JP2000044412A - 衣料用防虫剤 - Google Patents
衣料用防虫剤Info
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- JP2000044412A JP2000044412A JP11038495A JP3849599A JP2000044412A JP 2000044412 A JP2000044412 A JP 2000044412A JP 11038495 A JP11038495 A JP 11038495A JP 3849599 A JP3849599 A JP 3849599A JP 2000044412 A JP2000044412 A JP 2000044412A
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- clothes
- clothing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた衣料用防虫剤を提供する。
【解決手段】 2,3,5,6−テトラフルオロ−4−
メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フルオロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
トを有効成分とすることを特徴とする衣料用防虫剤。
メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フルオロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
トを有効成分とすることを特徴とする衣料用防虫剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は衣料用防虫剤に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ハエ、カ等の衛生害虫に対し有効な家庭用殺虫剤と
して、ピレスロイド系化合物が広く使われており、その
中でも、アルコール側にシクロペンテノロン環を有する
d−アレスリン、プラレトリン等は、蚊取線香、マット
等の有効成分として使用されている。しかしながら、こ
れらの化合物は衣料用防虫剤としては効力等の点で必ず
しも充分とは言えない。
来、ハエ、カ等の衛生害虫に対し有効な家庭用殺虫剤と
して、ピレスロイド系化合物が広く使われており、その
中でも、アルコール側にシクロペンテノロン環を有する
d−アレスリン、プラレトリン等は、蚊取線香、マット
等の有効成分として使用されている。しかしながら、こ
れらの化合物は衣料用防虫剤としては効力等の点で必ず
しも充分とは言えない。
【0003】
【課題を解決するための手段】かかる状況の下、本発明
者らは検討を重ねた結果、2,3,5,6−テトラフル
オロ−4−メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フ
ルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレートを用いる防虫剤が衣料害虫に対し卓効を示
し、即効性および残効性に優れているのみならず、衣料
に対し異臭、変色等の悪影響を起こさない等、衣料用防
虫剤として優れた性能を発揮することを見出し本発明に
至った。即ち、本発明は、2,3,5,6−テトラフル
オロ−4−メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フ
ルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレート(以下、本発明に係る化合物と略す。)を
有効成分とする衣料用防虫剤を提供する。
者らは検討を重ねた結果、2,3,5,6−テトラフル
オロ−4−メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フ
ルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレートを用いる防虫剤が衣料害虫に対し卓効を示
し、即効性および残効性に優れているのみならず、衣料
に対し異臭、変色等の悪影響を起こさない等、衣料用防
虫剤として優れた性能を発揮することを見出し本発明に
至った。即ち、本発明は、2,3,5,6−テトラフル
オロ−4−メチルベンジル 3−(2−クロロ−2−フ
ルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカル
ボキシレート(以下、本発明に係る化合物と略す。)を
有効成分とする衣料用防虫剤を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明の衣料用防虫剤で防除でき
る衣料害虫としては、例えば Tinea 属 Tinea translucens (イガ) 等 Tineola 属 Tineola bisselliella (コイガ、common clothes moth)等 Hofmannophila属 Hofmannophila pseudospretella (brown house moth)等 Endrosis属 Endrosis sarcitrella (white-shouldered house moth)等 の鱗翅目衣料害虫 Attagenus 属 Attagenus unicolor(ヒメカツオブシムシ)等 Attagenus piceus(black carpet beetle)等 Anthrenus 属 Anthrenus verbasci(ヒメマルカツオブシムシ、varied carpet beetle) 等 Dermestes 属 (hide beetles) D.maculatus (hide beetles) D.lardarius (larder beetle) D.haemorrhoidalis D.peruvianus 等の鞘翅目衣料害虫等 を挙げることができる。
る衣料害虫としては、例えば Tinea 属 Tinea translucens (イガ) 等 Tineola 属 Tineola bisselliella (コイガ、common clothes moth)等 Hofmannophila属 Hofmannophila pseudospretella (brown house moth)等 Endrosis属 Endrosis sarcitrella (white-shouldered house moth)等 の鱗翅目衣料害虫 Attagenus 属 Attagenus unicolor(ヒメカツオブシムシ)等 Attagenus piceus(black carpet beetle)等 Anthrenus 属 Anthrenus verbasci(ヒメマルカツオブシムシ、varied carpet beetle) 等 Dermestes 属 (hide beetles) D.maculatus (hide beetles) D.lardarius (larder beetle) D.haemorrhoidalis D.peruvianus 等の鞘翅目衣料害虫等 を挙げることができる。
【0005】本発明に係る化合物は、例えば特開平2−
225442号公報に記載の方法に準じて製造すること
ができる。
225442号公報に記載の方法に準じて製造すること
ができる。
【0006】本発明の衣料用防虫剤は、通常、衣料に対
する防虫効果が要求される場所、例えば、和タンス、洋
服タンス、整理タンス、衣装箱、クロゼット等の衣料品
や衣類を収納する目的に用いられる各種の収納具内で使
用される。
する防虫効果が要求される場所、例えば、和タンス、洋
服タンス、整理タンス、衣装箱、クロゼット等の衣料品
や衣類を収納する目的に用いられる各種の収納具内で使
用される。
【0007】本発明の衣料用防虫剤として本発明に係る
化合物をそのまま用いることもできるが、通常は、本発
明に係る化合物に、固体担体、昇華性担体、液体担体、
ガス状担体等適当な担体および必要により界面活性剤、
その他の製剤用補助剤を添加して、例えば粉末剤、顆粒
剤、錠剤、棒状製剤、板状製剤等の固剤形態、あるいは
水和剤、乳剤、分散剤、懸濁剤、噴霧剤、エアゾール
剤、油剤等の液剤形態、樹脂蒸散剤、含浸紙蒸散剤等の
非加熱蒸散剤等に調製した上で、各剤に応じた施用形態
で衣料用防虫剤として使用される。
化合物をそのまま用いることもできるが、通常は、本発
明に係る化合物に、固体担体、昇華性担体、液体担体、
ガス状担体等適当な担体および必要により界面活性剤、
その他の製剤用補助剤を添加して、例えば粉末剤、顆粒
剤、錠剤、棒状製剤、板状製剤等の固剤形態、あるいは
水和剤、乳剤、分散剤、懸濁剤、噴霧剤、エアゾール
剤、油剤等の液剤形態、樹脂蒸散剤、含浸紙蒸散剤等の
非加熱蒸散剤等に調製した上で、各剤に応じた施用形態
で衣料用防虫剤として使用される。
【0008】上記液剤形態へ調製するに際し用いられる
担体(希釈剤)としては、例えば、水、メチルアルコー
ル、エチルアルコール等のアルコール類、酢酸エチル、
酢酸ブチル等のエステル類、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン炭
化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ヘキサン、ケロシン、パラフィン、石油ベンジン、シク
ロヘキサン、灯油、軽油等の脂肪族炭化水素類、ニトリ
ル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エ−
テル類(ジイソプロピルエ−テル、ジオキサン等)、酸
アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド等)、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、ジメチルス
ルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等を挙げること
ができる。
担体(希釈剤)としては、例えば、水、メチルアルコー
ル、エチルアルコール等のアルコール類、酢酸エチル、
酢酸ブチル等のエステル類、ジクロロメタン、ジクロロ
エタン、トリクロロエタン、四塩化炭素等のハロゲン炭
化水素類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ヘキサン、ケロシン、パラフィン、石油ベンジン、シク
ロヘキサン、灯油、軽油等の脂肪族炭化水素類、ニトリ
ル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エ−
テル類(ジイソプロピルエ−テル、ジオキサン等)、酸
アミド類(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミド等)、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、ジメチルス
ルホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等を挙げること
ができる。
【0009】また、該液剤形態に用い得る製剤用補助剤
としては、乳化剤、分散剤等の界面活性剤、展着剤、湿
潤剤、安定剤、噴射剤、塗膜形成剤等を例示することが
でき、具体的には、例えば、石けん類、ポリオキシエチ
レンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキル
エーテル類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル等のポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
類、ポリエチレングリコールモノステアレート等のポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
グリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステ
ル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、高級アルコールの硫酸エステル、ドデシルベンゼン
スルホン酸塩等のアルキルアリールスルホン酸塩、アル
キル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル
リン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩などの界
面活性剤;液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテ
ル、フルオロカーボン、ブタンガス、炭酸ガス等のガス
状担体、即ち噴射剤;ニトロセルロース、アセチルセル
ロース、メチルセルロース、アセチルブチルセルロース
等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂等のビニル系樹
脂、アルキッド系樹脂、ユリア系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系
樹脂、アクリル系樹脂、塩化ゴム等のゴム、ポリビニル
アルコール等の塗膜形成剤;カゼイン、ゼラチン、アル
ギン酸、でんぷん粉、アラビアガム、セルロ−ス誘導
体、アルギン酸等の多糖類、カルボキシメチルセルロー
ス(CMC)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、
ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸類等の合成水溶性高分子等の固着剤や分散剤等
の製剤用補助剤を例示できる。
としては、乳化剤、分散剤等の界面活性剤、展着剤、湿
潤剤、安定剤、噴射剤、塗膜形成剤等を例示することが
でき、具体的には、例えば、石けん類、ポリオキシエチ
レンオレイルエーテル等のポリオキシエチレンアルキル
エーテル類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル等のポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
類、ポリエチレングリコールモノステアレート等のポリ
オキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
グリセリン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステ
ル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、高級アルコールの硫酸エステル、ドデシルベンゼン
スルホン酸塩等のアルキルアリールスルホン酸塩、アル
キル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル
リン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩などの界
面活性剤;液化石油ガス(LPG)、ジメチルエーテ
ル、フルオロカーボン、ブタンガス、炭酸ガス等のガス
状担体、即ち噴射剤;ニトロセルロース、アセチルセル
ロース、メチルセルロース、アセチルブチルセルロース
等のセルロース誘導体、酢酸ビニル樹脂等のビニル系樹
脂、アルキッド系樹脂、ユリア系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、シリコン系
樹脂、アクリル系樹脂、塩化ゴム等のゴム、ポリビニル
アルコール等の塗膜形成剤;カゼイン、ゼラチン、アル
ギン酸、でんぷん粉、アラビアガム、セルロ−ス誘導
体、アルギン酸等の多糖類、カルボキシメチルセルロー
ス(CMC)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、
ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリル酸類等の合成水溶性高分子等の固着剤や分散剤等
の製剤用補助剤を例示できる。
【0010】また、上記固剤形態へ調製するに際し用い
られる担体としては、例えば、ケイ酸、カオリン、活性
炭、ベントナイト、珪藻土、タルク類、クレー、炭酸カ
ルシウム、合成含水酸化珪素、酸性白土等の粘土類、セ
ラミック、セリサイト、石英、硫黄、水和シリカ等のそ
の他の無機鉱物、硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等の化
学肥料等の微粉末あるいは粒状物、陶磁器粉等の各種鉱
物物質粉末や、シクロデキストリン等の包接化合物を例
示できる。昇華性担体としては、例えば2,4,6−ト
リイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、トリシク
ロ〔5,5,1,0〕デカン、アセトンオキシム、アミ
ルカルバマ−ト、ブチルカルバマ−ト、パラブチルアル
デヒド、クロロアセトアニリド、4−クロロ−3−メチ
ルフェノール、シクロヘキサノンオキシム、ジアセトア
ミド、ジハイドロキシヘキサン、ジメチルオキサレ−
ト、ジメチルキノン、フルフラ−ルオキシム、パラジク
ロルベンゼン、ナフタリン、樟脳等を例示できる。
られる担体としては、例えば、ケイ酸、カオリン、活性
炭、ベントナイト、珪藻土、タルク類、クレー、炭酸カ
ルシウム、合成含水酸化珪素、酸性白土等の粘土類、セ
ラミック、セリサイト、石英、硫黄、水和シリカ等のそ
の他の無機鉱物、硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等の化
学肥料等の微粉末あるいは粒状物、陶磁器粉等の各種鉱
物物質粉末や、シクロデキストリン等の包接化合物を例
示できる。昇華性担体としては、例えば2,4,6−ト
リイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、トリシク
ロ〔5,5,1,0〕デカン、アセトンオキシム、アミ
ルカルバマ−ト、ブチルカルバマ−ト、パラブチルアル
デヒド、クロロアセトアニリド、4−クロロ−3−メチ
ルフェノール、シクロヘキサノンオキシム、ジアセトア
ミド、ジハイドロキシヘキサン、ジメチルオキサレ−
ト、ジメチルキノン、フルフラ−ルオキシム、パラジク
ロルベンゼン、ナフタリン、樟脳等を例示できる。
【0011】さらに、上記固剤形態には、本発明に係る
化合物を、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエ
ステル等の合成樹脂等の樹脂に練り込み、この混練物を
成型することにより得られる樹脂成形物の形態も包含さ
れる。
化合物を、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエ
ステル等の合成樹脂等の樹脂に練り込み、この混練物を
成型することにより得られる樹脂成形物の形態も包含さ
れる。
【0012】このようにして調製される各種形態を有す
る本発明の衣料用防虫剤は、本発明に係る化合物を、通
常0.01〜80重量%の範囲、好ましくは0.1〜6
5重量%の範囲で含有する。
る本発明の衣料用防虫剤は、本発明に係る化合物を、通
常0.01〜80重量%の範囲、好ましくは0.1〜6
5重量%の範囲で含有する。
【0013】また本発明の衣料用防虫剤は、必要に応じ
て公知のピレスロイド系殺虫剤に配合可能なピペロニル
ブトキサイド(α−[2−(2−ブトキシエトキシ)エ
トキシ]−4,5−メチレンジオキシ−2−プロピルト
ルエン)、MGK−264(N−(2−エチルヘキシ
ル)ビシクロ〔2.2.1〕ヘプト−5−エン−2,3
−ジカルボキシイミド)、S−421(ビス−(2,
3,3,3−テトラクロロプロピル)エーテル)等の共
力剤や、安定化剤として例えば有機酸やPAP(酸性リ
ン酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メチルフェノ−ル)、BHA(2−ter
t−ブチル−4−メトキシフェノ−ルと3−tert−
ブチル−4−メトキシフェノ−ルとの混合物)等のフェ
ノール系抗酸化剤、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪
酸またはそのエステル等を含有することができる。これ
らの添加量は本発明に係る化合物に対し、通常、1/1
00〜10重量倍である。また、その他の添加剤とし
て、例えばパラベン(パラヒドロキシ安息香酸)、PC
MX(4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール)、チ
モール(6−イソプロピル−m−クレゾール)、ヒノキ
チオール等天然抽出物抗菌剤等の防菌・防黴剤等を用い
ることもできる。更に本発明の衣料用防虫剤は、他の衣
料用防虫剤の活性成分を含有していてもよい。また、本
発明の衣料用防虫剤と他の衣料用防虫剤とを併用するこ
ともできる。
て公知のピレスロイド系殺虫剤に配合可能なピペロニル
ブトキサイド(α−[2−(2−ブトキシエトキシ)エ
トキシ]−4,5−メチレンジオキシ−2−プロピルト
ルエン)、MGK−264(N−(2−エチルヘキシ
ル)ビシクロ〔2.2.1〕ヘプト−5−エン−2,3
−ジカルボキシイミド)、S−421(ビス−(2,
3,3,3−テトラクロロプロピル)エーテル)等の共
力剤や、安定化剤として例えば有機酸やPAP(酸性リ
ン酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メチルフェノ−ル)、BHA(2−ter
t−ブチル−4−メトキシフェノ−ルと3−tert−
ブチル−4−メトキシフェノ−ルとの混合物)等のフェ
ノール系抗酸化剤、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪
酸またはそのエステル等を含有することができる。これ
らの添加量は本発明に係る化合物に対し、通常、1/1
00〜10重量倍である。また、その他の添加剤とし
て、例えばパラベン(パラヒドロキシ安息香酸)、PC
MX(4−クロロ−3,5−ジメチルフェノール)、チ
モール(6−イソプロピル−m−クレゾール)、ヒノキ
チオール等天然抽出物抗菌剤等の防菌・防黴剤等を用い
ることもできる。更に本発明の衣料用防虫剤は、他の衣
料用防虫剤の活性成分を含有していてもよい。また、本
発明の衣料用防虫剤と他の衣料用防虫剤とを併用するこ
ともできる。
【0014】このようにして得られる製剤は、そのまま
あるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺
ダニ剤、殺菌剤、害虫忌避剤、紫外線吸収剤、その他の
香料、色素、顔料等の添加剤等と混用または併用するこ
ともできる。かかる殺虫剤、殺ダニ剤、としては、例え
ばフェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メ
