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松田聖子

日本の女性歌手、女優、元アイドル (1962-)

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松田 聖子(まつだ せいこ、本名:神田法子(かんだのりこ)、1962年3月10日 - )は日本歌手女優である。所属事務所ファンティック福岡県久留米市荒木町出身。身長160cm。体重42kg。血液型A型。(身長・体重は公式サイト08.12.25のデータより)

松田聖子
出生名 蒲池法子
生誕 (1962-03-10) 1962年3月10日(62歳)
出身地 日本の旗 日本福岡県久留米市
学歴 久留米信愛女学院高等学校堀越高等学校卒業
ジャンル アイドル歌謡曲
職業 シンガーソングライター女優
活動期間 1980年 - 現在
事務所 ファンティック

概要

1980年代を代表するアイドル

松田聖子は1980年代を代表するアイドル歌手の1人であった。1970年代を代表するアイドルだった山口百恵が引退した1980年に、「サンデーズ」より「裸足の季節」でレコードデビュー。間もなくヒット曲を連発し、髪型や生き方に関しても話題を集めた。大宅壮一文庫創設以来の人名索引総合ランキングでは「松田聖子」が1位(2007年2月)となっており、「日本の雑誌にもっとも頻繁に登場した著名人」とされている。(参考:2位「長嶋茂雄」3位「田中角栄」4位「山口百恵」5位「皇太子(浩宮)」12位「中森明菜」)。

アイドル歌手としての松田聖子

歌手としては1980年の「風は秋色」から1988年の「旅立ちはフリージア」まで24曲連続でオリコンシングルチャート1位を獲得。

楽曲の制作に錚々たるメンバー(松本隆財津和夫呉田軽穂(松任谷由実)大瀧詠一大村雅朗細野晴臣南佳孝尾崎亜美矢野顕子佐野元春玉置浩二など)が関与していたのもさることながら、「キャンディ・ボイス」といわれる松田聖子ならではの歌声と表現力が多くの人を魅了してきた。   他に、大江千里小室哲哉土橋安騎夫、 奥居香(現:岸谷香)、いまみちともたか(チャックムートン名義)、米米クラブといった当時のソニー系若手ミュージシャンたちも作曲に起用されている。

アイドル時代の人気は圧倒的であり、様々な伝説を残した。当時の人気の高さを端的に示す言葉としては「聖子ちゃんカット」と「ぶりっ子」が挙げられる。聖子ちゃんカットとはその名の通り、彼女の髪型を真似た髪型であり、当時の女性の間で大流行した。そればかりか、当時の女性アイドルの写真を今見返すと、どれも多かれ少なかれ松田聖子の影響を受けた髪型やファッションとなっているのがわかる。「ぶりっ子」とは、当時の人気漫才コンビの春やすこ・けいこ山田邦子が、聖子が意識的に自分を可愛く見せようとしていることを揶揄して流行らせた言葉であり、当時の流行語にまでなった(詳細は本項の#エピソードの節、及びぶりっ子の項目を参照)。

1985年俳優神田正輝と結婚し、一時休業するが間もなく復帰。現在も歌手としての活動を続けている(神田正輝との間にもうけた長女はSAYAKA(現:神田沙也加)として歌手デビューしており、現在はミュージカルや舞台女優として活動)。

音楽家としての松田聖子

1990年代に入ると、作詞、作曲やアルバムのプロデュースにも自ら取り組むようになり、アイドル歌手ではなく、いわゆる「アーティスト」、もといシンガーソングライターとしての活動を展開してゆく。幼少時からピアノを習うなど、もともと音楽家としての基礎的な訓練を受けていたことが、彼女の1990年代以降の活動の下地となったと思われる。作詞、作曲に関してはアイドル時代から手がけており、アルバム『ユートピア』では「小さなラブソング」を作詞、アルバム『Canary』で同名曲を作曲したのをはじめ、「とんがり屋根の花屋さん」、「時間旅行」などの曲を作曲している。

1990年代のアルバム『1992 ヌーベルバーグ』から『FOREVER』までの6枚はセルフ・プロデュース、全曲作詞作曲が基本となり、シングル曲でも「きっと、また逢える…」「大切なあなた」「輝いた季節へ旅立とう」「さよならの瞬間」などをヒットさせる。特に、1996年発表の「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」は、彼女自身シングルで初めてミリオンセラー(100万枚突破)を記録し、現時点で最大のヒット曲となった。また、この時期には「私だけの天使〜Angel〜/あなたのその胸に」(1997年)など、長女への母性愛をテーマとした楽曲もいくつか発表している。

作詞家としては、極めて個人的な感情を赤裸々にさらけ出す歌詞、あるいは非常に前向きな歌詞を書くことが多い。その一方、作曲家としては長調の曲を好む傾向がある。また、最大のヒット曲「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」が典型であるが、同主調平行調、あるいは属調下属調などの近親転調をアクセントに使うことが多い。

また松田聖子は『ディナーショーの女王』として知られ、そのチケットは女性歌手の中では最も値段が高い部類に入る。東京のグランドプリンスホテル新高輪ホテルニューオータニ大阪の48,000円のチケットは即日完売で、名古屋会場では4人セットで220,000円という価格のものも存在するほどである。

松田聖子的生き方

最初はアイドル歌手、そして音楽家として活動を続ける松田聖子であるが、デビューから四半世紀を過ぎ、結婚、出産、二度に渡る離婚を経てもなお、「アイドル」というスタンスを保ち続けている稀有な存在である。

