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{{pp-vandalism|small=yes}}
{{Otheruses|アネコユサギによるライトノベル|このライトノベルを原作としたアニメ|盾の勇者の成り上がり (アニメ)}}
{{複数の問題
| 出典の明記 = 2022年6月
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| 内容過剰 = 2022年12月
}}
{{Infobox animanga/Header
| タイトル = 盾の勇者の成り上がり
| ジャンル = [[冒険小説|冒険]]<ref>『アニメージュ 2018年10月号』徳間書店、2018年10月10日発行、146頁</ref>、[[異世界
}}
{{Infobox animanga/Novel
53行目:
| 開始号 = 2014年3月号
| 終了号 =
| 巻数 = 既刊
}}
{{Infobox animanga/Manga
120行目:
| 終了 = 2023年9月1日
| 巻数 = 全3巻
| 話数 = 全18話
| インターネット = 1
}}
{{Infobox animanga/Stage
| 原作 = アネコユサギ
| 脚本 = 守山カオリ
| 演出 = 扇田賢
| 製作 = シザーブリッツ
| 上演劇場 = [[シアターサンモール]]
| 上演開始 = 2021年7月15日
| 上演終了 = 25日
}}
{{Infobox animanga/Footer
| ウィキプロジェクト = [[プロジェクト:ライトノベル|ライトノベル]]・[[プロジェクト:漫画|漫画]]
| ウィキポータル = [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:舞台芸術|舞台芸術]]
}}
『'''盾の勇者の成り上がり'''』(たてのゆうしゃのなりあがり、英:The Rising of the Shield Hero)は、[[アネコユサギ]]による[[日本]]の[[ライトノベル
[[メディアミックス]]として、『[[コミックフラッパー]]』(KADOKAWA)2014年3月号から、[[藍屋球]]による
== あらすじ ==
=== 『盾の勇者の成り上がり』 ===
{{不十分なあらすじ|date=2018-12-30}}
図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の'''岩谷尚文'''は、盾の勇者として[[異世界]]にある国家メルロマルクに[[召喚魔術|召喚]]された。そこには、剣の勇者'''天木錬'''、弓の勇者'''川澄樹'''、槍の勇者'''北村元康'''も召喚されていた。次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという'''波'''から世界を守ることを国王から命じられ、それぞれの武器を鍛えるために仲間を連れて旅をすることになる。
だが、盾は攻撃ができず人気が全くなかったため、盾の勇者である尚文の仲間になったのは、女従者'''マイン'''のみであった。しかし、マインは尚文を裏切って全財産を盗み取っただけでなく、尚文に婦女暴行の[[冤罪]]をかける。勇者としての名声や金銭や信用を失い、異世界の人々に絶望して人間と組まないで旅に出ることを決めた尚文は、パーティーの攻撃役として[[奴隷]]商人から[[亜人]]の少女'''ラフタリア'''を買い、2人での旅を始める。
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=== 『槍の勇者のやり直し』 ===
==== 2周目 - 4周目 ====
172 ⟶ 180行目:
=== メインキャラクター ===
; {{
: 声 - [[石川界人]]<ref name="animatetimes20180809">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1533803835|title=『盾の勇者の成り上がり』石川界人さん・瀬戸麻沙美さん・松岡禎丞さん・高橋信さん・山谷祥生さんら出演声優解禁! キャラクター設定も公開|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=アニメイト|date=2018-08-09|accessdate=2018-08-09}}</ref><ref name="2ndcaststaff">{{Cite web|url=http://shieldhero-anime.jp/2nd/|title=CAST&STAFF|work=TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』シーズン2|accessdate=2023-07-04}}</ref> / [[鈴木達央]](ドラマCD)<ref name="fwinc">{{Cite web|和書|title=盾の勇者の成り上がり 14.5 ドラマCDブックレット|url=http://www.fwinc.co.jp/cd-booklet/series/51/|website=ヨムゾンボックス:公式サイト|publisher=フロンティアワークス|accessdate=2017-09-03}}</ref>
: 本作の主人公<ref>{{Cite book |和書 |author=[[石井ぜんじ]] / 太田祥暉 / 松浦恵介 |date=2022-01-01 |title=ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021 |publisher=スタンダーズ |page=200 |isbn=978-4-86636-536-7}}</ref>
: 20歳の
: 波に備えて
: 戦闘スタイルはその名の通り盾役で、群を抜いて高い防御力とスキルを持つが、その代わり攻撃力はほぼない{{Sfn|小説1巻|loc=五話 盾の現実}}{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。ただし変化させた盾のカウンター機能によって相手に反撃を与えることはできる{{Sfn|小説1巻|loc=二十二話 矛盾の実践}}。奴隷や魔物など魔法契約した相手に対しての能力・成長に関する補正効果のある盾を活用している{{Sfn|小説2巻|loc=一話 たまごガチャ}}{{Sfn|小説2巻|loc=三話 フィーロ}}。魔法適性は回復と援護{{Sfn|小説2巻|loc=二話 命の御礼}}。勇者専用魔法は味方の全ての能力を上昇させる「オーラ」。カースシリーズは「[[憤怒]]」が発現しており、高い防御力と他の盾にない攻撃手段も得ることができるが、呪いの代償で精神汚染や長期間のステータスダウンがかかる。
: 冤罪事件の前はお調子者で、人並に女性への興味も持っていた{{Sfn|小説1巻|loc=三話 勇者相談}}{{Sfn|小説1巻|loc=四話 特別支度金}}が、事件後はやさぐれて疑り深い性格となる。敵に対して容赦がなく、必ず報復を与えようとする{{Sfn|小説17巻|loc=十五話 鏡}}。その相手が苦しんでいる様子を見て喜ぶなど、時には邪道な行為も躊躇いなく行う。
: 一方で、奴隷や仲間たちの面倒を丁寧に見る{{Sfn|小説1巻|loc=十話 お子様ランチ}}{{Sfn|小説1巻|loc=十一話 奴隷の成果}}{{Sfn|小説1巻|loc=二十三話 聞きたかった言葉}}、自分を信じ親切にしてくれた相手に対しては受けた恩を返そうとする{{Sfn|小説2巻|loc=プロローグ 分け合う痛み}}{{Sfn|小説3巻|loc=二話 行商の成果}}、敵対していた者でも相手が反省している場合は受け入れる{{Sfn|小説8巻|loc=エピローグ 全員集合}}{{Sfn|小説11巻|loc=エピローグ 剣の勇者との和解}}{{Sfn|小説12巻|loc=十三話 償い}}{{Sfn|小説16巻|loc=六話 杖の勇者}}など、本質的な優しさは失われていない。しかし尚文本人は自身を悪人だと思っており、時に奴隷たちに対して罪悪感を感じることがある{{Sfn|小説2巻|loc=十八話 疫病の村}}{{Sfn|小説4巻|loc=六話 神鳥の安らぎ}}。
: 冤罪事件で女性に嵌められたトラウマで女性への興味が一切なくなっており、悪人の自分が所帯をもつのはあり得ないとも思っている。アトラの戦死後は、遺言により自身に好意をもつ女性の思いを答えるようにしたいと考え直す{{Sfn|小説15巻|loc=十五話 許されざる閃光}}{{Sfn|小説16巻|loc=五話 精霊}}{{Sfn|小説16巻|loc=七話 英知の賢王}}。
: 特技は料理。尚文自身は料理上手の自覚はなく、元の世界でも趣味程度だったと言っているが、一度食べた物を再現したり、食べる人の味覚や好みに合わせてアレンジしたり、満腹でも食欲を促進させる、など天才的な腕前である。気を習得した際はその応用によりさらに技術を向上させる。そのため、フィーロや村の奴隷たちからはご飯を作ってとせがまれるが、普段はめんどうなので極力避けている。
: 他にもクラフト技術が非常に優れており、盾の技能系ボーナスや薬屋とアクセサリー商から教わったこともあって薬調合や宝石の加工によるアクセサリーの制作技術も身に付け、行商や冒険の備えに役立てており、アクセサリーの制作技術を習得した頃(グラス戦の直前)、感謝の印にとラフタリアに[[ヒスイ|翡翠]]の[[ブレスレット]]、フィーロには[[琥珀]]の[[ヘアピン]]を作りプレゼントした{{Sfn|小説3巻|loc=八話 嵐の前の}}{{Sfn|小説3巻|loc=十話 第三の災厄}}。
: 召喚以前から乗り物や酒で酔ったことがなく、乗り心地が最悪と評判のフィーロの引く馬車の中でも調合を行い、強力な酒の素であり普通の人なら1粒食べたら卒倒するという「ルコルの実(後述)」を平然と食べ続けるほど酒に強い{{Sfn|小説2巻|loc=五話 蹴り逃げ}}{{Sfn|小説5巻|loc=七話 酒場}}。ただし尚文自身は付き合いで飲むことはあるが、自分以外の相手が酔っぱらうと会話が成り立たなくなって疎外感を感じてしまうため、酒はあまり好きではない{{Sfn|小説1巻|loc=六話 地雷という名の裏切り}}{{Sfn|小説12巻|loc=十四話 秘密基地}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、強姦容疑の際に元康に助けられる。常に元康に信頼を置かれているのでやさぐれず、口調も穏やか。奴隷を使役することにも強い抵抗を覚えるなど本編の尚文とはまるで別人である。ただし、悪意を以て敵対してくる者に対しての容赦のなさは元からあり、卑劣な悪人やコウのように窘めても行いを改めない者に対しては本編の尚文のような冷酷さや徹底した仕置をしてみせる{{Sfn|槍小説1巻|loc=十五話 偽四聖教}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=二話 毒}}。チュートリアル編(2週目)ではメルロマルク側に謀殺されるが、その後のループでも最終的には元康を信頼しつつもその突飛な行動に頭を痛める立場になり、ループに入る元康にやるべきこと、やってはいけないことを指示して送り出している。
: 本能的にも弱い者を守ろうとする尚文は、実は守ってくれる相手に弱いという弱点を持っている{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}{{Efn2|「槍のやり直しについて9」の作者活動報告より。}}。
; {{Vanc|ラフタリア}}
: 声 - [[瀬戸麻沙美]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}} / [[堀江由衣]](ドラマCD){{R|fwinc}}
: 本作のメインヒロイン<ref>{{Cite news |url=https://anime.eiga.com/news/110354/ |title=舞台「盾の勇者の成り上がり」ラフタリアや四聖勇者のビジュアル公開 追加キャストも発表 |work=アニメハック |date=2020-01-21 |accessdate=2024-05-29}}</ref>。異世界の眷属器、'''刀の勇者'''。クテンロウの天命(王族)。
: 若干カールした紅茶色の背中まであるロングヘア(8巻では栗色の髪{{Sfn|小説8巻|loc=プロローグ 無限迷宮}})と澄んだ紅茶色の瞳、芸術的に整った容貌を持つ{{Sfn|小説2巻|loc=プロローグ 分け合う痛み}}{{Sfn|小説7巻|loc=プロローグ 捜索
: [[タヌキ]]系の亜人。ラクーン種と言われているが実際は異なる
: 購入当初は波のトラウマで夜泣きが激しく、さらに奴隷時代の拷問や親友の死などの辛い経験で心身共に弱っていた。尚文に対しても怯えており、戦いも嫌がっていた。しかし
: 尚文に対しては、当初は「ご主人様」と呼んでいたが、
: 魔法適性は光と闇{{Sfn|小説2巻|loc=二話 命の御礼}}。幻惑魔法が得意でまた同様に見破ることも可能{{Sfn|小説7巻|loc=十話 霊亀事件の容疑者}}{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。剣を武器としており、魔法剣も習得する。堅実な戦いと幻惑魔法によるトリッキーな遊撃を担当している{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。刀の勇者になった以降はスキルを主体とした戦闘スタイルとなっている{{Sfn|小説14巻|loc=十三話 過去の天命}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康による尚文への説明で度々話題に挙げているが、尚文自身が奴隷を使うことに難色を示したことがあったり、元康がラフタリアのことを詳しく説明しないことがあり、なかなか巡り合えない。
:; ラフちゃん
:: 声 - 瀬戸麻沙美 / 堀江由衣(ドラマCD){{R|fwinc}}
:: 絆の世界でラフタリアの毛髪と尚文の血を媒体にエスノバルトに生成された尚文の[[式神]]。外見は狸や[[アライグマ]]のような姿。鳴き声は「ラフー」
:: ラフタリアを動物化したような外見とノリのよい性格から尚文にかなり気に入れられている。一方、ラフタリアからはそのことで苦手意識を持たれている。かなり賢く気が利
:: 魔法適正はラフタリアと同じく光と闇で幻惑魔法を得意とする。幻惑で敵を惑わせたり、ラフタリアの魔法補助などのサポートを行う。また、頭に乗ることでその人物は魂が見えたり、幻惑を見破れるようになる。尚文とラフタリアと魔力で繋がっているため離れていても二人の様子がわかり、何かあった際には知らせることができるため連絡係となることもある。ラトの助言を受けた尚文により能力項目の変異性が上がって以降は
:: 村の魔物たちのクラスアップの際には、同じような姿の魔物となる特殊なクラスアップができるようになり、その魔物たちは「ラフ種」と名付けられ、
:<!-- 箇条書きのバグ回避の為の行です。「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
; {{
: 声 - [[日高里菜]]<ref name="mantan">{{Cite news|url=https://mantan-web.jp/article/20181106dog00m200012000c.html|title=盾の勇者の成り上がり:テレビアニメの追加キャストに日高里菜、内田真礼 原作者のメッセージも|newspaper=[[MANTANWEB]]|publisher=MANTAN|date=2018-11-06|accessdate=2018-11-06}}</ref>{{R|2ndcaststaff}} / [[井口裕香]](ドラマCD){{R|fwinc}}
: 白と桜色を基調としたフィロリアル・クイーン。アリア種。人型の時は光沢を放つ艶やかな金髪、透き通った海のような碧い瞳、雪のように白い肌
: 奴隷商
: 食欲旺盛でフィロリアルの特性上、馬車を引くことが大好き。行商の馬車を引いてメルロマルク各地を回っていた際には神鳥と呼ばれている。また
: 当初は我が儘
: 育ての親である尚文に対しては実の子供のように懐い
: 魔法適正は風。フィロリアル形態と人型形態のどちらでも戦闘が可能。俊敏で高い攻撃力をもつメインアタッカー{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。当初は常にフィロリアル形態で戦っていたが、フィトリアから
: 絆の異世界に渡ると
:
; {{Vanc|メルティ=メルロマルク}}(メルティ=Q=メルロマルク)
: 声 - [[内田真礼]]{{R|mantan|2ndcaststaff}}
: メルロマルク第二王女。王位継承権第一位
: 姉にまったく似ず王族としての責任感があり、友達を大切にする性格。そのため
:
: 尚文たちとの旅の最中、メルロマルクの貴族の亜人奴隷に対する残酷な仕打ちを見たことで、メルロマルクを人間と亜人が仲良くできる場所にしたいと決意する。霊亀事件後は領主となったエクレールの補佐をしていたが復興事業などほとんど任せきりとなっている。
: 助けてくれた尚文のことは異性として意識しているが、彼からは子ども扱いされ名前で呼ばれないなど、ややぞんざいな扱いを受けており、その度に怒りを露わにする。しかし実際は自分が元の世界に帰った後、フィーロを預けたいと思うほど強く信頼されている。ミレリアが亡くなった後は悲しみつつも気丈に振舞っている。フォーブレイの戦争後は母同様に若くして女王に即位する{{Sfn|小説17巻|loc=プロローグ 即位}}が、責任感はあっても権勢欲はないため、視察の名目で尚文の村を訪れては仕事の多さを愚痴りつつも寛いでいる。
: 魔法適性は水と土。特に髪の色に出ているように水属性の資質が高い。
: 『槍の勇者のやり直し』においては、勝手にフィーロの婚約者扱いしてライバル視してくる元康の言動・行動を理解できず、彼をぞんざいに扱っている。ただし、元康がフィロリアルを愛していることを理解しており、その点だけは信用している。メルロマルク編ではヤサグレていない尚文に助けられたことで素直に恋慕している。
; {{Vanc|アトラ}}
: 声 - [[小原好美]]{{R|oricon230704}} / [[三上枝織]](ドラマCD){{R|fwinc}}
: ハクコ種の亜人。フォウルの妹。シルトヴェルトの王族の末裔だが、人族との混血で迫害される。亡き母ルシアに瓜二つの外見。
: 尚文たちと出会った時は、身体中に火傷のような跡があり
: 目は見えないままだが気の流れを読み行動し、平然と歩き、戦闘をこなすことができる。類いまれなる武術の才能を持っており、気の流れを見て的確に急所を突いたり、変幻無双流を見聞きしただけで再現
: 鳳凰戦でタクトの横槍による鳳凰の自爆攻撃から
: その後、タクトに深手を負わされ
=== 四聖勇者 ===
異世界において最高位の聖武器4つに選ばれた勇者たち。本来は「四聖教」という宗教で神格化されているが、数百年前に召喚された先代の盾の勇者が亜人を擁護して人間との仲を取り持とうとしたため、メルロマルクでは四聖教から分派して他3人の勇者を神格化した「三勇教」により盾の勇者の伝説は抹消されて盾の勇者だけは一段低く
今代の勇者はいずれも、それぞれ似て非なる歴史を歩んだ[[パラレルワールド]]の現代日本から召喚された。尚文以外の3人は元の世界で近似した設定のゲームをプレイしていたためゲーム感覚で、
