Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

文化勲章受章者の一覧

ウィキメディアの一覧記事

文化勲章受章者の一覧(ぶんかくんしょう じゅしょうしゃの いちらん)

概要

編集

2014年平成26年)11月3日現在、文化勲章を受章した者は384名を数える。その主な内訳は以下の通り。

  • 生没:存命者381名、没後追贈3名
  • 国籍:日本人378名、外国人6名(いずれもアメリカ人)
  • 性別:男性367名、女性17名
  • 分野:学術部門209名(うち女性2名)、芸術部門167名(うち女性13名)、貢献部門5名(うち女性1名)、特例3名

受章者のうち1名は後年文化勲章を返上している。またこれとは別に、受章内定の通知を受けながら諸々の個人的な理由で受章を辞退した者が3名、天皇親授の文化勲章の存在意義を「民主主義に勝る権威と価値観を認めない」と否定して受章を拒絶した者が1名いる。

それぞれの詳細については次節を参照されたい。

受章者一覧

編集

以下一覧中、掲載はすべて発令の順[1]に拠る。使用する漢字は便宜上すべて新字体に統一し、襲名歴のある者は受章時の名跡をあげた。受章者名の後には受章の理由として評価された分野を( )内に添えた。

なお参考として受章を辞退または拒否した者も掲げた。

昭和時代

編集
年月日 受章者
1937年(昭和12年度) 4月28日発令
1938年(昭和13年度) 受章者なし
1939年(昭和14年度) 受章者なし
1940年(昭和15年度) 11月10日発令
1941年(昭和16年度) 受章者なし
1942年(昭和17年度) 受章者なし
1943年(昭和18年度) 4月29日発令
1944年(昭和19年度) 4月29日発令
1945年(昭和20年度) 受章者なし
1946年(昭和21年度) 2月11日発令
1947年(昭和22年度) 受章者なし
1948年(昭和23年度) 11月2日発令・宮中伝達式
1949年(昭和24年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1950年(昭和25年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1951年(昭和26年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1952年(昭和27年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1953年(昭和28年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1954年(昭和29年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1955年(昭和30年度) 11月3日発令・宮中伝達式

辞退

1956年(昭和31年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1957年(昭和32年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1958年(昭和33年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1959年(昭和34年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1960年(昭和35年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1961年(昭和36年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1962年(昭和37年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1963年(昭和38年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1964年(昭和39年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1965年(昭和40年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1966年(昭和41年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1967年(昭和42年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1968年(昭和43年度) 11月3日発令・宮中伝達式

辞退

1969年(昭和44年度) 10月31日発令・官邸で手交
1969年(昭和44年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1970年(昭和45年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1971年(昭和46年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1972年(昭和47年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1973年(昭和48年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1974年(昭和49年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1975年(昭和50年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1976年(昭和51年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1977年(昭和52年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1978年(昭和53年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1979年(昭和54年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1980年(昭和55年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1981年(昭和56年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1982年(昭和57年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1983年(昭和58年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1984年(昭和59年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1985年(昭和60年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1986年(昭和61年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1987年(昭和62年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1988年(昭和63年度) 11月3日発令・宮中伝達式

平成時代

編集
年月日 受章者
1989年(平成元年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1990年(平成2年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1991年(平成3年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1992年(平成4年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1993年(平成5年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1994年(平成6年度) 11月3日発令・宮中伝達式

辞退

1995年(平成7年度) 11月3日発令・宮中伝達式

辞退

1996年(平成8年度) 11月3日発令・宮中伝達式
1997年(平成9年度) 11月3日発令・宮中親授式
1998年(平成10年度) 11月3日発令・宮中親授式
1999年(平成11年度) 11月3日発令・宮中親授式
2000年(平成12年度) 11月3日発令・宮中親授式
2001年(平成13年度) 11月3日発令・宮中親授式
2002年(平成14年度) 11月3日発令・宮中親授式
2003年(平成15年度) 11月3日発令・宮中親授式
2004年(平成16年度) 11月3日発令・宮中親授式
2005年(平成17年度) 11月3日発令・宮中親授式
2006年(平成18年度) 11月3日発令・宮中親授式
2007年(平成19年度) 11月3日発令・宮中親授式
2008年(平成20年度) 11月3日発令・宮中親授式
2009年(平成21年度) 11月3日発令・宮中親授式
2010年(平成22年度) 11月3日発令・宮中親授式
2011年(平成23年度) 11月3日発令・宮中親授式
2012年(平成24年度) 11月3日発令・宮中親授式
2013年(平成25年度) 11月3日発令・宮中親授式
2014年(平成26年度) 11月3日発令・宮中親授式
2015年(平成27年度) 11月3日発令・宮中親授式
2016年(平成28年度) 11月3日発令・宮中親授式
2017年(平成29年度) 11月3日発令・宮中親授式
2018年(平成30年度) 11月3日発令・宮中親授式

令和時代

編集
年月日 受章者
2019年(令和元年度) 11月3日発令・宮中親授式
2020年(令和2年度) 11月3日発令・宮中親授式
2021年(令和3年度)11月3日発令・宮中親授式
2022年(令和4年度)11月3日発令・宮中親授式
2023年(令和5年度)11月3日発令・宮中親授式
2024年(令和6年度)11月3日発令・宮中親授式

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 1945年(昭和20年)12月にA級戦犯容疑で逮捕命令が出たことをふまえ、徳富は言論人としての道義的責任をとるとして翌年4月に文化勲章を返上。その後徳富は老齢であることを理由として収監を免れ、自宅拘禁に置かれたのちに、結局不起訴処分になっている。
  2. ^ 同年7月10日に死去した六代目への追贈。死去日に溯って授与された。
  3. ^ 同年1月18日に死去した牧野への追贈。死去日に溯って授与された。
  4. ^ a b c 人類初の月面着陸を達成したアポロ11号の乗組員に対する日本政府からの栄誉勲章として授与された特例。文部省の選考委員会による選考を経ずに閣議決定し、10月31日に来日した3宇宙飛行士に佐藤栄作総理が官邸で直接手交した。
  5. ^ 前年ノーベル物理学賞を受賞したことに伴う授与。併せて文化功労者としも顕彰。
  6. ^ 1970年にアメリカ合衆国市民権を取得。
  7. ^ 同年ノーベル化学賞を受賞したことに伴う授与。併せて文化功労者としても顕彰。
  8. ^ 同年10月14日に在住先のパリで急死した荻須への授与。荻須の受章は10月はじめには内定していたが、本人に内定通知が届く直前の死だったため、結果的に死去日に溯っての授与という事実上の追贈となった。
  9. ^ a b c d e 同年ノーベル化学賞を受賞したことに伴う授与。併せて文化功労者としても顕彰。
  10. ^ a b 同年ノーベル物理学賞を受賞したことに伴う授与。
  11. ^ 同年ノーベル化学賞を受賞したことに伴う授与。
  12. ^ 同年ノーベル生理学医学賞を受賞したことに伴う授与。
  13. ^ a b c d 同年ノーベル物理学賞を受賞したことに伴う授与。併せて文化功労者としても顕彰。
  14. ^ a b 同年ノーベル生理学・医学賞を受賞したことに伴う授与。
  15. ^ 同年10月20日に死去。受章内定の通知をその前夜半に受けたばかりだった。

出典

編集
  1. ^ 官報。同日付の発令では、戸籍に登録された本名における五十音順となっている。
  2. ^ "文化勲章の報、ベッドの妻は小さく「うん」牧阿佐美さん最後の言葉". 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 26 October 2021. 2021年10月26日閲覧

関連項目

編集

外部リンク

編集