「四輪操舵」の版間の差分
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その後乗用車では一時採用されなくなったが、2011年12月現在においては、日産自動車が[[日産・スカイライン]]、[[日産・フーガ]]で、レクサスが[[レクサス・GS#4代目 L1#型(2012年 - 2020年)|4代目GS]]<ref>[http://lexus.jp/models/gs/safety/safety/vdim.html レクサスアクティブセーフティー]</ref>・3代目[[レクサス・IS]]<ref>IS350 Fスポーツのみ装備される。</ref>で、欧州メーカーではルノーが[[ルノー・ラグナ#3代目(2007年-2015年)|3代目ラグナ]]で、また[[BMW]]が[[BMW・7シリーズ#5代目 F01/F02/F03/F04(2009年 - 2015年)|5代目7シリーズ]]と[[BMW・5シリーズ#6代目(2010年-)F07/F10/F11|6代目5シリーズ]]でインテグレイテッドアクティブステアリングの名称で採用<ref>{{Cite news|url=http://response.jp/article/2009/03/24/122131.html |title=【BMW 7シリーズ 新型発表】4輪操舵システムで小回りスイスイ|publisher=Response|date=2009-03-24}}</ref><ref>[http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/7series/sedan/2008/allfacts/engine/activesteering_integral.html インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)]</ref>、さらにポルシェでも[[ポルシェ・991]]の一部でリアアクスルステアリングの名称で電動式四輪操舵が採用された<ref>{{Cite web|date=2020-01-19 |url=https://car-me.jp/articles/10845 |title=911カレラSにも採用!ポルシェの「リアアクスル ステアリング」とは? |publisher=Car ME |accessdate=2020-05-07}}</ref>。いずれも後輪の操舵角を少なくしたり後輪操舵をわずかに遅らせるなどして、自然なハンドリンクになっている。
競技の世界では[[パイクスピーク・ヒルクライム]]や氷上レースのアンドロス・トロフィーなど、ローカル色が強く改造が自由なイベントで四輪操舵が採用されることもあるが、多くのカテゴリにおいては規定で禁止されている。F1では1993年に、1994年からの運転補助装置の禁止が通達されたが、その中に四輪操舵が含まれていた。禁止直前の[[1993年]]に[[ベネトン・B193|ベネトン・B193B]]の改良型として開発されたB193Cに四輪操舵が採用されたが、[[ミハエル・シューマッハ]]は「あまり変わらない」という主旨の感想を残しており、結局実戦では使用されなかった<ref>[https://www.racefans.net/2007/03/22/banned-four-wheel-steering/ Banned: Four-wheel-steering] RACEFAN 2023年11月5日閲覧</ref>。ラリー系競技では[[グループB]]車両で四輪操舵が用いられた。
[[1971年]]から[[1972年]]にかけて、[[アポロ計画]]のJミッションで使われた[[月面車]]に四輪操舵システムが採用された。この場合、一方の系統が故障した場合でも、もう一方の系統で操舵できるように[[冗長化|冗長性]]をもたせるためのものであった。→[[フォールトトレラント設計]]
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