「三八式十五糎榴弾砲」の版間の差分
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{{Infobox Weapon
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|image= 150 H 14 J Hämeenlinna 2.JPG
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<!-- Type selection -->
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<!-- Production history -->
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<!-- General specifications -->
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|weight= *全備重量: 2095 kg
*砲身重量: 770 kg(閉鎖機共)<ref name=":0">佐山二郎「日本陸軍の火砲 野戦重砲 騎砲 他」188頁、189頁。 </ref>
|length= 後座長: 590 mm<ref name=":0" />
|part_length= 1880 mm(12.6口径)
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<!-- Ranged weapon specifications -->
|cartridge= {{Flatlist|*破甲榴弾
*九二式榴弾
*十一年式榴弾
*代用弾甲}}
|caliber= 149.1 mm
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|velocity= 275 m/s{{Efn2|一号装薬使用時。二号装薬では200 m/s、三号装薬では150 m/s}}
|range= 5900 m{{Efn2|一号装薬使用時。二号装薬では3450 m、三号装薬では1700 m。}}
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<!-- Artillery specifications -->
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}}
'''三八式十五糎榴弾砲'''(さんはちしきじゅうごせんちりゅうだんほう)は、[[大日本帝国]]が[[1911年]](明治44年)に制式制定した[[榴弾砲]]。
== 概要 ==
[[1904年]](明治37
クルップでは、日本陸軍の要望に合わせて若干の修正を加えたものの既存モデルの設計を流用して直ちに製造に取り掛かり、翌明治38年(1905年)には発注数を揃えて出荷したものの、日本に到着したのは[[奉天会戦]]よりも後であり、日露戦争の戦場には間に合わなかった。
その後、改めて日本国内で審査を行い、若干の改正を施して1911年([[明治]]44
閉鎖機は[[隔螺式#段隔螺式|段隔螺式]]で、装薬可変式の分離薬筒。装薬は一号方形薬だが、照準器が旧式なため同一表尺で異なる弾量の砲弾を発射するのに、弾種別に専用の薬嚢を用いるという、このクラスの重砲としてはあまり用いられない方式
移動は8馬輓曳を前提としたが、体格に劣る国産馬での輓曳は事実上不可能であった。このため、陣地変換に際しては分解して荷車に積載せねばならなかったが、元々分解搬送を前提としていない設計であったため、これには多大の時間を要した。もちろん、移動した先での
採用以降、陸軍は野戦重砲兵の主火器として本砲を整備し、[[大阪砲兵工廠]]で国産化もされたが、上記理由により生産期間はそれほど長くはなかった。[[1918年]](大正7
本砲の機動力不足を解消する試みは対米開戦後の重砲不足の中で開始され、四年式十五糎榴弾砲に準じた分解式への改造は不調に終わったものの、[[1944年]](昭和19
本砲の初陣は[[1914年]](大正3
==車載化==
[[Image:Type 38 150mm howitzer.jpg|thumb|250px|後方からの写真]]
[[四式十五糎自走砲]]の主砲として搭載された。軽量な三八式は九七式戦車車体に無理なく搭載でき、直射を含む機動射撃では短射程はあまり問題にならなかった。大きな炸薬量により、米軍戦車を正面から撃破できる貴重な対戦車戦力として重宝された。
{{-}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 関連項目 ==
* [[
* [[大日本帝国陸軍兵器一覧]]
{{DEFAULTSORT:38しき15せんちりゆうたんほう}}
{{大日本帝国陸軍の火砲}}
[[Category:大日本帝国陸軍の榴弾砲]]
[[Category:150mm砲]]
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