「岡山電気軌道7900形電車」の版間の差分
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'''岡山電気軌道7900形電車'''（おかやまでんききどう7900がたでんしゃ）は[[岡山電気軌道]]の[[路面電車]]車両。岡山電気軌道の主力車両である。
[[File:Okaden Type7900-8501.jpg|thumb|7900形8501号(最終増備車)]]
[[1989年]]の7901を皮切りに、8101（[[1991年]]）・8201（[[1992年]]）・8301（[[1993年]]）・8501（[[1995年]]）と5回に分けて計5両が[[
▲[[画像:20070503岡電7900形（郵便局前).jpg|thumb|7900形8101号]]
▲[[1989年]]の7901を皮切りに、8101（[[1991年]]）・8201（[[1992年]]）・8301（[[1993年]]）・8501（[[1995年]]）と5回に分けて計5両が[[アルナ車両|アルナ工機]]で製造された<ref>その車番は上2桁が竣工年次の会社創業年（1910年）からの経過年数を示す、[[岡山電気軌道岡軌7000型電車|岡軌7000型]]以来の付番規則に従って付番されている。</ref>。
老朽化した[[東武100形電車 (軌道)|岡軌3000型]]（元東武100型）の代替用として<ref>{{Cite web |title=岡山電軌 7900形 {{!}} -discoverrailway-ディスカバーレールウェイ 鉄道と旅 |url=https://discover-railway.jp/train/medium-privaterailway/okayama-tram/type-7900ec/ |date=2017-09-10 |access-date=2024-03-12 |language=ja}}</ref>、同形式の主要機器を流用して新造されており、車体は[[岡山電気軌道7600形電車|7600形・7700形]]とほぼ同一形態であるが、夜間運行時の室内照明の写り込みによる乗務員の視認障害防止を目的として、前面の傾斜角が増大
台車は全車とも種車の[[住友金属工業|新扶桑金属工業]]KS-40Jを流用せず、形鋼溶接構造の軸ばね式台車であるアルナ工機NK-202を新製の上で装着するが、主電動機は種車の[[東洋電機製造]]TDK-532-B（端子電圧600V時一時間定格出力45kW/905rpm）を第2・3軸に外掛けで装架する。
また、抵抗器は岡軌3000型のグリッド抵抗器を廃棄し、軽量のリボン抵抗器に置き換えている他、制御器も7901・8101については竣工当初は岡軌3000型の東洋電機製造DBI-LBK4直接制御器を搭載したものの、8201以降は1992年の[[西日本鉄道]][[北九州線]]第2次部分廃止時に廃車となった同社[[西鉄600形電車 (軌道)|600形]]からの発生品である[[日立製作所]]DR BC-447に変更されており、7901・8101についても後の定期検査時に交換されている。このため、旧岡軌3000型由来の機器は主電動機とパンタグラフ程度に限られている。
冷房装置は8301までは岡軌7100型以来の[[
;ラッピング車両
[[2024年]][[3月12日]]から、中国銀行の広告ラッピング車両「ももちゅ号」が運転される。7901号に「ちゅうぎんアプリ」のラッピングを施し、車内にも「ちゅうぎんアプリ」の機能などを紹介する広告を全面展開している<ref>{{Cite web |title=中国銀行「ちゅうぎんアプリ」ラッピング電車運行開始 |url=https://okayama-kido.co.jp/tram/tram-status-info/post-1286/ |website=路面電車 {{!}} 岡山電気軌道 |date=2024-03-12 |access-date=2024-03-12 |language=ja}}</ref>。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注釈" />
=== 出典 ===
<references />
{{岡山電気軌道の路面電車}}
{{rail-stub}}
{{DEFAULTSORT:おかやまてんききとう7900かたてんしや}}
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[[Category:アルナ工機製の路面電車車両]]
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