JP2000082991A - 無線基地局の出力側においてデ―タ中継を実行するセルラ無線通信システム及びそのデ―タ中継デバイス - Google Patents
無線基地局の出力側においてデ―タ中継を実行するセルラ無線通信システム及びそのデ―タ中継デバイスInfo
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- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
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- H04B7/15—Active relay systems
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- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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- H04B7/2606—Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な無線有効範囲を得るために追加の無線
基地局又は中継器との専用リンクを必要としない比較的
安価なセルラ無線通信システムを提供する。 【解決手段】 無線基地局1は、第1の無線通信方式に
従い、かつ第1の通信リソースを使って動作する。第1
の通信リソースの一部は、第1の無線通信方式によるマ
イクロ波リンク6の形で、無線基地局1と、中継デバイ
ス51に含まれる遠く離れたユニット2とを接続するた
めに使用される。遠く離れたユニット2は、第1の無線
通信方式と第1のリソースの一部とはそれぞれ異なる第
2の通信リソースと第2の無線通信方式への変換を実行
する。遠く離れたユニット2と中継エリア内にある少な
くとも一つの移動局3は、第2の無線通信方式に従っ
て、かつ第2の通信リソースを使って、データを交換す
る。
基地局又は中継器との専用リンクを必要としない比較的
安価なセルラ無線通信システムを提供する。 【解決手段】 無線基地局1は、第1の無線通信方式に
従い、かつ第1の通信リソースを使って動作する。第1
の通信リソースの一部は、第1の無線通信方式によるマ
イクロ波リンク6の形で、無線基地局1と、中継デバイ
ス51に含まれる遠く離れたユニット2とを接続するた
めに使用される。遠く離れたユニット2は、第1の無線
通信方式と第1のリソースの一部とはそれぞれ異なる第
2の通信リソースと第2の無線通信方式への変換を実行
する。遠く離れたユニット2と中継エリア内にある少な
くとも一つの移動局3は、第2の無線通信方式に従っ
て、かつ第2の通信リソースを使って、データを交換す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ無線通信シ
ステム(Cellular Radiocommunication System)に関す
る。本発明は、特に、しかし排他的にではなく、UMT
S( UniversalMobile Telephone system-2GHz)、GS
M900(Global System for Mobile-900MHz)、DC
S1800(Digital Cellular System-1800MHz )、P
CS1900(Personal Communication System-1900MH
z)等のシステムに関する。
ステム(Cellular Radiocommunication System)に関す
る。本発明は、特に、しかし排他的にではなく、UMT
S( UniversalMobile Telephone system-2GHz)、GS
M900(Global System for Mobile-900MHz)、DC
S1800(Digital Cellular System-1800MHz )、P
CS1900(Personal Communication System-1900MH
z)等のシステムに関する。
【0002】より正確には、本発明は、無線基地局の出
力側においてデータ中継を実行するセルラ無線通信シス
テム、並びに、そのようなデータ中継を確実にする中継
デバイスに関する。このようなデバイスは、しばしば
「中継器(repeater)」とも呼ばれる。
力側においてデータ中継を実行するセルラ無線通信シス
テム、並びに、そのようなデータ中継を確実にする中継
デバイスに関する。このようなデバイスは、しばしば
「中継器(repeater)」とも呼ばれる。
【0003】
【従来の技術】一般に、セルラ無線通信システムは、そ
れぞれが別々の地理的セル(cell)の無線有効範囲を提
供し、このセル内に存在する複数の移動局との通信能力
がある、複数の無線基地局を含んでいることが想起され
るべきである。換言すれば、無線通信システムは、移動
局が地理的セルのネットワーク内で動いている状態での
通信を可能にする。
れぞれが別々の地理的セル(cell)の無線有効範囲を提
供し、このセル内に存在する複数の移動局との通信能力
がある、複数の無線基地局を含んでいることが想起され
るべきである。換言すれば、無線通信システムは、移動
局が地理的セルのネットワーク内で動いている状態での
通信を可能にする。
【0004】種々な無線基地局によって提供される無線
有効範囲は、しばしば不十分であることが見い出されて
いる。これは、例えば、セルが、無線基地局が正しく無
線有効範囲を提供することができない「シャドウエリア
(shadow area)(例えば、険しい崖のあるエリアや盆
地)」を有する場合である。もし無線有効範囲がセルラ
ネットワークの外に位置しているエリアに提供されなけ
ればならないのであれば、その場合にも当てはまる。
有効範囲は、しばしば不十分であることが見い出されて
いる。これは、例えば、セルが、無線基地局が正しく無
線有効範囲を提供することができない「シャドウエリア
(shadow area)(例えば、険しい崖のあるエリアや盆
地)」を有する場合である。もし無線有効範囲がセルラ
ネットワークの外に位置しているエリアに提供されなけ
ればならないのであれば、その場合にも当てはまる。
【0005】既存のグローバルな無線有効範囲(すなわ
ち、既存のセルラネットワーク)を完成させるための第
1の周知の解決対策は、新しい無線基地局を加えること
である。特に、もしカバーされるエリアのトラフィック
が低いなら、この第1の周知の解決対策はうまく適用さ
れず、(ハードウェアと周波数リソースに関して)非常
に高価であることは容易に理解される。実際に、システ
ムオペレータのための非常に重要な実装コストの他に、
隣接するセルの間のトランジェントを減少又は除去する
ために個々の周波数グループが隣接するセルに割り当て
られなければならないので、この第1の解決対策では、
周波数分配計画の非常に慎重を要するという問題が持ち
出される。
ち、既存のセルラネットワーク)を完成させるための第
1の周知の解決対策は、新しい無線基地局を加えること
である。特に、もしカバーされるエリアのトラフィック
が低いなら、この第1の周知の解決対策はうまく適用さ
れず、(ハードウェアと周波数リソースに関して)非常
に高価であることは容易に理解される。実際に、システ
ムオペレータのための非常に重要な実装コストの他に、
隣接するセルの間のトランジェントを減少又は除去する
ために個々の周波数グループが隣接するセルに割り当て
られなければならないので、この第1の解決対策では、
周波数分配計画の非常に慎重を要するという問題が持ち
出される。
【0006】既存のセルラネットワークを完成するため
の第2の周知の解決対策は、専用リンク(dedicated li
nk )を介して無線基地局に接続された少なくとも1つ
のデータ中継デバイス又は「中継器」を使うことであ
る。本明細書では、「専用リンク」は、無線通信システ
ムに含まれるものとは別の送信手段を実行する、一般に
有線のどんなリンクをも意味する。中継器は無線基地局
によってその入力側で制御されたデータフローの一部を
中継する。それ故に、それによって、所定の地理的エリ
ア、いわゆる中継エリアにおいて、無線基地局の無線有
効範囲を完成する無線有効範囲が提供される。
の第2の周知の解決対策は、専用リンク(dedicated li
nk )を介して無線基地局に接続された少なくとも1つ
のデータ中継デバイス又は「中継器」を使うことであ
る。本明細書では、「専用リンク」は、無線通信システ
ムに含まれるものとは別の送信手段を実行する、一般に
有線のどんなリンクをも意味する。中継器は無線基地局
によってその入力側で制御されたデータフローの一部を
中継する。それ故に、それによって、所定の地理的エリ
ア、いわゆる中継エリアにおいて、無線基地局の無線有
効範囲を完成する無線有効範囲が提供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この第2の周知の解決
対策によって新たな無線基地局を加えるのことを回避で
きるが、他方、それは大きな欠点を有する。実際に、無
線基地局と中継器の間の専用リンクは高価である。さら
に、中継エリアでは殆どトラフィックがないことがよく
あるので、この専用リンクは一般に必要以上に大きい。
対策によって新たな無線基地局を加えるのことを回避で
きるが、他方、それは大きな欠点を有する。実際に、無
線基地局と中継器の間の専用リンクは高価である。さら
に、中継エリアでは殆どトラフィックがないことがよく
あるので、この専用リンクは一般に必要以上に大きい。
【0008】本発明の目的は、現状技術のこれら種々な
欠点を克服することである。より正確には、本発明の目
的の一つは、無線基地局の出力側でデータ中継を実行す
るセルラ無線通信システムを提供することである。この
システムは、少なくとも一つの中継器を実装するが、無
線基地局と中継器の間に専用リンクは必要とされない。
欠点を克服することである。より正確には、本発明の目
的の一つは、無線基地局の出力側でデータ中継を実行す
るセルラ無線通信システムを提供することである。この
システムは、少なくとも一つの中継器を実装するが、無
線基地局と中継器の間に専用リンクは必要とされない。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的並びに以下で
明らかになる他の目的は、以下のタイプのセルラ無線通
信システムを使用する本発明の第1の実施態様によって
実現される。そのタイプのセルラ無線通信システムは、
少なくとも一つの無線基地局と、前記無線基地局の出力
側において、所定の地理的エリア、いわゆる中継エリア
内における無線インターフェースを、前記無線基地局に
よりその入力側で制御されたデータフローの一部に提供
する、少なくとも一つのデータ中継デバイスとを備える
と共に、前記無線基地局が第1の無線通信方式に従って
第1の通信リソース(通信リソース)を使用して動作す
るタイプのセルラ無線通信システムであって、前記デー
タ中継デバイスは、前記無線基地局から遠く離れた中継
ユニットを備え、前記第1の通信リソースは、前記無線
基地局と前記遠く離れた中継ユニットとを、前記第1の
無線通信方式によるマイクロ波リンクの形で接続するた
めに使用され、前記遠く離れた中継ユニットは、前記第
1の通信リソースの一部及び前記第1の無線通信方式か
ら第2の通信リソース及び第2の無線通信方式への切替
と、再び切り替えて戻すことに対応する、変換を行な
い、前記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに
存在する少なくとも一つの移動局は、前記第2の無線通
信方式に従って前記第2の通信リソースを使用してデー
タを交換するように構成されていることを特徴とする。
明らかになる他の目的は、以下のタイプのセルラ無線通
信システムを使用する本発明の第1の実施態様によって
実現される。そのタイプのセルラ無線通信システムは、
少なくとも一つの無線基地局と、前記無線基地局の出力
側において、所定の地理的エリア、いわゆる中継エリア
内における無線インターフェースを、前記無線基地局に
よりその入力側で制御されたデータフローの一部に提供
する、少なくとも一つのデータ中継デバイスとを備える
と共に、前記無線基地局が第1の無線通信方式に従って
第1の通信リソース(通信リソース)を使用して動作す
るタイプのセルラ無線通信システムであって、前記デー
