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| ウィキポータル = [[Portal:文学|文学]]・[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:舞台芸術|舞台芸術]]
}}
『'''盾の勇者の成り上がり'''』(たてのゆうしゃのなりあがり、英:The Rising of the Shield Hero)は、[[アネコユサギ]]による[[日本]]の[[ライトノベル]]。イラストは[[弥南せいら]]。2012年から[[小説投稿サイト]]「[[小説家になろう]]」にて連載中。また、2013年から[[MFブックス]](発行:[[KADOKAWA]]、企画:[[フロンティアワークス]])より書籍化されている。[[イラストレーション|イラスト]]は[[弥南せいら]]。書籍はWEB小説を元とした物語となっているが、大幅に加筆・修正を加えており、話の流れや展開が大きく変わっている{{Efn2|原作者曰く、Web版がノーマルモード、書籍版がハードモード{{Sfn|小説5巻|loc=アネコユサギ先生書下ろしこぼれ話}}{{Sfn|小説12巻|loc=アネコユサギ先生書下ろしこぼれ話}}。}}。2024年4月時点でシリーズ累計部数は1285万部を突破している{{R|comic25}}。
 
[[メディアミックス]]として、『[[コミックフラッパー]]』(KADOKAWA)2014年3月号から、[[藍屋球]]による漫画[[コミカライズ]]版が連載されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/109261|title=「盾の勇者の成り上がり」を藍屋球がフラッパーでマンガ化|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2014-02-05|accessdate=2017-07-15}}</ref>。また、2014年4月からは外伝『'''槍の勇者のやり直し'''』が「小説家になろう」にて連載されており、2017年7月に書籍化とコミカライズが決定され、12月に書籍化。コミカライズは8月から[[ComicWalker]]と[[ニコニコ静画]]にて、[[にぃと]]によって連載されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/245518|title=強くてニューゲームですぞ!「盾の勇者」外伝「槍の勇者のやり直し」開幕|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-08-21|accessdate=2018-01-07}}</ref>。「[[ピッコマAWARD|ピッコマAWARD 2019]]」ではコミカライズ『盾の勇者の成り上がり』がAQUA賞を受賞した<ref>{{Cite press release |和書 |title= 【ピッコマ】約1000万人の読者データから選出!「ピッコマAWARD 2019」受賞作品決定! |publisher=[[カカオ 株式会社(企業)|カカオジャパン ]]|date= 2019-05-23 |url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000186.000003707.html |accessdate= 2020-05-24}}</ref>。
 
== あらすじ ==
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: 20歳のオタク趣味の大学生。図書館で「四聖武器書」を読んでいた時に、盾の勇者として召喚される{{Sfn|小説1巻|loc=一話 王道的召喚}}。
: 波に備えて出立した直後マインに裏切られ、[[冤罪]]で強姦魔の烙印を押されてしまい{{Sfn|小説1巻|loc=四話 特別支度金}}{{Sfn|小説1巻|loc=六話 地雷という名の裏切り}}{{Sfn|小説1巻|loc=七話 冤罪}}人間不信に陥り{{Sfn|小説1巻|loc=八話 堕ちた名声}}、その後奴隷商からラフタリアを購入する{{Sfn|小説1巻|loc=九話 奴隷という名の物}}。ラフタリアの自身への信頼を受け彼女を信じるようになる{{Sfn|小説1巻|loc=二十三話 聞きたかった言葉}}{{Sfn|小説1巻|loc=エピローグ}}{{Sfn|小説2巻|loc=プロローグ 分け合う痛み}}。
: 戦闘スタイルはその名の通り盾役で、群を抜いて高い防御力とスキルを持つが、その代わり攻撃力はほぼない{{Sfn|小説1巻|loc=五話 盾の現実}}{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。ただし変化させた盾のカウンター機能によって相手に反撃を与えることはできる{{Sfn|小説1巻|loc=二十二話 矛盾の実践}}。奴隷や魔物など魔法契約した相手に対しての能力・成長に関する補正効果のある盾を活用している{{Sfn|小説2巻|loc=一話 たまごガチャ}}{{Sfn|小説2巻|loc=三話 フィーロ}}。魔法適性は回復と援護{{Sfn|小説2巻|loc=二話 命の御礼}}。勇者専用魔法は味方の全ての能力を上昇させる「オーラ」。カースシリーズは「[[憤怒]]」が発現しており、高い防御力と他の盾にない攻撃手段も得ることができるが、呪いの代償で精神汚染や長期間のステータスダウンがかかる。
: 冤罪事件の前はお調子者で、人並に女性への興味も持っていた{{Sfn|小説1巻|loc=三話 勇者相談}}{{Sfn|小説1巻|loc=四話 特別支度金}}が、事件後はやさぐれて疑り深い性格となる。敵に対して容赦がなく、必ず報復を与えようとする{{Sfn|小説17巻|loc=十五話 鏡}}。その相手が苦しんでいる様子を見て喜ぶなど、時には邪道な行為も躊躇いなく行う
: 一方で、奴隷や仲間たちの面倒を丁寧に見る{{Sfn|小説1巻|loc=十話 お子様ランチ}}{{Sfn|小説1巻|loc=十一話 奴隷の成果}}{{Sfn|小説1巻|loc=二十三話 聞きたかった言葉}}、自分を信じ親切にしてくれた相手に対しては受けた恩を返そうとする{{Sfn|小説2巻|loc=プロローグ 分け合う痛み}}{{Sfn|小説3巻|loc=二話 行商の成果}}、敵対していた者でも相手が反省している場合は受け入れる{{Sfn|小説8巻|loc=エピローグ 全員集合}}{{Sfn|小説11巻|loc=エピローグ 剣の勇者との和解}}{{Sfn|小説12巻|loc=十三話 償い}}{{Sfn|小説16巻|loc=六話 杖の勇者}}など、本質的な優しさは失われていない。しかし尚文本人は自身を悪人だと思っており、時に奴隷たちに対して罪悪感を感じることがある{{Sfn|小説2巻|loc=十八話 疫病の村}}{{Sfn|小説4巻|loc=六話 神鳥の安らぎ}}。
: 冤罪事件で女性に嵌められたトラウマで女性への興味が一切なくなっており、悪人の自分が所帯をもつのはあり得ないとも思っている。アトラの戦死後は、遺言により自身に好意をもつ女性の思いを答えるようにしたいと考え直す{{Sfn|小説15巻|loc=十五話 許されざる閃光}}{{Sfn|小説16巻|loc=五話 精霊}}{{Sfn|小説16巻|loc=七話 英知の賢王}}。
: 特技は料理。尚文自身は料理上手の自覚はなく、元の世界でも趣味程度だったと言っているが、一度食べた物を再現したり、食べる人の味覚や好みに合わせてアレンジしたり、満腹でも食欲を促進させる、など天才的な腕前である。気を習得した際はその応用によりさらに技術を向上させる。そのため、フィーロや村の奴隷たちからはご飯を作ってとせがまれるが、普段はめんどうなので極力避けている。
: 『槍の勇者のやり直し』では、強姦容疑の際に元康に助けられる。常に元康に信頼を置かれているのでやさぐれず、口調も穏やか。奴隷を使役することにも強い抵抗を覚えるなど本編の尚文とはまるで別人である。ただし、悪意を以て敵対してくる者に対しての容赦のなさは元からあり、卑劣な悪人やコウのように窘めても行いを改めない者に対しては本編の尚文のような冷酷さや徹底した仕置をしてみせる{{Sfn|槍小説1巻|loc=十五話 偽四聖教}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=二話 毒}}。
: 他にもクラフト技術が非常に優れており、盾の技能系ボーナスや薬屋とアクセサリー商から教わったこともあって薬調合や宝石の加工によるアクセサリーの制作技術も身に付け、行商や冒険の備えに役立てており、アクセサリーの制作技術を習得した頃(グラス戦の直前)、感謝の印にとラフタリアに[[ヒスイ|翡翠]]の[[ブレスレット]]、フィーロには[[琥珀]]の[[ヘアピン]]を作りプレゼントした{{Sfn|小説3巻|loc=八話 嵐の前の}}{{Sfn|小説3巻|loc=十話 第三の災厄}}。
: 召喚以前から乗り物や酒で酔ったことがなく、乗り心地が最悪と評判のフィーロの引く馬車の中でも調合を行い、強力な酒の素であり普通の人なら1粒食べたら卒倒するという「ルコルの実(後述)」を平然と食べ続けるほど酒に強い{{Sfn|小説2巻|loc=五話 蹴り逃げ}}{{Sfn|小説5巻|loc=七話 酒場}}。ただし尚文自身は付き合いで飲むことはあるが、自分以外の相手が酔っぱらうと会話が成り立たなくなって疎外感を感じてしまうため、酒はあまり好きではない{{Sfn|小説1巻|loc=六話 地雷という名の裏切り}}{{Sfn|小説12巻|loc=十四話 秘密基地}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、強姦容疑の際に元康に助けられる。常に元康に信頼を置かれているのでやさぐれず、口調も穏やか。奴隷を使役することにも強い抵抗を覚えるなど本編の尚文とはまるで別人である。ただし、悪意を以て敵対してくる者に対しての容赦のなさは元からあり、卑劣な悪人やコウのように窘めても行いを改めない者に対しては本編の尚文のような冷酷さや徹底した仕置をしてみせる{{Sfn|槍小説1巻|loc=十五話 偽四聖教}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=二話 毒}}。チュートリアル編(2週目)ではメルロマルク側に謀殺されるが、その後のループでも最終的には元康を信頼しつつもその突飛な行動に頭を痛める立場になり、ループに入る元康にやるべきこと、やってはいけないことを指示して送り出している。