; 岩谷 尚文(いわたに なおふみ)
: 四聖勇者の一人、'''盾の勇者'''。
{{See|#岩谷 尚文}}
; 北村 元康(きたむら もとやす)
: 声 - [[高橋信]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}}
: 四聖勇者の一人、'''槍の勇者'''。
: 21歳の大学生で、四聖の中では最年長。若干茶色の入った髪{{Sfn|小説7巻|loc=プロローグ 捜索}}
: 性格は猪突猛進。フェミニストで女の子は皆天使だと思っており、ハーレムを形成すべく見境なくナンパをして女性の仲間を増やしている。元の世界で刺されたことを教訓に女の子を信じ抜こうとしているが、そのためマルティに騙され、いいように操られる。リーシアのように病的に思いつめるタイプは無理心中の件で苦手としている。
:プレイしていたゲームのキャラクターに似たフィーロに好意を持つが、フィロリアル形態のフィーロを彼女とは知らず馬鹿にしたことでフィーロからは嫌われる。霊亀に敗北し{{Sfn|小説11巻|loc=七話 槍の勇者捕縛作戦}}、仲間から見捨てられ絶望していた所をフィーロに励まされた{{Sfn|小説11巻|loc=七話 槍の勇者捕縛作戦}}{{Sfn|小説11巻|loc=九話 ヴィッチ命名}}{{Sfn|小説11巻|loc=十話 新たな目覚め}}ことが切っ掛けでフィーロとフィロリアルをこよなく愛する自称「愛の狩人」になる。最愛のフィーロの育て親である尚文を「お義父さん」と慕うようになり、絶対服従を誓う。また、全ての女性を豚としか認識できなくなっており、言葉も通じなくなっている{{Efn2|例外としてフィロリアル・クイーンの人間形態、女性の獣人、フィーロの関係者は豚にはならず会話も通じる}}。語尾に「〜ですぞ」と付く口調に変わっている。
: 魔法適性は火と回復{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は敵の魔法を無効化して吸い取れる「アブソーブ」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。カースシリーズは「[[色欲]]」と「[[嫉妬]]」が発現しており、呪いの代償はこの二つの感情。しかし元康は色欲が突き抜けているため目に見えた変化はなく、元康自身は代償に気付いていない{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。また、鳳凰戦後に「憤怒」も発現しているが、尚文やフィーロが悲しむ姿を見て思いとどまり、使用していない。
:
: 裁縫の才能は優れており、フィロリアルの服作りなどで召喚後も磨かれ続けており、セインからライバル視しており、元康自身も「この部分だけはお義父さん(尚文)に負けない」と自負している{{Sfn|槍小説1巻|loc=十一話 キャンプ}}。
; 天木 錬(あまき れん)
: 声 - [[松岡禎丞]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}}
: 四聖勇者の一人、'''剣の勇者'''。
: 16歳の高校生。黒髪
:
: ゲームでは弱かった霊亀
: 当初はVRMMOの経験から剣は多少使い慣れていたものの実戦での技術はあまりなかった{{Sfn|小説6巻|loc=七話 習得不可?}}が、真面目に鍛錬し始めてからは技術がかなり上がっている。集中力もかなりあり、一対一では強いが、その分相手にしか注意が向かず、不意打ちなどに対応できないという欠点をもつ。
: 魔法適正は水と援護{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は味方や敵の魔法を付与できる魔法剣「マジックエンチャント」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。カースシリーズは「[[暴食]]」と「[[強欲]]」が発現している。呪いの代償は暴食が経験値が入らず、強欲が触れた物を劣化させる。
: 『槍の勇者のやり直し』では、中立的な立場を取り、盾の勇者である尚文を迫害するメルロマルクに対して、メルロマルクへの不信感を覚え、その結果、シルトヴェルト編やメルロマルク編ではゼルトブルに移っている{{Sfn|槍小説2巻|loc=四話 裏路地にて}}{{Sfn|槍小説3巻|loc=九話 不公平}}。
; 川澄 樹(かわすみ いつき)
: 声 - [[山谷祥生]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}}
: 四聖勇者の一人、'''弓の勇者'''。
: 17歳の高校生。一見すると育ちの良さそうな巻き毛の少年。
: 正義感が人一倍強く、初期はメルロマルク内で正体を隠しながら悪人を潰して回ってい
:
:
: 魔法適正は風と土{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は敵の全ての能力を低下させる「ダウン」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。また、音楽の才能から絆たちの世界の高度な演奏魔法をすぐに習得し、草笛で楽器の眷属器をもつ宮地と渡り合えるほどの実力をみせた。カースシリーズは「[[傲慢]]」が発現しており、呪いの代償は意思
:
:シルトヴェルト編では尚文が放った刺客(本当は三勇教の陰謀)により殺された仲間の復讐も兼ねて、クズが率いるメルロマルク軍と共にシルトヴェルトに侵攻するが、女王率いる正規のメルロマルク軍の加勢にて敗戦が確定、その結果に逆上したマルドに裏切られて死亡する{{Sfn|槍小説3巻|loc=十話 心に刻む}}。書籍版のメルロマルク編(6週目)では、本編で密かに行った善行を三勇教が表沙汰になるよう対処したため、こちらではある程度は樹の活躍が耳に入るようになっている{{Sfn|槍小説4巻|loc=三話 冤様々な町村}}。その後、フレオンとの出会いによって、(洗脳じみた状態であるが)自分の考えを改め、改心した{{Sfn|槍小説4巻|loc=十六話 覆面ヒーロー}}。
=== 七星勇者 ===
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: 声 - [[原奈津子]]{{R|2ndcaststaff}}
: 七星勇者、'''投擲具の勇者'''。
: メルロマルク北部の没落貴族の娘。見た目は緑色の髪を三つ編みにした14歳前後に見える少女。童顔だが、実年齢は17歳。悪徳貴族によって身売りされそうになったところを樹の正義の世直しで助けられ、感銘を受け彼の仲間になる
: 性格は気弱で何かあると「ふぇええ」と情けない声を上げる。助けてくれた樹を一
: 波が来るまでフォーブレイの学校に通っていた。頭もかなり良く、別の異世界の言語も数日勉強して完全に覚えたほど。謎であった霊亀の使い魔の正体をつかんだり、波の秘密が書かれた文書の解読を任されたりと知識面でも活躍する。
: コロシアムで賞金稼ぎをしていた樹と対峙して、弓の聖武器に認められ投擲具の眷属器に選ばれる
: 魔法適正は火、水、風、土{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。本来は後衛型の適性を持っていたが、前衛を欲していた樹によってクラスアップで近接の資質を上げたことで中途半端なステータスになってしまう{{Sfn|小説6巻|loc=二話 幸薄少女}}。
; オルトクレイ=メルロマルク32世
: 声 - [[仲野裕]]<ref name="animatetimes20181208">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1544251342|title=『盾の勇者の成り上がり』2019年1月9日放送スタート! 初回1時間SP&連続2クールで放送に|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2018-12-08|accessdate=2018-12-08}}</ref>
: 七星勇者、'''杖の勇者'''。
: メルロマルク国女王ミレリアの夫([[王配]])。
: 若い頃に両親と親族がシルトヴェルトのハクコ種に皆殺しにされており、亜人とその神である盾の勇者を憎んでいる。故国を出奔して亜人と敵対関係にあったメルロマルクにて頭角を表し、七星の杖に選ばれ「英知の賢王」として名を馳せた。たった一人残った妹ルシアを失った辺りからかつての聡明さは陰りを見せ始め、現在は落ちぶれ、杖に半ば見放されて勇者の力を使えなくなってしまっている。「四聖勇者を各国が1人ずつ召喚する」という世界会議の協定を破り、三勇教と共謀して四聖勇者の独占を図ったことでメルロマルク国を波の前に戦争で滅ぼしかける。娘であるマルティに良いように利用されており、知らずに次期女王暗殺未遂に加担してしまう。本名は「ルージュ=ランサーズ=フォブレイ」で、フォーブレイの王位継承権第30位の元王子。
: 女王ミレリアの帰還後は尚文により「クズ」への改名と代理国王の地位剥奪に処される。改名後も相変わらず盾の尚文に反抗心を持ち続けたが、亡くなった妹ルシアに瓜二つのアトラを見て沈静化する。アトラが感じる気配は「分裂した」と勘違いするほどフォウルと似ている。
: 妹の忘れ形見である姪アトラが戦死し、さらにマインが取り入ったタクトに最愛の妻のミレリアが殺され、完全に意気消沈してしまうが、尚文に叱咤され闘うことを決意する。尚文にこれまでのことを謝罪・和解し杖の勇者、そして英知の賢王として復活する。タクトとの戦争では尚文に杖を託しつつ、英知の賢王としての頭脳を発揮しフォーブレイ軍の全滅に貢献する。
: 英知の賢王として復活した後はこれまでとは打って変わった好々爺となる。また、これまでの蛮行からクズを名乗り続けることを決意している{{Efn2|尚文が一度オルトクレイと呼んだ際に、訂正するまで鋭い眼光で睨まれたと語っており徹底している{{Sfn|小説17巻|loc=四話 参戦}}}}。マインには愛想を尽かしており、ライノが属する組織にマインに関しての全権を委任している。
: 『槍の勇者のやり直し』では、ループした元康に企みをすべて見破られていることからか、本編より強引な手に出ることが多く、元康など盾を擁護するものも反逆者と見なして隙あらば殺そうと企んでいる一面も見せており、元康からも改名後の名前である「クズ」と呼ばれ、尚文に害しか与えない老害と認識されており、マインと同等に憎悪・警戒されているが、殺すと厄介なことになるので生かされている。
; {{Vanc|フォウル}}
: 声 - [[天﨑滉平]]<ref name="oricon230704">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2285613/full/|title=『盾の勇者の成り上がり』3期のビジュアル公開 新キャラ役は小清水亜美・天崎滉平・小原好美・長縄まりあ|website=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン#企業グループ|oricon ME]]|date=2023-07-04|accessdate=2023-07-04}}</ref> / [[増田俊樹]](ドラマCD){{R|fwinc}}
: 七星勇者、'''小手の勇者'''
: ハクコ種の亜人/獣人。アトラの兄。シルトヴェルトの王族の末裔だが、人族との混血で迫害される。
: アトラの治療費を稼ぐためにコロシアムで戦っていたが、尚文にアトラ共々奴隷として買われる。極度のシスコンだが元気になったアトラには煙たがれ、手の
: 肉弾戦を得意としており当初は戦力として買われたが、才能を開花させたアトラの方が強くなってしま
:
; {{
: 声 - [[丹下桜]]
: 隠された七星勇者、'''馬車の勇者'''。
: 世界のフィロリアルを統括する女王。遥か昔に四聖勇者が育てた伝説のフィロリアル。白と空色を基調とした外見で、本来のフィロリアル体では全長は
: フィロリアルの聖域に住み、人里離れた龍刻の砂時計を中心に波に対処しており、
: クイーンになったフィーロの実力を知るためと勇者の内情を知るために封印から解かれた魔物
: フィロリアルであるためドラゴンとは犬猿の仲であり、尚文にフィロリアルシリーズの武器を全解放させる素材を渡すも裏でドラゴン系統の武器にロックをかけているほか、聖域の巣には対ドラゴン用の武器・装備が貯め込まれている。
: 尚文たちが過去の世界に飛ばされた際、過去の本人と出会う。実は馬車の眷属器に、使い手になり得る魔物を生み出してほしいと頼まれたホルンにより改造されており、未来のフィトリアは守とフィロリアの因子が魂に埋め込み、娘として生まれたものである。
=== メルロマルク ===
; ミレリア=Q=メルロマルク
: 声 - [[井上喜久子]]{{R|2ndcaststaff}}
: メルロマルク国の最高権力者である女王。メルロマルクは女王制の国で正統な王。紫色の髪を
: 世界を旅してきたこともあり、博識で広い視野で物事を見て
: 娘のメルティのことは次期女王として期待しているが、マルティのことは全く信用していない。夫のオルトクレイは「英知の賢王」としての知略と強さに惚れていたが、今の落ちぶれた姿に幻滅している。しかし家族思いの性格でもあるため、マルティを改心させようとしたり、オルトクレイにかつての「英知の賢王」に戻ることを期待している
: 帰還後、三勇教の教皇との戦いで助太刀し、勝利に貢献する<ref>アニメ20話</ref>。尚文の意識が戻った後、オルトクレイとマルティ
: 会議のために尚文たちとフォーブレイに訪れた際にマインに取り入られたタクトに致命傷を負わされる。撤退後に治療を行われるがクズ(オルトクレイ)に後を託す遺言を残し死亡する。
: 魔法適性は火と水。主に氷の魔法を使っている。頭脳は明晰で指揮能力も高いが、全盛期のオルトクレイには劣る模様。
; オルトクレイ=メルロマルク32世
{{See|#七星勇者}}
; {{Vanc|マイン・スフィア}}(マルティ=S=メルロマルク)
: 声 - [[ブリドカットセーラ恵美]]{{R|animatetimes20181208}}
: メルロマルク第一王女。王位継承権第二位。
: 最初尚文の唯一の仲間「マイン・スフィア」として旅立つが、全財産と装備を奪い取った後、尚文を強姦魔にでっち上げ
: 女王の帰還後は王族の権利を剥奪された上、勝手な真似ができないように最上位の奴隷紋を刻まれ
: 霊亀戦までは元康に付いていたが、元康が負けて落ち目になると
: 魔法適正は火と風。技術はあまり高くない。
; メルティ=メルロマルク(メルティ=Q=メルロマルク)
: メルロマルク第二王女。王位継承権第一位の次期女王。
{{See|#メルティ=メルロマルク}}
; エクレール=セーアエット
: 声 - [[青木瑠璃子]]
: 女騎士。国内でも5本の指に入る達人であり、メルロマルクの剣術大会で上位入賞する猛者。[[ヒトの髪の色#金髪|ストロベリーブロンド]]のロングヘア
: 領主であった父親が波によって亡くなった後、ラフタリアたち生き残りの亜人を襲った正規兵の奴隷狩りを制止しようとして捕らえられ王城の牢獄に入れられて衰弱していたが、女王の帰還後に無罪放免で釈放された{{Sfn|小説6巻|loc=五話 戦闘顧問}}。治療を終えた後
: 非常に生真面目で実直な性格だが、騎士道に邁進してきたためか政治はともかく経済には疎い。霊亀事件後、亡き父に代わり領主に就任するが、復興事業は上手くいっておらず派遣されてきたメルティに任せきりになっている。
: ラフタリアとは領地を守れなかったことを謝罪して以降
:
: 魔法適性は光と援護。ただし、防御の光魔法と速度上昇しか使えない。魔法剣も使うことができ、変幻無双流のエルラスラの指導を受け変幻無双流も使えるようになる。
; エルラスラ=ラグラロック{{Sfn|設定資料集|p=128|loc=エルラスラ=ラグラロック、キール}}
: 声 - [[伊沢磨紀]]
: 変幻無双流の伝承者。女王が招集した戦闘顧問。
: 高齢からくる病気で死に瀕していたが、行商時代に尚文が届けた
: 尚文が村の開拓を始めると、隣町でリーシアや村の奴隷たちの訓練を一任され、
: 尚文が二度目の絆の異世界に行く際は
; エルハルト
: 声 - [[安元洋貴]]{{R|animatetimes20181208}}
: メルロマルク城下で武器屋を営む男性。尚文からは「武器屋の親父」と呼ばれる。
: 尚文の強姦容疑が冤罪であることを察し、味方をしてくれた数少ない存在で心配もしてくれている<ref>アニメ1期第10話より</ref>。尚文も親父の店を贔屓にし、ラフタリアの次に信用している。オーダーメイドの蛮族の鎧を作ったり、尚文が持ってくる様々な素材で盾や武器を作るなど、装備の面で尚文の大きな助けになった。師匠に「広い視野で武具の制作にあたれ」と言われたことから、どんな武具も作ることができる。冒険者をしていたこともあり、Lvも高く腕っぷしはある程度自信があり、ラフタリアや錬、村の奴隷たちに剣の使い方を教えていた。
: 鍛冶師としての見聞を広めるために、若かりしころは冒険者として色んな国を巡っていた。ある日立ち寄った武器屋で凄い武器を見て、その武器を作った後の師匠に弟子入りをした。イミアの叔父のトーリィネミアとはそのころからの修行仲間。師匠のダメっぷりに振り回されつつも修行し、半ば夜逃げに近い形だが免許皆伝を受けた。クテンロウで師匠と再会し、師匠に鍛冶の技術を鍛えてもらうと同時に、彼のお目付け役となる。
;
: 声 - [[緒方賢一]]
: メルロマルク城下のサーカステントのような場所で奴隷の売買を行っている男。表向きは魔物商として魔物も取り扱っている。{{Sfn|設定資料集|p=130|loc=ベローカス}}。 語尾に「〜です、ハイ」をつけるのが口癖。
: 冤罪をかけられ仲間が得られなかった尚文の前に現れ奴隷購入を勧める。尚文の商才を気に入り一目置いている。ラフタリアやフィーロの卵を売り、ルロロナ村復興の際には奴隷にされた元村人たちを捜索し、復興に必要な奴隷を売るなど、上得意としているものの当の尚文からは言動のうさん臭さから苦手意識を持たれている。本人は「話術で騙しても品物を詐称したりはしない」「(他の奴隷商人と比べて)健全に商売を行っている」と語っており、ラフタリアも「確かにマシな方ではある」と語っている。
: 魔物商としては村の子供たちが拾ってきた魔物の卵の育て方を教えたり、成長させるために尚文名義で魔物紋を登録してやったりしている。またサーカス団なども運営している<ref>{{Cite web|和書|author=アネコユサギ|url=https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/172188/blogkey/2251901/|title=書籍版盾の勇者21巻、発売について。|website=小説家になろう|publisher=ヒナプロジェクト|date=2019-02-25|accessdate=2019-04-19}}</ref>。
; ビスカ=T=バルマス
: 声 - [[菅生隆之]]
: 三勇教の教皇。メルロマルクの四人全員の四聖勇者召喚や盾の勇者の迫害に加担していた。
