...蒸氣孔(じようきこう)又(また)は硫氣孔(りゆうきこう)の状態(じようたい)にありといつてゐる...
今村明恒 「火山の話」
...孔家の当主衛の上卿たる・甥の孔(こうかい)(伯姫からいえば息子)を脅し...
中島敦 「盈虚」
...岩蔭の孔(あな)らしい所から頻りに出沒するのを見れば...
中島敦 「環礁」
...それでもまだ歌の本や、孔子の書物や、絲や、釦や、縫針や、その他祖母のイヴォンヌの心盡しで、縫ひ繕ひをするために入れて置いた細々したものが一切はいつてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...「ご苦労でも崔諒にもういちど孔明の陣中へ帰って貰うことですな...
吉川英治 「三国志」
...(――孔明は用心深く...
吉川英治 「三国志」
...ひと目見ると、孔明は、「ゆるせ、罪は、予の不明にあるものを」と、面(おもて)を袖におおうて、床(ゆか)に哭(な)き伏した...
吉川英治 「三国志」
...かんじんな曹真を打ち洩らしましたから」孔明はそれを評していった...
吉川英治 「三国志」
...孔明は祁山の三ヵ所に陣を構え...
吉川英治 「三国志」
...何事か為(な)すあらんとするものの如く動いています」この情報に接した孔明は...
吉川英治 「三国志」
...孔明のいまいる陣地も明確になった...
吉川英治 「三国志」
...孔亮の使いの吉左右(きっそう)を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...孔子を子路に問う...
和辻哲郎 「孔子」
...季康子政を孔子に問う...
和辻哲郎 「孔子」
...孔子対えて曰く、子、政を為すに焉(な)んぞ殺すことを用いん、子、善を欲せば而(すなわ)ち民善からん、君子の徳は風なり、小人の徳は草なり、草はこれに風を上(くわ)(加)うるとき必ず偃(ふ)す...
和辻哲郎 「孔子」
...孔子のごとく天命を信ずることの厚い人が...
和辻哲郎 「孔子」
...孔子の言行にはいっこう革新家としての面影が見えず...
和辻哲郎 「孔子」
...孔子と弟子との人格的な交渉を背景として生きた対話関係を現わしているのである...
和辻哲郎 「孔子」
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