JP2000066166A - 投写型液晶表示装置 - Google Patents
投写型液晶表示装置Info
- Publication number
- JP2000066166A JP2000066166A JP10235759A JP23575998A JP2000066166A JP 2000066166 A JP2000066166 A JP 2000066166A JP 10235759 A JP10235759 A JP 10235759A JP 23575998 A JP23575998 A JP 23575998A JP 2000066166 A JP2000066166 A JP 2000066166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- luminance
- color information
- color
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
像の色合いを補正する。 【解決手段】 液晶プロジェクタの周辺光を検出し、こ
の周辺光からプロジェクタ周辺の輝度および色情報を生
成する外部測光器1と、外部測光器1から出力された輝
度および色情報に基づいて投写画像の色合いを補正する
画質改善処理部5とを備える。
Description
射される光を液晶ライトバルブに入射させ、この液晶ラ
イトバルブの画像形成面から出射される投写画像をスク
リーンに投写する投写型液晶表示装置に関するものであ
る。
示装置)には、図9に示すように、周辺光を検出する外
部測光器19が設けられており、この外部測光器19か
ら出力される周辺光の輝度情報に基づき、周辺が明るい
場合と暗い場合で投写画像の色温度を変える機能を備え
ていた。これは、図10に示すように、人間の比視感度
が、明るい場所と暗い場所では異なることに起因する。
図10において、明るい場所での比視感度(明所視の比
視感度)はV(λ)に相当し、暗い場所での比視感度
(暗所視の比視感度)はV’(λ)に相当する。図10
からも明らかなように、暗い場所においては、人間の視
覚特性は短波長で敏感になる。逆に、明るい場所におい
ては、人間の視覚特性は長波長で敏感になる。従って、
周辺が明るくなるほど、投写画像の色温度を高めるよう
に補正することによって、投写画像の色再現性を保つこ
とができる。
の液晶プロジェクタでは、周辺光の色合いの違いを検出
していなかったため、例えば欧米など日本とは異なる色
温度の照明光下や、展示会場やコンサートなど様々な色
の光源が使用される場所での投写画像の色補正を十分す
ることはできなかった。
明るさが十分でなかったため、室内を暗くして使用して
きた。しかし、近年、液晶プロジェクタの投写画像は、
以前のものに比較して明るくなり、通常の照明下でも十
分実用に耐えるものとなってきた。実際、会議や学会な
どの発表での使用下ではメモを取る必要性から、ある程
度以上の明るさの照明光が液晶プロジェクタ使用中に望
まれる。そのため、以前であれば気にする必要のなかっ
た照明光の投写画像への影響が強まってきている。
度の高い蛍光灯が好まれるが、欧米では比較的色温度の
低い照明が好まれている。このような、照明光の色温度
も投写画像の色再現性に影響を与える。
・暗順応の性質があるため、多少の照明光の変化では、
色の見え方は変化しないが、液晶プロジェクタが使用さ
れるであろう展示会・コンサート会場などでは、通常使
用される照明とは異なった色合いの照明が使用されるこ
とも多く、白色光からずれた色合いの照明光の下では投
写画像にも影響を与え、色再現性が損なわれる。
するためになされたものであり、周辺光の明るさおよび
色合いに応じて投写画像の色合いを補正し、色再現性を
保つことができる投写型液晶表示装置を提供することを
目的とするものである。
めに本発明の請求項1の発明に係る投写型液晶表示装置
は、液晶用光源から出射される光を液晶ライトバルブに
入射させ、この液晶ライトバルブの画像形成面から出射
される投写画像をスクリーンに投写する投写型液晶表示
装置において、投写型液晶表示装置の周辺光を検出し、
装置周辺の輝度および色情報を出力する外部測光手段
と、前記輝度および色情報に基づいて前記投写画像の色
合いを補正する画質改善手段とを備えたものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記画質
改善手段が、前記輝度および色情報から周辺の相対色温
度を算出し、この相対色温度に基づいて前記投写画像の
色合いを補正するものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記外部
測光手段が、装置周辺光を広角に採光し、採光指向性を
弱める採光手段を有するものである。
は、請求項1または2の投写型液晶表示装置において、
前記画質改善手段が、前記輝度および色情報から均等知
覚色空間の心理計測明度を算出し、この心理計測明度に
基づいて前記投写画像の色合い補正の度合を変化させる
ものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記画質
改善手段が、前記輝度および色情報を均等知覚色空間の
心理計測明度および色度座標に変換し、この心理計測明
度および色度座標に基づいて前記投写画像の色合いを補
正するものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記外部
測光手段が、入射する装置周辺光の光量を落とす減光手
段を有するものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記外部
測光手段が、装置周辺の輝度および色情報を特定時間ご
とに出力し、前記画質改善手段が、前記外部測光手段か
ら入力された輝度および色情報とその直前に入力された
輝度および色情報との差が、第1の特定値よりも大きけ
れば入力された輝度および色情報に基づいて前記投写画
像の色合い補正値を更新し、第1の特定値よりも小さけ
れば補正値を更新せず、さらに補正値を更新しない色合
い補正が特定回数以上連続した場合には、最後に補正値
を更新したときの輝度および色情報と入力された輝度お
よび色情報との差が、第2の特定値より大きければ入力
された輝度および色情報に基づいて補正値を更新し、第
2の特定値より小さければ補正値を更新しないものであ
る。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記画質
改善手段が、前記液晶用光源の累積使用時間を計測し、
この累積使用時間から代表的な液晶用光源の累積使用時
間−輝度特性に従って前記液晶用光源の現在の輝度を求
め、また前記輝度および色情報から装置周辺の輝度を求
め、前記液晶用光源の輝度と前記装置周辺の輝度とに基
づいて色合い補正の度合を変化させるものである。
は、請求項1の投写型液晶表示装置において、前記外部
測光手段が、装置周辺の輝度および色情報を特定時間ご
とに出力するものであり、前記輝度および色情報を順次
記録し、最も古く記録された情報から消去するFIFO
型の記憶手段をさらに備え、前記画質改善手段が、前記
記憶手段に記憶された輝度および色情報の平均値を算出
し、この平均値に基づいて前記投写画像の色合いを補正
するものである。
施の形態1の液晶プロジェクタを示すブロック回路図で
ある。図1において、実施の形態1の液晶プロジェクタ
は、外部測光器1と、A/D変換器2,3,4と、画質
改善処理部5と、D/A変換器6〜8と、駆動回路9,
10,11と、赤色画像用液晶パネル12と、緑色画像
用液晶パネル13と、青色画像用液晶パネル14とを備
えている。液晶パネル12〜14は、それぞれ赤色画像
用液晶ライトバルブ、緑色画像用液晶ライトバルブ、青
色画像用液晶ライトバルブを構成している。また、図示
していないが、実施の形態1の液晶プロジェクタは、液
晶用光源となるメタルハライドやキセノン等のランプ、
分光/投射光学手段、映像信号処理部等を備えている。
の光を、赤色光,緑色光,青色光に分光し、それぞれ液
晶パネル12〜14に入射させ、液晶パネル12〜14
の画像形成面からの赤色画像,緑色画像,青色画像をス
クリーン上にカラー画像として拡大重畳する。また、上
記の映像信号処理部は、外部の入力信号源から入力され
た映像信号に、A/D変換処理、液晶パネル12〜14
の画素数に応じた画素変換処理、メニュー画像の重畳処
