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|競馬場名 = 阪神競馬場
|通称・愛称 = 仁川競馬場
|画像 = {{Unbulleted list|[[ファイル:Hanshin_race_course_07.jpg|
|所在地 = 兵庫県宝塚市駒の町1-1
|緯度度 = 34 | 緯度分 = 46 | 緯度秒 = 51.9 | N(北緯)及びS(南緯) = N
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}}
{{Location map|Japan Mapplot|coordinates={{Coord|34.781083|135.363}}|caption=阪神競馬場|width=256}}
'''阪神競馬場'''(はんしんけいばじょう/ 英: Hanshin Racecourse)は、[[兵庫県]][[宝塚市]]
嘗ては[[アメリカ合衆国]]・[[イリノイ州]]の[[アーリントンパーク競馬場]](2021年閉場)と姉妹提携を結んでおり<ref>{{Cite web
== コース概要 ==
(以下、特記しない出典はすべて<ref name="course_hanshin">{{Cite web|和書|url=https://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/course.html |title=阪神競馬場(コース紹介) |publisher=日本中央競馬会 |accessdate=2015-09-07}}</ref>より)
[[ファイル:Hanshin-Racecourse aerial 2007.jpg|thumb|150px|空から見た阪神競馬場]]
[[File:Hanshin Racecourse Aerial photograph 2012.jpg|thumb|270px|阪神競馬場(兵庫県宝塚市)付近の空中写真。(2012年9月撮影)<br />{{国土航空写真}}]]
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これにより、改修前のコース形態で問題とされていた点もほぼ解消され、特に枠順による有利不利が指摘されていた芝1600mは向正面の中ほどに発走地点が移されたことで、不満の声も聞かれなくなったとされる。
元々芝外回りの新設コースは、[[川西航空機|川西飛行機]]宝塚製作所→[[新明和工業]]の[[川西市|川西]]工場の跡地だった<ref>[https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000221588 現在の阪神競馬場にあった航空機工場の空襲について、その被害面積を知りたい](レファレンス協同データベース)</ref>。
=== 芝コース ===
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* [[大阪梅田駅 (阪急)|大阪]]、[[三宮駅|神戸]]方面からは[[西宮北口駅]]で今津線に乗り換えとなる。
* 阪神競馬開催日は、メインレース終了時から17時頃まで、概ね10分間隔で西宮北口を通過する{{Refnest|group="注"|構内配線の都合上。[[西宮北口駅#配線図]]を参照。}}仁川始発の大阪梅田行き[[臨時列車|臨時急行]](途中[[塚口駅 (阪急)|塚口]]・[[十三駅]]に停車)が運転される。また、今津線内(西宮北口-[[宝塚駅|宝塚]]間)の各駅停車は、通常は10分間隔での運転のところ、16時から17時30分頃までは4{{~}}6分間隔で運転される。
[[中国自動車道]][[宝塚インターチェンジ]]から5km。
* [[自動車]]を637台収容できる立体駐車場と、81台収容できる北駐車場がある。北駐車場は立体駐車場満車後に開場される<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/access/pdf/parking_full.pdf|title=2023年度 駐車場満車実績|publisher = 日本中央競馬会|accessdate=2024-02-14|archiveurl=https://web.archive.org/web/20240214202214/https://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/access/pdf/parking_full.pdf|archivedate=2024-02-14}}</ref>。
* 駐車料金は阪神競馬開催日は2,000円、[[パークウインズ]]時(場外発売日)は1,000円である<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/access/index.html|title=アクセス・営業時間案内|publisher = 日本中央競馬会|accessdate=2023-10-07|archiveurl=https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/13024523/www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/access/index.html|archivedate=2023-10-07}}</ref>。
== 歴史 ==
===
[[1907年]]([[明治]]40年)、