: 温和そうな雰囲気と眼鏡をかけた姿が特徴的で、信者達からの信頼も厚い人物に見えるが、実際は教義のためには手段を選ばないばかりか、信仰対象であるはずの三勇者も思い通りに動かないというだけで手にかけようとし、あまつさえ王女たちを殺して教会が擁立する者を王位につかせようとすらしていた、過激かつ歪んだ狂信者。メルロマルク三度目の波の後、他の三勇者が各地で問題を起こしたことで、彼らを偽勇者として、神鳥の聖人として国内で評価が上がってきている盾の勇者の尚文と共に処分に乗り出した{{Efn2|これに関しては問題を起こした三勇者も悪いと言えるため、アニメでは尚文も「愛想を尽かされても仕方がない」と言っている<ref name="anime19">TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第19話 四聖勇者</ref>。}}。
: 聖武器4つすべての能力をもつ複製品と儀式魔法による援護で「最大強化状態の四聖勇者の1/4」に匹敵する戦闘力を獲得、上位スキルによる絶大な火力と信徒を身代わりにした幻覚に物を言わせて尚文ら四勇者をあわや殺害寸前まで追い詰めるが、帰国した女王の援護と尚文のカーススキルによって倒された。信仰のため複製品を盾には変えようとしなかった。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康から抹殺対象と見做されており、どの周回でも悲惨な最期を遂げている。
: シルトヴェルト編では、戦争の際に四聖武器の模造品を用いて尚文や元康に攻撃を仕掛けるが、強化方法の共有をしている彼らの敵ではなく、元康の攻撃を受け消し炭にされて死亡した{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。メルロマルク編では、メルロマルクで革命騒動が起きた際に、フィロリアルの卵を人質に取って、元康を教会に呼び出し、龍刻の砂時計を使って元康のレベルをリセットし、仕留めようとするが、勇者武器の強化方法の一つである資質向上によって素の戦闘能力を底上げした元康に意表をつかれ、その隙に信者共々返り討ちにあい死亡した。
; ごじゃる口調の影
: 声 - [[中尾衣里]]
: 尚文が主に相手にする影{{Efn2|メルロマルクの秘密警護部隊。忍者のような存在で、王族の警護や暗殺、変装して影武者を演じることもある。}}。メルティに指名されて語尾に「ごじゃる」をつける話し方をしている。他の影と同様に隠密行動のプロで、女王の影武者もしていた。この口調をさせられていることを不服に感じている。また、隠密行動や戦闘では暗殺者らしい冷静な行動をとる一方で、メルティに口調に関して文句を言ったり尚文をからかったりと茶目っ気のある一面ももつ。闇属性の魔法を使え、相手の注意を誘導する魔法や斬り付けた相手の血を利用した魔法を使う。エルハルトが作った霊亀短刀を武器にしている。
: 三勇教の事件の際に暗躍し、尚文一行を手助けした。霊亀事件では、他の影と共に、霊亀内部に侵入する尚文たちに連合軍の護衛として同行し、探索や霊亀の心臓への通路の確保などのサポートを行った。
: その後20巻のルロロナ村が過去に転移した異変の際、メルティの護衛として潜伏していた所、相棒となっているラフ種の「ラフ影」とともに再登場する。異変の時に村にいた影は彼女しかいなかったらしく、再び隠密行動で手助けする。ピエンサの偵察中に治療不可の武器によって攻撃されラフ影と共に瀕死の重傷を受けるが、尚文が目覚めた0の領域の回復魔法によって一命を取りとめた。その後尚文たちとLv上げをしていた際に、自分たちを攻撃したピエンサの軍人と戦闘となり、怪我が治せない攻撃をするなど奮闘し屈辱を晴らす。
; エレナ=ハーフェン
: 声 - [[清水彩香]]
: 元康の元仲間。元康が冒険を始めてから1週間後に仲間になった{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}。騎士として働いている父親と商会を営む母親は揃って勤勉であり、実家にいると騎士団入りか商会の仕事を振られるかで居心地が悪かったため、何もしなくてもLv上げも贅沢も出来る元康のパーティに入った。
: 安楽な生活を好む怠け者だが、計算高く有能で、要領よく楽をすることに長ける。また、楽をするための根回しや最低限の努力を惜しまないだけの行動力はある。自身の利益のために本性を隠してマインや元康に合わせていた。
: 霊亀戦で元康が敗北すると「これ以上は危険すぎる」と判断。彼を見限って逃亡・帰国し、実家であるハーフェン商会に戻り嫌々ながら家業の商売を始める。消息不明となった元康をおびき寄せるために協力したが、会いに来た元康を身も蓋もない理屈で振っていた。
; ライノ
: 元康の元仲間の冒険者。剣が武器で、回復と援護の魔法が使える。召喚から三週目で元康がナンパして仲間に入れるもマインらに騙されて見世物小屋に売られる{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}。その後、女王や影たちのお陰でどうにか助けられる。
: マインへの復讐のため女王の命を受けた密偵となり、マインの仲間として潜伏し異世界に渡る。魔竜の城での戦闘中にマインを後ろから刺し、操られた鞭の眷属器を奪い返した後、自分の名も覚えていなかったマインに更なる怒りを見せて嬲り殺し、魂には逃げられるものの本懐を遂げる。戦闘中はそのまま鞭を使用して尚文の味方として戦い、戦闘後は尚文に鞭を献上した。「マインの被害を受けた者」という共通点もあって尚文と非常に気が合い、仲間として認識される。
; {{Vanc|マルド}}
: 声 - [[楠大典]]
: 樹の元仲間。全身鎧を着たメルロマルクの貴族。異世界人や格下と判断した者を見下し、常に勝ち馬に乗ろうとする傲慢かつ独善的な性格。それなりに腕は立つが、厳つい外見に反して相当な「痛がり」で自身が傷つくと情けなく泣き叫ぶ。全身鎧に身を固めているのも防御力以前に痛い思いをしたくないから。
: 最初は錬の仲間として同行していたが、樹のパーティーに移る。その後、樹を崇拝していると装っていたが、実際には「イツキ様親衛隊」と称して仲間内で序列を作り、最下位に置かれたリーシアをいじめるなど樹の思い上がりを助長していた{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。霊亀に敗北した際には、手のひらを返して樹を縛り付けて逃走し、それ以降は偽物呼ばわりする。その後マインと共に行動し、ゼルトブルで樹を裏切りパーティーの仲間達と共に行方を晦ます。活躍により地位を向上して行く尚文を逆怨みしており、勝手な理屈をつけて悪魔や魔王呼ばわりし自らは正義の行いと称して敵対している。
: 波の尖兵たちの「強ければ正しい」という考えに同調し、セインの姉の勢力に加担し、絆の担当世界に渡る。楽器の国で眷属器を操るアクセサリーによって、斧の眷属器を強引に従わせ、マインやセインの姉、宮地たちと共に、絆を救出しようとする尚文や樹たちと交戦するも追い込まれ撤退する。また宮地が楽器の眷属器を奪われ、自身の持つ斧を奪おうとした際に殺害している。その後銛の眷属器持ちの国の戦力としてラルクの国に攻め込むも樹に敗北し、情報を吐かせるために樹に拘束される。尚文たちが元の担当世界に一時帰還する際に札で拘束された状態で連行され、尋問の後に「[[ファラリスの雄牛]]」で処刑される予定。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、樹が元康に負けた際におもねろうと手のひらを返し、樹を偽者呼ばわりし、尚文と元康達に取り入ろうとして、樹を殺害した{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。そのため、メルロマルク編(6周目)では元康に警戒され、召喚初日に当てがわれた部屋に文句を垂れ、こっそり城の酒蔵から酒を盗もうとしていたところを隠密行動中の元康に暗殺された{{Sfn|槍小説2巻|loc=十二話 暗殺}}。
; {{Anchors|ロジール}}ロジール
: 樹の元仲間、「イツキ様親衛隊」の序列二位。マルドに並ぶ巨漢である、大斧使いの戦士。マルドが樹に捕らえられた際に彼の名が言及されており、リーシア以外の元仲間はセインの姉勢力に参加している模様。
: 『槍の勇者のやり直し』のメルロマルク編でマルドが樹の仲間になる前に元康に暗殺されたことで序列一位となっている。過去にゼルトブルの闘技場に出場した際に、ラーサズサを相手に初戦敗退し、負けを認めず酒場で喧嘩を吹っ掛けたが、ボコボコにされて、それがトラウマになり、メルロマルクに蜻蛉返りしてしばらく引きこもっていた。以降、彼女を逆恨みするようになった{{Efn2|彼の自室からはラーサズサを模した絵があり、何本も刃物が突き刺さっているという}}。勇者会議中にラーサズサと再会し、難癖をつけ騒動を起こした事で、樹に序列降格をさせられそうになる。その後、仲間ともに変装してラーサズサを襲撃しようとしたところ、フレオンにより改心(?)した樹によって倒され、追放と同時に罪人として連行された{{Sfn|槍小説4巻|loc=十六話 覆面ヒーロー}}。
; ノプス=アーマビア
: 声 – [[山本祥太]]
: メルロマルク騎士団の団長。典型的な三勇教徒か権威主義らしく、王族であるオルトクレイやマルティから嫌われている尚文を見下している。メルロマルク2度目の波では魔物と戦う尚文たち諸共巻き込むような魔法攻撃をして「平気なんだからいいじゃないか」とうそぶき、3度目の波ではエイクたち5人を勝手に連れ出したことに文句をつけ、波で荒らされた村も放置してグラスに負けた三勇者の保護を優先した。小説版での三勇教事件の際は、尚文を庇おうとしたエイクを尚文に加担したとして殺そうとするが、尚文に阻止される。その後、シルトヴェルトに暗殺されたようで、尚文の名誉回復後に女王から報告されている{{Efn2|この団長以外には王宮から放逐された尚文に、仲間になる気もないくせに金を要求してきたチンピラが、数日後に惨殺死体となって発見された報告がある。}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、プロローグ編(2周目)で、シルトヴェルトに行こうとした尚文と使者たちを国境の砦で殺したらしく、それがきっかけでループを起こしている。
: シルトヴェルト編(5周目)では先行してきた元康を殺そうとしたが、逆に元康の魔法の嵐によって兵士たちと共に焼き払われた。
: メルロマルク編(6週目)では2度目の波で魔物と戦う尚文達に対し1周目の時と同じく魔法攻撃を行った。そのことに激怒した尚文に胸倉を掴まれ「守る事しか出来ない大変さを身に染みて思い知らせてやろう」と諸共に魔物の群れの中へと引きずり込まれかけ、這々の体で逃げ出した{{Sfn|槍小説3巻|loc=六話 避難誘導}}。
; エイク
: 声 - [[梶原岳人]]
: メルロマルク騎士団の下級兵士。リユート村出身の若者。メルロマルクの兵士だが、仲間の中には亜人種もおり、亜人に対する差別意識がない。故郷の村を助けた尚文に恩を感じている。民を守るために兵士になったため、リユート村の村人を救ってくれた盾の勇者を尊敬している。フィーロの件で周辺被害も顧みずに尚文を攻撃する元康の槍の前に飛び出し、往来で騒ぎを起こすのはやめるよう必死に制止した。
: 波を防ぐことを優先し巻き込まれる民を二の次にする国の方針に反して、盾の勇者である尚文に仲間にしてくれるように頼み込んできた。仲間4人と共に、メルロマルク3度目の波の際に盾の勇者パーティとして民間人の避難と救助を行った<ref>TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第10話 混迷の中で</ref><ref>TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第11話 災厄、再び</ref>。三勇教事件の際は北東の国境で警備をしており、逃亡中の尚文たちと遭遇するも匿って見逃し、その後の乱戦では尚文を庇おうとしたことで騎士団長に殺されかけるが、尚文に偶発的だが助けられる。事件解決後、仲間と共に祝賀会に呼ばれ、尚文と再会する。その後もセーアエット領の警備に派遣されていて顔を会わせている。
; ヴァン=ライヒノット
: 声 - [[八代拓]]
: 亜人友好派の貴族で、彼の街には亜人も多く暮らしている。メルロマルク最初の波のあと、戦死したエクレールの父と志を同じくしていた貴族は軒並みオルトクレイによって左遷の憂き目に遭わされており、彼もその一人であった。逃走中の尚文とメルティを匿うなど良識人ではあるもののなかなかに食えない人物でもある。
: 逃亡中の尚文一行を屋敷に匿っている際に、イドルに連れ去られ拷問を受けるも頑として口を割らず、尚文に救出された後キールを保護する。事件によって体力が落ちたため領地で療養し、カルミラ島から帰った尚文たちをキールと共に出迎え、キールを尚文たちに託す。
: : 書籍版『槍の勇者のやり直し』のメルロマルク編では、革命騒動の際に三勇教によって革命派への見せしめとして殺害され、さらに村人達も虐殺されたことが語られた。
; イドル=レイビア
: 声 - [[西村太佑]]
: ヴァンの隣町の亜人排斥派の貴族で、亜人との戦争経験がある元軍人でもある。亜人奴隷の拷問を趣味としており、かつてラフタリア、キール、リファナを買って拷問していた。リファナを殺したことと、ルロロナ村が滅んだことを突きつけてラフタリアの心に深い傷を負わせた。
: 逃亡中の尚文一行をおびき出す餌としてメルティとヴァンを連れ去る。救出と敵討ちのために来た尚文たちに追いつめられ、ラフタリアに刺されて窓から突き落とされる。自棄を起こして過去の勇者が封印した魔物タイラントドラゴンレックスの封印を解くが、その魔物に踏みつぶされ死亡する。
==== 尚文の村 ====
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: 声 - [[藤原夏海]]
: ワーヌイ種の亜人/獣人。ラフタリアの幼馴染。
: 中性的な顔立ち、親の教育で自身が男だと思っているが実は女
: ラフタリアと同じくメルロマルクの最初の波の後、ラフタリアと同様に奴隷にされる。かつてラフタリアを虐待したイドルの屋敷の地下にとらわれていたが、尚文とラフタリアたちによって助け出される。ヴァンに保護された後、カルミラ島から帰った尚文一行と再会し、強くなり波と戦うために仲間にな
: 武器は片手剣を使用している{{Sfn|小説21巻|loc=二話 キール達と馬車の旅}}。サディナに教えられ獣人化できるようになる。本人はかっこいいと思っているが、姿は小型の二足歩行の[[シベリアンハスキー]]であったため、周りからは可愛いと言われ
: 尚文の奴隷となってからは、従来の明るさを取り戻し
:
; {{Vanc|サディナ}}
: 声 - [[小清水亜美]]{{R|oricon230704}}
: 異世界の眷属器、'''銛の勇者'''。
: [[シャチ]]系の亜人/獣人。ルカ種と言われているがサカマタ種。23歳{{Sfn|小説11巻|loc=プロローグ 買い付け
: 一人称は「お姉さん」で口癖は「あらー」
: クテンロウの元水竜の巫女兼殺戮の巫女。ラフタリアの両親がクテンロウを離れる際に護衛として同行してメルロマルクのルロロナ村で生活をする。ラフタリアからは姉のように慕われている。最初の波では遠洋に出かけていたため村にはいなかった。その後ラフタリアを探すため、ゼルトブルのコロシアムで
: かなりの酒豪で、自分よりお酒が強い人を好む。ルコルの実を食べることができ、さらに村を復興しようとする尚文に惚れて
: クテンロウにいたころは幼いころから巫女の仕事をさせられ、すぐに急成長させられる。様々な武術の稽古を受け、恐れられるほどの強さを身に着けるが、神託の才能がなかったため、そのことを
: 戦闘能力は非常に高く、銛を武器として扱い、水と水生亜人には珍しい雷魔法の資質をもつ。また、合唱魔法の指揮も上手い。水竜から加護を受けており龍脈法を使用す
; フォウル
{{See|#フォウル}}
417 ⟶ 431行目:
; ウィンディア
: 声 - [[菱川花菜]]
: 犬系の亜人。竜帝のガエリオンに育てられたが、親ガエリオンは錬に討伐されて亡くなり、その後
: 村の皆で狩りをした際に見つけた魔物の巣から卵を失敬し、尚文に内緒でキャタピランドなどの魔物を飼育していた。そのことが尚文にばれた際、キャタピランドを庇おうとした言動から「[[風の谷のナウシカ (映画)|谷子]]」という渾名を名付けられそうにな
: 竜帝のガエリオンに加護を受けており、龍脈法が使える。戦闘では龍脈法を使ったり、仲間と共に合唱魔法を行ったりする。また、ガエリオンに乗って戦闘を行ったりもする。
; ラトティル=アンスレイア
: 声 - [[國府咲月]]
: 通称「ラト」。錬金術師。
: かつてフォーブレイで強い魔物を創造して戦力として認めさせる研究をしていたが、タクトがライバルだった錬金術師の肩を持ち、また研究内容でぶつかっていたため追放される。霊亀を調べに来た所、尚文の村の魔物に興味を持ち村で研究を始める。
: バイオプラントや魔物の研究や育成で貢献しており、魔物は改造してこそ強くなると考え、ウィンディアとは意見がぶつかるも、強くさせる方法を共に模索する同士関係であ
; イミア=リュスルン=リーセラ=テレティ=クーアリーズ
: 声 - [[稲垣好]]
: [[モグラ|ルーモ]]種の獣人。フルネームが長いため
: かつてはルーモ種の集落で暮らしていたが、ルロロナ村を襲ったのと同じ奴隷狩りに襲われ、目の前で両親
: 少々気弱な性格。集落を襲った奴隷狩りが元メルロマルクの兵士だったため、メルロマルクの兵士が苦手であったが克服してい
: 手先が器用で主に行商用の服やアクセサリーを作っている。特に尚文に教わったアクセサリー作りに力を入れており、アクセサリー商の指導を受けたことで尚文以上の腕を身に着け、テリスをも驚嘆させるほどのアクセサリーを作り上げた
: 戦闘奴隷ではなかったが、村の危機には村の奴隷たちと共に戦う。また過去の世界で尚文たちと一緒に魔物狩りに行ったりと戦闘に参加することが増えてきている。ハンマーを武器にしており、また手先の器用さから、手に魔法を付与させて急所をつくといった攻撃を行う{{Sfn|小説21巻|loc=二話 キール達と馬車の旅}}。自身が掘った穴に敵を落としたり、土属性の魔法を使用する。
; トーリィネミア
: 声 - [[喜屋武和輝]]
441 ⟶ 451行目:
: 鍛冶師。エルハルトと一緒に鍛冶の修行をしていた。エルハルトと同じ師匠の下で修業し、免許皆伝の手前で実家にトラブルがあったらしく、途中で抜けて故郷で金物屋をしていた。
: ゼルドブルの奴隷地下市場で奴隷として売られていたところを尚文にイミアの叔父と判明したため同郷の者たちとともに買われた。その後、姪のイミアと再会し、修行仲間だったエルハルトの店で働くこととなった。
; セイン=ロック
: 声 - [[長縄まりあ]]{{R|oricon230704}}
: 絆たちの世界とはまた別の異世界の眷属器、'''裁縫道具の勇者'''。
: 裁縫道具の勇者らしく裁縫が得意である。様々な世界を渡っており、絆たちの異世界にも行ったことがある{{Sfn|小説17巻|loc=四話 参戦}}。ゼルトブルのコロシアムで、マーダーピエロというリングネームで仮面を被り
: セインの世界は既に消滅しており、眷属器の
: 自分の世界を滅ぼした宿敵勢力を恨んでおり、その勢力に寝返った自分の姉
: 戦闘では鋏で切りつけたり、糸で拘束したりする。変幻無双流にはない守りの気を使うことができ、尚文たちにも教えている。人形やぬいぐるみを使い魔として使役することができる。習得した光翼は蝶のような翅であり、能力の向上や飛行
; {{
: 異世界の四聖勇者、'''札の勇者'''。
: シャチ系の亜人/獣人。サディナの妹で、クテンロウの現水竜の巫女。サディナも持っていない神託の才能をもつ。短めのセンテンスで区切りながらしゃべるのが癖
: サディナがラフタリアの両親と共にクテンロウから出た後に後釜として生まれた。サディナに匹敵する強さにするために、地獄を見たと語るほどの仕打ちを受けている。そのためサディナを恨んでいたが、口癖が「あちゃー」で