理、拡大縮小処理等の各種信号処理を施し、上記の入力
映像信号をディジタルの赤色映像信号R,緑色映像信号
G,青色映像信号Bに変換する。
光を検出し、この周辺光から液晶プロジェクタ周辺の輝
度および色情報を生成する。この外部測光器1は、周辺
光を複数の色成分に分光して受光する受光素子を有する
専用デバイスであり、受光した周辺光の赤色成分に対応
する測光信号Rm、緑色成分に対応する測光信号Gm、
および青色成分に対応する測光信号Bmに変換する。こ
の測光信号Rm,Gm,Bmは、装置周辺の輝度および
色情報となる信号であり、A/D変換器2〜4を介して
画像改善部5に入力される。
バイスやCCD型撮像デバイスに色フィルタを取付けた
構成である。この受光素子は、解像度の低いもの(画素
数の少ないもの)で良い。また、測光信号Rm,Gm,
Bmは、それぞれ受光素子の各画素で受光された色成分
を積分した光に対応する信号であれば良い。なお、外部
測光器1は、テレビジョン方式に対応する測光信号Y,
R−Y,B−Yや、XYZ色空間に対応する測光信号
X,Y,Zを出力するものであっても良い。また、この
実施の形態1では、測光信号Rm,Gm,Bmは、受光
した周辺光の色合い情報であれば良く、赤,緑,青の各
成分の比率を示すものであっても良い。
力される周辺の明るさおよび色合い情報に基づいて液晶
パネル12〜14による投写画像の色合いを補正する。
つまり、画質改善処理部5は、測光信号Rm,Gm,B
mに基づいて、入力されたディジタル映像信号R,G,
Bのゲインを個別に補正し、この補正した映像信号(映
像信号R’,G’,B’)をD/A変換器6〜8に出力
する。
号処理部から出力されたディジタルの映像信号R,G,
Bは、画質改善処理部5に入力される。また、外部測光
器1から出力されたアナログの測光信号Rm,Gm,B
mは、A/D変換器2〜4によりディジタルデータに変
換され、画質改善処理部5に入力される。
号R’,G’,B’は、D/A変換器6〜8によりアナ
ログ信号に変換され、液晶パネル12〜14を駆動させ
る駆動回路9〜11にそれぞれ入力される。駆動回路9
〜11は、入力された映像信号を液晶パネルの仕様に見
合ったレベルに変換し、このレベル変換した映像信号で
それぞれ液晶パネル12〜14を駆動する。
る測光信号Rm,Gm,BmをXYZ色空間の色度座標
x,y,z(x+y+z=1)に変換し、この色度座標
x,y,zから装置周辺光の相関色温度を求め、この装
置周辺光の相関色温度に応じて映像信号R,G,Bの補
正値を決める。以下に、画質改善処理部5による色合い
補正処理の一例を説明する。
m,Bmから式(1)〜(3)の演算によりXYZ色空
間のX,Y,Z値を求め、このX,Y,Z値から式
(4)〜(6)により色度座標x,y,zを求める。 X=0.6069R+0.1739G+0.2009B (1) Y=0.2991R+0.5870G+0.1139B (2) Z=0.0000R+0.0660G+1.1169B (3) x=X/(X+Y+Z) (4) y=Y/(X+Y+Z) (5) z=Z/(X+Y+Z) (6)
関色温度を求める。図2はxy色度図上における黒体輻
射軌跡(図中の太線)および等温度線(図中の細線)で
ある。相関色温度は、黒体輻射軌跡上の色温度と同じ色
温度であるとされる等温度線から求められた色温度であ
る。ここで、例えば、x=0.15〜0.65、y=
0.15〜0.50までの範囲の相関色温度をテーブル
にしておき、このテーブルにより色度座標x,yから相
関色温度を求める。
づいて、投写画像の色合いを補正する、映像信号R,
G,Bの補正係数RC,GC,BCを決める。この補正
係数RC,GC,BCを映像信号R,G,Bにそれぞれ
乗ずることにより、補正後の映像信号R’,G’,B’
を得る。補正は、例えば、NTSC方式の基準白色であ
るCIE標準光C(x=0.3101、y=0.3163、相関色温
度6770[K])の相関色温度を基準色温度とし、装置周
辺光の相関色温度が基準色温度よりも高い(装置周辺光
が基準白色よりも青っぽい)場合には、投写画像の相関
色温度が低くなるように(投写画像が赤っぽくなるよう
に)、映像信号R,G,Bのゲインを増減させる。逆
に、装置周辺光の相関色温度が基準白色よりも低い(装
置周辺光が基準白色よりも赤っぽい)場合には、投写画
像の相関色温度が高くなるように(投写画像が青っぽく
なるように)、映像信号R,G,Bのゲインを増減させ
る。なお、ここでは、CIE標準光Cの相関色温度を基
準色温度としているが、ハイビジョン方式に採用されて
いるCIE標準光D65(x=0.3127、y=0.3290、相関
色温度6500[K])の相関色温度を用いても良い。
光器1において、液晶プロジェクタの周辺光を検出し、
周辺の輝度および色情報を生成し、画質改善処理部5に
おいて、外部測光器1から出力された周辺の輝度および
色情報に基づいて投写画像の色合いを補正することによ
り、液晶プロジェクタ周辺の明るさおよび色合いが変化
しても投写画像の色再現性を良好に保つことが可能とな
る。
る液晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただ
し、本実施の形態2の液晶プロジェクタでは、外部測光
器1の内部構成が上記実施の形態1とは異なる。
向の周辺光源の影響を強く受けるため、取付け位置によ
って検出誤差が大きくなる。本実施の形態2では、この
問題を改善する。
ェクタにおける外部測光器の構成図である。図3におい
て、外部測光器1は、レンズ15と、受光素子16とを
有する。
部測光器1の採光指向性を弱めるための魚眼レンズのよ
うな広角レンズである。この広角レンズ15により、特
定方向に位置する蛍光等の周辺光源の影響を強く受ける
ことがなくなり、取付け位置による検出誤差を小さくで
きる。また、レンズ15は、採光した周辺光を受光素子
16の受光面にフォーカスさせる必要はない。受光素子
16の受光面にデフォーカスされた周辺光を入射させた
ほうが、蛍光等の周辺光源が受光素子16の特定の画素
上に結像しないので、受光素子のダイナミックレンジを
有効に活用できる。なお、受光素子16は、上記実施の
形態1の外部測光器に用いられる受光素子と同じもので
良い。また、この実施の形態2でも、外部測光器1が出
力する測光信号Rm,Gm,Bmは、受光した周辺光の
色合い情報であれば良く、赤,緑,青の各成分の比率を
示すものであっても良い。
光器1に指向性を弱めるためのレンズ15を設けたこと
により、特定方向に位置する周辺光源の影響を強く受け
ないようにすることができるので、外部測光器1の取付
け位置による検出誤差を小さくすることが可能となる。
晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただし、
本実施の形態3の液晶プロジェクタでは、画質改善処理
部5における信号処理が上記実施の形態1と異なる。
に与える影響は無視できる。周辺が明るくなるに従って
周辺光が投写画像に与える影響が強くなる。そして周辺
がある明るさ以上になると、周辺光が投写画像に与える
影響が強くなり過ぎ、投写画像の色合いを補正しきれな
くなる。これを改善するために、本実施の形態3では、
投射画像の色合い補正が有効な周辺の明るさの範囲内
で、周辺が明るくなるほど、投射画像の色合い補正の度
合を強める。
の目が感知する明るさには、非線型の関係がある。そこ
で、本実施の形態3では、投射画像の色合い補正の度合
を決めるのに、人間の目が感知する明るさを示す心理計
測明度L* を用いる。心理計測明度L* は、CIE(国
際照明委員会)が1976年に勧告したL* a* b*均
等知覚色空間の1パラメータであり、光量の1/3乗に
比例する。つまり、心理計測明度L* によれば、人間の
目が感知する明るさは、周辺光量の1/3乗に比例す
る。
力される周辺の輝度および色情報に基づいて投写画像の
色合いを補正するとともに、上記の明るさおよび色合い
情報から周辺の心理計測明度L* を算出し、この心理計
測明度L* に基づいて投写画像の色合い補正の度合を変
化させる。つまり、画質改善処理部5は、上記実施の形
態1と同様にR,G,B測光信号に基づいて映像信号
R,G,Bのゲインを個別に補正し、この個別にゲイン
補正された映像信号R,G,Bのゲインを心理計測明度
L* に基づいて共通に補正し、この補正した映像信号
(映像信号R’,G’,B’)をD/A変換器6〜8に
出力する。
