器楽曲
器楽のための楽曲
器楽曲(きがくきょく)とは、器楽のための楽曲である。対義語は声楽曲。ポピュラー音楽系では英語(Instrumental)の日本語(カタカナ)表記でインストゥルメンタル[1]、インスツルメンタル、インストルメンタル、インストゥメンタル、またはこれらを略してインストなどともいう(対義語はボーカル)。
人声を一切用いず、楽器のみで演奏されれば器楽曲と呼ばれる。狭義には、ピアノなどの独奏楽器のための独奏曲のことをいって、管弦楽、室内楽などと区別する。
また、アニメやドラマなどの劇伴において、主題歌の歌声の部分を楽器で演奏した曲は器楽曲(インスト)、又は旋律(メロディ)のみの管弦楽曲(オーケストラ)であることから「メロオケ」と呼ぶ。菊池俊輔[2]は1970年代に劇伴を作る際、主題歌のインストを多用していた作曲家として知られている。
器楽曲の分類
編集器楽曲 | 独奏曲(狭義の器楽曲) | ピアノ曲 | |
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オルガン曲 | |||
チェンバロ曲 | |||
ギター曲 | |||
無伴奏ヴァイオリンソナタ、無伴奏チェロソナタなど、無伴奏の擦弦楽器のための作品 | |||
室内楽曲 | ヴァイオリンソナタなど、鍵盤楽器と独奏楽器による二重奏曲 | ||
弦楽四重奏曲 | |||
弦楽五重奏曲 | |||
弦楽六重奏曲 | |||
ピアノ三重奏曲 | |||
ピアノ四重奏曲 | |||
ピアノ五重奏曲 など | |||
合奏曲 | 管弦楽曲 | 交響曲 | |
協奏曲 | |||
狭義の管弦楽曲 | |||
弦楽合奏曲 | |||
吹奏楽曲 |
ポピュラー音楽でのインストゥルメンタル
編集ポピュラー音楽のインストゥルメンタル曲では主に以下の楽器がリード楽器として用いられる。
主なミュージシャン(ジャズ・クラシックを除く)
編集グループ
編集- JBズ
- アヴェレイジ・ホワイト・バンド
- ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス
- ザ・ベンチャーズ
- ブッカー・T&ザ・MG's
- インクレディブル・ボンゴ・バンド
- リズム・ヘリテイジ
- MFSB
- ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ
- スカタライツ
- ファンク・ブラザーズ
- トルネイドース
- ザ・ダコタス
- アストロノウツ
- シャドウズ
- ザ・スプートニクス
- マーケッツ
- ルーターズ
- チャンプス
- 女子十二楽坊
国内
編集- Earth Conscious
- ACOMENTAL
- イエロー・マジック・オーケストラ
- 大瀬戸千嶋
- カシオペア
- カルメラ
- ゴンチチ
- SAKEROCK
- Choro Club
- スペクトラム
- SPECIAL OTHERS
- SOIL&"PIMP"SESSIONS
- sources
- ソノダバンド
- T-SQUARE
- DIMENSION
- te'
- DEPAPEPE
- 寺内タケシとブルージーンズ
- 東京スカパラダイスオーケストラ
- パイナップルボーイズ
- プリズム
- PE'Z
- MAD3
- mudy on the 昨晩
- MONO
- 山弦
- レ・フレール
ソロ(オーケストラの指揮者も含む)
編集- ラロ・シフリン
- ジョン・バリー
- ニーノ・ロータ
- フランシス・レイ
- エンニオ・モリコーネ
- パーシー・フェイス
- マイク・オールドフィールド
- ヴァンゲリス
- フェラ・クティ
- フェミ・クティ
- サム・テイラー
- ピーナッツ・ハッコー
- ピエール・ポルト
- シル・オースチン
- フランク・プゥルセル
- ビリー・ヴォーン
- ポール・モーリア
- ニニ・ロッソ
- レイモン・ルフェーブル
- デイヴ・グルーシン
- フランク・ミルズ
- マイク・ポスト
- ジョニー・ペイト
- ビル・ドゲット
- ファウスト・パペッティ
- ジョージ・ウィンストン
- リチャード・クレイダーマン
国内
編集関連項目
編集脚注
編集出典
編集出典
編集- Every instrumental top 20 hit song from 1960 to the present from Tunecaster.com with a sample of each