JP2000149120A - 自動販売機の扉ロック構造 - Google Patents
自動販売機の扉ロック構造Info
- Publication number
- JP2000149120A JP2000149120A JP10316191A JP31619198A JP2000149120A JP 2000149120 A JP2000149120 A JP 2000149120A JP 10316191 A JP10316191 A JP 10316191A JP 31619198 A JP31619198 A JP 31619198A JP 2000149120 A JP2000149120 A JP 2000149120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- vending machine
- door
- outer door
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防盗効果の高い自動販売機の扉ロック機構を
提供する。 【解決手段】 自動販売機本体の前端に付設したロック
板と、外扉3の内側に配置したスライド板8と、スライ
ド板8を上下に移動させるリンク機構を備え、スライド
板8を上下に移動させてロック板と係合状態することに
より外扉3を自動販売機本体にロックする自動販売機の
扉ロック機構において、前記スライド板8の近傍に外扉
3の構成部材である内板31を配置するとともに、スラ
イド板8及び内板31の双方と係合してスライド板8の
上下移動を阻止するストッパ機構10を設けた。これに
より、リンク機構9を悪戯等されてもスライド板8が上
下に移動することがないので、防盗効果が向上する。
提供する。 【解決手段】 自動販売機本体の前端に付設したロック
板と、外扉3の内側に配置したスライド板8と、スライ
ド板8を上下に移動させるリンク機構を備え、スライド
板8を上下に移動させてロック板と係合状態することに
より外扉3を自動販売機本体にロックする自動販売機の
扉ロック機構において、前記スライド板8の近傍に外扉
3の構成部材である内板31を配置するとともに、スラ
イド板8及び内板31の双方と係合してスライド板8の
上下移動を阻止するストッパ機構10を設けた。これに
より、リンク機構9を悪戯等されてもスライド板8が上
下に移動することがないので、防盗効果が向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体前面を開閉す
る扉を閉状態でロックする自動販売機の扉ロック機構に
関するものである。
る扉を閉状態でロックする自動販売機の扉ロック機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機のロック機構
としては、例えば特開平5−21425号公報に記載さ
れたものが知られている。この従来の自動販売機のロッ
ク機構について図5を参照して説明する。図5は従来の
自動販売機の扉ロック機構を説明する概略斜視図であ
る。
としては、例えば特開平5−21425号公報に記載さ
れたものが知られている。この従来の自動販売機のロッ
ク機構について図5を参照して説明する。図5は従来の
自動販売機の扉ロック機構を説明する概略斜視図であ
る。
【0003】自動販売機201は、前面開口の自動販売
機本体202と、自動販売機本体202の前面を開閉す
る外扉203とを備えたものである。自動販売機本体2
02の開口部前端には、複数のロック板204が上下に
配置されている。各ロック板204の下部には下向きに
開口するロック溝204aが形成されている。外扉20
3の内側には、上下に移動可能なスライド板205が配
置されている。このスライド板205は、断面L字状に
折り曲げ形成した上下に延びる板状部材であり、前記ロ
ック板204と対応した高さ位置には係止孔205aが
開口している。また、外扉203の前面側には付設する
錠により回動を制限されたハンドル206が設けられて
いる。さらに、外扉203の内側には、ハンドル206
の回動操作にリンクして前記スライド板205を上下に
移動させるリンク機構207が設けられている。
機本体202と、自動販売機本体202の前面を開閉す
る外扉203とを備えたものである。自動販売機本体2
02の開口部前端には、複数のロック板204が上下に
配置されている。各ロック板204の下部には下向きに
開口するロック溝204aが形成されている。外扉20
3の内側には、上下に移動可能なスライド板205が配
置されている。このスライド板205は、断面L字状に
折り曲げ形成した上下に延びる板状部材であり、前記ロ
ック板204と対応した高さ位置には係止孔205aが
開口している。また、外扉203の前面側には付設する
錠により回動を制限されたハンドル206が設けられて
いる。さらに、外扉203の内側には、ハンドル206
の回動操作にリンクして前記スライド板205を上下に
移動させるリンク機構207が設けられている。
