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==== 1975年 - 1981年 ====
[[ファイル:ICF5900.jpg|thumb|200px|代表的なBCLラジオ ソニー スカイセンサー5900]]
[[1970年代]]後半に、[[中東戦争]]や[[オイルショック]]、[[日中国交正常化]]などをきっかけとして海外の国際放送を受信するBCLブームが中学生・高校生を中心に起こった。この時期には、[[冷戦]]もあり日本向け[[日本語放送]]の充実を図る放送局も多く、時事ニュースに留まらずその国の文化などの理解を深めるうえで一定の役割を果たした。また、受信報告書を送ると受け取れる[[ベリカード]]の収集も盛んに行われた。さらに、送信方向が日本向けではないなど、一般的には受信困難な放送を工夫を重ねて受信しようとするマニアも増えた。これに応じ、受信周波数帯域の広いラジオ受信機、いわゆる[[BCLラジオ]]が各社より発売され、戦後に再び黄金期がおとずれた。しかし、日本からの海外旅行の一般化や[[通信自由化]]を遠因とする国際放送の縮小などで、BCLブームも終わりを遂げ、BCLラジオメーカーも次々と撤退した(2006年時点で国内メーカーはソニー以外は撤退)。
[[1978年]][[11月23日]]には[[国際電気通信連合]](ITU)の取り決めによりAMラジオの周波数一斉変更(10kHz間隔→9kHz間隔。通称:9キロヘルツセパレーション)が行われた<ref>中村禎昭、「[https://doi.org/10.3169/itej1978.32.902 中波放送用周波数の変更]」『テレビジョン学会誌』 1978年 32巻 10号 p.902 - 904, {{NAID|110003697789}}, {{Doi|10.3169/itej1978.32.902}}。</ref>。
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