2007年4月9日、「松田聖子的生き方」とそれに共感する同世代の女性たちに焦点を当てたドキュメンタリー番組、NHKスペシャル『松田聖子 女性の時代の物語』が放送され、放送後も朝日新聞天声人語(4月15日付)にも取り上げられるなど話題を呼んだ。同番組によれば、現在ファンの中心となっているのは「雇用機会均等法」世代の30代〜40代の女性であり、女性ファンの多さは「松田聖子的生き方」に共感する者が増えたためであるとしている。

一方で、嫌いな女性著名人のアンケートで上位になることも多かった。週刊誌SPA!』では「1998年度の男が許せない女」1位、週刊文春では「2005年度女が選ぶ嫌いな女」5位となった。

また、著名人にも熱狂的なファンを持っており松たか子高嶋ちさ子田村ゆかり中川翔子(母親もファン)、森永卓郎山咲トオル平井堅角田信朗YOU (タレント)藤井隆はるな愛米良美一が松田聖子ファンである事を公言している。

略歴

3月10日福岡県久留米市荒木町に、柳川市出身で公務員厚生省事務官)の父親と、八女市農家出身の母親の長女として生まれる。8歳年上の兄がいる。実兄はかつてラリードライバーとして有名であった。
高校1年の時、「CBSソニー」主催の『ミス・セブンティーンコンテスト』九州地区大会に桜田淳子の「気まぐれヴィーナス」を吹き込んだテープを送り合格し、九州地区大会で優勝。全国大会に進もうとした際に両親に反対され辞退するが、九州地区で優勝した聖子の歌声を聴いて「この子は絶対に売れる」と確信したCBSソニー制作部・若松宗雄にスカウトされる。
高校3年の時に「サンミュージックプロダクション」に所属。歌手デビューのため上京し、堀越高等学校に転校。日本テレビ系ドラマ『おだいじに』に「松田聖子」役で出演。この時の役名が親しみやすいとしてその後の芸名となる[1]
1月からニッポン放送ザ・パンチ・パンチ・パンチ』にDJとしてレギュラー出演。
3月 堀越高等学校卒業。NHKレッツゴーヤング」にサンデーズのメンバーとしてレギュラー出演。
4月1日、「裸足の季節」で歌手デビュー。デビュー当時のキャッチフレーズ(※特に1980年代の女性アイドルには、必ずといっていいほどキャッチフレーズが付いていた)は、「抱きしめたい! ミス・ソニー」。
女性アイドルとして、多数の新人賞を獲得。また「聖子ちゃんカット」と呼ばれる独特のヘアスタイルが全国の女の子の間で大流行した。「ブロマイド」の年間売上でトップに輝く。
4月28日、「裸足の季節」で、フジテレビ「夜のヒットスタジオ」に初登場。この番組でデビュー1ヶ月以内に新人が初登場を果たしたケースは少なく新人にとりこの番組に出演することは「歌手としての第一のステータス」と見なされていたが、このデビュー曲が後述のように提供スポンサー・資生堂のCMソングであったこと、所属事務所が当時番組常連歌手(桜田淳子都はるみら)を多く擁していたサン・ミュージックであったこと、また歌手として将来性の高さ(初登場時、山口百恵引退後のアイドル界を背負って立つ人材との期待の下に「ポスト百恵」という位置づけで紹介された)を総合勘案して、デビューから28日目という早さでの初登場となった。ちなみに同番組への初登場例としては、番組と強いパイプを持っていたバーニングプロダクション石野真子がデビューからたった2日目で登場した例(1978年3月27日放送)がある。
7月3日、「裸足の季節」で、TBSザ・ベストテン』の「スポットライト」コーナーに初登場(11位)。
8月14日、「青い珊瑚礁」で、TBS「ザ・ベストテン」に初ランクイン(8位)。
9月18日、「青い珊瑚礁」で、TBS「ザ・ベストテン」の第一位を初めて獲得。
8月13日、「白いパラソル」が、TBS「ザ・ベストテン」で番組史上初となる「初登場第一位」を獲得(9072点)。
11月17日、「SWEET MEMORIES」(9位、6796点)と「瞳はダイアモンド」(2位、8199点)が、TBS「ザ・ベストテン」で番組史上初となる「二曲同時初登場」を記録。
父親が公務員を定年退職したことを機に両親を九州から呼び、以降、両親と共に暮らす。
『ドレミファドン』のアンケートで、若い男性にとっては「結婚したい女性」のNo.1となる。