[[1937年]]([[昭和]]12年)、11の競馬倶楽部が統合されて[[日本競馬会]]となり、鳴尾競馬場を阪神競馬場と改称。[[1943年]](昭和18年)、日本海軍が、競馬場に隣接する[[川西航空機]]の製造する軍用機の試験飛行を実施するための[[鳴尾飛行場|飛行場]]として競馬場用地の徴用を打診し、日本競馬会が代替用地の斡旋と建築資材の提供を条件に応じた為、
同年春までに開催を終了し、軍事施設へと転用された<ref>公認競馬は中止、非公開で検定競争(昭和18年12月18日 毎日新聞(東京))『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p167 毎日コミュニケーションズ刊 1994年</ref>。
=== 逆瀬川
日本海軍と日本競馬会では、移転候補地を検討の結果、
しかし、[[1946年]]6月に、進駐軍が慰安用ゴルフコースに使用する為に未着工の用地を接収<ref group="注">馬場予定地のゴルフコースは、工事着工までは従来通り使用を認めていた為、クラブハウスを含めそのままの状態で残っていた。(日本競馬史・巻七(p778))</ref>した為、それ以上の工事継続が不可能となった上に、調教コースもゴルフコースに復元されてしまった為、調教用設備としても使用困難となり、早期の接収解除も望めない事から、競馬会では新たな競馬場用地を探す必要が生じた<ref>「日本競馬史・巻六 (p526-p541)及び巻七 (p778-p779)」</ref>。
===
日本競馬会では、新たな競馬場用地の取得を検討したが、独自に競馬場用地を取得する予算も無く苦慮していたところ、
そうした中で[[1948年]]夏より競馬場設置工事を開始したが、
この時点では、逆瀬川地区の競馬場施設もそのままで、大半の馬や人は逆瀬川におり、競馬開催時に阪神競馬場まで移動していた。また馬場は水捌けが悪く、雨が降ると水が浮いて[[泥]]状になり騎手から不評だったため、第一回開催の終了後に再整備を余儀なくされた<ref>「日本競馬史・巻七」(p797-p798)</ref>。
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*[[2006年]]4月の第2回開催終了後、コース改修工事を実施。当時6〜7月の例年の3回開催は京都、例年の4回開催は中京へそれぞれ振替となった。12月に芝の外回りコースおよび、中央競馬では唯一{{Refnest|※出典ウエブサイトの閲覧時点<ref name="facilities"/>。}}となるダート2000mコースを新設した新コースが完成した<ref>{{Cite news|title=JRAのあゆみ(JRAの概要)|newspaper=JRAホームページ|author=|url=https://jra.jp/company/about/outline/history/|accessdate=2020-10-25}}</ref>。
*[[2008年]][[9月14日]]以後、施設閉鎖により馬場内への入場ができなくなった<ref group="注">[[2015年]]より[[桜花賞]]開催日(またはその近辺)のみ開放されることになった。</ref>。
*[[2009年]][[12月5日]]の第5回阪神開催から、ハイビジョン対応2面マルチターフビジョンで映像提供を開始した<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/200906/062902.html |title=阪神競馬場に新ターフビジョン! |publisher=日本中央競馬会 |date=2009-06-29|accessdate=2009-07-02|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090702132139/http://www.jra.go.jp/news/200906/062902.html|archivedate=2009-07-02}}</ref>。
*2009年[[12月26日]]に行われた第3競走に於いて、1着に6番人気のケイエスケイト、2着に9番人気のテイエムキングダム、3着に17番人気のアスカトップレディとなった。これにより3連単の配当金額が11,849,250円(4896通り中3300番人気)となり、この配当金額は阪神競馬史上歴代1位、3連単としてはJRA歴代3位の高配当を記録した。また、同競走の3連複の配当金額が1,774,500円(816通り中605番人気)となり、3連複の阪神競馬史上1位、JRA歴代6位の高配当を記録した。
*[[2011年]](平成23年)は中京競馬場の改修工事により開催日程が変更される。春の開催は例年同時期に中京競馬場で開催される重賞の一部も阪神で開催される。また、夏の開催は例年より2週早く始まり2週早く終わる<ref group="注">前半2週の春競馬期間は3回阪神競馬、後半2週の夏競馬期間は4回阪神競馬として開催する。</ref><ref group="注">これは3・12月の「裏開催」の時期を小倉に代替のためで、小倉の芝馬場保護・育成の観点のためである。6月1ヶ月間通しであるが、春季と夏季の番組編成切り替えの都合上、前半と後半2週ずつの別開催となった。これに付随して、4-5月の第3回京都は2週間の延長、7月は小倉開催を短縮(平年2開催・8週間→1開催・6週間)した上で、京都開催を4週間割り当てる。</ref>。そのため、高松宮記念と[[ファルコンステークス]]、[[CBC賞]]は阪神競馬場で開催された。