: 立場上、尚文たちとは敵対関係であったが、
: その後はルフトと共にルロロナ村で暮らすようになる。サディナとはライバル意識は残しつつも
: 尚文が絆の世界へ救援に行く際に同行し{{Sfn|小説17巻|loc=四話 参戦}}、札の聖武器を解放後、四聖勇者に選ばれる{{Sfn|小説19巻|loc=十二話 諜報員}}。
: サディナと同様に戦闘力は高く、水と風の魔法の資質をもつ
; ルフトミラ
: 元天命。ラフタリアの従兄弟。通称「ルフト」。
: マキナたちに傀儡として利用され、クテンロウの腐敗を招いてしまう。魔物が好きで
: マキナたちに利用されていたが、利発な性格をしており、尚文に自分がしてきたことで国民を苦しめていたことを告げられ、強い責任を感じている。そのため
: 魔物の中ではフィロリアルが一番好きであったが、尚文のフィーロを使った罰と元康が育てたフィロリアルたち
: ラフタリア同様に魔法適性は光と闇で、幻覚の魔法を使うことができる。ラフちゃんによるクラスアップと施されたことで、ラフちゃんの獣人のような姿に変身できるようにな
===== 村の魔物 =====
村の開拓や行商のために飼われている魔物。尚文のもつ成長補正によってかなり高い知能をもつようになり、村を守るために希望したクラスアップで大半が新種の魔物「ラフ種」に進化する。
; ガエリオン
: 村に寄贈された卵から孵ったオスのドラゴン。ウィル種。
: ウィンディアから父親と同じ名前を名付けられた。尚文が女の子の魔物のフィーロがいたため、オスとして生まれるようにした。飼い主の尚文や育ての親的存在のウィンディアに懐いている。
: 尚文が所持していた腐竜(親ガエリオン)と魔竜の二つが合わさった核石を取り組んだことで暴走し、魔竜に意識を乗っ取られるも、自力で魔竜から脱出した後は、大きな姿と小さな姿に切り替えることができるようになる。
:; 親ガエリオン
:: 声 - [[大友龍三郎]]
:: 核石の欠片をもつ「竜帝」の一体だが、戦闘力は最も低く、自ら「最弱の竜帝」と称する。ウィンディアとガエリオン(メス)の親。
:: 他の竜帝の目を避けるために敢えて人里に近い平和な土地に隠れ住んでいた頃、錬に巣を発見されて退治され、亡骸は碌に処理もされずに放置されたが、死んだ後も竜帝の欠片に魂があり、怨念と亡骸の腐敗によってドラゴンゾンビとして復活、周囲に瘴気をまき散らして被害をもたらしていたが、最終的に尚文に退治・浄化されて完全に死亡した。当初欠片に魂が残っていることは尚文には気付かれておらず、しばらくは核石を食ったフィーロの体内に居たが、子ガエリオンが欠片を取り込んだことで同化、二重人格となっている。元々人語を操る程度の知能を持っているが、ウィンディアの自立を促すため、尚文にだけそのことを明かし、親の意識があることを秘密にしている
:: 尚文らに龍脈法を授けて、タクトの仲間の竜帝の欠片を取り込んだことで世界で一番の竜帝に登りつめる。また、成長限界であるLv100の限界突破の方法を得たことで、尚文の仲間に限界突破のクラスアップを施している。
:; ガエリオン(メス)
::
:: メルロマルク編(6周目)で横暴な冒険者に殺されそうになった際に尚文たちに助けられ、ウィンディアと共に仲間になる。メスな分、よりストレートに尚文を狙っており、ドラゴン嫌いのフィロリアル組や元康とは仲が悪く、特にサクラとは尚文を巡る関係から度々張り合う。尚文に関してはループ前のヤサグレた方も、ループ後の優しい方も気に入っており、前者を「ワイルドなおふみ」後者を「マイルドなおふみ」と呼び分けている。
:: あるループから槍の聖武器に自身の記憶を転写し、ループ先の自分自身やドラゴンに記憶を上書きする能力を得
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
; {{Vanc|ヒヨちゃん}}
: 薄紫色フィロリアル。フィーロの眷属第一号。尚文は「配下一号」と呼んでいたが、村の奴隷たちが付けた「ヒヨちゃん」が自然と定着した。
: 当初は尚文の希望でフィーロによってクイーン化させないようにしていたが、元康が村に居ついてからはクイーン化しており、元康が連れて来たクー、マリン、みどり以外のフィロリアルの纏め役となっている。しゃべっている姿は尚文は見たことがない。元康によると、人間体は大人の女性の姿であるらしく、しゃべったり人化した姿を見せたりしないのは尚文に気に入られるため。村が過去の世界に転移した際は、村にいなかったフィーロの代役として尚文の足として、共に戦ったり、行商の馬車を引いたりしている。
=== フィロリアル ===
681 ⟶ 501行目:
; フィトリア
{{See|#フィトリア}}
; クー、マリン、みどり、ぶらっくさんだー
: 愛の狩人になった元康が育てた
==== 槍の勇者のやり直し ====
『槍の勇者のやり直し』で登場する、ループした元康が育てたフィロリアルたち。クロ以外の命名は尚文。元康は卵の状態でも区別が付くため、ループするたびに可能な限り手に入れている。ユキ・サクラ・コウの三羽はフィトリアの試練を受けて後継候補に選ばれているが、その後も元康が限度なしに卵を買い漁った結果として最終的にはそのほとんどがキング、クイーンで構成される「フィロリアル軍団」となる。
; クロ
: 最初のループ(2周目)で、元康が魔物商から購入・孵化させた黒色のフィロリアル・キング。男の娘{{Sfn|槍漫画1巻|loc=第3話 龍刻の長針}}。元康のことを「もと」尚文を「なお」と呼ぶ。
; ユキ
: 声 - [[和氣あず未]](ドラマCD)
: シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた白色のフィロリアル・クイーン。元康のことを「元康様」尚文を「ナオフミ様」と呼ぶ。リーダー的存在で、サクラ、コウだけではなく、元康が買い漁った卵から生まれたフィロリアルたちの指揮も執るようになる。元来、能天気で自分のやりたいことしかやらないフィロリアルの中でも利益と不利益を差し引きした上での判断を下すことが出来るなど、作中に登場したフィトリアの後継候補の中では最も有望。
: 元康がフィロリアル生産者から買った卵の中で唯一血統が良く、そのためか上品な言い回しや会話をする。プライドも高く、元康にとっての1番になることを望んでいるが、当の元康は「フィロリアル様は等しく愛でるもの」という認識のため伝わっていない。
; サクラ
: 声 - 日高里菜(ドラマCD)
: シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた桃色のフィロリアル・クイーン。元康のことを「モトヤス」尚文を「ナオフミ」と呼ぶ。おっとりとしていて尚文に懐いており、主に尚文の護衛を担当。メルロマルク編(6回目)では尚文が主人になっている。人型になると花飾りのように見える癖毛がある。元康が主人だった場合は目の色がピンクだが、尚文が主人になった場合は目の色が青くなる。シルトヴェルト編では他のフィロリアルと同じで幼い姿だったが、メルロマルク編では17歳くらいの大人の姿に変化している。
:
; コウ
: 声 - [[大空直美]](ドラマCD)
: シルトヴェルト編(5周目)で元康が孵化させた黄色のフィロリアル・キング。元康のことを「キタムラ」尚文を「イワタニ」と呼ぶ。好奇心と食欲が旺盛。獣人化したキール(6周目)やイミア、樹(8-9周目)すら食べようとする。リファナやラフタリア、エルメロとは仲が良い。仲間すら食べ物扱いする態度は堪忍袋の緒が切れた尚文の
:
; ルナ
: メルロマルク編(6周目)で元康が孵化させた紺色のフィロリアル・クイーン。クール系な性格で口数が少ない。かわいい物好きで獣人化したキールやイミアを好んでいる。人化時の髪の色が銀と色合いが異なる。
; フレオン
: 元康が初めて育てたフィロリアル。名前は元康が好きなゲーム
: 元康がフィーロがフィロリアルだと知り、自分も育てようとしたところ、クズとヴィッチに斡旋された
: メルロマルク編(6周目)で話を聞いた尚文とメルティから、フレオンの死はヴィッチが邪魔な存在だと感じたため毒殺された可能性があることを告げられ、より強くヴィッチへの怒りを募らせた。書籍
: 絶滅した空を飛べる古代種のフィロリアル、フィモノア種の生き残り。ヒーローに強いこだわりを持つ性格で、歌は樹の琴線に触れるらしく、樹はフレオンと接し続けた結果、洗脳じみた状態で改心
=== ゼルトブル ===
; ヒークヴァール
: 声 - [[真木駿一]]
: アクセサリー屋を営んでいる商人
:
; ラーサズサ
: [[パンダ]]の亜人/獣人。ゼルトブルの傭兵で普段はコロシアムで稼いでいる。「竹林」の二つ名を持ち、地面から竹を生やして攻撃する魔法を使う。
: 尚文がコロシアムの下見に来た時の試合でエルメロと戦っており勝利している。タクトとの戦争では、ライバル兼戦友であるサディナに味方するために駆けつける。傭兵であるためかお金や宝、それに関わる物事が大好きであり尚文からは気が合いそうだと思われている。実は可愛いものや服が大好きだが否定している。姐御と慕う男の獣人の部下を連
:
; エルメロ
: [[ゾウ]]の獣人。ゼルトブルの傭兵で普段はコロシアムで稼いでいる。「地響きの女王」の二つ名をもつ手練れ。普段は我慢強く冷静に振る舞うが、実際には勝ち気でかなりの負けず嫌い。
: 尚文がコロシアムの下見に来た時の試合でラーサズサと戦っており敗北している。タクトとの戦争ではサディナに味方するために駆けつける。試合の時には強気な口調をしていたが、盾の勇者である尚文の前ではかなり緊張していた。戦争後はルロロナ村にたまに訪れるようになる。
=== シルトヴェルト ===
; ヴァルナール
: シュサク種の亜人。
: 盾の勇者である尚文に対し、仰々しくも誠意を示す。人間との
: 外伝の『槍の勇者のやり直し』では、自国の利益を考え優先していたが、あまりの過干渉に怒った尚文から「(ケタ外れに強い)元康ですら、波で負けたためにループした」と諭されて対処する順番を考え直す
; ゲンム種の翁
: ゲンム種の亜人。六十歳前後の小太りな老人。: シルトヴェルトの有名な貴族で一線は引いているが発言力もある。良識もあるが老獪さも並ではなく、一筋縄ではいかない相手。
; ジャラリス
: [[ライオン]]の獣人。
: 盾の勇者である尚文が敵国のメルロマルクで召喚されたことを快く思っておらず、慇懃無礼な態度を取り、内心で見下している。そのため、尚文をその地位と立場を利用した上で抹殺しようと企んでおり、尚文に女を差し向け既成事実を作ろうとしたり、食事に毒を混ぜたりと陥れようとする。
: 戦争の際、敵国と内通しており、窮地を演出し自分が活躍しようとしていたところをハクコ兄妹の父によって逆転していたため憎んでおり、
: ハクコ兄妹と決闘を行うが、卑劣な手段を尽くしてなお劣勢に立たされ、謎の勢力から与えられていた薬を飲んで怪物となり暴走、最後はアトラと獣化したフォウルによって倒される。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、亡命してきた尚文を最初の世界の時と同様に利用しようとしたのをスキルで隠密行動していた元康に聞かれたため、こっそりと始末される{{Sfn|槍小説2巻|loc=一話 運命の相手}}。
=== クテンロウ ===
; エルハルトの師匠
: 刀鍛冶。犬系の亜人。エルハルトとトーリィの師匠。
: 鍛冶の腕は一流だが重度の女好きで、昔の元康を彷彿させるため尚文から「元康二号」と呼ばれている。
: 女好きの半面、男に対する扱いは悪く、特にハーレムを囲っている
: 女好きで多くの借金をして逃げるというダメ人間ぶりだが、気を感じることができ、鍛冶の際に意図的に使うことができる。気を使って素材の声を聞き、屈服させて武器を作っているらしく、呪いを帯びた剣を怒鳴っただけで瘴気を霧散させ、平然と持つことができる。
; 過去の天命
790 ⟶ 569行目:
:: ラフちゃんやラフ種の儀式によってラフ種として転生した過去の天命。他のラフ種と異なり、鳴き声は語尾を彷彿とさせる「だふー」。20巻までは「ラフちゃん二号」と呼ばれていた{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}が、20巻で尚文が「時々だふちゃんと呼んでいる」と語っており、21巻ではほとんどだふちゃんと呼ぶようになっている。自分を蘇らせたラフちゃんに呆れつつ、そのままルロロナ村で住むこととなる。
:: 断片的な人格でしかなく、記憶もそれほど残っていない。一時的に過去の天命の姿になることができるも維持するには燃費が悪い上、馴染んでいないため長時間は変えることができない。ラフ種の姿でも十分戦えるらしく、フィトリアの聖域で見つかったビーストスピアをサイズに合わせて小さくさせて自在に使っていた{{Sfn|小説20巻|loc=四話 フィロリアルの遺跡}}。過去の世界で勝手に九尾の狐を倒して本懐を遂げたためか自己消滅した。
:: 自分の過去など記憶が曖昧であったが、過去の世界で自身の元となった槌が完成されたところを見たため、
:<!-- 箇条書きのバグ回避の為の行です。「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
; マキナ
798 ⟶ 577行目:
=== フォーブレイ ===
; アルサホルン=フォーブレイの王
: クズの13歳ほど年上の兄。かなり醜悪な外見の持ち主で、メルティからは「うごめく肉塊」「豚の化け物」、女王からは「肥え太った豚」と内心思われている。女を快楽のために拷問するのが大好きで、フォーブレイの王に嫁ぐことが女貴族の処刑方法になっている。元々マインをこれ以上目に余ることを仕出かしたら嫁がせるつもりだったらしく、一万人目の玩具として歓迎しようとしていた。タクトによって殺される。
==== タクト一派 ====
;
: 七星勇者、鞭の勇者。
: フォーブレイの末席の王子で、若年にして多くの分野で実績{{Efn2|製紙技術の改革や後述の飛行機や飛行船、自動車といった魔物に頼らない乗り物や銃器などの開発
: フォーブレイの学校の旧友だったマルティに唆され、鳳凰と戦っていた尚文たち連合軍に横
: 高レベル者による飛行機や飛行船の空爆で攻め続けメルロマルクに進軍するが、英知の賢王として再起したオルトクレイの策略によって撃墜される{{Efn2|空中に浮かぶグラウェイク鉱石の大岩をラフ種による幻影魔法で隠して配置した。魔物なら勘で気づくが障害物がない前提で飛んでいた飛行機は避けられなかった。脱出した者や空挺兵も岩の上に待機していた兵による魔法や弓矢で落下傘を破られて墜落死した。}}。砦での戦いでは
: 敗北後、偽勇者の烙印を押され
: Lvは本人によれば350とされるが、Lvにものを言わせた戦い方をしており、尚文
:
; エリー
: タクトの幼馴染。メイド服を着ており、銃を武器としている。
: 砦での戦いでは、セインと戦うも、尚文のタクトに放ったスキルに巻き込まれ消滅した。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康の攻撃からタクトを庇うも虚しくタクト諸共消し炭になって死亡する{{Sfn|槍小説2巻|loc=七話 消し炭}}。
; トゥリナ
: 九尾の狐の魔物
: 権力者に取り入り、悪さをしていたが、過去の天命によって封印されていた。過去の天命を恨んでおり、過去の天命やその子孫であるラフタリアに対して「ラクーンのブス」と罵っている。龍脈法や特殊能力を使った幻覚魔法や火の魔法を使う{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。14.5巻では細身の剣を使用し、16巻ではツメを使って攻撃していた{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}{{Sfn|小説16巻|loc=九話 フェンリルフォース}}。
: 幻覚魔法によってシルトヴェルトの爪の勇者のルハバートに化け、尚文たちを欺けようとするもラフタリアとラフちゃんに見破られ交戦する{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。数的に不利な状況であったためその場は撤退する{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。その後フォーブレイでタクトの仲間として尚文たちに襲い掛かった。砦での戦いでは、幻覚魔法で仲間を援護しようとするもラフちゃんに無効化される。過去の天命が姿を現した際、復讐のために襲い掛かるも、過去の天命とラフちゃんの連携攻撃によって倒された
: 『槍の勇者のやり直し』のシルトヴェルト編(5周目)では、ツメの勇者に化けて尚文たちと謁見するためにシルトヴェルト城に現れた際に、ビーストスピアが自動発動して一撃で倒されている{{Sfn|槍小説2巻|loc=三話 ビーストスピア}}。
; ネリシェン
: アオタツ種の族長でシルドフリーデンの代表。
: 種族の宿敵であるハクコ種のフォウルを敵視しているが、人間との混血であることを蔑んだ発言をしたため、逆に「自国の成り立ちも知らん者が代表を名乗っているとは片腹痛い」と一笑に付された。
: 風と水の魔法を使い、大きな東方の龍に変身できる。 : 砦での戦いでは、フォウルと戦う。最期は頭を吹き飛ばされ死亡す
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編で、タクトが元康から殺された際、隙を見計らって逃走した後、シルドフリーデンへ逃亡した。その後、シルドフリーデンにて、全世界に対して「タクトとツメの勇者は盾の勇者と槍の勇者達の罠に掛かり、殺された」と国民の前で宣言し{{Efn2|その際、自分達が殺した槌の勇者を殺したことも盾の勇者達だとちゃっかりと宣言した。}}、シルトヴェルトに宣戦布告を行った{{Sfn|槍小説2巻|loc=八話 残党}}。その結果、シルトヴェルト国内各地でタクト一味の残党がテロを起こしたり、ゲリラ戦や戦闘機での強襲を仕掛けたりするようになった。
; シャテ
: ノイド種とクシャ種の混血の亜人/獣人。人魚みたいな姿とサメっぽい獣人の姿をもつ。
832 ⟶ 612行目:
: Lv100越えのクラスアップができる儀式の記憶が入った欠片を所持しており、それによってタクトたちはLv100を超えていた。人間態はトカゲみたいなシッポをもつ女の姿。本来の姿は親ガエリオンよりもさらに大きいドラゴンで、守護獣と同じような気配を放っており、尚文からも「一番強そう」と言われている。
: 砦での戦いでは、錬とガエリオンと戦う。ガエリオンの欠片を奪おうとするも敗北し、欠片を渡すことを拒絶したためガエリオンに止めを刺され、欠片を奪われる。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5週目)にてタクトの死に自暴自棄になって本来の姿を露わにし、無差別攻撃を行うも、元康に一撃で殺される
; アシェル
: 人間の姿になれるグリフィン。
: フィロリアルを敵視しており、女王種であるフィーロを倒そうとする。
: 砦での戦いでは、フィーロとシルディナと戦う。シルディナが風の魔法でフィーロを飛ばしていることに気付かず、絶滅した空飛ぶフィロリアルと勘違いする。フィーロに追い詰められ、最期はシルディナの風の檻によって細切れにされる。
:
=== 四霊 ===
異世界の守護獣。文字通り世界を守護するのが役目。世界の生物
; [[霊亀 (四霊)|霊亀(れいき)]]
: 守護獣の一体で山のように大きな亀の魔物。中華風の国の下に封印されていたが、キョウによって封印を解かれ、操られている。
: 攻撃手段として、巨体を活かした
