例文・使い方一覧でみる「仇」の意味
スポンサーリンク...当の仇敵の狐も殺さず...
巌谷小波 「こがね丸」
...ルパンの仇敵、元のエベール副長です...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...たちまちにして互いにはげしい仇敵となってしまう...
丘浅次郎 「動物界における善と悪」
...赤穂義士の仇討（かたきうち）といふのは一体京都であつた事なんですか...
薄田泣菫 「茶話」
...仇名（あだな）まで附けられてるいう風に思えしませんのんで...
谷崎潤一郎 「卍（まんじ）」
...仇（あだ）あらんや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...仇敵にいつめぐりあへるのだらう...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...将軍家光公に仇をするときき...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...申分なく仇つぽくて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...梟といふ仇名に気づいて...
牧野信一 「心象風景（続篇）」
...「……乱心……乱心召されたかッ……讐仇（かたき）は讐仇（かたき）……身共は身共……」と助けてやりたい一心で大喝した...
夢野久作 「斬られたさに」
...漸く、武者修業の風が興ると共に、武者修業を名として、仇討、隱密、逃避、その他いろいろな内情をも祕して歩くものが、混入して來る傾向にあつたことも、爭はれない事實であつた...
吉川英治 「折々の記」
...足こそ不自由な身なれどもまだ自堕落（じだらく）な汝らに代（だい）仇討をしてもろうて...
吉川英治 「剣難女難」
...荊園（けいえん）の仇花（あだばな）に...
吉川英治 「三国志」
...曹操から眼の仇（かたき）にされて...
吉川英治 「三国志」
...なんで目の仇（かたき）にするんだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...仇めいた遊蕩的なことはなく...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利！手書き漢字入力検索