【0004】この自動販売機201では、外扉203を
閉状態でロックするには、スライド板205が上方に移
動している状態で外扉203を閉鎖すれば、ロック板2
04が、その前端に係止孔205aの下縁部が当接して
押し上げられ、その後にロック溝204aと係止孔20
5aの下端部が係合状態となる。これにより、外扉20
3が自動販売機本体202に閉状態でロックされるの
で、ハンドル206の錠を施錠すればよい。
閉状態でロックするには、スライド板205が上方に移
動している状態で外扉203を閉鎖すれば、ロック板2
04が、その前端に係止孔205aの下縁部が当接して
押し上げられ、その後にロック溝204aと係止孔20
5aの下端部が係合状態となる。これにより、外扉20
3が自動販売機本体202に閉状態でロックされるの
で、ハンドル206の錠を施錠すればよい。
【0005】また、外扉203を開放するには、まず錠
を解錠し、ハンドル206を回動操作することによりス
ライド板205を下方に移動させる。これにより、スラ
イド板205とロック板204との係合が解除されるの
で、ハンドル206を手前に引けば外扉203が開放さ
れる。
を解錠し、ハンドル206を回動操作することによりス
ライド板205を下方に移動させる。これにより、スラ
イド板205とロック板204との係合が解除されるの
で、ハンドル206を手前に引けば外扉203が開放さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、自動販
売機に収容された商品や現金の盗難手口が巧妙化してお
り、従来のものよりも防盗効果が高い自動販売機の扉ロ
ック機構が求められている。すなわち、従来の自動販売
機201では、何らかの手段によりハンドル206の錠
やリンク機構207を破壊してしまえば、スライド板2
05の上下移動が可能となるため、外扉203のロック
状態が解除されてしまうものであった。
売機に収容された商品や現金の盗難手口が巧妙化してお
り、従来のものよりも防盗効果が高い自動販売機の扉ロ
ック機構が求められている。すなわち、従来の自動販売
機201では、何らかの手段によりハンドル206の錠
やリンク機構207を破壊してしまえば、スライド板2
05の上下移動が可能となるため、外扉203のロック
状態が解除されてしまうものであった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、防盗効果の高い自動
販売機の扉ロック機構を提供することにある。
であり、その目的とするところは、防盗効果の高い自動
販売機の扉ロック機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、自動販売機本体側に設けられたロック
部材と、扉側に配置された上下に移動可能なスライド部
材とを備え、スライド部材を移動させてロック部材と係
合状態にすることにより自動販売機本体に扉をロックさ
せる自動販売機の扉ロック機構において、スライド部材
の近傍に配置された扉の構成部材及びスライド部材の双
方と係合することにより、スライド部材とロック部材が
係合した状態からのスライド部材の移動を阻止するスト
ッパ機構を備えたことを特徴とするものを提案する。
に、本発明では、自動販売機本体側に設けられたロック
部材と、扉側に配置された上下に移動可能なスライド部
材とを備え、スライド部材を移動させてロック部材と係
合状態にすることにより自動販売機本体に扉をロックさ
せる自動販売機の扉ロック機構において、スライド部材
の近傍に配置された扉の構成部材及びスライド部材の双
方と係合することにより、スライド部材とロック部材が
係合した状態からのスライド部材の移動を阻止するスト
ッパ機構を備えたことを特徴とするものを提案する。
【0009】本発明によれば、スライド部材を上下に移
動させてロック部材と係合させるための機構を悪戯や破
壊等しても、スライド部材とロック部材が係合した状態
からのスライド部材の移動を阻止するストッパ機構によ
り、スライド部材がロック状態から移動することがな
い。また、ストッパ機構は、スライド部材と共に、該ス
ライド部材の近傍に配置された扉の構成部材と係合状態
を形成するので、スライド部材のロック状態を強固なも
のとすることができる。
動させてロック部材と係合させるための機構を悪戯や破
壊等しても、スライド部材とロック部材が係合した状態
からのスライド部材の移動を阻止するストッパ機構によ
り、スライド部材がロック状態から移動することがな
い。また、ストッパ機構は、スライド部材と共に、該ス
ライド部材の近傍に配置された扉の構成部材と係合状態
を形成するので、スライド部材のロック状態を強固なも
のとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかる自
動販売機の扉ロック機構について図1〜図4を参照して
説明する。図1は自動販売機の外観斜視図、図2は自動
販売機の扉ロック機構を説明する概略斜視図、図3は外