タ中継デバイスは、前記無線基地局から遠く離れた中継
ユニットを備え、前記第1の通信リソースは、前記無線
基地局と前記遠く離れた中継ユニットとを、前記第1の
無線通信方式によるマイクロ波リンクの形で接続するた
めに使用され、前記遠く離れた中継ユニットは、前記第
1の通信リソースの一部及び前記第1の無線通信方式か
ら第2の通信リソース及び第2の無線通信方式への切替
と、再び切り替えて戻すことに対応する、変換を行な
い、前記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに
存在する少なくとも一つの移動局は、前記第2の無線通
信方式に従って前記第2の通信リソースを使用してデー
タを交換するように構成されていることを特徴とする。
【0010】本発明のこの第1の実施態様はそれ故に二
重のコンセプトに基づいている。
重のコンセプトに基づいている。
【0011】実際、一方において、それは無線基地局の
(第1の)方式と(第1の)通信リソースを、無線基地
局と遠く離れた中継ユニットとを接続するために使うこ
とにある。言い換えると、無線基地局は遠く離れた中継
ユニットと通信するために通信チャネルの一部を使用
し、遠く離れた中継ユニットは、一つ又はいくつかの固
定された移動局のように無線基地局と関連して作動す
る。こうして、本発明は追加の無線基地局や専用リンク
を一切必要とせず、それ故、既に言及した既知の解決対
策よりもあまりコストのかからない解決対策となる。
(第1の)方式と(第1の)通信リソースを、無線基地
局と遠く離れた中継ユニットとを接続するために使うこ
とにある。言い換えると、無線基地局は遠く離れた中継
ユニットと通信するために通信チャネルの一部を使用
し、遠く離れた中継ユニットは、一つ又はいくつかの固
定された移動局のように無線基地局と関連して作動す
る。こうして、本発明は追加の無線基地局や専用リンク
を一切必要とせず、それ故、既に言及した既知の解決対
策よりもあまりコストのかからない解決対策となる。
【0012】この第1の実施態様は、特に、無線基地局
が大きいデータフローをコントロールするという場合に
完全に適している。この場合には、このフローの一部が
容易に遠く離れたユニットとの無線通信マイクロ波リン
クに割り当てられることができる。これは例えば、無線
基地局がUMTSのW/CDMA(広帯域/符号分割多
重アクセス)方式のような「広帯域」無線通信方式で動
作する場合に当てはまる。この方式は広帯域符号分割多
重アクセスに基づいていることに気付くべきである。
が大きいデータフローをコントロールするという場合に
完全に適している。この場合には、このフローの一部が
容易に遠く離れたユニットとの無線通信マイクロ波リン
クに割り当てられることができる。これは例えば、無線
基地局がUMTSのW/CDMA(広帯域/符号分割多
重アクセス)方式のような「広帯域」無線通信方式で動
作する場合に当てはまる。この方式は広帯域符号分割多
重アクセスに基づいていることに気付くべきである。
【0013】本発明のこの第1の実施態様は、一方で
は、遠く離れた中継ユニットの上側と下側を区別するこ
とにある。実際、本発明によれば、遠く離れた中継ユニ
ットは入力側において第1の無線通信方式に従って、第
1の通信リソースを使って無線基地局と通信するのに対
し、遠く離れた中継ユニットは出力側において第2の無
線通信方式に従って、第2の通信リソースを使って移動
局と通信する。この方法では、干渉又は妨害電波の源は
減少又は除去される。さらに、捕捉のすべての危険が、
入力から出力まで避けられる。
は、遠く離れた中継ユニットの上側と下側を区別するこ
とにある。実際、本発明によれば、遠く離れた中継ユニ
ットは入力側において第1の無線通信方式に従って、第
1の通信リソースを使って無線基地局と通信するのに対
し、遠く離れた中継ユニットは出力側において第2の無
線通信方式に従って、第2の通信リソースを使って移動
局と通信する。この方法では、干渉又は妨害電波の源は
減少又は除去される。さらに、捕捉のすべての危険が、
入力から出力まで避けられる。
【0014】無線基地局と遠く離れた中継ユニットは、
それぞれ、第1の無線通信方式に従ってマイクロ波リン
クを実現するための少なくとも一つの指向性スマートア
ンテナを備えていることが有利である。
それぞれ、第1の無線通信方式に従ってマイクロ波リン
クを実現するための少なくとも一つの指向性スマートア
ンテナを備えていることが有利である。
【0015】換言すれば、無線基地局と遠く離れた中継
ユニットは、それぞれ少なくとも1つの付加的なスマー
トアンテナを備えており、その結果、無線基地局はその
放射線ビーム(s)を遠く離れた中継ユニットに方向付
けし、かつ、その逆も行われる。これは、それ故に、空
間分割多重アクセス技術の(SDMA)の有利な利用性
を示している。従来的に、この技術によって、無線基地
局は同一の周波数又は同一の符号を、さまざまな移動局
が存在している同一セル内で、再使用することができ
る。GSMで得られた結果から判断して、UMTSで
は、方位角で25から30°のオーダーの角度ピッチで
同じ周波数あるいは同じ符号を再利用することを望むこ
とが可能である。
ユニットは、それぞれ少なくとも1つの付加的なスマー
トアンテナを備えており、その結果、無線基地局はその
放射線ビーム(s)を遠く離れた中継ユニットに方向付
けし、かつ、その逆も行われる。これは、それ故に、空
間分割多重アクセス技術の(SDMA)の有利な利用性
を示している。従来的に、この技術によって、無線基地
局は同一の周波数又は同一の符号を、さまざまな移動局
が存在している同一セル内で、再使用することができ
る。GSMで得られた結果から判断して、UMTSで
は、方位角で25から30°のオーダーの角度ピッチで
同じ周波数あるいは同じ符号を再利用することを望むこ
とが可能である。
【0016】本発明の一部として、SDMA技術は、無
線基地局と移動局の間の直接通信に対して、無線基地局
と遠く離れた中継ユニットの間の無線通信マイクロ波リ
ンクに使用される周波数又は符号の再利用を可能にす
る。再使用された周波数又は符号は、もちろん、無線通
信マイクロ波リンクが生じるエリア内では、移動局には
再割り当てされない。
線基地局と移動局の間の直接通信に対して、無線基地局
と遠く離れた中継ユニットの間の無線通信マイクロ波リ
ンクに使用される周波数又は符号の再利用を可能にす
る。再使用された周波数又は符号は、もちろん、無線通
信マイクロ波リンクが生じるエリア内では、移動局には
再割り当てされない。
【0017】UMTS(W/CDMA又はTD/CDM
A方式)の場合では、システムの比較的高い周波数(す
なわち、2GHz)によって、より高い指向性を有し、
かつ大きなゲインのスマートアンテナを使用すれば良い
利益がもたらされる。
A方式)の場合では、システムの比較的高い周波数(す
なわち、2GHz)によって、より高い指向性を有し、
かつ大きなゲインのスマートアンテナを使用すれば良い
利益がもたらされる。
【0018】無線基地局と遠く離れた中継ユニットを接
続するために使われる第1の通信リソースの一部は、可
変的かつ動的に割り当てられることが有利である。
続するために使われる第1の通信リソースの一部は、可
変的かつ動的に割り当てられることが有利である。
【0019】こうして、無線基地局と遠く離れた中継ユ
ニットの間のリンクに割り当てられる無線基地局の(第
1の)通信リソースの量は、無線基地局が実際に遠く離
れた中継ユニットに「下請け契約する(sub-contract
s)」トラフィックの量に依存し得る。これによって、
無線基地局と遠く離れた中継ユニットとの間の無線通信
マイクロ波リンクを必要以上に大きくすることを避ける
ことが許容され、結果的に、無線基地局がセル内に存在
する移動局との直接通信に最終的に利用できる第1の通
信リソースの量を最適化することが可能となる。
ニットの間のリンクに割り当てられる無線基地局の(第
1の)通信リソースの量は、無線基地局が実際に遠く離
れた中継ユニットに「下請け契約する(sub-contract
s)」トラフィックの量に依存し得る。これによって、
無線基地局と遠く離れた中継ユニットとの間の無線通信
マイクロ波リンクを必要以上に大きくすることを避ける
ことが許容され、結果的に、無線基地局がセル内に存在
する移動局との直接通信に最終的に利用できる第1の通
信リソースの量を最適化することが可能となる。
【0020】好ましくは、前記第1の無線通信方式は、
UMTSのW/CDMA方式と、IS95規格のCDM
A方式等を含むグループに属しており、前記第2の無線
通信方式は、UMTSのW/CDMA方式と、UMTS
のTD/CDMA方式と、GSM900TDMA方式
と、DCS1800TDMA方式と、PCS1900T
DMA方式と、IS95規格のCDMA方式等を含むグ
ループに属している。
UMTSのW/CDMA方式と、IS95規格のCDM
A方式等を含むグループに属しており、前記第2の無線
通信方式は、UMTSのW/CDMA方式と、UMTS
のTD/CDMA方式と、GSM900TDMA方式
と、DCS1800TDMA方式と、PCS1900T
DMA方式と、IS95規格のCDMA方式等を含むグ
ループに属している。
【0021】UMTSのW/CDMA(広帯域/符号分
割多重アクセス)とTD/CDMA(時分割/符号分割
多重アクセス)方式は、UMTS(一般自動車電話方
式)に関する1998年1月のETSIの決定において
定義され、ここではこの決定を参考にする。実際、UM
TS無線インタフェースが1998年1月に世界的規模
で定義されたことを参照すべきである。W/CDMAと
TD/CDMAは共に5MHzチャネル上のCDMAア
クセスを使用する。
割多重アクセス)とTD/CDMA(時分割/符号分割
多重アクセス)方式は、UMTS(一般自動車電話方
式)に関する1998年1月のETSIの決定において
定義され、ここではこの決定を参考にする。実際、UM
TS無線インタフェースが1998年1月に世界的規模
で定義されたことを参照すべきである。W/CDMAと
TD/CDMAは共に5MHzチャネル上のCDMAア
クセスを使用する。
【0022】UMTSのW/CDMA方式は、送受信周
波数分割二重化(transmit and receive time division
duplexing)(又はFDD、その結果、一つは送信のた
めの、もう一つは受信のための2つの異なった周波帯が
同時に使用される)と組み合わされた移動局との符号多
重通信(符号分割多重アクセス)に基づいている。
波数分割二重化(transmit and receive time division
duplexing)(又はFDD、その結果、一つは送信のた
めの、もう一つは受信のための2つの異なった周波帯が
同時に使用される)と組み合わされた移動局との符号多
重通信(符号分割多重アクセス)に基づいている。
【0023】UMTSのTD/CDMA方式は、送受信
時分割二重化(transmit and receive time division d
uplexing)(又はTDD、その結果、同じ周波数帯が送
信と受信に交互に使用される)と組み合わされた、移動
局との符号多重化通信(符号分割多重アクセス)に基づ
いている。
時分割二重化(transmit and receive time division d
uplexing)(又はTDD、その結果、同じ周波数帯が送
信と受信に交互に使用される)と組み合わされた、移動
局との符号多重化通信(符号分割多重アクセス)に基づ
いている。
【0024】GSM又はDCSのTDMA方式(時分割
多重アクセス(Time Division Multiple Access))
は、時分割多重通信に基づいている。
多重アクセス(Time Division Multiple Access))
は、時分割多重通信に基づいている。
【0025】前記第1の実施態様の第1の好ましい実施
例では、前記第1及び第2の無線通信方式はそれぞれW
/CDMA方式とTD/CDMA方式であり、前記第1
の通信リソースの一部及び前記第2の通信リソースはそ
れぞれ、第1の周波数帯で搬送される少なくとも一つの
チャネルと、第2の周波数帯で搬送される少なくとも一
つの第2のチャネルである。
例では、前記第1及び第2の無線通信方式はそれぞれW
/CDMA方式とTD/CDMA方式であり、前記第1
の通信リソースの一部及び前記第2の通信リソースはそ
れぞれ、第1の周波数帯で搬送される少なくとも一つの
