ネゲントロピー
ネゲントロピーは、生命においてエントロピーの増大の法則に逆らうエネルギーの吸収によって動いていることである。
これは生命の中では時間が逆転していると同じことになる。開かれた世界においてのみ可能なエントロピー増大をマイナスに戻す力とされる。
エントロピーとの対照性
エントロピーは、熱力学における物質の状態を表す量の単位。等温可逆的な変化で、ある物質系が熱量を吸収したとき、エントロピーの増加は吸収熱量を温度で割った値に等しい。外部から閉じられた系では、内部変化はつねにエントロピーが増大する方向に起こる。それは時間の不可逆的運動を伴う。
このことから、日常生活から宇宙のエントロピーまで考察され、これに伴って、ネゲントロピー理論も発展してきている。