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安学海の子の'''安公子'''(名は驥、号は竜媒。公子=若旦那)は賠償金を届けるため、自分の科挙を放り出して[[淮安市|淮安]]まで慣れない旅に出るが、雇った荷運び人足が安公子をだまし討ちにして金を盗もうとたくらむ。世間知らずの安公子は彼らに騙されてついていくが、とちゅうで逃げ出した騾馬を追いかけて古寺にたどりつき、そこで一泊することになった。しかし寺の住職は実は赤面虎黒風大王という賊で、安公子を柱に縛り上げて殺そうとする。そこへ現れた女が飛び道具や[[倭刀]]([[日本刀]])を武器にひとりで賊を全滅させる。
 
女は賊にとらえられていた'''張金鳳'''という娘とその両親を助けだす。彼らは農民だったが道をまちがえてこの寺にたどりつい入ってしまった。賊が張金鳳を我が物にしようとしたが、金鳳の操が固いために閉じ込められていたのだった。
 
女は十三妹と名乗り、父が上司の恨みを買って獄死したため、'''鄧九公'''という侠客のもとに身を寄せ、父の仇をとろうとしている。悪徳商人やごろつきが奪った金を盗む強盗で生活しているとつげる。
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== 日本語訳 ==
:[[奥野信太郎]]監訳、[[村松暎]]、[[常石茂]]、[[立間祥介]]らによる共訳
* {{citeCite book|和書|title=児女英雄伝(上)|series=中国古典文学全集 29|publisher=[[平凡社]]|year=1960}}(25回まで)
* {{citeCite book|和書|title=児女英雄伝(下)・[[鏡花縁]]|series=中国古典文学全集 30|publisher=[[平凡社]]|year=1961}}
:[[立間祥介]]による抄訳
* {{citeCite book|和書|title=児女英雄伝(抄)|series=[[中国古典文学]] 47|publisher=[[平凡社]]|year=1971}}
 
== 児女英雄伝にもとづく作品 ==
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== 参考文献 ==
* {{citeCite book|和書|author=[[太田辰夫]]|authorlink=太田辰夫|chapter=『兒女英雄傳』の言語|title=中国語史通考|year=1988|publisher=[[白帝社]]|isbn=4891740817|pages=299-324}}(もと日本中国学会報(26)、1974年)
 
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