チャネルと、第2の周波数帯で搬送される少なくとも一
つの第2のチャネルである。
【0026】こうして、遠く離れた中継ユニットは第1
のUMTS周波数帯のFDDチャネルを利用し、第2の
UMTS周波数帯のTDDチャネルにおいてそれを繰り
返す。この組み合わせ方(arrangement)は、低レンジ
(例えば最大約1km)及び低トラフィック(室内型あ
るいは険しい崖のある場所の)サービスには適してい
る。
のUMTS周波数帯のFDDチャネルを利用し、第2の
UMTS周波数帯のTDDチャネルにおいてそれを繰り
返す。この組み合わせ方(arrangement)は、低レンジ
(例えば最大約1km)及び低トラフィック(室内型あ
るいは険しい崖のある場所の)サービスには適してい
る。
【0027】第1及び第2の周波数帯は、異なった符号
が第1及び第2の無線通信方式で使用される場合を除い
ては、別である。
が第1及び第2の無線通信方式で使用される場合を除い
ては、別である。
【0028】第1及び第2の周波数帯は、それぞれTD
/CDMAとW/CDMAとによる無線通信に対し、U
MTSの一部として確保(保存)された周波数帯の一部
である。実際、これらの周波数帯は、共に、移動局との
無線通信を確立する。無線基地局と遠く離れた中継ユニ
ットとの第1の周波数帯が使用されるリンクの一部とし
て、遠く離れた中継ユニットは、一つ又はいくつかの固
定された移動局のように考えられなければならないこと
は記憶に留めておくべきである。W/CDMA方式又は
TD/CDMA方式による無線通信のために利用可能な
周波数帯も存在するが、しかし、UMTSの一部として
この目的のために確保はされることはなく、それ故に、
移動局との無線通信を確立することは許されない、とい
うことは付け加えておくべきである。例えば光学式周波
数帯のような、これらの「確保されない」帯は、特に、
後に詳細に論じられる本発明の第2の実施態様の第2の
好ましい実施例で使用される。
/CDMAとW/CDMAとによる無線通信に対し、U
MTSの一部として確保(保存)された周波数帯の一部
である。実際、これらの周波数帯は、共に、移動局との
無線通信を確立する。無線基地局と遠く離れた中継ユニ
ットとの第1の周波数帯が使用されるリンクの一部とし
て、遠く離れた中継ユニットは、一つ又はいくつかの固
定された移動局のように考えられなければならないこと
は記憶に留めておくべきである。W/CDMA方式又は
TD/CDMA方式による無線通信のために利用可能な
周波数帯も存在するが、しかし、UMTSの一部として
この目的のために確保はされることはなく、それ故に、
移動局との無線通信を確立することは許されない、とい
うことは付け加えておくべきである。例えば光学式周波
数帯のような、これらの「確保されない」帯は、特に、
後に詳細に論じられる本発明の第2の実施態様の第2の
好ましい実施例で使用される。
【0029】前記第1の実施態様の第2の好ましい実施
例において、前記第1及び第2の無線通信方式は両方と
も、W/CDMA方式である。そして、前記第1のリソ
ース(資源)の一部と前記第2の通信リソースはそれぞ
れ、第1の周波数帯によって搬送される少なくとも第1
のチャネルと、前記第1の周波数帯と異なる第2の周波
数帯によって搬送される少なくとも第2のチャネルであ
る。
例において、前記第1及び第2の無線通信方式は両方と
も、W/CDMA方式である。そして、前記第1のリソ
ース(資源)の一部と前記第2の通信リソースはそれぞ
れ、第1の周波数帯によって搬送される少なくとも第1
のチャネルと、前記第1の周波数帯と異なる第2の周波
数帯によって搬送される少なくとも第2のチャネルであ
る。
【0030】こうして、遠く離れた中継ユニットは第1
の周波数帯のFDDチャネルを採用し、使用された第2
の周波数帯のもう一つのFDDチャネルにおいてそれを
中継する。この第2の実施例において、第1及び第2の
周波数帯は、W/CDMA方式による無線通信に対し、
UMTSの一部として、確保された周波数帯の一部でも
あることが分かる。
の周波数帯のFDDチャネルを採用し、使用された第2
の周波数帯のもう一つのFDDチャネルにおいてそれを
中継する。この第2の実施例において、第1及び第2の
周波数帯は、W/CDMA方式による無線通信に対し、
UMTSの一部として、確保された周波数帯の一部でも
あることが分かる。
【0031】前記第1の実施態様の第3の好ましい実施
例では、前記第1及び第2の無線通信方式は、共に、W
/CDMA方式である。また、前記第1の通信リソース
の一部は、少なくとも二つのサブチャネルが多重化され
た多重チャネルであり、前記第2の通信リソースは、前
記多重チャネルから抽出された少なくとも一つのサブチ
ャネルであって、それには前記無線基地局によって使用
されない符号が割り当てられる。
例では、前記第1及び第2の無線通信方式は、共に、W
/CDMA方式である。また、前記第1の通信リソース
の一部は、少なくとも二つのサブチャネルが多重化され
た多重チャネルであり、前記第2の通信リソースは、前
記多重チャネルから抽出された少なくとも一つのサブチ
ャネルであって、それには前記無線基地局によって使用
されない符号が割り当てられる。
【0032】換言すれば、この第3の好ましい実施例で
は、遠く離れた中継ユニットは、広帯域FDDにおいて
無線基地局によって入力される。この広帯域は、384
kbits/s以下のバンド幅上で、それぞれ別の(互いに直
交する)符号が割り当てられたサブチャネルの多重を搬
送する。さらに、遠く離れた中継ユニットは、FDD中
継を行う。この中継は、狭帯域サブチャネル(64kbit
s/s以下)、特に、電話サブチャネル(8kbits/s又は1
3kbits/s)への多重通信を放送することにある。
は、遠く離れた中継ユニットは、広帯域FDDにおいて
無線基地局によって入力される。この広帯域は、384
kbits/s以下のバンド幅上で、それぞれ別の(互いに直
交する)符号が割り当てられたサブチャネルの多重を搬
送する。さらに、遠く離れた中継ユニットは、FDD中
継を行う。この中継は、狭帯域サブチャネル(64kbit
s/s以下)、特に、電話サブチャネル(8kbits/s又は1
3kbits/s)への多重通信を放送することにある。
【0033】前記第1の実施態様の第4の好ましい実施
例では、前記第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ
W/CDMA方式とTD/CDMA方式であり、前記第
1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサブチャ
ネルが多重化された多重チャネルであり、前記第2の通
信リソースは、前記多重チャネルから抽出された少なく
とも一つのサブチャネルであり、前記サブチャネルには
前記無線基地局によって使用されていない符号が割り当
てられる。
例では、前記第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ
W/CDMA方式とTD/CDMA方式であり、前記第
1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサブチャ
ネルが多重化された多重チャネルであり、前記第2の通
信リソースは、前記多重チャネルから抽出された少なく
とも一つのサブチャネルであり、前記サブチャネルには
前記無線基地局によって使用されていない符号が割り当
てられる。
【0034】この第4の好ましい実施例は、中継が(T
D/CDMA方式での)TDDで行われ、そして(W/
CDMA方式での)FDDで行われないという点でだ
け、第3の実施例とは異なる。
D/CDMA方式での)TDDで行われ、そして(W/
CDMA方式での)FDDで行われないという点でだ
け、第3の実施例とは異なる。
【0035】前記第1の実施態様の第5の好ましい実施
例では、前記第1及び第2の無線通信方式はそれぞれW
/CDMA方式とTD/CDMA方式である。ただし、
前記第1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサ
ブチャネルが多重化された多重チャネルであり、前記第
2の通信リソースは、前記多重チャネルから抽出された
少なくとも一つのサブチャネルであり、前記サブチャネ
ルには前記無線基地局によって使用されていない符号が
割り当てられている。こうして、遠く離れた中継ユニッ
トは、GSM、DCS、或いはPCSのTDMA方式で
中継を行う。ここで、UMTSシステムは他の既存のシ
ステム(GSM、DCSとPCS)と互換性がなくては
ならないという事実が利用される。
例では、前記第1及び第2の無線通信方式はそれぞれW
/CDMA方式とTD/CDMA方式である。ただし、
前記第1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサ
ブチャネルが多重化された多重チャネルであり、前記第
2の通信リソースは、前記多重チャネルから抽出された
少なくとも一つのサブチャネルであり、前記サブチャネ
ルには前記無線基地局によって使用されていない符号が
割り当てられている。こうして、遠く離れた中継ユニッ
トは、GSM、DCS、或いはPCSのTDMA方式で
中継を行う。ここで、UMTSシステムは他の既存のシ
ステム(GSM、DCSとPCS)と互換性がなくては
ならないという事実が利用される。
【0036】既に言及した目的並びに以下に明らかにな
る他の目的も、本発明の第2の実施態様によって実現さ
れる。この第2の実施態様は、少なくとも一つの無線基
地局と、該無線基地局の出力側において、所定の地理的
エリア、いわゆる中継エリア内における無線インターフ
ェースを、前記無線基地局によりその入力側で制御され
たデータフローの一部に提供する、少なくとも一つのデ
ータ中継デバイスとを備えると共に、前記無線基地局が
第1の無線通信方式に従って第1の通信リソースを使用
して動作するタイプのセルラ無線通信システムであっ
て、前記データ中継デバイスは、前記無線基地局の近く
に位置する中継ユニットと、前記無線基地局から遠く離
れて位置する中継ユニットとを備え、前記近くの中継ユ
ニットは一つの無線基地局に接続され、前記無線基地局
に、前記第1の通信リソースの一部及び前記第1の無線
通信方式から、前記第1の通信リソースの一部及び/又
は前記第1の無線通信方式とはそれぞれ異なる、第2の
通信リソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び
切り替えて戻すことに対応する、変換を行ない、前記第
2の通信リソースは、前記近くの中継ユニットと前記遠
く離れた中継ユニットとを、前記第2の無線通信方式に
よるリンクの形で接続するために使用され、前記遠く離
れた中継ユニットは、前記第2の通信リソース及び前記
第2の無線通信方式から、前記第2の通信リソース及び
/又は前記第2の無線通信方式とはそれぞれ異なる、第
3の通信リソース及び第3の無線通信方式への切替と、
再び切り替えて戻すことに対応する、変換を行ない、前
記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに存在す
る少なくとも一つの移動局は、前記第3の無線通信方式
に従って前記第3の通信リソースを使用してデータを交
換するように構成されていることを特徴とするセルラ無
線通信システムを使用する。
る他の目的も、本発明の第2の実施態様によって実現さ
れる。この第2の実施態様は、少なくとも一つの無線基
地局と、該無線基地局の出力側において、所定の地理的
エリア、いわゆる中継エリア内における無線インターフ
ェースを、前記無線基地局によりその入力側で制御され
たデータフローの一部に提供する、少なくとも一つのデ
ータ中継デバイスとを備えると共に、前記無線基地局が
第1の無線通信方式に従って第1の通信リソースを使用
して動作するタイプのセルラ無線通信システムであっ
て、前記データ中継デバイスは、前記無線基地局の近く
に位置する中継ユニットと、前記無線基地局から遠く離
れて位置する中継ユニットとを備え、前記近くの中継ユ
ニットは一つの無線基地局に接続され、前記無線基地局
に、前記第1の通信リソースの一部及び前記第1の無線
通信方式から、前記第1の通信リソースの一部及び/又
は前記第1の無線通信方式とはそれぞれ異なる、第2の
通信リソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び