: 本能的にも弱い者を守ろうとする尚文は、実は守ってくれる相手に弱いという弱点を持っている{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}{{Efn2|「槍のやり直しについて9」の作者活動報告より。}}。
; {{Vanc|ラフタリア}}
: 声 - [[瀬戸麻沙美]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}} / [[堀江由衣]](ドラマCD){{R|fwinc}}
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: 魔法適正は風。フィロリアル形態と人型形態のどちらでも戦闘が可能。俊敏で高い攻撃力をもつメインアタッカー{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。当初は常にフィロリアル形態で戦っていたが、フィトリアからの人型形態の戦い方も教わり、以降はフィロリアル形態と人型形態とを使い分けて戦うようになる{{Sfn|小説4巻|loc=五話 フィーロVSフィトリア}}。また、フィトリアとの稽古で気を使えるようになる。武器は爪を使っており、フィロリアル形態は足、人型形態は手に装備する。ゼルドブルで当たると火柱が出るモーニングスターを手に入れ、隠し武器として扱う。後にロミナによってボーラに改造される{{Sfn|小説17巻|loc=五話 世界適応}}{{Sfn|小説17巻|loc=八話 地下迷宮都市}}。
: 絆の異世界に渡るとハミングフェーリーという魔物に変化する。空を飛ぶようになり魔法を中心に戦い、歌で援護する。その後魔竜四天王の一人「'''風のフィーロ'''」に任命され、四天王の能力やフィロリアル形態での飛行能力を獲得する。
: 『槍の勇者のやり直し』では、尚文と並んで元康の最優先保護対象となっているが、巡り合えていない。
; {{Vanc|メルティ=メルロマルク}}(メルティ=Q=メルロマルク)
: 声 - [[内田真礼]]{{R|mantan|2ndcaststaff}}
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: 助けてくれた尚文のことは異性として意識しているが、彼からは子ども扱いされ名前で呼ばれないなど、ややぞんざいな扱いを受けており、その度に怒りを露わにする。しかし実際は自分が元の世界に帰った後、フィーロを預けたいと思うほど強く信頼されている。ミレリアが亡くなった後は悲しみつつも気丈に振舞っている。フォーブレイの戦争後は母同様に若くして女王に即位する{{Sfn|小説17巻|loc=プロローグ 即位}}が、責任感はあっても権勢欲はないため、視察の名目で尚文の村を訪れては仕事の多さを愚痴りつつも寛いでいる。
: 魔法適性は水と土。特に髪の色に出ているように水属性の資質が高い。
: 『槍の勇者のやり直し』においては、勝手にフィーロの婚約者扱いしてライバル視してくる元康の言動・行動を理解できず、彼をぞんざいに扱っている。ただし、元康がフィロリアルを愛していることを理解しており、その点だけは信用している。メルロマルク編ではヤサグレていない尚文に助けられたことで素直に恋慕している。 
; {{Vanc|アトラ}}
: 声 - [[小原好美]]{{R|oricon230704}} / [[三上枝織]](ドラマCD){{R|fwinc}}
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:プレイしていたゲームのキャラクターに似たフィーロに好意を持つが、フィロリアル形態のフィーロを彼女とは知らず馬鹿にしたことでフィーロからは嫌われる。霊亀に敗北し{{Sfn|小説11巻|loc=七話 槍の勇者捕縛作戦}}、仲間から見捨てられ絶望していた所をフィーロに励まされた{{Sfn|小説11巻|loc=七話 槍の勇者捕縛作戦}}{{Sfn|小説11巻|loc=九話 ヴィッチ命名}}{{Sfn|小説11巻|loc=十話 新たな目覚め}}ことが切っ掛けでフィーロとフィロリアルをこよなく愛する自称「愛の狩人」になる。最愛のフィーロの育て親である尚文を「お義父さん」と慕うようになり、絶対服従を誓う。また、全ての女性を豚としか認識できなくなっており、言葉も通じなくなっている{{Efn2|例外としてフィロリアル・クイーンの人間形態、女性の獣人、フィーロの関係者は豚にはならず会話も通じる}}。語尾に「〜ですぞ」と付く口調に変わっている。
: 魔法適性は火と回復{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は敵の魔法を無効化して吸い取れる「アブソーブ」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。カースシリーズは「[[色欲]]」と「[[嫉妬]]」が発現しており、呪いの代償はこの二つの感情。しかし元康は色欲が突き抜けているため目に見えた変化はなく、元康自身は代償に気付いていない{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。また、鳳凰戦後に「憤怒」も発現しているが、尚文やフィーロが悲しむ姿を見て思いとどまり、使用していない。
: 『槍の勇者のやり直し』では主人公兼語り部をつとめる。本編で偶然入手してしまった龍刻の長針の能力である「時間遡行」で、「四聖の誰かが死ぬ」「世界を覆う結界が完成する」「自身が死亡した時間に到達する」のどれかの条件を満たすと、異世界召喚初日に戻される。物語本編終盤から時間遡行しており、記憶やステータスは引き継がれている。「フィーロたんの飼い主になること」と、「お義父さん(尚文)を助けること」を行動理念とする。その理念をもとに常軌に逸した言動や行動を取ることも多く、事態がおかしな方向に向かうこともある。
: 裁縫の才能は優れており、フィロリアルの服作りなどで召喚後も磨かれ続けており、セインからライバル視しており、元康自身も「この部分だけはお義父さん(尚文)に負けない」と自負している{{Sfn|槍小説1巻|loc=十一話 キャンプ}}。
; 天木 錬(あまき れん)
: 声 - [[松岡禎丞]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}}
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: 当初はVRMMOの経験から剣は多少使い慣れていたものの実戦での技術はあまりなかった{{Sfn|小説6巻|loc=七話 習得不可?}}が、真面目に鍛錬し始めてからは技術がかなり上がっている。集中力もかなりあり、一対一では強いが、その分相手にしか注意が向かず、不意打ちなどに対応できないという欠点をもつ。
: 魔法適正は水と援護{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は味方や敵の魔法を付与できる魔法剣「マジックエンチャント」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。カースシリーズは「[[暴食]]」と「[[強欲]]」が発現している。呪いの代償は暴食が経験値が入らず、強欲が触れた物を劣化させる。
: 『槍の勇者のやり直し』では、中立的な立場を取り、盾の勇者である尚文を迫害するメルロマルクに対して、メルロマルクへの不信感を覚え、その結果、シルトヴェルト編やメルロマルク編ではゼルトブルに移ってい{{Sfn|槍小説2巻|loc=四話 裏路地にて}}{{Sfn|槍小説3巻|loc=九話 不公平}}。
; 川澄 樹(かわすみ いつき)
: 声 - [[山谷祥生]]{{R|animatetimes20180809|2ndcaststaff}}
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: 正義感が人一倍強く、初期はメルロマルク内で正体を隠しながら悪人を潰して回っていた。一方で自分の活躍への顕示欲は人一倍強く、性質の悪い自己陶酔に陥っている。また自身の失敗に対して無責任なところがある。リーシアに対する仲間内での陰湿なイジメに同調し、ついには「弱いから」という理由で冤罪にかけて追放しており、それが原因で尚文と対立し軽蔑されるようになる{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。
: 霊亀に挑み敗北し、仲間に逃げられる。マルドたち元仲間やマインに騙された後、尚文の村で、見捨てたはずのリーシアの介護を受けて生活する。リーシアに今までのことを涙ながら謝罪して以降は以前の傲慢さや自己弁護がなくなり精神的に成長する。絆たちの異世界での宮地との戦いの後、波が終わっても異世界に残り、これまでのことを償い続け、みんなの力になりたいと語った。しかし裏切り者を拷問して痛めつけるなどといった容赦のなさも出てきてしまっている。
: 本人に自覚は無いが非常に優れた音楽の才能があり、一度聞いた音楽なら再現可能で、異世界の知らない楽器でも即興で弾くことができる。尚文に同行して絆たちの異世界に渡るも敵の妨害で弓の機能が封じられた際には一時的に'''楽器の勇者'''になる。
: 魔法適正は風と土{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。勇者専用魔法は敵の全ての能力を低下させる「ダウン」{{Sfn|小説15巻|loc=八話 第三回勇者会議}}。また、音楽の才能から絆たちの世界の高度な演奏魔法をすぐに習得し、草笛で楽器の眷属器をもつ宮地と渡り合えるほどの実力をみせた。カースシリーズは「[[傲慢]]」が発現しており、呪いの代償は意思が欠落し無表情となり、決断力が低下してしまう。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康が尚文の味方になったことにより、マインに唆されて本編の元康と同じポジションに収まっている{{Efn2|ただし、ヴィッチは樹とは根本的な部分で性格が合わなかったため、パーティには参加せず城に残っていた。}}