扉の平断面図、図4は外扉を背面側からみた図である。
動販売機の扉ロック機構について図1〜図4を参照して
説明する。図1は自動販売機の外観斜視図、図2は自動
販売機の扉ロック機構を説明する概略斜視図、図3は外
扉の平断面図、図4は外扉を背面側からみた図である。
【0011】この自動販売機は、図1に示すように、前
面開口の自動販売機本体2と、自動販売機本体2の前面
を開閉する外扉3とを備えたものである。外扉3の前面
上部には商品見本を設置する陳列部3a、商品取り出し
口3b、商品選択ボタン(図示省略)等が設置されてい
る。また、外扉3の左右一方(本実施の形態では右側)
には、外扉3を開放するためのハンドル4と、ハンドル
4に埋め込まれた第1の錠5が設置されている。このハ
ンドル4は、第1の錠5の解錠により前方に進出し、進
出したハンドル4を回動を操作することにより外扉3を
開放可能とするものである。さらに、ハンドル4の下方
には第2の錠6が設置されており、外扉3の開放には当
該第2の錠6の解錠をも必要としている。また、第1の
錠5及び第2の錠6には、それぞれ第1の鍵K1及び第
2の鍵K2が対応する。
面開口の自動販売機本体2と、自動販売機本体2の前面
を開閉する外扉3とを備えたものである。外扉3の前面
上部には商品見本を設置する陳列部3a、商品取り出し
口3b、商品選択ボタン(図示省略)等が設置されてい
る。また、外扉3の左右一方(本実施の形態では右側)
には、外扉3を開放するためのハンドル4と、ハンドル
4に埋め込まれた第1の錠5が設置されている。このハ
ンドル4は、第1の錠5の解錠により前方に進出し、進
出したハンドル4を回動を操作することにより外扉3を
開放可能とするものである。さらに、ハンドル4の下方
には第2の錠6が設置されており、外扉3の開放には当
該第2の錠6の解錠をも必要としている。また、第1の
錠5及び第2の錠6には、それぞれ第1の鍵K1及び第
2の鍵K2が対応する。
【0012】自動販売機本体2の開口部前端には、図2
に示すように、複数(本実施の形態では3個)のロック
板7が上下に配置されている。このロック板7の上縁部
には、上向きに開口するロック溝7aが形成されてい
る。また、ロック板7は、上方に向かうにしたがって徐
々に後退するような傾斜が設けられている。さらに、ロ
ック板7は所定距離だけ下方に回動するように設置され
ている。
に示すように、複数(本実施の形態では3個)のロック
板7が上下に配置されている。このロック板7の上縁部
には、上向きに開口するロック溝7aが形成されてい
る。また、ロック板7は、上方に向かうにしたがって徐
々に後退するような傾斜が設けられている。さらに、ロ
ック板7は所定距離だけ下方に回動するように設置され
ている。
【0013】外扉3の内側には、ロック板7と係合する
ことにより外扉3を自動販売機本体2にロックするため
に、上下に移動可能なスライド板8が配置されている。
このスライド板8は、断面略コ字状に屈曲して上下に延
びる板状部材であり、外扉3の側部に配置されている。
また、スライド板8の近傍には、外扉3の周縁から延び
る内板31が配置されている。この内板31には、後述
するストッパ機構10と係合するための係止孔31aが
形成されている。
ことにより外扉3を自動販売機本体2にロックするため
に、上下に移動可能なスライド板8が配置されている。
このスライド板8は、断面略コ字状に屈曲して上下に延
びる板状部材であり、外扉3の側部に配置されている。
また、スライド板8の近傍には、外扉3の周縁から延び
る内板31が配置されている。この内板31には、後述
するストッパ機構10と係合するための係止孔31aが
形成されている。
【0014】スライド板8には、前記ロック板7と対応
する位置に係止孔8aが形成されている。この係止孔8
aの上縁部は、それぞれ前記ロック板7のロック溝7a
との係合部をなすものである。また、スライド板8の側
面には、後述するストッパ機構10と係合するためのス
トッパ溝8bが形成されている。
する位置に係止孔8aが形成されている。この係止孔8
aの上縁部は、それぞれ前記ロック板7のロック溝7a
との係合部をなすものである。また、スライド板8の側
面には、後述するストッパ機構10と係合するためのス
トッパ溝8bが形成されている。
【0015】また、スライド板8には、上下方向への力
を付与してスライド板8を上下に移動するためのリンク
機構9が付設されている。このリンク機構9は、前記ハ
ンドル4とスライド板8とを連結するものであり、ハン
ドル4の回動操作にリンクしてスライド板8を上下に移
動させる。
を付与してスライド板8を上下に移動するためのリンク
機構9が付設されている。このリンク機構9は、前記ハ
ンドル4とスライド板8とを連結するものであり、ハン
ドル4の回動操作にリンクしてスライド板8を上下に移
動させる。
【0016】さらに、スライド板8の側方には、スライ
ド板8の上下方向への移動を阻止するためストッパ機構
10が配置されている。このストッパ機構10は、スラ
