例文・使い方一覧でみる「初」の意味
スポンサーリンク...ル・メルキウル・ド・フランスが初号を市（いち）に出（いだ）せし時も...
芥川龍之介 「骨董羹」
...即（すなは）ち明治二十七年（めいじにじゆうしちねん）六月二十日（ろくがつはつか）の東京地震（とうきようぢしん）は最初（さいしよ）から十五秒間（じゆうごびようかん）で著（いちじる）しい震動（しんどう）は終（をは）りを告（つ）げ...
今村明恒 「地震の話」
...初速の大きいことは...
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」
...初めて捲取機（ローラー）を使用しなかった過失に気附いたのです...
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」
...何事も初心の間は気に入つたのが多いもので...
薄田泣菫 「茶話」
...初めは自分でも氣が附いてこれではならぬと心を取り直さうと試みもしたのであつたが...
高濱虚子 「續俳諧師」
...最初の話が取消されたかどうかはどうにもはつきりしなかつた...
Ｇ・Ｋ・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...最初は旨く行つた...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...それはどういふことかと申しますと、周の初め、周公を中心として書いたものが最も比較的正確であらうと思ふのであります...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...四十歳になったブラームスはその音楽生活の最高目標とも言うべき最初のシンフォニーを発表した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...最初から言っておりましたが...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...クレヴィンの砦のなかで初めて彼女が鹿皮の上に寝たその夜...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...刺すように叫んでお初...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...けさ初めて一輪咲いた紫色の朝顔にその雨がかかって居ます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...先生がお富さんに初対面でいかれた...
山本周五郎 「季節のない街」
...が、最初、隊附の副官は彼を呼び出す事を拒んだ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...彼等は初めて二人だけになつたといふ心持になつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...わたくしはそこにたたずんで当初の東大寺伽藍を空想した...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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