1月、交際を公にしていた歌手・郷ひろみと破局(郷が聖子に専業主婦になる事を求めたが、聖子は歌手を続けたかったことが原因とされる)。その5ヶ月後の6月24日、映画『カリブ・愛のシンフォニー』(メキシコロケ)で共演した神田正輝サレジオ教会で結婚。二人の結婚は、世紀の結婚をもじって「聖輝の結婚」と呼ばれた。結婚式披露宴の独占放送権を獲得したテレビ朝日は、約10時間にわたりこの模様を放送。ゴールデンタイムの平均視聴率は34.9%(ビデオリサーチ・関東地区)を記録した。
後にSAYAKAとして歌手デビューする長女・沙也加を出産。結婚・出産を経てもアイドル人気は衰えず、“ママになったアイドル”という意味の「ママドル」と呼ばれる。
東京都目黒区自由が丘に現在も営業中のブティック「フローレス・セイコ」をオープン。
サンミュージックから独立し、個人オフィスの「ファンティック」を設立。
1985年頃から明らかにしていた米国進出のため、全米デビューアルバム『Seiko』を発売。米国での歌手活動のため、しばらくニューヨークに住む。元恋人を名乗る外国人による暴露本が出版され、便乗本や報道が相次ぐこととなる。スキャンダル報道を通じて、「永遠の少女」とは異なる「大人の女」のイメージも定着していく。
再び全米進出を目指すため、デビュー以来所属したソニーレコードを離れ、「ユニバーサルミュージック」に移籍する。
5月には米誌「BIKINI」でヌードを披露。
日本での移籍第1弾シングル「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」が8年ぶりのオリコンシングルチャート1位、売り上げ110万枚とミリオンセラーを突:破し、自身最大のヒットとなり、この頃が結婚後のピークであった。
1月に神田正輝と離婚。離婚のニュースは、芸能報道を越えて各局とも一般ニュース枠でも報じ、号外が出された。
12月、父親が死去(葬儀は、菩提寺である柳川市良清寺で行われた)。
5月に6歳年下の歯科医と交際2か月で結婚。会った瞬間「ビビビッと来た」というコメントが流行語になる。
9月にかつての恋人で劇的な別れをした郷ひろみとのデュエット曲「True Love Story」の話があり受諾、発表し世間の度肝を抜く。12月に歯科医と離婚。
ソニー・ミュージックエンタテインメントに復帰。
この年から2003年まで、大阪城ホールにおいて年末のカウントダウン・ライブを行う。BS中継もされた。
約3年ぶりのオリジナルアルバム『Sunshine』が、7月21日付のオリコンアルバムチャートで初登場6位を獲得。アルバムトップテン入りは通算39作目となり、女性アーティストでは松任谷由実に並ぶ歴代1位に輝いた(その後松任谷由実が記録を更新したため現在は歴代2位)。
10年ぶりに出演(障害児童の母親役)したテレビ・ドラマ『たったひとつのたからもの』(日本テレビ)が関東地区で平均30.1%、関西地区で平均23.6%(ビデオリサーチ調べ)という高視聴率となる。
6月5日のさいたまスーパーアリーナを初日に、歌手活動25周年にあたる全国ツァー『fairy』を開始。台湾のファンからの強い要請に応えて、8月20日、最終公演を台湾の新荘市で行う。5000人の観客から熱烈に歓迎され、中国語でも歌った。
7月31日付オリコン・アルバムチャートで10万円の74枚組CDボックス『Seiko Matsuda』を96位にランクインさせた。ちなみにこのボックス・セットは週間売り上げ金額で2億1500万円を記録し、2位の『Beautiful Song -ココロ デ キク ウタ-』(9300万円)を2倍以上引き離していた。また、これまで、アルバムでチャートイン(トップ300)した最高額作品は、1989年8月の美空ひばりの6万円の35枚組『今日の我に明日は勝つ』(9位)だったが、松田聖子はこの記録を16年11ヶ月ぶりに更新したのである。その後、当初の発売予定の1万セットを完売し、売り上げだけで約10億円となる。
松田聖子を取り上げたドキュメンタリー『松田聖子〜女性の時代の物語』(NHK総合)が放映される。視聴率は9.3%(ただし同放送の平均視聴率は5〜6%前後とされる:ビデオリサーチ調べ)だった。3月、歌手活動について古巣の「サンミュージック」と業務提携契約を締結。
11月20日、沖縄で24年ぶりの公演(ディナーショー)。