: 頭と心臓を同時に潰さない限り何度でも再生する。体内へ侵入するための霊亀洞と呼ばれる洞窟があり、かなり複雑な構造になっている上に壁や床に擬態した使い魔によって探索が困難になっている。心臓は二つに分かれた色の心臓の両方に目を持っており、侵入者を熱線や魔力を奪う白い塊などで攻撃してくる。キョウによって操られていた際はこの手段でも倒せなくなっており、さらに奥にある霊亀のコアを破壊しなければならない。
:; オスト=ホウライ
:: 声 - [[花澤香菜]]<ref name="animate220210">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1644413739|title=春アニメ『盾の勇者の成り上がり』Season2、追加声優に花澤香菜さん決定、コメント到着! 新ビジュアル・新PV・OP&ED情報も公開|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2022-02-10|accessdate=2022-02-10}}</ref>
:: 霊亀国の王の側室であり摂政を務める美女。尚文に霊亀討伐を要請する。霊亀の使い魔であり本来は封印されている国に取り入り、結界のエネルギーを集めるために働きつつ、最終的には勇者に討たれる際に封印の解き方を教える存在であったが、キョウによって霊亀を乗っ取られ、守護獣としての役割が果たせなくなったため、尚文たちに討伐を依頼してきた
:: 国に取り入っていた際は嫌な女を演じていたが、本来は健気で献身的な性格。自らが傷ついても尚文たちに助力し、自分の弱さを嘆いていたリーシアを励ますなどしており、尚文からも信頼を得てい
:: 土と援護の魔法と龍脈法を使うことができ
:: 実際は霊亀そのもので人の形として具現化した者。霊亀の討伐は自分の死を意味するにもかかわらず、世界や全ての命を守るために人々に憎まれながら死ぬ運命を受け入れている。願いを聞いた尚文によって霊亀のコアを破壊され、本来は誰にも感謝されることなく憎まれながら死ぬはずだったが、尚文たちに仲間としてその死を悲しんでくれたことに満足して、尚文たちに看取られながら消滅した。
:: その後、タクトによって重傷を負わされ意識を失い、盾の精神世界に来た尚文の前に盾の精霊としてアトラと共に現れ、助言を与え見送る。
:<!-- 箇条書きのバグ回避。「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
; [[鳳凰]](ほうおう)
: 守護獣の一体で2体1対の孔雀をベースにした鱗のある鳥の魔物。1羽の大きさは親ガエリオンの転生前より少し大きい程度。精霊や幽霊に近い体をもつ。
: 高高度と低高度に分かれて攻撃を仕掛け、高高度の鳳凰が魔法や羽ばたきで空爆を行い、低高度の鳳凰が爪や炎を吐いたり羽ばたきで仕留める戦法を
: 尚文たち連合軍は同時撃破を狙って順調に戦っていたが、タクトの横槍で片方が倒され残った鳳凰が自爆し、尚文を庇ったアトラをはじめ村の奴隷やフィロリアルを含めた魔物からも死傷者が出たほか、連合軍全体にも多大な被害が発生した。復活後は戦線から戻ったフォウルと尚文、そして連合軍の奮闘によって討伐される。
; [[麒麟]](きりん)
: 守護獣の一体で2体1対の魔物。鳳凰を倒した後にフォーブレイ近隣で復活したが、そのあとすぐにタクト一行によって倒された。
; [[応竜]](おうりゅう)
: 守護獣の一体で竜帝に封印されている。元々はタクト一派のレールディアが宿していたが、ガエリオンに受け継がれた。解放するとガエリオン自身と世界の人口を犠牲にするため、最後の手段として保留される。
:; 竜帝
:: かつて君臨したドラゴンの王。現在は滅びており、その「核石の欠片」を所持するドラゴンが其々竜帝を名乗っている。欠片には竜帝の力と知識が宿っている。また、ガエリオン(親)のように核石に記憶を転写し、欠片を継承したドラゴンに宿ることも出来る。
:: 勇者武器とリンクしてその能力を利用することができる。ガエリオンや魔竜は尚文のカース・憤怒とリンクして「ラースドラゴン」へ変化できる。
:: 四霊のひとつである応竜も宿っており、目覚めると竜帝の身体を乗っ取って活動を開始する。
=== 過去の盾と弓の世界 ===
; 城野 守(しろの まもる)
: 声 - [[鳥海浩輔]]
: 波に挑む先代の四聖勇者、'''盾の勇者'''。
: シルトヴェルトの創始者として信仰の対象となった勇者であり、伝説や御伽噺として語られ、有名となっている。
: 尚文と同い年位の青年。温和そうな顔つきをしており、正義感が強い。シルトランに召喚され、人々を波や敵国から守るために戦っている。シルトランの人々からは非常に慕われており、波や戦争によって身寄りがなくなった亜人の子たちの保護をしている。またネーミングのセンスがあまりよくないなど、尚文と共通するところがある。
: 盾の勇者ではあるが、尚文と異なり攻撃もできるバランス型で、相手に攻撃を与えて気を引く戦法をとる分、防御力は尚文と比べ低くなっている{{Sfn|小説20巻|loc=九話 古代シルトラン国}}。尚文からは攻撃ができ
:
: かつて仲間であり婚約者であったフィロリアを守護獣「朱雀」との戦いで失っており、これ以上仲間の犠牲を出さないために、子供たち
:; フィモノア、フィジア、フィトリア
:: フィロリアの因子が宿っている守の使い魔で、小鳥のような姿をしている。フィトリアは現代と同一人物。ホルンによって改造されているらしく、フィモノアが飛行能力、フィジアが魔法、フィトリアが運搬に突出した能力を持ち、フィロリアルの原種であると思われる。
:
;
: 波に挑む先代の別の世界の眷属器の勇者、'''裁縫道具の勇者'''。
: セインの先祖と思われる天神種の女性。別の世界の勇者だが、妹のリイン(フィロリア)が守の召喚された異世界に召喚されてしまい、探していたところ、妹に再開し、守と出会う。最初はフィロリアを巡って争っていたが、仲良くなり協力している。セインの姉同様おしゃべり好きで、親しい性格だが、押しが強く、唐突に猥談を持ち出すなどあまりデリカシーがない。
906 ⟶ 665行目:
: 守の実験のことも知っており、秘密を知った尚文たちと戦うも、元々思うところがあったらしく、尚文が守に叱咤した際に戦いを止め、守にやめるよう促した。
: 戦闘能力は錬やセインと互角以上に戦えるほど高く、天神種の特殊能力の光翼で強化して戦う。
;
: 波に挑む先代の眷属器の勇者、'''鞭の勇者'''。
: ラトの先祖で一人称は「わたーし」。「〜だね」と自信が見え隠れしている独自の話し方をしている。シルトランが抱える自称「邪悪な研究者」。かつては大国ピエンサに所属していたが、味方の魔物全てをドラゴンにしようとする先代の弓の勇者と考えが合わず亡命した{{Sfn|小説20巻|loc=十二話 戦争への決意
: ラト同様に知的好奇心が高く、初めてルロロナ村に訪れたラトのようにフィロリアルやラフ種たちを調べ回り困惑させた。実験のために周りに迷惑を
: キールやみーくんに強くなるための改造を頼まれ、それを止めようとする尚文や守を足止めするために騒動を起こす。みーくんの改造はできたものの、キールは本人が望むような改造ができないため保留となった。その後はナタリアから罰として、鞭の機能の制限を受けることとなった。しかし騒動を起こした本当の理由は、尚文たちが守の人体実験を知った際に戦いが起こると予想し、その予行演習をさせるために行ったことであり、守の行いに思うところがあって止めようとしていた。
: フィトリアの巣から回収されていた聖武器のレプリカを改修し、能力は大幅に限定されるが所持者の魔力だけでなんとか使えるようにした。
;
: 波に挑む先代の眷属器の勇者、'''ツメの勇者'''。
: レインの妹で、ツメの勇者として守の召喚された異世界に召喚された。リインが本名だが、元の世界ではよくある名前で名前被りがコンプレックスだったのか「フィロリア」と改名していた。
: 守と共に波と戦っており、守とは恋仲でもあり、結婚を約束していた。しかしその最中に目覚めた守護獣「'''朱雀'''」と戦った際に味方を庇って死亡した。守たちによってホムンクルス
;
: 波に挑む先代の眷属器の勇者、'''槌の勇者'''。
: 過去の世界における当代の天命。短髪のラフタリアのような感じの見た目。名前を適当に言ったため、尚文は偽名ではないかと疑っている。
: 武器はハンマーで武器の精霊を感じ取る能力を持っている。調停者としての役目を全うしており、頭が固く、守たち勇者には高圧的な態度で接している。子孫のラフタリアと同じく、苦労人体質でそのため彼女とはウマが合う様子。またラフ種やラフ種のクラスアップを受けたルフトには、同じく複雑な気持ちになっていた。九尾の狐といった魔獣退治や封印も行っており、その最中に尚文たちに出会う。未来から来た尚文たちから事情を聴き、監視するために村に滞在することになる。
: 勇者の監視役である調停者は勇者に選ばれないと思っていたが、何気なく槌に触れたことで槌の眷属器に選ばれ、勇者になってしまう。自身を選んだ槌の精霊に文句を言うものの仕方なく受け入れる。
; シアン
: 守が保護している孤児の一人。猫の亜人。人見知りな性格で他の孤児たちの輪に入ることができない。守や尚文には懐いて
: 実は他の子供たちと共に、守の手でより強い種族への改造処置を受けており、シアンは後のハクコ種の初代(ハクコ兄妹の先祖)となる。そのためか、Lvや戦闘経験に釣り合わない強さをもつ。
: フィロリアが自分たちを庇って死んだことに責任を感じており、守の力になるために改造を受けた。しかしそれでも
=== 絆たちの担当世界 ===
==== 四聖勇者 ====
; 風山 絆(かざやま きずな)
: 声 - [[富田美憂]]<ref>{{Cite tweet|user=shieldheroanime|author=TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』|number=1526192423847596032|title=第7話より登場する新たなキャラクター風山絆(かざやま きずな)を公開。演じるのは富田美憂さんです。|date=2022-05-16|accessdate=2022-05-19}}</ref>
: 異世界の四聖勇者、'''狩猟具の勇者'''。ラルクが統治する鎌の眷属器の国シクールを拠点にしている。
:
:
: 波ではなく魔竜討伐のため召喚され、魔竜を倒した後も異世界に残って数年が経過している
: 狩猟具の聖武器の特性で対人戦能力が一切ない代わりに対魔物では圧倒的な強さをもつ。怠惰のカースが解かれた後は解放に使われた薬を素材として出た「0の狩猟具」によって波の尖兵らの不正な力を断つことができるようになる{{Sfn|小説18巻|loc=九話 力で解決}}。
: 同作者の「小説になろう」の作品である
:; クリス
:: 声 - 富田美憂
:: 絆とグラスで作った[[ペンギン]]の式神。
:: 対人戦闘ができない絆の護衛のために作られ、絆とグラスの居場所を感じ取ることができる。名前は生まれた日が絆が召喚された日から数えてクリスマスだったことから名付けられた。
::
:<!-- 箇条書きのバグ回避の為の行です。「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
; シルディナ
1,005 ⟶ 706行目:
==== 眷属器の勇者 ====
; {{
: 声 - [[潘めぐみ]]
: 異世界の眷属器、'''扇の勇者'''。扇の眷属器の国セン{{Sfn|設定資料集|p=184-185|loc=各地案内 絆たちの世界}}の出身。
: 見目麗しい和風美少女のスピリット(魂人)。武人肌で真面目な性格をしている。銀色の[[刺繍]]を施した漆黒の着物を纏う{{Sfn|小説3巻|loc=十二話 アイアンメイデン}}。
: 自分たちの世界を守るために異世界に乗り込み、要である四聖勇者を狙い
: 絆の親友であり、普段は能天気な絆を窘めている。以前は自在珠玉流の門下生をしており、出生の関係で見下されていた。扇の眷属器の選定を受けて扇に選ばれる。竜退治の試練の途中
:
: 絆側の異世界の調停者の遠縁の血族であり、魔王の城の宝物庫で椿光樹に絡みついた龍刻の砂時計でシルディナの神託の協力によって天命の儀式を受ける{{Sfn|小説19巻|loc=七話 魔竜の宝物庫}}。現時点では血筋が薄いため、シルディナに神託で宿らなければ天命の力は使用できない{{Sfn|小説19巻|loc=七話 魔竜の宝物庫}}。
: 同作者の「小説になろう」の作品である
; {{
: 声 - [[福山潤]]
: 異世界の眷属器、'''鎌の勇者'''。
: 通称「ラルク」。鎌の眷属器の国シクール{{Sfn|設定資料集|p=184-185|loc=各地案内 絆たちの世界}}の王であり、留守を預かる重鎮に「若」と呼ばれている
: 絆やグラスの仲間。見た目は二十代後半の青年であり、面倒見が良くノリも良い頼れる兄貴分的な性格をしているが、即位する前は周囲が眉を顰めるような行状を繰り返していたらしく絆や尚文からは「[[織田信長|信長]]」と例えられている。年下の男性には「○○の坊主」、女性には「○○の嬢ちゃん」と呼んでいる。スケベで覗きが趣味
: グラス同様自分らの世界を守るため
; {{Vanc|エスノバルト}}
: 声 - [[河西健吾]]
: 異世界の眷属器、'''船の勇者'''。現在は'''本の勇者'''。
: 図書兎
: 代々次期館長が飲むはずの薬を再現したものを飲んでいたため、勇者に育てられたわけではないのに話
: 自身の世界が追い詰められたことで、救援要請のために以前尚文に渡した錨のアクセサリーで転移し、タクト戦後にボロボロになった状態で尚文たちに接触する。帰還の時期を待つ間、レベリングと龍脈法の加護を受け、変幻無双流の修行を行う。尚文の分析通り、変幻無双流のエルラスラからリーシアと同じ資質をもつことが明かされる。宮地との戦いで才能を開花させ、宮地撃破に貢献する。絆のカース解除のために迷宮古代図書館に行った際に薬を見つけ、その薬を飲んだことで真の館長となる。
: 敵対者に船の眷属器を奪われており{{Sfn|小説17巻|loc=四話 参戦}}、現在新たに本の眷属器に選定され'''本の勇者'''になっている。
; ラフタリア
: 異世界の眷属器、'''刀の勇者'''。
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==== 絆の仲間 ====
; グラス
{{
; ラルクベルク=シクール
{{
; エスノバルト
{{
; テリス=アレキサンドライト
: 声 - [[早見沙織]]
: 額に宝石が埋まっているジュエル(晶人)。尚文たちの異世界ではメルティの髪と同様に珍しい青緑色の長い髪を後ろで三つ編み{{Sfn|小説5巻|loc=五話 墓参り}}にして纏めており、魔法を使う際、髪が赤く染まる{{Sfn|小説5巻|loc=八話 カルマ―}}。宝石の声を聴く能力があり、宝石から力を借りて魔法を使用する{{Sfn|小説5巻|loc=十二話 ラルクベルク}}
: ラルクと共に尚文たちの異世界に来た際、尚文一行と出会う。尚文たちの異世界には晶人がいないため、[[ティアラ]]
; ロミナ
: 声 - [[衣川里佳]]
: 晶人。絆たちが贔屓している鍛冶師。胸に赤い宝石が付いている。ふざけた客は追い出す硬派の職人。尚文一行も絆の世界に訪れた際には世話になっている。尚文の蛮族の鎧を「バルバロイアーマー」に改修するなど、互いの作品を通じてエルハルトとは技術交換をしている
; アルトレーゼ
: 商人。通称「アルト」。
: 絆とは一緒に商売をした間柄。儲け話に目聡く、絆曰くお金のためなら何でもするらしく絆たちとは比較的ドライな関係。魂癒水を売っていた尚文に接触する。その際に波に関する文献を提供する。
: 華奢で中性的な外見をしており、設定資料集では「美男子」とされているが{{Sfn|設定資料集|p=149|loc=アルトレーゼ、ロミナ}}、実は女性であり、シャチ姉妹に見抜かれている。隠しているらしく否定しており、グラスやエスノバルトも知らなかった。
; ヨモギ=エーマール
: 声 - [[河瀬茉希]]
: キョウの仲間だった女で幼馴染。正義感が強く、猪突猛進な性格をしている。過去に助けてくれたキョウを信じ慕っていたが、内心疎ましく思われていた。
: 尚文たちの異世界から帰ってきたキョウに誘導され、霊亀のエネルギーで作った自爆機能付きの剣を持って、尚文や絆たちに襲撃する。自爆で諸共殺されそうになった所を助けられ、キョウの悪行を明かされ、真実を知るために絆たちに同行する。キョウの研究所で
; ツグミ
: 声 - [[東城日沙子]]
: クズ二号の仲間だった女。クズ二号とは幼馴染で慕っていたが、内心強引なやり方に疑問を持っていた。槍や棒などの長物の武器を使う。
: クズ二号と共にラフタリアを狙うが敗北しクズ二号が殺される。その後キョウによって国が占領され絶望していた所を
: その後絆たちの仲間
; 魔竜
: 絆たちの世界の竜帝。人間を憎んでおり、支配域で魔物を指揮して奴隷のように酷使していた。世界征服をしようとした所、勇者として召喚された絆とその仲間に討伐される。
: 尚文が異世界に渡った際にロミナに作成された防具に腐竜の核石(親ガエリオンの竜帝の欠片)と魔竜の核が使われており、核を持ったまま帰還する。その後子ガエリオンが核石を取り込んだ際に暴走し復活を遂げるも尚文らに討伐される。その後再び異世界に渡った尚文によって核石が返却され、レベル限界突破の方法を得るべく復活させる。
: 復活した魔竜は紫色のメスのドラゴンで、親は絆。色違いのガエリオン
: 絆たちの世界の魔法を全て熟知している魔の王を自負する竜帝であり、その異名に違わず、強力な魔法や魔法の指揮、複数の魔法の同時詠唱など、高度の魔法の技術をもつ。魂を喰らうことができ、倒した波の尖兵の魂の処理もできる
; 自在珠玉流の師範代
: グラスの流派、自在珠玉流の師範代をしている老人。尚文からは「ジジイ」と呼ばれる。
: 強化を解除する魔法の対抗手段とグラスの出自を知るために訪れた尚文とグラスたちに、自在珠玉流の裏の秘術と調停者に関わる情報を教えた。上述のグラスの件など、弟子が問題を起こしたせいで意気消沈しており、あまり道場から出なくなっていたが、同じような立場と経験をもつ変幻無双流のエルラスラと拳で語り合ったことで立ち直り、エルラスラとはライバル関係となる{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}{{Sfn|小説19巻|loc=二話 奉具殿}}。その後、奉具殿で見つけた失伝された技術をエルラスラと共に解析し、伝授した後に尚文たちに技術を教える{{Sfn|小説19巻|loc=二話 奉具殿}}。その後は弟子の修行のため、ラルクの城の場内の訓練場に来るようになる。
: 扇を武器にしており、変幻無双流のエルラスラと同格の戦闘能力と技術を持ち、扇のスキルに似た技を使う{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}。変幻無双流の技術をエルラスラとの決闘で盗み出し、自身の流派に応用した技を生み出している{{Sfn|小説19巻|loc=二話 奉具殿}}。
==== 敵対国 ====
;
: 声 - [[木村良平]]
: 異世界の眷属器、本の勇者。
: 顔の作りはいいが根暗で陰湿な雰囲気をもつ少年。幼馴染のヨモギからは、少しひねくれた発想をするものの
: 霊亀のエネルギーを使って、聖武器の剣、槍、弓の外見とスキルを模した武器型の魔物の製造、守護獣の白虎、朱雀、玄武の歪な獣人姿に改造、ホムンクルスを使っての蘇生といった錬金術師としての技術をもつが、
: 尚文らの世界で霊亀を操って人々を殺し、エネルギーを集めて回
