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山室 直儀(やまむろ ただよし[1])は、日本アニメーター。神奈川県小田原市に生まれる。武蔵野美術大学 デザイン学部 芸能デザイン学科(現・空間演出デザイン学科)卒業。進藤プロダクションでアニメーション制作の修行を積む。その後独立し、東映アニメーション専属アニメーターとなる。若い頃より、多くの作品で作画監督を務めた。2015年4月18日公開の映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』では、監督と作画監督を兼任した。この作品は、「第39回 日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞」を受賞した。少林寺拳法四段。

来歴

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初期には『天使のたまご』や『天空の城ラピュタ』といった映画作品にてアニメーターとして参加した。

テレビアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』に動画で参加して以降、同じ放送枠の『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドクタースランプ』で鳥山明原作作品に関わり続ける。1991年に同じ進藤プロの進藤満尾から引き継ぐ形で作画監督に就く。東映動画(当時)に移籍後は、前田実中鶴勝祥佐藤正樹に代わる『ドラゴンボール』シリーズのトップアニメーターの役割を担うこととなった。

本人は少林寺拳法をやっており、「アクション作品がやりたい」と思っていたところ『ドラゴンボール』が始まり「やった!!」と思ったと話している[2]

その後、DVD版『ドラゴンボール』シリーズのパッケージイラストなどで鳥山明作品に携わる一方、『ONE PIECE』や『デジモン』シリーズなどの制作にも参加する。

総2008年1月からフジテレビの深夜枠で放送された『墓場鬼太郎』では、キャラクターデザインと総作画監督を務めた。この作品は、第8回映像技術賞映像技術奨励賞・ノイタミア賞を受賞し、高い評価を得た。

担当作品

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テレビアニメ

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1986年

1987年

1988年

1989年

1996年

1997年

1999年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

  • ドラゴンボール超キャラクターデザイン作画監修、絵コンテ、総作画監督、作画監督)

2020年

2022年

2024年

劇場アニメ

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1984年

1985年

1986年

1988年

1990年

1991年

1993年

1994年

1995年

1996年

1999年

2000年

2001年

2002年

2004年

2005年

2006年

2007年

2009年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2023年

Webアニメ

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コンピュータゲーム

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漫画

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テレビ出演

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※1993年6月 - フジテレビ系『ウゴウゴルーガ』内「おしごといっぱい」コーナーにてアニメーターとしてテレビ出演した。

※2013年3月24日 - フジテレビ『ほこ×たて ドラゴンボールクイズ対決』にて、ドラゴンボールマニアと対決する、アニメーション制作者としてテレビ出演した。

※2015年2月23日 - NHKクローズアップ現代 逆襲なるか 日本アニメ』にて、アニメーション制作者としてテレビ出演した。

出典

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  1. ^ 『DRAGONBALL 金色の戦士』 ISBN 978-4-8342-8413-3
  2. ^ 吉倉英雄編「あのころのDB 『ドラゴンボールZ』キャラクターデザイン山室直儀インタビュー」『DRAGON BALL アニメイラスト集 金色の戦士』集英社ジャンプ・コミックス〉、2009年4月16日、ISBN 978-4-8342-8413-3、50-51頁。