る測光信号のRm,Gm,Bm値から上記実施の形態1
と同様に映像信号R,G,Bの個別補正係数RC,G
C,BCを決める。また、上記測光信号のR,G,B値
をXYZ色空間のY値に変換し、このY値から心理計測
明度L*を求め、この心理計測明度L*に応じて映像信号
R,G,Bの共通補正係数を決める。そして、個別補正
係数RC,GC,BCおよび共通補正係数により映像信
号R,G,Bを補正する。以下に、画質改善処理部5に
よる色合い補正処理の一例を説明する。
m,Bmから心理計測明度L* を求める。NTSC方式
の測光信号Rm,Gm,Bmを、CIE 1976 L*
a* b* 均等知覚色空間のパラメータL* ,a* ,b*
に変換するには、前記式(1)〜(3)による測光信号
Rm,Gm,BmのX,Y,Z値と、NTSC方式の基
準白色であるCIE標準光源Cの三刺激値X0 ,Y0 ,
Z0 とを用いる。標準光源Cの三刺激値X0 ,Y0 ,Z
0 は、Y0 を100と規格化して用いられる。Y0 を規
格化したときの三刺激値X0 ,Y0 ,Z0 は(7)〜
(9)式のようになる。 X0 =98.072 (7) Y0 =100.000 (8) Z0 =118.225 (9) 心理計測明度L* は、上記のYおよびY0 (=100)
を用い、(10),(11)式により求められる。 L* =116 ×(Y/Y0 )1/3 −16 :Y/Y0 >0.008856 (10) L* =903.29×(Y/Y0 ) :Y/Y0 ≦0.008856 (11) なお、心理計測明度明度L* は、入力Rm,Gm,Bm
に対する出力L* の三次元テーブルと直線近似とにより
求めても良い。
定されている特定値L1,L2(>L1)を用いて、共
通補正係数VCを求める。心理計測明度L* が特定値L
1とL2の間の場合には、また、心理計測明L* の大き
さに従って共通補正係数VCを増大させる。つまり、 VC=(L* −L1)/L1 とする。また、心理計測明度L* が特定値L1よりも小
さい場合には、周辺が十分に暗いと判断し、色合い補正
処理をしない。つまり、共通補正係数VCおよび個別補
正係数RC,GC,BCに対し、 VC=RC=GC=BC=1 とする。また、心理計測明度L* が特定値L2よりも大
きい場合には、周辺が明る過ぎると判断し、周辺の心理
計測明度L* を特定値L2として共通補正係数VCを求
める。つまり、 VC=(L2−L1)/L1 とする。
形態1と同様にして求めた個別補正係数RC,GC,B
Cとを用いて、映像信号R,G,Bを補正する。補正後
の映像信号R’,G’,B’は、式(12)〜(14)
で得られる。 R’=R×RC×VC (12) G’=G×GC×VC (13) B’=B×BC×VC (14) このように実施の形態3によれば、画質改善処理部5に
おいて、外部測光器1から出力された周辺の輝度および
色情報から、人間の視覚特性に一致した心理計測明度を
算出し、この心理計測明度に基づいて投写信号の色補正
の度合を変化させるようにしたため、人間の視覚特性に
合った色補正を実現することが可能となる。
る液晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただ
し、本実施の形態4の液晶プロジェクタでは、画質改善
処理部5における信号処理が上記実施の形態1と異な
る。
XYZ色空間は、人間の視覚特性にとっては非線型な色
空間であり、R,G,Bの変化量およびX,Y,Zの変
化量は、人間の心理的な明るさおよび色合いの変化量に
一致しない。このような非線型な色空間で投写画像の色
合いを補正すると、誤差が大きくなる。これを改善する
ために、本実施の形態4では、人間の目が感知する明る
さおよび色合いを示す均等知覚色空間で投写画像の色合
いを補正する。均等知覚色空間には、CIE1976
L* a* b* 均等知覚色空間と、CIE 1976 L*
u* v* 均等知覚色空間とがあるが、ここではL* a*
b* 均等知覚色空間を用いる。
力される周辺の輝度および色情報をL* a* b* 均等知
覚色空間の心理計測明度L* および色座標a* ,b* に
変換し、このL* ,a* ,b* に基づいて投写画像の色
合いを補正する。つまり、画質改善処理部5は、均等知
覚色空間の色座標a* ,b* に基づいて映像信号R,
G,Bのゲインを個別に補正し、この個別にゲイン補正
された映像信号R,G,Bのゲインを心理計測明度L*
に基づいて共通に補正し、この補正した映像信号(映像
信号R’,G’,B’)をD/A変換器6〜8に出力す
る。
る測光信号のRm,Gm,Bmを均等知覚色空間の心理
計測明度L* および色座標a* ,b* に変換し、色座標
a*,b* に基づいて個別補正係数RC,GC,BCを
決め、また上記実施の形態3と同様に心理計測明度L*
に応じて共通補正係数VCを決める。そして、個別補正
係数RC,GC,BCおよび共通補正係数VCにより映
像信号R,G,Bを補正する。以下に、画質改善処理部
5による色合い補正処理の一例を説明する。
m,Bmを均等知覚色空間の心理計測明度L* および色
座標a* ,b* に変換する。上記実施の形態3で説明し
たように、NTSC方式の測光信号Rm,Gm,Bm
を、均等知覚色空間のL* ,a*,b* に変換するに
は、前記式(1)〜(3)による測光信号Rm,Gm,
BmのX,Y,Z値と、前記式(7)〜(9)によるN
TSC方式の基準白色であるCIE標準光源Cの三刺激
値X0 ,Y0 ,Z0 とを用いる。心理計測明度L* は、
前記式(10),(11)から算出され、またa* ,b
* は式(15)〜(22)から算出される。 a* =500×(X’−Y’) (15) b* =200×(Y’−Z’) (16) X’=(X/X0 )1/3 :X/X0 >0.008856 (17) X’=7.787 ×(X/X0 )+16/116 :X/X0 ≦0.008856 (18) Y’=(Y/Y0 )1/3 :Y/Y0 >0.008856 (19) Y’=7.787 ×(Y/Y0 )+16/116 :Y/Y0 ≦0.008856 (20) Z’=(Z/Z0 )1/3 :Z/Z0 >0.008856 (21) Z’=7.787 ×(Z/Z0 )+16/116 :Z/Z0 ≦0.008856 (22)
に基づいて個別補正係数RC,GC,BCを決める。図
4はCIE 1976 L* a* b* 均等知覚色空間のa
* b* 色度図上におけるマンセル表示系の等色相、等彩
度曲線である。図4において、a* ,b* =0の場合が
無彩色である。また、図4において、Yは黄色、Pは紫
であり、マンセルバリュー(明度)Vは5である。ここ
で、例えば、a* =−100〜100、b* =−100
〜100までの範囲をテーブルにし、a* ,b* を入力
することにより、投写画像の個別補正係数RC,GC,
BCを出力させる。
Cと、心理計測明度L* に基づいて上記実施の形態3と
同様にして求めた共通補正係数VCとを用いて、前記式
(12)〜(14)により映像信号R,G,Bを補正す
る。
5)〜(22)の演算は簡単ではないため、動画をリア
ルタイム表示させる場合等には、各画素ごとに色度座標
a* ,b* を演算し、補正係数RC,GC,BCを求め
ることは困難である。これを実現するには、高速な演算
器が必要になり、実用的ではない。
mを入力とし、個別補正係数RC,GC,BCを出力と
する三次元テーブルを用いて色補正を実施する。全ての
入力に対する出力を有する三次元テーブルを用い、全て
の入力に対する出力を三次元テーブルから直接求める方
式は、ダイレクトマッピング方式と呼ばれ、高精度な補
正を高速に実現できるが、大容量のメモリを必要とし、
実用的ではない。従って、入力信号の上位信号だけで構
成した三次元テーブルを用い、その三次元テーブルから
直接得られない補正値に関しては、入力信号の上位信号
を用いてダイレクトマッピング法により数個の近傍値を
得、入力信号の下位信号を用いて、数個の近傍値から出
力信号を補間(直線近似)する方法が一般に用いられ
る。この近傍値のダイレクトマッピング法と補間法によ
りRC,GC,BCを算出する処理を以下に説明する。
ついて説明する。図5に示すように、入力信号Ri,G
i,Biを各々mビットの信号、入力信号Ri,Gi,
Biの上位nビット分を各々Rn,Gn,Bnとする。
ただし、m>nである。三次元テーブルから入力信号R
i,Gi,Biの近傍の8点の単位立方格子(Rn,G
