JP2000324053A - 分岐装置 - Google Patents
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- H04B10/071—Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems using a reflected signal, e.g. using optical time domain reflectometers [OTDR]
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Abstract
(57)【要約】
【課題】光伝送システムにおいて、光伝送路を分岐する
分岐装置において、信号光を送信端局へ折り返す場合、
監視信号光とともに主信号光も戻ってしまい、的確な監
視が行えない。 【解決手段】分岐装置内の光伝送路に２×２光カプラを
配置し、入力された主信号光と監視信号光のうち、光グ
レーティングによって主信号光を終端させ、監視信号光
のみを反射させて、対向する伝送路を経由して送信端局
に折り返す。
分岐装置において、信号光を送信端局へ折り返す場合、
監視信号光とともに主信号光も戻ってしまい、的確な監
視が行えない。 【解決手段】分岐装置内の光伝送路に２×２光カプラを
配置し、入力された主信号光と監視信号光のうち、光グ
レーティングによって主信号光を終端させ、監視信号光
のみを反射させて、対向する伝送路を経由して送信端局
に折り返す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送システムに
おいて、光伝送路を複数の端局へ分岐させる分岐装置に
関する。
おいて、光伝送路を複数の端局へ分岐させる分岐装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】光伝送システムにおいては、信号光の伝
搬を保証するために、端局装置が監視信号光を送出し、
伝送路や光中継器を監視している。この方式としては、
特開平６ー２０４９４９号に開示されたようなループバ
ック回路を光ファイバ伝送路、光中継器に設置する構成
が知られている。端局装置から送出された監視信号光
は、ループバック回路及び対向する伝送路を経由して端
局装置に折り返される。図５は、上記ループバック回路
の構成と、端局装置から送出される監視信号光がループ
バック回路によって折り返される動作を示す。１組の上
り／下り光ファイバ伝送路１２ａ、１２ｂに分岐装置１
１が設置されている。この分岐装置１１は、上り光ファ
イバ伝送路１２ａの入力側から出力側に向かって２×２
光カプラ１３ａが配置され、同様に下り光ファイバ伝送
路１２ｂの入力側から出力側へ向かって２×２光カプラ
１３ｂが配置されている。これら２つの光カプラ１３
ａ、１３ｂはそれぞれの入出力ポートが光ファイバで接
続されている。これら光ファイバに上り用及び下り用の
光減衰器１４ａ、１４ｂが配置されている。図５に示さ
れた信号光のスペクトラムは、縦軸が光強度、横軸が波
長を示す。この例では、信号光は４波長多重（λ１〜λ
４）の主信号光と、これとは別波長（λＳＶ）の監視信
号光を含む。これらの信号光が端局装置から上り光ファ
イバ伝送路１２ａに送信され、分岐装置１１の２×２光
カプラ１３ａに入射する。該２×２光カプラ１３ａから
分岐出力された信号光は、光減衰器１４ａで減衰され、
２×２光カプラ１３ｂにおいて下りファイバ伝送路１２
ｂを伝搬してくる信号光と共に、該信号光を送出した端
局装置へ折り返される。下りファイバ伝送路を伝搬する
信号光も上述と同様に折り返される。したがって、端局
装置は光伝送路、光中継器等の監視を行うことができ
る。
搬を保証するために、端局装置が監視信号光を送出し、
伝送路や光中継器を監視している。この方式としては、
特開平６ー２０４９４９号に開示されたようなループバ
ック回路を光ファイバ伝送路、光中継器に設置する構成
が知られている。端局装置から送出された監視信号光
は、ループバック回路及び対向する伝送路を経由して端
