渥美恭弘
日本の外交官
渥美恭弘(あつみ やすひろ、1957年1月2日 - )は日本の財務官僚。大臣官房政策評価審議官、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授、公益財団法人日本証券アナリスト協会代表理事等を経て、駐ジャマイカ兼バハマ兼ベリーズ特命全権大使。
来歴
編集静岡県出身。静岡県立静岡高等学校[1]、東京大学経済学部経済学科卒業。昭和53年国家公務員上級甲種試験(経済)合格。1979年4月 大蔵省入省(大臣官房文書課)[2]。1981年5月からカリフォルニア大学ロサンゼルス校(経済学)やジョンズ・ホプキンス大学(国際関係論)等に留学。1985年7月 伊勢税務署長。1993年7月 大阪国税局課税第二部長。2004年7月 国税庁長官官房企画課長。2005年7月 東北大学大学院法学研究科教授。2007年10月1日 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事。2009年7月14日 北海道財務局長兼財務総合政策研究所北海道研修支所長。2011年7月4日 派遣職員(米州開発銀行)。2014年7月4日 大臣官房政策評価審議官。2015年7月7日 退官。同年10月1日 公益財団法人日本証券アナリスト協会参与。2017年8月8日、公益財団法人日本証券アナリスト協会常務理事(代表理事)。明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授[3]、監査基準委員会有識者懇談会委員[4]。2022年駐ジャマイカ特命全権大使[5]。2023年駐ジャマイカ兼駐バハマ兼駐ベリーズ特命全権大使[6][7]。
略歴
編集- 1979年4月:大蔵省入省(大臣官房文書課)[2]。
- 1981年5月:大臣官房付(UCLA、JHU等に留学)。
- 1983年7月:外務省中近東アフリカ局中近東第一課。
- 1985年7月:伊勢税務署長。
- 1986年7月:国税庁調査査察部査察課長補佐。
- 1987年6月:派遣職員(米州開発銀行)。
- 1990年7月:証券局業務課長補佐。
- 1991年6月:国税庁長官官房企画課長補佐。
- 1993年7月:大阪国税局課税第二部長。
- 1995年6月:大臣官房付。
- 1998年7月:総理府大臣官房参事官 兼 内閣官房内閣外政審議室内閣審議官[8]。
- 2000年7月:外務省大臣官房参事官 兼 アジア局[8]。
- 2001年1月6日:外務省大臣官房参事官 兼 アジア大洋州局[8]。
- 2004年7月:国税庁長官官房企画課長。
- 2005年7月:東北大学大学院法学研究科教授。
- 2007年10月1日:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事。
- 2009年7月14日:北海道財務局長 兼 財務総合政策研究所北海道研修支所長。
- 2011年7月4日:派遣職員(米州開発銀行)。
- 2014年7月3日:財務省大臣官房付。
- 2014年7月4日:大臣官房政策評価審議官。
- 2015年7月7日:退官。
- 2015年10月1日:日本証券アナリスト協会参与。
- 2017年8月8日:日本証券アナリスト協会常務理事(代表理事)[9]。
- 2022年10月10日:駐ジャマイカ特命全権大使。
- 2023年1月17日:駐ベリーズ特命全権大使兼務。
- 2023年10月20日:駐バハマ特命全権大使兼務[7]。
脚注
編集- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成23年度版 257頁。
- ^ a b 『大蔵省名鑑 1994年版』時評社、1994年1月発行、255頁
- ^ 渥美 恭弘 特別招聘教授 ATSUMI Yasuhiro, Guest Professor明治大学
- ^ 第 61 回監査基準委員会有識者懇談会議事要旨(2021 年4月9日)
- ^ 人事 外務省毎日新聞 2022/11/9
- ^ 外務省人事(17日付)朝日新聞デジタル2023年1月18日 5時00分
- ^ a b 外務省人事(20日付) 2023年10月21日 5時00分朝日新聞デジタル
- ^ a b c 『全国官公界名鑑』同盟通信社、2002年2月発行、33頁
- ^ 会長交代・新役員選任のお知らせ - 日本証券アナリスト協会
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