女神大橋
長崎市の橋
女神大橋(めがみおおはし)は、長崎県長崎市の長崎県道51号長崎南環状線および臨港道路女神大橋線[1]にある斜張橋。両側に歩道が設けられている(自転車通行と共用)。
女神大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長崎市 |
建設 | 1994年度 - 2005年度 |
座標 | 北緯32度43分17秒 東経129度50分58.3秒 / 北緯32.72139度 東経129.849528度座標: 北緯32度43分17秒 東経129度50分58.3秒 / 北緯32.72139度 東経129.849528度 |
構造諸元 | |
形式 | 斜張橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 1,289 m(斜張橋部880 m + 取付高架橋部409 m) |
高さ | 170 m (主塔) |
最大支間長 | 480 m |
地図 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
長崎港の港口に架かる。ながさき女神大橋道路区間である。
概要
編集長崎市内の慢性化した交通渋滞の緩和と、長崎港の両岸に分散している港湾施設の連携強化・物流の効率化を図る事を目的として建設された。愛称は「ヴィーナスウィング」(公募の結果)[2]。
長崎港に大型の客船が出入りすることを考慮して、水面から非常に高い場所を人や車が通行する斜張橋の形式を取っており、世界最大級の客船クイーン・メリー2などもこの下を通過出来ている[3]。また、夜間はライトアップされ、観光都市長崎の新たなランドマークとしても期待されている。2005年(平成17年)度の土木学会田中賞に選ばれた。
2005年12月11日に女神大橋を含む約4 km区間が供用を開始した。2011年2月13日には高速道路長崎自動車道と接続され、新たな幹線道路網を形成した。また女神大橋を含む1.9 km区間は長崎県道路公社がながさき女神大橋道路として管理する有料道路である。
通行料金
編集- 普通車・中型車・軽自動車等:100円
- 大型車:150円
- 特大車:310円
- 軽車両等:10円
- 歩行者:無料
事業概要
編集交通量
編集年度 | 一日平均台数 |
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平成30年度 | 8,690 |
令和1年度 | 8,380 |
交通安全祈願碑
編集女神大橋木鉢側入り口の近くに交通安全祈願碑として設置されている石碑は、建設中の頃この付近で起きた事故の慰霊碑である。2001年8月10日、当時中学1年生の男子生徒が女神大橋の関連工事で通りかかったクレーンにはねられ、死亡したことを受け設置された[5]。
脚注
編集- ^ “事業概要”. 長崎県土木部道路建設課. 2013年4月15日閲覧。
- ^ 「女神大橋」の愛称の募集について(御礼)|NaIS-net≪新着情報≫(2007年8月11日時点のアーカイブ)
- ^ 長崎港に大型観光船「クイーンメリー2」が入港してます! - 長崎県土木事務所
- ^ “路線別通行台数一覧”. 長崎県道路公社 (2020年11月4日). 2020年11月4日閲覧。
- ^ 2008年8月11日 朝日新聞長崎版 地方面より
関連項目
編集外部リンク
編集- 女神大橋 - 2017年01月25日18時31分(日本時間)時点のアーカイブ
- いよいよ開通!! welcome女神大橋