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リンク (ゲームキャラクター)

『ゼルダの伝説』シリーズの主人公

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リンクLink)は、任天堂コンピュータゲームゼルダの伝説シリーズ』に主人公として登場する架空のキャラクター。また、その主人公のデフォルトの名前である。

概要

緑の衣を身にまといしゼルダ作品各シリーズの主人公、神に選ばれし少年(勇者)である。「勇気のトライフォース」の所持者、またはそれに選ばれる運命にあるハイリア人。

作品毎に出てくる勇者リンクは他の登場人物を含め、名は同じでも同一人物であるという設定ではない(外伝や続編などでは、例外として同一人物が出ることがある)。

「主人公はプレイヤーの分身である」という製作者の方針のもと、プレイヤーとの一体感を持たせるために、際立った性格などの細かい設定や台詞は特定されていない事が多い。『トワイライトプリンセス』においては、「少々やんちゃである」という多少の性格付けがなされた(戦闘中に剣を回す動作などがこれにあたる)。

ハイラルの王女「ゼルダ」との関係は、危機に瀕した王国の姫とそれを救う勇者といったような象徴的なものであることが多い。『ふしぎのぼうし』、『4つの剣+』でのみ、リンクとゼルダが幼馴染という設定であった。

その他

名前

タイトルが『ゼルダの伝説』のため、主人公の名前が「ゼルダ」と間違えられる事がある。

「リンク」とは英語で「Link:繫げる」という意味で、「全てを繫げる者」としてリンクという名前が由来と言われている。

リンクの名前がタイトルになったのは『リンクの冒険』と『リンクのボウガントレーニング』のみである。なお、『神々のトライフォース』と『夢をみる島』の2作に共通して登場した主人公には名前が無かった(パッケージや取扱説明書には「主人公」、「あなた」の表記に留まっており、この2作のリメイクやバーチャルコンソールでも同様の傾向になっている)が、姿が以前の作品のリンクに準じていたこともあり、もっぱらリンクと呼ばれていた(コマーシャルでは両作品とも主人公を「リンク」と紹介している)。

外見

基本的に各作品ごとに容姿や服装等のデザインは異なるが、「緑色の服」「三角帽子」「先の尖った長い耳」などが全作品共通の特徴としてあげられる。ゼルダシリーズで勇者の服装が「緑の衣」とされる理由として、ゼルダシリーズの歴史上最初の物語と思われる『時のオカリナ』のリンクが、いわば「最初の勇者」であり、彼が幼少時に着ていた「コキリ族の服」が緑色だったことが挙げられる。つまり、勇者の服装はコキリ族の服装であるともいえる(これは『時のオカリナ』での設定上の後付である)。

『時のオカリナ』の大人リンク登場以降、リンクというと青年の姿をしているイメージが強くなったが、製作者側が提唱する元々のイメージにおけるリンクの姿は少年であり、ゼルダシリーズの生みの親である宮本茂によれば、ゼルダの伝説は「10~12歳ほどの少年が大魔王に立ち向かい倒すという物語」をコンセプトとして生み出されたという。また、『時のオカリナ」で未来(大人)と現在(子供)を混ぜた理由や、『ムジュラの仮面』の主人公が子供リンクだったのも、原点である「子供リンク」を意識したためである。各作品のリンクの年齢ははっきりしているものは少ないが、はじめからリンクを青年として描いた作品は『トワイライトプリンセス』に限られる。

新作におけるリンクの外見は、他のキャラクター以上にユーザー内で期待、意見、批判されることも多い。リンクの外見は、新作のパラメーターとも言える点がある。

リンクの容姿は、手塚治虫の漫画およびそれを原作とするアニメ『リボンの騎士』の登場人物「チンク」がモデルになっているといわれている(「リンク」と「チンク」の容姿には類似する項目が多いことから)。衣装や色から、ピーター・パンとの類似性を指摘されることも多い(これに関しては「中世ヨーロッパならこのような格好の少年は多いはず。関連性はない」との開発者側からの回答がファミ通に掲載されていた)。

