曽文郡
曽文郡(そうぶんぐん)とは、日本統治時代の台湾時代の行政区画である。台南州に属し、郡役所は麻豆街(現在の麻豆区)に設置された。文旦の名産地であった。[1]
行政区画
編集郡守・区長
編集歴代郡守
編集名前 | 出身県 | 出身校 |
---|---|---|
藤井顧一 | ||
度木利平 | 宮崎県 | |
利川篤彦 | ||
山口尚之 | 東京府(現在の東京都) | |
石田治郎 | ||
三蒲菊平 | ||
小笠原正 | 山形県 | 旧制山形中學校 |
長友甚七 | 宮崎県 | 九州帝国大学(現在の九州大学)法学部 |
林益謙 | 新竹州 | |
柳原陽之助 | 埼玉県 | 東京帝国大学(現在の東京大学)法律科 |
長島信 | 鹿児島県 | 熊本逓信事務員養成所 |
古澤悌次 | 富山県 | 台北高等商業学校 |
歴代区長
編集名前 | 出身地 | 経歴 | 任期 | 備考 |
---|---|---|---|---|
丁名楠 | ||||
高文瑞(日本名:高本晃瑞) |
警察
編集以下の資料は1944年発行、台湾総督府《警察官署別 臺灣總督府行政區域便覽》による。[2]
- 曽文郡警察課
派出所名 | 所轄区 |
---|---|
直轄 | 麻豆街 麻豆(部分)、北勢寮 |
溝子墘派出所 | 麻豆街 溝子墘、麻豆(一部)、寮子廍 |
安業派出所 | 麻豆街 安業、謝厝寮、磚子井 |
埤頭派出所 | 麻豆街 大埤頭、山腳、海埔、港子尾、麻豆口 |
下營派出所 | 下營庄 下營、大屯寮 |
茅港尾派出所 | 下營庄 茅港尾 |
麻豆寮派出所 | 下營庄 十六甲、麻豆寮 |
番子田派出所 | 官田庄 番子田、三結義、南廍、西庄 |
拔子林派出所 | 官田庄 拔子林、番子渡頭、三塊厝、社子(一部) |
大内派出所 | 大内庄 大内、蒙正 |
二重溪派出所 | 大内庄 二重溪 |
- 曽文郡警察課六甲分室
六甲派出所 | 六甲庄 六甲、七甲、二甲、水漆林 |
林鳳營派出所 | 六甲庄 中社、港子頭、龜子港、林鳳營、菁埔 |
王爺宮派出所 | 六甲庄 王爺宮、水流東、九重橋(一部) |
大丘園派出所 | 六甲庄 大丘園、九重橋(一部)、南勢坑 |
官田派出所 | 官田庄 官田、中脇、角秀、二鎮 |
烏山頭派出所 | 官田庄 烏山頭、社子(一部) |
頭社派出所 | 大内庄 頭社、鳴頭 |
脚注
編集- ^ 屋部仲榮「新臺灣の事業界」、民眾事報、1936年。復刻版=成文出版社、1999年。ISBN 978-5-55-253163-9 [要ページ番号]
- ^ 台湾総督府. 《警察官署別 臺灣總督府行政區域便覽》. 1944-06-01: 71~72ページ.