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馬 玩(ば がん、生没年不明)は、中国後漢末期の人物。

建安16年(211年)に、馬超と共に反乱(潼関の戦い)を起こした関中の諸将の一人だが、それ以外の事績は不詳[1]

諸作品中での馬玩

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小説『三国志演義』では、馬超と共に反乱した韓遂配下の部将、手下八部[2]の一員として登場(第58回)[3]曹操の離間の計によって韓遂と馬超の間で疑念が生じると、韓遂及び同僚の侯選李堪梁興楊秋と共に馬超襲撃を謀議するが、その場に単身で馬超が乗り込んでくる。韓遂配下の五将は馬超を取り囲むが、馬超は五人相手でも物ともせず、馬玩と梁興を斬殺。他の三将は逃走する(第59回)[4]

漫画『蒼天航路』では、馬超の盟友としての活躍が目立つ。潼関の戦いで馬超らの軍勢は、曹操軍を相手に壊滅状態に陥るが、馬玩は曹操に抗う義憤を貫くよう馬超に言い残すと、彼を逃がすための捨て石となって散る[5]

脚注

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  1. ^ 陳寿撰、裴松之注『三国志』蜀書 馬超伝注『典略』 s:zh:三國志/卷36#馬超
  2. ^ 吉川英治の小説『三国志』では旗本八旗として登場。
  3. ^ s:zh:三國演義/第058回
  4. ^ s:zh:三國演義/第059回
  5. ^ 王欣太『蒼天航路』(講談社)27巻・28巻