また[[プロキオンステークス]]は京都開催となった<ref>{{Cite journal |和書 |title=2011年度競馬番組発表|year=2011|publisher=[[中央競馬ピーアール・センター]]|journal=[[優駿]]|issue=2011年1月号|pages=77}}</ref>。さらに、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の影響により、3月12日・13日の第1回第5日と第6日の開催を中止した。この代替競馬として、[[3月21日]]に第1回第5日を開催した。<ref group="注">3月19日から3月27日までの阪神競馬・小倉競馬を「東北関東大震災被災地支援競馬」として開催。</ref>また、[[3月12日]]から[[3月27日]]の中山競馬が中止となった<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/201103/031501.html |title=3月27日(日)までの中山競馬の開催中止について |publisher=日本中央競馬会 |date=2011-03-15|accessdate=2011-03-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110317114150/http://www.jra.go.jp/news/201103/031501.html|archivedate=2011-03-17}}</ref>ため、[[スプリングステークス]]および[[フラワーカップ]]は、開催場を中山競馬場から変更し、[[3月26日]]に開催(延期)された。<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/201103/031604.html |title=阪神競馬【3月26日(土)・27日(日)】の番組変更 |publisher=日本中央競馬会 |date=2011-03-16|accessdate=2011-03-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110319091828/http://www.jra.go.jp/news/201103/031604.html|archivedate=2011-03-19}}</ref>また、[[4月2日]]から[[4月17日]]の中山競馬も中止となったため、[[日経賞]]・[[中山牝馬ステークス]]は[[4月2日]]に、[[ダービー卿チャレンジトロフィー]]は[[4月3日]]に、[[ニュージーランドトロフィー]]は[[4月9日]]に、[[マーチステークス]]は[[4月10日]]にそれぞれ日程を変更し開催された<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/201103/032202.html |title=第3回中山競馬および第1回福島競馬の開催中止について |publisher=日本中央競馬会 |date=2011-03-22|accessdate=2011-03-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110324025259/http://www.jra.go.jp/news/201103/032202.html|archivedate=2011-03-24}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/201103/032301.html |title=第2回阪神競馬および第2回小倉競馬の競馬番組変更について |publisher=日本中央競馬会 |date=2011-03-23|accessdate=2011-03-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110326022450/http://www.jra.go.jp/news/201103/032301.html|archivedate=2011-03-26}}</ref>。
*[[2012年]](平成24年)からは、中京競馬場のリニューアルオープンに伴い、関西主場の春季から夏季競馬の開催日割が変更されるに伴い、夏の第3回開催は3回京都開催の延長と2回中京開催とのスケジュールを入れ替えた上で2011年同様[[安田記念]]開催週から始まる6月1か月の開催に正式に変更となる<ref group="注">ただし2011年は春季と夏季の番組編成切り替えの都合上、前半が第3回開催、後半が第4回開催とそれぞれ2週ずつの各4日間の別開催となったところ2012年からは夏季競馬のスタート繰り上げに伴い8日間通して第3回開催の1開催となる。</ref><ref>{{Cite|和書|title=日本中央競馬会60年史|date=2015|pages=73|publisher=日本中央競馬会}}</ref>。この年は一部重賞競走において施行場の変更が行われ、[[アンタレスステークス]]が阪神競馬場の開催となった一方で、これまで阪神競馬場で行われてきた[[マイラーズカップ]]が京都競馬場で、プロキオンステークスが中京競馬場での開催となった<ref>{{Cite journal |和書 |title=2012年度競馬番組発表|year=2012|publisher=[[中央競馬ピーアール・センター]]|journal=[[優駿]]|issue=2011年1月号|pages=62-65}}</ref>。