n,Bn),(Rn+Dn,Gn,Bn),(Rn+D
n,Gn,Bn+Dn),(Rn,Gn,Bn+D
n),(Rn,Gn+Dn,Bn),(Rn+Dn,G
n+Dn,Bn),(Rn+Dn,Gn+Dn,Bn+
Dn),(Rn,Gn+Dn,Bn+Dn)に位置する
出力信号d0,d1,d2,d3,d4,d5,d6,
d7を得る。Dnは三次元テーブルの単位立方格子の1
辺の長さで2m-n である。
すように、入力信号Ri,Gi,Biの近傍の8点の単
位立方格子に位置する出力信号をd0,d1,d2,d
3,d4,d5,d6,d7、入力信号Ri,Gi,B
iの下位m−nビット分を各々r,g,b、単位立方格
子の一辺の長さをDnとする。入力信号Ri,Gi,B
iを中心として、d0,d1,d2,d3,d4,d
5,d6,d7に点対称で、かつR軸方向、G軸方向、
B軸方向の3方向で8分割した直方体の体積を、各々w
0,w1,w2,w3,w4,w5,w6,w7とす
る。入力信号Ri,Gi,Biに対する出力信号dは、
式(23)〜(31)のように補間される。 d=d0w0+d1w1+d2w2+d3w3+d4w4+d5w5+d6w6+d7w7 (23) w0=(Dn-r)(Dn-g)(Dn-b) (24) w1=r(Dn-g)(Dn-b) (25) w2=r(Dn-g)b (26) w3=(Dn-r)(Dn-g)b (27) w4=(Dn-r)g(Dn-b) (28) w5=rg(Dn-b) (29) w6=rgb (30) w7=(Dn-r)gb (31) ここでは、出力信号が1つの場合を説明したが、本実施
に形態4では、RC,GC,BCの近似値を三次元テー
ブルから同時に得、同時に補間する。
善処理部5において、外部測光器1から出力された周辺
の輝度および色情報を、人間の視覚特性に一致した均等
知覚色空間の心理計測明度および色座標に変換し、この
心理計測明度および色座標に基づいて投写信号の色補正
の度合を変化させるようにしたため、人間の視覚特性に
合った色補正を実現することが可能となる。
る液晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただ
し、本実施の形態5の液晶プロジェクタでは、外部測光
器1の内部構成が上記実施の形態1とは異なる。
投写画像に与える影響をほとんど考える必要がない。こ
のため、周辺がある程度以上暗い場合には、外部測光器
1からの周辺の輝度および色情報に基づいて映像信号を
色補正する必要がなく、従って外部測光器1からの輝度
および色情報は不要となる。このことを考慮し、本実施
の形態5では、外部測光器を構成する受光素子のダイナ
ミックレンジを有効活用できるようにする。
ェクタにおける外部測光器の構成図である。図3におい
て、外部測光器1は、レンズ15と、受光素子16と、
NDフィルタ17とを有する。
れた周辺光の光量を絞り、受光素子16に入射させる。
これにより、周辺が十分に暗く、色補正が不要な場合
(例えば、上記実施の形態3で心理計測明度L* が特定
値L1よりも小さい場合)に、採光された光がほとんど
受光素子16に入射しないようにし、受光素子16のダ
イナミックレンジの大部分を、色補正が必要な場合(例
えば、上記実施の形態3で心理計測明度L* が特定値L
1よりも大きい場合)に対応させるようにする。なお、
レンズ15は、上記実施の形態2の外部測光器に用いら
れるレンズと同じもので良い。あるいは、レンズ15を
設けなくても良い。また、受光素子16は、上記実施の
形態1の外部測光器に用いられる受光素子と同じもので
良い。
光器1に入射光の光量を落とすNDフィルタ17を設け
たことにより、この外部測光器1を構成する受光素子1
6のダイナミックレンジを有効に利用することが可能と
なる。
る液晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただ
し、本実施の形態6の液晶プロジェクタでは、外部測光
器1および画質改善処理部5における信号処理が上記実
施の形態1と異なる。
過敏に反応して投写画像の色合い補正値が変動すると、
投写画像がちらつき、利用者にとっては見難いものとな
る。本実施の形態6では、この問題を改善する。
ごとに出力する。画質改善処理部5は、時刻tに入力さ
れた測光信号と、このΔtだけ前に入力された測光信号
との差が、特定値Dthよりも大きければ、時刻tに入力
された測光信号に基づいて補正係数を更新し、特定値D
thよりも小さければ、補正係数を更新しない。また、
画質改善処理部5は、補正係数を更新しない色合い補正
処理がn(例えばn=10)回以上連続した場合には、
最後に補正係数を更新したときの測光信号と、時刻tに
入力された測光信号との差が、特定値Dth’より大きけ
れば、時刻tに入力された測光信号に基づいて補正係数
を更新し、特定値Dth’より小さければ、補正係数を更
新しない。
m,Gm,BmのいずれかをDmとする。また、時刻t
に出力される測光信号Rm,Gm,Bm,DmをRm
(t),Gm(t),Bm(t),Dm(t)とする。
また、測光信号Rm(t),Gm(t),Bm(t)に
対応する期間の補正係数をRA(t),GA(t),B
A(t)とする。ここで、補正係数RA,GA,BA
は、例えば上記実施の形態1の補正係数RC,GC,B
Cあるいは上記実施の形態3の補正係数RC×VC,G
C×VC,BC×VCである。また、補正係数RA
(t),GA(t),BA(t)により色合い補正され
る映像信号をR(t),G(t),B(t)とする。
−Δt),Gm(t−Δt),Bm(t−Δt)が記憶
されており、測光信号Rm(t),Gm(t),Bm
(t)が入力されると、まず測光信号Dm(t)と測光
信号Dm(t−Δt)との差の絶対値|Dm(t)−D
m(t−Δt)|を算出する。
t)|を特定値Dthと比較し、|Dm(t)−Dm(t
−Δt)|が、 |Dm(t)−Dm(t−Δt)|>Dth (32) を満たせば、(測光信号Rm,Gm,Bmのいずれかが
前記式(32)を満たせば)、補正係数RA(t),G
A(t),BA(t)を測光信号Rm(t),Gm
(t),Bm(t)に基づいて算出し、この測光信号R
m(t),Gm(t),Bm(t)に基づいて更新した
補正係数RA(t),GA(t),BA(t)により映
像信号R(t),G(t),B(t)を色合い補正す
る。
が前記式(32)を満たさなければ(測光信号Rm,G
m,Bmのいずれも前記式(32)を満たさなけれ
ば)、補正係数RA(t),GA(t),BA(t)と
して補正係数RA(t−Δt),GA(t−Δt),B
A(t−Δt)を用い、前回の補正係数RA(t−Δ
t),GA(t−Δt),BA(t−Δt)により映像
信号R(t),G(t),B(t)を色合い補正する。
新されない色合い補正処理がn回連続し(ただし、時刻
tでの処理については前記式(32)により判定まで終
了したものとする)、最後に更新された補正係数が、測
光信号Rm(t−nΔt),Gm(t−nΔt),Bm
(t−nΔt)に基づいて更新されたRA(t−nΔ
t),GA(t−nΔt),BA(t−nΔt)である
場合には、時刻tでの処理に以下に説明する処理を追加
する。
−nΔt),Gm(t−nΔt),Bm(t−nΔt)
が記憶されており、前記式(32)により補正係数を更
新しないことが判定されると、測光信号Dm(t)と測
光信号Dm(t−nΔt)との差の絶対値|Dm(t)
−Dm(t−nΔt)|を算出する。
Δt)|を特定値Dth’と比較し、|Dm(t)−Dm
(t−nΔt)|が、 |Dm(t)−Dm(t−nΔt)|>Dth’ (33) を満たせば、(測光信号Rm,Gm,Bmのいずれかが
前記式(33)を満たせば)、補正係数RA(t),G
A(t),BA(t)を測光信号Rm(t),Gm
(t),Bm(t)に基づいて算出し、この測光信号R
m(t),Gm(t),Bm(t)に基づいて更新した
補正係数RA(t),GA(t),BA(t)により映
像信号R(t),G(t),B(t)を色合い補正す
る。また、|Dm(t)−Dm(t−nΔt)|が前記
式(33)を満たさなければ(測光信号Rm,Gm,B
mのいずれも前記式(33)を満たさなければ)、補正
係数RA(t),GA(t),BA(t)として補正係
数RA(t−nΔt),GA(t−nΔt),BA(t
−nΔt)を用い、最後に更新された補正係数RA(t
−(n+1)Δt),GA(t−nΔt),BA(t−
nΔt)により映像信号R(t),G(t),B(t)