作品ごとにリンクの外見や設定が変わる理由は、「色々な人物が『リンク』という名前と、緑色の服装を受け継いでいるから」とされている。現に、「風のタクト」では、主人公としてのリンクとは別に、過去にハイラルを救った英雄が存在している事が作中で語られている。

利き腕

ほぼ全てのシリーズを通して左利きである。その理由については、

  • キャラクターデザインの際に左右の装備を誤って描いてしまい、そのまま左利きと定めたためという説
    • 第1作の説明書には、右手に剣を持ったイラストが多数見受けられる。
  • 宮本茂の利き腕が左利きだからという説
  • ドイツ語での名前の意味(Das links)に由来するという説

などが一般に知れ渡っているが、実際生みの親である宮本茂は「間違えて剣を左に持たせてしまった」と発言しており、下の2つは都市伝説の可能性が高い。

ゼルダシリーズで初めて、『トワイライトプリンセス』のWii版ではリンクが右利きになっているが、これには開発途中での仕様変更によるいくつかの経緯がある。『トワイライトプリンセス』は、開発当初はGCでの発売を想定し製作されていたが、開発途中でWiiにも対応させることとなった。そのため、コントローラーを軽く振ることでリンクが攻撃するというWii版の仕様に合わせ、リンクの利き手を右手に変更したのである(多くのプレーヤーが右利きであるため)。このため、GC版はWii版のミラーモードとなっており、リンクは従来と同じ左利きである。この事に関しては、「従来通りの左利きであるGC版の方がオリジナルではないか?」との意見もあるが、宮本の発言からWii版がオリジナルであることが判明している[1]

しかし、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のリンクや『トワイライトプリンセス』公式イラストのリンクは左利きであり、地形の配置とフィールドマップに関しても時のオカリナと配置が一致しているのは左利きリンクがいるGC版である。Wii版ではリンク以外のキャラクターはすべて左利きになっている。『スマブラ』の場合はシリーズを総合したリンクという事で左利きで問題無いが、『トワイライトプリンセス』のリンクが右利きか左利きかはハードにより意見が分かれる。

