JP2000508262A - 取出装置を有する射出成形機 - Google Patents
取出装置を有する射出成形機Info
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Abstract
(57)【要約】
可塑化可能な物質を加工する射出成形機は、射出成形時に生じた部材(11)を型締スペース(R)の開いた射出成形型から取出す取出装置(10)を有する。取出装置(10)は、その取出手段(13)とともに、駆動ユニット(12)によって移動され、取出手段(13)は、型締軸線(s−s)に対して本質的に直角に射出成形型に出入れされる。駆動ユニット(12)は、一端で、連結要素(28)に旋回自在に支持され、他端で、取出装置(10)のための案内ブロック(14)に作用する。上記案内ブロックは、型締軸線から外れて湾曲し長手方向が本質的に型締軸線に平行に延びる連結案内機構(15)の形の案内路上を移動して、取出手段を型締スペース(R)に導入し且つ型締スペースから引出す。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の名称]
取出装置を有する射出成形機
[関連出願への参照]
本出願は、本出願の対象に請求した開示内容を有する、1996年4月15日
に提出のドイツ特許出願19614804.9の優先権を主張する。その開示内
容はこれをもって明確に本願の対象として請求される。
[技術分野]
本発明は、請求項1の前置部に記載の、取出装置を有する可塑化可能な物質(
コンパウンド)を加工する射出成形機に関する。
[背景技術]
三次元に湾曲した複雑な円筒面である連結機構に取出装置を案内したこの種の
射出成形機は、ヨーロッパ特許公開第0642448号に記載されている。この
場合、取出手段は、型締軸線に直角に配置されている。かくして、型締スペース
以外に、余分なスペースが必要であり、従って、補足の保護装置が必要となる。
従って、図11−14の実施例の場合、大半の工業国において必要とされる対応
する保護装置の下方に取出装置を設置するため、多大の必要(スペース、経費)
を伴う。取出装置自体は、案内頚軸によって、連結案内機構に案内されるが、作
動要素は、双方の駆動電動機とともに、余分のスペースを必要とする。なぜなら
ば、駆動電動機に旋回性はなく、作動要素自体も連結案内機構に案内されていな
いからである。
型締軸線に対して本質的に直角に延びる連結機構(リンク)によって案内した
取出装置は、米国特許公開第3,773,457号から公知である。この場合も
、型締軸線に垂直な平面には、この原理を射出成形機に転用した場合に保護装置
によって被うべき補足スペースが必要である。なぜならば、図3,4を比較すれ
ば明らかな如く、連結案内機構と駆動ユニットの作用点との間で分離が行われる
からである。
更に、取出装置を有する射出成形機は、ヨーロッパ特許公開第359013号
から公知である。この場合、型締スペースから射出品を移送するためのハンドリ
ング(Handling)を取出装置として使用する。このため、射出品を適切
に取出すことができ且つ射出品を受容開口に正確に導入できる多軸のシステムが
設けてある。この場合に必要な3軸座標はさておき、概ね保護装置の特殊構造に
もとづき、少なからざるスペースが射出成形機の上方に必要となる。
ヨーロッパ特許公開第218101号には、第2軸が射出成形ユニットの対称
面において分割面内に垂直に貫入する形式の2軸取出装置が記載されている。こ
の場合も、垂直軸のために、可成のスペースが必要である。
[発明の開示]
本発明の課題は、上記先行技術から出発して、冒頭に述べた種類の射出成形機
において、所要スペースの小さい取出装置を創成することにある。
この課題は、請求項1の特徴によって解決される。
さて、取出装置の作動は、本質的に、駆動方向へ行われ、型締スペースへの導
入は、型締(射出)軸線に本質的に平行に延びる連結案内機構を介して行われる
。連結案内機構は、補足スペースが全くまたは殆ど必要ないよう、駆動ユニット
と共働し、射出成形機のために必要とされる面積内に取出装置を設置するための
構造的基本条件が得られる。かくして、既存の保護装置の下方に取出装置を設置
でき、従って、既存の成形機に後から取出装置を容易に装備できる。
この限りにおいて、引用例では、特殊な保護装置で被わなければならない補足
スペースが取出装置のために必要であるのみならず、駆動ユニットの静的確実性
