沈金
漆芸の加飾技法
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沈金(ちんきん)は、漆器の装飾技法の一つである。
漆面に対して刃物で文様を彫り、この痕に金箔、金粉を押し込む[1]。かつては中国、タイ、インドなどでも行われたが、現代では日本で最も盛んに行われており、国内の地域では、石川県輪島市を中心とする北陸地方。秋田県湯沢市、福島県会津若松市を中心とする東北地方。沖縄県には琉球沈金があります[2]。特に会津塗や輪島塗でよく使われる技法である。箔や、金粉の代わりに顔料を埋め込む場合も有る。また、彫ったままで、何も埋め込まない場合は沈金とは言わずに「素彫り」と言う。中国名は、鎗金(そうきん。戧金と書く文献もある)[3]。
沈金の技術者
編集出典
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ “chinkin”. Example: 2022-10-27閲覧。
- ^ a b 『沈金の圖工:基本・運刀 其ノ壱』Independently published、6頁。ISBN 979-8408068937 。
- ^ “沈金 文化遺産オンライン”. 2022年10月27日閲覧。
- ^ “箔置き技法 | chinkin”. 2022年12月27日閲覧。
外部リンク
編集- 文化遺産オンライン
- 指定文化財等データベース(文化庁)
- 輪島塗 沈金 - 石川新情報書府
- 沈金 | 輪島塗