黒住眞
日本の思想史家
黒住 真(くろずみ まこと、1950年11月3日 - )は、日本の思想史家(日本思想史・比較思想宗教・哲学・倫理学)。学術博士(東京大学・論文博士・2004年)(学位論文「近世日本社会と儒教」)。東京大学名誉教授。
人物情報 | |
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生誕 |
1950年11月3日(74歳) 日本・岡山県 |
出身校 | 東京大学文学部 |
学問 | |
研究分野 | 思想史・宗教学 |
称号 | 東京大学名誉教授 |
経歴
編集1950年、岡山県生まれ。修道高等学校を卒業して東京大学文学部倫理学科に進み、1974年に卒業。1980年同大学院博士課程満期退学。
卒業後は東京大学助手(文学部倫理学研究室)を経て、東京理科大学助教授。1994年より東京大学教養学部助教授(国文漢文学・地域文化)、1998年より東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。2004年「近世日本社会と儒教」を提出して学術博士(東京大学)の学位を取得。2016年に定年退職、名誉教授となった。
家族・親族
編集発言
編集韓国メディア『中央日報』のインタビューにおいて、「北朝鮮がテポドンを飛ばしたことをもって日本の武力化の言い訳にしようと安倍晋三、麻生太郎のような指導者たちがしゃしゃり出た」「テポドンは隣の海にどぼんと落としたおもちゃのようなものだ。そんなおもちゃに全世界が動揺するというのはまったくコミックショーだ。福田康夫まで北朝鮮の日本人拉致を言い訳にしゃしゃり出ているが、人を挙げて言えないけれども、むしろ日本人たちが東アジアの罪のない人民たちを数千数万人拉致してきたと思う知性人もいる」「米国や中国、日本のような強大国が実際に国際社会でしでかしてきた罪悪に比べたら北朝鮮は単なる貧しい国、ちょっときばってみた国にすぎなかっただけだ」「朝鮮戦争で日本はどれだけ多くの金を儲け、どれだけ早く戦後の傷を復旧させることができたのか」と発言した[1]。この発言について『週刊新潮』は、まるで北朝鮮の代弁者みたい、として報じた[2]。
著書
編集単著
編集共著・編著
編集- 『一神教とは何か 公共哲学からの問い』大貫隆・金泰昌・宮本久雄(東京大学出版会、2006)
- 『思想の身体 徳の巻』編著(春秋社、2007)
- 『日本思想史講座』全5巻 ぺりかん社 2012-2015。苅部直・佐藤弘夫・末木文美士・田尻祐一郎と編集委員
- 『岩波講座 日本の思想』全8巻 岩波書店 2013-2014。苅部直・佐藤弘夫・末木文美士と編集委員
翻訳
編集脚注
編集参考文献
編集- 『駒場2001』