(ないし安定性)の達成のため複雑な方向変更手段が設けてあるが、駆動ユニッ
トは、第1に、両端で樞着してある。しかしながら、静的確実性を達成し、かく
して、取出装置を取出点に適切に案内できるよう、案内ブロック自体は、連結案
内機構に少なくとも2点において、各運転状態において、一義的な位置が確保さ
れるように支持される。しかしながら、同時に、連結案内装置および駆動ユニッ
トは、主運動方向または長さ方向が型締軸線の方向にあるよう、配置され、従っ
て、取出装置は、外方へ旋回した状態において、余分なスペースを必要としない
。しかも、取出装置は、少数の構成部材から簡単に製造できる。
[図面の簡単な説明]
第1図は、取出装置を設置した射出成形機の型締ユニットの斜視図であり、
第2図は、取出装置が更に型締軸線の方向へ可動の実施例の第1図と同様な図
面であり、
第3図は、支持フレームに設けた取出装置の実施例の第1図と同様の図面であ
り、
第4図は、第3図の型締ユニットの側面図であり、
第5a−5d図は、取出装置の運動推移の略図であり、
第6図は、保護装置を備えた第3図の型締ユニットの背面図である。
[発明を実施するための最良の形態]
さて、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。実施例は、も
ちろん、例に過ぎす、これらの例は特定の物理的構成に発明コンセプトを限定す
るものではない。
図面に、可塑化可能な物質(例えば、合成樹脂、粉体材料またはセラミック材
料)を加工する射出成形機の型締ユニットFを示した。射出成形機は、不動の型
ホルダ24と、型締機構5を介して移動される可動の型ホルダ23とを有する。
型ホルダの間に構成された型締スペースRには、型キャビティの形成のために型
締機構5によって閉鎖され、再び開放される射出成形型Mを導入できる。型締機
構5は、支持要素22を介して支持される。図示の実施例の場合、上記支持要素
は、梁(ロッド)26を介して不動の型ホルダ24に結合される。別の方策とし
て、梁26を設けてなく型締スペースに自由に触手できる任意の力伝達要素も考
えられる。型内には、通常、不動の型ホルダ24の貫通口24aを介して射出成
形ユニット(図示してない)を導入する。
すべての実施例において、射出成形時に生ずる部材(例えば、注入口および/
または射出品)を開いた射出成形型Mから取出す取出装置10が設けてある。取
出装置10の取出手段13は、第1図および第2図に示した如きグリッパの形状
を有することができるが、他の任意の構造であってよく、例えば、第3図に示し
た如く、空気圧作動式吸引器13として構成することもできる。この取出装置1
0によって、注入口をピッカにより除去でき、あるいは、良品であるか不良品で
あるかに関係なく射出品も除去できる。取出装置10は、型締軸線s−sに本質
的に平行な案内路上で作動される駆動ユニット12によって移動される。この限
りにおいて、第1図に、型締軸線s−sに平行に設置し一端で旋回軸27のまわ
りに旋回自在なよう連結要素28に支持した駆動ユニットを示した。連結要素2
8は、図示の如く、連結案内機構15を有することができるが、連結要素28を
型締ユニットまたは他の構造部材から構成した他の実施例も考えられる。この場
合、構造部材の1つの筒所において旋回軸を設け、他の箇所に連結案内要素を設
ける。この場合、双方の箇所が、同一の構造部材に帰属する必要はない。図示の
実施例の場合、駆動ユニット12は、シリンダ・ピストン・ユニットであり、そ
のピストンロッド12aは、駆動ユニットの他端として、案内ブロック14の連
結案内機構15と共働する。この場合、駆動ユニット12は、連結要素28に旋
回自在に取付けられ、案内プロッタ14に樞着されている。駆動ユニット12の
この他端は、取出装置10の案内ブロック14に係合する。駆動ユニットを作動
すると、案内ブロック14が、型締軸線から外方へ湾曲した連結案内機構15の
形の案内路上を移動し、かくして、取出要素13は、型締スペースRに出入れさ
れる。この場合、連結案内要素は、平面内に延びるよう構成するのが好ましい。
もちろん、当該の使用目的から必要であれば、他の実施例も考えられ、三次元の
連結案内機構に移行することもできる。しかしながら、これは、多くの場合、必
要ない。なぜならば、連結案内機構15内の2点で案内ブロック14を案内した
ことによって、このような必要性は現れないからである。
