FIFA公式試合球の一覧
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FIFA公式試合球の一覧(FIFAこうしきしあいきゅうのいちらん、英:List of FIFA official match balls)では、FIFAの大会における公式試合球を述べる。
FIFAワールドカップ
編集2022年カタール大会では内部に慣性計測装置(IMU)センサーを搭載してオフサイドやゴールラインテクノロジーの解析に役立てる程、大会を重ねる度にスピード、空気抵抗、素材、デザインなどが新しいテクノロジーの使用と共に進化。1970年メキシコ大会以降はアディダス社がデザインを担当[1][2]。
第一回大会では共通のボールを使用していなかった為、毎試合くじ引きで使用するボールを決めていた。例えば、決勝戦で前半はアルゼンチンのボールで行われていたが、後半はウルグアイのボールを採用してスコアが逆転し、ウルグアイが初代王者となった[3]。
脚注
編集- ^ “ボール (英語)”. worldcupballs.info. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “FIFAワールドカップのボール (英語)”. FOOTBALL-BALLS.COM. 2023年4月15日閲覧。
- ^ アルゼンチン代表が採用していたのはティエント(Tiento)、ウルグアイが採用していたのはモデルT(Model-T)。
- ^ 1950年大会では優勝を4チームによる総当たりリーグ戦で争った。しかしながら、各々2試合を終えた時点で優勝の可能性が残るブラジル(勝ち点4)とウルグアイ(勝ち点3)が最終戦で対戦するために、この試合(ウルグアイが2対1でブラジルに勝利)を事実上の決勝戦として扱った。最終順位: 優勝: ウルグアイ(勝ち点5)、準優勝: ブラジル(勝ち点4)、3位: スウェーデン(勝ち点2)、4位: スペイン(勝ち点1)