Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

ネゲントロピー

これはこのページの過去の版です。221.119.57.210 (会話) による 2007年9月1日 (土) 13:02個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ネゲントロピーは、生命においてエントロピーの増大の法則に逆らうエネルギーの吸収によって動いていることである。

これは生命の中では時間が逆転していると同じことになる。開かれた世界においてのみ可能なエントロピー増大をマイナスに戻す力とされる。

エントロピーとの対照性

エントロピーは、熱力学における物質の状態を表す量の単位。等温可逆的な変化で、ある物質系が熱量を吸収したとき、エントロピーの増加は吸収熱量を温度で割った値に等しい。外部から閉じられた系では、内部変化はつねにエントロピーが増大する方向に起こる。それは時間の不可逆的運動を伴う。

このことから、日常生活から宇宙のエントロピーまで考察され、これに伴って、ネゲントロピー理論も発展してきている。