イド板8との間に前記外扉3の内板31が配置されるよ
うに設置されている。このストッパ機構10は、前記第
2の錠6と連動して動作し、スライド板8及び外扉3の
内板31と係合状態をなしてスライド板8の上下方向の
移動を阻止する。
ド板8の上下方向への移動を阻止するためストッパ機構
10が配置されている。このストッパ機構10は、スラ
イド板8との間に前記外扉3の内板31が配置されるよ
うに設置されている。このストッパ機構10は、前記第
2の錠6と連動して動作し、スライド板8及び外扉3の
内板31と係合状態をなしてスライド板8の上下方向の
移動を阻止する。
【0017】このストッパ機構10は、ストッパ取付片
101にシリンダ錠である前記第2の錠6を付設して一
体をなすものであり、スライド板8方向に進退可能なス
トッパシャフト102と、ストッパシャフト102と第
2の錠6とを連結するリンク片103と、ストッパ取付
片101と接続しストッパシャフト102を案内支持す
る案内板104を備えたものである。ストッパシャフト
102は、金属の棒状部材であり、一端をリンク片10
3と回動自在に連結している。また、ストッパシャフト
102は、他端側を案内板104に形成された案内孔1
04a内に摺動自在に挿通されている。ここで、ストッ
パシャフト102は、スライド板8方向に進出させた際
に、内板31の係止孔31a及びスライド板8のストッ
パ溝8bを挿通し、係合状態を形成する。
101にシリンダ錠である前記第2の錠6を付設して一
体をなすものであり、スライド板8方向に進退可能なス
トッパシャフト102と、ストッパシャフト102と第
2の錠6とを連結するリンク片103と、ストッパ取付
片101と接続しストッパシャフト102を案内支持す
る案内板104を備えたものである。ストッパシャフト
102は、金属の棒状部材であり、一端をリンク片10
3と回動自在に連結している。また、ストッパシャフト
102は、他端側を案内板104に形成された案内孔1
04a内に摺動自在に挿通されている。ここで、ストッ
パシャフト102は、スライド板8方向に進出させた際
に、内板31の係止孔31a及びスライド板8のストッ
パ溝8bを挿通し、係合状態を形成する。
【0018】このような構成により、外扉3を開放状態
から閉じると、ロック板7の前端部とスライド板8の係
止孔8aの上縁部が当接するが、ロック板7は前端の傾
斜部に案内されて下方に回動しながらロック溝7aにス
ライド板8の係止孔8aが進入する。これによりロック
板7とスライド板8が係合状態となる。さらに、第2の
鍵K2を用いて第2の錠6を施錠方向に回動操作する
と、第2の錠6と連動してストッパ機構10のストッパ
シャフト102が、内板31の係止孔31a及びスライ
ド板8のストッパ溝8b内に進入する。これによりスト
ッパシャフト102はスライド板8のストッパ溝8b及
び内板31の係止孔31aと係合状態となる。最後に第
1の鍵K1を用いて第1の錠5を施錠すれば、外扉3の
自動販売機本体2へのロックが完了する。
から閉じると、ロック板7の前端部とスライド板8の係
止孔8aの上縁部が当接するが、ロック板7は前端の傾
斜部に案内されて下方に回動しながらロック溝7aにス
ライド板8の係止孔8aが進入する。これによりロック
板7とスライド板8が係合状態となる。さらに、第2の
鍵K2を用いて第2の錠6を施錠方向に回動操作する
と、第2の錠6と連動してストッパ機構10のストッパ
シャフト102が、内板31の係止孔31a及びスライ
ド板8のストッパ溝8b内に進入する。これによりスト
ッパシャフト102はスライド板8のストッパ溝8b及
び内板31の係止孔31aと係合状態となる。最後に第
1の鍵K1を用いて第1の錠5を施錠すれば、外扉3の
自動販売機本体2へのロックが完了する。
【0019】外扉3を閉状態から開放するには、まず第
1の鍵K1を用いて第1の錠5を解錠するとともに、第
2の鍵K2を用いて第2の錠6を解錠する。第2の錠6
の解錠動作により、ストッパシャフト102とスライド
板8及び内板31との係合状態が解かれる。次いで、ハ
ンドル4を回動操作しスライド板8を上方に移動させる
と、ロック板7とスライド板8との係合状態が解かれる
ので、そのままハンドル4を手前に引けば外扉3は開放
される。
1の鍵K1を用いて第1の錠5を解錠するとともに、第
2の鍵K2を用いて第2の錠6を解錠する。第2の錠6
の解錠動作により、ストッパシャフト102とスライド
板8及び内板31との係合状態が解かれる。次いで、ハ
ンドル4を回動操作しスライド板8を上方に移動させる
と、ロック板7とスライド板8との係合状態が解かれる
ので、そのままハンドル4を手前に引けば外扉3は開放
される。
【0020】ここで、外扉3を閉状態から開放するに
は、上述したようにスライド板8を上方に移動させ、ロ
ック板7とスライド板8との係合状態を解くとともに、
スライド板8とストッパシャフト102と係合状態を解
くことが必須となる。したがって、従来の自動販売機の
ようにロック板7とスライド板8との係合状態だけで外