を色合い補正する。
(t),BA(t)を更新した場合は、時刻t+Δtで
の色合い補正処理は、前記(32)式のみの処理とな
る。また、補正係数RA(t),GA(t),BA
(t)を更新しなかった場合には、時刻t+Δtでの処
理においても前記式(33)の処理を追加する。
善処理部5において、外部測光器1から入力された測光
信号とその直前に入力された測光信号との差が、特定値
Dthよりも小さければ補正係数を更新せず、補正係数を
更新しない色合い補正がn回数以上連続した場合には、
入力された測光信号と最後に補正係数を更新したときの
測光信号との差が、特定値Dth’よりも大きければ補正
係数を更新するようにしたため、周辺の照明光の小さな
変動(ちらつき)に過敏に反応して補正値が変動するこ
とがなくなり、投写画像のちらつきを抑えることが可能
となる。
る液晶プロジェクタの構成は、図1と同様である。ただ
し、本実施の形態7の液晶プロジェクタでは、画質改善
処理部5における信号処理が上記第1の実施形態と異な
る。
液晶プロジェクタを構成する部品の中では短寿命である
ため、一般にランプは交換できるようになっている。さ
らに、ランプの明るさの経時変化は著しく、特に使用開
始時から数百時間の間は、急激に低下し、その後ゆっく
りと低下していく。
るランプの明るさに依存しており、ランプの明るさが暗
くなるにつれて、投写画像の明るさと周辺の明るさの比
が変化する。この投写画像の明るさの変化に対しても高
精度な色補正を補償するには、ランプの明るさを検出す
る必要がある。ランプの明るさを検出するには、測光器
を追加する方法、外部測光器に何らかの方法でランプの
明るさを検出させるなどの方法がある。しかし、前者は
コストアップを伴う。また、後者は、1個の外部測光器
で周辺の明るさとランプの明るさを同時に検出すること
は不可能であるため、一方を遮光する機構を追加した場
合にはコストアップを伴い、またユーザーに遮光させる
場合にはユーザーの手を煩わせることになる。
間によりランプの明るさを求めることにより、ランプの
明るさに応じた高精度な色補正を実現する。
間を計測し、この累積使用時間から代表的なランプの累
積使用時間−輝度特性に従ってランプの現在の明るさを
求め、また測光信号Rm,Gm,Bmから周辺の明るさ
を求め、ランプの明るさと周辺の輝度とに基づいて色合
い補正の度合を変化させる。ランプの累積使用時間を計
測するには、例えば時計あるいは他の処理に用いられて
いるクロックをカウントするカウンタを用いる。
プの累積使用時間から現在のランプの明るさを求める。
また、外部測光器1から入力された測光信号Rm,G
m,Bmから周辺の明るさを求める。ここでは、ランプ
の明るさおよび周辺の明るさに心理計測明度を用いる。
また、ランプの明るさとして、使用開始時のランプの心
理計測明度に対する現在のランプの心理計測明度の比k
を求める。また、代表的なランプの累積使用時間−心理
計測明度比特性をテーブルにしておき、このテーブルを
用いて現在のランプの心理計測明度比kを求める。例え
ば、代表的なランプにおいて使用開始時の心理計測明度
を100%としたときに100時間使用後の心理計測明
度が90%である場合には、上記のテーブルに累積使用
時間として100時間を入力すると、心理計測明度比k
は0.9となる。
態3と同様にして求めた個別補正係数RC,GC,BC
と、上記実施の形態3と同様にして周辺の心理計測明度
から求めた共通補正係数VCとを用い、映像信号R,
G,Bを補正する。補正後の映像信号R’,G’,B’
は式(34)〜(36)のようになる。 R’=R×RC×VC/k (34) G’=G×GC×VC/k (35) B’=B×BC×VC/k (36)
善処理部5において、ランプの累積使用時間を計測し、
この累積使用時間から代表的なランプの累積使用時間−
輝度特性に従ってランプの現在の輝度を求め、また輝度
および色情報から周辺の輝度を求め、ランプの輝度と周
辺の輝度とに基づいて色合い補正の度合を変化させるこ
とにより、ランプの輝度の経時変化に対する高精度な色
補正が可能となる。
8の液晶プロジェクタを示すブロック回路図である。図
8において、図1と同一符号のものはそれぞれ同一また
は相当部分を示しており、18はメモリである。
して色補正を実施したり、また聴講者や公演者の移動に
よって、瞬間的に外部測光器1の受光部が遮られたとき
にも過敏に色補正を実施すると、投写画像のちらつきと
なる。本実施の形態8では、これらの問題を改善する。
ごとに出力する。メモリ18は、FIFO(First In F
irst Out)型であり、外部測光器1から出力された測光
信号Rm,Gm,Bmを順次記憶し、最も古く記録され
た測光信号から順次消去していく。画質改善処理部5
は、メモリ18に記憶された測光信号の平均値を算出
し、この平均値に基づいて投写画像の色合いを補正す
る。
3Nとすると、測光信号Rm,Gm,BmはそれぞれN
個ずつ記録される。外部測光器1から時刻tに測光信号
Rm(t),Gm(t),Bm(t)が出力され、画質
改善処理部5からメモリ18に転送されると、メモリ1
8は、測光信号Rm(t−NΔt)〜Rm(t),Gm
(t−NΔt)〜Gm(t),Bm(t−NΔt)〜B
m(t)が記憶される。
の測光信号Rm(t−NΔt)〜Rm(t),Gm(t
−NΔt)〜Gm(t),Bm(t−NΔt)〜Bm
(t)を読み出し、式(37)〜(39)に示されるよ
うに、それぞれの測光信号Rm,Gm,Bmの平均値R
AVE ,GAVE ,BAVE を算出し、これらRAVE ,GAV
E,BAVE を用いて色補正を実施する。 RAVE =ΣRi/N :(i=1,2…N) (37) GAVE =ΣGi/N :(i=1,2…N) (38) BAVE =ΣBi/N :(i=1,2…N) (39) なお、ランプ点灯後、NΔtが経過するまではメモリ1
8に測光信号Rm,Gm,Bmが貯えられないため、色
補正は実施しない。一般にランプは点灯開始から明るさ
が十分に明るくなるまでに少し時間がかかるため、この
間に色補正を実施しなくても実用上問題はない。
光器1から特定時間間隔で出力された輝度および色情報
をFIFO型のメモリ18に順次記録し、画質改善処理
部5において、メモリ18に記憶された輝度および色情
報の平均値を算出し、この平均値に基づいて投写画像の
色合いを補正することにより、周辺光の小さな変動、お
よび聴講者や公演者の移動で瞬間的に外部測光手段対す
る入射光が遮られることに過敏に反応して色合い補正値
が変動することがなくなり、投写画像のちらつきを抑え
ることが可能となる。
晶パネル12〜14を3枚用いる3板式での例を挙げた
が、液晶パネル1枚の単板式であっても良い。
ているので、以下に示すような効果がある。
おいて、投写型液晶表示装置の周辺光を検出し、装置周
辺の輝度および色情報を生成し、画質改善処手段におい
て、外部測光手段から出力された輝度および色情報に基
づいて投写画像の色合いを補正することにより、装置周
辺の明るさおよび色合いが変化しても投写画像の色再現
性を良好に保つことが可能となる効果がある。
において、外部測光手段から出力された装置周辺の輝度
および色情報から相対色温度を算出し、この相対色温度
に基づいて投写画像の色合いを補正することにより、装
置周辺の明るさおよび色合いが変化しても投写画像の色
再現性を良好に保つことが可能となる効果がある。
に、装置周辺光を広角に採光し、採光指向性を弱める採
光手段を設けたことにより、特定方向に位置する周辺光
源の影響を強く受けないようにすることができるので、
外部測光手段の取付け位置による検出誤差を小さくする
ことが可能となる効果がある。
において、外部測光器から出力された装置周辺の輝度お
よび色情報から、人間の視覚特性に一致した心理計測明
度を算出し、この心理計測明度に基づいて投射画像の色
合い補正の度合を変化させることにより、人間の視覚特
性に合った色補正を実現することが可能となる効果があ
る。
において、外部測光器から出力された装置周辺の輝度お
よび色情報を、人間の視覚特性に一致した均等知覚色空
間の心理計測明度および色座標に変換し、この心理計測
明度および色度座標に基づいて投写画像の色合いを補正
することにより、人間の視覚特性に合った色補正を実現
することが可能となる効果がある。
入射光の光量を落とす減光手段を設けたことにより、こ
の外部測光手段を構成する受光手段のダイナミックレン
