「カーチス・ライト」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2021年3月}}
{{基礎情報 会社
[[ファイル:Curtiss Racer NASA GPN-2000-001310.jpg|thumb|right|00px|[[ジミー・ドーリットル|ドゥーリトル]]中尉と[[カーチス R3C-2|R3C-2]][[水上機]]]]▼
|社名 = カーチス・ライト・コーポレーション
|英文社名 = Curtiss-Wright Corporation
|ロゴ = File:Curtiss-Wright_logo.svg
|画像 =
|画像説明 =
|種類 =
|機関設計 =
|市場情報 =
|略称 =
|国籍 = {{USA}}
|本社郵便番号 =
|本社所在地 = [[ノースカロライナ州]]、デビッドソン
|本社緯度度 = |本社緯度分 = |本社緯度秒 = |本社N(北緯)及びS(南緯) =
|本社経度度 = |本社経度分 = |本社経度秒 = |本社E(東経)及びW(西経) =
|座標右上表示 = Yes
|本社地図国コード =
|本店郵便番号 =
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|本店経度度 = |本店経度分 = |本店経度秒 = |本店E(東経)及びW(西経) =
|本店地図国コード =
|設立 = 1929年([[ニューヨーク州]]、[[バッファロー (ニューヨーク州)|バッファロー]])
|業種 =
|法人番号 =
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = [[航空宇宙]]、[[軍需]]、[[原子炉|原子力発電]]、一般産業
|代表者 = デビッド・C・アダムス (会長兼CEO)<br />ドン・R・ベルリン<br />フランク・ヘンリー・ラッセル
|資本金 =
|発行済株式総数 =
|売上高 =
|営業利益 =
|経常利益 =
|純利益 =
|純資産 =
|総資産 =
|従業員数 = 9,000人(2019年)
|支店舗数 =
|決算期 =
|会計監査人 =
|所有者 =
|主要株主 =
|主要部門 =
|主要子会社 =
|関係する人物 =
|外部リンク =
|特記事項 =
}}
▲[[ファイル:Curtiss Racer NASA GPN-2000-001310.jpg|thumb|right|
'''カーチス・ライト'''({{lang|en|''Curtiss-Wright Corporation'' }}、'''CWC''')は、[[アメリカ合衆国]]のメーカー。[[第二次世界大戦]]直後まで[[航空機]]を製造、現在は[[コンポーネント]]メーカーとなっている。表記は他に「'''カーティス・ライト'''」がある。
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== 歴史 ==
=== 航空機産業時代 ===
[[ファイル:P-40.jpg|thumb|right|200px|P-40ウォーホーク]]▼
[[グレン・カーチス]]([[英語]]発音では'''カーティス''')によって[[1916年]]に設立された[[カーチス・エアロプレーン・アンド・モーター・カンパニー]](''Curtiss Aeroplane and Motor Company'' )は[[第一次世界大戦]]中に発展した。JN4ジェニーが当時の有名な機体である。[[1929年]][[7月5日]]、カーチス・エアロプレーン&モーターや[[ライト兄弟]]が立ち上げた[[ライト・エアロノーティカル]](''Wright Aeronautical'' )など12の別々の会社が合併し、'''カーチス・ライト社'''('''''Curtiss-Wright Corporation''''')となる。合併当時は7500万ドルの資本金をもち、米国最大の航空機メーカーだった。
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Diebel Heat Treating Companyからは熱処理技術を得、自動車メーカー、石油開発会社、農業機器メーカーに提供。
[[1980年]]には株を取得しようとした銅関連企業のKennecott社から逆に買取攻勢を掛けられ32%を取得され[[テレダイン・テクノロジーズ]]を抜き第一位株主となる。その後Kennecottとの協議でお互いの株、子会社のやり取りなどがあり、テレダインがカーチス・ライトの過半数株を取得する。この経緯によりカーチスの財務状況はよくなり、ウェスタン・ユニオン社(Western Union Corporation)を買収するが失敗。また、ロータリー技術の商用化に見切りをつけライセンス権をディーア・アンド・カンパニー(Deere & Company)に売却。