扉3をロックするものと比較して、防盗効果の高いもの
となる。すなわち、従来の構造では、第1の錠5やリン
ク機構9を何らかの手段で破壊すればスライド板8を移
動させることが可能であったが、本実施の形態のもので
は、このような場合にもストッパ機構10によりスライ
ド板8の移動が阻止されるものである。また、リンク機
構10のストッパシャフト102は、スライド板8のス
トッパ溝8bと係合するとともに、スライド板8の近傍
に配置された内板31の係止孔31aとも係合する構成
となっている。したがって、スライド板8に強い力が加
わっても、ストッパシャフト102とスライド板8の係
合状態が解かれることなく、さらに防盗効果が優れたも
のとなっている。
は、上述したようにスライド板8を上方に移動させ、ロ
ック板7とスライド板8との係合状態を解くとともに、
スライド板8とストッパシャフト102と係合状態を解
くことが必須となる。したがって、従来の自動販売機の
ようにロック板7とスライド板8との係合状態だけで外
扉3をロックするものと比較して、防盗効果の高いもの
となる。すなわち、従来の構造では、第1の錠5やリン
ク機構9を何らかの手段で破壊すればスライド板8を移
動させることが可能であったが、本実施の形態のもので
は、このような場合にもストッパ機構10によりスライ
ド板8の移動が阻止されるものである。また、リンク機
構10のストッパシャフト102は、スライド板8のス
トッパ溝8bと係合するとともに、スライド板8の近傍
に配置された内板31の係止孔31aとも係合する構成
となっている。したがって、スライド板8に強い力が加
わっても、ストッパシャフト102とスライド板8の係
合状態が解かれることなく、さらに防盗効果が優れたも
のとなっている。
【0021】このように、本実施の形態にかかる自動販
売機の扉ロック機構によれば、リンク機構9を悪戯や破
壊等しても、ストッパ機構10によりスライド板8がロ
ック板7との係合状態から移動することがない。また、
ストッパ機構10は、スライド板8と共に、このスライ
ド板8の近傍に配置された外扉3の内板31と係合状態
を形成するので、スライド板8のロック状態を強固なも
のとすることができる。したがって、防盗効果の高いも
のとなる。
売機の扉ロック機構によれば、リンク機構9を悪戯や破
壊等しても、ストッパ機構10によりスライド板8がロ
ック板7との係合状態から移動することがない。また、
ストッパ機構10は、スライド板8と共に、このスライ
ド板8の近傍に配置された外扉3の内板31と係合状態
を形成するので、スライド板8のロック状態を強固なも
のとすることができる。したがって、防盗効果の高いも
のとなる。
【0022】また、外扉3には第1の錠5及び第2の錠
6という2つの錠が設置してあるので、この錠による視
覚効果により防盗効果をさらに向上することができる。
6という2つの錠が設置してあるので、この錠による視
覚効果により防盗効果をさらに向上することができる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
スライド部材を上下に移動させてロック部材と係合させ
るための機構を悪戯や破壊等しても、スライド部材とロ
ック部材が係合した状態からのスライド部材の移動を阻
止するストッパ機構により、スライド部材がロック状態
から移動することがない。また、ストッパ機構は、スラ
イド部材と共に、該スライド部材の近傍に配置された扉
の構成部材と係合状態を形成するので、スライド部材の
ロック状態を強固なものとすることができる。したがっ
て、防盗効果の高いものとなる。
スライド部材を上下に移動させてロック部材と係合させ
るための機構を悪戯や破壊等しても、スライド部材とロ
ック部材が係合した状態からのスライド部材の移動を阻
止するストッパ機構により、スライド部材がロック状態
から移動することがない。また、ストッパ機構は、スラ
イド部材と共に、該スライド部材の近傍に配置された扉
の構成部材と係合状態を形成するので、スライド部材の
ロック状態を強固なものとすることができる。したがっ
て、防盗効果の高いものとなる。
【図1】自動販売機の外観斜視図
【図2】自動販売機の扉ロック機構を説明する概略斜視
図
図
【図3】外扉の平断面図
【図4】外扉を背面側から見た図
【図5】従来の自動販売機の扉ロック機構を説明する概
略斜視図
略斜視図
1…自動販売機、2…自動販売機本体、3…外扉、31
…内板、31a…係止孔、4…ハンドル、5…第1の
錠、6…第2の錠、7…ロック板、7a…ロック溝、8
…スライド板、8a…係止孔、8b…ストッパ溝、9…
リンク機構、10…ストッパ機構、101…ストッパ取
付片、102…ストッパシャフト
…内板、31a…係止孔、4…ハンドル、5…第1の
錠、6…第2の錠、7…ロック板、7a…ロック溝、8
…スライド板、8a…係止孔、8b…ストッパ溝、9…
リンク機構、10…ストッパ機構、101…ストッパ取
付片、102…ストッパシャフト
Claims (1)