切り替えて戻すことに対応する、変換を行ない、前記第
2の通信リソースは、前記近くの中継ユニットと前記遠
く離れた中継ユニットとを、前記第2の無線通信方式に
よるリンクの形で接続するために使用され、前記遠く離
れた中継ユニットは、前記第2の通信リソース及び前記
第2の無線通信方式から、前記第2の通信リソース及び
/又は前記第2の無線通信方式とはそれぞれ異なる、第
3の通信リソース及び第3の無線通信方式への切替と、
再び切り替えて戻すことに対応する、変換を行ない、前
記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに存在す
る少なくとも一つの移動局は、前記第3の無線通信方式
に従って前記第3の通信リソースを使用してデータを交
換するように構成されていることを特徴とするセルラ無
線通信システムを使用する。
【0037】本発明のこの第2の実施態様では、中継デ
バイスは、遠く離れた中継ユニットのほかに、無線基地
局の近くの中継ユニットを含んでいることに注意する。
しかしながら、上に論じられた第1の実施態様について
言えば、この第2の実施態様は二重のコンセプトに基づ
いている。
バイスは、遠く離れた中継ユニットのほかに、無線基地
局の近くの中継ユニットを含んでいることに注意する。
しかしながら、上に論じられた第1の実施態様について
言えば、この第2の実施態様は二重のコンセプトに基づ
いている。
【0038】実際、一方では、それは(第2の)方式と
近くの中継ユニットの(第2の)通信リソースを、近く
の中継ユニットと遠く離れた中継ユニットを結ぶために
使用することにある。換言すれば、近くの中継ユニット
は、遠く離れた中継ユニットとの通信のための通信チャ
ネルを使用する。また、遠く離れた中継ユニットは、一
つ又はいくつかの固定された移動局のように、近くの中
継ユニットに関連して動作する。こうして、本発明で
は、追加の無線基地局又は専用リンクを必要とせず、従
って、既に言及した周知の解決対策よりそれほど高価で
ない解決対策となる。
近くの中継ユニットの(第2の)通信リソースを、近く
の中継ユニットと遠く離れた中継ユニットを結ぶために
使用することにある。換言すれば、近くの中継ユニット
は、遠く離れた中継ユニットとの通信のための通信チャ
ネルを使用する。また、遠く離れた中継ユニットは、一
つ又はいくつかの固定された移動局のように、近くの中
継ユニットに関連して動作する。こうして、本発明で
は、追加の無線基地局又は専用リンクを必要とせず、従
って、既に言及した周知の解決対策よりそれほど高価で
ない解決対策となる。
【0039】この第2の実施態様は、特に、既に言及さ
れた第1の実施態様を実行することができないときに十
分に適している。これは、例えば、無線基地局がGSM
又はDCSのTDMA方式のような「狭帯域」無線通信
方式に従って動作する場合である。実際、無線基地局が
低量のデータフローを制御するとき、このフローの一部
を遠く離れた中継ユニットとの無線通信マイクロ波リン
クに割り当てることは難しい。そのために、無線基地局
の出力から第1のリソース及び/又は無線通信方式の変
換を実現する近くの中継ユニットが使われるべきであ
る。中継エリアに存在している移動局への中継から判断
して、第2の変換も遠く離れた中継ユニットによって行
われる。
れた第1の実施態様を実行することができないときに十
分に適している。これは、例えば、無線基地局がGSM
又はDCSのTDMA方式のような「狭帯域」無線通信
方式に従って動作する場合である。実際、無線基地局が
低量のデータフローを制御するとき、このフローの一部
を遠く離れた中継ユニットとの無線通信マイクロ波リン
クに割り当てることは難しい。そのために、無線基地局
の出力から第1のリソース及び/又は無線通信方式の変
換を実現する近くの中継ユニットが使われるべきであ
る。中継エリアに存在している移動局への中継から判断
して、第2の変換も遠く離れた中継ユニットによって行
われる。
【0040】他方、本発明のこの第2の実施態様は、遠
く離れたユニットの上側と下側を区別することにある。
実際、本発明によれば、入力側において、遠く離れたユ
ニットは第2の無線通信方式に従い、第2の通信リソー
スを使用して近くの中継ユニットと通信するのに対し
て、出力側において、遠く離れたユニットは第3の無線
通信方式に従い、第3の通信リソースを使用して移動局
と通信する。このようにして、干渉及び/又は妨害の源
は減少又は除去される。さらに、入力側から出力側への
捕捉のどんな危険でも避けられる。
く離れたユニットの上側と下側を区別することにある。
実際、本発明によれば、入力側において、遠く離れたユ
ニットは第2の無線通信方式に従い、第2の通信リソー
スを使用して近くの中継ユニットと通信するのに対し
て、出力側において、遠く離れたユニットは第3の無線
通信方式に従い、第3の通信リソースを使用して移動局
と通信する。このようにして、干渉及び/又は妨害の源
は減少又は除去される。さらに、入力側から出力側への
捕捉のどんな危険でも避けられる。
【0041】好ましくは、第2の無線通信方式に従い第
2の通信リソースを使用する、近くの中継ユニットと遠
く離れたユニットの間のリンクは、マイクロ波リンク、
光学式リンク、高スループット有線リンク(HDSLタ
イプ)を含むグループに属する。
2の通信リソースを使用する、近くの中継ユニットと遠
く離れたユニットの間のリンクは、マイクロ波リンク、
光学式リンク、高スループット有線リンク(HDSLタ
イプ)を含むグループに属する。
【0042】第2のリソースは移動局との通信のために
確保されるリソースの一部では必ずしもないことに注意
する。実際、本発明の第2の実施態様の一部として、第
2のリソースは、移動局との無線通信を確立することに
使用されるのではなく、近くの中継ユニットを遠く離れ
たユニットに接続することに使われる。ただ第1及び第
3のリソースだけが、移動局との無線通信を確立するた
めに、無線基地局と遠く離れたユニットによってそれぞ
れ使用される。
確保されるリソースの一部では必ずしもないことに注意
する。実際、本発明の第2の実施態様の一部として、第
2のリソースは、移動局との無線通信を確立することに
使用されるのではなく、近くの中継ユニットを遠く離れ
たユニットに接続することに使われる。ただ第1及び第
3のリソースだけが、移動局との無線通信を確立するた
めに、無線基地局と遠く離れたユニットによってそれぞ
れ使用される。
【0043】第2の無線通信方式による前記リンクは、
近くの中継ユニットと遠く離れたユニットがそれぞれリ
ンクを実現するための少なくとも一つの指向性スマート
アンテナを備えることで特徴付けられるマイクロ波リン
クであることが有利である。こうして、第1の実施態様
については、これは空間分割多重アクセス技術(又はS
DMA)の有利な利用法である。
近くの中継ユニットと遠く離れたユニットがそれぞれリ
ンクを実現するための少なくとも一つの指向性スマート
アンテナを備えることで特徴付けられるマイクロ波リン
クであることが有利である。こうして、第1の実施態様
については、これは空間分割多重アクセス技術(又はS
DMA)の有利な利用法である。
【0044】好ましくは、前記第1及び第3の無線通信
方式は、GSM900TDMA方式と、DCS1800
TDMA方式と、PCS1900TDMA方式と、IS
136規格のTDMA方式と、PDCのTDMA方式と
を含むグループに属しており、前記第2の無線通信方式
は、UMTSのW/CDMA方式と、UMTSのTD/
CDMA方式と、GSM900TDMA方式と、DCS
1800TDMA方式と、PCS1900TDMA方式
と、IS136規格のTDMA方式と、PDCのTDM
A方式とを含むグループに属している。
方式は、GSM900TDMA方式と、DCS1800
TDMA方式と、PCS1900TDMA方式と、IS
136規格のTDMA方式と、PDCのTDMA方式と
を含むグループに属しており、前記第2の無線通信方式
は、UMTSのW/CDMA方式と、UMTSのTD/
CDMA方式と、GSM900TDMA方式と、DCS
1800TDMA方式と、PCS1900TDMA方式
と、IS136規格のTDMA方式と、PDCのTDM
A方式とを含むグループに属している。
【0045】第2の実施態様の第1の好ましい実施例に
おいて、前記第1、第2、第3の無線通信方式はすべて
W/CDMA方式である。前記第1のリソースの一部
と、前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1
の周波数帯で搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、第2の周波数帯で搬送される少なくとも一つの第
2のチャネルと、第3の周波数帯で搬送される少なくと
も一つの第3のチャネルである。ただし、前記第2の周
波数帯は、前記第1及び第3の周波数帯とは異なる。
おいて、前記第1、第2、第3の無線通信方式はすべて
W/CDMA方式である。前記第1のリソースの一部
と、前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1
の周波数帯で搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、第2の周波数帯で搬送される少なくとも一つの第
2のチャネルと、第3の周波数帯で搬送される少なくと
も一つの第3のチャネルである。ただし、前記第2の周
波数帯は、前記第1及び第3の周波数帯とは異なる。
【0046】こうして、近くの中継ユニットは第1の周
波数転換である第1ののリソース変換を提供し、そして
遠く離れたユニットは第2の周波数転換である第2の変
換を提供する。
波数転換である第1ののリソース変換を提供し、そして
遠く離れたユニットは第2の周波数転換である第2の変
換を提供する。
【0047】第2の周波数帯(この場合では第2のリソ
ース)は、W/CDMA方式による無線通信に対し、U
MTSの一部として、確保される周波数帯の一部であり
得ないことは留意されるべきである。
ース)は、W/CDMA方式による無線通信に対し、U
MTSの一部として、確保される周波数帯の一部であり
得ないことは留意されるべきである。
【0048】もし遠く離れた中継ユニットと無線基地局
との間の距離が、これら2つのユニット間の妨害及び/
干渉の危険を避けるのに(無視できるほどに)十分に大
きいのであれば、第1及び第3の周波数帯は同一であり
得ることも気づかれるであろう。
との間の距離が、これら2つのユニット間の妨害及び/
干渉の危険を避けるのに(無視できるほどに)十分に大
きいのであれば、第1及び第3の周波数帯は同一であり
得ることも気づかれるであろう。
【0049】前記第2の実施態様の第2の好ましい実施
例では、前記第1、第2及び第3の無線通信方式はすべ
てTDMA方式である。前記第1のリソースの一部と、
前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1の周
波数セットで搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、第2の周波数セットで搬送される少なくとも一つ
の第2のチャネルと、第3の周波数セットで搬送される
少なくとも一つの第3のチャネルであり、ただし、前記
第2の周波数セットは、前記第1及び第3の周波数セッ
トとは異なる。
例では、前記第1、第2及び第3の無線通信方式はすべ
てTDMA方式である。前記第1のリソースの一部と、
前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1の周
波数セットで搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、第2の周波数セットで搬送される少なくとも一つ
の第2のチャネルと、第3の周波数セットで搬送される
少なくとも一つの第3のチャネルであり、ただし、前記
第2の周波数セットは、前記第1及び第3の周波数セッ
トとは異なる。
【0050】第2の実施態様の第1の好ましい実施例の
ように、近くの中継ユニットは第1の周波数転換である
第1のリソース変換を提供し、そして遠く離れたユニッ
トは第2の周波数転換である第2の変換を提供する。こ
れらの第1及び第2の実施例では、ただ無線通信方式だ
けが異なっている(それぞれW/CDMAとTDM