:シルトヴェルト編では尚文が放った刺客(本当は三勇教の陰謀)により殺された仲間の復讐も兼ねて、クズが率いるメルロマルク軍と共にシルトヴェルトに侵攻するが、女王率いる正規のメルロマルク軍の加勢にて敗戦が確定、その結果に逆上したマルドに裏切られて死亡する{{Sfn|槍小説3巻|loc=十話 心に刻む}}。書籍版のメルロマルク編(6週目)では、本編で密かに行った善行を三勇教が表沙汰になるよう対処したため、こちらではある程度は樹の活躍が耳に入るようになっている{{Sfn|槍小説4巻|loc=三話 冤様々な町村}}。その後、フレオンとの出会いによって、(洗脳じみた状態であるが)自分の考えを改め、改心した{{Sfn|槍小説4巻|loc=十六話 覆面ヒーロー}}。
 
=== 七星勇者 ===
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: 女王ミレリアの帰還後は尚文により「クズ」への改名と代理国王の地位剥奪に処される。改名後も相変わらず盾の尚文に反抗心を持ち続けたが、亡くなった妹ルシアに瓜二つのアトラを見て沈静化する。アトラが感じる気配は「分裂した」と勘違いするほどフォウルと似ている。
: 妹の忘れ形見である姪アトラが戦死し、さらにマインが取り入ったタクトに最愛の妻のミレリアが殺され、完全に意気消沈してしまうが、尚文に叱咤され闘うことを決意する。尚文にこれまでのことを謝罪・和解し杖の勇者、そして英知の賢王として復活する。タクトとの戦争では尚文に杖を託しつつ、英知の賢王としての頭脳を発揮しフォーブレイ軍の全滅に貢献する。
: 英知の賢王として復活した後はこれまでとは打って変わった好々爺となる。また、これまでの蛮行からクズを名乗り続けることを決意している{{Efn2|尚文が一度オルトクレイと呼んだ際に、訂正するまで鋭い眼光で睨まれたと語っており徹底している{{Sfn|小説17巻|loc=四話 参戦}}}}。マインには愛想を尽かしており、ライノが属する組織にマインに関しての全権を委任している。
: 『槍の勇者のやり直し』では、ループした元康に企みをすべて見破られていることからか、本編より強引な手に出ることが多く、元康など盾を擁護するものも反逆者と見なして隙あらば殺そうと企んでいる一面も見せており、元康からも改名後の名前である「クズ」と呼ばれ、尚文に害しか与えない老害と認識されており、マインと同等に憎悪・警戒されているが、殺すと厄介なことになるので生かされている。
; {{Vanc|フォウル}}
: 声 - [[天﨑滉平]]<ref name="oricon230704">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2285613/full/|title=『盾の勇者の成り上がり』3期のビジュアル公開 新キャラ役は小清水亜美・天崎滉平・小原好美・長縄まりあ|website=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン#企業グループ|oricon ME]]|date=2023-07-04|accessdate=2023-07-04}}</ref> / [[増田俊樹]](ドラマCD){{R|fwinc}}
316 ⟶ 325行目:
: 声 - [[ブリドカットセーラ恵美]]{{R|animatetimes20181208}}
: メルロマルク第一王女。王位継承権第二位。
: 最初尚文の唯一の仲間「マイン・スフィア」として旅立つが、全財産と装備を奪い取った後、尚文を強姦魔にでっち上げる。その後、槍の勇者の仲間として旅立つ。度を越した贅沢と浪費を当然と考え、人を騙して陥れることを好む外道。どんな罰を受けても行いを改めることのない筋金入りの[[エゴイスト]]。女王から全く信頼されなかったため、第一王女だが王位継承権はメルティの方が上であり、三勇教の起こした事件ではメルティを心配するふりをしながら暗殺しようとした。
: 女王の帰還後は王族の権利を剥奪された上、勝手な真似ができないように最上位の奴隷紋を刻まれ尚文に「ビッチ」と改名させられ{{Sfn|小説4巻|loc=十二話 年貢の納め時}}、その後さらに魔女の意味も込めて「ヴィッチ」と命名される{{Sfn|小説11巻|loc=九話 ヴィッチ命名}}。
: 霊亀戦までは元康に付いていたが、元康が負けて落ち目になると彼を見限り{{Sfn|小説11巻|loc=九話 ヴィッチ命名}}、錬、樹からも騙して金品を奪い、元々交遊のあったタクトに取り入って母親殺しの片棒を担ぎ奴隷紋を解除する。タクトが敗北すると追手の手が伸びる直前に姿を消す。いつのまにかセインの姉らと協力関係になっており、絆の異世界に渡り、尚文たちの前に現れる。魔竜の領地での戦いでは鞭の眷属器を所持して応戦するが、スパイであり、かつて騙して見世物小屋に売ったライノ{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}の裏切りによって鞭を奪われ、報復を受けて死亡する。尚文たちによって魂も消されかけるも、船の眷属器を奪った者によって魂は回収される。
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: 声 - [[菅生隆之]]
: 三勇教の教皇。メルロマルクの四人全員の四聖勇者召喚や盾の勇者の迫害に加担していた。
: 温和そうな雰囲気と眼鏡をかけた姿が特徴的で、信者達からの信頼も厚い人物に見えるが、実際は教義のためには手段を選ばないばかりか、信仰対象であるはずの三勇者も思い通りに動かないというだけで手にかけようとし、あまつさえ王女たちを殺して教会が擁立する者を王位につかせようとすらしていた、過激かつ歪んだ狂信者。メルロマルク三度目の波の後、他の三勇者が各地で問題を起こしたことで、彼らを偽勇者として、神鳥の聖人として国内で評価が上がってきている盾の勇者の尚文と共に処分に乗り出した{{Efn2|これに関しては問題を起こした三勇者も悪いと言えるため、アニメでは尚文も「愛想を尽かされても仕方がない」と言っている<ref name="anime19">TVアニメ『盾の勇者の成り上がり』第19話 四聖勇者</ref>。}}
: 聖武器4つすべての能力をもつ複製品と儀式魔法による援護で「最大強化状態の四聖勇者の1/4」に匹敵する戦闘力を獲得、上位スキルによる絶大な火力と信徒を身代わりにした幻覚に物を言わせて尚文ら四勇者をあわや殺害寸前まで追い詰めるが、帰国した女王の援護と尚文のカーススキルによって倒された。信仰のため複製品を盾には変えようとしなかった。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康から抹殺対象と見做されており、どの周回でも悲惨な最期を遂げている。
: シルトヴェルト編では、戦争の際に四聖武器の模造品を用いて尚文や元康に攻撃を仕掛けるが、強化方法の共有をしている彼らの敵ではなく、元康の攻撃を受け消し炭にされて死亡した{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。メルロマルク編では、メルロマルクで革命騒動が起きた際に、フィロリアルの卵を人質に取って、元康を教会に呼び出し、龍刻の砂時計を使って元康のレベルをリセットし、仕留めようとするが、勇者武器の強化方法の一つである資質向上によって素の戦闘能力を底上げした元康に意表をつかれ、その隙に信者共々返り討ちにあい死亡した。
; ごじゃる口調の影
: 声 - [[中尾衣里]]
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: 声 - [[楠大典]]
: 樹の元仲間。全身鎧を着たメルロマルクの貴族。異世界人や格下と判断した者を見下し、常に勝ち馬に乗ろうとする傲慢かつ独善的な性格。それなりに腕は立つが、厳つい外見に反して相当な「痛がり」で自身が傷つくと情けなく泣き叫ぶ。全身鎧に身を固めているのも防御力以前に痛い思いをしたくないから。
: 最初は錬の仲間として同行していたが、樹のパーティーに移る。その後、樹を崇拝していると装っていたが、実際には「イツキ様親衛隊」と称して仲間内で序列を作り、最下位に置かれたリーシアをいじめるなど樹の思い上がりを助長していた{{Sfn|小説6巻|loc=三話 冤罪再び}}。霊亀に敗北した際には、手のひらを返して樹を縛り付けて逃走し、それ以降は偽物呼ばわりする。その後マインと共に行動し、ゼルトブルで樹を裏切りパーティーの仲間達と共に行方を晦ます。活躍により地位を向上して行く尚文を逆怨みしており、勝手な理屈をつけて悪魔や魔王呼ばわりし自らは正義の行いと称して敵対している。
: 波の尖兵たちの「強ければ正しい」という考えに同調し、セインの姉の勢力に加担し、絆の担当世界に渡る。楽器の国で眷属器を操るアクセサリーによって、斧の眷属器を強引に従わせ、マインやセインの姉、宮地たちと共に、絆を救出しようとする尚文や樹たちと交戦するも追い込まれ撤退する。また宮地が楽器の眷属器を奪われ、自身の持つ斧を奪おうとした際に殺害している。その後銛の眷属器持ちの国の戦力としてラルクの国に攻め込むも樹に敗北し、情報を吐かせるために樹に拘束される。尚文たちが元の担当世界に一時帰還する際に札で拘束された状態で連行され、尋問の後に「[[ファラリスの雄牛]]」で処刑される予定。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、樹が元康に負けた際におもねろうと手のひらを返し、樹を偽者呼ばわりし、尚文と元康達に取り入ろうとして、樹を殺害した{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。そのため、メルロマルク編(6周目)では元康に警戒され、召喚初日に当てがわれた部屋に文句を垂れ、こっそり城の酒蔵から酒を盗もうとしていたところを隠密行動中の元康に暗殺された{{Sfn|槍小説2巻|loc=十二話 暗殺}}。
; {{Anchors|ロジール}}ロジール
: 樹の元仲間、「イツキ様親衛隊」の序列二位。マルドに並ぶ巨漢である、大斧使いの戦士。マルドが樹に捕らえられた際に彼の名が言及されており、リーシア以外の元仲間はセインの姉勢力に参加している模様。