主なアイテム

リンクの最も基本となる主要武器である。大抵の敵に直接的なダメージを与える。多くの作品において、新たな剣を入手したり、イベントにより強化されてパワーアップする。
2Dの作品では体力が満タン・Lv2以上の剣を所持などの条件で剣を振ると、剣先からビームを出して遠距離攻撃ができる。3Dになった作品では『ムジュラの仮面』の鬼神リンクを除いてこの剣ビームは登場しない。
夢幻の砂時計』では、「勇気のみなもと」というアイテムを一定数入手することで、剣を振った際に、剣先から衝撃波が出せるようになる。
神々のトライフォース』以降の作品では、剣ボタンを長押しして力を溜めた後放すことにより威力の大きい「回転斬り」を放つことができ、リンクの代表的な技になっている。
マスターソード
リンクの代名詞ともいえる剣。退魔の剣とも呼ばれる、ハイラルに伝わる伝説の剣であり、リンクやゼルダと共に作品ごとにやや設定は変わってくるものの、ゼルダの伝説において物語の中核を成す。形状は片手持ちの両刃剣。広げた翼のようなデザインの青い鍔とその中央に輝く金色の宝石、そして刀身の根元に描かれたトライフォースが特徴。ただし、『ムジュラの仮面』などハイラルが舞台でない場合は登場しないこともある。
『神々のトライフォース』では迷いの森の奥深くの台座に突き立てられて安置されていた。リンクはハイラルの3つの神殿に安置されている紋章を集めることによりこれを入手。それまでの剣に比べ、攻撃力もかなり高い。「台座に突き立てられた伝説の剣」という設定は伝説の剣の象徴として、アーサー王伝説エクスカリバーをモチーフにしていると思われる。以降のほとんどの作品でも、マスターソードは台座に突き立てられた状態で安置されている。
時のオカリナ』では時の神殿の奥に安置され、その部屋は時の扉で封印されていた。少年のリンクは3つの精霊石と時のオカリナの力によって時の扉を開き台座からマスターソードを引き抜くものの、その姿のままでは剣を扱いきれないと判断され、マスターソードに7年間魂を封印されて青年の姿となる。また、ラストボス戦ではマスターソードを弾き飛ばされてしまうという演出が入り、マスターソードを取り戻さないとラストボスに止めを刺せないようになっている。
風のタクト』では海底深くにハイラル城と共に封印されていた。神の塔の試練を乗り越えハイラル城に至ったリンクが引き抜く。しかし、ガノンにより剣に力を注ぎこんだ賢者が殺されたためその力は弱まっており、その時点ではガノンドロフを倒せなかった。また、この状態の時は特徴の翼のような鍔も閉じており宝石とトライフォースも光を失っていた。しかし、新たな大地の賢者メドリと風の賢者マコレの祈りにより、真の姿と力を取り戻す。これによりリンクはハイラル城を囲っていた封印を切り裂き、その奥のガノン城へと攻め込む。ガノンドロフとの壮絶な最終決戦の末、止めにガノンドロフの額に突き立てられ、最期は石と化した彼と共に海中に没する。
トワイライトプリンセス』では森の聖域の奥の神殿跡に安置されていた。これを入手したことによりリンクは、ケモノの姿に変えられる呪いを完全に解き制御することが出来るようになる。また、物語後半で影の世界でソルの力を得る。
スマッシュブラザーズシリーズにおいてもリンクは基本的にマスターソードとハイリアの盾を装備した姿で登場する。『初代』では表示技術の都合からか、やや簡略されたデザインだったが、『DX』ではきちんと原作どおりのデザインとなっている。また、フィギュアとしても登場した。ただし、隠しキャラのこどもリンクは、時のオカリナを反映してコキリの剣を持っていた。『X』では一部の攻撃を繰り出す際、刀身が輝く演出がされた。また、こちらの隠しキャラであるトゥーンリンクもマスターソードを持っている。ただし、大人のリンクとの差別化とデザインの都合から、やや刀身は短く、鍔は大きくなっていた。
武器を選んで戦う格闘ゲームがコンセプトのソウルキャリバーIIにゲスト出演した際も登場する。リンクの基本となる性能の武器として、最初から選択可能である。このゲームのキャラクタープロフィールの欄ではマスターソードの分類はロングソードとされていた。なお、このゲームでリンクが他に使う武器は歴代シリーズから様々なアイテムが登場し、メガトンハンマーやバイラの杖など剣以外の武器も使う。
弓矢
矢を射り遠距離攻撃ができる武器。敵を遠くから倒すほか、手の届かない場所にあるスイッチを押すなど謎解きにも使われる。
『神々のトライフォース』では不思議の泉によるパワーアップで「銀の矢」に変化。ラストボス戦で重要な役割を持つ。
『時のオカリナ』より「炎・氷・光の魔法の矢」が登場。魔力を消費してそれぞれの効果を発揮する。ただし、光の矢のみ他の2つよりも魔法力の消費量が多く1回の使用でかなりの魔法力を使うが、その代わりザコ敵なら一撃で倒せる。以前の作品のファイア・アイスロッドと同様の位置づけである。
『風のタクト』『トワイライトプリンセス』では、ラスボス戦でゼルダが「神々の力の宿りし弓矢」(光の矢)を使う。またこの設定を元に、大乱闘スマッシュブラザーズXのゼルダとシークは最後の切りふだとして光の矢を使う。
爆弾と同時使用することで矢じりが爆弾の爆弾矢が使用可能(『夢をみる島』『トワイライトプリンセス』)で、ツララなどを破壊できるようになっている。
ブーメラン
遠くの敵を攻撃したり、遠くのアイテムを巻き込んで取ってくる効果がある。
投げた際の軌道は初期の作品では一直線であったが、弧を描いたり自由に操れたりと作品により複雑な軌道を描く。敵などに当たった後はリンクを追いかけるように戻ってくる。
武器ではあるが、敵に使用したときの効果はダメージを与えられることは少なく、多くの場合動きを止めるのみである。
『トワイライトプリンセス』では「疾風のブーメラン」が登場。ブーメランの周囲に竜巻が発生する。これにより、竜巻で敵の目を回したりアイテムを竜巻に乗せて取りよせることが出来るといったように、ブーメランの効果に説得力を持たせている。
爆弾
壁や岩を壊し道を開く時などに使われる。この爆弾を使って壁を壊し、謎解きのメロディが流れるさまはゼルダの伝説屈指の名シーンである。