エピソード

  • 生家は九州柳川城の城主だった蒲池氏第十六代目蒲池鑑盛(蒲池宗雪)の子孫に当たり、江戸時代柳川藩家老格だった旧家[2]。(詳しくは「蒲池氏#子孫たち」を参照
  • 旧姓「蒲池」という名字が同じであるZARD坂井泉水とは、坂井本人あるいは父が久留米出身とされ、従姉妹ではないかと噂が立ったことがある。遠い先祖が同じだった可能性があるが、その場合でも江戸時代以前には分かれているとされ、現在の民法では親戚とは言えない。
  • 1997年の神田正輝との離婚の際に蒲池姓に戻らず、婚氏続称を選んでおり、民法上、離婚後も姓は神田である。理由は、娘神田沙也加の姓が学業の途中から変わることを避け、また娘と同じ苗字にしたいという親心から。しかし神田姓はそのような緊急避難的要因があり、現実には旧姓の蒲池法子との併用がなされているようである。
  • 中学生の時はテニス部に所属していた。
  • 高校時代(久留米信愛女学院)は、明るく快活な横顔の女の子だった。
  • 高校1年の時に雑誌で「歌の大会に優勝したら、アメリカ西海岸のディズニーランドにご招待」という記事を読み、大好きなミッキーマウスに会えることからその大会への出場を決める。
  • 歌手志望を口にし両親を説得するにあたり、母親は最初は半信半疑ながらも仕方なく同意。しかし公務員で厳格な父親は娘の芸能界入りには猛反対であり、父親の説得に約1年半を要した。そのため松田聖子のデビューはアイドルとしてはやや遅い(女優デビューは高校3年時、歌手デビューは高校卒業後)。
  • オーデションを受けに来た聖子について、「サンミュージック」の当時の社長、相澤秀禎は田舎から上京してきたたばかりという垢抜けず爽やかでもないという印象を持ち、男性スタッフも同様に興味を持たなかったが、音楽プロデューサーとして信用していた女性スタッフが聖子を熱烈に推したことで「サンミュージック」に入り、デビューすることとなったという[1]
  • デビュー曲「裸足の季節」は資生堂の若年層向け洗顔料「エクボ」のCMソングとして起用されたが、聖子は頬にエクボができないため、CMの映像に出演したのは別のタレント(山田由紀子)だった(相澤社長は松田聖子にビジュアル的な面を期待しておらず、もっぱら歌だけでやっていこうと考えていたためCM出演させなかったと語っている[1])。聖子の歌声はCMで頻繁に流れたものの、顔と名前の浸透度が低く、映像に登場した山田と二人で行ったサイン会でも、自分の前には誰も並ばず「あの娘は誰?」という目で見られ悔しい思いをしたと、後に発言している。それから間もなくして聖子の人気が沸騰し、立場は完全に入れ替わった。
  • デビュー後の人気沸騰に伴う殺人的スケジュールの影響か、喉を痛めたと見る向きも多い。デビュー直後の数曲は声を張りパワフルに歌い上げているが、1981年あたりからややかすれた声質に変わり、可憐さを強調するようなしっとりとした歌唱になっている。
  • この頃の映像(特番等での過去の映像)を見る限りでは目元ははっきりとした一重であるが 、いつの頃からか目元が二重に変わっている。整形によるものか、化粧によるものかは不明である。
  • 意識して可愛い子ぶるという見方から「ぶりっ子」と評する声もあったが、聖子本人は、ラジオのDJなどでは正反対のサバサバしたくだけた横顔も見せていた。ただしラジオでのサバサバした態度と、テレビでの可愛らしい態度とのギャップが、さらに「ぶりっ子」扱いを呼んだ可能性もある。当時の事務所の社長であった相澤秀禎は今ファンが欲しているものは何かをその場で判断して、それにあった雰囲気作りをする聖子の頭の回転のよさと行動力を評価しており、持ち前の声の良さとプロ根性と共にその「巧妙な自己演出」が松田聖子という歌手を完成させたと語っている[1]
  • 1980年代には聖子の髪型を真似た「聖子ちゃんカット」が女性の間で大流行した。しかし、実際は彼女自身はデビュー年の1980年から1981年までの2年間しかこの聖子ちゃんカットはしていない。その後デビューしたアイドル達(花の82年デビュー組と言われる小泉今日子、松本伊代、早見優…など)も皆この聖子ちゃんカットをしていたが、聖子自身はそんな「聖子ちゃんカット」大流行真っ只中の1982年の年明けとともに髪をばっさりショートカットにしている。このショートカットに関しては男性ファンからは賛否様々だったが、当時発売された「赤いスイートピー」の曲のイメージと突如潔くばっさり切られたショートカットで新たな松田聖子像を作りあげ、ここから女性ファンが更に増えた。それまで女性からは「ぶりっ子」と叩かれることが多く、コンサートでは男性客が9割を占めていた聖子だったが、この頃から女性客が7割近くを占めるようになった。当時聖子がショートカットにしたことでその後追随する後輩アイドルたちもまたこぞってショートカットに変え、今度はアイドルたちにショートカットブームが来ることになる。ちなみに「ソバージュ」とよばれる1980年代後期から1990年代まで世間で広く流行り続けたカーリーヘアーも1983年末、まだ日本では全くそのスタイル名も聞き慣れない頃に、聖子が一早くその髪型でTVに登場して披露、紹介しこのヘアスタイルの名前が一気に広まっていくことになる。
  • 現在では聖子の随一の代表作となっている「SWEET MEMORIES」であるが、シングル発売当時は、「ガラスの林檎」のB面で、サントリーのCM曲であった。しかし、発売から約2ヵ月後にフジテレビ系『夜のヒットスタジオ』でテレビ番組では初めてこの曲をフルコーラスで披露したところ、この曲にもスポットライトが当たるようになり、後に映画の主題歌にも。現在では彼女のファン如何を問わず、「1980年代の邦楽界を代表する名曲」として広く支持されるに至っている。
  • 1980前半の全盛期を迎えていた頃、ジャイアント馬場との初対面に馬場から「俺は水戸黄門しか見ないから知らない」と言われた頃がある。ジャイアント馬場との仲は良くないそうだ。
  • 1983年から1984年にかけて、ソニーが発売した独自規格のパソコンSMC-777」、「SMC-777C」及びMSXパソコン「HB-55」のイメージキャラクターとなり、CMにも登場。
  • 近年ではかつてアイドルであった子持ちの女性タレントを示す言葉として頻繁に使用されている「ママドル」という言葉だが、最初に使われ始めたのは聖子が出産して以降の事であり、元々は聖子の事を指し示す言葉であった。今日のママドルは「アイドルだったママ」であり、アイドルとしてのスタンスを保っている訳ではないが、松田聖子の場合は「ママであるアイドル」であり、母になってもアイドル歌手というスタンスを維持し続けた。この点は今日のママドルとは大きく異なる点であり、本当の意味でのママドルは未だに聖子ただ一人と言うこともできるだろう。
  • 天使の持つ無垢性、純粋さを好み、コンサートなどでは天使の羽根のついたコスチュームをすることも多い。
  • 経営するブティックの店名の『フローレス・セイコ』のフローレス(Flawless)とは『(宝石などが)傷のない、完璧な』という意味で、ダイヤモンドの最高級を表す。
  • 1990年のアメリカでの歌手デビューのために徹底的に英語を学び、CNNのインタビューその他で堪能な英会話力を示し、また2005年の台湾におけるコンサートなどでは北京語も披露している。
  • 1990年代後半は全米デビュー以外にもハリウッドデビューも考えており積極的にオーディションを受け、幾つか端役も得ている。1999年に公開されたキルスティン・ダンスト主演の『わたしが美しくなった100の秘密』という青春コメディーの怪作にて、ストーリーに無関係の冒頭のアジア人家族の娘役として登場。
  • 愛知県で放送している質屋のCMに『松田聖子のそっくりさん(その名もまねだ聖子)』が出演している。本人がこのことを知っているかどうかは不明。
  • 2003年11月、兄が卒業した久留米大学附設高等学校同窓会東京支部の総会に私人としてノーギャラで、旧姓の蒲池法子でゲスト出演する。子供の頃から兄とは仲が良い。ちょっといい話
  • 2006年5月19日放送の『ぐるぐるナインティナイン』の『ゴチになります!7』にVIPチャレンジャーとして登場し、レギュラー陣を抑えて第1位を獲得。しかもニアピン賞付きで5万円を獲得する快挙を達成。
  • 2001年から2005年ごろ娘の神田沙也加との歌番組やバラエティー番組共演が多かったが、娘との絶縁騒動を起こした2005年以降は自身の旧来ファンである著名人との共演が多くなっている。以下のとおり。