静的安定性の達成のため、案内ブロック14は、案内ボルト14aによって、
連結案内機構15に少なくとも2点において支持され、かくして、取出要素13
の正確な案内が行われ、各運転状態について、駆動ユニット12の樞動支持にも
拘わらず、一義的位置が得られる。
取出装置は、第1,第2図に示した如く、型締スペースRに水平に導入される
が、射出成形機に対応して支持すれば、垂直に導入することもできる。更に、第
1,第2図の実施例の場合に支持(スライド)レール31を介して行う支持方式
を旋回自在に構成することも考えられ、かくして、成形機ユーザは、スペース条
件を最適化し、例えば、型締スペースに自由に触手するため、装置を任意に旋回
できる。いずれにせよ、取出装置10は、型締スペースにまたは型締スペースの
前方または上方の周縁範囲に殆ど導入されない。取出装置10は、その駆動ユニ
ット12とともに、型締軸線s−sに直角に向く垂直または水平の射出成形機投
影面内に設置されている。駆動ユニット12および取出装置10の作動に必要な
運動スペースと組合せても、取出装置10は、第6図に示した如く、成形機自体
の保護装置16と同様の通常の保護装置の下方に設置できる。この限りにおいて
、成形機の前方、側方または上方に補足スペースは不要である。
第1図の実施例の場合、取出装置は、矢印32で示す如く、型締スペースR内
に旋回させることができるが、第2図の実施例の場合、矢印33に示す如く、更
に、離型ストロークが可能なよう構成してある。このため、駆動ユニット12は
、型締軸線の方向へ可動なスライダ17上に設置してある。かくして、第2図に
おいて2つの位置にある取出装置から判る如く、取出手段13は、射出品および
/または注入口11を把持して離型させることが可能である。次いで、連結案内
機構15を作動し、射出成形型の取出位置の駆動ユニット12の終点位置から他
の終点位置、即ち、型締スペースR外のエゼクト位置および/または移送位置に
取出手段を移行する。このエゼクト位置は、例えば、破砕装置によって、注入口
を再調整できるよう、選択してある。型の双方の型半部の間のスペースが、取出
装置10の場所を取らない旋回操作のために不十分である場合は、旋回運動前に
矢印34の運動によって、好ましくは取出装置の短縮とともに、型締スペースR
の狭い範囲から離型部材を更に引出すことができる。この短いストロークのため
、任意の駆動機構(図示してない)を設けることができる。
駆動ユニットをスライダ上に可動に設置したことによって、型締スペース内へ
の取出装置の旋回にも拘わらず、型締スペースRから取出手段13をほぼ直線的
に引出し得る運動組合せを形成できる(第5a−5d図に関する以下の説明参照)
。しかしながら、取出装置10を支持フレーム上に更に可動に案内することによ
って、運動性およびこれに関連する可能性を更に増大できる。第3図に、横断ス
ライダ25の案内レール36を設けた、好ましくは、2つの支持梁19からなる
この種の支持フレームを示した。第3,4図に示した如く、支持梁19は、型締
ユニットFの長さ範囲を越えて後方へ延びる。かくして、横断スライダ25は、
取出装置10を取出位置から射出成形型Mを越えて型締ユニットの後方または上
方
の保管位置まで移行させることができる。2つの支持梁19−必要に応じて支持
梁が1つだけの構造も考えられる−は、型締ユニットFの上方に2つの支持ビー
ムによって支持される。後部支持ビーム21は、型締機構の支持要素22の高さ
にあり、一方、前部支持ビーム20は、最後尾の位置における可動型ホルダ23
の後方に設置してある(第3図参照)。この比較的短い支持は、この場合にハンド
リング(Handling)として使用される取出装置の軽量構造によって可能
である。なぜならば、本質的に、1つの駆動機構を移動するたけでよく、このこ
とは、慣性力の減少に資するからである。かくして、取出装置10を有用なハン
ドリング(取扱い手段)として使用できる。
連結要素28は、単に連結案内機構15を取付けるため、横断スライダ25に
前方へ突出させて設置してある。かくして、しかも、支持梁19は、その投影図
で見て、型締スペースR内に僅かに突出するに過ぎない。かくして、型締スペー
スRに対する触手が本質的に容易となる。横断スライダ25自体は、例えば、駆
動装置37によってエンドレスチェーン(図示してない)を介して移動される。
第5a−5d図に、取出装置の可能性を示した。更に、同図から明らかな如く
、取出装置10は、連結要素28を越えて上方へ殆ど延びてなく、従って、保護