 爆風がリンクに当たった際、『ゼルダの伝説』、『夢をみる島』などはダメージを受け る事はないが、その他の作品では、ライフ半分程ダメージを受ける。

ドドンゴなど一部の敵を内部から破壊するときなど攻撃に使われることも少なくない。
取り出してしばらくすると爆発する。リンク自身もダメージを受けるため、取り出したらすぐに投げるか、すぐに置いて離れるのがベター。「大バクダン」、「ボムチュウ」、「リモコンバクダン」、「水中爆弾」、「ポケット爆弾虫」、「バクレツのお面」など、様々なバクダンアイテムがシリーズごとに登場する。
因みにスマッシュブラザーズXのトゥーンリンクが下必殺技で使用するのは『爆弾』ではなく『バクダン』であり、爆風がトゥーンレンダリング仕様となっている。
フックショット / クローショット
伸び縮みする鎖の先端にフックが付いている。特定の場所に向かって鎖を延ばしてフックを刺すと、鎖の縮みによってその場所まで移動出来る。こういったフックと鎖がついていて伸び縮みする道具はかなりのシリーズで名前や性能を変えて存在する。変種や上位互換として両手に持ったり、鎖の長さが長くなったり、当てた対象と位置を交換するフック等が存在する。
敵に当てると多くの場合敵の動きを止めるが、引き寄せたり一撃で倒す事が出来る事もある。『時のオカリナ』では水中で剣を振れないリンクの水中攻撃手段として活躍した。
また、『トワイライトプリンセス』では二刀流の「ダブルクローショット」が登場。
メガトンハンマー
『時のオカリナ』で登場。とても大きな鋼の鎚。見た目どおりパワフルで、錆び付いて動かせなくなったスイッチを力任せに叩いて作動させることができる。また、爆弾で壊せない一部の岩も破壊できる。他にも、地面を叩いて揺らし、周囲の敵を転ばせることもできる。武器として扱っても強力で物理的な攻撃力はマスターソードより強い。ただし、とても重いため両手でないと扱えない。「闇の神殿」のボスには全くダメージを与えることが出来ない。ラストボス戦で一時マスターソードを失ったときは、これかダイゴロン刀で対処することになる。
『風のタクト』でも登場。こちらでは単に『ハンマー』と言う名称になっていたが、デザインはドクロを意匠した個性的なものとなっている。また、全体的にデフォルメの効いた作品なので大きさもリンクの身体と同じくらいある。用途は『時のオカリナ』とほぼ同じ。

