田村浩章
田村 浩章(たむら ひろあき、1943年〈昭和18年〉8月24日 - )は、日本の経営者。やまぐち産業振興財団理事長、元宇部興産取締役会長。
略歴
編集1943年(昭和18年)8月24日、東京都の目黒海軍病院で軍医の息子として産まれる。1歳より母方の故郷である熊本県八代市で育つ[1]。熊本県立熊本高等学校[1]、京都大学工学部機械工学科を経て、1966年(昭和41年)に宇部興産へ入社[1]。なお、同期の入社には、辻卓史(鴻池運輸会長)、前田高行(中東経済研究者)などがいる。1997年(平成9年)に同社取締役[1]建設資材事業本部セメント生産統括部長に就任し、以降、同社常務取締役、同社専務執行役員建設資材カンパニープレジデント、同社取締役(専務待遇)、専務執行役員社長補佐を歴任する。
2005年(平成17年)5月、前任の常見和正より交代し、同社代表取締役社長に就任[1](宇部興産としては初の建設資材部門出身の社長)、2010年(平成22年)4月に同社取締役会長、2014年6月に同社相談役となる。2013年(平成25年)6月より、中国電力取締役、山口フィナンシャルグループ取締役に就任。
主な役職
編集- 日本フィルハーモニー交響楽団理事
- やまぐち産業振興財団理事長
- 宇部興産学術振興財団代表理事
- 中国電力取締役
- 山口宇部空港利用促進振興会会長
- 山口県経営者協会理事長
- 山口大学後援財団理事長
- 山口フィナンシャルグループ取締役
- 西部石油取締役
- 丸善石油化学取締役
- 中国経済連合会副会長
- 九州経済連合会理事
- 社団法人セメント協会副会長
- 鉱業労働災害防止協会理事
脚注
編集出典
編集参考文献
編集- 泉谷渉『100年企業、だけど最先端、しかも世界一 』(亜紀書房、2007年、ISBN 978-4750507163)
関連項目
編集ビジネス | ||
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先代 常見和正 |
宇部興産社長 第10代:2005年 - 2010年 |
次代 竹下道夫 |