装置16の下方への設置が可能である(第6図参照)。第5a図において、取出装
置10の取出手段13は、開いた射出成形型Mから射出品11を取出す。この場
合、案内ボルト14aを介して連結(リンク)案内機構15に案内される案内ブ
ロック14は、その終点位置にある。
さて、他の図面と同様に前の位置を破線で示した第5b図において、連結要素
28は、既に幾分引戻されており、他方、駆動ユニット12は、連結案内機構1
5に沿って案内ブロック14を幾分摺動させている。従って、型の開放ストロー
クがなお不変である状態において、射出品11は、第5c図にも示した如く、射
出成形型Mからほぼ直線的に引出される。第5c図に、このために必要な開放ス
トロークを示した。このストロークは、本質的に、取出手段13の導入および射
出品11の取出のために必要なストローク(第5a図)に対応する。第5d図に
おいて、射出品11は、射出成形型から上方から引出され、案内ブロック14は
、ほとんど他の終点位置の近くにある。そしてその終点位置では、取出手段13
は、
第4図の上方に破線で示した位置を取る。
射出品11の保管のため、駆動ユニットは、再び逆方向へ移動される。案内ブ
ロック14には、取出手段13を型締軸線s−sに対して直角な軸Aのまわりに
旋回自在なよう端部に支持した取出装置10が設けてある。かくして得られる可
能性を第4図に示した。
もちろん、添付の請求項と均等の範囲において任意の設計変更が可能である。
【手続補正書】
【提出日】1998年11月19日(1998.11.19)
【補正内容】
請求の範囲
1.可塑化可能な物質を加工する射出成形機であって、
−型締ユニット(F)の型締機構(S)によって型締スペース(R)内において
型締軸線(s−s)の方向へ開閉される射出成形型(M)を受容する型締ユニッ
ト(F)と、
−射出成形時に生じる部材(11)を開いた射出成形型(M)から取出す取出装
置(10)と、
−連結案内機構(15)を含む連結要素(28)と、
−連結案内機構(15)に沿って取出装置(10)を移動する駆動ユニット(1
2)と、
−連結案内機構(15)に案内され、駆動ユニット(12)の作動時に、駆動ユ
ニットと結合された取出手段(13)を取出装置(10)の運動にもとづき型締
軸線(s−s)に対して本質的に横切る方向に射出成形型(M)に出入れする案
内要素と、
を有する形式のものにおいて、
駆動ユニット(12)が、一端で、連結要素(28)に旋回自在に支持され、
他端で、取出装置(10)のための案内要素として構成され連結案内機構(15
)に少なくとも2点で案内された案内ブロック(14)に樞動自在に支持され、
駆動ユニットの移動が、型締軸線(s−s)に本質的に平行に行われること、
型締軸線(s−s)から外れて湾曲した連結案内機構(15)の長手方向が、
同じく、型締軸線(s−s)に平行であることを特徴とする射出成形機。
2.連結案内機構が、1つの平面内にあることを特徴とする請求項1に記載の射
出成形機。
3.取出装置(10)が、その駆動ユニット(12)とともに、本質的に、型締
軸線(s−s)に直角に向く射出成形機の投影面内に設けてあることを特徴とす
る請求項1に記載の射出成形機。
4.取出装置(10)が、その駆動ユニットとともに、関連の移動スペースも含
めて、型締ユニット(F)の通常の保護装置(16)によって定められるスペー
ス内に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
5.取出手段(13)が、必要に応じて別個の駆動手段を介して作動されるグリ
ッパであることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
6.駆動ユニット(12)が、型締軸線(s−s)の方向へ可動なスライダ(1
7)上に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
7.案内ブロック(14)が、型締軸線(s−s)に直角に設けた軸(A)のま
わりに旋回自在なよう取出手段(13)を端部に設けた取出装置(10)を支持
することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
8.駆動ユニットが、型締ユニット(F)の長さ範囲を越えて延びる少なくとも
1つの支持梁(19)上を移動することを特徴とする請求項1に記載の射出成形
機。