音楽

シングル

  1. 裸足の季節1980年4月1日)
  2. 青い珊瑚礁(1980年7月1日)
  3. 風は秋色/Eighteen(1980年10月1日)
  4. チェリーブラッサム1981年1月21日)
  5. 夏の扉(1981年4月21日)
  6. 白いパラソル(1981年7月21日)
  7. 風立ちぬ(1981年10月7日)
  8. 赤いスイートピー1982年1月21日)
  9. 渚のバルコニー(1982年4月21日)
  10. 小麦色のマーメイド(1982年7月21日)
  11. 野ばらのエチュード(1982年10月21日)
  12. 秘密の花園1983年2月3日)
  13. 天国のキッス(1983年4月27日)
  14. ガラスの林檎/SWEET MEMORIES(1983月8月1日)
  15. 瞳はダイアモンド/蒼いフォトグラフ(1983年10月28日)
  16. Rock'n Rouge1984年2月1日)
  17. 時間の国のアリス(1984年5月10日)
  18. ピンクのモーツァルト(1984年8月1日)
  19. ハートのイアリング(1984年11月1日)
  20. 天使のウィンク1985年1月30日)
  21. ボーイの季節(1985年5月9日)
  22. DANCING SHOES(1985年6月24日)
  23. Strawberry Time1987年4月22日)
  24. Pearl-White Eve(1987年11月6日)
  25. Marrakech〜マラケッシュ〜1988年4月14日)
  26. 旅立ちはフリージア(1988年9月7日)
  27. Precious Heart1989年11月15日)
  28. THE RIGHT COMBINATION1990年7月15日)
  29. ALL THE WAY TO HEAVEN(1990年) イギリスのみ発売
  30. who's that boy (1990年) アメリカのみ発売
    • 作詞:Randy Goodrum・Gllen Ballard、作曲:Randy Goodrum・Gllen Ballard、編曲:Ed Terry・Jellybean
    • ※Seiko名義でリリース
  31. We Are Love(1990年11月21日)
  32. きっと、また逢える…1992年2月5日)
  33. あなたのすべてになりたい/Shinin' Shinin'(1992年8月1日)
  34. 大切なあなた1993年4月21日)
  35. A Touch of Destiny(1993年5月21日)
  36. かこわれて、愛jing(1993年11月10日)
  37. もう一度、初めから1994年5月11日)
  38. 輝いた季節へ旅立とう(1994年12月1日)
  39. 素敵にOnce Again1995年4月21日)
  40. あなたに逢いたくて〜Missing You〜/明日へと駆け出してゆこう
  41. Let's Talk About It(1996年4月24日) 日本では未発売
    • 作詞:Robbie Nevil・Seiko、作曲:Robbie Nevil・Seiko、編曲:Robbie Nevil
    • ※Seiko名義でリリース
  42. I'll Be There For You(1996年5月17日)
  43. さよならの瞬間(1996年11月18日)
  44. Good For You(1996年12月10日) 日本では未発売
    • 作詞:Steve Dubin・Robbie Nevil、作曲:Steve Dubin・Robbie Nevil、編曲:Robbie Nevil
    • ※Seiko名義でリリース
  45. 私だけの天使〜Angel〜/あなたのその胸に1997年4月23日)
  46. Gone with the rain(1997年12月3日)
  47. 恋する想い〜Fall in love〜1998年6月17日)
  48. Touch the LOVE(1998年11月26日)
  49. 哀しみのボート1999年10月27日)
  50. 20th Party2000年5月17日)
  51. 上海ラヴソング(2000年6月7日)
  52. Unseasonable Shore(2000年6月14日)
  53. True Love Story/さよならのKISSは忘れない(2000年9月27日)
  54. The Sound of Fire(2000年11月29日)
  55. あなたしか見えない2001年6月20日)
  56. 愛♥愛〜100%♥Pure Love〜(2001年11月14日)
  57. 素敵な明日2002年6月5日)
  58. all to you(2002年) 日本では未発売
    • 作詞:Seiko・Jez Colin・Robbie Nevil、作曲:Seiko・Jez Colin・Robbie Nevil、編曲:Jez Colin・Robbie Nevil
    • ※Seiko名義でリリース
  59. just for tonight(2002年) 日本では未発売
    • 作詞:Jez Colin・Robbie Nevil、作曲:Jez Colin・Robbie Nevil、編曲:Jez Colin・Robbie Nevil
    • ※Seiko名義でリリース
  60. Call me2003年6月4日)
  61. 逢いたい2004年5月26日)
  62. Smile on me(2004年7月7日)
  63. 永遠さえ感じた夜2005年2月2日)
  64. I'll fall in love(2005年8月24日)
  65. しあわせな気持ち(2005年9月21日)
  66. bless you2006年4月26日)
  67. WE ARE.(2006年5月24日)
  68. 涙がただこぼれるだけ2007年5月23日)
  69. 真夏の夜の夢(2007年8月1日)
  70. クリスマスの夜(2007年11月21日)
  71. 花びら舞う季節に2008年3月19日
  72. Love is all2008年6月25日
  73. あの輝いた季節2008年10月22日

