岡村繁
岡村 繁(おかむら しげる、1922年7月23日 - 2014年12月26日[1])は、古典中国文学者、九州大学名誉教授。
滋賀県甲賀郡甲賀町生まれ。1947年広島文理科大学文学科卒、同副手、助手、広島大学文学部助手、兵庫県立星陵高等学校教諭、1959年名古屋大学文学部助手、1962年「後漢三国の評論に関する研究 とくに人物評論を中心として」で名大文学博士。
1964年東北大学教養部助教授、1966年九州大学文学部助教授、1968年教授、1972-1974年文学部長、1977-1980年附属図書館長、1986年定年退官、名誉教授、久留米大学文学部教授、1992年文学部長。1997年、勲二等瑞宝章受章[2]。従四位。[3]
著書
編集訳註など
編集- 『毛詩正義訳注 第1冊』中国書店 1986
- 『白氏文集』明治書院〈新釈漢文大系 全16巻〉 1988 - 2018
- ※編者代表、最終巻(総索引)が刊行完結。
- 『江戸詩人選集 9 広瀬淡窓・広瀬旭荘』 岩波書店 1991
- 『王元化著作集』主編 汲古書院
- 『1 文心雕龍講疏』 2005
- 『2 思辨隨筆』2008
- 『3 九十年代の反思録』2010
記念論集
編集- 『中国詩人論 岡村繁教授退官記念論集』汲古書院 1986
脚注
編集参考
編集- 岡村繁教授 年譜略・著作目録 中国文学論集 1986-12
- 『人事興信録』1995年