  両作品とも回転斬りと同じように、スティックを回しながらボタンを押すことで横方向の振りも可能。

パチンコ
玉を飛ばして敵に長距離攻撃ができる。弓矢とほぼ同じ効果。
ふしぎの木の実』ではふしぎの木の実を弾として発射することでそれぞれの木の実で別々の追加効果が得られる。
パワーグローブ / パワーブレスレット
壺や岩などそれまでのリンクでは持ち上げられなかった物を持ち上げられるようになり、持ち上げた物は敵に向かって投げつける事が出来る。さらにより重い(もしくは大きい)物は、より強いグローブで持ち上げることが出来る。
フィールド上で行く道をふさぐように岩が置いてある場合が多く、これをどかし行動範囲を広げるのに役立つ。
楽器
不思議な音楽を奏でることで色々なことが起こる。特に時のオカリナは『時のオカリナ』とその続編の『ムジュラの仮面』で最重要アイテムの一つとなっている。これらの作品では楽器の音を自分で好きに鳴らす事もでき、ゲームと無関係に演奏する事も出来る。
ちなみに1作目の縦笛は『スーパーマリオブラザーズ3』の縦笛と同じ物であり、音色は『時のオカリナ』のオープニングで使用されている。
『ふしぎの木の実 時空の章』の時の竪琴は特別なメロディを奏でることで「今」と「昔」の世界を行き来できる。
ヘビィブーツ / アイアンブーツ
リンクの体を重くして海底を歩けるようにしたり(『時のオカリナ』『トワイライトプリンセス』等)、重みで床を崩したりスイッチを押したり出来る(『風のタクト』等)アイテム。『トワイライトプリンセス』ではアイアンブーツという名前で登場。磁力に引きつけられるギミックが追加された。
ホバーブーツ
がけから飛び降りても少しの間空中を歩くことができるようになるアイテム。普通に歩いているとツルツルと滑るのが難点。
体を軽くする効果もあるらしく、重さに反応する床を無視したり、風で対岸まで飛ばされたい時にも使う。
ロック鳥の羽根
装備すると体が軽くなり、ジャンプができるようになる。飛行系アイテムは羽マント(『ふしぎのぼうし』他)、デクの葉(『風のタクト』)などもある。
ペガサスの靴
履くと高速でダッシュすることができる。
ダッシュ状態からの体当たりで壊せるものもある。
ロック鳥の羽根と組み合わせて大ジャンプすることも可能。
マグネグローブ
『ふしぎの木の実 大地の章』に登場。磁力を帯びた手袋(磁石で出来たガントレット?)で、遠くにある鉄製のものを引き寄せたり、鉄で出来た柱などに自分が引き寄せられたりすることができる。また、S極とN極の切り替えが可能で、反発を利用して逆に物を遠くに飛ばしたりすることも出来る。
望遠鏡
3Dゼルダ特有のアイテムで、遠くのもの(近くのものも)を拡大してみることができる。また、ホークアイは弓矢と併用する事も可能で、取り付けると狙撃銃のようになる。
似た系統のアイテムに写し絵の箱という物もあり、ゲーム内で写真を撮り持ち歩く事が出来る。『風のタクト』では条件を満たすとカラー写真を撮る事が出来るが、基本はモノクロである。
ビン
回復薬や妖精など様々な物を入れることができるビン。作品によって異なるが最大で4個持てる場合が多い。特定のイベントでのみ入手できる貴重アイテム。
ロッド類
シリーズごとに名称や役割は違うが、魔力が宿った杖や魔力を消費する事で魔法が使える杖。リンクがただの剣士で無い事を象徴するような装備である。
ファイヤロッドマジックロッドも同等)とアイスロッドは火や冷気を飛ばし攻撃や謎解きに用いる。『時のオカリナ』以降魔法の矢がその役割を担っている。
四季のロッド(『ふしぎの木の実 大地の章』)は季節を変える力を持ち、コピーロッド(『トワイライトプリンセス』)は石像などを操ることができる。バイラの杖は周囲にバリアを張ることができ、ソマリアの杖はブロックを作り出し謎解きに用いる(『神々のトライフォース』)。
マジックアイテム
