ブロックを
用意しておき、このブロックとターミナルとの組合せを
変えることにより中間タップの位置を変えることができ
る(請求項4)。
イル端末とは、ボビン半体に一体に形成した内部配線用
ターミナルの隣接するターミナル孔に臨ませておき、こ
れらのターミナル孔に進入する中間タップ用ブロックを
用意しておき、このブロックとターミナルとの組合せを
変えることにより中間タップの位置を変えることができ
る(請求項4)。
【0035】バイパス回路は内部配線用ターミナルに設
けることができる(請求項5)。例えば2つのステータ
コアの間の巻線をこの内部配線用ターミナルに迂回させ
ればよい。この場合には中間タップ用ブロックを1つの
内部配線用ターミナルに挿入すれば足り、他の内部配線
用ターミナルにはバイパス用ブロックが必要なくなるか
ら、部品点数が減る効果が得られる。バイパス回路は内
部配線用ターミナルに挿入されるバイパス用ブロックま
たは中間タップ用ブロックに設けてもよい(請求項
6)。
けることができる(請求項5)。例えば2つのステータ
コアの間の巻線をこの内部配線用ターミナルに迂回させ
ればよい。この場合には中間タップ用ブロックを1つの
内部配線用ターミナルに挿入すれば足り、他の内部配線
用ターミナルにはバイパス用ブロックが必要なくなるか
ら、部品点数が減る効果が得られる。バイパス回路は内
部配線用ターミナルに挿入されるバイパス用ブロックま
たは中間タップ用ブロックに設けてもよい(請求項
6)。
【図1】ステータの正面図
【図2】ステータコアの斜視図
【図3】ステータコイルの巻線方向を示す正面図
【図4】図3におけるIV−O−IV線断面図
【図5】図3におけるO−IV線断面の拡大図
【図6】図3におけるO−VI線断面の拡大図
【図7】一方のボビン半体の正面図
【図8】その内部にインサートされた配線用導体の配線
を示す図
を示す図
【図9】ボビン半体の斜視図
【図10】外部接続用ターミナルのカップラ着脱方向か
ら見た正面図(A)とここにカップラを挿入した状態を
示す図(B)
ら見た正面図(A)とここにカップラを挿入した状態を
示す図(B)
【図11】中間タップの位置変更の説明図
【図12】他の実施態様を示す図
10 ステータ 12 ロータ 18 磁極 20 ステータコア 24 ボビン 24A、24B ボビン半体 26 ステータコイル 32 配線用導体(外部接続用配線) 36 外部接続用ターミナル 38 内部接続用ターミナル 38b、38d バイパス回路 42A 中間タップ用ブロック 42B バイパス用ブロック 42a、42b バイパス回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H604 AA08 BB05 BB10 BB15 CC01 CC05 CC16 DB01 QB03 QB14 5H621 BB07 GA01 GA04 GB09 GB14 HH01 JK07
Claims (6)
- 【請求項1】 ステータコアの各極歯に絶縁樹脂製のボ
ビンを介してそれぞれステータコイルを巻き付け、異な
るステータコイルの間に外部接続用配線に接続される中
間タップを設けた交流発電機のステータにおいて、 前記ボビンに形成され異なる2つのステータコイルの端
末と外部接続用配線とが導かれた複数の内部配線用ター
ミナルと、 これらの内部配線用ターミナルに導かれた異なる2つの
ステータコイルの端末を接続するバイパス回路と、 これらの内部配線用ターミナルに挿入可能であって異な
る2つのステータコイルの端末と外部接続用配線とを接
続する中間タップ用ブロックとを備え、 前記中間タップ用ブロックを挿入する内部配線用ターミ
ナルを変えることによりステータコイルの配分比率を変
更可能にしたことを特徴とする交流発電機のステータ。 - 【請求項2】 交流発電機は内燃機関により駆動される
アウターロータ型の交流マグネト発電機であり、3以上
の磁極のステータコイルは直列に接続され、中間タップ
によって複数のステータコイル群に分けられる請求項1
の交流発電機のステータ。 - 【請求項3】 内部配線用ターミナルに導かれる外部接
続用配線はボビンにインサートされた配線用導体である
請求項1または2の交流発電機のステータ。 - 【請求項4】 ボビンはステータコアの極歯を囲む一対
のボビン半体で形成され、配線用導体をインサートした
ボビン半体に形成され複数の内部配線用ターミナルに
は、ステータコイルの端末が導かれたターミナル孔とイ
ンサートされた配線用導体が導かれたターミナル孔とが
隣接して形成され、これらのターミナル孔に挿入される
中間タップ用ブロックには、ステータコイル端末と配線
用導体とを接続する接続回路が設けられている請求項1
または2または3の交流発電機のステータ。 - 【請求項5】 バイパス回路は内部配線用ターミナルに
設けられている請求項1〜4のいずれかの交流発電機の
ステータ。 - 【請求項6】 内部配線用ターミナルに導かれた2つの
ステータコイルの端末は互いに開放され、バイパス回路
は内部配線用ターミナルに挿入されるバイパス用ブロッ
クまたは前記中間タップ付きブロックに設けられている
請求項1〜4のいずれかの交流発電機のステータ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34592399A JP2001169497A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 交流発電機のステータ |
US09/726,954 US6583529B2 (en) | 1999-12-06 | 2000-11-30 | Wiring arrangement for a rotating electrical machine |
CNB001352199A CN1178366C (zh) | 1999-12-06 | 2000-12-05 | 交流发电机的定子 |
DE60001905T DE60001905T2 (de) | 1999-12-06 | 2000-12-05 | Stator eines Wechselstromgenerators |
TW089125881A TW517434B (en) | 1999-12-06 | 2000-12-05 | Stator of an AC generator |
EP00126693A EP1107426B1 (en) | 1999-12-06 | 2000-12-05 | Stator of an AC generator |
IDP20001050A ID28570A (id) | 1999-12-06 | 2000-12-06 | Stator generator ac |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34592399A JP2001169497A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 交流発電機のステータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001169497A true JP2001169497A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18379919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34592399A Withdrawn JP2001169497A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 交流発電機のステータ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6583529B2 (ja) |
EP (1) | EP1107426B1 (ja) |
JP (1) | JP2001169497A (ja) |
CN (1) | CN1178366C (ja) |
DE (1) | DE60001905T2 (ja) |
ID (1) | ID28570A (ja) |
TW (1) | TW517434B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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