: 『槍の勇者のやり直し』のメルロマルク編でマルドが樹の仲間になる前に元康に暗殺されたことで序列一位となっている。過去にゼルトブルの闘技場に出場した際に、ラーサズサを相手に初戦敗退し、負けを認めず酒場で喧嘩を吹っ掛けたが、ボコボコにされて、それがトラウマになり、メルロマルクに蜻蛉返りしてしばらく引きこもっていた。以降、彼女を逆恨みするようになった{{Efn2|彼の自室からはラーサズサを模した絵があり、何本も刃物が突き刺さっているという}}。勇者会議中にラーサズサと再会し、難癖をつけ騒動を起こした事で、樹に序列降格をさせられそうになる。その後、仲間ともに変装してラーサズサを襲撃しようとしたところ、フレオンにより改心(?)した樹によって倒され、追放と同時に罪人として連行された{{Sfn|槍小説4巻|loc=十六話 覆面ヒーロー}}。
; ノプス=アーマビア
: 声 – [[山本祥太]]
: メルロマルク騎士団の団長。典型的な三勇教徒か権威主義らしく、王族であるオルトクレイやマルティから嫌われている尚文を見下している。メルロマルク2度目の波では魔物と戦う尚文たち諸共巻き込むような魔法攻撃をして「平気なんだからいいじゃないか」とうそぶき、3度目の波ではエイクたち5人を勝手に連れ出したことに文句をつけ、波で荒らされた村も放置してグラスに負けた三勇者の保護を優先した。小説版での三勇教事件の際は、尚文を庇おうとしたエイクを尚文に加担したとして殺そうとするが、尚文に阻止される。その後、シルトヴェルトに暗殺されたようで、尚文の名誉回復後に女王から報告されている{{Efn2|この団長以外には王宮から放逐された尚文に、仲間になる気もないくせに金を要求してきたチンピラが、数日後に惨殺死体となって発見された報告がある。}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、プロローグ編(2周目)で、シルトヴェルトに行こうとした尚文と使者たちを国境の砦で殺したらしく、それがきっかけでループを起こしている。
: シルトヴェルト編(5周目)では先行してきた元康を殺そうとしたが、逆に元康の魔法の嵐によって兵士たちと共に焼き払われた。
: メルロマルク編(6週目)では2度目の波で魔物と戦う尚文達に対し1周目の時と同じく魔法攻撃を行った。そのことに激怒した尚文に胸倉を掴まれ「守る事しか出来ない大変さを身に染みて思い知らせてやろう」と諸共に魔物の群れの中へと引きずり込まれかけ、這々の体で逃げ出した{{Sfn|槍小説3巻|loc=六話 避難誘導}}。
; エイク
: 声 - [[梶原岳人]]
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: 亜人友好派の貴族で、彼の街には亜人も多く暮らしている。メルロマルク最初の波のあと、戦死したエクレールの父と志を同じくしていた貴族は軒並みオルトクレイによって左遷の憂き目に遭わされており、彼もその一人であった。逃走中の尚文とメルティを匿うなど良識人ではあるもののなかなかに食えない人物でもある。
: 逃亡中の尚文一行を屋敷に匿っている際に、イドルに連れ去られ拷問を受けるも頑として口を割らず、尚文に救出された後キールを保護する。事件によって体力が落ちたため領地で療養し、カルミラ島から帰った尚文たちをキールと共に出迎え、キールを尚文たちに託す。
: : 書籍版『槍の勇者のやり直し』のメルロマルク編では、革命騒動の際に三勇教によって革命派への見せしめとして殺害され、さらに村人達も虐殺されたことが語られた。
; イドル=レイビア
: 声 - [[西村太佑]]
: ヴァンの隣町の亜人排斥派の貴族で、亜人との戦争経験がある元軍人でもある。亜人奴隷の拷問を趣味としており、かつてラフタリア、キール、リファナを買って拷問していた。リファナを殺したことと、ルロロナ村が滅んだことを突きつけてラフタリアの心に深い傷を負わせた。
: 逃亡中の尚文一行をおびき出す餌としてメルティとヴァンを連れ去る。救出と敵討ちのために来た尚文たちに追いつめられ、ラフタリアに刺されて窓から突き落とされる。自棄を起こして過去の勇者が封印した魔物タイラントドラゴンレックスの封印を解くが、その魔物に踏みつぶされ死亡する。
 
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: 武器は片手剣を使用している{{Sfn|小説21巻|loc=二話 キール達と馬車の旅}}。サディナに教えられ獣人化できるようになる。本人はかっこいいと思っているが、姿は小型の二足歩行の[[シベリアンハスキー]]であったため、周りからは可愛いと言われる。獣属性の魔法が使え、遠吠えによって身体を強化できる。
: 尚文の奴隷となってからは、従来の明るさを取り戻しLv上げで強くなったものの、過去の世界の魔物退治の際、かつてのラフタリアのように、村を壊滅させた[[ケルベロス]]のような魔物に対するトラウマに襲われる{{Sfn|小説21巻|loc=三話 波のトラウマ}}。トラウマを乗り越えるためラトの先祖のホルンに頼み、トラウマの原因であるケルベロスへの改造手術を受けようとするも、可愛らしい姿にしかどうしてもなれず保留する。その代わりに、合成スキルの要領で獣化する事で属性に合わせた変身ができるようになる。ピエンサの軍人や投擲具と杖の勇者との戦いでは奮闘するも戦闘後は力の反動で動けなくなり、戦線離脱した。
: 『槍の勇者のやり直し』のメルロマルク編(6周目)では、奴隷として尚文たちに購入された。また、行商時の売り子として可愛い服を着せられている。この周回でゼルトブルに来訪した際、ラーズラサに獣化を教えられ獣人化できるようになった{{Sfn|槍小説3巻|loc=四話 餅は餅屋}}。
; {{Vanc|サディナ}}
: 声 - [[小清水亜美]]{{R|oricon230704}}
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=== シルトヴェルト ===
; ヴァルナール
: シュサク種の亜人。
: 盾の勇者である尚文に対し、仰々しくも誠意を示す。人間との混血のハクコ兄妹に対して穢れた血と言い見下していたが、アトラの真のシルトヴェルトの民らしい振る舞いと、ジャラリスとの戦いで態度を改めた。
: 外伝の『槍の勇者のやり直し』では、自国の利益を考え優先していたが、あまりの過干渉に怒った尚文から「(ケタ外れに強い)元康ですら、波で負けたためにループした」と諭されて対処する順番を考え直す。
; ゲンム種の翁
: ゲンム種の亜人。六十歳前後の小太りな老人。: シルトヴェルトの有名な貴族で一線は引いているが発言力もある。良識もあるが老獪さも並ではなく、一筋縄ではいかない相手。
; ジャラリス
: [[ライオン]]の獣人。
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: 戦争の際、敵国と内通しており、窮地を演出し自分が活躍しようとしていたところをハクコ兄妹の父によって逆転していたため憎んでおり、彼を暗殺した。そのためハクコ兄妹にとって父の敵であると同時に、自分たちが奴隷に身を落とす要因を作った相手でもある。盾の勇者も国の重鎮たちも皆殺しにして、自分がシルトヴェルトの頂点に立つという野望を抱いていた。
: ハクコ兄妹と決闘を行うが、卑劣な手段を尽くしてなお劣勢に立たされ、謎の勢力から与えられていた薬を飲んで怪物となり暴走、最後はアトラと獣化したフォウルによって倒される。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、亡命してきた尚文を最初の世界の時と同様に利用しようとしたのをスキルで隠密行動していた元康に聞かれたため、こっそりと始末される{{Sfn|槍小説2巻|loc=一話 運命の相手}}。
 
=== クテンロウ ===
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=== フォーブレイ ===
; アルサホルン=フォーブレイの王
: クズの13歳ほど年上の兄。かなり醜悪な外見の持ち主で、メルティからは「うごめく肉塊」「豚の化け物」、女王からは「肥え太った豚」と内心思われている。女を快楽のために拷問するのが大好きで、フォーブレイの王に嫁ぐことが女貴族の処刑方法になっている。元々マインをこれ以上目に余ることを仕出かしたら嫁がせるつもりだったらしく、一万人目の玩具として歓迎しようとしていた。タクトによって殺される。
 
==== タクト一派 ====
; タクト=アルサホルン=フォブレイ
: 七星勇者、鞭の勇者。
: フォーブレイの末席の王子で、若年にして多くの分野で実績{{Efn2|製紙技術の改革や後述の飛行機や飛行船、自動車といった魔物に頼らない乗り物や銃器などの開発など。}}をもつ天才で、鞭の七星武器に選ばれる。正体は転生者で実際は鞭に選ばれたわけではなく、眷属器の精霊を不正な力で無理矢理従わせている。他の勇者を殺害して眷属器を奪い取っており、鞭以外に槌、ツメ、斧、投擲具の計5つの眷属器を所有している。本来波の尖兵は一つしか武器を操れないが、タクトは能力を拡張したことで複数所持できる<ref>{{Cite web|和書|author=アネコユサギ|url=https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/172188/blogkey/1077652/|title=盾の勇者9巻発売&2億PV達成について。|website=小説家になろう|publisher=ヒナプロジェクト|date=2015-01-26|accessdate=2019-06-03}}</ref>。美少女、美女を多く侍らせており、その数と勢力は他の波の尖兵と比べるとかなり大きい。
: フォーブレイの学校の旧友だったマルティに唆され、鳳凰と戦っていた尚文たち連合軍に横槍を入れ全滅させようとした。その後フォーブレイの王を[[弑逆]]。さらにフォーブレイに来た尚文たちを襲撃して盾の聖武器を奪い、全世界に宣戦布告し世界征服に乗り出す。
: 高レベル者による飛行機や飛行船の空爆で攻め続けメルロマルクに進軍するが、英知の賢王として再起したオルトクレイの策略によって撃墜される{{Efn2|空中に浮かぶグラウェイク鉱石の大岩をラフ種による幻影魔法で隠して配置した。魔物なら勘で気づくが障害物がない前提で飛んでいた飛行機は避けられなかった。脱出した者や空挺兵も岩の上に待機していた兵による魔法や弓矢で落下傘を破られて墜落死した。}}。砦での戦いでは杖の眷属器を借りた尚文と交戦するが、以前の戦いとは異なり、強力な援護魔法によって全く歯が立たず一方的にやられる。そして尚文の権利剥奪によって奪った武器が全て解き放たれ、武器による力を全て失う。