: 正体は波の尖兵であり、魂と外見が一致しない転生者。魂はガリガリの三十代っぽい姿をしていた。また実は検索系の能力を持っていて、その力を使う事で頭脳派の技術者や軍師っぽく見せつけているだけだった<ref>{{Cite web|和書|author=アネコユサギ|url=https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/172188/blogkey/2946242/|title=盾の勇者シリーズ1100万部突破&マンガ版20巻、おしながき4巻、マンガ版槍の勇者9巻発売について。|website=小説家になろう|publisher=ヒナプロジェクト|date=2022-02-22|accessdate=2022-06-05}}
;
: 声 - [[立花慎之介]]
: 刀の眷属器の国レイブル{{Sfn|設定資料集|p=184-185|loc=各地案内 絆たちの世界}}で天才術師と呼ばれていた男。身勝手な性格で、尚文からはオルトクレイに似ているという理由で「クズ二号」と呼ばれる
: 鏡の眷属器の国で転移スキルの再現をしていた所を尚文と絆たちと遭遇、捕らえようとするも逃げられ
: 尚文から眷属器を奪おうとしたことに疑問視されるが、後に正体は武器を奪える転生者であることが推測された{{Sfn|小説18巻|loc=四話 妹分と嫉妬}}。
; 宮地 秀正(みやじ ひでまさ)
: 異世界の眷属器、楽器の勇者。
: 四聖勇者召喚に巻き込まれて召喚されたとされる日本人。眷属器を持っていない状態で異世界語を話せていたらしく、姿を消した後に楽器の眷属器を引き抜いた{{Sfn|小説17巻|loc=八話 地下迷宮都市}}。四聖の殺害に加担し、絆の裏切り者の国から絆を誘拐し監禁していた。一見知的に振る舞っているが、四聖を強くて調子に乗っていたからという理由で殺
: 正体は不正の力で楽器の眷属器を強引に従わせている転移者の波の尖兵。強引に従わせているのと、修行をまともにしていなかったため力を出し切れて
: 尚文たちとの戦いでは、マルドやセインの姉らと共に他世界の聖武器を抑え込む技術とによって優位に立つも、本と鏡の眷属器の助太刀と樹の演奏妨害によって追い込まれ、エスノバルトによって眷属器を操るアクセサリーを破壊されたことで楽器を解放され、その後マルドから斧を奪おうとするも殺され、魂も
;
: とある町でセーヤ飯店という会員制の店を経営している料理人。
: とてつもなく美味い料理人という噂だが、実際には手頃のインスタント料理やアクセサリーによる調合ばかりで、しかも命の危険がある中毒性のある料理を出しており、この料理によって町を支配していた。近隣の町の料理店で店の看板や権利、財産をかけた料理勝負をしているが、審査員の買収などの不正によって勝ち続け、店を大きくしてきた。いずれは国の重鎮を魅了させ自分の国を作ろうとしていた。正体は転生者であり、怪しい料理の他、武器を奪う能力も持っていた{{Sfn|小説18巻|loc=九話 力で解決}}。
: 噂を聞きつけてやってきた尚文たちが料理に不満を
=== セインの宿敵の勢力の異世界 ===
; セインの姉
: 異世界の眷属器、'''鎖の勇者'''。
: セインの宿敵の勢力。本名は現時点では不明
: 自分が元居た世界を裏切り、宿敵勢力についたらしく、妹のセインからはそのことで恨まれている。絆たちの世界の聖武器を捕らえ抑え込み、他世界の聖武器を抑え込む技術を宮地に提供した。戦いではほとんど本気を出していないが、尚文たちを一瞬で吹き飛ばすほどの力を持ち、分析力も優れてい
: セインを甚振り煽ったり、自分の世界が消滅する様を嬉々として語るなどの悪女の振る舞いをするが、サディナからは本心を隠していると指摘されている。実際、尚文たちに自分たちの内情を話したり、忠告をするなど不可解な行動を取る。尚文が村ごと過去に飛ばされた際には逃げるよう警告の「声」を届けている。
: 伝説の武器を操るアクセサリーを鎖に付けていたことから、不正に所持していると思われたが、実際には正式に選ばれた勇者であり、アクセサリー破壊後も所持していた{{Sfn|小説19巻|loc=十四話 メギド・アイアンメイデン}}。
; マイン(マルティ=S=メルロマルク)
{{
; マルド
{{
; ロジール
{{
=== 波の勢力 ===
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: Web版における「波」の黒幕である女神。自らの経験値を稼ぐという目的のために、己の魂の欠片を転生させた「無自覚の分け身」を様々な異世界の様々な国にばら撒いて干渉していた。
:「神」を名乗るだけあって様々な超常能力を有し、対「神の力」に特化した武器「0シリーズ」でも軽傷を負わせるのがやっとであるなど、尚文たちを一方的に圧倒する絶大な力をもつ。
:
==== 神を僭称する存在 ====
; 過去の神を僭称する者
: 守がいた過去の時代の波を起こしていた神を僭称する者。猫のマスコットの着ぐるみの頭部を被った男で、波の戦いを実況し、自分たちの世界に中継を行っていた。テンションが高く、陽気な様をしているが、波によって勇者同士の殺し合いを強要させ、さらに逆らった勇者を見せしめとして殺して、その世界を滅ぼすなど、残虐で冷酷な性格。
: 尚文たちでは決して太刀打ちできない無敵の「神の力」をもつ。自分に歯向かった錬や尚文たちをエキジビションゲームと称して襲い掛かり圧倒するも、対「神の力」に特化した武器「0シリーズ」による奇襲で攻撃され、思わぬ痛みに動揺した隙に畳み掛けられて死亡し、魂も消された。
; 新たに現れた神を僭称する者
: 過去の神を僭称する者の仲間。犬のマスコットの着ぐるみの頭部を被っている。過去の神を僭称する者が殺された直後に現れ、尚文たちを「人殺し」、「下等な原始人」と罵るも自分たちを殺せる尚文たちを恐れ、負け惜しみの台詞と仕返しをすることを宣言しながら仲間の死体とともに撤退する。
: その後、尚文たちを排除するため、剣と槍の世界で聖武器の勇者と世界を人質に眷属器の勇者を従わせ、尚文たちの敵対国、ピエンサと手を組む。尚文たちとピエンサ軍との戦いの隙をついて、聖域に在った馬車の眷属器を奪い、さらにメルティを人質として誘拐する。また尚文のはったりから神狩りが糸を引いていると思っており、結界の解除と早々に手を引くよう要求した。
;勇者
:伝説の武器の聖武器や眷属器の精霊に選ばれ、所持者となった者を指す。勇者に選ばれると、後述の武器の機能により、一般の冒険者よりも強い力が手に入る代わりに、世界のために戦うことを義務付けられる。
:勇者となる者は出身世界、人種は問わず、魔物が選ばれることもある。ゲーマー、ヲタク気質な日本人が召喚されることが多い。勇者に選ばれる基準は、武器の技術や経験よりも「世界を守る勇者の資質」と「その武器を上手く扱える才能」が重視される傾向がある。
:勇者が使命を放棄、または間違った行いをすれば、武器の精霊に見限られ、勇者としての力を失ってしまう。
:;四聖勇者
::聖武器の所持者となった者のこと。聖遺物を使用することで召喚される異世界人のみなれる。四聖勇者は第一から第三まで候補者がおり、現地の異世界で予言として、彼らの特徴と、その候補者に対する助言が石碑に記されている。精霊も候補者の中から自由に選べるわけではない。
::世界の要のような重要な存在であり、世界がよほど危機的状況でない限りはめったに召喚されず、四聖全員が一度に召喚されることもない。
::所持者が死亡することで波の激しさは増し、全員が死亡した状態で波が起こると世界は崩壊する{{Sfn|小説4巻|loc=六話 神鳥の安らぎ}}。聖武器の所持者を新たに召喚するには、波が発生していない状況で一度揃った四聖全員が死亡していなければならない。基本的に異世界に渡ることができないが、特例で数人行くことは可能。
::世界を無事救った、もしくは波を乗り越えた際には、伝説の武器から次の三つのうち一つ、褒美が与えられる。
::# 「元の世界の因果律を弄ることで、どんな物でも三つ叶えてもらい元の世界に帰還する」。
::# 「異世界に残って、勇者として崇め称えられながら永住する」。
::# 「一度元の世界に帰れるが、また異世界へ来る事の出来る権利」。
:;眷属器の勇者
::眷属器の所持者となった者のこと。尚文たちが担当する異世界では七星勇者と呼ばれる{{Sfn|小説6巻|loc=一話 七星勇者}}。
::召喚者の他にも、現地の住民、もしくは波によってその武器がある世界に訪れた異世界人がなれる{{Sfn|小説6巻|loc=一話 七星勇者}}{{Sfn|小説8巻|loc=十五話 刀の選定}}。眷属器を使って召喚される。
::四聖勇者と異なり、他の異世界に波や何らかの移動方法が確立していれば自由に行き来できる。死亡した場合、適性者がいれば即座に認定されることがある。
::四聖勇者に比べると制限が緩い一方、資質があっても精神が未熟だと選ばれなかったり、使命を放棄、または間違った行いをすれば武器の精霊に見限られ、勇者としての力を失ってしまうことがあったりと、所有資格の有無に関しては少々厳しい面もある。
:
;
:世界を守るために存在する特殊な武器。聖武器・眷属器にはそれぞれ精霊がついており、そのため'''精霊具'''とも呼ばれる。所持者には、様々な恩恵と制限が与えられる。勇者が所持した当初は弱い初心者用の武器の形をとっているが、魔物や素材を吸収することで新たな武器が解放され、その武器に変化することができる。武器ごとに様々な強化方法があり、強化方法を共有することで何倍もの力を得られる。またウェポンコピーという既製品でも同じ系統の武器を手にすることでコピー可能な機能がある。同じ武器でも品質の良い武器をコピーするとボーナスが掛かる。開放した武器はステータス画面で、スキルツリーとして表示されている。
:武器ごとに技能やスキル、ステータスアップなどの装備ボーナスがあり、一定の熟練で能力開放され、永続的なボーナスを得る。技能などが他の武器で重複している場合、ステータスアップなどに置き換わる{{Sfn|小説2巻|loc=十二話 勇者たちの噂}}。武器にはその形状に変化させることでのみ現れる「専用効果」のある武器も存在する。
:勇者専用のステータス「SP(絆の異世界では魂力)」を使用して詠唱を必要としない'''スキル'''が使用可能となる。スキルは開放された武器の装備ボーナスとして内包されており、その武器を装備することで使用でき、能力開放することで他の武器に変えても使用できるようになる。
:勇者に自ら死を選ぶほどのトラウマや強い負の感情が生じると、その感情を糧にした七つの大罪の武器「カースシリーズ」が発動する。これらは呪われるデメリットと引き換えにした「自殺防止機能」で、カースシリーズを乗り越えた際には「ブレスシリーズ」が発現する。
:デメリットも存在し、所持者の意思で捨てることはできず、所有者は他の武器を一切使うことが出来ない。また素手などの武器を使わない直接攻撃は弱くなってしまう{{Sfn|小説14巻|loc=八話 姉貴}}。さらに龍脈法などの異世界の魔法習得の加護が受けづらくなってしまう{{Sfn|小説12巻|loc=十四話 秘密基地}}。
:;聖武器
::異世界から聖遺物を使用し、召喚された勇者のみが扱える伝説の武器。眷属器とは異なり、安置場所が存在せず、勇者を召喚の際も聖遺物を使用するため、勇者召喚前はどこにあるのかは不明。四聖勇者同様、波から世界を守るための要であり楔となる重要な存在。
::眷属器よりも力や権限は強く、波の尖兵に奪われても、所有者が聖武器との繋がりを自覚していれば取り戻すことが可能。
::所持者には眷属器の勇者の勇者資格剥奪の権限が与えられ、波の尖兵や、勇者として不適正となった者から眷属器を開放することができる。
:;眷属器
::聖武器の眷属的存在である武器。聖武器1つに付き2つの眷属器が存在する。強化方法は眷属器1つで1つ存在する。所持した勇者が死亡した際に、適性者がいれば即座に認定されることがあるが、適性者がいない場合はそれぞれの安置場所に戻る。安置場所は挑戦者に公開されており、適性者か波の尖兵のような不正な手段を保持している者ならば安置場所から引き抜くことができる。安置場所から適性者の元へ、眷属器自ら向かうこともある{{Sfn|小説8巻|loc=十五話 刀の選定}}。
:; 龍刻の長針
::
:: いつ手に入れた武器なのか元康の記憶が曖昧になっていたため不明だったが、20巻にてフィトリアの遺跡で偶然手に入れた1人限定の武器であることが判明した{{Sfn|小説20巻|loc=四話 フィロリアルの遺跡}}。
:
; 尚文たちの担当世界
:主人公の岩谷尚文が召喚された異世界。人間の他に亜人や獣人が住んでいる。過去に「人間側」と「亜人/獣人側」に分かれて戦争をしており、現在でも差別や宗教による大きな溝が残っている{{Sfn|小説4巻|loc=十二話 年貢の納め時}}。メルロマルクの女王の外交により、各国はひとまずは互いに争わずに波の対処を行う方針を取っている{{Sfn|小説3巻|loc=番外編 一番の友達に出会うまで}}{{Sfn|小説4巻|loc=十一話 女王}}。絆たちの異世界と比べると波に関する記録も少なく、波の尖兵などによって重要な情報が紛失していることが多い{{Sfn|小説6巻|loc=十六話 霊亀の上にある国}}{{Sfn|小説7巻|loc=十一話 勇者の碑文}}{{Sfn|小説15巻|loc=十一話 消失した勇者の日記}}{{Sfn|小説19巻|loc=七話 魔竜の宝物庫}}。そのため当初は、波を単に魔物が大量に出現する災害だと思われていた{{Sfn|小説1巻|loc=二話 勇者紹介}}。この世界では眷属器は「七星武器」、その所持者は「七星勇者」と呼ばれている{{Sfn|小説6巻|loc=一話 七星勇者}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=三話 ビーストスピア}}。しかし後に八つ目の馬車の眷属器が明らかとなる{{Sfn|小説22巻|loc=二話 ツメと槌の強化方法}}。
:聖武器は盾、剣、槍、弓。眷属器は槌、斧、ツメ、杖、小手、鞭、投擲具、馬車。
:; メルロマルク
:: 尚文たち四聖を召喚した国であり、主な舞台となる国。杖の勇者であるオルトクレイが所属している。見た目は中世のイギリスに近い。女系王族の国であるため女王の方が立場が上{{Sfn|小説3巻|loc=十五話 盾の悪魔}}。亜人、獣人の国であるシルトヴェルトとは長年敵対関係にあり、亜人を差別する人間至上国。またシルトヴェルトが盾の勇者を信仰していたため、反対に剣・槍・弓の勇者のみを信仰する三勇教が国教となり、盾の勇者を悪魔扱いしている{{Sfn|小説3巻|loc=十五話 盾の悪魔}}{{Sfn|小説4巻|loc=十二話 年貢の納め時}}。
:: 三勇教によって四聖勇者を勝手に召喚し{{Sfn|小説3巻|loc=番外編 一番の友達に出会うまで}}{{Sfn|小説4巻|loc=十一話 女王}}{{Sfn|小説4巻|loc=十二話 年貢の納め時}}、さらにメルロマルク以外の波に関しては放置していた{{Sfn|小説4巻|loc=四話 伝説の神鳥}}。そのため、他国への賠償としてオルトクレイを除く七星勇者の権限を全て破棄している{{Sfn|小説6巻|loc=一話 七星勇者}}。
:: 女王が外交から帰還した後、三勇教は邪教指定を受け、国教は盾を含めた四聖の勇者を等しく信仰する四聖教に替わり、少しずつだが亜人と盾の勇者への差別がなくなっていく{{Sfn|小説4巻|loc=十一話 女王}}。その後新女王が即位したこととフォーブレイが敗戦国となったことで世界最大の国となる{{Sfn|小説17巻|loc=プロローグ 即位}}。
:: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、クズの暴走でシルトヴェルトに戦争を仕掛ける事態が発生した。{{Sfn|槍小説2巻|loc=九話 残り香}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。メルロマルク編(6周目)では、尚文たちが本編以上に善行を積んだことによって国内での評判を高め過ぎた結果、国中で革命騒ぎが起きた{{Sfn|槍小説4巻|loc=七話 潜伏}}{{Sfn|槍小説4巻|loc=九話 内乱}}。
::; 尚文の村
::: ラフタリアの故郷ルロロナ村を尚文が霊亀討伐の報酬として授かり、復興させた村。物語中盤の拠点。
::: 旧ルロロナ村の住人を中心に集めており、勇者補正をかけるため大半が尚文の奴隷。表向きは波に対応する私兵の育成としているが、尚文がいなくなった後にラフタリアの居場所を作るためである{{Sfn|小説10巻|loc=一話 杖の七星}}{{Sfn|小説10巻|loc=二話 奴隷の行方}}。
::: 霊亀戦後に和解に至ってからは四聖勇者全員の拠点となっており、ラフタリアやリーシアなど、多くの眷属器の勇者の拠点でもある。
::; カルミラ島
::: 正式名はカルミラ諸島。メルロマルクの近海に位置し、経験値上昇の活性化現象の舞台である火山島。海の底には龍刻の砂時計がある水中神殿がある{{Sfn|小説5巻|loc=十話 水中神殿}}。
::: ドロップ品の中には先住民を象った「着ぐるみ装備」が出ることがある。この装備は見た目の割りに高性能で、ステータス補正だけではなく一時的に種族を変える効果をもつ。
::;
::: 人間種至上主義のメルロマルクで成立した宗教。元々は四聖教から分派しただけだったが、英知の賢王として名を馳せたオルトクレイによってシルトヴェルトとの戦争に勝利したことから、傲慢な考えが浸透していった。最終的には自分たちの期待通りに動かない三勇者すら偽物呼ばわりして処分しようとした結果、盾の勇者に教皇が倒され、邪教として禁止された。ライノの調査報告によると、残党の一部がマインと共にセインの姉が属する勢力に参加している。
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
:; ゼルトブル
:: 傭兵の国。斧の勇者が所属していた{{Sfn|小説16巻|loc=六話 杖の勇者}}。
:: 石造りの建物が多い国。冒険者業の統括を行うギルドとも深いパイプを持ち、武器防具の流通から薬などの消耗品も一挙に引き受ける商業都市の側面も持っている。王は存在せず、大商人が議員となって運営している。戦争にはゼルトブルの影ありと言われているほど闇の深い国でもある。国の名物として、コロシアム、大食い大会、フィロリアルレースなどがある。
:: タクト一派の世界征服の際は、斧の勇者が殺されたこともあり、メルロマルク・シルトヴェルトの陣営に協力していた{{Sfn|小説16巻|loc=六話 杖の勇者}}。
:; シルトヴェルト
:: 北東に位置する亜人や獣人の国。ツメの勇者が所属していた国。夜行性の亜人/獣人も多く、ゼルトブルと並んで「眠らない国」とも呼ばれている。
:: 盾の勇者(先代盾の勇者の城野守)を信仰することによって建国した国。メルロマルクと長年戦争を続けてきており、メルロマルクとは逆に盾の勇者を神と崇める盾教が国教となっている。亜人至上主義であり人間を奴隷とし、そうではない人族も差別しているので、方向性が違うだけで本質的にはメルロマルクとは大差ない。また、伝承にわずかに出て来るためか、弓の勇者に対しては盾の勇者ほどではないが寛大となっている{{Sfn|小説14.5巻|loc=三話 盾の勇者とパレード}}。現在はメルロマルクに対して昔ほどの敵視はしていない。鎖国していたクテンロウと交易関係にあった。
:: かつての盾の勇者が多様性を重視する言葉を遺したため、様々な種類の亜人種族ごとに建築様式を変えており、野性的な雰囲気がある。
:: 血筋が重要視し、最上層にハクコ、アオタツ、シュサク、ゲンムという四神に似た亜人がいる。しかしハクコは過去の大戦の責任を負って勢力的に弱体化し、アオタツ種は過去のハクコ種が追い出したことで権力は低く、現在はシュサク、ゲンム種が仕切っている{{Sfn|槍小説2巻|loc=五話 シルドフリーデン}}。