チル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエ−ト〕、フ
ェンチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4
−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエ−ト〕、ダ
イアジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル
−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエ−
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ−
ト〕、アセフェ−ト〔O,S−ジメチルアセチルホスホ
ラミドチオエ−ト〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒ
ドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジ
アゾ−ル−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロ
ジチオエ−ト〕、ジスルホトン〔O,O−ジエチル S
−2−エチルチオエチルホスホロジチオエ−ト〕、DD
VP〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェ−
ト〕、スルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチ
オ)フェニル S−プロピルホスホロジチオエ−ト〕、
シアノホス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチ
ルホスホロチオエ−ト〕、ジオキサベンゾホス〔2−メ
トキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン
−2−スルフィド〕、ジメトエ−ト〔O,O−ジメチル
−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフ
ェ−ト〕、フェントエ−ト〔エチル 2−ジメトキシホ
スフィノチオイルチオ(フェニル)アセテ−ト〕、マラ
チオン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチ
オ)サクシネ−ト〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,
2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネ−
ト〕、アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−
オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチ
ル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−ト〕、モノク
ロトホス〔ジメチル(E)−1−メチル−2−(メチル
カルバモイル)ビニルホスフェ−ト〕、エチオン〔O,
O,O′,O′−テトラエチルS,S′−メチレンビス
(ホスホロジチオエ−ト)〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec−ブチルフェニルメチルカ−バメ−
ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−〔2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカ
ルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−
β−アラニネ−ト〕、プロポキスル〔2−イソプロポキ
シフェニル N−メチルカ−バメ−ト〕、カルボスルフ
ァン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベン
ゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチ
ルカ−バメ−ト〕、カルバリル〔1−ナフチル−N−メ
チルカ−バメ−ト〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデ−
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカ−バメ−ト〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシム〕、オキサミル〔N,N−
ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカ−バ
メ−ト等のカ−バメ−ト系化合物、エンペントリン
〔(RS)−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニ
ル (1R)−シス,トランス−クリサンテマ−ト〕、
1−エチニル−2−フルオロ−2−ペンテニル−d−tr
ans− 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボキシラ−ト、トランスフルス
リン〔2,3,5,6−テトラフルオロベンジル(1R
−トランス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テト
ラレトリン(RS)−3−アリル−2−メチル−4−オ
キソシクロペント−2−エニル 2,2,3,3−テト
ラメチルシクロプロパンカルボキシレート、5−(2−
プロピニル)フルフリル2,2,3,3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシレート、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジルエ−テル〕、フェンバレレ
−ト〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレ−ト〕、エスフェンバレレ−ト〔(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(S)−2−(4−クロロ
フェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、フェンプロパト
リン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレ−ト〕、シペルメトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス
−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、ペルメトリン〔3
−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−
3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、シハロトリン〔(R
S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−
(1RS)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、デルタメトリン
〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1
R)−シス−3(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シクロプ
ロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキ
シフェニル)シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、フル
バリネ−ト(α−シアノ−3−フェノキシベンジル N
−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリ
ル)−D−バリネ−ト)、ビフェンスリン(2−メチル
ビフェニル−3−イルメチル)(Z)−(1RS)−ci
s−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロ
プ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレ−ト、2−メチル−2−(4−ブロモジフル
オロメトキシフェニル)プロピル (3−フェノキシベ
ンジル)エ−テル、トラロメトリン〔(1R−シス)3
{(1′RS)(1′,2′,2′,2′−テトラブロ
モエチル)}−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
ン酸(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジルエス
テル〕、シラフルオフェン〔4−エトキシフェニル{3
−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピ
ル}ジメチルシラン〕、d−フェノトリン〔3−フェノ
キシベンジル (1R−シス,トランス)−クリサンテ
マ−ト〕、シフェノトリン〔(RS)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル (1R−シス,トランス)−ク
リサンテマ−ト〕、d−レスメトリン〔5−ベンジル−
3−フリルメチル(1R−シス,トランス)−クリサン
テマ−ト〕、アクリナスリン〔(S)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル (1R−シス(Z))−(2,
2−ジメチル−3−{3−オキソ−3−(1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ)プロペニ
ル}シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シフルトリン
〔(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキ
シベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テフル
トリン〔2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル
ベンジル(1RS−シス(Z))−3−(2−クロロ−
3,3,3−トリフルオロプロプ−1−エニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テト
ラメトリン〔3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミ
ドメチル (1RS)−シス,トランス−クリサンテマ
−ト〕、アレトリン〔(RS)−3−アリル−2−メチ
ル−4−オキソシクロペント−2−エニル(1RS)−
シス,トランス−クリサンテマ−ト〕、プラレトリン
〔(S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピ
ニル)シクロペント−2−エニル(1R)−シス,トラ
ンス−クリサンテマ−ト〕、イミプロスリン〔2,5−
ジオキソ−3−(プロプ−2−イニル)イミダゾリジン
−1−イルメチル (1R)−シス,トランス−2,2