: 敗北後、偽勇者の烙印を押され多くの罪によって処刑されることになる。その際、苛烈な拷問{{Efn2|国民に石を投げつけられる、処刑人に暴行され、死なないよう回復魔法を掛けてまた暴行の繰り返し、拘束された状態で自分の目の前で仲間の女たちの様々な処刑を見せられる、罵倒すれば生かすと言われ、我が身可愛さに裏切った女たちから罵られながら暴行を受ける(その女たちも結局、魔法と矢の嵐によって処刑された)。}}を受け秘密を話そうとするも、口封じのために頭が破裂して死亡し魂も消される{{Efn2|本来なら処刑後はソウルバキューマーによって魂を食べられる予定だった。}}。なお、マインによると、尚文たちを倒し武器を全て奪った後、セインの姉の勢力がタクトを殺し武器を全て奪う予定だった。
: Lvは本人によれば350とされるが、Lvにものを言わせた戦い方をしており、尚文はキョウの方が強いと感想を述べていた。所持している鞭の七星武器の強化方法は「自らや味方のLvを下げることにより、素質強化する」であったが、Lvを下げようとしなかった。
: 『槍の勇者のやり直し』シルトヴェルト編(5周目)では、波への警戒による派遣とツメの勇者に化けた魔物の調査にかこつけて、シルトヴェルトに来訪した。尚文たちを飛行船の中に誘き寄せ、トゥリナの敵討ちも兼ねて本編と同じように騙し討ちを謀るが、鳳凰戦の記憶が蘇った元康にあっさり返り討ちにされ、消し炭になって殺される{{Sfn|槍小説2巻|loc=六話 鞭の七星勇者}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=七話 消し炭}}。以降は元康にマインに次ぐ最優先抹殺対象と見做されるようになる。
; エリー
: タクトの幼馴染。メイド服を着ており、銃を武器としている。
: 砦での戦いでは、セインと戦うも、尚文のタクトに放ったスキルに巻き込まれ消滅した。
: 『槍の勇者のやり直し』では、元康の攻撃からタクトを庇うも虚しくタクト諸共消し炭になって死亡する{{Sfn|槍小説2巻|loc=七話 消し炭}}。
; トゥリナ
: 九尾の狐の魔物。年寄り臭い喋り方をするが幼い外見をしている、いわゆるロリババアであり、ラフタリアと対極的な設定となっている。
: 権力者に取り入り、悪さをしていたが、過去の天命によって封印されていた。過去の天命を恨んでおり、過去の天命やその子孫であるラフタリアに対して「ラクーンのブス」と罵っている。龍脈法や特殊能力を使った幻覚魔法や火の魔法を使う{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。14.5巻では細身の剣を使用し、16巻ではツメを使って攻撃していた{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}{{Sfn|小説16巻|loc=九話 フェンリルフォース}}。
: 幻覚魔法によってシルトヴェルトの爪の勇者のルハバートに化け、尚文たちを欺けようとするもラフタリアとラフちゃんに見破られ交戦する{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。数的に不利な状況であったためその場は撤退する{{Sfn|小説14.5巻|loc=四話 九尾の狐}}。その後フォーブレイでタクトの仲間として尚文たちに襲い掛かった。砦での戦いでは、幻覚魔法で仲間を援護しようとするもラフちゃんに無効化される。過去の天命が姿を現した際、復讐のために襲い掛かるも、過去の天命とラフちゃんの連携攻撃によって倒された。
: 『槍の勇者のやり直し』のシルトヴェルト編(5周目)では、ツメの勇者に化けて尚文たちと謁見するためにシルトヴェルト城に現れた際に、ビーストスピアが自動発動して一撃で倒されている{{Sfn|槍小説2巻|loc=三話 ビーストスピア}}。
; ネリシェン
: アオタツ種の族長でシルドフリーデンの代表。
: 種族の宿敵であるハクコ種のフォウルを敵視しているが、人間との混血であることを蔑んだ発言をしたため、逆に「自国の成り立ちも知らん者が代表を名乗っているとは片腹痛い」と一笑に付された。
: 風と水の魔法を使い、大きな東方の龍に変身できる。
: 砦での戦いでは、フォウルと戦う。最期は頭を吹き飛ばされ死亡する。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編で、タクトが元康から殺された際、隙を見計らって逃走した後、シルドフリーデンへ逃亡した。その後、シルドフリーデンにて、全世界に対して「タクトとツメの勇者は盾の勇者と槍の勇者達の罠に掛かり、殺された」と国民の前で宣言し{{Efn2|その際、自分達が殺した槌の勇者を殺したことも盾の勇者達だとちゃっかりと宣言した。}}、シルトヴェルトに宣戦布告を行った{{Sfn|槍小説2巻|loc=八話 残党}}。その結果、シルトヴェルト国内各地でタクト一味の残党がテロを起こしたり、ゲリラ戦や戦闘機での強襲を仕掛けたりするようになった。
; シャテ
: ノイド種とクシャ種の混血の亜人/獣人。人魚みたいな姿とサメっぽい獣人の姿をもつ。
: ルカ種に対して恨みを持っており、サディナをルカ種と勘違いして敵視する。銛を武器をして扱う。
: 砦での戦いでは、サディナと戦う。シルディナ諸共倒すと発言をするも、シャチの姿に獣化したサディナに八つ当たり相手として一方的にやられ、雷の魔法で感電死する。
; レールディア
: 竜帝。多くの竜帝の欠片を所持している。
: Lv100越えのクラスアップができる儀式の記憶が入った欠片を所持しており、それによってタクトたちはLv100を超えていた。人間態はトカゲみたいなシッポをもつ女の姿。本来の姿は親ガエリオンよりもさらに大きいドラゴンで、守護獣と同じような気配を放っており、尚文からも「一番強そう」と言われている。
: 砦での戦いでは、錬とガエリオンと戦う。ガエリオンの欠片を奪おうとするも敗北し、欠片を渡すことを拒絶したためガエリオンに止めを刺され、欠片を奪われる。
: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5週目)にてタクトの死に自暴自棄になって本来の姿を露わにし、無差別攻撃を行うも、元康に一撃で殺される。
; アシェル
: 人間の姿になれるグリフィン。
: フィロリアルを敵視しており、女王種であるフィーロを倒そうとする。
: 砦での戦いでは、フィーロとシルディナと戦う。シルディナが風の魔法でフィーロを飛ばしていることに気付かず、絶滅した空飛ぶフィロリアルと勘違いする。フィーロに追い詰められ、最期はシルディナの風の檻によって細切れにされる。
: 『槍の勇者のやり直し』のシルトヴェルト編(5周目)では、フィロリアルのレベル上げをしていた元康の前に彼女の父親のグリフィンが現れるが瞬殺され、ドロップ品と素材として利用されている(肉は尚文に料理されステーキや燻製になった)。タクトが元康に殺された際には、仇を取ろうとしたが、父親同様に一撃で殺される。
 
=== 四霊 ===
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; マルド
{{See|#マルド}}
; ロジール
{{See|#ロジール}}
 
=== 波の勢力 ===
777 ⟶ 843行目:
:
;伝説の武器
:世界を守るために存在する特殊な武器。聖武器・眷属器にはそれぞれ精霊がついており、そのため'''精霊具'''とも呼ばれる。所持者には、様々な恩恵と制限が与えられる。勇者が所持した当初は弱い初心者用の武器の形をとっているが、魔物や素材を吸収することで新たな武器が解放され、その武器に変化することができる。武器ごとに様々な強化方法があり、強化方法を共有することで何倍もの力を得られる。またウェポンコピーという既製品でも同じ系統の武器を手にすることでコピー可能な機能がある。同じ武器でも品質の良い武器をコピーするとボーナスが掛かる。開放した武器はステータス画面で、スキルツリーとして表示されている。
:武器ごとに技能やスキル、ステータスアップなどの装備ボーナスがあり、一定の熟練で能力開放され、永続的なボーナスを得る。技能などが他の武器で重複している場合、ステータスアップなどに置き換わる{{Sfn|小説2巻|loc=十二話 勇者たちの噂}}。武器にはその形状に変化させることでのみ現れる「専用効果」のある武器も存在する。
:勇者専用のステータス「SP(絆の異世界では魂力)」を使用して詠唱を必要としない'''スキル'''が使用可能となる。スキルは開放された武器の装備ボーナスとして内包されており、その武器を装備することで使用でき、能力開放することで他の武器に変えても使用できるようになる。
:勇者に自ら死を選ぶほどのトラウマや強い負の感情が生じると、その感情を糧にした七つの大罪の武器「カースシリーズ」が発動する。これらは呪われるデメリットと引き換えにした「自殺防止機能」で、カースシリーズを乗り越えた際には「ブレスシリーズ」が発現する。
:デメリットも存在し、所持者の意思で捨てることはできず、所有者は他の武器を一切使うことが出来ない。また素手などの武器を使わない直接攻撃は弱くなってしまう{{Sfn|小説14巻|loc=八話 姉貴}}。さらに龍脈法などの異世界の魔法習得の加護が受けづらくなってしまう{{Sfn|小説12巻|loc=十四話 秘密基地}}。
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:: 三勇教によって四聖勇者を勝手に召喚し{{Sfn|小説3巻|loc=番外編 一番の友達に出会うまで}}{{Sfn|小説4巻|loc=十一話 女王}}{{Sfn|小説4巻|loc=十二話 年貢の納め時}}、さらにメルロマルク以外の波に関しては放置していた{{Sfn|小説4巻|loc=四話 伝説の神鳥}}。そのため、他国への賠償としてオルトクレイを除く七星勇者の権限を全て破棄している{{Sfn|小説6巻|loc=一話 七星勇者}}。
:: 女王が外交から帰還した後、三勇教は邪教指定を受け、国教は盾を含めた四聖の勇者を等しく信仰する四聖教に替わり、少しずつだが亜人と盾の勇者への差別がなくなっていく{{Sfn|小説4巻|loc=十一話 女王}}。その後新女王が即位したこととフォーブレイが敗戦国となったことで世界最大の国となる{{Sfn|小説17巻|loc=プロローグ 即位}}。