ジを有効に利用することが可能となる効果がある。
おいて、外部測光手段から入力された輝度および色情報
とその直前に入力された輝度および色情報との差が、第
1の特定値よりも小さければ補正値を更新せず、補正値
を更新しない色合い補正が特定回数以上連続した場合に
は、入力された輝度および色情報と最後に補正値を更新
したときの輝度および色情報との差が、第2の特定値よ
りも小さければ補正値を更新しないようにしたことによ
り、周辺光の小さな変動に過敏に反応して色補正値が変
動することがなくなり、投写画像のちらつきを抑えるこ
とが可能となる効果がある。
おいて、液晶用光源の累積使用時間を計測し、この累積
使用時間から代表的な液晶用光源の累積使用時間−輝度
特性に従って液晶用光源の現在の輝度を求め、また輝度
および色情報から装置周辺の輝度を求め、液晶用光源の
輝度と装置周辺の輝度とに基づいて色合い補正の度合を
変化させることにより、液晶用光源の輝度の経時変化に
対する高精度な色補正が可能となる効果がある。
ら特定時間間隔で出力された輝度および色情報をFIF
O型の記憶手段に順次記録し、画質改善手段において、
記憶手段に記憶された輝度および色情報の平均値を算出
し、この平均値に基づいて投写画像の色合いを補正する
ことにより、周辺光の小さな変動、および聴講者や公演
者の移動で瞬間的に外部測光手段対する入射光が遮られ
ることに過敏に反応して色合い補正値が変動することが
なくなり、投写画像のちらつきを抑えることが可能とな
る効果がある。
ック回路図である。
温度線を示す図である。
る。
間のa* b* 色度図上におけるマンセル表色系の等色
相、等彩度曲線を示す図である。
ある。
ある。
る。
ック回路図である。
を示す図である。
駆動回路、 12〜14 液晶パネル、 15 レン
ズ、 16 受光素子、 17 NDフィルタ、18
メモリ。
Claims (9)
- 【請求項1】 液晶用光源から出射される光を液晶ライ
トバルブに入射させ、この液晶ライトバルブの画像形成
面から出射される投写画像をスクリーンに投写する投写
型液晶表示装置において、 投写型液晶表示装置の周辺光を検出し、この周辺光から
装置周辺の輝度および色情報を生成する外部測光手段
と、 前記輝度および色情報に基づいて前記投写画像の色合い
を補正する画質改善手段とを備えたことを特徴とする投
写型液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記画質改善手段が、前記輝度および色
情報から周辺の相対色温度を算出し、この相対色温度に
基づいて前記投写画像の色合いを補正することを特徴と
する請求項1記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記外部測光手段が、装置周辺光を広角
に採光し、採光指向性を弱める採光手段を有することを
特徴とする請求項1記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記画質改善手段が、前記輝度および色
情報から均等知覚色空間の心理計測明度を算出し、この
心理計測明度に基づいて前記投写画像の色合い補正の度
合を変化させることを特徴とする請求項1または2に記
載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記画質改善手段が、前記輝度および色
情報を均等知覚色空間の心理計測明度および色度座標に
変換し、この心理計測明度および色度座標に基づいて前
記投写画像の色合いを補正することを特徴とする請求項
1記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記外部測光手段が、入射する装置周辺
光の光量を落とす減光手段を有することを特徴とする請
求項1記載の投写型液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記外部測光手段が、装置周辺の輝度お
よび色情報を特定時間ごとに出力し、 前記画質改善手段が、 前記外部測光手段から入力された輝度および色情報とそ
の直前に入力された輝度および色情報との差が、第1の
特定値よりも大きければ入力された輝度および色情報に
基づいて前記投写画像の色合い補正値を更新し、第1の
特定値よりも小さければ補正値を更新せず、 さらに補正値を更新しない色合い補正が特定回数以上連
続した場合には、最後に補正値を更新したときの輝度お
よび色情報と、入力された輝度および色情報との差が、
第2の特定値より大きければ入力された輝度および色情
報に基づいて補正値を更新し、第2の特定値より小さけ
れば補正値を更新しないことを特徴とする請求項1記載
の投写型液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記画質改善手段が、前記液晶用光源の
累積使用時間を計測し、この累積使用時間から代表的な
液晶用光源の累積使用時間−輝度特性に従って前記液晶
用光源の現在の輝度を求め、また前記輝度および色情報
から装置周辺の輝度を求め、前記液晶用光源の輝度と前
記装置周辺の輝度とに基づいて色合い補正の度合を変化
させることを特徴とする請求項1記載の投写型液晶表示
装置。 - 【請求項9】 前記外部測光手段が、装置周辺の輝度お
よび色情報を特定時間ごとに出力するものであり、 前記輝度および色情報を順次記録し、最も古く記録され
た情報から消去するFIFO型の記憶手段をさらに備
え、 前記画質改善手段が、前記記憶手段に記憶された輝度お
よび色情報の平均値を算出し、この平均値に基づいて前
記投写画像の色合いを補正することを特徴とする請求項
1記載の投写型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23575998A JP4030199B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 投写型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23575998A JP4030199B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 投写型液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000066166A true JP2000066166A (ja) | 2000-03-03 |
JP4030199B2 JP4030199B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=16990824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23575998A Expired - Fee Related JP4030199B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 投写型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4030199B2 (ja) |
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020019884A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 데니스 에이치. 얼백 | 자동 컨버전스를 위한 센서 신호 처리 |
JP2002250906A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 投射型映像表示装置 |
EP1251482A2 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic image-quality adjustment system |
JP2005070549A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示装置 |
JP2006033881A (ja) * | 2005-08-25 | 2006-02-02 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置、画像処理方法およびプログラム |
JP2006039520A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