局装置に折り返される。図５は、上記ループバック回路
の構成と、端局装置から送出される監視信号光がループ
バック回路によって折り返される動作を示す。１組の上
り／下り光ファイバ伝送路１２ａ、１２ｂに分岐装置１
１が設置されている。この分岐装置１１は、上り光ファ
イバ伝送路１２ａの入力側から出力側に向かって２×２
光カプラ１３ａが配置され、同様に下り光ファイバ伝送
路１２ｂの入力側から出力側へ向かって２×２光カプラ
１３ｂが配置されている。これら２つの光カプラ１３
ａ、１３ｂはそれぞれの入出力ポートが光ファイバで接
続されている。これら光ファイバに上り用及び下り用の
光減衰器１４ａ、１４ｂが配置されている。図５に示さ
れた信号光のスペクトラムは、縦軸が光強度、横軸が波
長を示す。この例では、信号光は４波長多重（λ１〜λ
４）の主信号光と、これとは別波長（λＳＶ）の監視信
号光を含む。これらの信号光が端局装置から上り光ファ
イバ伝送路１２ａに送信され、分岐装置１１の２×２光
カプラ１３ａに入射する。該２×２光カプラ１３ａから
分岐出力された信号光は、光減衰器１４ａで減衰され、
２×２光カプラ１３ｂにおいて下りファイバ伝送路１２
ｂを伝搬してくる信号光と共に、該信号光を送出した端
局装置へ折り返される。下りファイバ伝送路を伝搬する
信号光も上述と同様に折り返される。したがって、端局
装置は光伝送路、光中継器等の監視を行うことができ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のループ
バック回路を用いた構成では、監視信号光と共に主信号
光も上りファイバ伝送路１２ａあるいは下りファイバ伝
送路１２ｂを経由して折り返される。このため、折り返
された主信号光が対向回線を伝搬する主信号光と干渉し
たり、その主信号光に混入し、対向回線を伝搬してくる
主信号光のレベル低下などの劣化を引き起こすという問
題があった。
バック回路を用いた構成では、監視信号光と共に主信号
光も上りファイバ伝送路１２ａあるいは下りファイバ伝
送路１２ｂを経由して折り返される。このため、折り返
された主信号光が対向回線を伝搬する主信号光と干渉し
たり、その主信号光に混入し、対向回線を伝搬してくる
主信号光のレベル低下などの劣化を引き起こすという問
題があった。
【０００４】この問題を解決するには光減衰器１４ａ、
１４ｂの減衰率を大きく設定し、折り返し経路の損失を
大きく設定すればよい。しかし、折り返される監視信号
光のレベルが小さくなってしまうため、端局装置の伝送
路監視装置に高精度な受信回路を設けなければならない
という問題があった。
１４ｂの減衰率を大きく設定し、折り返し経路の損失を
大きく設定すればよい。しかし、折り返される監視信号
光のレベルが小さくなってしまうため、端局装置の伝送
路監視装置に高精度な受信回路を設けなければならない
という問題があった。
【０００５】また従来は上記ループバック回路は、光中
継器に配置される例が多く、光分岐器に設置される例は
なかったため、分岐伝送路または主伝送路のいずれかに
障害が発生したか判定が困難でありまたは長時間を要す
ることがあった。
継器に配置される例が多く、光分岐器に設置される例は
なかったため、分岐伝送路または主伝送路のいずれかに
障害が発生したか判定が困難でありまたは長時間を要す
ることがあった。
【０００６】本発明の目的は、伝送路を伝搬する主信号
光に悪影響を与えずに監視信号光を折り返すことができ
るループバック回路を備えた分岐装置を提供することに
ある。
光に悪影響を与えずに監視信号光を折り返すことができ
るループバック回路を備えた分岐装置を提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の分岐装置は、所
定の１組の光ファイバ伝送路のうちの第１の光ファイバ
に設置され信号光を分岐する分岐結合手段と、この分岐
結合手段に接続し信号光中の特定の波長帯の光のみを反
射する反射手段と、上記光ファイバ伝送路の第２の光フ
ァイバに設置され反射手段から反射された信号光を第２
の光ファイバに導入させ信号光の送信端局へ折り返す分
岐結合手段とを備えている。