:: 『槍の勇者のやり直し』では、シルトヴェルト編(5周目)で、クズの暴走でシルトヴェルトに戦争を仕掛ける事態が発生した。{{Sfn|槍小説2巻|loc=九話 残り香}}{{Sfn|槍小説2巻|loc=十話 心に刻む}}。メルロマルク編(6周目)では、尚文たちが本編以上に善行を積んだことによって国内での評判を高め過ぎた結果、国中で革命騒ぎが起きた{{Sfn|槍小説4巻|loc=七話 潜伏}}{{Sfn|槍小説4巻|loc=九話 内乱}}。
::; 尚文の村
::: ラフタリアの故郷ルロロナ村を尚文が霊亀討伐の報酬として授かり、復興させた村。物語中盤の拠点。
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:; シルトヴェルト
:: 北東に位置する亜人や獣人の国。ツメの勇者が所属していた国。夜行性の亜人/獣人も多く、ゼルトブルと並んで「眠らない国」とも呼ばれている。
:: 盾の勇者(先代盾の勇者の城野守)を信仰することによって建国した国。メルロマルクと長年戦争を続けてきており、メルロマルクとは逆に盾の勇者を神と崇める盾教が国教となっている。亜人至上主義であり人間を奴隷とし、そうではない人族も差別しているので、方向性が違うだけで本質的にはメルロマルクとは大差ない。また、伝承にわずかに出て来るためか、弓の勇者に対しては盾の勇者ほどではないが寛大となっている{{Sfn|小説14.5巻|loc=三話 盾の勇者とパレード}}。現在はメルロマルクに対して昔ほどの敵視はしていない。鎖国していたクテンロウと交易関係にあった。
:: かつての盾の勇者が多様性を重視する言葉を遺したため、様々な種類の亜人種族ごとに建築様式を変えており、野性的な雰囲気がある。
:: 血筋が重要視し、最上層にハクコ、アオタツ、シュサク、ゲンムという四神に似た亜人がいる。しかしハクコは過去の大戦の責任を負って勢力的に弱体化し、アオタツ種は過去のハクコ種が追い出したことで権力は低く、現在はシュサク、ゲンム種が仕切っている{{Sfn|槍小説2巻|loc=五話 シルドフリーデン}}。
:: 不遇な扱いを受けていた尚文を勧誘しようとしたが、極度の人間不信であった当時の尚文に断られていた。ジャラリスが倒されて以降は尚文に全面的に協力するようになり、仇敵のメルロマルクと連合軍を組むことになる。タクト一派の世界征服の際はメルロマルクと共に戦い勝利し、オルトクレイが考えを改めたこともあり、完全に過去の溝がなくなる。
:; クテンロウ
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:: スチームパンク風の近代化した街並みの国{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。古来より王族は四聖、七星勇者の血筋を取り入れる慣わしがあり、王族には勇者の末裔が多い。勇者に対して信仰心も厚く、国力も発言力もあり世界の中心とも言える国。タクトなどの転生者によって技術が一番発展しており、車や飛行船、銃器などがあり、路面の舗装もされている{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。四聖教によるものかメルロマルクよりも亜人と人間の扱いの差は無い。四聖教会と七星教会には勇者の生存と選定者が現れたことを証明するステンドグラスがある{{Sfn|小説16巻|loc=三話 天才}}。鞭のタクト、ツメのルハバート、槌、斧、投擲具5人の七星勇者を抱えているが、正確には各国へ援助・派遣をして、指示などをする連合軍のような体制をしている。
:: 王子であるタクトがクーデターを起こし、フォーブレイの王や自身の派閥以外の王族、ツメ、槌、斧、投擲具の勇者は殺害される。その後メルロマルクに戦争を仕掛けるがタクト一派が敗北したことで敗戦国となる。権力を失い、フォーブレイの王族の血を引くオルトクレイに支援を受けることとなる。
 
:; シルドフリーデン
:: 南東に位置する人間と亜人の国。槌の勇者が所属していた国。作中では一度も訪れたことがない。
:: シルトヴェルトの血筋重視に異を唱えた亜人たちによって建国した。設立して百年かそこらの新参の国で、国の歴史はシルトヴェルトと比べてとても浅い。シルトヴェルトからは下賎な種族が伝統な方針に従えず国を出て建国したとやや見下されている。国内で昔、人間と亜人で奴隷戦争を行い、表面上は差別が無い国となっている{{Sfn|槍小説2巻|loc=五話 シルドフリーデン}}。
:: 亜人であるアオタツ種の族長が国の指揮を執っていることもあり、『槍の勇者のやり直し』の尚文からは本当なのか怪しまれていた。
:: 現在の族長がタクトのハーレムメンバーのネリシェンであるため、フォーブレイの次に科学力がある。
:: タクト一派の世界征服に便乗するが、フォーブレイともに敗戦国となり、上層部で責任の擦り付け合いが行われる。信用を失い、尚文からは今後も金銭を請求され続けられるだろうと予想された。
:; 四聖教会、七星教会
:: 尚文たちの異世界で神格化された勇者を崇める宗教。このような宗教があるため、勇者を詐称した罪は極めて重いものとなっている。
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; 通常魔法
: 一般的に使用されている魔法。使用者の魔力の消費と詠唱によって発動する。下から順番に「ファスト」「ツヴァイト」「ドライファ」「リベレイション」の4つにランク分けされる。
: : 習得には魔法が秘められた魔法書と水晶玉で可能。魔法書での習得は魔力を感じることで読める魔法文字を覚える必要があるため難しいが、多くの魔法を覚えることができるようになり、威力を調整できる{{Sfn|小説5巻|loc=六話 カルミラ島}}。反対に水晶玉での習得は簡単だが、高価で水晶玉一つで魔法一つしか覚えることができず、威力が低く増減が難しい欠点がある{{Sfn|小説5巻|loc=六話 カルミラ島}}。
; 合唱魔法
: 術者同士が協力して唱えることで発動する魔法。
: 最低二人以上の数名必要で、一人で発動する通常魔法よりも強力な魔法{{Sfn|小説4巻|loc=アネコユサギ先生書下ろしこぼれ話}}。その半面、複雑で術者同士の息があっていないと発動できない。
; 儀式魔法
: 合唱魔法の上位の魔法。
: 数十名、数百名で唱える強力な魔法で、戦争の際によく使用されている{{Sfn|小説4巻|loc=アネコユサギ先生書下ろしこぼれ話}}。詠唱された範囲では転移スキルは使用できない。
; 魔術
: 絆たちの異世界の魔法で、尚文たちの異世界の通常魔法にあたる。
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: 尚文の異世界の亜人種。他の異世界にも亜人種は存在するが、作中で亜人はこの種族を指す場合が多い。
: 人間に似た外見をしているが、人とは異なる、主に動物の部位をもつ人種。様々な動物の種族が存在し、それぞれ名称が存在する。幼いころからLvを上げると比例して肉体が最も効率の良いように急成長する。その際、魔成長するための栄養を求めて飢餓状態になり、通常時の数倍の食事を必要とし、成長痛を起こす。Lvが下がると実年齢相応の姿に戻る。それらが魔物と共通する特徴であるため魔物と同一視される原因にもなっている。亜人の中には獣人の姿に変身する種族があり、変身することで能力が上がる。
; 獣人
: 尚文の異世界の亜人種。亜人よりさらに獣度合いが強い人種。それ以外は概ね亜人と同じ特性をもつ。人間や別種の亜人/獣人同士の結婚も可能。基本的に父方の種族が生まれるが、場合によっては何代か前に入った血が発現し別種族の特徴をもつ子供が生まれる例もある。またホルンが確認したところ未来の亜人/獣人はシャチ姉妹のサカマタ種以外のほとんどの種族に強化改造が施された形跡があることが判明している。
; スピリット(魂人)
: 絆の異世界の亜人種。幽霊や精神体に近い種族で、体が半透明になっている。生命力 (HP) や魔力、眷属器の勇者は魂力 (SP) といったエネルギー量で強さが変動されており、魔法やスキルを使うことで、生命力が減ってしまう。他のステータスもエネルギーに依存され、Lvが存在しない。その分、エネルギーが高く、普通の人間よりも防御力が高い。その特性のため、エネルギーを吸い取るソウルイーター系の武器や能力に弱く、さらに回復魔法の恩恵を受けづらい。ただし魂癒水を飲んだり、体にかけることで劇的に回復し、さらにより強くなる。絆の異世界には魂癒水が存在せず、エネルギーの回復手段が自然回復しかなかったため、魂癒水の存在を知った際はかなり驚いていた。霊体に近いため、シルディナが扱う神託で宿らせることができ、神託が使えるものにソウルイーターと同じ気配を感じ、本能的に苦手意識を持ってしまう。互いに合意の上で神託を行うと、エネルギーが消費するため負担がかかるものの、半透明ではなくなり、普通の人間のようになる。そして感覚が共有し、物の残留する意思を読み取れるようになり、さらに神託するものと憑依したスピリットとのLvが合わさり、力が強くなる{{Sfn|小説19巻|loc=一話 総本山訪問}}。
; ジュエル(晶人)
: 絆の異世界の亜人種。体に宝石が付いている。宝石の声を聴く能力があり、宝石から力を借りる宝石魔法を得意とする。宝石魔法を使用すると髪の色が変化する。
; フィロリアル
: 尚文の異世界に生息する羽毛に包まれたダチョウのような姿をした鳥型の魔物。走ることと車を牽くことが大好きで、野生種でも荷車を所有している個体がいる。過度な装飾は好まず、重くて牽き甲斐のある車が好き。異世界ではレース用、運搬用、食用など広く飼育され、専門の牧場も存在している。雑食で食欲旺盛。光り物を好む。グリフォンやドラゴンなど、他の騎乗可能生物と仲が悪い。空を飛ぶ種族もいたが、グリフィンを元に人間が改造した量産型の化け物によって絶滅した。
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: 尚文の異世界に誕生した新種の魔物。尚文の村で育成された魔物に、ラフちゃんが特殊なクラスアップを施したことで誕生する。見た目はラフちゃんそっくりの姿で、元の魔物とラフちゃんが合わさったような姿にも変化できる。鳴き声は「ラフー」、「タリ-」、「リアー」とラフタリアの名前に因んだものとなっている。魔物たちは尚文に可愛がられているラフちゃんを羨ましがっていたため、皆この姿になることを望んだ。魔物たちの要望とはいえ、尚文とラフちゃんによってやや強引に大量に生まれたため、ラフタリアは頭を悩ませることとなった。性格は元々尚文に懐いている魔物であったため、彼に従順で大人しく、そのため尚文やルフトはかなり気に入っている。
