天井桟敷
劇場後方最上階の最下等の観客席
この項目では、観客席について説明しています。日本の劇団については「天井桟敷 (劇団)」をご覧ください。 |
天井桟敷(てんじょうさじき)は、劇場において、最後方・最上階の天井に近い場所にある観客席のこと。
俗に「向う桟敷」「聾(つんぼ)桟敷」ともいう。舞台から遠い位置にあたり、通常は劇場内で最も安い席となるため、常連客が集うことが多い。
西欧ではミラノ・スカラ座、日本では東京歌舞伎座の「幕見席」が有名である。ただし、歌舞伎座をはじめ、歌舞伎を恒常的に上演する劇場では、この「天井桟敷」のことを一般に大向う(おおむこう)という(枡席を参照)。
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