A)。
ように、近くの中継ユニットは第1の周波数転換である
第1のリソース変換を提供し、そして遠く離れたユニッ
トは第2の周波数転換である第2の変換を提供する。こ
れらの第1及び第2の実施例では、ただ無線通信方式だ
けが異なっている(それぞれW/CDMAとTDM
A)。
【0051】前記第1及び第3の無線通信方式は共にT
DMA方式であり、かつ、前記第2の無線通信方式はW
/CDMA方式である。前記第1のリソースの一部と、
前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1の周
波数セットで搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、一つの周波数帯で搬送される少なくとも一つの第
2のチャネルと、第2の周波数セットで搬送される少な
くとも一つの第3のチャネルである。ただし、前記周波
数帯は、前記第1及び第2の周波数セットの周波数を含
まない。
DMA方式であり、かつ、前記第2の無線通信方式はW
/CDMA方式である。前記第1のリソースの一部と、
前記第2及び第3の通信リソースはそれぞれ、第1の周
波数セットで搬送される少なくとも一つの第1のチャネ
ルと、一つの周波数帯で搬送される少なくとも一つの第
2のチャネルと、第2の周波数セットで搬送される少な
くとも一つの第3のチャネルである。ただし、前記周波
数帯は、前記第1及び第2の周波数セットの周波数を含
まない。
【0052】この場合、UMTSのW/CDMA方式
は、ただ近くの中継ユニットと遠く離れたユニットの間
もリンクのためにだけ使用される。
は、ただ近くの中継ユニットと遠く離れたユニットの間
もリンクのためにだけ使用される。
【0053】有利なこととして、少なくとも2つのデー
タ中継デバイスは前記無線基地局の出力側において縦続
接続され、第2の中継デバイスの入力側に配置された、
前記第1の中継デバイスの遠く離れた中継ユニットは、
前記第1の中継デバイスに関連して振る舞う前記無線基
地局のように、前記第2の中継デバイスに関連して作動
する。
タ中継デバイスは前記無線基地局の出力側において縦続
接続され、第2の中継デバイスの入力側に配置された、
前記第1の中継デバイスの遠く離れた中継ユニットは、
前記第1の中継デバイスに関連して振る舞う前記無線基
地局のように、前記第2の中継デバイスに関連して作動
する。
【0054】また、本発明は、無線通信システム内にあ
るデータ中継デバイスの2つの実施の態様にも関係して
いる。
るデータ中継デバイスの2つの実施の態様にも関係して
いる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を添付
図面を参照して詳細に説明する。また本発明の他の特徴
と利点は、本発明の2つの好ましい実施の態様のそれぞ
れに対する異なった実施例についての以下の説明を図面
を参照しながら読めば明らかとなるであろう。
図面を参照して詳細に説明する。また本発明の他の特徴
と利点は、本発明の2つの好ましい実施の態様のそれぞ
れに対する異なった実施例についての以下の説明を図面
を参照しながら読めば明らかとなるであろう。
【0056】本発明は、無線基地局(移動局を伴う)の
出力側においてデータ中継を実行する無線通信システム
に関するものである。
出力側においてデータ中継を実行する無線通信システム
に関するものである。
【0057】従来的より、無線基地局(又はBTS(ba
se transceiver station))は地理的なセル(cell)内
で、このセルに存在する移動局とのすべての通信を制御
するために、無線インタフェース(あるいは無線有効範
囲)を提供する。この詳細な説明の全体を通して、無線
基地局は第1の無線通信方式に従って、かつ、第1の通
信リソース(communication resource)を使用して動作
するものとする。
se transceiver station))は地理的なセル(cell)内
で、このセルに存在する移動局とのすべての通信を制御
するために、無線インタフェース(あるいは無線有効範
囲)を提供する。この詳細な説明の全体を通して、無線
基地局は第1の無線通信方式に従って、かつ、第1の通
信リソース(communication resource)を使用して動作
するものとする。
【0058】セル及び/又はセル内に与えられる無線有
効範囲の大きさは、時々不十分であることは思い起こさ
れるべきある。例えば、もし地理的セルが複雑なレリー
フ(特に険しい崖のあるエリア)を有するならば、この
場合、無線基地局はしばしばこのエリアの移動局と通信
することができない。同様に、低トラフィック密度のエ
リアでは、コスト的な理由から、完全な無線有効範囲を
提供することは困難である。こうしたことから、現在カ
バーされていないエリアが存在し、そこでは無線有効範
囲はシステムに新たな無線基地局を加える必要がないこ
とが望ましい。
効範囲の大きさは、時々不十分であることは思い起こさ
れるべきある。例えば、もし地理的セルが複雑なレリー
フ(特に険しい崖のあるエリア)を有するならば、この
場合、無線基地局はしばしばこのエリアの移動局と通信
することができない。同様に、低トラフィック密度のエ
リアでは、コスト的な理由から、完全な無線有効範囲を
提供することは困難である。こうしたことから、現在カ
バーされていないエリアが存在し、そこでは無線有効範
囲はシステムに新たな無線基地局を加える必要がないこ
とが望ましい。
【0059】この場合、既存のセルラネットワークは、
各地理的エリア、以下「中継エリア(repetition are
a)」と呼ばれるエリア内で、少なくとも1つのデータ
中継デバイス(又は「中継器(repeater)」)を使って
完成されるべきである。
各地理的エリア、以下「中継エリア(repetition are
a)」と呼ばれるエリア内で、少なくとも1つのデータ
中継デバイス(又は「中継器(repeater)」)を使って
完成されるべきである。
【0060】データ中継は、以下のように要約される。
一方において、下向きの方向(無線基地局から移動局
へ)では、無線基地局はデータを、それを移動局に転送
する中継デバイスに送信する。他方において、上向きの
方向(移動局から無線基地局へ)では、中継エリア内に
ある移動局はデータを、それを無線基地局に転送する中
継デバイスに送信する。
一方において、下向きの方向(無線基地局から移動局
へ)では、無線基地局はデータを、それを移動局に転送
する中継デバイスに送信する。他方において、上向きの
方向(移動局から無線基地局へ)では、中継エリア内に
ある移動局はデータを、それを無線基地局に転送する中
継デバイスに送信する。
【0061】こうしてデータ中継デバイスは、無線基地
局によって制御される(上向きと下向きの)データフロ
ーの一部、つまり中継エリア内に存在する移動局に関係
する部分を中継させる。ここで、データ中継デバイス
が、基地局制御装置(又はBSC(base station contr
oller))ではなく無線基地局に接続されることに気が
つくことは重要である。
局によって制御される(上向きと下向きの)データフロ
ーの一部、つまり中継エリア内に存在する移動局に関係
する部分を中継させる。ここで、データ中継デバイス
が、基地局制御装置(又はBSC(base station contr
oller))ではなく無線基地局に接続されることに気が
つくことは重要である。
【0062】単純化のために、図1〜図10において
は、本発明の一部として含まれる無線通信システムのユ
ニット、すなわち、無線基地局1、中継デバイス51又
は52、移動局3(しかしながら、実際は複数設けるこ
とが可能であることは明確である)だけが示されてい
る。
は、本発明の一部として含まれる無線通信システムのユ
ニット、すなわち、無線基地局1、中継デバイス51又
は52、移動局3(しかしながら、実際は複数設けるこ
とが可能であることは明確である)だけが示されてい
る。
【0063】図1〜図6には、本発明の第1の実施態様
が示されている。
が示されている。
【0064】一般に、図1に示されているような第1の
実施態様においては、中継デバイス51は、無線基地局
1から比較的はるか遠くに離れた中継ユニット2を備え
ている。例えば、中継デバイス51は無線基地局1から
数キロメートル離れている。
実施態様においては、中継デバイス51は、無線基地局
1から比較的はるか遠くに離れた中継ユニット2を備え
ている。例えば、中継デバイス51は無線基地局1から
数キロメートル離れている。
【0065】無線基地局1に割り当てられた第1の通信
リソースの一部は、第1の無線通信方式によるマイクロ
波リンク6の形で、無線基地局1と遠く離れた中継ユニ
ット2とを結ぶために使われる。換言すれば、無線基地
局1は、遠く離れた中継ユニット2との間で、それがあ
たかもセル内に存在する一つ又はいくつかの移動局であ
るかのように、データを交換する。
リソースの一部は、第1の無線通信方式によるマイクロ
波リンク6の形で、無線基地局1と遠く離れた中継ユニ
ット2とを結ぶために使われる。換言すれば、無線基地
局1は、遠く離れた中継ユニット2との間で、それがあ
たかもセル内に存在する一つ又はいくつかの移動局であ
るかのように、データを交換する。
【0066】第1の無線通信方式によるマイクロ波リン
ク6を実現するために、無線基地局1及びこれから遠く
離れた中継ユニット2は、それぞれ、例えば指向性スマ
ートアンテナ8,9を備えている。
ク6を実現するために、無線基地局1及びこれから遠く
離れた中継ユニット2は、それぞれ、例えば指向性スマ
ートアンテナ8,9を備えている。
【0067】指向性スマートアンテナ又はアダプティブ
・スマートアンテナ(adaptive smart anntena)は、メ
ディア(あるいはビルボード)上に並べられた放射線ユ
ニットのネットワークを構成することは思い起こされる
べきである。放射線ユニットのネットワークは複数の放
射線ユニットの縦列(column)から成り、それぞれ互い
に独立して駆動され、所定の方位角に従ってビームを生
成することができる。縦列ごとにそれぞれの放射線ユニ
ットの位相とパワーを変化させる際には、無線基地局
は、アンテナを、それがある与えられた移動局に向かう
ように、方位角的に方向付けられた指向性無線放射線を
生成するように、駆動する。換言すれば、アンテナの放
射線ダイアグラムは通信を行う移動局の方向に向いてい
る(さもなければ、その移動局に焦点が合わされてい
る)。
・スマートアンテナ(adaptive smart anntena)は、メ
ディア(あるいはビルボード)上に並べられた放射線ユ
ニットのネットワークを構成することは思い起こされる
べきである。放射線ユニットのネットワークは複数の放
射線ユニットの縦列(column)から成り、それぞれ互い
に独立して駆動され、所定の方位角に従ってビームを生
成することができる。縦列ごとにそれぞれの放射線ユニ
ットの位相とパワーを変化させる際には、無線基地局
は、アンテナを、それがある与えられた移動局に向かう
ように、方位角的に方向付けられた指向性無線放射線を
生成するように、駆動する。換言すれば、アンテナの放
射線ダイアグラムは通信を行う移動局の方向に向いてい
る(さもなければ、その移動局に焦点が合わされてい
る)。
【0068】無線基地局1及びこれから遠く離れた中継
ユニット2に含まれるスマートアンテナの指向性及びゲ
インをさらに増強させるため、無線放射線ビームを方位
角のみならず、仰角においても適切な方向に置くことに
留意すべきある。このような技術は、本願と同じ出願者
の名義のフランス特許出願番号9808782号(未公
告)において説明されている。この技術によれば、受信
(送信)ビームの方向付けは、放射線ユニットのそれぞ
れの互いに異なる受信(送信)パラメータを使って、仰
角においても方位角においても実行されるようになって
いる。
ユニット2に含まれるスマートアンテナの指向性及びゲ
インをさらに増強させるため、無線放射線ビームを方位
角のみならず、仰角においても適切な方向に置くことに
留意すべきある。このような技術は、本願と同じ出願者
の名義のフランス特許出願番号9808782号(未公
告)において説明されている。この技術によれば、受信
(送信)ビームの方向付けは、放射線ユニットのそれぞ
れの互いに異なる受信(送信)パラメータを使って、仰
角においても方位角においても実行されるようになって
いる。