−ジメチル−3−(2−メチルプロプ−1−エニル)シ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、d−フラメトリン
〔5−(2−プロピニル)フルフリル(1R)−シス,
トランス−クリサンテマ−ト〕等のピレスロイド化合
物、ブプロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3
−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジア
ジナン−4−オン)等のチアジアジン誘導体、ニトロイ
ミダゾリジン誘導体、カルタップ(S,S′−(2−ジ
メチルアミノトリメチレン)ビス(チオカ−バメ−
ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,2,3
−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタップ
〔S,S′−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベ
ンゼンチオスルフォネ−ト)〕等のネライストキシン誘
導体、N−シアノ−N′−メチル−N′−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノ
アミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,9,
10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9
a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベン
ゾジオキサチエピンオキサイド〕、γ−BHC(1,
2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン〕、
1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリク
ロロエタノ−ル等の塩素化炭化水素化合物、クロルフル
アズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウ
レア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−
(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレ
ア系化合物、アミトラズ〔N,N′〔(メチルイミノ)
ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロルジメ
ホルム〔N′−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−
N,N−ジメチルメチニミダミド〕等のホルムアミジン
誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジイソプ
ロピル−4−フェノキシフェニル)−N′−tert−
ブチルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、フェニル
ピラゾ−ル系化合物、メトキサジアゾン〔5−メトキシ
−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサ
ジアゾ−ル−2−(3H)−オン〕、ブロモプロピレ−
ト〔イソプロピル 4,4′−ジブロモベンジレ−
ト〕、テトラジホン〔4−クロロフェニル 2,4,5
−トリクロロフェニルスルホン〕、キノメチオネ−ト
〔S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジ
チオカルボネ−ト〕、プロパルギット〔2−(4−te
rt−ブチルフェノキシ)シクロヘキシル プロピ−2
−イル スルファイト〕、フェンブタティン オキシド
〔ビス〔トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)
ティン〕オキシド〕、ヘキシチアゾクス〔(4RS、5
RS)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキ
シル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン
−3−カルボキサミド〕、クロフェンテジン〔3,6−
ビス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラ
ジン〕、ピリダベン〔2−tert−ブチル−5−(4
−tert−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダ
ジン−3(2H)−オン〕、フェンピロキシメ−ト〔t
ert−ブチル(E)−4−〔(1,3−ジメチル−5
−フェノキシピラゾ−ル−4−イル)メチレンアミノオ
キシメチル〕ベンゾエ−ト〕、デブフェンピラド〔N−
4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エ
チル−1−メチル−5−ピラゾ−ルカルボキサミド〕、
ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、ジナク
チン、トリナクチン〕、ピリミジフェン〔5−クロロ−
N−〔2−{4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジ
メチルフェノキシ}エチル〕−6−エチルピリミジン−
4−アミン、ミルベメクチン、アバメクチン、イバ−メ
クチン、アザジラクチン〔AZAD〕等があげられ、
あるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺
ダニ剤、殺菌剤、害虫忌避剤、紫外線吸収剤、その他の
香料、色素、顔料等の添加剤等と混用または併用するこ
ともできる。かかる殺虫剤、殺ダニ剤、としては、例え
ばフェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メ
チル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエ−ト〕、フ
ェンチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4
−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエ−ト〕、ダ
イアジノン〔O,O−ジエチル−O−2−イソプロピル
−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエ−
ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル−O−3,
5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ−
ト〕、アセフェ−ト〔O,S−ジメチルアセチルホスホ
ラミドチオエ−ト〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒ
ドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジ
アゾ−ル−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロ
ジチオエ−ト〕、ジスルホトン〔O,O−ジエチル S
−2−エチルチオエチルホスホロジチオエ−ト〕、DD
VP〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェ−
ト〕、スルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチ
オ)フェニル S−プロピルホスホロジチオエ−ト〕、
シアノホス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチ
ルホスホロチオエ−ト〕、ジオキサベンゾホス〔2−メ
トキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン
−2−スルフィド〕、ジメトエ−ト〔O,O−ジメチル
−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフ
ェ−ト〕、フェントエ−ト〔エチル 2−ジメトキシホ
スフィノチオイルチオ(フェニル)アセテ−ト〕、マラ
チオン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチ
オ)サクシネ−ト〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,
2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネ−
ト〕、アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−
オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチ
ル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−ト〕、モノク
ロトホス〔ジメチル(E)−1−メチル−2−(メチル
カルバモイル)ビニルホスフェ−ト〕、エチオン〔O,
O,O′,O′−テトラエチルS,S′−メチレンビス
(ホスホロジチオエ−ト)〕等の有機リン系化合物、B
PMC(2−sec−ブチルフェニルメチルカ−バメ−
ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−〔2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカ
ルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−
β−アラニネ−ト〕、プロポキスル〔2−イソプロポキ
シフェニル N−メチルカ−バメ−ト〕、カルボスルフ
ァン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベン
ゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチ
ルカ−バメ−ト〕、カルバリル〔1−ナフチル−N−メ
チルカ−バメ−ト〕、メソミル〔S−メチル−N−
〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデ−
ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)
フェニルメチルカ−バメ−ト〕、アルジカルブ〔2−メ
チル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−
メチルカルバモイルオキシム〕、オキサミル〔N,N−
ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−
(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−
4−フェノキシブチル)−N,N−ジメチルチオカ−バ
メ−ト等のカ−バメ−ト系化合物、エンペントリン
〔(RS)−1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニ
ル (1R)−シス,トランス−クリサンテマ−ト〕、
1−エチニル−2−フルオロ−2−ペンテニル−d−tr
ans− 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボキシラ−ト、トランスフルス
リン〔2,3,5,6−テトラフルオロベンジル(1R
−トランス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テト
ラレトリン(RS)−3−アリル−2−メチル−4−オ
キソシクロペント−2−エニル 2,2,3,3−テト
ラメチルシクロプロパンカルボキシレート、5−(2−
プロピニル)フルフリル2,2,3,3−テトラメチル
シクロプロパンカルボキシレート、エトフェンプロック
ス〔2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ル−3−フェノキシベンジルエ−テル〕、フェンバレレ
−ト〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレ−ト〕、エスフェンバレレ−ト〔(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(S)−2−(4−クロロ
フェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、フェンプロパト
リン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキ
シレ−ト〕、シペルメトリン〔(RS)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス
−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、ペルメトリン〔3
−フェノキシベンジル (1RS)−シス,トランス−
3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、シハロトリン〔(R
S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−
(1RS)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、デルタメトリン
〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1
R)−シス−3(2,2−ジブロモビニル)−2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シクロプ
ロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキ
シフェニル)シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、フル
バリネ−ト(α−シアノ−3−フェノキシベンジル N
−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリ
ル)−D−バリネ−ト)、ビフェンスリン(2−メチル
ビフェニル−3−イルメチル)(Z)−(1RS)−ci
s−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロ
プ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレ−ト、2−メチル−2−(4−ブロモジフル
オロメトキシフェニル)プロピル (3−フェノキシベ
ンジル)エ−テル、トラロメトリン〔(1R−シス)3
{(1′RS)(1′,2′,2′,2′−テトラブロ
モエチル)}−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
ン酸(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジルエス
テル〕、シラフルオフェン〔4−エトキシフェニル{3
−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピ
ル}ジメチルシラン〕、d−フェノトリン〔3−フェノ
キシベンジル (1R−シス,トランス)−クリサンテ
マ−ト〕、シフェノトリン〔(RS)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル (1R−シス,トランス)−ク
リサンテマ−ト〕、d−レスメトリン〔5−ベンジル−
3−フリルメチル(1R−シス,トランス)−クリサン
テマ−ト〕、アクリナスリン〔(S)−α−シアノ−3
−フェノキシベンジル (1R−シス(Z))−(2,
2−ジメチル−3−{3−オキソ−3−(1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロピルオキシ)プロペニ
ル}シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シフルトリン
〔(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキ
シベンジル 3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テフル
トリン〔2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル
ベンジル(1RS−シス(Z))−3−(2−クロロ−
3,3,3−トリフルオロプロプ−1−エニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、テト
ラメトリン〔3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミ
ドメチル (1RS)−シス,トランス−クリサンテマ
−ト〕、アレトリン〔(RS)−3−アリル−2−メチ
ル−4−オキソシクロペント−2−エニル(1RS)−
シス,トランス−クリサンテマ−ト〕、プラレトリン
〔(S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピ
ニル)シクロペント−2−エニル(1R)−シス,トラ
ンス−クリサンテマ−ト〕、イミプロスリン〔2,5−
ジオキソ−3−(プロプ−2−イニル)イミダゾリジン
−1−イルメチル (1R)−シス,トランス−2,2
−ジメチル−3−(2−メチルプロプ−1−エニル)シ
クロプロパンカルボキシレ−ト〕、d−フラメトリン
〔5−(2−プロピニル)フルフリル(1R)−シス,
トランス−クリサンテマ−ト〕等のピレスロイド化合
物、ブプロフェジン(2−tert−ブチルイミノ−3
−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−チアジア
ジナン−4−オン)等のチアジアジン誘導体、ニトロイ
ミダゾリジン誘導体、カルタップ(S,S′−(2−ジ
メチルアミノトリメチレン)ビス(チオカ−バメ−
ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,2,3
−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタップ
〔S,S′−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベ
ンゼンチオスルフォネ−ト)〕等のネライストキシン誘
導体、N−シアノ−N′−メチル−N′−(6−クロロ
−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノ
アミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,9,
10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9
a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベン
ゾジオキサチエピンオキサイド〕、γ−BHC(1,
2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン〕、
1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリク
ロロエタノ−ル等の塩素化炭化水素化合物、クロルフル
アズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ
−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)
フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウ
レア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−
2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−
(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)−2−フルオロフェニル〕−3−(2,6−ジフル
オロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレ
ア系化合物、アミトラズ〔N,N′〔(メチルイミノ)
ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロルジメ
ホルム〔N′−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−
N,N−ジメチルメチニミダミド〕等のホルムアミジン
誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジイソプ
ロピル−4−フェノキシフェニル)−N′−tert−
ブチルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、フェニル
ピラゾ−ル系化合物、メトキサジアゾン〔5−メトキシ
−3−(2−メトキシフェニル)−1,3,4−オキサ
ジアゾ−ル−2−(3H)−オン〕、ブロモプロピレ−
ト〔イソプロピル 4,4′−ジブロモベンジレ−
ト〕、テトラジホン〔4−クロロフェニル 2,4,5
−トリクロロフェニルスルホン〕、キノメチオネ−ト
〔S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジ
チオカルボネ−ト〕、プロパルギット〔2−(4−te
rt−ブチルフェノキシ)シクロヘキシル プロピ−2
−イル スルファイト〕、フェンブタティン オキシド
〔ビス〔トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)
ティン〕オキシド〕、ヘキシチアゾクス〔(4RS、5
RS)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキ
シル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン
−3−カルボキサミド〕、クロフェンテジン〔3,6−
ビス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラ
ジン〕、ピリダベン〔2−tert−ブチル−5−(4
−tert−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダ
ジン−3(2H)−オン〕、フェンピロキシメ−ト〔t
ert−ブチル(E)−4−〔(1,3−ジメチル−5
−フェノキシピラゾ−ル−4−イル)メチレンアミノオ
キシメチル〕ベンゾエ−ト〕、デブフェンピラド〔N−
4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エ
チル−1−メチル−5−ピラゾ−ルカルボキサミド〕、
ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、ジナク
チン、トリナクチン〕、ピリミジフェン〔5−クロロ−
N−〔2−{4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジ
メチルフェノキシ}エチル〕−6−エチルピリミジン−
4−アミン、ミルベメクチン、アバメクチン、イバ−メ
クチン、アザジラクチン〔AZAD〕等があげられ、
【0015】忌避剤としては、例えば3,4−カランジ
オール、N,N−ジエチル−m−トルアミド、2−(2
−ヒドロキシエチル)−1−ピペリジンカルボン酸−1
−メチルプロピル、p−メンタン−3,8−ジオール、
2、3、4、5、−ビス(△2−ブチレン)テトラヒドロフ
ルフラ−ル、ジ−n−プロピルイソシンコロネ−ト、ジ
−n−ブチルサクシネ−ト、2−ヒドロキシオクチルス
ルフィド、(N−カルボ−sec−ブチロキシ)−2−
(2’−ヒドロキシエチル)ピペリディンおよびヒソッ
プ油、ホースラディシュ油、ベイ油、ヨロイグサ油、フ
ェンネル油、バジル油、アニススタ−油、ショウブ油、
オレガノサンダルウッド油、セイヨウノコギリソウ油、
シソ油、バレリアン油、ショウガ油、パルマロ−サ油、
セイヨウニッケイ油、イランイラン油及びクロ−ブ油の
ような植物精油等を有効成分とする害虫忌避剤があげら
れ、酸化防止剤としては、例えばブチルヒドロキシアニ
ソ−ル、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロ−
ル、γ−オリザノ−ル等があげられる。
オール、N,N−ジエチル−m−トルアミド、2−(2
−ヒドロキシエチル)−1−ピペリジンカルボン酸−1
−メチルプロピル、p−メンタン−3,8−ジオール、
2、3、4、5、−ビス(△2−ブチレン)テトラヒドロフ
ルフラ−ル、ジ−n−プロピルイソシンコロネ−ト、ジ
−n−ブチルサクシネ−ト、2−ヒドロキシオクチルス
ルフィド、(N−カルボ−sec−ブチロキシ)−2−
(2’−ヒドロキシエチル)ピペリディンおよびヒソッ
プ油、ホースラディシュ油、ベイ油、ヨロイグサ油、フ
ェンネル油、バジル油、アニススタ−油、ショウブ油、
オレガノサンダルウッド油、セイヨウノコギリソウ油、
シソ油、バレリアン油、ショウガ油、パルマロ−サ油、
セイヨウニッケイ油、イランイラン油及びクロ−ブ油の
ような植物精油等を有効成分とする害虫忌避剤があげら
れ、酸化防止剤としては、例えばブチルヒドロキシアニ
ソ−ル、ジブチルヒドロキシトルエン、トコフェロ−
ル、γ−オリザノ−ル等があげられる。
【0016】本発明の衣料用防虫剤は、衣料に対し防虫
効果を要求される場所、例えば衣料の収納家具内に、適
当な包装材、例えば公知の各種の起毛状、クレープ状、
網状、層状の紙、不織布、布等で包装するかもしくは包
装することなく投入する方法や、撒布、噴霧、塗布、貼
り付け等の方法により使用することができる。殊に、本
発明に係る化合物は実質的に無臭であるため、直接衣料
や衣類に接触する方法により使用することも可能であ
る。
効果を要求される場所、例えば衣料の収納家具内に、適
当な包装材、例えば公知の各種の起毛状、クレープ状、
網状、層状の紙、不織布、布等で包装するかもしくは包
装することなく投入する方法や、撒布、噴霧、塗布、貼
り付け等の方法により使用することができる。殊に、本
発明に係る化合物は実質的に無臭であるため、直接衣料
や衣類に接触する方法により使用することも可能であ
る。
【0017】また本発明の衣料用防虫剤は、例えばこれ
を予め適当なシート状基材に塗布、含浸、噴霧、滴下、
混練等により保持させて、該基材に保持された形態で、
使用することもできる。この際用いられるシート状基材
とは、各種素材のフィルム、シート、紙、布、不織布、
皮革等を含むものであり、素材としては、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の合成樹脂、動物
質繊維、無機質繊維等を挙げることができる。そして、
シート状基材として、単一の素材を用いた基材のみなら
ず、これらの素材の2種以上を混合したシートや混紡
布、これらの素材の不織布の2種以上を積層したシート
等をも挙げることもできる。また、必要に応じ、シート
状基材中に無機質粉体等を含有することもできる。
を予め適当なシート状基材に塗布、含浸、噴霧、滴下、
混練等により保持させて、該基材に保持された形態で、
使用することもできる。この際用いられるシート状基材
とは、各種素材のフィルム、シート、紙、布、不織布、
皮革等を含むものであり、素材としては、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリエステル等の合成樹脂、動物
質繊維、無機質繊維等を挙げることができる。そして、
シート状基材として、単一の素材を用いた基材のみなら
ず、これらの素材の2種以上を混合したシートや混紡
布、これらの素材の不織布の2種以上を積層したシート
等をも挙げることもできる。また、必要に応じ、シート
状基材中に無機質粉体等を含有することもできる。
【0018】更に、収納家具の部材、例えばキリ、ペン
シルシダ、クス、イチイ、モミ、トドマツ、ツガ、ジョ
ンコン、ジエルトン、アガチス、スギ、オニグルミ、ブ
ナ、ミズナラ、ケヤキ、ハルゴレ、ミズナ等の木材;塩
化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のプ
ラスチックス;段ボール等に予め塗布、含浸、噴霧、滴
下等により、あるいは可能な場合には混練により、本発
明の衣料用防虫剤を保持させることもできる。その好適
な保持手段としては、本発明に係る化合物及び、加温等
により液化させた常温でゲル化するか又は結晶化ないし
固化する化合物を、別々に又は予め混合後、常圧下、減
圧下又は加圧下、例えば家具部材に含浸させる方法を例
示できる。ここで用いられる加温等により液化可能な常
温でゲル化する化合物としては、通常のゲル化剤、例え
ばジベンジリデン−D−ソルビトールを挙げることがで
き、加温等により液化可能な常温で結晶化ないし固化す
る化合物としては、例えばアセトアニリド、イソフタル
酸ジメチル、酢酸マグネシウム、テレフタル酸ジメチ
ル、無水マレイン酸、ラウリン酸、ステアリルアルコー
ル、石油系固形パラフィン、動植物系固体ロウ、四ホウ
酸ナトリウム(10水塩)、硫酸アルミニウムナトリウ
ム、硫酸マグネシウム(6水塩)、2,4,6−トリイ
ソプロピル−1,3,5−トリオキサン、トリシクロデ
カン、トリメチレンノルボルネン、リン酸水素二ナトリ
ウム(5水塩)を挙げることができる。
シルシダ、クス、イチイ、モミ、トドマツ、ツガ、ジョ
ンコン、ジエルトン、アガチス、スギ、オニグルミ、ブ
ナ、ミズナラ、ケヤキ、ハルゴレ、ミズナ等の木材;塩
化ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のプ
ラスチックス;段ボール等に予め塗布、含浸、噴霧、滴
下等により、あるいは可能な場合には混練により、本発
明の衣料用防虫剤を保持させることもできる。その好適
な保持手段としては、本発明に係る化合物及び、加温等
により液化させた常温でゲル化するか又は結晶化ないし
固化する化合物を、別々に又は予め混合後、常圧下、減
圧下又は加圧下、例えば家具部材に含浸させる方法を例
示できる。ここで用いられる加温等により液化可能な常
温でゲル化する化合物としては、通常のゲル化剤、例え
ばジベンジリデン−D−ソルビトールを挙げることがで
き、加温等により液化可能な常温で結晶化ないし固化す
る化合物としては、例えばアセトアニリド、イソフタル
酸ジメチル、酢酸マグネシウム、テレフタル酸ジメチ
ル、無水マレイン酸、ラウリン酸、ステアリルアルコー
ル、石油系固形パラフィン、動植物系固体ロウ、四ホウ
酸ナトリウム(10水塩)、硫酸アルミニウムナトリウ
ム、硫酸マグネシウム(6水塩)、2,4,6−トリイ
ソプロピル−1,3,5−トリオキサン、トリシクロデ
カン、トリメチレンノルボルネン、リン酸水素二ナトリ
ウム(5水塩)を挙げることができる。
【0019】本発明の衣料用防虫剤は、本発明に係る化
合物が通常10mg〜100g/m 2となるように使用
される。
合物が通常10mg〜100g/m 2となるように使用
される。
【0020】本発明の衣料用防虫剤は、衣料害虫に対す
る強力な防虫効力及び適度な揮散性を有すのみならず、
速効性および残効性を併せ持つ。また、粉剤、粒剤、昇
華製剤等の剤型とする時には短期用として少量で有効に
揮散させることができる。更に異臭もほとんど無く無臭
であり、好みの付香もでき、且つタンス等の収納器内に
洋服等の衣料を長期間保管する場合でも衣料の変色、そ
の他の悪影響を引き起こすことがなく、タンスから出し
て直ちに着用可能である等、優れた性能を有している。
また、本発明に係る化合物は、温血動物に対して低毒性
の化合物である。
る強力な防虫効力及び適度な揮散性を有すのみならず、
速効性および残効性を併せ持つ。また、粉剤、粒剤、昇
華製剤等の剤型とする時には短期用として少量で有効に
揮散させることができる。更に異臭もほとんど無く無臭
であり、好みの付香もでき、且つタンス等の収納器内に
洋服等の衣料を長期間保管する場合でも衣料の変色、そ
の他の悪影響を引き起こすことがなく、タンスから出し
て直ちに着用可能である等、優れた性能を有している。
また、本発明に係る化合物は、温血動物に対して低毒性
の化合物である。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0022】製剤例1 片面ポリエチレンラミネート不織布(P.E.80μ
厚)の不織布部に本発明に係る化合物:ブチルヒドロキ
シアニソール=5:1重量部混合剤を本発明に係る化合
物が5g/m2となるよう塗布し、更にポリエチレン
(80μ厚)の不織布上をヒートシールし、三層状防虫
シートを得る。 製剤例2 本発明に係る化合物をアセトンに溶解したものを、0.
9m2タトー紙に2g/m2となるよう塗布、乾燥し、和
ダンス盆部用防虫シートを得る。 製剤例3 本発明に係る化合物をアセトンに溶解したものを、10
0mmφ×3mmパルプ製厚紙に3mg/cm2となる
よう塗布、乾燥し、マット状防虫シートを得る。 製剤例4 本発明に係る化合物:ケイ酸:シクロドデカン=1:
1:98重量部を十分擂潰混合後、300kg/cm2
圧力下10g/錠に打錠して錠剤を得る(これは不織布
で包装して用いるのに適する。)。 製剤例5 片面に塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエチレンを
20μ厚にラミネートしたダンボールの他面より本発明
に係る化合物の10%含有ジクロルメタン溶液を110
ml/m2処理し、溶剤留去後、500×800×20
0mmの蓋付防虫衣裳箱を得る。
厚)の不織布部に本発明に係る化合物:ブチルヒドロキ
シアニソール=5:1重量部混合剤を本発明に係る化合
物が5g/m2となるよう塗布し、更にポリエチレン
(80μ厚)の不織布上をヒートシールし、三層状防虫
シートを得る。 製剤例2 本発明に係る化合物をアセトンに溶解したものを、0.
9m2タトー紙に2g/m2となるよう塗布、乾燥し、和
ダンス盆部用防虫シートを得る。 製剤例3 本発明に係る化合物をアセトンに溶解したものを、10
0mmφ×3mmパルプ製厚紙に3mg/cm2となる
よう塗布、乾燥し、マット状防虫シートを得る。 製剤例4 本発明に係る化合物:ケイ酸:シクロドデカン=1:
1:98重量部を十分擂潰混合後、300kg/cm2
圧力下10g/錠に打錠して錠剤を得る(これは不織布
で包装して用いるのに適する。)。 製剤例5 片面に塩化ビニリデンコートナイロン/ポリエチレンを
20μ厚にラミネートしたダンボールの他面より本発明
に係る化合物の10%含有ジクロルメタン溶液を110
ml/m2処理し、溶剤留去後、500×800×20
0mmの蓋付防虫衣裳箱を得る。
【0023】以下の試験例で比較に用いた化合物を下記
に示す。 比較化合物A
に示す。 比較化合物A
【化1】 比較化合物B
【化2】 比較化合物C
【化3】
【0024】試験例1 ポリエチレンカップ(底部の直径10cm,開口部の直
径12.5cm,高さ9.5cm,体積950cm3)の
底部に2cm×2cmのウールモスリン布とコイガ中令
幼虫10頭を入れておき、その蓋から2,3,5,6−
テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トラ
ンス−3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化
合物1)および比較化合物A〜Cを所定量処理した濾紙
(2cm×2cm)を吊るして密封した。温度25℃で
1週間放置後、開封し、苦死虫率を求めた。また、ウー
ルモスリン布の食害度を調べた。食害度の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし とした(2反復)。得られた結果を表1に示す。
径12.5cm,高さ9.5cm,体積950cm3)の
底部に2cm×2cmのウールモスリン布とコイガ中令
幼虫10頭を入れておき、その蓋から2,3,5,6−
テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1R)−トラ
ンス−3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明化
合物1)および比較化合物A〜Cを所定量処理した濾紙
(2cm×2cm)を吊るして密封した。温度25℃で
1週間放置後、開封し、苦死虫率を求めた。また、ウー
ルモスリン布の食害度を調べた。食害度の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし とした(2反復)。得られた結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】試験例2 ポリエチレンカップ(底部の直径10cm,開口部の直
径12.5cm,高さ9.5cm,体積950cm3)の
底部に2cm×2cmのウールモスリン布とコイガ中令
幼虫10頭を入れておき、その蓋から2,3,5,6−
テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−ト
ランス−3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明
化合物2)および比較化合物B,Cを所定量処理した濾
紙(2cm×2cm)を吊るして密封した。温度25℃
で1週間放置後、開封し、苦死虫率を求めた。また、ウ
ールモスリン布の食害度を調べた。食害度の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし とした(2反復)。得られた結果を表2に示す。
径12.5cm,高さ9.5cm,体積950cm3)の
底部に2cm×2cmのウールモスリン布とコイガ中令
幼虫10頭を入れておき、その蓋から2,3,5,6−
テトラフルオロ−4−メチルベンジル (1RS)−ト
ランス−3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)−2,
2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(本発明
化合物2)および比較化合物B,Cを所定量処理した濾
紙(2cm×2cm)を吊るして密封した。温度25℃
で1週間放置後、開封し、苦死虫率を求めた。また、ウ
ールモスリン布の食害度を調べた。食害度の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし とした(2反復)。得られた結果を表2に示す。
【0027】
【表2】 試験例1および2において、本発明化合物1および本発
明化合物2は処理直後および処理1週間後の観察時に、
薬剤処理濾紙の変色をもたらさず、また異臭も認められ
なかった。
明化合物2は処理直後および処理1週間後の観察時に、
薬剤処理濾紙の変色をもたらさず、また異臭も認められ
なかった。
【0028】試験例3 本発明化合物1および本発明化合物2の3.3mgをア
セトンに溶解し、該アセトン溶液を2cm×1.5cm
の濾紙に塗布し、風乾し、薬剤処理濾紙を調製した。真
鍮粉処理濾紙[真鍮粉(Cu/Zn=76〜78/22
〜24)を約0.03mg/cm2の割合で直径5.5
mmの濾紙の片面にすり込んだもの]を真鍮粉処理面を
内側にして2つ折りにし,この中に、上記薬剤処理濾紙
を挟みこんでクリップで止め、全体をアルミラミネート
袋中にヒートシールして密閉し、60℃の恒温槽に48
時間保持した。その後開封し、真鍮粉処理濾紙、薬剤処
理濾紙の変色および臭気を調査した。その結果、真鍮粉
処理濾紙、薬剤処理濾紙ともに臭気、変色は認められな
かった。
セトンに溶解し、該アセトン溶液を2cm×1.5cm
の濾紙に塗布し、風乾し、薬剤処理濾紙を調製した。真
鍮粉処理濾紙[真鍮粉(Cu/Zn=76〜78/22
〜24)を約0.03mg/cm2の割合で直径5.5
mmの濾紙の片面にすり込んだもの]を真鍮粉処理面を
内側にして2つ折りにし,この中に、上記薬剤処理濾紙
を挟みこんでクリップで止め、全体をアルミラミネート
袋中にヒートシールして密閉し、60℃の恒温槽に48
時間保持した。その後開封し、真鍮粉処理濾紙、薬剤処
理濾紙の変色および臭気を調査した。その結果、真鍮粉
処理濾紙、薬剤処理濾紙ともに臭気、変色は認められな
かった。
【0029】試験例4 ポリエチレンカップ(直径9cm、高さ4.5cm)内
にコイガ成虫10頭を放ち、その上部に虫が直接薬剤処
理面に触れないように16メッシュナイロンネットをし
た。このカップをさかさにして、本発明化合物1および
比較化合物B,Cを所定量処理した直径9cmのアルミ
ニウム皿上にのせた。25℃で120分経過後、カップ
をアルミニウム皿からはずして、24時間後の苦死虫率
を求めた。得られた結果を表3に示す。
にコイガ成虫10頭を放ち、その上部に虫が直接薬剤処
理面に触れないように16メッシュナイロンネットをし
た。このカップをさかさにして、本発明化合物1および
比較化合物B,Cを所定量処理した直径9cmのアルミ
ニウム皿上にのせた。25℃で120分経過後、カップ
をアルミニウム皿からはずして、24時間後の苦死虫率
を求めた。得られた結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】試験例5 コイガに対する常温揮散による
殺虫試験 ビニ−ルロッカ−(60cm×50cm×155cm)
に本発明化合物1を125mg含有するアセトン溶液を
処理した角濾紙(10cm×15cm)を風乾した後、
服6着とともに吊るし、試験装置を調製した。この服に
コイガ中令幼虫8〜10頭と2cm×2cmのウ−ルモ
スリン布1枚を入れた袋及びコイガ卵10〜15個を入
れた袋を吊るし、温度25℃、湿度60%条件下に保存
した。コイガ中令幼虫については1週間後に生存、苦
悶、死亡虫数を調べ苦死虫率を求めると共にウ−ルモス
リン布の食害度を調べた。尚、本試験において、食害度
の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし また、コイガ卵については1週間後に実体顕微鏡下にて
生存孵化幼虫数、苦死孵化幼虫数、死卵数を調査し、下
記の数式 数1により防除率を算出した。
殺虫試験 ビニ−ルロッカ−(60cm×50cm×155cm)
に本発明化合物1を125mg含有するアセトン溶液を