オリジナルアルバム

  1. SQUALL(1980年8月1日)
  2. North Wind(1980年12月1日)
  3. Silhouette 〜シルエット〜(1981年5月21日)
  4. 風立ちぬ(1981年10月21日)
  5. Pineapple(1982年5月21日)
  6. Candy(1982年11月10日)
  7. ユートピア(1983年6月1日)
  8. Canary(1983年12月10日)
  9. Tinker Bell(1984年6月10日)
  10. Windy Shadow(1984年12月8日)
  11. The 9th Wave(1985年6月5日)
    • このアルバムに収録されている『夏の幻影(シーン)』は尾崎亜美がアルバム『POINTS-2』(1986年)にてセルフカバーしている。
  12. SOUND OF MY HEART(1985年8月15日)
  13. SUPREME(1986年6月1日)
  14. Strawberry Time(1987年5月16日)
    • このアルバムに収録されている『Kimono Beat』は小室哲哉がアルバム『Hit Factory』(1992年)にてセルフカバーしている。
  15. Citron(1988年5月11日)
    • このアルバムに収録されている『抱いて…』はシングルカットされなかったにも関わらずヒットした。CMにも使われた。
  16. ゴヤ…歌でつづる生涯(1989年5月21日)
  17. Precious Moment(1989年12月6日)
  18. Seiko(1990年6月7日)
  19. We Are Love(1990年12月10日)
  20. Eternal(1991年5月2日)
  21. 1992 Nouvelle Vague(1992年3月25日)
  22. Sweet Memories'93(1992年12月2日)
  23. DIAMOND EXPRESSION(1993年5月21日)
  24. A Time for Love(1993年11月21日)
  25. Glorious Revolution(1994年6月12日)
  26. It's Style'95(1995年5月21日)
  27. Vanity Fair(1996年5月27日)
  28. WAS IT THE FUTURE(1996年6月10日)
  29. Guardian Angel(1996年12月5日) - ミニアルバム
  30. My Story(1997年5月21日)
  31. Sweetest Time(1997年12月3日) - ミニアルバム
  32. Forever(1998年5月8日)
  33. 永遠の少女(1999年12月18日)
  34. 20th Party(2000年6月28日)
  35. LOVE & EMOTION VOL.1(2001年6月20日)
  36. LOVE & EMOTION VOL.2(2001年11月28日)
  37. area62(2002年6月21日)
  38. Sunshine(2004年6月9日)
  39. fairy(2005年4月6日)
  40. Under the beautiful stars(2005年12月7日)
  41. bless you(2006年5月31日)
  42. Eternal II(2006年12月6日)
  43. Baby's breath(2007年6月6日)
  44. My pure melody(2008年5月21日)