US7110002B2 (en) | 2000-05-08 | 2006-09-19 | Seiko Epson Corporation | Image displaying system of environment-adaptive type, presentation system, and image processing method and program |
US7142218B2 (en) | 2000-05-15 | 2006-11-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image display device and electronic apparatus using same, and image display method of same |
JP2007003902A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
WO2006116696A3 (en) * | 2005-04-28 | 2007-03-01 | Hewlett Packard Development Co | Contrast enhancement by selectively using light attenuating modulator |
JP2008176329A (ja) * | 2000-06-28 | 2008-07-31 | Lg Display Co Ltd | 液晶表示装置のビデオデータ修正装置および方法 |
JP2008224569A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hitachi Koki Co Ltd | レーザー墨出し器 |
JP2008242354A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Canon Inc | 表示装置 |
KR100866486B1 (ko) * | 2007-01-04 | 2008-11-03 | 삼성전자주식회사 | 주변광 적응적인 색 보정 장치 및 방법 |
JP2009163254A (ja) * | 2009-02-23 | 2009-07-23 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JP2010511162A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-08 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 調整可能なスペクトル感度を備えたビーム検出器 |
JP2011107703A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Boe Technology Group Co Ltd | カラー管理方法および装置 |
WO2012073344A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 表示装置、画質調整方法及びプログラム |
JP2012128209A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Sharp Corp | デジタルサイネージ装置、プログラムおよび記録媒体 |
CN102103314B (zh) * | 2008-07-04 | 2012-08-22 | 精工爱普生株式会社 | 投影仪及投影仪的控制方法 |
JP2013186369A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および画像表示方法 |
JP2016224095A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 京セラ株式会社 | 携帯端末および携帯端末の制御方法 |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23575998A patent/JP4030199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7110002B2 (en) | 2000-05-08 | 2006-09-19 | Seiko Epson Corporation | Image displaying system of environment-adaptive type, presentation system, and image processing method and program |
US7142218B2 (en) | 2000-05-15 | 2006-11-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image display device and electronic apparatus using same, and image display method of same |
JP2008176329A (ja) * | 2000-06-28 | 2008-07-31 | Lg Display Co Ltd | 液晶表示装置のビデオデータ修正装置および方法 |
KR20020019884A (ko) * | 2000-09-07 | 2002-03-13 | 데니스 에이치. 얼백 | 자동 컨버전스를 위한 센서 신호 처리 |
JP2002250906A (ja) * | 2001-02-27 | 2002-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 投射型映像表示装置 |
JP4588230B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2010-11-24 | 三菱電機株式会社 | 投射型映像表示装置 |
EP1251482A2 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic image-quality adjustment system |
EP1251482A3 (en) * | 2001-04-19 | 2004-04-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic image-quality adjustment system |
JP2005070549A (ja) * | 2003-08-26 | 2005-03-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 表示装置 |
JP4518764B2 (ja) * | 2003-08-26 | 2010-08-04 | 三洋電機株式会社 | 投射型映像表示装置 |
JP2006039520A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Hitachi Displays Ltd | 液晶表示装置 |
WO2006116696A3 (en) * | 2005-04-28 | 2007-03-01 | Hewlett Packard Development Co | Contrast enhancement by selectively using light attenuating modulator |
JP2007003902A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Casio Comput Co Ltd | 投影装置、投影方法及びプログラム |
JP2006033881A (ja) * | 2005-08-25 | 2006-02-02 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置、画像処理方法およびプログラム |
JP4506616B2 (ja) * | 2005-08-25 | 2010-07-21 | セイコーエプソン株式会社 | 画像表示装置、画像処理方法およびプログラム |