定の１組の光ファイバ伝送路のうちの第１の光ファイバ
に設置され信号光を分岐する分岐結合手段と、この分岐
結合手段に接続し信号光中の特定の波長帯の光のみを反
射する反射手段と、上記光ファイバ伝送路の第２の光フ
ァイバに設置され反射手段から反射された信号光を第２
の光ファイバに導入させ信号光の送信端局へ折り返す分
岐結合手段とを備えている。
【０００８】第２の光伝送路に設置される分岐結合手段
には第２の光伝送路中の信号光のうち特定の波長帯の光
のみを反射する反射手段を接続することができる。反射
手段は該反射手段を透過する信号光を終端させる終端器
を備えることができる。反射手段は特定の複数の波長帯
の光を反射するように構成できる。また信号光中の特定
の波長帯の光のみを反射する同一の反射手段を２つの分
岐結合手段にそれぞれ接続する構成も可能である。
には第２の光伝送路中の信号光のうち特定の波長帯の光
のみを反射する反射手段を接続することができる。反射
手段は該反射手段を透過する信号光を終端させる終端器
を備えることができる。反射手段は特定の複数の波長帯
の光を反射するように構成できる。また信号光中の特定
の波長帯の光のみを反射する同一の反射手段を２つの分
岐結合手段にそれぞれ接続する構成も可能である。
【０００９】このような構成により、監視信号光のみを
反射させることができる。このため、端局装置の伝送路
監視装置は、監視信号光のみを取り出すことができ、主
光伝送路と分岐光伝送路を区別して監視を的確に行うこ
とができる。
反射させることができる。このため、端局装置の伝送路
監視装置は、監視信号光のみを取り出すことができ、主
光伝送路と分岐光伝送路を区別して監視を的確に行うこ
とができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１に本発明の分岐装置の構成例
を示す。本分岐装置１は異なる３つの局舎間の通信を可
能にする３組の上り／下りの光ファイバ伝送路２ａ〜２
ｆを有する構成となっている。以下では、１組の上り／
下り光ファイバ伝送路２ａ、２ｂについてその構成を説
明する。説明は他の光ファイバ伝送路２ａ〜２ｆについ
てもあてはまる。
を示す。本分岐装置１は異なる３つの局舎間の通信を可
能にする３組の上り／下りの光ファイバ伝送路２ａ〜２
ｆを有する構成となっている。以下では、１組の上り／
下り光ファイバ伝送路２ａ、２ｂについてその構成を説
明する。説明は他の光ファイバ伝送路２ａ〜２ｆについ
てもあてはまる。
【００１１】上り光ファイバ伝送路２ａの入力側から出
力側に向かって２×２光カプラ３ａが配置され、同様に
下り光ファイバ伝送路２ｂの入力側から出力側へ向かっ
て２×２光カプラ３ｂが配置されている。さらに光カプ
ラ３ａの１つの入出力ポートには、上り用光減衰器４
ａ、光グレーティング５ａ、および無反射終端器６ａが
この順で直列に接続している。光カプラ３ｂの１つの入
出力ポートにも同様に下り用光減衰器４ｂ、光グレーテ
ィング５ｂ、無反射終端器６ｂが接続している。また光
カプラ３ａの他方の入出力ポートと光カプラ３ｂの他方
の入出力ポートとは光ファイバで接続されている。
力側に向かって２×２光カプラ３ａが配置され、同様に
下り光ファイバ伝送路２ｂの入力側から出力側へ向かっ
て２×２光カプラ３ｂが配置されている。さらに光カプ
ラ３ａの１つの入出力ポートには、上り用光減衰器４
ａ、光グレーティング５ａ、および無反射終端器６ａが
この順で直列に接続している。光カプラ３ｂの１つの入
出力ポートにも同様に下り用光減衰器４ｂ、光グレーテ
ィング５ｂ、無反射終端器６ｂが接続している。また光
カプラ３ａの他方の入出力ポートと光カプラ３ｂの他方
の入出力ポートとは光ファイバで接続されている。
【００１２】ここで、光カプラ３ａ、３ｂはそれぞれ上
り／下りファイバ伝送路を伝搬してくる信号光を分岐
し、また伝送路中の信号光に対向伝送路から折り返され
てくる信号光を結合する機能を備える。この光カプラに
は、例えば光ファイバカプラ等が用いられる。
り／下りファイバ伝送路を伝搬してくる信号光を分岐
し、また伝送路中の信号光に対向伝送路から折り返され
てくる信号光を結合する機能を備える。この光カプラに
は、例えば光ファイバカプラ等が用いられる。
【００１３】光減衰器４ａ、４ｂは、主信号光及び監視
信号光を所定の減衰率で減衰する機能を備えており、例
えば金属をファイバのコア部に添加した金属添加光ファ
イバが用いられる。
信号光を所定の減衰率で減衰する機能を備えており、例
えば金属をファイバのコア部に添加した金属添加光ファ
イバが用いられる。
【００１４】光グレーティング５ａ、５ｂは、減衰した
主信号光及び監視信号光のうち、予め指定された信号光
のみを透過させ、予め指定された波長の監視信号光のみ
を反射する。例えば光ファイバグレーティングや光導波
路グレーティングが用いられる。光グレーティング５
ａ、５ｂには透過した信号光を拡散する無反射終端器６
ａ、６ｂが設置されている。
主信号光及び監視信号光のうち、予め指定された信号光
のみを透過させ、予め指定された波長の監視信号光のみ
を反射する。例えば光ファイバグレーティングや光導波
路グレーティングが用いられる。光グレーティング５
ａ、５ｂには透過した信号光を拡散する無反射終端器６
ａ、６ｂが設置されている。
【００１５】図２は上記分岐装置における１組の上り／
下りファイバ伝送路における監視信号光の折り返し動作
例を示す。波長がそれぞれλ１〜λ４である信号光から
なる主信号光と、これとは別波長（λＳＶ）の監視信号
光が、端局装置から上り光ファイバ伝送路２ａに送信さ
れた場合が説明される。まず、主信号光及び監視信号光
は光カプラ３ａで分岐される。分岐された主信号光及び
監視信号光は光減衰器４ａに入射し、減衰する。この
後、主信号光は光グレーティング５ａを透過して無反射
終端６ａで拡散される。一方、監視信号光は光グレーテ
ィング５ａによって反射される。反射された監視信号光
は、再び光減衰器４ａを通って光カプラ３ａから出力さ
れ、光カプラ３ｂに入射し、下りファイバ伝送路２ｂを
伝搬する信号光と結合される。その後、該監視信号光は
発信元の端局装置へ折り返される。上記動作は対向伝送
路２ｂにおいても同様である。このような構成によっ
て、主信号光には悪影響を与えない減衰した監視信号光
のみを折り返すことができ、伝送路、光中継器等の監視
を的確に行うことができる。
下りファイバ伝送路における監視信号光の折り返し動作
例を示す。波長がそれぞれλ１〜λ４である信号光から
なる主信号光と、これとは別波長（λＳＶ）の監視信号
光が、端局装置から上り光ファイバ伝送路２ａに送信さ
れた場合が説明される。まず、主信号光及び監視信号光
は光カプラ３ａで分岐される。分岐された主信号光及び
監視信号光は光減衰器４ａに入射し、減衰する。この
後、主信号光は光グレーティング５ａを透過して無反射
終端６ａで拡散される。一方、監視信号光は光グレーテ
ィング５ａによって反射される。反射された監視信号光
は、再び光減衰器４ａを通って光カプラ３ａから出力さ
れ、光カプラ３ｂに入射し、下りファイバ伝送路２ｂを
伝搬する信号光と結合される。その後、該監視信号光は
発信元の端局装置へ折り返される。上記動作は対向伝送
路２ｂにおいても同様である。このような構成によっ
て、主信号光には悪影響を与えない減衰した監視信号光
のみを折り返すことができ、伝送路、光中継器等の監視
を的確に行うことができる。
【００１６】なお、上記分岐装置の構成では、光グレー
ティング５ａに反射された監視信号光は上り光ファイバ
伝送路２ａにも戻っていく。しかし、この監視信号光は
十分減衰されているので、端局装置において悪影響を生
ずることはない。また、分岐装置またはその他の折り返
し部等が複数ある場合は、監視信号光が端局へ戻ってく
る時間により分岐装置等を特定する。監視信号光の波長
は対向する２つの端局で同一でもよいし、異なっていて
もよい。
ティング５ａに反射された監視信号光は上り光ファイバ
伝送路２ａにも戻っていく。しかし、この監視信号光は
十分減衰されているので、端局装置において悪影響を生
ずることはない。また、分岐装置またはその他の折り返
し部等が複数ある場合は、監視信号光が端局へ戻ってく
る時間により分岐装置等を特定する。監視信号光の波長