ベストアルバム

  1. 聖子・fragrance(1981年11月1日)
  2. Seiko・index(1982年7月1日)
  3. 金色のリボン(1982年12月5日)
  4. Seiko・plaza(1983年11月11日)
  5. Touch Me, Seiko(1984年3月15日)
  6. Seiko・Town(1984年11月1日)
  7. Seiko・Avenue(1984年11月21日)
  8. Seiko-Train(1985年3月6日)
  9. Seiko Box(1985年11月10日)
  10. LOVE BALLADE(1986年11月21日)
  11. Snow Garden(1987年11月21日)
  12. Seiko Monument(1988年7月21日)
  13. Christmas Tree(1991年11月21日)
  14. Bible(1991年12月1日)
  15. Bible II(1994年12月1日)
  16. Bible III(1996年3月1日)
  17. Complete Bible(1996年9月21日)(完全生産限定盤)
  18. Winter Tales(1996年11月1日)
  19. Seiko Matsuda 1980-1995(1997年4月1日)(通販CD-BOX
  20. Seaside 〜Summer Tales〜(1997年6月21日)
  21. Dear(1997年11月21日)
  22. Seiko Celebration(1998年7月18日)
  23. Seiko '96-'98(1998年11月30日)
  24. Ballad 〜20th Anniversary(1999年4月1日)
  25. SEIKO MATSUDA:RE-MIXES(1999年10月6日)- リミックスアルバム
  26. SEIKO SUITE(2000年7月5日)-(完全生産限定盤)
  27. seiko remixes 2000(2000年9月27日)- リミックスアルバム
  28. 『LOVE』 Seiko Matsuda 20th Anniversary Best Selection (2000年11月29日)
  29. Another Side of Seiko 27(2003年11月27日)(初回生産限定盤)
  30. Another Side of Seiko 14(2003年11月27日)
  31. Best of Best 27(2004年4月14日)(初回生産限定盤)
  32. Best of Best 13(2004年4月14日)
  33. 『Seiko Smile』 Seiko Matsuda 25th Anniversary Best Selection (2005年1月26日)
  34. Seiko Matsuda(53タイトル74枚組DSDリマスタリングBOX)(2006年7月19日)(完全生産限定盤)

サウンドトラック

  1. オリジナル・サウンドトラック 野菊の墓(1981年8月8日)
  2. オリジナル・サウンドトラック プルメリアの伝説(1983年7月1日)
  3. オリジナル・サウンドトラック 夏服のイヴ(1984年7月7日)
  4. オリジナル・サウンドトラック カリブ・愛のシンフォニー CARIBE, Sinfonia de Amor(1985年5月3日)
  5. オリジナル・サウンドトラック ペンギンズ・メモリー 幸福物語(1985年6月21日)

映像

  1. ファンタスティック・コンサート レモンの季節(1982年6月21日)
  2. Seikoland 〜武道館ライヴ'83〜(1984年2月25日)
  3. SEIKO CALL 〜松田聖子ライヴ'85〜(1985年8月1日)
  4. Super Diamond Revolution(1987年9月2日)
  5. Sweet Spark Stream(1989年9月14日)
  6. Precious Moment 〜1990 Live At The Budokan〜(1990年4月21日)
  7. SEIKO clips(1991年8月1日) - ビデオクリップ
  8. 1991 Concert Tour Amusement Park(1991年9月21日)
  9. Seiko Clips2 1992 Nouvelle Vague(1992年6月1日) - ビデオクリップ
  10. LIVE 1992 Nouvelle Vague(1992年10月1日)
  11. Seiko Clips3 DIAMOND EXPRESSION(1993年6月21日) - ビデオクリップ
  12. LIVE DIAMOND EXPRESSION(1993年11月1日)
  13. Seiko Clips4 Glorious Revolution(1994年6月22日) - ビデオクリップ
  14. Live Glorious Revolution(1994年10月21日)
  15. Video Bible 〜Best Hits Video History〜(1995年3月24日)
  16. Seiko Clips5 It's Style'95(1995年7月1日) - ビデオクリップ
  17. LIVE It's Style'95(1995年11月22日)
  18. Vanity Fair(1996年6月3日) - ビデオクリップ
  19. Live Vanity Fair'96(1996年11月11日)
  20. Bon Voyage 〜The Best Lives and Clips〜(1996年12月1日)
  21. WAS IT THE FUTURE(1996年12月2日) - ビデオクリップ
  22. My Story(1997年6月4日) - ビデオクリップ
  23. Seiko Live'97 My Story(1997年10月8日)
  24. Forever(1998年6月1日) - ビデオクリップ
  25. Seiko Live'98 FOREVER(1998年10月21日)
  26. Seiko '96〜'98(1998年12月2日) - ビデオクリップ
  27. Seiko Matsuda Zepp Tour 1999 〜137分33秒の奇跡〜(2000年3月29日)
  28. Seiko Matsuda Concert Tour 2000 20th Party(2000年12月13日)
  29. Video the LOVE 〜Seiko Matsuda 20th Anniversary Video Collection 1996-2000〜(2001年3月28日)
  30. Seiko Matsuda Concert Tour 2001 LOVE&EMOTION(2001年11月28日)
  31. LOVE&EMOTION(2002年3月27日) - ビデオクリップ + 写真集
  32. Seiko Matsuda Concert Tour 2002 Jewel Box(2002年11月20日)
  33. Seiko Matsuda Concert Tour 2003 Call me(2003年11月27日)
  34. Seiko Matsuda Count Down Live Party 2003-2004(2004年3月10日)
  35. Seiko Matsuda Concert Tour 2004 Sunshine(2004年11月17日)
  36. 25th Anniversary Seiko Matsuda PREMIUM DVD BOX(2005年6月8日)(完全生産限定盤)
  37. 25th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2005 fairy(2005年11月23日)
  38. Seiko Matsuda Count Down Live Party 2005-2006(2006年3月28日)
  39. Seiko Matsuda Concert Tour 2006 bless you(2006年9月20日)
  40. Seiko Matsuda Count Down Live Party 2006-2007(2007年3月28日)
  41. Seiko Matsuda Concert Tour 2007 Baby's breath(2007年9月19日)
  42. Seiko Matsuda Count Down Live Party 2007-2008(2008年3月26日)
  43. Seiko Matsuda Concert Tour 2008 My pure melody(2008年10月22日)