US8274657B2 (en) | 2006-11-30 | 2012-09-25 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Radiation detector |
JP2010511162A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-08 | オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 調整可能なスペクトル感度を備えたビーム検出器 |
KR100866486B1 (ko) * | 2007-01-04 | 2008-11-03 | 삼성전자주식회사 | 주변광 적응적인 색 보정 장치 및 방법 |
US8243210B2 (en) | 2007-01-04 | 2012-08-14 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for ambient light adaptive color correction |
JP2008224569A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hitachi Koki Co Ltd | レーザー墨出し器 |
JP2008242354A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Canon Inc | 表示装置 |
CN102103314B (zh) * | 2008-07-04 | 2012-08-22 | 精工爱普生株式会社 | 投影仪及投影仪的控制方法 |
US8287130B2 (en) | 2008-07-04 | 2012-10-16 | Seiko Epson Corporation | Projector and method for controlling projector |
JP2009163254A (ja) * | 2009-02-23 | 2009-07-23 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
JP2011107703A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Boe Technology Group Co Ltd | カラー管理方法および装置 |
WO2012073344A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 表示装置、画質調整方法及びプログラム |
JP5743233B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2015-07-01 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 表示装置、画質調整方法及びプログラム |
JP2012128209A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Sharp Corp | デジタルサイネージ装置、プログラムおよび記録媒体 |
JP2013186369A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および画像表示方法 |
JP2016224095A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 京セラ株式会社 | 携帯端末および携帯端末の制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4030199B2 (ja) | 2008-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4030199B2 (ja) | 投写型液晶表示装置 | |
JP4445693B2 (ja) | プロジェクタの投射面色補正方法、プロジェクタの投射面色補正システムおよびプロジェクタの投射面色補正用プログラム | |
US8870393B2 (en) | Image projection apparatus and method of controlling the same including determining a correction table for correcting RGB values of image data | |
JP3939141B2 (ja) | 投射型画像表示システム及びその色補正方法 | |
US7221792B2 (en) | Image processing system, projector, image processing method, and information storage medium | |
US8243210B2 (en) | Apparatus and method for ambient light adaptive color correction | |
US7011413B2 (en) | Image processing system, projector, program, information storage medium, and image processing method | |
US20090096815A1 (en) | Image signal processing device and color conversion processing method | |
US8531548B2 (en) | Image processing method, image processing program, image processing device and camera | |
EP1365383A1 (en) | Method and device for determining the lighting conditions surrounding a LCD color display device for correcting its chrominance | |
JP2003050572A (ja) | 画像表示システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像処理方法 | |
EP1450146B1 (en) | Optical sensor, optical sensing method, program and recording medium | |
US7199822B2 (en) | Dynamic white balance control circuit and multi-screen display device | |
JP4145888B2 (ja) | 表示装置および表示方法 | |
JP2007259472A (ja) | プロジェクタの投射面色補正方法、プロジェクタの投射面色補正システムおよびプロジェクタの投射面色補正用プログラム | |
KR20090077184A (ko) | 화이트 밸런스 조정 장치 및 방법 | |
US7015980B2 (en) | Color temperature conversion apparatus in color display system and method thereof | |
JP5082705B2 (ja) | 補正データ生成システム、補正データ生成方法 | |
JP4661129B2 (ja) | 撮像装置及びそのプログラム | |
JP2003037852A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2008511850A (ja) | 忠実な色でデジタル画像を表示するための方法およびシステム | |
JP4082166B2 (ja) | 光検出装置、プロジェクタ、光検出方法、プログラムおよび記録媒体 | |
TWI771131B (zh) | 參數調整方法及其投影機 | |
KR20010046326A (ko) | 광원변화에 따라 백색 보정을 하는 디지털 카메라 | |
Ohsawa et al. | Six-band hdtv camera system for color reproduction based on spectral information |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |