Koki,がAFAでの受賞に「背中を押してもらいました」主演映画「女神降臨」への思い語る

第18回アジア・フィルム・アワード（AFA）でAFA Rising Star Awardを受賞したKoki,に香港でインタビューを実施した。

映画界で類まれなる飛躍と可能性を示した有望な新世代の才能をたたえ、アジアのみならず国際的な舞台でのさらなる活躍への期待を込めて贈られるAFA Rising Star Award。3月16日に行われた授賞式でKoki,は、プレゼンターのオークベープ・チュティモン、ウィンからトロフィーと花束を贈呈され、英語でスピーチを披露した。受賞を知ったときの心境についてKoki,は「とても光栄でした。この賞にふさわしい人間になれるようにこれからもがんばりたいと強く背中を押してもらいました」と回想する。また「授賞式にいらっしゃる方々と将来ご一緒できるように、努力していきたいです」と意気込んだ。

最近では香港映画「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」を鑑賞したという。「アクションのレベルの高さに驚きました。私も『Tornado（原題）』で初めて殺陣に挑戦したので、これからもっと殺陣の技術を磨きたいです。香港に来るたびに香港映画にも出演してみたいと考えます」と口にした。香港の好きなところを尋ねると「モダンな部分と伝統的な部分が共存しているところが魅力的です。火鍋のお店が大好きなのと、漢方屋さんにもよく行きます。漢方を飲むと、体がリセットされる気がするんです。あとは伝統的な食器、お茶が好きなので、よくお買い物しますよ」と教えてくれた。

2022年公開の映画「牛首村」で俳優デビューを飾ったKoki,。この3年間はあっという間だったという。「素敵な監督や共演者、スタッフの皆さんと出会うことができて幸せでした。さまざまな貴重な経験をさせていただいて、とてもありがたく思います」と言葉を紡いだ。これからの活動に向けては「実は新しいことにチャレンジするときに、考えすぎてしまい暗くなりがちなんです。そういうときは家族に相談して『もっとシンプルに、感じることを大切に』とアドバイスをもらいます。これからも人との出会いを大切にして、悩む時間も楽しめるようにがんばりたいです」と語る。さらに「作品を通して、観客にメッセージを届けられるような女優さんになりたいです」と目標を明かした。

現在公開中の主演映画「女神降臨」はKoki,にとって、“新しい自分に出会わせてくれた作品”とのこと。彼女は「コメディのお芝居を含め、新しい一面を引き出してもらいました」と撮影を振り返る。また「ラブストーリーですが、ヒロインたちが成長していくヒューマンドラマでもあるので、ポジティブなメッセージが含まれています。少しでも観た方の背中を押してくれる作品になっていたらうれしいです」とコメント。物語にちなんで、“なりたい自分になるために心がけていること”を聞いてみると、「あきらめないことです。この作品のメッセージがすごく心に響いたというのもあるんですけど、何事も上を向いてがんばることが大切だと思います」と答えた。

「女神降臨 Before 高校デビュー編」は上映中。「女神降臨 After プロポーズ編」は5月1日に全国で公開される。

※Koki,のoはマクロン付きが正式表記

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Stylist: Ryokokishimoto @ryokkissie
Wardorbe： Louis Vuitton