記録

シングル

  • 首位獲得数:25作(歴代5位・女性アーティスト単独2位)
12枚目のシングル秘密の花園ピンク・レディーの1位獲得数9枚を抜いて単独首位獲得数1位を記録を記録する。首位獲得数25作まで記録を伸ばすが2000年10月にB'zに抜かれるまで(1983年2月2000年10月)の約17年8ヶ月間首位獲得数1位を保持していた。
女性アーティト部門では2006年3月に浜崎あゆみに抜かれるまで(1983年2月2006年3月)の23年1ヶ月間首位獲得数1位を保持していた。
  • 首位獲得連続最高数:24作(歴代4位・女性アーティスト単独1位・ソロ単独1位)
3作目の風は秋色/Eighteen~26作目の旅立ちはフリージア1980年10月1988年9月)まで首位1位獲得数を保持し、上記に続いて12枚目のシングル秘密の花園ピンク・レディーの首位連続数9作を抜いて首位連続最高数単独1位を記録保持する。2000年7月にB'zに抜かれるまで(1983年2月2000年7月)の約17年5ヶ月間首位連続最高数1位を保持していた。
ソロでは単独1位を保持している
  • ベスト10位以内獲得数:31作
  • ミリオンセラー獲得数:1作
  • シングル総売上枚数;1543.9万枚(歴代12位・女性アーティスト単独5位)
  • 日本人でアメリカのビルボードTop100にチャートインしたアーティストとしては3番目の順位である。Right Combinationが最高位54位。(1963年-坂本九「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」1位、1979年-ピンク・レディー「Kiss in The Dark」37位。)

アルバム

  • 首位獲得数:19作(歴代4位・女性アーティスト単独3位)
  • ベスト10位以内獲得数:42作(歴代3位・女性アーティスト単独2位)
  • 9年間首位獲得(歴代4位・女性アーティストタイ4位)
  • アルバム総売上枚数1356.9万枚

出演

テレビドラマ

テレビアニメ

ドキュメンタリー

映画

  • 野菊の墓(1981年、東映
  • プルメリアの伝説 天国のキッス(1983年、東宝)
  • 夏服のイブ(1984年、東宝
  • カリブ・愛のシンフォニー(1984年、東宝)
  • ペンギンズ・メモリー 幸福物語(1985年、東宝東和)※歌手として出演
  • どっちもどっち(1990年、東宝)
  • Final Vendetta (サロゲート・マザー)(1996年、東映)
  • Armageddon(アルマゲドン)(1997年)※カメオ出演
  • Drop Dead Gorgeous (ドロップ・デッド・ゴージャス) (1999) ※カメオ出演
  • GEDO The Final Blade(2000年、東映)
  • 千年の恋 ひかる源氏物語(2001年、東映)
  • Shanghai Baby(2007年、ドイツ作品)
  • 火垂るの墓(2008年) 雪子(清太の母)役

ラジオ

CM

紅白歌合戦

受賞歴

  • 1980年、日本テレビ音楽祭新人賞
  • 1980年、歌謡新人グランプリ・グランプリ
  • 1980年、銀座音楽祭・専門審査員奨励賞
  • 1980年、新宿音楽祭・金賞
  • 1980年、横浜音楽祭・新人賞特別賞
  • 1980年、テレビ朝日あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・最優秀新人賞
  • 1980年、日本歌謡大賞・新人賞
  • 1980年、FNS歌謡祭・新人賞
  • 1980年、日本有線大賞・新人賞
  • 1980年、全日本有線放送大賞・新人賞
  • 1980年、日本レコード大賞・新人賞
  • 1981年、日本テレビ音楽祭・金の鳩賞
  • 1981年、テレビ朝日あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・審査員奨励賞
  • 1981年、日本歌謡大賞・放送音楽賞
  • 1981年、日本レコード大賞・ゴールデンアイドル賞
  • 1982年、CBSソニー・ヒット賞
  • 1982年、日本テレビ音楽祭・トップアイドル賞
  • 1982年、テレビ朝日あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・特別賞
  • 1982年、日本歌謡大賞・放送音楽賞
  • 1982年、FNS歌謡祭・グランプリ
  • 1982年、日本有線大賞・有線音楽賞
  • 1982年、全日本有線放送大賞・優秀スター賞
  • 1982年、日本レコード大賞・金賞
  • 1983年、CBSソニー・ヒット賞
  • 1983年、日本テレビ音楽祭・トップアイドル賞
  • 1983年、テレビ朝日あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・ゴールデングランプリ
  • 1983年、日本歌謡大賞・最優秀放送音楽賞
  • 1983年、日本レコード大賞・金賞、ベストアルバム賞
  • 1986年、日本レコード大賞・アルバム大賞
  • 1988年、CBSソニー・ゴールデンディスク大賞
  • 1990年、日刊スポーツ映画大賞話題賞(受賞理由:「どっちもどっち」の大胆演技で映画界の話題作りに貢献)
  • 1992年、日本レコード大賞・最優秀歌唱賞

書籍

脚注

  1. ^ a b c d 相澤秀禎 『人気づくりの法則』(東洋経済新報社 1988年4月23日) ISBN 978-4492553091
  2. ^ 福岡県立柳川古文書館、大下英治 『魔性のシンデレラ。松田聖子ストーリー』(角川書店 1989年7月 ISBN 978-4041571149 ) 、玉鶴姫の意地

関連項目

関連人物

外部リンク