は対向する２つの端局で同一でもよいし、異なっていて
もよい。
【００１７】図２では、監視信号光は他の主信号光より
強度が小さいように図示されているが、主信号光と同一
の強度でもよい。ただし、監視信号光は減衰されて端局
に戻ったときは受信する主信号光に対して３０〜４０ｄ
Ｂ程度の小さい強度であることが望ましい。主信号光及
び監視信号光はおよそ１５４０ｎｍから１５６５ｎｍ程
度の波長領域であり、例えばそれぞれ０．８ｎｍの波長
間隔を有する。監視信号光はその中で最も長波長側また
は短波長側の波長が選ばれる。
強度が小さいように図示されているが、主信号光と同一
の強度でもよい。ただし、監視信号光は減衰されて端局
に戻ったときは受信する主信号光に対して３０〜４０ｄ
Ｂ程度の小さい強度であることが望ましい。主信号光及
び監視信号光はおよそ１５４０ｎｍから１５６５ｎｍ程
度の波長領域であり、例えばそれぞれ０．８ｎｍの波長
間隔を有する。監視信号光はその中で最も長波長側また
は短波長側の波長が選ばれる。
【００１８】図３は他の分岐装置の構成例を示す。この
分岐装置は、光グレーティング５ａ、５ｂのそれぞれの
終端側に更に光グレーティング５ｇ、５ｈを接続した構
成となっている。このような構成とすることにより、波
長の異なる複数の監視信号光を折り返すことが可能とな
り、さらに詳細な監視が可能となる。
分岐装置は、光グレーティング５ａ、５ｂのそれぞれの
終端側に更に光グレーティング５ｇ、５ｈを接続した構
成となっている。このような構成とすることにより、波
長の異なる複数の監視信号光を折り返すことが可能とな
り、さらに詳細な監視が可能となる。
【００１９】図４は、本発明の分岐装置の更に他の構成
例を示す。この分岐装置は、光減衰器４ａ、４ｂのそれ
ぞれに同一の光グレーティング５ａを接続した構成であ
る。上り／下りのそれぞれの監視信号光の反射を１つの
光グレーティング５ａが行うので、構成部品数の減少に
よるコストダウンが可能となる。この例では２つの対向
する端局が送信する監視信号光はそれぞれ同じ波長を有
する。また光グレーティングを透過する主信号光は対向
する端局へ送出される。しかし、上述のようにこの主信
号光は十分減衰されるので、悪影響を生じない。
例を示す。この分岐装置は、光減衰器４ａ、４ｂのそれ
ぞれに同一の光グレーティング５ａを接続した構成であ
る。上り／下りのそれぞれの監視信号光の反射を１つの
光グレーティング５ａが行うので、構成部品数の減少に
よるコストダウンが可能となる。この例では２つの対向
する端局が送信する監視信号光はそれぞれ同じ波長を有
する。また光グレーティングを透過する主信号光は対向
する端局へ送出される。しかし、上述のようにこの主信
号光は十分減衰されるので、悪影響を生じない。
【００２０】上述の例では、１組の上り／下りの光ファ
イバ伝送路の例を説明したが、図１に示した３つの上り
／下りの光ファイバ伝送路２ａ〜２ｆのそれぞれに上記
構成が適用できる。また、図１の例よりさらに多分岐の
分岐装置にも本発明は適用できる。
イバ伝送路の例を説明したが、図１に示した３つの上り
／下りの光ファイバ伝送路２ａ〜２ｆのそれぞれに上記
構成が適用できる。また、図１の例よりさらに多分岐の
分岐装置にも本発明は適用できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明の分岐装置においては、主信号光
には悪影響を与えない監視信号光のみを端局へ折り返す
ことができ、監視を的確に行うことができる。
には悪影響を与えない監視信号光のみを端局へ折り返す
ことができ、監視を的確に行うことができる。
【図１】本発明の分岐装置の構成例を示す図。
【図２】図１に示された分岐装置の動作を説明する図。
【図３】本発明の分岐装置の他の構成例を示す図。
【図４】本発明の分岐装置の他の構成例を示す図。
【図５】従来のループバック回路の構成と動作を示す
図。
図。
１、１１ 分岐装置 ２ａ、２ｃ、２ｅ 上り光ファイバ伝送路 ２ｂ、２ｄ、２ｆ 下り光ファイバ伝送路 ３ａ〜３ｆ 光カプラ ４ａ〜４ｆ 光減衰器 ５ａ〜５ｈ 光グレーティング ６ａ〜６ｆ 光終端器 １２ａ、１２ｃ、１２ｅ 上り光ファイバ伝送路 １２ｂ、１２ｄ、１２ｆ 下り光ファイバ伝送路 １３ａ、１３ｆ 光カプラ １４ａ、１４ｆ 光減衰器
