専攻
学術的な研究における重点
大学・大学院においての「専攻」
編集大学・大学院において、自身の専門として選択し、深く学習・研究する分野のことを指す。 文部科学省の資料では、学問系統分類の「大分類>中分類>小分類」の「小分類」に該当し、「学科」と同義扱いされている[1]。 また、立教大学や中央大学などの文学部においては、専攻/専修という用語を用いている[2][3]。
→詳細は「学問の一覧」を参照
・「日本の大学」では、入学試験を受験する際に、希望する専攻を指定する場合が多い。
・「アメリカの大学」では、入学時に専攻を決めないことが一般的である
[4]。
複数の専攻分野
編集アメリカ[5]やオーストラリア[6]、また国際基督教大学[7]など一部の日本の大学では、専攻分野を複数持つことが可能である。
- 主専攻(シングルメジャー)
専攻を一つだけ選んで履修する。
- 2つの主専攻(ダブルメジャー)
2つの専攻を同時に履修する。
- 主専攻(メジャー)と副専攻(マイナー、もしくはサブメジャー)
2つの専攻を比率を変えて履修する。「副専攻」とは、「主専攻分野以外の分野の授業科目を体系的に履修させる取組」であり、学内で規程が整備されている等、組織的に行われているものをいう[8]。
脚注
編集- ^ 学科系統分類表R4.3.4閲覧
- ^ 立教大学文学部ホームページR4.3.4閲覧
- ^ 中央大学文学部ホームページR4.3.4閲覧
- ^ コトバンク(平凡社「大学事典」福留東土)からの記事R4.3.4閲覧
- ^ 栄陽子留学研究所R4.3.4閲覧
- ^ オーストラリア留学センターR4.3.4閲覧
- ^ 国際基督教大学HPR4.3.4閲覧
- ^ 文部科学省用語解説R4.3.7閲覧