: 能力はラフタリアとラフちゃんと同じく幻覚魔法が使え、また元の魔物の特性も受け継がれている。異種変異のクラスアップによる後遺症もあったが、ラトによって軽減させている。
; ドラゴン
: ほとんどの異世界に存在する魔物。卵を温める温度を調整することで、ある程度性別を決められることができる。様々な魔物と交配することができ、ドラゴンと混ざった魔物が生まれやすい。縄張りから滅多に出ないが、生態系を簡単に狂わすため、汚染地域とも呼ばれている。魔物紋の登録は高度なものを施す必要がある。竜帝となるために、核石の欠片を本能的に欲しがる習性を持っている。
; バイオプラント
: 元々はとある錬金術師が研究していた植物の失敗作。メルロマルク南西にあるダンジョンに封印されていたが、飢饉にあえぐ村を救うという大義名分で元康がゲーム知識を基に解き放ってしまう{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}{{Sfn|小説2巻|loc=十五話 封印された理由}}。極めて変異しやすく、魔物化してあっという間に村その物を埋め尽くすほど繁殖して人間まで侵食する{{Sfn|小説1巻|loc=番外編 槍の勇者の道化道}}。尚文が盾の技能で変異性を下げたことで枝には赤いトマトのような実が生り、根からも芋のようなものが安全に実り、村の名産となった{{Sfn|小説2巻|loc=十七話 品種改良}}{{Sfn|小説6巻|loc=十一話 ――の使い魔}}。繁殖力だけは変わっておらず、定期的に伐採する必要がある。尚文の村でも食糧確保のために栽培される{{Sfn|小説10巻|loc=七話 バイオプラントの運用}}。汎用性が高く、ラトティルが来てからは様々な実験がされ、家屋にもなる「キャンピングプラント」、さらにホルンによって、パンが実る木も生まれた{{Sfn|小説12巻|loc=三話 フィロリアルとドラゴン}}。
: 絆の異世界でも使用でき、尚文や絆は無限迷宮でその繁殖力を利用し、脱出に成功させている{{Sfn|小説8巻|loc=二話 脱出}}。
: 『槍の勇者のやり直し』では、メルロマルク編で、波によって減少傾向にあった食料増産に活用されている。種は生産用と配布用に分けられており、配布用は人々を見極める目的で適度に世話をしないと枯れるように調整されている{{Sfn|槍小説3巻|loc=十二話 怠惰の種}}。
; 厄災の波
: 世界を破滅へと導くとされる厄災。作中では主に「'''波'''」と呼ばれている。
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; 龍刻の砂時計
: 波が起こる時期を伝える巨大な砂時計。街中や人里離れた地域など様々な場所に存在している。それぞれに地域の区分があり、砂時計の赤い砂が落ち切るとその地域で波が発生する{{Sfn|小説1巻|loc=十九話 龍刻の砂時計}}。勇者は砂時計に登録すると、デジタル時計が視界に出現し、いつ波が起こるかわかるようになり、砂が落ちきり、時間が00:00となると勇者と人員として登録した者、その者たちの所有物は波が発生した場所に転移する。
: またLvの上限を突破するクラスアップをする場所でもある。異世界ごとに違いがあるが、勇者ではない者は得られるLvに限度があり、この儀式を行うことでさらにLvを上げられるようになる。異世界ごとに機能が異なっているらしく、尚文の異世界では、Lv上げのやり直しや罪人の処罰のために、Lv1に戻すレベルリセットが行うことができる{{Efn2|レベルリセットを行うと普通は多少身体が重くなる程度だが、パワーレベリングでレベルを上げてそれに胡坐をかいていた者などはまともに身動きも取れなくなる。}}。絆の異世界では一般冒険者のドロップの確認と転移スキルの転移地点となっているが、方法がわかってないのかレベルリセットができない。重要な物であるため、国に管理されている砂時計は国ごとに使用の制限がある。
; 波の尖兵
: 「神を僭称する存在」によって見出され、異世界を荒らすために日本から異世界に送り込まれた者たち。そのほとんどは男性で、自分が一番と考え、自分の欲望や利益のためだけに非道なことを平然と行い、強ければ正しいと思っている自己中心的な性格。ハーレム志向が強く、顔の良い異性を好み、多くの取り巻きたちが存在する。
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== 既刊一覧 ==
=== 小説 ===
* アネコユサギ(著) / 弥南せいら(イラスト) 『盾の勇者の成り上がり』 KADOKAWA〈MFブックス〉、既刊22巻(2019年6月25日現在)
*# 2013年8月31日初版第一刷発行(8月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301401000959/ |title=盾の勇者の成り上がり 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066490-3}}
*# 2013年10月31日初版第一刷発行(10月25日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301308001076/ |title=盾の勇者の成り上がり 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066049-3}}
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*# 2019年2月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000116/ |title=盾の勇者の成り上がり 21 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-065546-8}}
*# 2019年6月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000762/ |title=盾の勇者の成り上がり 22 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-065839-1}}
* アネコユサギ(著) / 弥南せいら(イラスト) 『槍の勇者のやり直し』 KADOKAWA〈MFブックス〉、既刊4巻(2023年9月25日現在)
*# 2017年9月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000365/ |title=槍の勇者のやり直し 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069502-0}}
*# 2017年11月25日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321708000433/ |title=槍の勇者のやり直し 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069588-4}}
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=== 漫画 ===
* アネコユサギ(著) / 弥南せいら(イラスト) / 藍屋球(作画) 『盾の勇者の成り上がり』 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉、既刊25巻(2024年4月23日現在)
*# 2014年6月30日初版第一刷発行(6月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301404001260/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066593-1}}
*# 2014年10月31日初版第一刷発行(10月31日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/301408000825/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-066883-3}}
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*# 2023年11月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322302000593/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 24 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-11-22}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-683042-5}}
*# 2024年4月23日初版第一刷発行(同日発売<ref name="comic25">{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000139/ |title=盾の勇者の成り上がり(漫画) 25 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2024-04-23}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-683504-8}}
* アネコユサギ(原作) / 弥南せいら(キャラクター原案) / にぃと(作画) 『槍の勇者のやり直し』 KADOKAWA〈MFC〉、全11巻
*# 2017年12月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000673/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069525-9}}
