養寿院
埼玉県川越市にある曹洞宗の寺院
養寿院(ようじゅいん)は、埼玉県川越市元町二丁目にある曹洞宗の寺院である。山号は青龍山。
養寿院 | |
所在地 | 埼玉県川越市元町2-11-1[1] |
位置 | 北緯35度55分26.6秒 東経139度28分50.6秒 / 北緯35.924056度 東経139.480722度座標: 北緯35度55分26.6秒 東経139度28分50.6秒 / 北緯35.924056度 東経139.480722度 |
山号 | 青龍山[2] |
宗旨 | 曹洞宗(禅宗) ← 天台密教 |
創建年 | 寛元年間[2] |
開基 | 河越経重[2] |
正式名 | 青龍山養寿院 |
文化財 | 銅鐘(国の重要文化財工芸品)[1] |
公式サイト | 曹洞宗 青龍山養寿院 |
法人番号 | 6030005008311 |
歴史
編集寛元(1244年)、河越氏の当主・河越経重が開基となり、大阿闍梨円慶法師が開いた寺。密教の古道場であったが、天文4年(1535年)に天台宗から曹洞宗に改められた。徳川家康の関東入国の際に、家康から御朱印十石を賜った。家康は鷹狩りで立ち寄っている。
本堂には河越氏が京都東山新日吉山王社に寄進した文応元年(1260年)銘の銅鐘(国の重要文化財(工芸品))が保存されている。鐘には「武蔵国河肥庄新日吉山王宮」と「河肥」の文字があり、歴史的に貴重なものである。
墓地内には河越太郎重頼の墓があり、寺には岩手県の妙好山雲際寺にある源義経と重頼の娘である正室郷御前の位牌の写しが安置されている。また江戸時代に河越藩主・秋元喬知に仕えた名家老・岩田彦助の墓もある。
画像
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養寿院門
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養寿院
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河越重頼墓
脚注
編集参考文献
編集- 「河越城并城下町 養壽院門前町 養壽院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ162入間郡ノ7、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764002/39。
- “有形文化財(絵画・彫刻・工芸品)一覧”. 川越市ホームページ (2018年3月2日). 2021年4月29日閲覧。