例文・使い方一覧でみる「早合点」の意味
スポンサーリンク...彼は早合点できない性格だ...
...勝手に早合点しないで、まずは相手の話を聞こう...
...早合点して失敗するよりも、迷ってでも正確な判断をするべきだ...
...この問題については、まだ結論を出すのは早合点だ...
...早合点しないで、事実を確認してから意見を述べよう...
...その代り諦（あきら）めのいいことはまず誰にも負けないし――といってこれは余り自慢になる性格じゃないが――しょっちゅう早合点（はやがてん）をして頭を掻（か）いてばかりいるのだ...
海野十三 「宇宙尖兵」
...お前はいつも気がみじかくて早合点（はやがてん）すぎるよ...
海野十三 「恐竜島」
...気短かと早合点とを戒める...
種田山頭火 「其中日記」
...始めてとめやの早合点（はやがてん）...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...物の理窟（りくつ）のよく分かる所に聚（あつ）まると早合点（はやがてん）して...
夏目漱石 「野分」
...踴というから藤間か何ぞのやる踴りかと早合点していたが...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...銭形平次が居るものと早合点して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いかに加十を高貴な人物と早合点したとしても...
久生十蘭 「魔都」
...彼等が早合点してお世辞のために悦び迎へたのは当然なのである...
牧野信一 「歌へる日まで」
...宮本の悪口を私が言っているのだと早合点をする習慣がある...
三好十郎 「恐怖の季節」
...純潔でおかし難いと早合点してはいけない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それが早合点（はやがてん）の一種であったことは...
柳田国男 「海上の道」
...その煎餅の原料を苡仁であると早合点して...
柳田国男 「故郷七十年」
...早合点な人間ではありません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...早合点な人間ではないと」「それがどうしました」「私はそれが事実であってくれるように願う...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...吉宗はそれと早合点をした様子でした...
吉川英治 「江戸三国志」
...万吉が声をあげて呼んだのに早合点して...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...弦之丞が一弾に絶命したものと早合点したのは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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