*ファンサービスの一環として日没が遅くなる[[2008年]]の夏季開催(6-7月)で発走時刻の繰り下げを試行。第1競走を10:30、最終を16:40にそれぞれずらした。[[2009年]]から正式に薄暮競走として開催。また加えて[[2008年]]から9-10月、[[2009年]]から3-4月の開催も繰り下げとなった。ただし、[[2011年]]は[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])および[[東京電力ホールディングス|東京電力]]・[[福島第一原子力発電所]]での[[福島第一原子力発電所事故|事故]]による[[輪番停電|計画停電]]のため、[[中山競馬場]]で予定された重賞競走が阪神に代替され、1日2つの特別競走を開催したため、この間は最終競走の発走時刻を16:35に設定したが、その年の夏季・秋季の開催は震災被害による電力事情を考慮して薄暮・繰り下げを見合わせた。[[2012年]]以後も同様の理由で繰り下げは実施しない。
*[[2020年]](令和2年)は京都競馬場整備工事に伴い、11月の京都開催は阪神に振り替えされる。このため、GI級競走の[[エリザベス女王杯]]が1979年以来41年ぶり、[[マイルチャンピオンシップ]]が1984年のレース創設以来初めて阪神競馬場での開催となる。また、良好な芝馬場維持等を考慮して7月の中京開催と9-10月の阪神開催を入れ替えることになった。これにより夏季の阪神開催は例年より3週間延長され、7週14日間となる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/horse/jra/1593888/ |title=JRA2020年開催日程発表 京都改修工事でエ女王杯&マイルCSは阪神開催 |publisher=東スポWeb |date=2019-10-22|accessdate=2019-10-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20191022050152/https://www.tokyo-sports.co.jp/horse/jra/1593888/|archivedate=2019-10-22}}</ref>。同年の第1-4回開催は全日[[COVID-19]]感染拡大防止のため「[[無観客試合#競馬|無観客競馬]]」として開催する。
*[[2021年]](令和3年)は京都競馬場整備工事に伴い、平年の2回京都開催後半(2月・2週間)、3回京都開催1-4日(4-5月・2週間)、10・11月の京都開催は阪神に振り替えされる。これに伴い、[[天皇賞(春)]]が1994年以来27年ぶり、[[菊花賞]]が1979年以来42年ぶり、[[秋華賞]]が1996年のレース創設以来初めて阪神競馬場での開催となる。またエリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップも2020年に引き続き阪神競馬場で開催されるため、通常京都競馬場で開催されるGI競走はすべて阪神開催となる。そのため、GI競走については当競馬場史上初となる年間10競走を行う。また、良好な芝馬場維持等を考慮して6月の開催(例年の第3回開催)は2週4日間に短縮となり、例年の6月開催(例年の第3回開催)の前半2週及び9月開催(例年の第4回開催)は中京競馬場での開催に変更される<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jra.go.jp/news/202010/101902.html|title=令和3年度(2021年度)開催日割および重賞競走|accessdate=2020-10-20|date=2020-10-19|publisher=日本中央競馬会|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201021211528/https://www.jra.go.jp/news/202010/101902.html|archivedate=2020-10-21}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jra.go.jp/keiba/program/2021/pdf/henkou.pdf|title=令和3年度の重賞競走の主な変更点について|accessdate=2020-10-20|date=2020-10-19|publisher=日本中央競馬会}}</ref>。2021年の天皇賞(春)が阪神競馬場で開催されることに先立って、例年は京都芝2400mで開催されている松籟ステークス(4歳以上3勝クラス)が天皇賞(春)と同じ阪神芝3200mで開催されることになった。JRAで芝3000m以上の平地条件戦が開催されるのは2000年の[[ドンカスターカップ|ドンカスターステークス]](4歳(現3歳)以上1600万円以下)以来、21年ぶりである<ref>{{Cite web|和書|title=【JRA】2021年の春季競馬番組等が発表 20年ぶりに3000m以上の条件戦、OP・万葉Sも初コースで実施 {{!}} 競馬ニュース|url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=179932|website=netkeiba.com|accessdate=2020-11-23|language=ja}}</ref>。同年の第1回開催1~8日、第2回10~12日は[[COVID-19]]感染拡大防止のため「無観客競馬」として開催する<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jra.go.jp/news/202102/020403.html|title=2月13日(土曜)からの競馬場・ウインズ等の営業(無観客競馬・発売取りやめ)|accessdate=2021-02-05|date=2021-02-04|publisher=日本中央競馬会}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jra.go.jp/news/202104/042308.html|title=4月25日(日曜)からの無観客競馬の実施とウインズ等の営業取りやめ|accessdate=2021-04-23|date=2021-04-23|publisher=日本中央競馬会}}</ref>。