- 【請求項1】 自動販売機本体側に設けられたロック部
材と、扉側に配置された上下に移動可能なスライド部材
とを備え、スライド部材を移動させてロック部材と係合
状態にすることにより自動販売機本体に扉をロックさせ
る自動販売機の扉ロック機構において、 スライド部材の近傍に配置された扉の構成部材及びスラ
イド部材の双方と係合することにより、スライド部材と
ロック部材が係合した状態からのスライド部材の移動を
阻止するストッパ機構を備えたことを特徴とする自動販
売機の扉ロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316191A JP2000149120A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 自動販売機の扉ロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10316191A JP2000149120A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 自動販売機の扉ロック構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000149120A true JP2000149120A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18074321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10316191A Pending JP2000149120A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 自動販売機の扉ロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000149120A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302105A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sanden Corp | 自動販売機 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10316191A patent/JP2000149120A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006302105A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP4579044B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2010-11-10 | サンデン株式会社 | 自動販売機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003160288A (ja) | エレベータのかご操作盤 | |
JP2000149120A (ja) | 自動販売機の扉ロック構造 | |
JPH0319913Y2 (ja) | ||
JP4215311B2 (ja) | 自動販売機の扉ロック構造 | |
CN211287218U (zh) | 保险柜 | |
JP3684924B2 (ja) | 自動販売機の扉装置 | |
JP3199683B2 (ja) | 自動販売機の扉施錠装置 | |
JP3633451B2 (ja) | 自動販売機の扉ロック装置 | |
JPH0337670Y2 (ja) | ||
JP3917247B2 (ja) | キャビネットの施錠装置 | |
JPH0240696Y2 (ja) | ||
JP3019588B2 (ja) | 自動販売機の外扉ロック装置 | |
JP2001006035A (ja) | 自動販売機の扉ロック装置 | |
JP3782630B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP3821291B2 (ja) | 自動販売機用補助ロック装置 | |
KR200168618Y1 (ko) | 자동차 도어의 안전 록크 로드 록킹 해제 방지구조 | |
JP2003006725A (ja) | 自動販売機の商品取出口構造 | |
JP3443186B2 (ja) | 扉開閉ロック装置 | |
JP2973680B2 (ja) | 自動販売機の外扉ロック装置 | |
JPS588300Y2 (ja) | パチンコ機における施錠装置 | |
JP3654021B2 (ja) | 自動販売機の主扉ロック機構 | |
JPH061743Y2 (ja) | パチンコ機の施錠装置の取付構造 | |
JP3760617B2 (ja) | 自動販売機の防犯装置 | |
JP2001222750A (ja) | コインドア | |
JPH0246951Y2 (ja) |