Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

FIFA公式試合球の一覧

ウィキメディアの一覧記事

FIFA公式試合球の一覧(FIFAこうしきしあいきゅうのいちらん、:List of FIFA official match balls)では、FIFAの大会における公式試合球を述べる。

FIFAワールドカップ

編集

2022年カタール大会では内部に慣性計測装置(IMU)センサーを搭載してオフサイドゴールラインテクノロジーの解析に役立てる程、大会を重ねる度にスピード、空気抵抗、素材、デザインなどが新しいテクノロジーの使用と共に進化。1970年メキシコ大会以降はアディダス社がデザインを担当[1][2]

第一回大会では共通のボールを使用していなかった為、毎試合くじ引きで使用するボールを決めていた。例えば、決勝戦で前半はアルゼンチンのボールで行われていたが、後半はウルグアイのボールを採用してスコアが逆転し、ウルグアイが初代王者となった[3]

大会 開催年 決勝戦 名前 画像
優勝 結果 準優勝
1 1930年 ウルグアイの旗  ウルグアイ   ウルグアイ 4 - 2   アルゼンチン 決勝 (前半) ティエント
 
決勝 (後半) Tモデル
 
2 1934年 イタリア王国の旗  イタリア   イタリア 2 - 1 aet   チェコスロバキア フェデラル102
 
3 1938年 フランスの旗  フランス   イタリア 4 - 2   ハンガリー アレン
 
4 1950年 ブラジルの旗  ブラジル   ウルグアイ -----[4]   ブラジル デュプロT
 
5 1954年 スイスの旗  スイス   西ドイツ 3 - 2   ハンガリー スイスワールドチャンピオン
 
6 1958年   スウェーデン   ブラジル 5 - 2   スウェーデン トップスター
 
7 1962年   チリ   ブラジル 3 - 1   チェコスロバキア クラック
 
8 1966年 イングランドの旗  イングランド   イングランド 4 - 2 aet   西ドイツ スラセンジャー・チャレンジフォースター
 
9 1970年 メキシコの旗  メキシコ   ブラジル 4 - 1   イタリア テルスター
 
10 1974年 西ドイツの旗  西ドイツ   西ドイツ 2 - 1   オランダ テルスター・デュラスト
 
11 1978年 アルゼンチンの旗  アルゼンチン   アルゼンチン 3 - 1 aet   オランダ タンゴ
 
12 1982年 スペインの旗  スペイン   イタリア 3 - 1   西ドイツ タンゴ・エスパーニャ
 
13 1986年 メキシコの旗  メキシコ   アルゼンチン 3 - 2   西ドイツ アステカ
 
14 1990年 イタリアの旗  イタリア   西ドイツ 1 - 0   アルゼンチン エトルスコ・ユニコ
 
15 1994年 アメリカ合衆国の旗  アメリカ合衆国   ブラジル 0 - 0 aet

(PK 3 - 2)

  イタリア クエストラ
 
16 1998年 フランスの旗  フランス   フランス 3 - 0   ブラジル トリコロール
 
17 2002年 日本の旗  日本 / 大韓民国の旗  韓国   ブラジル 2 - 0   ドイツ フィーバーノヴァ
 
18 2006年 ドイツの旗  ドイツ   イタリア 1 - 1 aet

(PK 5 - 3)

  フランス チームガイスト
 
決勝 チームガイスト・ベルリン
 
19 2010年 南アフリカ共和国の旗  南アフリカ共和国   スペイン 1 - 0 aet   オランダ ジャブラニ
 
決勝 ジョブラニ
 
20 2014年 ブラジルの旗  ブラジル   ドイツ 1 - 0 aet   アルゼンチン ブラズーカ
 
決勝 ブラズーカファイナル・リオ
 
21 2018年 ロシアの旗  ロシア   フランス 4 - 2   クロアチア テルスター18
 
決勝トーナメント テルスター・ミチター
 
22 2022年 カタールの旗  カタール   アルゼンチン 3 - 3 aet

(PK 4 - 2)

  フランス アル・リフラ
 
準決勝以降 アル・ヒルム
 
23 2026年 カナダの旗  カナダ / メキシコの旗  メキシコ

/ アメリカ合衆国の旗  アメリカ合衆国

脚注

編集
  1. ^ ボール (英語)”. worldcupballs.info. 2023年4月15日閲覧。
  2. ^ FIFAワールドカップのボール (英語)”. FOOTBALL-BALLS.COM. 2023年4月15日閲覧。
  3. ^ アルゼンチン代表が採用していたのはティエント(Tiento)、ウルグアイが採用していたのはモデルT(Model-T)。
  4. ^ 1950年大会では優勝を4チームによる総当たりリーグ戦で争った。しかしながら、各々2試合を終えた時点で優勝の可能性が残るブラジル(勝ち点4)とウルグアイ(勝ち点3)が最終戦で対戦するために、この試合(ウルグアイが2対1でブラジルに勝利)を事実上の決勝戦として扱った。最終順位: 優勝: ウルグアイ(勝ち点5)、準優勝: ブラジル(勝ち点4)、3位: スウェーデン(勝ち点2)、4位: スペイン(勝ち点1)

関連項目

編集