【0069】上記マイクロ波リンク6に割り当てられる
チャネルの数と容量は、無線基地局1から遠く離れた中
継ユニット2へと返送されるトラフィック量に依存して
いる。それらは、前もって決定又は固定されてよい。オ
プションとして、遠く離れた中継ユニット2に返送され
るトラフィックの量(及び、それ故に無線基地局1を遠
く離れた中継ユニット2に接続するために使われる第1
の通信リソースの一部)は、可変的かつ動的に割り当て
られることが予想できる。
チャネルの数と容量は、無線基地局1から遠く離れた中
継ユニット2へと返送されるトラフィック量に依存して
いる。それらは、前もって決定又は固定されてよい。オ
プションとして、遠く離れた中継ユニット2に返送され
るトラフィックの量(及び、それ故に無線基地局1を遠
く離れた中継ユニット2に接続するために使われる第1
の通信リソースの一部)は、可変的かつ動的に割り当て
られることが予想できる。
【0070】遠く離れたユニット2は、リソース及び/
又は方式の変換を行なう。それによって、第1の通信リ
ソースの一部及び第1の無線通信方式から第2の通信リ
ソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び切り替
えて戻すことができる。第2の無線通信方式及び/又は
第2の通信リソースは、それぞれ第1の無線通信方式及
び第1の通信リソースとは異なっている。
又は方式の変換を行なう。それによって、第1の通信リ
ソースの一部及び第1の無線通信方式から第2の通信リ
ソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び切り替
えて戻すことができる。第2の無線通信方式及び/又は
第2の通信リソースは、それぞれ第1の無線通信方式及
び第1の通信リソースとは異なっている。
【0071】遠く離れた中継ユニット2と移動局3と
は、第2の無線通信方式に従って第2の通信リソースを
使用してデータを交換する。このデータ交換は、もちろ
ん、移動局3を含むようなマイクロ波リンク7の形で実
行される。移動局3とのマイクロ波リンク7を実現する
ために、遠く離れた中継ユニット2は、例えばビルボー
ドアンテナ10を備えている。
は、第2の無線通信方式に従って第2の通信リソースを
使用してデータを交換する。このデータ交換は、もちろ
ん、移動局3を含むようなマイクロ波リンク7の形で実
行される。移動局3とのマイクロ波リンク7を実現する
ために、遠く離れた中継ユニット2は、例えばビルボー
ドアンテナ10を備えている。
【0072】図2〜図6には、図1に示された第1の実
施態様のいくつかの好ましい実施例が示されている。
施態様のいくつかの好ましい実施例が示されている。
【0073】第1の実施態様の第1の実施例では(図2
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ、U
MTSのW/CDMAとTD/CDMA方式である。上
記第1の通信リソースの一部と第2の通信リソースは、
それぞれ、第1の周波数帯B1で搬送される(少なくと
も)一つの第1のチャネルC1と、第1の周波数帯B1
とは異なる第2の周波数帯B2で搬送される(少なくと
も)一つの第2のチャネルC2である。第1及び第2の
周波数帯B1、B2は、典型的には約5MHzであり、
UMTS用に保存される。遠く離れた中継ユニット2に
おいて、無線基地局1から受信された信号のリソース及
び方式の変換は、例えば、以下のように実行されれる。
すなわち、W/CDMA方式に従って第1の周波数帯B
1の第1のチャネルで受信された信号を復調し、ベース
バンドに切替え、符号適合(coderelevance)をチェッ
クし、そして移動局3にTD/CDMA方式で第2の周
波数帯B2の第2のチャネルC2で送信されるべき信号
をできる限りある特定の符号に変調する。
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ、U
MTSのW/CDMAとTD/CDMA方式である。上
記第1の通信リソースの一部と第2の通信リソースは、
それぞれ、第1の周波数帯B1で搬送される(少なくと
も)一つの第1のチャネルC1と、第1の周波数帯B1
とは異なる第2の周波数帯B2で搬送される(少なくと
も)一つの第2のチャネルC2である。第1及び第2の
周波数帯B1、B2は、典型的には約5MHzであり、
UMTS用に保存される。遠く離れた中継ユニット2に
おいて、無線基地局1から受信された信号のリソース及
び方式の変換は、例えば、以下のように実行されれる。
すなわち、W/CDMA方式に従って第1の周波数帯B
1の第1のチャネルで受信された信号を復調し、ベース
バンドに切替え、符号適合(coderelevance)をチェッ
クし、そして移動局3にTD/CDMA方式で第2の周
波数帯B2の第2のチャネルC2で送信されるべき信号
をできる限りある特定の符号に変調する。
【0074】第1の実施態様の第2の実施例は(図3参
照)、第2の無線通信方式がTD/CDMA方式ではな
く、UMTSのW/CDMA方式であるという点でだ
け、上述の第1の実施態様の第1の実施例とは異なる。
照)、第2の無線通信方式がTD/CDMA方式ではな
く、UMTSのW/CDMA方式であるという点でだ
け、上述の第1の実施態様の第1の実施例とは異なる。
【0075】第1の実施態様の第3の実施例では(図4
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、共に、UMT
SのW/CDMA方式である。第1の通信リソースの一
部は、少なくとも2つのサブチャネルが多重化される多
重チャネルCMである。第2の通信リソースは、前記多
重チャネルCMから抽出された少なくとも1つのサブチ
ャネルSCであり、そしてそれには無線基地局によって
使用されていない符号が当該セル内に存在する移動局と
の通信のために与えられる。従って、検索(サーチ)
は、無線基地局によって使われていない符号に関して行
われ、その後、これらの不使用の符号は遠く離れた中継
ユニット2に与えられる。
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、共に、UMT
SのW/CDMA方式である。第1の通信リソースの一
部は、少なくとも2つのサブチャネルが多重化される多
重チャネルCMである。第2の通信リソースは、前記多
重チャネルCMから抽出された少なくとも1つのサブチ
ャネルSCであり、そしてそれには無線基地局によって
使用されていない符号が当該セル内に存在する移動局と
の通信のために与えられる。従って、検索(サーチ)
は、無線基地局によって使われていない符号に関して行
われ、その後、これらの不使用の符号は遠く離れた中継
ユニット2に与えられる。
【0076】第1の実施態様の第4の実施例は(図5参
照)、第2の無線通信方式がW/CDMA方式ではな
く、UMTSのTD/CDMA方式であるという点でだ
け、上述の第1の実施態様の第3の実施例とは異なる。
照)、第2の無線通信方式がW/CDMA方式ではな
く、UMTSのTD/CDMA方式であるという点でだ
け、上述の第1の実施態様の第3の実施例とは異なる。
【0077】第1の実施態様の第5の実施例では(図6
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ、U
MTSのW/CDMAとGSM(又はDCS、PCS、
…)のTDMA方式である。第1のリソースの一部及び
第2の通信リソースは、それぞれ、一つの周波数帯Bで
搬送される(少なくとも)一つの第1のチャネルC1
と、前記周波数帯Bには属さない周波数セットJで搬送
される(少なくとも)一つの第2のチャネルC2であ
る。
参照)、第1及び第2の無線通信方式は、それぞれ、U
MTSのW/CDMAとGSM(又はDCS、PCS、
…)のTDMA方式である。第1のリソースの一部及び
第2の通信リソースは、それぞれ、一つの周波数帯Bで
搬送される(少なくとも)一つの第1のチャネルC1
と、前記周波数帯Bには属さない周波数セットJで搬送
される(少なくとも)一つの第2のチャネルC2であ
る。
【0078】次に、図7〜図10を参照して、本発明の
第2の実施態様を説明する。
第2の実施態様を説明する。
【0079】図7に示されるように、第2の実施態様で
は、中継デバイス52は近くの中継ユニット4と遠くに
離れた中継ユニット2とを備えている。
は、中継デバイス52は近くの中継ユニット4と遠くに
離れた中継ユニット2とを備えている。
【0080】近くの中継ユニット4は、例えば無線基地
局1のまさしくその場所に位置している。その中継ユニ
ット4は、数メートル長の同軸ケーブル12を介して無
線基地局1に接続でき、同軸ケーブル12の一端には、
無線基地局1のアンテナ11によって送信及び/又は受
信される信号を抽出して使うことを可能にする(例え
ば、−30dBにおける)連結器13が設けられてい
る。このアンテナ11は、無線基地局1によって、前記
当セル内に存在している移動局との通信のために使われ
るものである。
局1のまさしくその場所に位置している。その中継ユニ
ット4は、数メートル長の同軸ケーブル12を介して無
線基地局1に接続でき、同軸ケーブル12の一端には、
無線基地局1のアンテナ11によって送信及び/又は受
信される信号を抽出して使うことを可能にする(例え
ば、−30dBにおける)連結器13が設けられてい
る。このアンテナ11は、無線基地局1によって、前記
当セル内に存在している移動局との通信のために使われ
るものである。
【0081】近くの中継ユニット4は、無線基地局1に
リソース及び/又は方式の変換を行なう。この変換は、
第1の通信リソースの一部及び第1の無線通信方式から
第2の通信リソース及び第2の無線通信方式への切替
と、再び切り替えて戻すことを可能とする。第2の無線
通信方式及び/又は第2の通信リソースは、それぞれ、
第1の無線通信方式と第1の通信リソースの一部とは異
なっている。
リソース及び/又は方式の変換を行なう。この変換は、
第1の通信リソースの一部及び第1の無線通信方式から
第2の通信リソース及び第2の無線通信方式への切替
と、再び切り替えて戻すことを可能とする。第2の無線
通信方式及び/又は第2の通信リソースは、それぞれ、
第1の無線通信方式と第1の通信リソースの一部とは異
なっている。
【0082】第2の通信リソースは、第2の無線通信方
式によるリンク14の形で、近くの中継ユニット4と遠
く離れたユニット2とを結ぶために使われる。近くの中
継ユニット4と遠く離れたユニット2とは、例えば数キ
ロメートルだけ離間されている。
式によるリンク14の形で、近くの中継ユニット4と遠
く離れたユニット2とを結ぶために使われる。近くの中
継ユニット4と遠く離れたユニット2とは、例えば数キ
ロメートルだけ離間されている。
【0083】前記リンク14は、それが移動局と直接的
に通信するために使用されないとき、所管官庁によって
確保されたある一つの周波数帯又は周波数セットでは必
ずしも実現されないことに気が付くであろう。こうし
て、UMTS方式の場合には、リンク14は、例えば
3.5GHzにおける「非UMTS」帯を使って(たと
え搬送波上の搬送がUMTS規格において残っていると
しても)実現できる。もう1つの実施例によれば、使用
される「非UMTS帯」は(例えば、それぞれが一方向
の伝送のためのものである2つの波長を使う)、光ファ
イバー伝送での光学的周波数である。
に通信するために使用されないとき、所管官庁によって
確保されたある一つの周波数帯又は周波数セットでは必
ずしも実現されないことに気が付くであろう。こうし
て、UMTS方式の場合には、リンク14は、例えば
3.5GHzにおける「非UMTS」帯を使って(たと
え搬送波上の搬送がUMTS規格において残っていると
しても)実現できる。もう1つの実施例によれば、使用
される「非UMTS帯」は(例えば、それぞれが一方向
の伝送のためのものである2つの波長を使う)、光ファ
イバー伝送での光学的周波数である。
【0084】第2の無線通信方式によるリンク14がマ
イクロ波リンクである場合には、近くの中継ユニット4
及び遠く離れたユニット2は、それぞれ、少なくとも一
つの指向性スマートアンテナ15,9を備える。
イクロ波リンクである場合には、近くの中継ユニット4
及び遠く離れたユニット2は、それぞれ、少なくとも一
つの指向性スマートアンテナ15,9を備える。
【0085】遠く離れたユニット2はリソース及び/又