Claims (7)
- 【請求項１】 光伝送路に配置され該伝送路を複数の端
局に分岐させる分岐装置において、所定の１組の光ファ
イバ伝送路のうちの第１の光ファイバに設置され信号光
を分岐する分岐結合手段と、前記分岐結合手段に接続し
前記信号光中の特定の波長帯の光のみを反射する反射手
段と、前記光ファイバ伝送路の第２の光ファイバに設置
され前記反射手段から反射された信号光を該第２の光フ
ァイバに導入させ該信号光の送信端局へ折り返す分岐結
合手段とを備えたことを特徴とする分岐装置。 - 【請求項２】 前記第２の光ファイバに設置される分岐
結合手段には第２の光ファイバ中の信号光のうち特定の
波長帯の光のみを反射する反射手段が接続している請求
項１記載の分岐装置。 - 【請求項３】 前記反射手段には該反射手段を透過する
信号光を終端させる終端器が接続している請求項１また
は２記載の分岐装置。 - 【請求項４】 前記分岐結合手段と反射手段の間には信
号光を減衰させる減衰手段が配置されている請求項１ま
たは２記載の分岐装置。 - 【請求項５】 前記分岐結合手段は２×２光カプラを備
え、これら２×２光カプラの所定の入出力ポートが相互
に接続されている請求項１または２記載の分岐装置。 - 【請求項６】 前記反射手段は特定の複数の波長帯の光
を反射する請求項１または２記載の分岐装置。 - 【請求項７】 信号光中の特定の波長帯の光のみを反射
する１つの反射手段が前記２つの分岐結合手段に減衰器
を介して接続する請求項２記載の分岐装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698499A JP2000324053A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 分岐装置 |
| EP00303765A EP1050982A1 (en) | 1999-05-07 | 2000-05-04 | Optical coupler and circuit employing an optical coupler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12698499A JP2000324053A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 分岐装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324053A true JP2000324053A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14948782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12698499A Pending JP2000324053A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 分岐装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1050982A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000324053A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008147849A (ja) * | 2006-12-07 | 2008-06-26 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送システムおよび光伝送システムの電源断通知方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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