*# 2018年3月22日初版第一刷発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321711000626/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-069781-9}}
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*# 2022年8月20日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001276/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 10 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-08-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-681525-5}}
*# 2023年3月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322211000270/ |title=槍の勇者のやり直し(漫画) 11 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-03-23}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682255-0}}
* アネコユサギ(原作) / 弥南せいら(キャラクター原案) / 赤樫(作画) 『盾の勇者のとある一日』 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉、全3巻
*# 2019年3月27日初版発行(同日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000775/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>)、{{ISBN2|978-4-04-912431-6}}
*# 2019年12月26日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000444/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-01-13}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-912922-9}}
*# 2020年8月26日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000454/ |title=盾の勇者のとある一日(漫画) 3 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2022-01-13}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-913351-6}}
* アネコユサギ(原作) / 弥南せいら(キャラクター原案) / 赤野天道(作画) 『盾の勇者のおしながき』 KADOKAWA〈MFC〉、全7巻
*# 2020年2月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000836/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 1 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-064199-7}}
*# 2020年9月23日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322005000267/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 2 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2021-06-20}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-064908-5}}
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*# 2023年2月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322210000434/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 6 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-02-22}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682143-0}}
*# 2023年9月22日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000521/ |title=盾の勇者のおしながき(漫画) 7 |publisher=KADOKAWA |accessdate=2023-09-22}}</ref>、{{ISBN2|978-4-04-682803-3}}
* アネコユサギ(原作) / 弥南せいら(キャラクター原案) / 城咲綾(作画) / 錬金王(シナリオ) 『盾の勇者の成り上がり〜ガールズサイドストーリー〜』 フロンティアワークス〈FWコミックス〉、全3巻
*# 2022年4月18日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://fwcomics.jp/books/about_tategcomic1/ |title=盾の勇者の成り上がり〜ガールズサイドストーリー〜 1 |work=FWコミックス |accessdate=2022-04-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-86657-543-8}}
*# 2022年12月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://fwcomics.jp/books/about_tategcomic2/ |title=盾の勇者の成り上がり〜ガールズサイドストーリー〜 2 |work=FWコミックス |accessdate=2022-04-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-86657-606-0}}
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=== 客演作品 ===
{{節スタブ|date=2020年12月}}
いずれも期間限定。
*[[クラッシュフィーバー]](2019年5月開催)
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*[[痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。#ゲーム|痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。〜らいんうぉーず!〜]](2020年5月開催)
* [[オーバーロード (小説)#ゲーム|MASS FOR THE DEAD]](2020年11月開催)
{{節スタブ}}
 
== パチスロ ==
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{{Notelist2|45em}}
=== 出典 ===
{{Reflist|35em2}}
; Web版([[小説家になろう]])からの出典
{{Reflist|group="Web"|23em|refs=
1,113 ⟶ 1,210行目:
* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2017-11-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第2巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069588-4|ref={{SfnRef|槍小説2巻}} }}
* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2018-07-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第3巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069805-2|ref={{SfnRef|槍小説3巻}} }}
* {{Cite book|和書|author=アネコユサギ|date=2023-09-25|title=槍の勇者のやり直し|volume=第4巻|publisher=KADOKAWA|series=MFブックス|isbn=978-4-04-069805-2|ref={{SfnRef|槍小説4巻}} }}
 
=== 漫画 ===
1,150 ⟶ 1,248行目:
 
{{デフォルトソート:たてのゆうしやのなりあかり}}
[[Category:異世界への転生・転移を題材とした作品]]
[[Category:2012年の小説]]
[[Category:MFブックス]]
[[Category:小説家になろうの小説]]
[[Category:日本のファンタジー小説MFブックス]]
[[Category:日本のファンタジー小説のシリーズ]]
[[Category:ハイファンタジー小説]]
[[Category:異世界への転生・転移を題材とした作品]]
[[Category:漫画作品 た|てのゆうしやのなりあかり]]
[[Category:2014年の漫画]]
[[Category:コミックフラッパー]]
[[Category:ライトノベルを原作とする漫画作品]]
[[Category:ハイファンタジー漫画]]
[[Category:日本の舞台作品]]
[[Category:2020年の舞台作品]]
[[Category:日本の小説を原作とする舞台作品]]