*[[2022年]](令和4年)も京都競馬場整備工事に伴い、2021年と同様の開催日程で行われる。これに伴い、通常京都競馬場で開催されるGI競走(天皇賞(春)・秋華賞・菊花賞・エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップ)は2021年に引き続き阪神競馬場で開催される<ref name="R04henko" />。
*[[2023年]](令和5年)も京都競馬場整備工事に伴い、平年の2回京都開催後半(2月・2週間)は阪神に振替される。これに伴い、年間5回46日間の開催となる<ref>[https://www.jra.go.jp/keiba/program/2023/pdf/nittei.pdf 令和5年開催日割(PDF)]日本中央競馬会、2022年10月17日閲覧</ref>。
*[[2023年]](令和5年)秋から[[2025年]](令和7年)春にかけてスタンドのリフレッシュ工事が予定されている<ref>[https://www.nikkansports.com/keiba/news/202212130000091.html JRA賞「最優秀短距離馬」を「スプリンター」と「マイラー」に区分 部門賞は9から10へ 2022年12月13日8時5分 ](日刊スポーツ)</ref>。工事に伴
== 場内の施設 ==
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* Aシート(アペックスシート)
*: スタンド4階 1,126席 禁煙 2,500円(一般入場料込) インターネット予約にて発売
*: 2009年の第4回阪神競馬開催期間中は、イベント招待席として100席使用するため、1034席の販売となる<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/card/news/news20090815.html |title=JRAカード予約指定席の席数変更【阪神競馬場】 |publisher=日本中央競馬会 |date=2009-08-15|accessdate=2009-09-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090901074615/http://www.jra.go.jp/card/news/news20090815.html|archivedate=2009-09-01}}</ref>。
* Bシート(ボナンザシート)
*: スタンド4階 556席 禁煙 2,000円(一般入場料込) インターネット予約にて発売
* Cシート<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/news/20130818.html |title=お求めやすい新指定席「Cシート」をご利用ください!【阪神競馬場】 |publisher=日本中央競馬会 |date=2013-08-18|accessdate=2013-09-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130915060615/http://www.jra.go.jp/facilities/race/hanshin/news/20130818.html|archivedate=2013-09-15}}</ref>(2013年9月7日【第4回阪神競馬第1日】より新設。Bシートから降格)
*: スタンド5階 676席 禁煙 1,500円(一般入場料込) インターネット予約にて発売
*: スタンド4階 276席 禁煙 1,500円(一般入場料込) インターネット予約にて発売
*: 2013年第4回阪神競馬開催日は、JRAカード予約分は800円(一般入場料別)、当日発売分は1,000円(一般入場料込)で利用できる<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.jra.go.jp/news/201308/082103.html |title=新指定席「Cシート」お試しキャンペーン!【阪神競馬場】 |publisher=日本中央競馬会 |date=2013-08-21|accessdate=2013-08-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20130823164517/http://www.jra.go.jp/news/201308/082103.html|archivedate=2013-08-23}}</ref>。
・UMACAシート
178 ⟶ 183行目:
=== セントウル像 ===