魔力を消費する事で画面全体攻撃やワープポイントの設置、無敵化などが出来る魔法のアイテム。
 マジックマントは、リンクが姿を消し、魔法力が尽きるまで一切の攻撃を受けなくなり、エーテルは、画面内の全ての敵を凍らせ、シェイクは、大地震を起こし、敵にダメージを与え、ボンバーは、画面内の敵を火柱で攻撃するというもの(『神々のトライフォース』)。ディンの炎はリンクの周囲に炎のドームを張って攻撃するもので、、ネールの愛は約1分間、バリアを張り一切のダメージを防ぎ、フロルの風は、ダンジョン内専用アイテム。ワープポイントを設置し、もう一度使用することで、その場所にワープするもの(『時のオカリナ』)。
 (『リンクの冒険』)ではアイテムではないが、8つの魔法が存在し、防御力やジャンプ力の上昇、画面内の敵にダメージを与えるものなどがある。
敵の攻撃を防ぐ防具。作品により名前やデザインは大きく異なる。
2Dゼルダでは向いている方向からの飛び道具のみを防ぐ。3Dゼルダでは敵の攻撃全般をほぼ完全に防ぐ事が出来る上、作品によっては攻撃に転用できる。
多くの作品で2、3種類の盾があり、光弾や光線を防げるかどうかでレベルが違う。
最高レベルの盾は鏡の盾(ミラーシールド)であることが多く、防御だけでなく光の反射を利用した仕掛けに使うことが多い。
木製のものは、炎系の攻撃を受けると燃えてなくなってしまう。
ライクライクの大好物であり、食べられてしまうと盾を奪われてしまう。
初期装備の服と比べ、防御力の上昇や特定の環境での耐性が身に付く。服を変えるわけではないが、『初代』と『リンクの冒険』、『ふしぎのぼうし』ではアイテムや魔法の効果によって防御力が上昇すると、服の色が変わる。
『神々のトライフォース』より服が変わるようになり、服の色によって防御力が変化する(青い服は通常時の2倍で、赤い服は青い服の2倍)。
その後『時のオカリナ』で赤い服(ゴロンの服)は耐火服、青い服(ゾーラの服)は潜水服といった特有の性能を持つようになる。
夢をみる島DX』では赤い服で攻撃力2倍。青い服で被ダメージ1/2の性能を持つ。
『風のタクト』では二周目で勇者の服の代わりに正直者にしか見えない服が登場。名前のとおり正直者以外には透明にしか見えず、プレイヤーにはまるで私服で冒険しているようにしか見えない。また、リンクも正直者でないらしく受け取ったときに戸惑うほか、一部の登場キャラクターにも服が見えていない。
『トワイライトプリンセス』ではゾーラの服(潜水できるようになるが、炎や氷の攻撃には弱くなる)、マジックアーマー(ルピーを消費する事で敵の攻撃を無効化することができる)の二種が登場する。
鱗 / ヒレ
手に入れる事で水中、水上での行動範囲が広がるアイテム。ゾーラ族と関わりがある事が多い。
お面 / 仮面
『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』で登場。お面はリンクがかぶると一部のキャラクターとの会話に変化がある。
特に『ムジュラの仮面』ではサブタイトルの通り、お面・仮面は物語の中核を成す重要アイテムであり、実に数十種類のお面が登場する。中には移動速度が早くなる『うさぎずきん』マーチを演奏しながら行進できる『ブレー面』存在感が極端に薄くなり敵に気づかれなくなる『石コロのお面』など、特殊な効果を持つお面もある。更に『デクの仮面』『ゴロンの仮面』『ゾーラの仮面』は被るとそれぞれの種族に変身し独自のアクションを行えるようになる。また、特別なイベントをこなすと隠しアイテムとして『鬼神の仮面』と言う仮面も入手できる。これは被ると、白い服に鎧を纏った大人リンクのような姿になる。(ボイスも『時のオカリナ』の大人リンクのものが流用されている)圧倒的な戦闘能力を持ち、ラストボスを瞬殺できるほど。武器として大きな両手剣を持っている。なお、リンクが変身するものは『仮面』で、ただ被るだけのものは『お面』である。