は方式の変換を提供する。この変換は、第2の通信リソ
ースと第2の無線通信方式から第3の通信リソースと第
3の無線通信方式への切替と、再び切り替えて戻すこと
を可能にする。第3の無線通信方式及び/又は第3の通
信リソースはそれぞれ、第2の無線通信方式と第2の通
信リソースとは異なっている。
は方式の変換を提供する。この変換は、第2の通信リソ
ースと第2の無線通信方式から第3の通信リソースと第
3の無線通信方式への切替と、再び切り替えて戻すこと
を可能にする。第3の無線通信方式及び/又は第3の通
信リソースはそれぞれ、第2の無線通信方式と第2の通
信リソースとは異なっている。
【0086】遠く離れた中継ユニット2及び移動局3
は、第3の無線通信方式に従い第3の通信リソースを使
用してデータを交換する。このデータ交換は、もちろ
ん、移動局3を含むようなマイクロ波リンク16の形で
実行される。移動局3とのマイクロ波リンク16を実現
するために、遠く離れた中継ユニット2は例えばビルボ
ードアンテナ10を備える。
は、第3の無線通信方式に従い第3の通信リソースを使
用してデータを交換する。このデータ交換は、もちろ
ん、移動局3を含むようなマイクロ波リンク16の形で
実行される。移動局3とのマイクロ波リンク16を実現
するために、遠く離れた中継ユニット2は例えばビルボ
ードアンテナ10を備える。
【0087】図8〜図10を参照して、第2の実施態様
のいくつかの好ましい実施例を説明する。
のいくつかの好ましい実施例を説明する。
【0088】第2の実施態様の第1の実施例では(図8
参照)、第1,第2及び第3の無線通信方式は、すべて
のUMTSのW/CDMA方式である。上述した第1の
通信リソースの一部と第2及び第3の通信リソースと
は、それぞれ、第1の周波数帯B1で搬送される(少な
くとも)一つの第1のチャネルC1と、第2の周波数帯
B2で搬送される(少なくとも)一つの第2のチャネル
C2と、第3の周波数帯B3で搬送される(少なくと
も)一つの第3のチャネルC3である。第2の周波数帯
B2は、第1及び第3の周波数帯B1,B3とは異な
る。
参照)、第1,第2及び第3の無線通信方式は、すべて
のUMTSのW/CDMA方式である。上述した第1の
通信リソースの一部と第2及び第3の通信リソースと
は、それぞれ、第1の周波数帯B1で搬送される(少な
くとも)一つの第1のチャネルC1と、第2の周波数帯
B2で搬送される(少なくとも)一つの第2のチャネル
C2と、第3の周波数帯B3で搬送される(少なくと
も)一つの第3のチャネルC3である。第2の周波数帯
B2は、第1及び第3の周波数帯B1,B3とは異な
る。
【0089】第2の実施態様の第2の実施例では(図9
参照)、第1、第2及び第3の無線通信方式は、すべて
3つ共にGSM(又はDCS,PCS、…)のTDMA
方式である。上述した第1の通信リソースの一部と第2
及び第3の通信リソースとはそれぞれ、第1の周波数セ
ットJ1で搬送される(少なくとも)一つの第1のチャ
ネルC1と、第2の周波数セットJ2で搬送される(少
なくとも)一つの第2のチャネルC2と、第3の周波数
セットJ3で搬送される(少なくとも)一つの第3のチ
ャネルC3である。第2の周波数セットJ2は、第1及
び第3の周波数セットJ1,J3とは異なる。
参照)、第1、第2及び第3の無線通信方式は、すべて
3つ共にGSM(又はDCS,PCS、…)のTDMA
方式である。上述した第1の通信リソースの一部と第2
及び第3の通信リソースとはそれぞれ、第1の周波数セ
ットJ1で搬送される(少なくとも)一つの第1のチャ
ネルC1と、第2の周波数セットJ2で搬送される(少
なくとも)一つの第2のチャネルC2と、第3の周波数
セットJ3で搬送される(少なくとも)一つの第3のチ
ャネルC3である。第2の周波数セットJ2は、第1及
び第3の周波数セットJ1,J3とは異なる。
【0090】第2の実施態様の第3の実施例では(図1
0参照)、第1及び第3の無線通信方式は、共にGSM
(又はDCS、PCS、…)TDMA方式である。第2
の無線通信方式はUMTSのW/CDMA方式である。
上述した第1の通信リソースの一部と、第2及び第3の
通信リソースはそれぞれ、第1の周波数セットJ1で搬
送される(少なくとも)一つの第1のチャネルC1と、
一つの周波数帯Bで搬送される(少なくとも)一つの第
2のチャネルC2と、第2の周波数セットJ2で搬送さ
れる(少なくとも)一つの第3のチャネルC3である。
周波数帯Bは、第1及び第2の周波数セットJ1、J2
の周波数を含まない。
0参照)、第1及び第3の無線通信方式は、共にGSM
(又はDCS、PCS、…)TDMA方式である。第2
の無線通信方式はUMTSのW/CDMA方式である。
上述した第1の通信リソースの一部と、第2及び第3の
通信リソースはそれぞれ、第1の周波数セットJ1で搬
送される(少なくとも)一つの第1のチャネルC1と、
一つの周波数帯Bで搬送される(少なくとも)一つの第
2のチャネルC2と、第2の周波数セットJ2で搬送さ
れる(少なくとも)一つの第3のチャネルC3である。
周波数帯Bは、第1及び第2の周波数セットJ1、J2
の周波数を含まない。
【0091】明らかに、本発明の多数の代替となる実施
例が、第1及び第2の実施態様に対して考慮できる。
例が、第1及び第2の実施態様に対して考慮できる。
【0092】特に、無線基地局1の出力側に、少なくと
も2つのデータ中継デバイスを縦続接続する(カスケー
ドにする)ことは可能である。例えば、第2の中継デバ
イスは第1の中継デバイスの出力側に配置され、次に第
1の中継デバイスは無線基地局1の出力側に配置され
る。この場合、第2の中継デバイスに関連する第1の中
継デバイスの遠く離れた中継ユニットの動作は、第1の
中継デバイスに関連する無線基地局の動作と同じである
べきである。
も2つのデータ中継デバイスを縦続接続する(カスケー
ドにする)ことは可能である。例えば、第2の中継デバ
イスは第1の中継デバイスの出力側に配置され、次に第
1の中継デバイスは無線基地局1の出力側に配置され
る。この場合、第2の中継デバイスに関連する第1の中
継デバイスの遠く離れた中継ユニットの動作は、第1の
中継デバイスに関連する無線基地局の動作と同じである
べきである。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、無線基地局の出力側で
データ中継を実行するセルラ無線通信システムを提供す
ることができる。すなわち、十分な無線有効範囲を得る
ために追加の無線基地局又は中継器との専用リンクを必
要としない比較的安価なセルラ無線通信システムを提供
することができる。本発明に係るセルラ無線通信システ
ムでは、少なくとも一つの中継器を実装する必要がある
が、無線基地局と中継器との間に専用リンクを必要とし
ないで済む。
データ中継を実行するセルラ無線通信システムを提供す
ることができる。すなわち、十分な無線有効範囲を得る
ために追加の無線基地局又は中継器との専用リンクを必
要としない比較的安価なセルラ無線通信システムを提供
することができる。本発明に係るセルラ無線通信システ
ムでは、少なくとも一つの中継器を実装する必要がある
が、無線基地局と中継器との間に専用リンクを必要とし
ないで済む。
【図1】無線基地局の入力側でデータ中継を実行するよ
うにした本発明に係る無線通信システムの第1の実施態
様を示すシステム構成図である。
うにした本発明に係る無線通信システムの第1の実施態
様を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示された第1の実施態様の好ましい第1
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図3】図1に示された第1の実施態様の好ましい第2
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図4】図1に示された第1の実施態様の好ましい第3
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図5】図1に示された第1の実施態様の好ましい第4
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図6】図1に示された第1の実施態様の好ましい第5
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図7】無線基地局の出力側でデータ中継を実行するよ
うにした本発明に係る無線通信システムの第2の実施態
様を示すシステム構成図である。
うにした本発明に係る無線通信システムの第2の実施態
様を示すシステム構成図である。
【図8】図7に示された第2の実施態様の好ましい第1
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図9】図7に示された第2の実施態様の好ましい第2
の実施例を示すシステム構成図である。
の実施例を示すシステム構成図である。
【図10】図7に示された第2の実施態様の好ましい第
3の実施例を示すシステム構成図である。
3の実施例を示すシステム構成図である。
1 無線基地局 2 遠く離れた中継ユニット 3 移動局 4 近くの中継ユニット 6,7,14,16 マイクロ波リンク 8,9,15 指向性スマートアンテナ 10 ビルボードアンテナ 11 アンテナ 12 同軸ケーブル 13 連結器 14 リンク 51,52 中継デバイス
Claims (19)
- 【請求項1】 少なくとも一つの無線基地局(1)と、
前記無線基地局の出力側において、所定の地理的エリ
ア、いわゆる中継エリア内における無線インターフェー
スを、前記無線基地局によりその入力側で制御されたデ
ータフローの一部に提供する少なくとも一つのデータ中
継デバイス(51)とを備えると共に、前記無線基地局
が第1の無線通信方式に従って第1の通信リソースを使
用して動作するタイプのセルラ無線通信システムであっ
て、 前記データ中継デバイスは、前記無線基地局から遠く離
れた中継ユニットを備え、 前記第1の通信リソースは、前記無線基地局と前記遠く
離れた中継ユニットとを、前記第1の無線通信方式によ
るマイクロ波リンク(6)の形で接続するために使用さ
れ、 前記遠く離れた中継ユニットは、前記第1の通信リソー
スの一部及び前記第1の無線通信方式から第2の通信リ
ソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び切り替
えて戻すことに対応する、変換を行ない、 前記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに存在
する少なくとも一つの移動局(3)は、前記第2の無線
通信方式に従って前記第2の通信リソースを使用してデ
ータを交換するように構成されていることを特徴とする
セルラ無線通信システム。 - 【請求項2】 前記無線基地局(1)と前記遠く離れた
中継ユニット(2)は、それぞれ、前記第1の無線通信
方式に従って前記マイクロ波リンク(6)を実現するた
めの少なくとも一つの指向性スマートアンテナ(8,
9)を備えていることを特徴とする請求項1に記載のセ
ルラ無線通信システム。 - 【請求項3】 前記無線基地局(1)と前記遠く離れた
中継ユニット(2)とを接続するために使用される前記
第1の通信リソースの一部は、可変的であり、かつ動的
に割り当てられることを特徴とする請求項1又は2に記
載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項4】 前記第1の無線通信方式は、 UMTSのW/CDMA方式と、 IS95規格のCDMA方式と、を含むグループに属し
ており、 前記第2の無線通信方式は、 UMTSのW/CDMA方式と、 UMTSのTD/CDMA方式とGSM900のTDM
A方式と、 DCS1800のTDMA方式と、 PCS1900のTDMA方式と、 IS95規格のCDMA方式と、を含むグループに属し
ていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に
記載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の無線通信方式は、そ
れぞれW/CDMA方式とTD/CDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と前記第2の通信リソース