スタンドの東にあるセントウルガーデンの[[ケンタウロス|セントウル]]像があり、阪神競馬場のシンボル的存在となっている。[[グリーンチャンネル]]の競馬中継で阪神競馬場を表すアイコンにもなっている。また、当競馬場で施行される重賞の[[セントウルステークス]]の名称はこれにちなんだものである。また、2017年から2021年まで[[大阪杯]]のファンファーレ
<gallery>
File:Hanshin_race_course_stand.jpg|{{Center| スタンド}}
212 ⟶ 217行目:
* [[阪神牝馬ステークス]]
|
* [[セントウルステークス]] ([[サマーシリーズ#サマースプリントシリーズ|サマースプリントシリーズ]]
* [[ローズステークス]]([[秋華賞]]トライアル)
* [[神戸新聞杯]]([[菊花賞]]トライアル)
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== レコードタイム ==
出典:[https://web.archive.org/web/20061201150839/http://www.jra.go.jp/datafile/record/hanshin.html JRA公式サイト 中央競馬レコードタイム 阪神競馬場]
*†は基準タイム。
*
=== 芝コース(2歳) ===
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
300 ⟶ 305行目:
||2200m||2:09.7||[[タイトルホルダー]]||牡4||58kg||[[横山和生]]||[[第63回宝塚記念|2022年6月26日]]
|-
||外2400m||2:
|-
||外2600m||2:35.1||ミスマンマミーア||牝6||53kg||福永祐一||[[大阪-ハンブルクカップ|2021年4月11日]]
348 ⟶ 353行目:
||ダ2970m||3:15.7||パルティアシチー||牡4||60kg||[[南井大志]]||2007年9月22日
|-
||ダ3110m||3:25.0||[[バトルブレーヴ]]||牡6||61kg||[[菊地昇吾]]||2008年7月5日
|}
381 ⟶ 386行目:
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2|refs=
<ref name="2022bangumi">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/keiba/program/2022/pdf/bangumi.pdf |title=令和4年度競馬番組等について|publisher=日本中央競馬会|date=2021年11月18日|accessdate=2021年11月28日}}</ref>
<ref name="2014bangumi_ippan">{{Cite web|和書|format=PDF|url=http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h26-bangumi_ippan.pdf |archiveurl=https://web.archive.org/web/20140211161638/http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h26-bangumi_ippan.pdf|archivedate=2014年2月11日|title=一般事項(III: 出走可能頭数 - 阪神競馬場)|year=2014|publisher=日本中央競馬会|accessdate=2021年11月28日}}</ref>
<ref name="2015bangumi_ippan">{{Cite web|和書|format=PDF|url=http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h27-bangumi_ippan.pdf |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150105132352/http://www.jra.go.jp/keiba/program/pdf/h27-bangumi_ippan.pdf|archivedate=2015年1月5日|title=一般事項(III: 出走可能頭数 - 阪神競馬場)|year=2015|publisher=日本中央競馬会|accessdate=2021年11月28日}}</ref>
<ref name="2020bangumi_ippan">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/keiba/program/2020/pdf/bangumi_ippan.pdf|title=競馬番組一般事項|year=2020|publisher=日本中央競馬会|accessdate=2021年11月28日}}</ref>
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<ref name="R04henko">{{Cite web|和書|format=PDF|url=https://jra.jp/keiba/program/2022/pdf/henkou.pdf |title=令和4年度の重賞競走の主な変更点について|accessdate=2021年10月18日|date=2020年10月18日|publisher=日本中央競馬会}}</ref>
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