処理した角濾紙(10cm×15cm)を風乾した後、
服6着とともに吊るし、試験装置を調製した。この服に
コイガ中令幼虫8〜10頭と2cm×2cmのウ−ルモ
スリン布1枚を入れた袋及びコイガ卵10〜15個を入
れた袋を吊るし、温度25℃、湿度60%条件下に保存
した。コイガ中令幼虫については1週間後に生存、苦
悶、死亡虫数を調べ苦死虫率を求めると共にウ−ルモス
リン布の食害度を調べた。尚、本試験において、食害度
の判定基準は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし また、コイガ卵については1週間後に実体顕微鏡下にて
生存孵化幼虫数、苦死孵化幼虫数、死卵数を調査し、下
記の数式 数1により防除率を算出した。
【数1】防除率(%)=(死卵数+苦死孵化幼虫数)÷
(生存孵化幼虫数+苦死孵化幼虫数+死卵数)×100 ビニ−ルロッカ−はそのまま保存し、試験装置調製後
2、4、8、12及び24週間後に、同様の試験を繰り
返し行い、化合物の残効性を調べた。また、対照として
有効成分を含まない以外は全く同様にして試験を行っ
た。所定時期に試験装置に設置した、コイガ中令幼虫の
苦死虫率及びウ−ルモスリン布の食害度を表4に示し、
コイガ卵についての防除率を表5に示す。
(生存孵化幼虫数+苦死孵化幼虫数+死卵数)×100 ビニ−ルロッカ−はそのまま保存し、試験装置調製後
2、4、8、12及び24週間後に、同様の試験を繰り
返し行い、化合物の残効性を調べた。また、対照として
有効成分を含まない以外は全く同様にして試験を行っ
た。所定時期に試験装置に設置した、コイガ中令幼虫の
苦死虫率及びウ−ルモスリン布の食害度を表4に示し、
コイガ卵についての防除率を表5に示す。
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】試験例6 コイガに対する常温揮散による
殺虫試験 衣装箱(427mm×725mm×158mm)に本発
明化合物1を100mg含有するアセトン溶液を処理し
た濾紙(34cm×58cm)を風乾した後、服8着と
ともに収納し、試験装置を調製した。この服にコイガ中
令幼虫8〜10頭と2cm×2cmのウ−ルモスリン布
1枚を入れた袋及びコイガ卵10〜15個を入れた袋を
設置し、温度25℃、湿度60%条件下に保存した。コ
イガ中令幼虫については1週間後に生存、苦悶、死亡虫
数を調べ苦死虫率を求めると共にウ−ルモスリン布の食
害度を調べた。尚、本試験において、食害度の判定基準
は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし また、コイガ卵については1週間後に実体顕微鏡下にて
生存孵化幼虫数、苦死孵化幼虫数、死卵数を調査し、上
記の数式 数1により防除率を算出した。衣装箱はその
まま保存し、試験装置調製後2、4、8、12及び24
週間後に、同様の試験を繰り返し行い、化合物の残効性
を調べた。また、対照として有効成分を含まない以外は
全く同様にして試験を行った。所定時期に試験装置に設
置した、コイガ中令幼虫の苦死虫率及びウ−ルモスリン
布の食害度を表6に示し、コイガ卵についての防除率を
表7に示す。
殺虫試験 衣装箱(427mm×725mm×158mm)に本発
明化合物1を100mg含有するアセトン溶液を処理し
た濾紙(34cm×58cm)を風乾した後、服8着と
ともに収納し、試験装置を調製した。この服にコイガ中
令幼虫8〜10頭と2cm×2cmのウ−ルモスリン布
1枚を入れた袋及びコイガ卵10〜15個を入れた袋を
設置し、温度25℃、湿度60%条件下に保存した。コ
イガ中令幼虫については1週間後に生存、苦悶、死亡虫
数を調べ苦死虫率を求めると共にウ−ルモスリン布の食
害度を調べた。尚、本試験において、食害度の判定基準
は +++:著しく食害あり ++:食害あり +:やや食害あり ±:わずかに食害あり −:食害なし また、コイガ卵については1週間後に実体顕微鏡下にて
生存孵化幼虫数、苦死孵化幼虫数、死卵数を調査し、上
記の数式 数1により防除率を算出した。衣装箱はその
まま保存し、試験装置調製後2、4、8、12及び24
週間後に、同様の試験を繰り返し行い、化合物の残効性
を調べた。また、対照として有効成分を含まない以外は
全く同様にして試験を行った。所定時期に試験装置に設
置した、コイガ中令幼虫の苦死虫率及びウ−ルモスリン
布の食害度を表6に示し、コイガ卵についての防除率を
表7に示す。
【0035】
【表6】
【0036】
【表7】
【0037】
【発明の効果】本発明の防虫剤は衣料害虫に対し卓効を
示し、即効性および残効性に優れているのみならず、衣
料に対し異臭、変色等の悪影響を起こさない等、衣料用
防虫剤として優れた性能を発揮する。
示し、即効性および残効性に優れているのみならず、衣
料に対し異臭、変色等の悪影響を起こさない等、衣料用
防虫剤として優れた性能を発揮する。
Claims (3)
- 【請求項1】2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メ
チルベンジル 3−(2−クロロ−2−フルオロビニル)
−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートを
有効成分とすることを特徴とする衣料用防虫剤。 - 【請求項2】2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メ
チルベンジル (1RS)−トランス−3−(2−クロ
ロ−2−フルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボキシレートを有効成分とすることを特徴と
する衣料用防虫剤。 - 【請求項3】2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メ
チルベンジル (1R)−トランス−3−(2−クロロ
−2−フルオロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パンカルボキシレートを有効成分とすることを特徴とす
る衣料用防虫剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11038495A JP2000044412A (ja) | 1998-05-28 | 1999-02-17 | 衣料用防虫剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-147423 | 1998-05-28 | ||
JP14742398 | 1998-05-28 | ||
JP11038495A JP2000044412A (ja) | 1998-05-28 | 1999-02-17 | 衣料用防虫剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000044412A true JP2000044412A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=26377759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11038495A Pending JP2000044412A (ja) | 1998-05-28 | 1999-02-17 | 衣料用防虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000044412A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012017975A1 (ja) | 2010-08-03 | 2012-02-09 | 住友化学株式会社 | 有害生物防除組成物 |
WO2012017974A1 (ja) | 2010-08-03 | 2012-02-09 | 住友化学株式会社 | 有害生物防除組成物 |
CN105073879A (zh) * | 2013-01-08 | 2015-11-18 | 瑞来斯实业公司 | 聚合物组合物及其制备方法 |
JP2021010002A (ja) * | 2019-06-28 | 2021-01-28 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理液 |
-
1999
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