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'''ネゲントロピー''' (negentropy) は、[[生命
== エントロピーとの対照性 ==
[[エントロピー]]は、熱力学や統計力学における
== 歴史 ==
[[1943年]]に[[エルヴィン・シュレーディンガー]]が著書「[[生命とは何か]]」で negative entropy という言葉によりその概念を提唱した<ref>ただし、シュレーディンガー「生命とは何か」の第6章への註には、「ついでに一言すれば、後者(負エントロピー)は私の発見ではなくて、[[ルートヴィッヒ・ボルツマン|ボルツマン]]がはじめて論じたところとたまたまそっくり同じものです」との記述がある。</ref>。その後、フランスの物理学者[[レオン・ブリルアン]]により短縮語 negentropy という表現が用いられ、定着した<ref>Brillouin, Leon: (1953) "Negentropy Principle of Information", ''J. of Applied Physics'', v. '''24(9)''', pp. 1152–1163</ref><ref>Léon Brillouin, ''La science et la théorie de l'information'', Masson, 1959</ref>。
また、『[[生命とは何か]]』の訳者註で[[鎮目恭夫]]は「ただし、....... 『負エントロピー』という言葉は、その直接の原註にもかかわらず、やっぱり誤解を招きやすい言葉だ。なぜなら、今日の物理的科学には熱力学のエントロピーと通信工学に由来する情報理論のエントロピーという二種類のエントロピーがあって、この両者が分子生物学の大学教授などによっても、しばしば混同され過誤や混乱を助長しているからだ」と述べている<ref>{{Cite book|和書 |title=生命とは何か |publisher=岩波書店 |pages=214-215 |author-link=鎮目恭夫 |chapter=21世紀前半の読者にとっての本書の意義 -岩波文庫への収録(2008年)に際しての訳者あとがき-}}</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* Nature 474, 61–63 (02 June 2011). http://www.nature.com/nature/journal/v474/n7349/full/nature10123.html
* {{Cite book|和書 |title=生命とは何か: 物理的にみた生細胞(岩波文庫版) |year=2008 |publisher=岩波書店 |pages=214-215 |translator=[[岡小天]]・[[鎮目恭夫]] |author=[[エルヴィン・シュレディンガー]] |isbn=9784003394618}}
== 関連項目 ==
<!-- {{Commonscat|}} -->
* [[散逸構造]]
* [[自己組織化]]
* [[ランダウアーの原理]]
* {{仮リンク|エントロピーと生命|en|Entropy and life}}
* {{仮リンク|ネガティヴ・エントロピー|en|Entropy and life#Negative entropy}}
== 外部リンク ==
* Quantum knowledge cools computers (ETH) http://www.ethz.ch/media/detail_EN?pr_id=1042
{{Physics-stub}}▼
▲このことから、日常生活から宇宙のエントロピーまで考察され、これに伴って、ネゲントロピー理論も発展してきている。
{{デフォルトソート:ねけんとろひ}}
▲{{stub}}
[[Category:熱力学]]
[[Category:エントロピー]]
[[Category:エルヴィン・シュレーディンガー]]
[[Category:レオン・ブリルアン]]
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