:: 不遇な扱いを受けていた尚文を勧誘しようとしたが、極度の人間不信であった当時の尚文に断られていた。ジャラリスが倒されて以降は尚文に全面的に協力するようになり、仇敵のメルロマルクと連合軍を組むことになる。タクト一派の世界征服の際はメルロマルクと共に戦い勝利し、オルトクレイが考えを改めたこともあり、完全に過去の溝がなくなる。
:; クテンロウ
:: シルトヴェルトから東にある島国。ラフタリアの両親やサディナの故郷。
:: 天命と呼ばれる国主によって統治されている。和風な街並みであり、「桜光樹」という国のエネルギーを生産する桜のような植物が生えている。また、国の守り神のような存在である海のドラゴンの水竜を称えている。鎖国しており、入国手段はクテンロウと交易関係にあるシルトヴェルトの交易船のみである。
:: 天命は聖武器や眷属器の所持者である勇者の'''調停者'''の役割を担っており、役割を放棄し悪行をはたらく勇者を裁く権利がある。このような特殊な役割もあり、入国を制限する結界が張られており、勇者は許可がない限りは容易に入れなくなっている。他に水竜を祭る水竜の巫女と天明の威光を示すための処刑などの汚れ仕事を行う殺戮の巫女の役割を兼用する一族もいる。
:: シルトヴェルトから来たマキナによって国が荒らされ、天命一族がラフタリアとルフト以外は壊滅してしまう。そしてルフトが傀儡にされ、さらに国を荒らされていたが、尚文たちによる革命や過去の天命によって黒幕たちは討ち取られ、シルトヴェルトと共同で国内の制度の改善が行われるようになる。
:; 鳳凰国
:: 鳳凰が封印されている西側の土地の国。小手の眷属器がある国でもある。
:: シルトヴェルトとも異なる中華風の国。一昔前は小手の勇者の伝説によって繁栄を極めていた。霊亀の騒動で住民や国王が逃げ出し、当代は少年の王が即位している。小手の眷属器が埋め込まれた石碑がある寺院があり、新たな勇者を選ぶため一般に公開され、挑戦者を募っている。
:: 尚文たちの異世界で一番大きい国。近隣に麒麟が封印された地がある。四聖勇者全てを平等に崇める「四聖教」の教会本部があるほか、七星勇者を崇める「七星教会」がある。
:: スチームパンク風の近代化した街並みの国{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。古来より王族は四聖、七星勇者の血筋を取り入れる慣わしがあり、王族には勇者の末裔が多い。勇者に対して信仰心も厚く、国力も発言力もあり世界の中心とも言える国。タクトなどの転生者によって技術が一番発展しており、車や飛行船、銃器などがあり、路面の舗装もされている{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。四聖教によるものかメルロマルクよりも亜人と人間の扱いの差は無い。四聖教会と七星教会には勇者の生存と選定者が現れたことを証明するステンドグラスがある{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。鞭のタクト、ツメのルハバート、槌、斧、投擲具5人の七星勇者を抱えているが、正確には各国へ援助・派遣をして、指示などをする連合軍のような体制をしている。
:: 王子であるタクトがクーデターを起こし、フォーブレイの王や自身の派閥以外の王族、ツメ、槌、斧、投擲具の勇者は殺害される。その後メルロマルクに戦争を仕掛けるがタクト一派が敗北したことで敗戦国となる。権力を失い、フォーブレイの王族の血を引くオルトクレイに支援を受けることとなる。
:; シルドフリーデン
:: 南東に位置する人間と亜人の国。槌の勇者が所属していた国。作中では一度も訪れたことがない。
:: シルトヴェルトの血筋重視に異を唱えた亜人たちによって建国した。設立して百年かそこらの新参の国で、国の歴史はシルトヴェルトと比べてとても浅い。シルトヴェルトからは下賎な種族が伝統な方針に従えず国を出て建国したとやや見下されている。国内で昔、人間と亜人で奴隷戦争を行い、表面上は差別が無い国となっている{{Sfn|槍小説2巻|loc=五話 シルドフリーデン}}。
:: 亜人であるアオタツ種の族長が国の指揮を執っていることもあり、『槍の勇者のやり直し』の尚文からは本当なのか怪しまれていた。
:: 現在の族長がタクトのハーレムメンバーのネリシェンであるため、フォーブレイの次に科学力がある。
:: タクト一派の世界征服に便乗するが、フォーブレイともに敗戦国となり、上層部で責任の擦り付け合いが行われる。信用を失い、尚文からは今後も金銭を請求され続けられるだろうと予想された。
:; 四聖教会、七星教会
:: 尚文たちの異世界で神格化された勇者を崇める宗教。このような宗教があるため、勇者を詐称した罪は極めて重いものとなっている。
:; フィロリアルの聖域
:: フィトリアが管理している遺跡。人が入らないよう結界が張られており、フィトリアの転移によって出入りしているため正確な場所は不明。かつて最初の勇者たちが守った場所の跡地であるらしく、フィトリアの生まれる前の事であるため、管理している本人も詳しいことはわかっていない{{Sfn|小説4巻|loc=四話 伝説の神鳥}}。現在はフィトリアとその配下のフィロリアルの住処となっている。
:: 劇中では、三勇教事件の際に、フィトリアが尚文たちを連れていった場所と、本拠地の二つの場所が確認されている{{Sfn|小説4巻|loc=四話 伝説の神鳥}}{{Sfn|小説20巻|loc=四話 フィロリアルの遺跡}}。遺跡の奥には、時計を模した装飾がされた祭壇があり、その床の真ん中に武器を差し込むと一人だけ、竜谷の時計の武器が手に入る{{Sfn|小説20巻|loc=四話 フィロリアルの遺跡}}。過去の天命によると、時間を司る神殿とのこと{{Sfn|小説22巻|loc=七話 過去の天命の出生の謎}}。
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; 守たちの過去の異世界
尚文たちが村の異変によって飛ばされた、先代盾の勇者である城野守が召喚されていた過去の世界。当時は波による一回目の世界融合によって、盾の世界と弓の世界が融合した世界であり、まだ剣と槍の世界とは融合していない。そのため聖武器の所有者は四聖勇者ではなく、双聖の勇者や聖武器の勇者と呼ばれていた。過去の世界であるため、未来では絶滅、絶滅寸前の魔物が多く住み着いている。フィロリアルはまだ存在していない。未来では残されていなかったが、波やその先兵に関する情報は把握されている。
:当時の聖武器は盾と弓。眷属器は槌、ツメ、鞭、馬車。
:; シルトラン
:: 城野守を召喚した国で、後にシルトヴェルトとなる国。「古代シルトラン国」とも呼ばれ、古代シルトヴェルトよりも前の亜人・獣人の国。尚文たちは、風景がどことなく似ていると感じている。王は城の魔術師の裏切りによって殺され、大臣が代表として公務を行っている。
:; ピエンサ
:: 先代の弓の勇者が所属している過去の世界の大国。自国の正義こそが世界の正義という認識の国で、力で何でも解決している{{Sfn|小説20巻|loc=九話 古代シルトラン国}}。過去の勇者が建築した国の跡地である聖地を領土にしたいと思っており、シルトランに対して様々な理由で戦争を仕掛けてきている{{Sfn|小説20巻|loc=十二話 戦争への決意}}。先代の弓の勇者の方針によってドラゴン部隊が結成されており、最終的にはシルトヴェルトに戦争で負けて滅ぼされている。
:;剣と槍の異世界
::城野守が召喚された過去の時代の盾と弓の世界と融合する前の剣と槍の聖武器の世界。
::尚文の時代の時間を司る神殿があった、フィロリアルの聖域の本拠地はこの世界の物と思われ、尚文たちが元居た時代に帰れる手立てがあるとされている{{Sfn|小説22巻|loc=七話 過去の天命の出生の謎}}。
::尚文たちが波で神を僭称する者の一人を倒した後、その仲間によって世界と聖武器の勇者を人質に取られてしまい、眷属器の勇者は盾と弓の世界のピエンサの侵略活動への協力と尚文たちの殺害を強要されている{{Sfn|小説22巻|loc=十二話 ピエンサの軍人と……}}{{Sfn|小説22巻|loc=十四話 知っている眷属器の勇者}}。
::当時の聖武器は剣と槍。眷属器は投擲具、杖、斧、小手。
; 絆たちの担当世界
:風山絆が召喚された異世界。人間の他に魂人(スピリット)、晶人(ジュエル)、草人(エルフ)、ドワーフなどの亜人が存在する。古代〜近世あたりの日本に近い習俗の国が幾つかある。互いの世界のアイテム効果が違うなど、尚文たちの世界とは法則性が異なる。
:以前は魔竜が自らの支配権で人間を奴隷のように酷使していたが、召喚された絆に討伐される。迷宮古代図書館があるおかげか波の伝承が多く残されており、尚文もこの世界に来て波の真相を知った。
:伝承の中に他の異世界を滅ぼせば延命することができるとあったため、当初尚文たちの異世界とは敵対関係にあった。帰還した絆にそのことを咎められたことで侵攻を止め、尚文と休戦協定を結んだ。その後、絆以外の四聖が敵の眷属器の勇者に殺され、波の間隔が2週間周期になってしまう。さらにセインの敵対勢力の異世界に攻め込まれ窮地に立たされるが、尚文たちの救援で立て直された。敵から取り返した札の聖武器がシルディナを選んだことで、四聖勇者が2人となる。
:聖武器は狩猟具、玉、鈍器、札。眷属器は扇、刀、楽器、銛、鎌、船、鏡、本。
:過去に飛ばされたラフタリアの刀が使える強化方法から、かつては狩猟具と玉、札と鈍器の世界に分かれていたことが判明する{{Sfn|小説22巻|loc=二話 ツメと槌の強化方法}}。
:; 迷宮古代図書館
:: 図書兎が生息、管理する特殊ダンジョン。場所はシクールにあるが、どの国にも所属していない、図書兎たちの領域となっている{{Sfn|設定資料集|p=184|loc=各地案内 絆たちの世界}}。無限迷宮に近いどこまでも続く迷宮で、絆たちの異世界の知恵が自然と集まる本の行きつく先と言われている。絆たちの異世界では、この場所から波に関する資料が見つかっており、他にも多くの本や資料があるアカシックレコードのような場所。
:; 無限迷宮
:: 鏡の眷属器の国ミカカゲにある特殊な迷宮で、一度は入ったら二度と出られないと言われる。
:
; セインの異世界
:かつてセインのいた世界。現在は敵対していた異世界の勢力によって四聖勇者が全滅し、世界が滅んでいる。レインがいた過去の時代では、聖武器の鎧と指輪の異世界が融合している状態となっていた。過去には天神種という種族が存在していたが、現在では能力である「光翼」を恐れた波の尖兵の隠蔽によってか、その存在が伝わっておらず、その末裔であるセインですら知らなかった。
:現時点では、聖武器は鎧、指輪。眷属器は裁縫道具が判明している。
;セインの敵対勢力の異世界
:かつてセインのいた世界を滅ぼした勢力のいる世界。この世界の勢力は、世界を滅ぼしたことで多くの経験値や死に戻りなどの特殊技能を手に入れている。異世界を滅ぼす波の戦いを楽しんでいる様子。異世界の言葉がわかるようになるアクセサリーや伝説の武器を拘束して支配するアクセサリー、担当外の異世界にいる聖武器の機能や魔法を封じる手段、汚染した聖武器を核にした改造魔物などの独自の技術が存在している。
:セインの姉によると、この異世界では四聖勇者は一人しか残っておらず、拘束して監禁している。その人物を殺そうとするテロリストがおり、尚文とセインの姉が出会う前に殺されかけたがマインたちによって危機を脱したらしい。
:現時点では、聖武器は不明、眷属器は鎖が登場している。また、尚文たちの異世界の眷属器の槌、斧、ツメと、絆たちの異世界の聖武器の玉、鈍器、眷属器の船を拘束し所持している。
;地球・日本
:尚文たち召喚された勇者や波の尖兵の元居た世界。作中では日本人のみ登場しているためか、主に「日本」と呼ばれている。様々な異なる世界の日本から来ており、錬のVRMMOのある世界や、樹の異能力者が存在する世界などがある{{Sfn|小説1巻|loc=三話 勇者相談}}。それぞれの世界でゲームや書物などとして異世界の情報が「偏った、ないし歪められたかたち」で流布しており、召喚された人間が自身の知識に固執するなど悪影響が生じている。元康・錬・樹がプレイしていたゲームでは盾装備は完全な敗け組の「死に職」となっており、尚文が侮られる原因となっていた。
:異世界では召喚された勇者や波の尖兵によって日本の技術や食べ物、風習などが伝えられており、日本語は「勇者文字」と呼ばれている。だが、元居た世界の日本によって用法が異なっている部分があり、違う世界の日本人には読みにくい。
; 通常魔法
: 一般的に使用されている魔法。使用者の魔力の消費と詠唱によって発動する。
: : 習得には魔法が秘められた魔法書と水晶玉で可能。魔法書での習得は魔力を感じることで読める魔法文字を覚える必要があるため難しいが、多くの魔法を覚えることができるようになり、威力を調整できる{{Sfn|小説5巻|loc=六話 カルミラ島}}。反対に水晶玉での習得は簡単だが、高価で水晶玉一つで魔法一つしか覚えることができず、威力が低く増減が難しい欠点がある{{Sfn|小説5巻|loc=六話 カルミラ島}}。
; 合唱魔法
: 術者同士が協力して唱えることで発動する魔法。
2,832 ⟶ 953行目:
: 合唱魔法の上位の魔法。
: 数十名、数百名で唱える強力な魔法で、戦争の際によく使用されている{{Sfn|小説4巻|loc=アネコユサギ先生書下ろしこぼれ話}}。詠唱された範囲では転移スキルは使用できない。
; 魔術
: 絆たちの異世界の魔法で、尚文たちの異世界の通常魔法にあたる。
;気
:異世界に存在する概念で、生命が発するエネルギーのこと。修行をすることで見えるようになり、コントロールできるようになる。気を扱うことで、自身をより強化したりスタミナを回復したりすることができる。物作りにも利用でき、気を放ちながら作業をすることで集中力が上がり、物に気を注ぐことで品質が上がる効果がある。また、優れた武芸者や技術者の中には、気が見えないが、無意識に扱っている者も存在する。気を扱う戦闘術として'''変幻無双流'''がある。また絆の異世界にも'''自在珠玉流'''という、気に似た技術を操る戦闘術が存在する。
; 亜人
: 尚文の異世界の亜人種。他の異世界にも亜人種は存在するが、作中で亜人はこの種族を指す場合が多い。
: 人間に似た外見をしているが、人とは異なる、主に動物の部位をもつ人種。様々な動物の種族が存在し、それぞれ名称が存在する。幼いころからLvを上げると比例して肉体が最も効率の良いように急成長する。その際、魔
; 獣人
: 尚文の異世界の亜人種。亜人よりさらに獣度合いが強い人種。それ以外は概ね亜人と同じ特性をもつ。人間や別種の亜人/獣人同士の結婚も可能。基本的に父方の種族が生まれるが、場合によっては何代か前に入った血が発現し別種族の特徴をもつ子供が生まれる例もある。またホルンが確認したところ未来の亜人/獣人はシャチ姉妹のサカマタ種以外のほとんどの種族に強化改造が施された形跡があることが判明している。
2,907 ⟶ 965行目:
: 絆の異世界の亜人種。幽霊や精神体に近い種族で、体が半透明になっている。生命力 (HP) や魔力、眷属器の勇者は魂力 (SP) といったエネルギー量で強さが変動されており、魔法やスキルを使うことで、生命力が減ってしまう。他のステータスもエネルギーに依存され、Lvが存在しない。その分、エネルギーが高く、普通の人間よりも防御力が高い。その特性のため、エネルギーを吸い取るソウルイーター系の武器や能力に弱く、さらに回復魔法の恩恵を受けづらい。ただし魂癒水を飲んだり、体にかけることで劇的に回復し、さらにより強くなる。絆の異世界には魂癒水が存在せず、エネルギーの回復手段が自然回復しかなかったため、魂癒水の存在を知った際はかなり驚いていた。霊体に近いため、シルディナが扱う神託で宿らせることができ、神託が使えるものにソウルイーターと同じ気配を感じ、本能的に苦手意識を持ってしまう。互いに合意の上で神託を行うと、エネルギーが消費するため負担がかかるものの、半透明ではなくなり、普通の人間のようになる。そして感覚が共有し、物の残留する意思を読み取れるようになり、さらに神託するものと憑依したスピリットとのLvが合わさり、力が強くなる{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}。
; ジュエル(晶人)
: 絆の異世界の亜人種。体に宝石が付いている。宝石の声を聴く能力があり、宝石から力を借りる宝石魔法を得意とする。宝石魔法を使用すると髪の色が変化す
; フィロリアル
: 尚文の異世界に生息する羽毛に包まれたダチョウのような姿をした鳥型の
: 勇者に育てられた個体はキング、クイーンといったずんぐりとした大きな姿の上位種に進化して言葉を話すようになり、低位の魔物紋は効かなくなる。フィロリアル形態から羽の生えた人型に変身できるようになり、見た目10歳程度になることが多いが、17歳 - 18歳程度の姿に変わる個体もいる。後者の場合は性格も落ち着いたものになることが多く、他のフィロリアルを指揮統括する能力に優れる個体がいる
; ラフ種
: 尚文の異世界に誕生した新種の魔物。尚文の村で育成された魔物に、ラフちゃんが特殊なクラスアップを施したことで誕生する。見た目はラフちゃんそっくりの姿で、元の魔物とラフちゃんが合わさったような姿にも変化できる。鳴き声は「ラフー」、「タリ-」、「リアー」とラフタリアの名前に因んだものとなっている。魔物たちは尚文に可愛がられているラフちゃんを羨ましがっていたため、皆この姿になることを望んだ。魔物たちの要望とはいえ、尚文とラフちゃんによってやや強引に大量に生まれたため、ラフタリアは頭を悩ませることとなった。性格は元々尚文に懐いている魔物であったため、彼に従順で大人しく、そのため尚文やルフトはかなり気に入っている。
: 能力はラフタリアとラフちゃんと同じく幻覚魔法が使え、また元の魔物の特性も受け継がれている。異種変異のクラスアップによる後遺症もあったが、ラトによって軽減させている。
;
: ほとんどの異世界に存在する魔物。卵を温める温度を調整することで、ある程度性別を決められることができる。様々な魔物と交配することができ、ドラゴンと混ざった魔物が生まれやすい。縄張りから滅多に出ないが、生態系を簡単に狂わすため、汚染地域とも呼ばれている。魔物紋の登録は高度なものを施す必要がある。竜帝となるために、核石の欠片を本能的に欲しがる習性を持っている。
; バイオプラント
: 元々はとある錬金術師が研究していた植物の失敗作。メルロマルク南西にあるダンジョンに封印されていたが、飢饉にあえぐ村を救うという大義名分で元康がゲーム知識を基に解き放ってしまう{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}{{Sfn|小説2巻|loc=十五話 封印された理由}}。極めて変異しやすく、魔物化してあっという間に村その物を埋め尽くすほど繁殖して人間まで侵食する{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}。尚文が盾の技能で変異性を下げたことで枝には赤いトマトのような実が生り、根からも芋のようなものが安全に実り、村の名産となった{{Sfn|小説2巻|loc=十七話 品種改良}}{{Sfn|小説6巻|loc=十一話 ――の使い魔}}。繁殖力だけは変わっておらず、定期的に伐採する必要がある。尚文の村でも食糧確保のために栽培される{{Sfn|小説10巻|loc=七話 バイオプラントの運用}}。汎用性が高く、ラトティルが来てからは様々な実験がされ、家屋にもなる「キャンピングプラント」、さらにホルンによって、パンが実る木も生まれた{{Sfn|小説12巻|loc=三話 フィロリアルとドラゴン}}。