[[1980年代]]、[[ブリティッシュ・エアロスペース]]/[[エアバス]]・インダストリー・コンソーシアムにピーン・フォーミング・サービスを提供。[[エアバスA320|A-320]]、[[エアバスA330|A-330]]、[[エアバスA340|A-340]]などで利用される。
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[[1989年]]〜[[1998年]]、ボーイング、[[マクドネル・ダグラス]]、[[エアバス]]の3社寡占となり、カーチス・ライト社は[[ボーイング]]の[[ボーイング737|737]]、[[ボーイング747|747]]、[[ボーイング757|757]]に、アクテュエーション技術、制御技術を提供。ボーイング、マクドネル・ダグラス、エアバスに翼表面への[[ピーン・フォーミング]]技術を提供。
東西融和により米国軍備費が削減される。民間航空機産業も低調となり新規航空機発注も低迷。既存航空機のウイング・[[高揚力装置#フラップ|フラップ]]システムの[[トランスミッション]]、[[アクチュエーター]]のオーバーホールサービスに参入。[[1996年]]にはAviallから、[[メンテナンス]]、[[リペア]]、[[オーバーホール]]事業を買収。
[[1995年]]、[[韓国]]の商用原子力発電所にバルブ提供。1998年、エナテック(Enertech)を買収。
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== 製品 ==
* 社内名称の順に並べてある。社内名称の不明なものはアルファベット順である。▼
[[File:Curtis-wright-gem-2500.jpg|thumb|[[GEM モデル 2500 エアカー]](1950年代後半)]]
[[File:VZ-7.jpg|thumb|right|[[クワッドローター]][[空飛ぶクルマ|フライングジープ]]の[[カーチス・ライト VZ-7]](1958年頃)]]
* [[:en:Curtiss-Wright Junior|CR-1 スキーター / CW-1 ジュニア]]
* [[:en:Curtiss-Wright CW-3 Duckling|CW-3 ダックリング]]
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* [[:en:Curtiss Model 41 Lark|ラーク]](CW-41)
* [[F7C (航空機)|F7C シーホーク]]:艦上戦闘機。(CW-43)
* [[B-2 (航空機・初代)|B-2
* [[:en:Curtiss YA-10 Shrike|YA-10 シュライク]](CW-59B)
* [[:en:Curtiss A-12 Shrike|A-12 シュライク]](CW-60)
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* [[F14C (航空機)|XF14C]]
* [[XF15C (航空機)|XF15C]]
* [[:en:Curtiss JN-4|JN-4]]:[[チャールズ・リンドバーグ|リンドバーグ]]が中古で購入した飛行機。リンドバーグはこれに乗り『命知らずの空中軽業師』と呼ばれるようになる。
* [[:en:Curtiss KD2C Skeet|KD2C スキート]]:無人標的機。 * [[NC-4 (航空機)|NC-4]]:[[飛行艇]]。最初の[[大西洋横断飛行]]に成功。
* [[:en:Curtiss O-40 Raven|O-40 レイヴン]]:観測機。
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* [[SNC (航空機)|SNC ファルコン]]:高等練習機。
* [[SO3C (航空機)|SO3C シーミュウ]]:偵察観測機。
* [[カーチス・ライト VZ-7|VZ-7]]:[[VTOL]][[クワッドローター]][[ヘリコプター]]試作機。
* [[カーチス・ブリーカー・ヘリコプター|SX-5-1]]:ヘリコプター。
* [[X-19 (航空機)|X-19]]
* [[GEM モデル 2500 エアカー]]:[[エアカー]]
== 関連項目 ==
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* [[航空機メーカーの一覧]]
* [[航空用エンジンメーカーの一覧]]
* [[マーキュリー・マリーン]]
== 外部リンク ==
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