ゼルダの伝説シリーズ以外の出演作品

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
青年リンクが基本キャラクターとしてシリーズ全作品に登場。リンクの姿は『スマブラDX』では『時のオカリナ』版のデザインや、『スマブラX』では『トワイライトプリンセス』版のデザインで、最新作のリンクをベースにしているものの、歴代シリーズの特徴を反映してジャンプやスピードがやや重いキャラクターとして調整されている。『リンクの冒険』で多用されていた下突きが強く調整されていたり、『DX』から何もしていない時の盾に飛び道具を防ぐ判定がついたのも旧作を反映しての事である。
また、『DX』以降は隠れキャラクターとして少年リンクも登場している。名称は、『DX』では『時のオカリナ』版の「こどもリンク」、『X』では『風のタクト』版の「トゥーンリンク」。こちらは青年リンクとの差別化でパワーが劣る反面、ジャンプ力やスピードがアップしている性能となっている。何故かこどもリンクは剣で攻撃しても斬った効果音ではなく叩いた効果音が出る。トゥーンリンクの“トゥーン”は「トゥーンレンダリング」ではなく、「カートゥーン」の意味で、この名称は『スマブラ』シリーズのディレクター桜井政博が、ゼルダシリーズの担当である青沼英二との相談を交えて決めたものである。
前述のように運動能力が低いが、その代わり剣による威力・範囲ともに優れた接近攻撃、ブーメランや爆弾による遠距離攻撃など攻撃面に優れている。『X』で追加された「最後の切りふだ」は、トライフォースで相手を挟み込んで突進し、空中で連続斬りを繰り出す「トライフォースラッシュ」。トゥーンリンクもこの技を使用できるが、細かなな技の性質が異なりエフェクトがトゥーン調になっている。
『X』のアドベンチャーモード『亜空の使者』では、妖精(『時のオカリナ』のナビィに近い姿をしている)に導かれたリンクが森の奥でマスターソードを引き抜き、その直後に亜空軍の襲撃を受け、たまたま近くで昼寝中だったヨッシーとともに亜空軍との戦いに加わる。トゥーンリンクはシナリオには関わらないが、クリア後に条件を満たすことで『亜空の使者』でも使えるようになる。
ソウルキャリバーII
GC版のみにゲスト出演している。この作品でのリンクは、時空を超えてハイラルに紛れ込み事件を起こしたソウルエッジの根源を断つ為に旅立ったという独自のストーリー設定を持っているが、デザインなどは『時のオカリナ』をベースとしており、キャラクターボイスも『時のオカリナ』の大人リンクと同じく檜山修之が担当している(因みにこの作品で檜山氏はリンク、ナイトメア、吉光と3役を演じている)。この作品でもリンクにについて深いキャラクター付けはされておらず、プロフィール欄でも身長、体重、血液型などは省略されていた。また、キャラクターボイスも言葉は喋らず、掛け声のみである。アーケードモードの最終戦の相手はラファエル。聖堂に独り佇むラファエルに、リンクは背後から話しかけようとするが、振り向き様に剣を向けられ「君はそこで見ていたまえ。大人しくね」と言放たれ、戦いとなる。因みにラファエルもリンクと同じく左利きである。
能力付けとしては(恐らく、この作品からソウルキャリバーを始めるプレイヤーが増えるであろうと予想したため)比較的スタンダードなステータスになっており、複雑なコマンドが必要な技も少なく扱いやすいキャラクターとなっている。ただし、他のキャラクターと比べるとやや小柄なことと、武器の性質上リーチが短めである。(大幅にリーチが伸びる装備武器もある)また、原作を反映し、特殊構え技として弓矢、爆弾、ブーメランを使用できる他、回転切りも技の中に含まれている。使用武器も歴代シリーズに登場したアイテムを忠実に再現している。
スーパーマリオRPG
ゲスト出演。ローズタウンの宿屋に泊まると現れ、話しかけるとお馴染みの謎解き音が流れる小ネタが用意されている。
スーパードンキーコング2
SFC用ソフトで、後に発売されたGBA用移植版にも登場。ゲーム中に登場する「DKコイン」というアイテムを集めた数をプレイヤーが発表する際、表彰台に乗っている(SFC版は初期状態3位、GBA版は初期状態2位)。
スーパードンキーコング3
直接本人は登場しないが、雑貨店を営んでいるクマのバザーの口から「リンク」の名前や「ベアーコインの代わりにルピーで手を打ってやった」という発言をしていることから、ディクシーコング達よりも先に彼の店に来ていたことをうかがわせている。
F1レース
GB版にゲスト出演。プレイヤーの応援で登場する。
キャプテン★レインボー
Wii用ソフト。リンク自身の出演ではないが、登場人物のトレイシーの家に「都会では超有名なヒーロー」の写真としてマリオとともに顔写真が飾られている(なお、このトレイシーは『夢をみる島』から登場のキャラクターである)。
どうぶつの森シリーズ
リンク本人が登場するわけではないが、『e+』ではカードe+で追加できるマイデザインの中に『風のタクト』のリンクの服風の「ゆうしゃのふく」というデザインのカードが存在し、Wii『街へいこうよ どうぶつの森』では特殊な条件で入手できるアイテムとして『トワイライトプリンセス』のリンク風の「ゆうしゃのふく」と「ゆうしゃのぼうし」という服・帽子が登場。また、リンクの剣である「マスターソード」が家具として登場している。
ファンタシースターZERO
リンク本人の登場は無いが、ある条件で武器・大盾「ハイリアの盾」と言うリンクの持つ盾と全く同じアイテムがある。

声優

脚注

  1. ^ Wii Previrw Q & A

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