: 絆の異世界でも使用でき、尚文や絆は無限迷宮でその繁殖力を利用し、脱出に成功させている{{Sfn|小説8巻|loc=二話 脱出}}。
:
; 厄災の波
: 世界を破滅へと導くとされる厄災。作中では主に「'''波'''」と呼ばれている。
:
: その実態は他の異世界同士の融合現象。尚文たちの召喚された異世界群はこの融合現象によって、元々一つの聖武器に二つの眷属器がある異世界四つが、波によって衝突し、融合してできた世界である。波の亀裂は異世界同士が衝突してできたものであり、なぜ魔物が発生するのかは不明。波の亀裂の先は他の異世界と繋がっており、世界が波を静めるともう一方の世界の波も静まる。亀裂の中に入ることでその異世界に行くことができる。波を阻止できず
: 本来異世界同士の衝突は滅多なことでは起きない現象だが、連続的に発生する場合は後述の「'''神を僭称する存在'''」によって起こされたものとされる。
:; 過去の波
:: 守がいた過去の当時起こっていた波。現在の波とは大きく異なっており、他の世界の勇者同士がゲームと称して戦わせる、
:: 波の到来は唐突に予告され、
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
; 龍刻の砂時計
: 波が起こる時期を伝える巨大な砂時計。街中や人里離れた地域など様々な場所に存在している
: またLvの上限を突破するクラスアップ
; 波の尖兵
: 「神を僭称する存在」によって見出され、異世界を荒らすために日本から異世界に送り込まれた者たち。そのほとんどは男性で、自分が一番と考え、自分の欲望や利益のためだけに非道
: 勇者・波に関する文献の消滅や改竄を行っており、変幻無双流などの技術の衰退の原因にもなっている。波に関しては脅威に感じておらず、波を鎮めようとする勇者とは対立することが多い。
: 「神を僭称する存在」から、本来は選ばれたものに宿り手放すことができない伝説の武器を操ったり勇者から奪ったりする能力を始め、様々な力を与えられている。その能力や日本で得た知識を使って、勇者を騙ったり、天才として崇められたりしている。互いの横のつながりは皆無で勇者から奪った伝説の武器を波の尖兵同士でも奪い合っている。裏切り防止のための呪いを掛けられており、自身の秘密を明かそうとすると頭が破裂して死に、さらに魂も細切れになる。
:; 転生者
:: 波の尖兵の分類の一つ。数が一番多いため作中では存在が明らかになった後は、波の尖兵をそう呼んでいる場合もある。
:: 「神を僭称する存在」によって異世界人として転生した元日本人。生前の記憶も残っており、その知識と与えられた能力によって子供のころから天才として称えられている。尚文たちの異世界では衰退と繁栄を司る存在として知られていた。画期的な発明や技術をもたらす一方で
:; 転移者
:: 波の尖兵の分類の一つ。「神を僭称する存在」によって日本から異世界に転移した者。現時点では宮地のみ登場
:<!-- 箇条書きのバグ回避の為の行です。「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
; 神を僭称する存在
: 災厄の波を引き起こす存在。
: 迷宮古代図書館の文献から存在が明らかになり、数百年以上も前から波の尖兵に力を与えて送り込み、世界を影から蝕み続け、波が対処しづらい状況を作り上げている。
: その正体は勇者たちが元居た世界や召喚先の世界とも異なる、高度に発展した異世界で神に等しい領域までに文明を築
: 守の時代に現れた存在は波によって融合しかかった世界同士の勇者をぶつけ合わせて、その戦いを自分たちの世界に中継していた。
== 既刊一覧 ==
=== 小説 ===
* アネコユサギ(著)
*# 2013年8月31日初版第一刷発行(8月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301401000959/ |title=盾の勇者の成り上がり 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066490-3}}
*# 2013年10月31日初版第一刷発行(10月25日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301308001076/ |title=盾の勇者の成り上がり 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066049-3}}
3,081 ⟶ 1,030行目:
*# 2018年12月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321805000463/ |title=盾の勇者の成り上がり 20 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-065134-7}}
*# 2019年2月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000116/ |title=盾の勇者の成り上がり 21 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-065546-8}}
*# 2019年6月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/
* アネコユサギ(著)
*# 2017年9月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000365/ |title=槍の勇者のやり直し 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069502-0}}
*# 2017年11月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000433/ |title=槍の勇者のやり直し 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069588-4}}
3,089 ⟶ 1,038行目:
=== 漫画 ===
* アネコユサギ(著)
*# 2014年6月30日初版第一刷発行(6月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301404001260/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066593-1}}
*# 2014年10月31日初版第一刷発行(10月31日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301408000825/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066883-3}}
3,114 ⟶ 1,063行目:
*# 2023年6月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322302000593/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 23 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-06-22}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-682516-2}}
*# 2023年11月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322302000593/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 24 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-11-22}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-683042-5}}
*# 2024年4月23日初版第一刷発行(同日発売<ref name="comic25">{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000139/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 25 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2024-04-23}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-683504-8}}
* アネコユサギ(原作)・弥南せいら(キャラクター原案)・にぃと(作画) 『槍の勇者のやり直し』 KADOKAWA〈MFC〉、全11巻
*# 2017年12月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000673/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069525-9}}
*# 2018年3月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321711000626/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069781-9}}
3,126 ⟶ 1,076行目:
*# 2022年8月20日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001276/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 10 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-08-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-681525-5}}
*# 2023年3月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322211000270/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 11 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-03-23}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682255-0}}
* アネコユサギ(原作)
*# 2019年3月27日初版発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000775/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-912431-6}}
*# 2019年12月26日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000444/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-01-13}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-912922-9}}
*# 2020年8月26日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000454/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 3 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-01-13}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-913351-6}}
* アネコユサギ(原作)
*# 2020年2月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000836/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-064199-7}}
*# 2020年9月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322005000267/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-064908-5}}
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*# 2023年2月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322210000434/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 6 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-02-22}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682143-0}}
*# 2023年9月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000521/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 7 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-09-22}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682803-3}}
* アネコユサギ(原作)
*# 2022年4月18日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://fwcomics.jp/books/about_tategcomic1/ |title=盾の勇者の成り上がり〜ガールズサイドストーリー〜 1 |work=FWコミックス |accessdate=2022-04-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-86657-543-8}}
*# 2022年12月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://fwcomics.jp/books/about_tategcomic2/ |title=盾の勇者の成り上がり〜ガールズサイドストーリー〜 2 |work=FWコミックス |accessdate=2022-04-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-86657-606-0}}
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=== 客演作品 ===
{{節スタブ|date=2020年12月}}
いずれも期間限定。
*[[クラッシュフィーバー]](2019年5月開催)
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*[[痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。#ゲーム|痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。〜らいんうぉーず!〜]](2020年5月開催)
* [[オーバーロード (小説)#ゲーム|MASS FOR THE DEAD]](2020年11月開催)
== パチスロ ==
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{{Notelist2|45em}}
=== 出典 ===
{{Reflist|
; Web版([[小説家になろう]])からの出典
{{Reflist|group="Web"|23em|refs=
<ref group=Web name=WEB137>[https://ncode.syosetu.com/n3009bk/137/ 海の男女]</ref>
<ref group=Web name=WEB158>[https://ncode.syosetu.com/n3009bk/158/ 神木の薬]</ref>
}}
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* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2017-11-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第2巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069588-4|ref={{SfnRef|槍小説2巻}} }}
* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2018-07-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第3巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069805-2|ref={{SfnRef|槍小説3巻}} }}
* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2023-09-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第4巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069805-2|ref={{SfnRef|槍小説4巻}} }}
=== 漫画 ===
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{{デフォルトソート:たてのゆうしやのなりあかり}}
[[Category:2012年の小説]]
[[Category:小説家になろうの小説]]
[[Category:MFブックス]]
[[Category:日本のファンタジー小説のシリーズ]]
[[Category:ハイファンタジー小説]]
[[Category:異世界への転生・転移を題材とした作品]]
[[Category:漫画作品 た|てのゆうしやのなりあかり]]
[[Category:2014年の漫画]]
[[Category:コミックフラッパー]]
[[Category:ライトノベルを原作とする漫画作品]]
[[Category:ハイファンタジー漫画]]
[[Category:2020年の舞台作品]]
[[Category:日本の小説を原作とする舞台作品]]
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