9.好ましくは2つの支持梁(19)が、それそれ2つの支持ビーム(20,2
1)を介して型締ユニット(F)の上方に支持してあり、後部支持ビーム(21
)は、型締機構(S)の支持要素(22)の範囲に設けてあり、前部支持ビーム
(20)は、最後尾の位置における可動型ホルダ(23)の後方に設けてあるこ
とを特徴とする請求項7に記載の射出成形機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.可塑化可能な物質を加工する射出成形機であって、 −型締ユニット(F)の型締機構(S)によって型締スペース(R)内において 型締軸線(s−s)の方向へ開閉される射出成形型(M)を受容する型締ユニッ ト(F)と、 −射出成形時に生じる部材(11)を開いた射出成形型(M)から取出す取出装 置(10)と、 −連結案内機構(15)を含む連結要素(28)と、 −連結案内機構(15)に沿って取出装置(10)を移動する駆動ユニット(1 2)と、 −連結案内機構(15)に案内され、駆動ユニット(12)の作動時に、駆動ユ ニットと結合された取出手段(13)を取出装置(10)の運動にもとづき型締 軸線(s−s)に対して本質的に横切る方向に射出成形型(M)に出入れする案 内要素と、 を有する形式のものにおいて、 駆動ユニット(12)が、一端で、連結要素(28)に旋回自在に支持され、 他端で、取出装置(10)のための案内要素として構成され連結案内機構(15 )に少なくとも2点で案内された案内ブロック(14)に樞動自在に支持され、 駆動ユニットの移動が、型締軸線(s−s)に本質的に平行に行われること、 型締軸線(s−s)から外れて湾曲した連結案内機構(15)の長手方向が、 同じく、型締軸線(s−s)に平行であることを特徴とする射出成形機。 2.連結案内機構が、1つの平面内にあることを特徴とする請求項1に記載の射 出成形機。 3.取出装置(10)が、その駆動ユニット(12)とともに、本質的に、型締 軸線(s−s)に直角に向く射出成形機の投影面内に設けてあることを特徴とす る請求項1に記載の射出成形機。 4.取出装置(10)が、その駆動ユニットとともに、関連の移動スペースも含 めて、型締ユニット(F)の通常の保護装置(16)によって定められるスペー ス内に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。 5.取出手段(13)が、必要に応じて別個の駆動手段を介して作動されるグリ ッパであることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。 6.駆動ユニット(12)が、型締軸線(s−s)の方向へ可動なスライダ(1 7)上に設けてあることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。 7.案内ブロック(14)が、型締軸線(s−s)に直角に設けた軸(A)のま わりに旋回自在なよう取出手段(13)を端部に設けた取出装置(10)を支持 することを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。 8.駆動ユニットが、型締ユニット(F)の長さ範囲を越えて延びる少なくとも 1つの支持梁(19)上を移動することを特徴とする請求項1に記載の射出成形 機。 9.好ましくは2つの支持梁(19)が、それそれ2つの支持ビーム(20,2 1)を介して型締ユニット(F)の上方に支持してあり、後部支持ビーム(21 )は、型締機構(S)の支持要素(22)の範囲に設けてあり、前部支持ビーム (20)は、最後尾の位置における可動型ホルダ(23)の後方に設けてあるこ とを特徴とする請求項7に記載の射出成形機。 [符号リスト] 10 取出装置 11 射出品 12 駆動ユニット 12a ピストンロッド 13 取出手段 14 案内ブロック 15 連結案内機構 16 保護装置 17 スライダ 19 支持梁 20,21 支持ビーム 22 支持要素 23 可動型ホルダ 24 不動型ホルダ 24a 貫通口 25 横断スライダ 26 横梁 27 旋回軸 28 連結要素 30 マシン脚 31 支持レール 32,33 矢印 36 案内レール 37 駆動装置 A 軸 F 型締ユニット M 射出成形型 R 型締スペース S 型締機構 s−s 型締軸線
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