は、それぞれ、第1の周波数帯(B1)で搬送される少
なくとも一つの第1のチャネル(C1)と、前記第1の
周波数帯とは異なる第2の周波数帯(B2)で搬送され
る少なくとも一つの第2のチャネル(C2)であること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のセル
ラ無線通信システム。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の無線通信方式は、共
に、W/CDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と前記第2の通信リソース
は、それぞれ、第1の周波数帯(B1)で搬送される少
なくとも一つの第1のチャネル(C1)と、前記第1の
周波数帯とは異なる第2の周波数帯(B2)で搬送され
る少なくとも一つの第2のチャネル(C2)であること
を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のセル
ラ無線通信システム。 - 【請求項7】 前記第1及び第2の無線通信方式は、共
に、W/CDMA方式であり、 前記第1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサ
ブチャネルが多重化された多重チャネル(CM)であ
り、 前記第2の通信リソースは、前記多重チャネルから抽出
された少なくとも一つのサブチャネル(SC)であり、
前記サブチャネルには前記無線基地局によって使用され
ない符号が割り当てられていることを特徴とする請求項
1乃至3の何れか1項に記載のセルラ無線通信システ
ム。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の無線通信方式は、そ
れぞれ、W/CDMA方式とTD/CDMA方式であ
り、 前記第1の通信リソースの一部は、少なくとも2つのサ
ブチャネルが多重化された多重チャネル(CM)であ
り、 前記第2の通信リソースは、前記多重チャネルから抽出
された少なくとも一つのサブチャネル(SC)であり、
前記サブチャネルには前記無線基地局によって使用され
ない符号が割り当てられていることを特徴とする請求項
1乃至3の何れか1項に記載のセルラ無線通信システ
ム。 - 【請求項9】 前記第1及び第2の無線通信方式はそれ
ぞれW/CDMA方式とTDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と前記第2の通信リソース
は、それぞれ、一つの周波数帯(B)で搬送される少な
くとも一つの第1のチャネル(C1)と、前記周波数帯
には属さない周波数セット(J)で搬送される少なくと
も一つの第2のチャネル(C2)であることを特徴とす
る請求項1乃至3の何れか1項に記載のセルラ無線通信
システム。 - 【請求項10】 少なくとも一つの無線基地局(1)
と、前記無線基地局の出力側において、所定の地理的エ
リア、いわゆる中継エリア内における無線インターフェ
ースを、前記無線基地局によりその入力側で制御された
データフローの一部に提供する少なくとも一つのデータ
中継デバイス(52)とを備えると共に、前記無線基地
局が第1の無線通信方式に従って第1の通信リソースを
使用して動作するタイプのセルラ無線通信システムであ
って、 前記データ中継デバイスは、前記無線基地局の近くに位
置する中継ユニット(4)と、前記無線基地局から遠く
離れて位置する中継ユニット(2)とを備え、 前記近くの中継ユニットは一つの無線基地局に接続さ
れ、前記無線基地局に、前記第1の通信リソースの一部
及び前記第1の無線通信方式から、前記第1の通信リソ
ースの一部及び/又は前記第1の無線通信方式とはそれ
ぞれ異なる、第2の通信リソース及び第2の無線通信方
式への切替と、再び切り替えて戻すことに対応する、変
換を行ない、 前記第2の通信リソースは、前記近くの中継ユニット
(4)と前記遠く離れた中継ユニット(2)とを、前記
第2の無線通信方式によるリンク(14)の形で接続す
るために使用され、 前記遠く離れた中継ユニットは、前記第2の通信リソー
ス及び前記第2の無線通信方式から、前記第2の通信リ
ソース及び/又は前記第2の無線通信方式とはそれぞれ
異なる、第3の通信リソース及び第3の無線通信方式へ
の切替と、再び切り替えて戻すことに対応する、変換を
行ない、 前記遠く離れた中継ユニットと、前記中継エリアに存在
する少なくとも一つの移動局(3)は、前記第3の無線
通信方式に従って前記第3の通信リソースを使用してデ
ータを交換するように構成されていることを特徴とする
セルラ無線通信システム。 - 【請求項11】 前記第2の無線通信方式に従い、前記
第2の通信リソースを使用する、前記近くの中継ユニッ
トと前記遠く離れた中継ユニットとの間の前記リンク
は、 マイクロ波リンクと、 光学的リンクと、 高スループット有線リンクと、を含むグループに属して
いることを特徴とする請求項10に記載のセルラ無線通
信システム。 - 【請求項12】 前記第2の無線通信方式に従う前記リ
ンクはマイクロ波リンクであり、 前記近くの中継ユニットと前記遠く離れた中継ユニット
は、それぞれ、前記マイクロ波リンクを実現するための
少なくとも一つの指向性スマートアンテナ(15,9)
を備えていることを特徴とする請求項10又は11に記
載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項13】 前記第1及び第3の無線通信方式は、 GSM900のTDMA方式と、 DCS1800のTDMA方式と、 PCS1900のTDMA方式と、 IS136規格のTDMA方式と、 PDCのTDMA方式と、を含むグループに属してお
り、 前記第2の無線通信方式は、 UMTSのW/CDMA方式と、 UMTSのTD/CDMA方式と、 GSM900のTDMA方式と、 DCS1800のTDMA方式と、 PCS1900のTDMA方式と、 IS136規格のTDMA方式と、 PDCのTDMA方式と、を含むグループに属している
ことを特徴とする請求項10乃至12の何れか1項に記
載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項14】 前記第1、第2及び第3の無線通信方
式は、すべて、W/CDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と、前記第2及び第3の通信
リソースはそれぞれ、第1の周波数帯(B1)で搬送さ
れる少なくとも一つの第1のチャネル(C1)と、第2
の周波数帯(B2)で搬送される少なくとも一つの第2
のチャネル(C2)と、第3の周波数帯(B3)で搬送
される少なくとも一つの第3のチャネル(C3)であ
り、ただし、前記第2の周波数帯は、前記第1及び第3
の周波数帯とは異なることを特徴とする請求項10乃至
12の何れか1項に記載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項15】 前記第1、第2及び第3の無線通信方
式は、すべて、TDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と、前記第2及び第3の通信
リソースはそれぞれ、第1の周波数セット(J1)で搬
送される少なくとも一つの第1のチャネル(C1)と、
第2の周波数セット(J2)で搬送される少なくとも一
つの第2のチャネル(C2)と、第3の周波数セット
(J3)で搬送される少なくとも一つの第3のチャネル
(C3)であり、ただし、前記第2の周波数セットは、
前記第1及び第3の周波数セットとは異なることを特徴
とする請求項10乃至12の何れか1項に記載のセルラ
無線通信システム。 - 【請求項16】 前記第1及び第3の無線通信方式は、
共に、TDMA方式であり、かつ前記第2の無線通信方
式は、W/CDMA方式であり、 前記第1のリソースの一部と、前記第2及び第3の通信
リソースはそれぞれ、第1の周波数セット(J1)で搬
送される少なくとも一つの第1のチャネル(C1)と、
一つの周波数帯(B)で搬送される少なくとも一つの第
2のチャネル(C2)と、第2の周波数セット(J2)
で搬送される少なくとも一つの第3のチャネル(C3)
であり、ただし、前記周波数帯は、前記第1及び第2の
周波数セットの周波数を含まないことを特徴とする請求
項10乃至12の何れか1項に記載のセルラ無線通信シ
ステム。 - 【請求項17】 少なくとも2つのデータ中継デバイス
が前記無線基地局(1)の出力側において縦続接続さ
れ、前記第2の中継デバイスの入力側に配置された前記
第1の中継デバイスの遠く離れた中継ユニットは、前記
第1の中継デバイスに関連して作動する前記無線基地局
のように、前記第2の中継デバイスに関連して作動する
ように構成されていることを特徴とする請求項1乃至1
6の何れか1項に記載のセルラ無線通信システム。 - 【請求項18】 第1の無線通信方式に従い第1の通信
リソースを使用して動作する無線基地局(1)の出力側
において、所定の地理的エリア、いわゆる中継エリア内
における無線インターフェースを、前記無線基地局によ
りその入力側で制御されたデータフローの一部に提供す
るためのタイプの、セルラ無線通信システム内のデータ
中継デバイス(51)であって、 前記無線基地局から遠く離れた中継ユニット(2)を備
え、 前記遠く離れた中継ユニットは、 前記第1の無線通信方式に従って与えられ、前記第1の
通信リソースの一部を使用する、前記無線基地局とのマ
イクロ波リンクを実現することを可能にする第1の通信
手段と、 前記第1の通信リソースの一部及び前記第1の無線通信
方式から、前記第1の通信リソースの一部及び/又は前
記第1の無線通信方式とはそれぞれ異なる、第2の通信
リソース及び第2の無線通信方式への切替と、再び切り
替えて戻すことを可能にする変換手段と、 前記第2の無線通信方式に従って動作し、かつ前記第2
の通信リソースを使用する、前記中継エリア内に存在す
る少なくとも一つの移動局との第2の通信手段と、をそ
れぞれ備えていることを特徴とするデータ中継デバイ
ス。 - 【請求項19】 第1の無線通信方式に従い第1の通信
リソースを使用して動作する無線基地局(1)の出力側
において、所定の地理的エリア、いわゆる中継エリア内
における無線インターフェースを、前記無線基地局によ
りその入力側で制御されたデータフローの一部に提供す
るためのタイプの、セルラ無線通信システム内のデータ
中継デバイス(52)であって、 前記無線基地局の近くに位置する中継ユニット(4)
と、前記無線基地局から遠く離れて位置する中継ユニッ
ト(2)とをそれぞれ備え、 前記近くの中継ユニットは、前記無線基地局に接続され
ており、前記第1の通信リソースの一部及び前記第1の
無線通信方式から、前記第1の通信リソースの一部及び
/又は前記第1の無線通信方式とはそれぞれ異なる第2
の通信リソース及び第2の無線通信方式への切替と、再
び切り替えて戻すことを可能にする変換手段を備え、 前記近くの中継ユニットと前記遠く離れた中継ユニット
は、それぞれ、前記近くの中継ユニットと前記遠く離れ
た中継ユニットとの間の、前記第2の無線通信方式に従
って与えられ、かつ前記第2の通信リソースの一部を使
用する、リンクを実現することを可能にする第1の通信
手段を備え、 前記遠く離れた中継ユニットは、前記第2の通信リソー
ス及び前記第2の無線通信方式から、前記第2の通信リ
ソース及び/又は前記第2の無線通信方式とはそれぞれ
異なる、第3の通信リソース及び第3の無線通信方式へ
の切替と、再び切り替えて戻すことを可能にする変換手
段と、 前記第3の無線通信方式に従って動作し、かつ前記第3
の通信リソースを使用する、前記中継エリア内に存在す
る少なくとも一つの移動局との第2の通信手段と、をそ
れぞれ備えていることを特徴とするデータ中継デバイ
ス。
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FR9809959 | 1998-07-30 | ||
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- 1999-07-29 JP JP11214787A patent/JP2000082991A/ja active Pending
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